JP2978365B2 - 構造部材 - Google Patents
構造部材Info
- Publication number
- JP2978365B2 JP2978365B2 JP5125967A JP12596793A JP2978365B2 JP 2978365 B2 JP2978365 B2 JP 2978365B2 JP 5125967 A JP5125967 A JP 5125967A JP 12596793 A JP12596793 A JP 12596793A JP 2978365 B2 JP2978365 B2 JP 2978365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- structural member
- main structural
- tension
- plate
- reinforcing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 60
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 14
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000004566 building material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 102220329435 rs933930437 Human genes 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物等の柱や梁等に
用いられる長尺な構造部材に関する。
用いられる長尺な構造部材に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建築物の外壁としてカーテンウ
ォールを用いる方式が知られている。このカーテンウォ
ールは、建築物の上下床間に方立を取付け、この方立に
パネルを固定することなどで、建築物に取付けられてい
る。
ォールを用いる方式が知られている。このカーテンウォ
ールは、建築物の上下床間に方立を取付け、この方立に
パネルを固定することなどで、建築物に取付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カーテンウ
ォールの方立は、通常H型鋼等で製作されているが、H
型鋼等を用いると施工性が悪くなり、必要な強度を得る
ためには比較的大きな断面のH型鋼を用いるため、専有
スペースが大きくなるという問題があった。
ォールの方立は、通常H型鋼等で製作されているが、H
型鋼等を用いると施工性が悪くなり、必要な強度を得る
ためには比較的大きな断面のH型鋼を用いるため、専有
スペースが大きくなるという問題があった。
【0004】このため、本出願人は、実願平3-52672 号
(実開平4-137115号) に開示されているように、小断面
の部材を用いても剛性を大きくできる方立を開発してい
る。すなわち、この方立は、図14に示すように、1階
床90から3階床91までの吹き抜け部92の開口部分
にカーテンウォール93を設ける場合に、そのパネル9
4を支持する方立95等に用いられるものである。尚、
この方立95は、パネル94の内側に配置されて外面に
露出されていない。これにより、特にパネル94がガラ
スサッシ等の場合に、外観を向上させることができる。
方立95は、アルミ押出し型材からなる室外側縦材96
及び室内側縦材97間に、アルミ製のラチス材98を斜
めに連結したトラス構造で形成され、室外側縦材96の
上下端を1階床90、3階床91に固定している。この
ような方立95によれば、各縦材96,97を小断面の
アルミ押出し型材で形成しても、ラチス材98を加えて
トラス構造とすることで、方立95の剛性を大きくでき
るとともに、小断面の部材を用いることで専有スペース
を小さくでき、見栄えも良好にできるという効果があ
る。
(実開平4-137115号) に開示されているように、小断面
の部材を用いても剛性を大きくできる方立を開発してい
る。すなわち、この方立は、図14に示すように、1階
床90から3階床91までの吹き抜け部92の開口部分
にカーテンウォール93を設ける場合に、そのパネル9
4を支持する方立95等に用いられるものである。尚、
この方立95は、パネル94の内側に配置されて外面に
露出されていない。これにより、特にパネル94がガラ
スサッシ等の場合に、外観を向上させることができる。
方立95は、アルミ押出し型材からなる室外側縦材96
及び室内側縦材97間に、アルミ製のラチス材98を斜
めに連結したトラス構造で形成され、室外側縦材96の
上下端を1階床90、3階床91に固定している。この
ような方立95によれば、各縦材96,97を小断面の
アルミ押出し型材で形成しても、ラチス材98を加えて
トラス構造とすることで、方立95の剛性を大きくでき
るとともに、小断面の部材を用いることで専有スペース
を小さくでき、見栄えも良好にできるという効果があ
る。
【0005】しかしながら、カーテンウォールを取付け
る開口部分が比較的小さい場合、すなわち方立95ほど
の剛性が必要無い場合もあり、方立95や従来のH型鋼
に比べてより専有スペースを小さくできる方立が求めら
れていた。また、カーテンウォールの方立に限らず、建
築物の柱や梁、あるいはカーテンウォール等の製品を展
示する架台の柱、梁等の構造部材としても、小断面でか
つ必要十分な剛性を有する構造部材が求められていた。
る開口部分が比較的小さい場合、すなわち方立95ほど
の剛性が必要無い場合もあり、方立95や従来のH型鋼
に比べてより専有スペースを小さくできる方立が求めら
れていた。また、カーテンウォールの方立に限らず、建
築物の柱や梁、あるいはカーテンウォール等の製品を展
示する架台の柱、梁等の構造部材としても、小断面でか
つ必要十分な剛性を有する構造部材が求められていた。
【0006】本発明の目的は、小断面で専有スペースを
小さくできるとともに、その断面積に比べて比較的大き
な剛性が得られる構造部材を提供することにある。
小さくできるとともに、その断面積に比べて比較的大き
な剛性が得られる構造部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構造部材は、長
尺な主構造材の中間部に、少なくとも1つ以上の中間部
側補強用プレートを突設し、かつ前記主構造材の両端部
に前記中間部側補強用プレートよりも小さい端部側補強
用プレートを設け、前記中間部側補強用プレートと主構
造材端部の端部側補強用プレート間、又は各中間部側補
強用プレート間にテンション材を各プレートに対して回
動自在に張設して構成されたものである。
尺な主構造材の中間部に、少なくとも1つ以上の中間部
側補強用プレートを突設し、かつ前記主構造材の両端部
に前記中間部側補強用プレートよりも小さい端部側補強
用プレートを設け、前記中間部側補強用プレートと主構
造材端部の端部側補強用プレート間、又は各中間部側補
強用プレート間にテンション材を各プレートに対して回
動自在に張設して構成されたものである。
【0008】この際、前記テンション材は、その張力が
調整可能に設けられていることが好ましい。また、構造
部材は、中間部側補強用プレート及び端部側補強用プレ
ート間に張設されるテンション材と、2つ以上の中間部
側補強用プレートが設けられる場合に中間部側補強用プ
レート間に張設されるテンション材との両方を含むもの
でもよい。更に、前記中間部側補強用プレート及び端部
側補強用プレートは、主構造材の片側のみに突設される
ものでもよいし、主構造材の両側に突設されるものでも
よい。
調整可能に設けられていることが好ましい。また、構造
部材は、中間部側補強用プレート及び端部側補強用プレ
ート間に張設されるテンション材と、2つ以上の中間部
側補強用プレートが設けられる場合に中間部側補強用プ
レート間に張設されるテンション材との両方を含むもの
でもよい。更に、前記中間部側補強用プレート及び端部
側補強用プレートは、主構造材の片側のみに突設される
ものでもよいし、主構造材の両側に突設されるものでも
よい。
【0009】
【作用】このような本発明の構造部材においては、主構
造材に突設された中間部側補強用プレート及び端部側補
強用プレート間や、主構造材に2つ以上突設された中間
部側補強用プレート間にテンション材を張設する。この
テンション材を適宜な張力で張設することにより、主構
造材は適度に圧縮されて剛性が向上するとともに、テン
ション材が伸びる方向、つまりテンション材が設けられ
た側とは反対側に、主構造材が曲げられるように力が加
わっても、テンション材の引張力でその力を打ち消すこ
とができ、主構造材が折り曲がることが防止される。こ
のため、本発明の構造部材は、主構造材のみからなる構
造部材に比べて剛性が向上し、主構造材に小断面の部材
を用いても、構造部材は必要十分な剛性が得られる。ま
た、テンション材の張力を調整すれば、構造部材の剛性
も調整され、構造部材の用途に応じた最適な剛性が設定
可能となる。
造材に突設された中間部側補強用プレート及び端部側補
強用プレート間や、主構造材に2つ以上突設された中間
部側補強用プレート間にテンション材を張設する。この
テンション材を適宜な張力で張設することにより、主構
造材は適度に圧縮されて剛性が向上するとともに、テン
ション材が伸びる方向、つまりテンション材が設けられ
た側とは反対側に、主構造材が曲げられるように力が加
わっても、テンション材の引張力でその力を打ち消すこ
とができ、主構造材が折り曲がることが防止される。こ
のため、本発明の構造部材は、主構造材のみからなる構
造部材に比べて剛性が向上し、主構造材に小断面の部材
を用いても、構造部材は必要十分な剛性が得られる。ま
た、テンション材の張力を調整すれば、構造部材の剛性
も調整され、構造部材の用途に応じた最適な剛性が設定
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。図1には、本実施例の構造部材1が示されて
いる。この構造部材1は、カーテンウォール2のパネル
3を支持する方立として用いられるものである。構造部
材1は、図2にも示すように、略円筒状でかつ長尺のア
ルミ押出し型材で構成された主構造材5と、補強用の鋼
棒からなるテンション材6と、主構造材5の中間部にお
いて、主構造材5を長手方向に略3等分する2か所にそ
れぞれ取付けられた中間部側補強用プレート7と、主構
造材5の上下両端部に設けられた端部側補強用プレート
8とで構成されている。また、主構造材5には、図3〜
6にも示すように、長手方向に連続した2本の凹条溝9
が、主構造材5の径方向に相対向してつまり180度位
置に形成されている。
説明する。図1には、本実施例の構造部材1が示されて
いる。この構造部材1は、カーテンウォール2のパネル
3を支持する方立として用いられるものである。構造部
材1は、図2にも示すように、略円筒状でかつ長尺のア
ルミ押出し型材で構成された主構造材5と、補強用の鋼
棒からなるテンション材6と、主構造材5の中間部にお
いて、主構造材5を長手方向に略3等分する2か所にそ
れぞれ取付けられた中間部側補強用プレート7と、主構
造材5の上下両端部に設けられた端部側補強用プレート
8とで構成されている。また、主構造材5には、図3〜
6にも示すように、長手方向に連続した2本の凹条溝9
が、主構造材5の径方向に相対向してつまり180度位
置に形成されている。
【0011】中間部側補強用プレート7は、図3,5に
示すように、主構造材5を挟んで配置された2枚の板材
10で構成されている。板材10は、図3に示すよう
に、鉄板等の所定材質の板をレーザーカッター、プレス
等で切断することで、正面略H字状に形成され、また軽
量化及び意匠性を高めるために孔が明けられている。
示すように、主構造材5を挟んで配置された2枚の板材
10で構成されている。板材10は、図3に示すよう
に、鉄板等の所定材質の板をレーザーカッター、プレス
等で切断することで、正面略H字状に形成され、また軽
量化及び意匠性を高めるために孔が明けられている。
【0012】これら2枚の板材10の両端部側は、図5
に示すようにボルト、ナットによって一体化されてい
る。また、主構造材5を挟んで配置される板材10の中
心部側は、主構造材5の凹条溝9内に設けられた第1の
固定部材12と、主構造材5と、主構造材5の中空部内
に設けられた第2の固定部材13とを通してボルト止め
されることで、主構造材5に固定されている。従って、
補強用プレート7は、主構造材5を挟んで両側に突設さ
れ、その両端部には、上下方向に突出した突出部11が
形成されている。
に示すようにボルト、ナットによって一体化されてい
る。また、主構造材5を挟んで配置される板材10の中
心部側は、主構造材5の凹条溝9内に設けられた第1の
固定部材12と、主構造材5と、主構造材5の中空部内
に設けられた第2の固定部材13とを通してボルト止め
されることで、主構造材5に固定されている。従って、
補強用プレート7は、主構造材5を挟んで両側に突設さ
れ、その両端部には、上下方向に突出した突出部11が
形成されている。
【0013】板材10の両端の突出部11には、一体化
された突出部11を挟んで配置されたテンション材接続
具14が、ピン15によって回動自在に取付けられてい
る。尚、このピン15は、Eリング、ストップリング等
の適宜な止め具16によって抜け止めされている。
された突出部11を挟んで配置されたテンション材接続
具14が、ピン15によって回動自在に取付けられてい
る。尚、このピン15は、Eリング、ストップリング等
の適宜な止め具16によって抜け止めされている。
【0014】主構造材5の上下両端部に設けられた端部
側補強用プレート8は、図4,6に示すように、主構造
材5に嵌められた固定リング20と、固定リング20か
ら主構造材5の径方向に相対向して、つまり主構造材を
挟んで180度位置(両方向)に溶接により突設された
略三角形状のプレート21とで構成されている。固定リ
ング20は、前記補強用プレート7の板材10と同様
に、主構造材5の凹条溝9内に設けられた第1の固定部
材22と、主構造材5と、主構造材5の中空部内に設け
られた角柱状の第2の固定部材23とを通してボルト止
めされることで、主構造材5に固定されている。
側補強用プレート8は、図4,6に示すように、主構造
材5に嵌められた固定リング20と、固定リング20か
ら主構造材5の径方向に相対向して、つまり主構造材を
挟んで180度位置(両方向)に溶接により突設された
略三角形状のプレート21とで構成されている。固定リ
ング20は、前記補強用プレート7の板材10と同様
に、主構造材5の凹条溝9内に設けられた第1の固定部
材22と、主構造材5と、主構造材5の中空部内に設け
られた角柱状の第2の固定部材23とを通してボルト止
めされることで、主構造材5に固定されている。
【0015】補強用プレート8のプレート21には、前
記補強用プレート7と同様に、プレート21を挟んで配
置されたテンション材接続具24が、止め具16によっ
て抜け止めされたピン15によって回動自在に取付けら
れている。
記補強用プレート7と同様に、プレート21を挟んで配
置されたテンション材接続具24が、止め具16によっ
て抜け止めされたピン15によって回動自在に取付けら
れている。
【0016】補強用プレート7,8の各テンション材接
続具14,24には、ねじ孔やナットが設けられてお
り、これらのねじ孔等にテンション材6の両端の雄ねじ
をねじ込むことで、テンション材6は、2つの補強用プ
レート7間と、補強用プレート7及び8間とにそれぞれ
張設されている。このテンション材6の両端の雄ねじ
は、互いに逆方向にねじが切られており、テンション材
6を適切な方向に回すことで、テンション材6による張
力を調整できるように構成されている。
続具14,24には、ねじ孔やナットが設けられてお
り、これらのねじ孔等にテンション材6の両端の雄ねじ
をねじ込むことで、テンション材6は、2つの補強用プ
レート7間と、補強用プレート7及び8間とにそれぞれ
張設されている。このテンション材6の両端の雄ねじ
は、互いに逆方向にねじが切られており、テンション材
6を適切な方向に回すことで、テンション材6による張
力を調整できるように構成されている。
【0017】構造部材1の主構造材5の上下両端には、
図4にも示すように、ピンプレート25が設けられてい
る。このピンプレート25は、前記第2の固定部材23
の端部に一体に固定され、主構造材5の開口端を閉塞す
る板状体25Aと、この板状体25Aの外側に突設され
た三角形状のブラケット25Bとを備え、前記固定部材
23を主構造材5内に嵌挿し、ボルト止めすることで、
主構造材5の端部に取付けられている。ピンプレート2
5のブラケット25Bは、前記第2の固定構造部材1が
設けられる建築物の床や天井に固定されたピンプレート
26に、ボルト、ナットによりピン接合されている。
図4にも示すように、ピンプレート25が設けられてい
る。このピンプレート25は、前記第2の固定部材23
の端部に一体に固定され、主構造材5の開口端を閉塞す
る板状体25Aと、この板状体25Aの外側に突設され
た三角形状のブラケット25Bとを備え、前記固定部材
23を主構造材5内に嵌挿し、ボルト止めすることで、
主構造材5の端部に取付けられている。ピンプレート2
5のブラケット25Bは、前記第2の固定構造部材1が
設けられる建築物の床や天井に固定されたピンプレート
26に、ボルト、ナットによりピン接合されている。
【0018】このような本実施例においては、構造部材
1を建設現場に搬送し、主構造材5の上下両端を建築物
の床や天井等に取付ける。この際、通常は、主構造材5
に予め補強用プレート7,8を固定しておき、更にテン
ション材6を各テンション材接続具14,24に緩めに
ねじ込んだ状態にしてから、建築物の床等に主構造材5
を取付ける。その後、テンション材6を所定方向に回し
て各テンション材接続具14,24へのねじ込み量を変
えて、張力を調整する。尚、テンション材6を外した状
態で、主構造材5を床等に取付け、その後、テンション
材6を取付けてもよい。次いで、構造部材1に適宜なフ
ァスナー等を介してカーテンウォール2のパネル3を取
付ける。この取付構造は、パネル3の種類等に応じて適
宜設定すればよく、例えば、前記実願平3-52672 号 (実
開平4-137115号) に記載された構造等が適用できる。
1を建設現場に搬送し、主構造材5の上下両端を建築物
の床や天井等に取付ける。この際、通常は、主構造材5
に予め補強用プレート7,8を固定しておき、更にテン
ション材6を各テンション材接続具14,24に緩めに
ねじ込んだ状態にしてから、建築物の床等に主構造材5
を取付ける。その後、テンション材6を所定方向に回し
て各テンション材接続具14,24へのねじ込み量を変
えて、張力を調整する。尚、テンション材6を外した状
態で、主構造材5を床等に取付け、その後、テンション
材6を取付けてもよい。次いで、構造部材1に適宜なフ
ァスナー等を介してカーテンウォール2のパネル3を取
付ける。この取付構造は、パネル3の種類等に応じて適
宜設定すればよく、例えば、前記実願平3-52672 号 (実
開平4-137115号) に記載された構造等が適用できる。
【0019】このような本実施例の構造部材1によれ
ば、次のような効果がある。すなわち、構造部材1は、
小断面のアルミ押出し型材からなる主構造材5と、テン
ション材6、補強用プレート7,8とで構成されている
ので、従来のH型鋼からなる方立や、図14に示す室外
側縦材96、室内側縦材97、ラチス材98からなる方
立95と比べても、断面積が小さく、専有スペースの小
さな構造部材1とすることができる。このため、本実施
例の構造部材1をカーテンウォール2の方立として用い
れば、専有スペースが小さいから、カーテンウォール2
をガラスサッシとして室内外を見通せるようにした場
合、方立によって視界が妨げられることが殆どなく、見
通しの良い建築物にすることができる。
ば、次のような効果がある。すなわち、構造部材1は、
小断面のアルミ押出し型材からなる主構造材5と、テン
ション材6、補強用プレート7,8とで構成されている
ので、従来のH型鋼からなる方立や、図14に示す室外
側縦材96、室内側縦材97、ラチス材98からなる方
立95と比べても、断面積が小さく、専有スペースの小
さな構造部材1とすることができる。このため、本実施
例の構造部材1をカーテンウォール2の方立として用い
れば、専有スペースが小さいから、カーテンウォール2
をガラスサッシとして室内外を見通せるようにした場
合、方立によって視界が妨げられることが殆どなく、見
通しの良い建築物にすることができる。
【0020】構造部材1は、小断面の主構造材5等で構
成されているので、室内等に露出する場合でも、室内の
意匠性を損なうことがなく、見栄えのよいものにするこ
とができる。また、構造部材1は、小断面の主構造材5
を用いても、テンション材6を張設して補強しているの
で、その断面積に比べて構造部材1全体の剛性を高くす
ることができる。従って、構造部材1は、従来の方立9
5ほどの剛性は必要がない場合、例えば、吹き抜け部9
2ではなく、一般的な1階毎にカーテンウォールを取付
ける場合の方立として十分利用することができる。
成されているので、室内等に露出する場合でも、室内の
意匠性を損なうことがなく、見栄えのよいものにするこ
とができる。また、構造部材1は、小断面の主構造材5
を用いても、テンション材6を張設して補強しているの
で、その断面積に比べて構造部材1全体の剛性を高くす
ることができる。従って、構造部材1は、従来の方立9
5ほどの剛性は必要がない場合、例えば、吹き抜け部9
2ではなく、一般的な1階毎にカーテンウォールを取付
ける場合の方立として十分利用することができる。
【0021】端部側補強用プレート8は、中間部側補強
用プレート7に比べて小さく形成され、主構造材5の上
下両端部分では、テンション材6は主構造材5に近づく
ように構成されている。このため、主構造材5の上下両
端のピンプレート25を床や天井のピンプレート26に
接続する作業時に、補強用プレート8やテンション材6
が作業の妨げになることがなく、構造部材1の設置作業
を容易に行うことができる。また、構造部材1は、アル
ミ製の主構造材5等で構成されて軽量であり、かつ建築
物の床等への取付けもピン接合であるため、構造部材1
の移動や取付作業を簡単に行うことができ、設置時の作
業性をより向上することができる。
用プレート7に比べて小さく形成され、主構造材5の上
下両端部分では、テンション材6は主構造材5に近づく
ように構成されている。このため、主構造材5の上下両
端のピンプレート25を床や天井のピンプレート26に
接続する作業時に、補強用プレート8やテンション材6
が作業の妨げになることがなく、構造部材1の設置作業
を容易に行うことができる。また、構造部材1は、アル
ミ製の主構造材5等で構成されて軽量であり、かつ建築
物の床等への取付けもピン接合であるため、構造部材1
の移動や取付作業を簡単に行うことができ、設置時の作
業性をより向上することができる。
【0022】更に、中間部側補強用プレート7を平面略
H字状に形成したので、テンション材6によって加わる
力の伝達が円滑になり、各テンション材6の取付作業も
容易かつ同時に行うこともでき、更に、意匠的にも優れ
たプレート7とすることができる。
H字状に形成したので、テンション材6によって加わる
力の伝達が円滑になり、各テンション材6の取付作業も
容易かつ同時に行うこともでき、更に、意匠的にも優れ
たプレート7とすることができる。
【0023】図7には、本発明の第2実施例の構造部材
30が示されている。構造部材30は、カーテンウォー
ル2のパネル3を支持する方立として用いられている点
では、前記第1実施例の構造部材1と同じである。しか
しながら、前記構造部材1では、主構造材5の両側に補
強用プレート7,8を突設し、各プレート7,8間にテ
ンション材6を張設しているのに対し、本実施例の構造
部材30は、主構造材31の片側のみに、中間部側補強
用プレート33、端部側補強用プレート34を突設し、
これらの補強用プレート33,34間にテンション材3
2を張設している点で相違する。
30が示されている。構造部材30は、カーテンウォー
ル2のパネル3を支持する方立として用いられている点
では、前記第1実施例の構造部材1と同じである。しか
しながら、前記構造部材1では、主構造材5の両側に補
強用プレート7,8を突設し、各プレート7,8間にテ
ンション材6を張設しているのに対し、本実施例の構造
部材30は、主構造材31の片側のみに、中間部側補強
用プレート33、端部側補強用プレート34を突設し、
これらの補強用プレート33,34間にテンション材3
2を張設している点で相違する。
【0024】主構造材31には、第1実施例の主構造材
5と同様の凹条溝が形成され、平面略T字状の中間部側
補強用プレート33と、平面略三角形状の端部側補強用
プレート34とは、この溝に嵌合した状態でボルト等で
固定され、主構造材31の片側のみに突設されている。
5と同様の凹条溝が形成され、平面略T字状の中間部側
補強用プレート33と、平面略三角形状の端部側補強用
プレート34とは、この溝に嵌合した状態でボルト等で
固定され、主構造材31の片側のみに突設されている。
【0025】このような構造部材30を用いても、前記
第1実施例と同様の効果を奏することができる。更に、
主構造材31の片側のみにテンション材32、中間部側
補強用プレート33及び端部側補強用プレート34を設
けているから、図7に示すように、カーテンウォールパ
ネル3の室内面や室外面に直交する方向にテンション材
32等を設けることができる。このため、特に主構造材
31を室外方向に曲げようとする力が、つまりカーテン
ウォール2が室外側に倒れようとする力が構造部材30
に加わっても、テンション材32の張力でその力を打ち
消すことができるので、カーテンウォール2の倒れを防
止するのに適した構造部材30とすることができる。ま
た、テンション材32や各プレート33,34が主構造
材31の片側のみに設けられているから、前記第1実施
例に比べても、更に専有スペース等を小さくでき、視野
の妨げ等もより少なくできるという効果もある。
第1実施例と同様の効果を奏することができる。更に、
主構造材31の片側のみにテンション材32、中間部側
補強用プレート33及び端部側補強用プレート34を設
けているから、図7に示すように、カーテンウォールパ
ネル3の室内面や室外面に直交する方向にテンション材
32等を設けることができる。このため、特に主構造材
31を室外方向に曲げようとする力が、つまりカーテン
ウォール2が室外側に倒れようとする力が構造部材30
に加わっても、テンション材32の張力でその力を打ち
消すことができるので、カーテンウォール2の倒れを防
止するのに適した構造部材30とすることができる。ま
た、テンション材32や各プレート33,34が主構造
材31の片側のみに設けられているから、前記第1実施
例に比べても、更に専有スペース等を小さくでき、視野
の妨げ等もより少なくできるという効果もある。
【0026】図8には、本発明の第3実施例が示されて
いる。前記各実施例では、本発明の構造部材を、カーテ
ンウォール2の方立として用いているのに対し、本実施
例では、サッシやカーテンウォール等の建材を取付けて
展示する建材取付架台40の支柱41や下側フレーム4
2として、本発明の構造部材を用いている。建材取付架
台40は、所定間隔を置いて設けられ、工場等の建築物
の床及び天井梁に上下両端が固定された2本の支柱41
と、この支柱41間に架け渡された下側フレーム42、
上側フレーム43とで構成され、これら各フレーム4
2,43間にサッシ44等を取付けて、展示するもので
ある。
いる。前記各実施例では、本発明の構造部材を、カーテ
ンウォール2の方立として用いているのに対し、本実施
例では、サッシやカーテンウォール等の建材を取付けて
展示する建材取付架台40の支柱41や下側フレーム4
2として、本発明の構造部材を用いている。建材取付架
台40は、所定間隔を置いて設けられ、工場等の建築物
の床及び天井梁に上下両端が固定された2本の支柱41
と、この支柱41間に架け渡された下側フレーム42、
上側フレーム43とで構成され、これら各フレーム4
2,43間にサッシ44等を取付けて、展示するもので
ある。
【0027】支柱41は、前記第1実施例の構造部材1
と同一構造とされ、主構造材45、テンション材46、
中間部側補強用プレート47及び端部側補強用プレート
48で構成されている。一方、下側フレーム42は、図
9にも示すように、前記第2実施例の構造部材30と同
様に、主構造材50の片側のみにテンション材51、中
間部側補強用プレート52及び端部側補強用プレート5
3が設けられて構成されている。尚、補強用プレート5
2は、主構造材50を長手方向に2等分する中間位置の
みに設けられている。また、上側フレーム43は、下側
フレーム42の主構造材50と同様に、略円筒状のアル
ミ製押出し型材で構成されている。
と同一構造とされ、主構造材45、テンション材46、
中間部側補強用プレート47及び端部側補強用プレート
48で構成されている。一方、下側フレーム42は、図
9にも示すように、前記第2実施例の構造部材30と同
様に、主構造材50の片側のみにテンション材51、中
間部側補強用プレート52及び端部側補強用プレート5
3が設けられて構成されている。尚、補強用プレート5
2は、主構造材50を長手方向に2等分する中間位置の
みに設けられている。また、上側フレーム43は、下側
フレーム42の主構造材50と同様に、略円筒状のアル
ミ製押出し型材で構成されている。
【0028】このような本実施例においても、建材取付
架台40の支柱41やフレーム42は、小断面の主構造
材45,50等で構成されているので、専有スペースが
小さくなり、展示されるサッシ44等を支柱41やフレ
ーム42で覆い隠してしまうことがなく、展示状態を損
なわないという効果がある。また、サッシ44の荷重が
加わる下側フレーム42や、架台40自体を支持する支
柱41は、テンション材46,51で補強されているの
で、主構造材45,50として小断面のアルミ押出し型
材等を用いても、サッシ44等を十分支持することがで
きる。
架台40の支柱41やフレーム42は、小断面の主構造
材45,50等で構成されているので、専有スペースが
小さくなり、展示されるサッシ44等を支柱41やフレ
ーム42で覆い隠してしまうことがなく、展示状態を損
なわないという効果がある。また、サッシ44の荷重が
加わる下側フレーム42や、架台40自体を支持する支
柱41は、テンション材46,51で補強されているの
で、主構造材45,50として小断面のアルミ押出し型
材等を用いても、サッシ44等を十分支持することがで
きる。
【0029】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。本発明の構
造部材としては、前記各実施例の構成に限らず、例え
ば、図10に示すように、構造部材54を、主構造材5
5と、主構造材55を長手方向に2等分する中間位置に
設けられた平面略H字状の中間部側補強用プレート57
と、主構造材55の上下両端に設けられた端部側補強用
プレート58と、これら各プレート57,58間に張設
されたテンション材56とで構成してもよい。更に、構
造部材によっては、中間部側補強用プレートを3つ以上
設けてもよい。要するに、本発明の構造部材において
は、中間部側補強用プレートの数は、主構造材の長さ寸
法や、主構造材に加わる力の大きさ、構造部材の用途等
によって適宜設定すればよい。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。本発明の構
造部材としては、前記各実施例の構成に限らず、例え
ば、図10に示すように、構造部材54を、主構造材5
5と、主構造材55を長手方向に2等分する中間位置に
設けられた平面略H字状の中間部側補強用プレート57
と、主構造材55の上下両端に設けられた端部側補強用
プレート58と、これら各プレート57,58間に張設
されたテンション材56とで構成してもよい。更に、構
造部材によっては、中間部側補強用プレートを3つ以上
設けてもよい。要するに、本発明の構造部材において
は、中間部側補強用プレートの数は、主構造材の長さ寸
法や、主構造材に加わる力の大きさ、構造部材の用途等
によって適宜設定すればよい。
【0030】
【0031】また、中間部側補強用プレートや端部側補
強用プレートを、例えば主構造材の凹条溝に沿ってスラ
イド移動可能にするなどして、主構造材の長手方向に沿
って位置調整可能に設けてもよい。このように構成すれ
ば、同一構成の構造部材であっても、各プレートの位置
によって各部分の剛性等が変わるため、用途等に応じて
適切な位置に各プレートを配置することで、その用途に
最適な剛性を有する構造部材とすることができる。
強用プレートを、例えば主構造材の凹条溝に沿ってスラ
イド移動可能にするなどして、主構造材の長手方向に沿
って位置調整可能に設けてもよい。このように構成すれ
ば、同一構成の構造部材であっても、各プレートの位置
によって各部分の剛性等が変わるため、用途等に応じて
適切な位置に各プレートを配置することで、その用途に
最適な剛性を有する構造部材とすることができる。
【0032】さらに、前記各実施例では、構造部材1,
30,54を、主構造材5,31,45,50,55の
長手方向の中間点を境に、略対称となるように補強用プ
レート7,33,47,52,57等を配置していた
が、図11に示す構造部材60のように、主構造材61
の長手方向の中間点を境に、非対称となるように、補強
用プレート62を設けて、テンション材63を張設して
もよい。このように構成すれば、主構造材61に加わる
力の分布に偏りがある場合に、その偏りに応じて補強用
プレート62の位置を調整することで、力の分布に応じ
た剛性を有する構造部材60とすることができる。
30,54を、主構造材5,31,45,50,55の
長手方向の中間点を境に、略対称となるように補強用プ
レート7,33,47,52,57等を配置していた
が、図11に示す構造部材60のように、主構造材61
の長手方向の中間点を境に、非対称となるように、補強
用プレート62を設けて、テンション材63を張設して
もよい。このように構成すれば、主構造材61に加わる
力の分布に偏りがある場合に、その偏りに応じて補強用
プレート62の位置を調整することで、力の分布に応じ
た剛性を有する構造部材60とすることができる。
【0033】また、図12に示すように、補強用プレー
ト67間にテンション材を設けずに、主構造材66及び
補強用プレート67間のみにテンション材68を設け
て、構造部材65を構成してもよい。このような構成の
構造部材65は、主構造材66の中間部分には、他の構
造材との関連や、用途によって力が殆ど加わらず、主構
造材66の両端部側のみに力が加わる場合等に利用で
き、補強が必要な部分のみを補強できて、効率的である
という利点がある。
ト67間にテンション材を設けずに、主構造材66及び
補強用プレート67間のみにテンション材68を設け
て、構造部材65を構成してもよい。このような構成の
構造部材65は、主構造材66の中間部分には、他の構
造材との関連や、用途によって力が殆ど加わらず、主構
造材66の両端部側のみに力が加わる場合等に利用で
き、補強が必要な部分のみを補強できて、効率的である
という利点がある。
【0034】更に、図13に示すように、主構造材71
と補強用プレート72との間に設けるテンション材73
の内、図中右上と左下側のテンション材73のみを設け
て構造部材70を構成してもよい。このような構成の構
造部材70によれば、主構造材71の上半分と下半分と
で力の加わる方向が異なる場合等に、その方向に応じた
補強を行えるという利点がある。
と補強用プレート72との間に設けるテンション材73
の内、図中右上と左下側のテンション材73のみを設け
て構造部材70を構成してもよい。このような構成の構
造部材70によれば、主構造材71の上半分と下半分と
で力の加わる方向が異なる場合等に、その方向に応じた
補強を行えるという利点がある。
【0035】
【0036】更に、主構造材に2つ以上の補強用プレー
トを突設し、これらの補強用プレート間に、主構造材と
平行となるように張設されたテンション材のみを設けて
構造部材を構成してもよい。以上の各例に示したよう
に、本発明においては、構造部材を構成する補強用プレ
ートやテンション材の数、取付位置等は、その構造部材
の用途や力の加わり方等に応じて適宜設定すればよい。
トを突設し、これらの補強用プレート間に、主構造材と
平行となるように張設されたテンション材のみを設けて
構造部材を構成してもよい。以上の各例に示したよう
に、本発明においては、構造部材を構成する補強用プレ
ートやテンション材の数、取付位置等は、その構造部材
の用途や力の加わり方等に応じて適宜設定すればよい。
【0037】更に、本発明において、主構造材、テンシ
ョン材、補強用プレートの具体的な構造、材質等は、前
記各実施例のものに限定されず、実施にあたって適宜設
定すればよい。また、本発明の構造部材の用途は、前記
実施例のように、カーテンウォール2の方立や、建材取
付架台40の支柱41、フレーム42等に限らず、建築
物の柱や梁等の各種の構造要素等として用いてもよい。
ョン材、補強用プレートの具体的な構造、材質等は、前
記各実施例のものに限定されず、実施にあたって適宜設
定すればよい。また、本発明の構造部材の用途は、前記
実施例のように、カーテンウォール2の方立や、建材取
付架台40の支柱41、フレーム42等に限らず、建築
物の柱や梁等の各種の構造要素等として用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】このような本発明の構造部材によれば、
小断面で専有スペースを小さくでき、その断面積に比べ
て比較的大きな剛性が得られるという効果がある。
小断面で専有スペースを小さくでき、その断面積に比べ
て比較的大きな剛性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構造部材を用いたカーテ
ンウォールの取付構造を示す斜視図である。
ンウォールの取付構造を示す斜視図である。
【図2】同上実施例における構造部材を示す正面図であ
る。
る。
【図3】同上実施例における構造部材の中間部側補強用
プレートを示す正面図である。
プレートを示す正面図である。
【図4】同上実施例における構造部材の端部側補強用プ
レートを示す正面図である。
レートを示す正面図である。
【図5】図3のA−A線に沿った断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の構造部材を用いたカーテ
ンウォールの取付構造を示す概略構成図である。
ンウォールの取付構造を示す概略構成図である。
【図8】本発明の第3実施例の構造部材を用いた建材取
付架台を示す斜視図である。
付架台を示す斜視図である。
【図9】同上実施例における下側フレームを示す正面図
である。
である。
【図10】本発明の変形例を示す概略構成図である。
【図11】本発明の他の変形例を示す概略構成図である。
【図12】本発明の他の変形例を示す概略構成図である。
【図13】本発明の他の変形例を示す概略構成図である。
【図14】 本発明の従来例を示す概略構成図である。
1,30,54 60,65,70,75 構造部材 5,31,45,50,55,61,66,71,76 主構造材 6,32,46,51,56,63,68,73,78 テンション材 7,33,47,52,57 中間部側補強用プレート 8,34,48,53,58 端部側補強用プレート 41 支柱 42 下側プレート 62,67,72,77 補強用プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/96 E04C 5/02 F16S 3/00
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺な主構造材と、この主構造材の中間
部に突設された少なくとも1つ以上の中間部側補強用プ
レートと、前記主構造材の両端部に設けられかつ前記中
間部側補強用プレートよりも小さい端部側補強用プレー
トと、前記中間部側補強用プレートと端部側補強用プレ
ート間又は中間部側補強用プレート間に主構造材の長手
方向に沿ってかつ各プレートに対して回動自在に張設さ
れたテンション材とを備えることを特徴とする構造部
材。 - 【請求項2】 請求項1記載の構造部材において、前記
主構造材はアルミ押出し型材で構成されていることを特
徴とする構造部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125967A JP2978365B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 構造部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125967A JP2978365B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 構造部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718771A JPH0718771A (ja) | 1995-01-20 |
JP2978365B2 true JP2978365B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=14923412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5125967A Expired - Fee Related JP2978365B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 構造部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978365B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2567432B (en) * | 2017-10-10 | 2020-02-12 | Ge Aviat Systems Ltd | Strut assembly and method of forming |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP5125967A patent/JP2978365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718771A (ja) | 1995-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3265416A (en) | Structural framing system | |
CN111764647B (zh) | 一种模块化自适应门窗洞口可调模板系统及其施工方法 | |
US6430888B1 (en) | Aluminum framing components and component systems for pool, patio and glass enclosures and the like | |
JP2843494B2 (ja) | 構造部材 | |
EP4155474A1 (en) | Framework construction strut | |
JP2978365B2 (ja) | 構造部材 | |
JP4117788B2 (ja) | カーテンウォールの方立支持構造およびその施工方法 | |
JP2759081B2 (ja) | サンルーム等の小規模建物のフレーム構造 | |
JPH0719590A (ja) | 空調設備用室内機の取付け構造 | |
JP3195110B2 (ja) | ユニット式建物の梁補強部材および梁補強方法 | |
JP3601676B2 (ja) | カーテンウォール構造 | |
JP3251158B2 (ja) | パネル支持装置補強用タイ部材の端部処理構造 | |
JPH0728387Y2 (ja) | アーチ形窓枠 | |
JPH0133687Y2 (ja) | ||
JP3347946B2 (ja) | パネル体の接合構造 | |
JPH0133684Y2 (ja) | ||
JPH04137115U (ja) | 外装パネル体の取付構造 | |
JPH03199550A (ja) | 建築用水平耐力部材 | |
JP3767852B2 (ja) | トラス構造体のラチス材連結部構造 | |
JP2869727B2 (ja) | 建築用壁フレーム | |
JPH0978760A (ja) | トラス用ラチス材の連結部構造 | |
JPH02144438A (ja) | 組立式建築物 | |
JP3026249B2 (ja) | 突出構造物の取付構造 | |
JPH0732687Y2 (ja) | カーテンウォール用パネル | |
JPH07259216A (ja) | 壁面構造体及び該構造体を有する建物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990817 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |