JP2973579B2 - 座 席 - Google Patents
座 席Info
- Publication number
- JP2973579B2 JP2973579B2 JP3121412A JP12141291A JP2973579B2 JP 2973579 B2 JP2973579 B2 JP 2973579B2 JP 3121412 A JP3121412 A JP 3121412A JP 12141291 A JP12141291 A JP 12141291A JP 2973579 B2 JP2973579 B2 JP 2973579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat back
- backrest portion
- child
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、子供用シートを一体的
に設けた車輌等に搭載される座席に関するもものであ
る。
に設けた車輌等に搭載される座席に関するもものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の座席としては、実開昭6
3−34632号公報に示されるものが知られている。
これは、シートクツシヨンと、シートクツシヨンの後部
に配設されたシートバツクとを有し、シートバツクを、
その一部を構成するシートバツク本体部及び格納状態に
おいてその一部を構成する子供用身体拘束機構とを有し
て構成した座席であつて、子供用身体拘束機構は、シー
トバツクフレームに回動自在に支持された下背もたれ部
分と、下背もたれ部分に着脱自在に配置されシートバツ
ク内に収容されるベルトウエイビングに連結された上背
もたれ部分と、前記下背もたれ部分に設けられ前記上背
もたれ部分をその脱状態において係止する係止部材とを
有するものであつた。この従来装置において、下背もた
れ部分を前方に回動させてシートクツシヨン上に載置し
且つ上背もたれ部分をシートバツクより外しベルトウエ
ビングを引き出しながら係止部材に係止させ、下背もた
れ部分をシートクツシヨンとして、上背もたれ部分を胸
部支持部材として、更に、ベルトウエイビングを肩部支
持部材として、夫々機能させる。これにより、三点式シ
ートベルト等の通常の身体拘束機構を利用して着座者を
ホールドする通常の座席から子供用身体拘束機構を利用
して着座者をホールドする子供用の座席となるものであ
つた。
3−34632号公報に示されるものが知られている。
これは、シートクツシヨンと、シートクツシヨンの後部
に配設されたシートバツクとを有し、シートバツクを、
その一部を構成するシートバツク本体部及び格納状態に
おいてその一部を構成する子供用身体拘束機構とを有し
て構成した座席であつて、子供用身体拘束機構は、シー
トバツクフレームに回動自在に支持された下背もたれ部
分と、下背もたれ部分に着脱自在に配置されシートバツ
ク内に収容されるベルトウエイビングに連結された上背
もたれ部分と、前記下背もたれ部分に設けられ前記上背
もたれ部分をその脱状態において係止する係止部材とを
有するものであつた。この従来装置において、下背もた
れ部分を前方に回動させてシートクツシヨン上に載置し
且つ上背もたれ部分をシートバツクより外しベルトウエ
ビングを引き出しながら係止部材に係止させ、下背もた
れ部分をシートクツシヨンとして、上背もたれ部分を胸
部支持部材として、更に、ベルトウエイビングを肩部支
持部材として、夫々機能させる。これにより、三点式シ
ートベルト等の通常の身体拘束機構を利用して着座者を
ホールドする通常の座席から子供用身体拘束機構を利用
して着座者をホールドする子供用の座席となるものであ
つた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した座席
であると、子供用の座席時、確実に着座者をホールドし
得ない。特に左右方向においてはそのホールド性が著し
く低下するものであつた。
であると、子供用の座席時、確実に着座者をホールドし
得ない。特に左右方向においてはそのホールド性が著し
く低下するものであつた。
【0005】故に、本発明は、子供用の座席時における
着座者のホールド性を向上させることを、その技術的課
題とするものである。
着座者のホールド性を向上させることを、その技術的課
題とするものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、子供用身
体拘束機構を、シートバツクフレームに回動スライド自
在に支持された下背もたれ部分と、前記シートバツクフ
レームにスライド自在に支持され且つ前記下背もたれ部
分に連係された上背もたれ部分と、前記シートバツクバ
ツクフレームに回動自在に支持され前記下背もたれ部分
に連係されたサイドサポート部分と、前記上背もたれ部
分に着脱自在に配置されシートバツク内に収容されるベ
ルトウエイビングに連結されたヘツドレスト部分と、前
記下背もたれ部分に設けられ前記ヘツドレスト部分をそ
の脱状態において係止する係止部材とを有して構成した
ことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、子供用身
体拘束機構を、シートバツクフレームに回動スライド自
在に支持された下背もたれ部分と、前記シートバツクフ
レームにスライド自在に支持され且つ前記下背もたれ部
分に連係された上背もたれ部分と、前記シートバツクバ
ツクフレームに回動自在に支持され前記下背もたれ部分
に連係されたサイドサポート部分と、前記上背もたれ部
分に着脱自在に配置されシートバツク内に収容されるベ
ルトウエイビングに連結されたヘツドレスト部分と、前
記下背もたれ部分に設けられ前記ヘツドレスト部分をそ
の脱状態において係止する係止部材とを有して構成した
ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。上背も
たれ部分を下方にスライドさせると、下背もたれ部分が
回動スライドしてシートクツシヨン上に載置すると共に
サイドサポート部分が回動して前方に突出する。更に、
ヘツドレスト部分をシートバツクより外しベルトウエビ
ングを引き出しながら係止部材に係止させる。この結
果、通常の座席から子供用の座席となり、上背もたれ部
分がシートバツクとして、下背もたれ部分がシートクツ
シヨンとして、ヘツドレスト部分が胸部支持部材とし
て、更に、ベルトウエイビングが肩部支持部材として夫
々機能する。これにより、着座者は、前後,上下及び左
右方向において確実にホールドされることとなり、ホー
ルド性能が向上され得る。
たれ部分を下方にスライドさせると、下背もたれ部分が
回動スライドしてシートクツシヨン上に載置すると共に
サイドサポート部分が回動して前方に突出する。更に、
ヘツドレスト部分をシートバツクより外しベルトウエビ
ングを引き出しながら係止部材に係止させる。この結
果、通常の座席から子供用の座席となり、上背もたれ部
分がシートバツクとして、下背もたれ部分がシートクツ
シヨンとして、ヘツドレスト部分が胸部支持部材とし
て、更に、ベルトウエイビングが肩部支持部材として夫
々機能する。これにより、着座者は、前後,上下及び左
右方向において確実にホールドされることとなり、ホー
ルド性能が向上され得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1及び図2に示されるように、座席1
は、シートクツシヨン2とシートクツシヨン2の後部に
配設されたシートバツク3とから構成されている。この
シートバツク3は、シートバツク3の一部を構成するシ
ートバツク本体部4及び格納状態においてシートバツク
3の一部を構成する子供用身体拘束機構5とから構成さ
れており、子供用身体拘束機構5は、下背もたれ部分
6,上背もたれ部分7,サイドサポート部分8,ヘツド
レスト部分9,ベルトウエビング10及び係止部材11
とから構成されている。
は、シートクツシヨン2とシートクツシヨン2の後部に
配設されたシートバツク3とから構成されている。この
シートバツク3は、シートバツク3の一部を構成するシ
ートバツク本体部4及び格納状態においてシートバツク
3の一部を構成する子供用身体拘束機構5とから構成さ
れており、子供用身体拘束機構5は、下背もたれ部分
6,上背もたれ部分7,サイドサポート部分8,ヘツド
レスト部分9,ベルトウエビング10及び係止部材11
とから構成されている。
【0011】図3ないし図5に示されるように、シート
バツク本体部3は、ベースフレーム12を内部に有す
る。このベースフレーム12の両側端には前方に屈曲形
成された立壁部12a及び立壁部12aより側方に屈曲
されたフランジ部12bが夫々連続して形成されてい
る。
バツク本体部3は、ベースフレーム12を内部に有す
る。このベースフレーム12の両側端には前方に屈曲形
成された立壁部12a及び立壁部12aより側方に屈曲
されたフランジ部12bが夫々連続して形成されてい
る。
【0012】サイドサポート部分8を構成するサイドサ
ポートフレーム13はヒンジ14を介してベースフレー
ム12に回動自在に支持されている。このサイドサポー
トフレーム13とベースフレーム12の間には、一端が
サイドサポートフレーム13に係止され且つ他端がベー
スフレーム12のフランジ部12bに係止されたスプリ
ング15が配設されており、サイドサポートフレーム1
3はこのスプリング15の付勢力によつて格納方向(図
5に示すヒンジ14を中心とした反時計方向)に常時付
勢されている。又、サイドサポートフレーム13にはス
テー16が固定されている。
ポートフレーム13はヒンジ14を介してベースフレー
ム12に回動自在に支持されている。このサイドサポー
トフレーム13とベースフレーム12の間には、一端が
サイドサポートフレーム13に係止され且つ他端がベー
スフレーム12のフランジ部12bに係止されたスプリ
ング15が配設されており、サイドサポートフレーム1
3はこのスプリング15の付勢力によつて格納方向(図
5に示すヒンジ14を中心とした反時計方向)に常時付
勢されている。又、サイドサポートフレーム13にはス
テー16が固定されている。
【0013】下背もたれ部分6を構成する下背もたれフ
レーム17にはステー18が固定されている。ベースフ
レーム12の立壁部12aには上下方向に延在するガイ
ドスロツト19が夫々形成されており、ステー18の両
端はこのガイドスロツト19に摺動自在に支持されてい
る。これにより、下背もたれフレーム17はベースフレ
ーム12に対して上下方向にスライド自在に支持され
る。又、下背もたれ部分6の下端には係止部材11を構
成するバツクル26が固定されている。
レーム17にはステー18が固定されている。ベースフ
レーム12の立壁部12aには上下方向に延在するガイ
ドスロツト19が夫々形成されており、ステー18の両
端はこのガイドスロツト19に摺動自在に支持されてい
る。これにより、下背もたれフレーム17はベースフレ
ーム12に対して上下方向にスライド自在に支持され
る。又、下背もたれ部分6の下端には係止部材11を構
成するバツクル26が固定されている。
【0014】上背もたれ部分7を構成する上背もたれフ
レーム20にはステー21が固定されている。ベースフ
レーム12の立壁部12aには上下方向に延在するガイ
ドスロツト22が夫々形成されており、ステー21の両
端はこのガイドスロツト22に摺動自在に支持されてい
る。これにより、上背もたれフレーム20はベースプレ
ート12に対して上下方向にスライド自在に支持され
る。又、上背もたれフレーム20は下背もたれフレーム
17にヒンジ23を介して連結されており、上背もたれ
フレーム20及び下背もたれフレーム17は相対回動可
能となつている。
レーム20にはステー21が固定されている。ベースフ
レーム12の立壁部12aには上下方向に延在するガイ
ドスロツト22が夫々形成されており、ステー21の両
端はこのガイドスロツト22に摺動自在に支持されてい
る。これにより、上背もたれフレーム20はベースプレ
ート12に対して上下方向にスライド自在に支持され
る。又、上背もたれフレーム20は下背もたれフレーム
17にヒンジ23を介して連結されており、上背もたれ
フレーム20及び下背もたれフレーム17は相対回動可
能となつている。
【0015】ベースフレーム12の立壁12aの外側に
はガイドステー24が配設されている。このガイドステ
ー24には上下方向に延在した長穴24a及び外方向に
突出した突出部24bとが形成されている。このガイド
ステー24の長穴24a内には上背もたれフレーム20
のステー21の両端が支持されており、ガイドステー2
4の突出部24bはステー16と当接可能となつてい
る。又、ガイドステー24とベースフレーム12との間
には一端がガイドステー24に係止され且つ他端がフラ
ンジ部12aに係止されたスプリング25が配設されて
いる。ガイドステー24はこのスプリング25の付勢力
を受けて格納状態における初期位置方向(図5に示す上
方向)に常時付勢されている。
はガイドステー24が配設されている。このガイドステ
ー24には上下方向に延在した長穴24a及び外方向に
突出した突出部24bとが形成されている。このガイド
ステー24の長穴24a内には上背もたれフレーム20
のステー21の両端が支持されており、ガイドステー2
4の突出部24bはステー16と当接可能となつてい
る。又、ガイドステー24とベースフレーム12との間
には一端がガイドステー24に係止され且つ他端がフラ
ンジ部12aに係止されたスプリング25が配設されて
いる。ガイドステー24はこのスプリング25の付勢力
を受けて格納状態における初期位置方向(図5に示す上
方向)に常時付勢されている。
【0016】ベースフレーム12にはスクリユ27が軸
受28を介して回転自在に支持されている。上背もたれ
フレーム20にはナツト部材29が固定されており、こ
のナツト部材29はスクリユ27に螺合されている。
又、スクリユ27にはギヤ機構30及びシヤフト31を
介してモータ32が連結されている。
受28を介して回転自在に支持されている。上背もたれ
フレーム20にはナツト部材29が固定されており、こ
のナツト部材29はスクリユ27に螺合されている。
又、スクリユ27にはギヤ機構30及びシヤフト31を
介してモータ32が連結されている。
【0017】尚、ガイドスロツト19はガイドスロツト
22より短く設定されており、ガイドスロツト19の上
端はステー21とステー18とのオフセツト分だけガイ
ドスロツト22の上端より下方に設定されると共に下端
は上背もたれフレーム20と下背もたれフレーム17と
の相対回動に伴うヒンジ23とステー18とのオフセツ
ト及びステー10とステー21とのオフセツト分だけ前
方に傾斜し且つガイドスロツト22の下端より上方に設
定される。又、長穴24aはガイドスロツト22より短
く設定されており、長穴24aの上端はガイドスロツト
22の上端と一致するように設定されると共に下端はガ
イドスロツト22の下端も上方に設定される。
22より短く設定されており、ガイドスロツト19の上
端はステー21とステー18とのオフセツト分だけガイ
ドスロツト22の上端より下方に設定されると共に下端
は上背もたれフレーム20と下背もたれフレーム17と
の相対回動に伴うヒンジ23とステー18とのオフセツ
ト及びステー10とステー21とのオフセツト分だけ前
方に傾斜し且つガイドスロツト22の下端より上方に設
定される。又、長穴24aはガイドスロツト22より短
く設定されており、長穴24aの上端はガイドスロツト
22の上端と一致するように設定されると共に下端はガ
イドスロツト22の下端も上方に設定される。
【0018】図1及び図2に示されるように、ヘツドレ
スト部分9は上背もたれ部分7に着脱自在に支持されて
いる。ベルトウエビング10はヘツドレスト部分7に連
結されており、シートバツク本体部4に形成されたベル
ト挿入口4aを介してシートバツク本体部4の裏側に配
設されたリタラクタ機構(図示せず)に連係されてい
る。
スト部分9は上背もたれ部分7に着脱自在に支持されて
いる。ベルトウエビング10はヘツドレスト部分7に連
結されており、シートバツク本体部4に形成されたベル
ト挿入口4aを介してシートバツク本体部4の裏側に配
設されたリタラクタ機構(図示せず)に連係されてい
る。
【0019】次に本発明の作動について説明する。
【0020】図1及び図3は、シートバツク3が子供用
身体拘束機構5とシートバツク本体部4とにより構成さ
れた通常の使用状態を示し、下背もたれ部分6,上背も
たれ部分7,サイドサポート部分8及びベルトウエイビ
ング10が格納された格納状態で且つヘツドレスト部分
9が着状態である。この状態は、体格の大きい大人等が
三点式シートベルト等の通常の身体拘束機構を用いて着
座することができる状態の座席1である。この状態にお
いて、モータ32を作動させると、上背もたれ部分7が
ガイドスロツト22に案内されて下方にスライドする。
この時、ヘツドレスト部分9は、上背もたれ部分7のス
ライドによつて、上背もたれ部分7より外された状態と
なる。下背もたれ部分6はこの上背もたれ部分7のスラ
イドに連動してガイドスロツト19に案内されて下方に
スライドし、ステー18がガイドスロツト19の下端に
位置するとガイドスロツト19の下端の傾斜に案内され
てヒンジ23を中心に回動する。この時、ガイドステー
24はステー21により押圧されスプリング25の付勢
力に抗して上背もたれ部分7と共に下方にスライドして
ステー16と当接し、この結果、サイドサポート部分8
がスプリング25の付勢力に抗して回動する。これによ
り、図2及び図4に示されるように、上背もたれ部分7
が下方に位置して子供用のシートバツク7Aとして、下
背もたれ部分6がシートクツシヨン2上に載置されて子
供用のシートクツシヨン6Aとして、更に、サイドサポ
ート部分8が前方に突出して子供用のサイドサポート8
Aとして夫々機能する。更に、ヘツドレスト部分9を係
止部材11に係止させる。これにより、図2及び図4に
示されるように、ヘツドレスト部分9が子供用の胸部支
持部材9Aとして機能すると共にベルトウエイビング1
0がリトラクタ機構よりベルト挿入口4aを介して引き
出されて肩部支持部材10Aとして機能する。この結
果、座席1は図2及び図4に示されるように子供がホー
ルドされて着座することができる子供用の座席1Aとな
る。
身体拘束機構5とシートバツク本体部4とにより構成さ
れた通常の使用状態を示し、下背もたれ部分6,上背も
たれ部分7,サイドサポート部分8及びベルトウエイビ
ング10が格納された格納状態で且つヘツドレスト部分
9が着状態である。この状態は、体格の大きい大人等が
三点式シートベルト等の通常の身体拘束機構を用いて着
座することができる状態の座席1である。この状態にお
いて、モータ32を作動させると、上背もたれ部分7が
ガイドスロツト22に案内されて下方にスライドする。
この時、ヘツドレスト部分9は、上背もたれ部分7のス
ライドによつて、上背もたれ部分7より外された状態と
なる。下背もたれ部分6はこの上背もたれ部分7のスラ
イドに連動してガイドスロツト19に案内されて下方に
スライドし、ステー18がガイドスロツト19の下端に
位置するとガイドスロツト19の下端の傾斜に案内され
てヒンジ23を中心に回動する。この時、ガイドステー
24はステー21により押圧されスプリング25の付勢
力に抗して上背もたれ部分7と共に下方にスライドして
ステー16と当接し、この結果、サイドサポート部分8
がスプリング25の付勢力に抗して回動する。これによ
り、図2及び図4に示されるように、上背もたれ部分7
が下方に位置して子供用のシートバツク7Aとして、下
背もたれ部分6がシートクツシヨン2上に載置されて子
供用のシートクツシヨン6Aとして、更に、サイドサポ
ート部分8が前方に突出して子供用のサイドサポート8
Aとして夫々機能する。更に、ヘツドレスト部分9を係
止部材11に係止させる。これにより、図2及び図4に
示されるように、ヘツドレスト部分9が子供用の胸部支
持部材9Aとして機能すると共にベルトウエイビング1
0がリトラクタ機構よりベルト挿入口4aを介して引き
出されて肩部支持部材10Aとして機能する。この結
果、座席1は図2及び図4に示されるように子供がホー
ルドされて着座することができる子供用の座席1Aとな
る。
【0021】このように、子供用の座席1Aにおいては
サイドサポート部分8により左右方向を、ヘツドレスト
部分9により前方向を、ベルトウエビング10により上
方向を夫々確実にホールドすることができるので、従来
に比べ、ホールド性能を向上させることができる。又、
子供用の座席1Aとするための機構はすべてシートバツ
ク3に搭載されるため、シートバツク3のみを交換する
ことによりどのような座席においても使用することがで
き、汎用性が高いものとすることができる。
サイドサポート部分8により左右方向を、ヘツドレスト
部分9により前方向を、ベルトウエビング10により上
方向を夫々確実にホールドすることができるので、従来
に比べ、ホールド性能を向上させることができる。又、
子供用の座席1Aとするための機構はすべてシートバツ
ク3に搭載されるため、シートバツク3のみを交換する
ことによりどのような座席においても使用することがで
き、汎用性が高いものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、シートクツシヨンと、該シー
トクツシヨンの後部に配設されたシートバツクとを有
し、該シートバツクを、その一部を構成するシートバツ
ク本体部及び格納状態においてその一部を構成する子供
用身体拘束機構とを有して構成した座席において、前記
子供用身体拘束機構は、前記シートバツクフレームに回
動スライド自在に支持された下背もたれ部分と、前記シ
ートバツクフレームにスライド自在に支持され且つ前記
下背もたれ部分に連係された上背もたれ部分と、前記シ
ートバツクバツクフレームに回動自在に支持され前記下
背もたれ部分に連係されたサイドサポート部分と、前記
上背もたれ部分に着脱自在に配置され前記シートバツク
内に収容されるベルトウエイビングに連結されたヘツド
レスト部分と、前記下背もたれ部分に設けられ前記ヘツ
ドレスト部分をその脱状態において係止する係止部材と
を有して座席を構成したので、以下の如く効果を有す
る。
トクツシヨンの後部に配設されたシートバツクとを有
し、該シートバツクを、その一部を構成するシートバツ
ク本体部及び格納状態においてその一部を構成する子供
用身体拘束機構とを有して構成した座席において、前記
子供用身体拘束機構は、前記シートバツクフレームに回
動スライド自在に支持された下背もたれ部分と、前記シ
ートバツクフレームにスライド自在に支持され且つ前記
下背もたれ部分に連係された上背もたれ部分と、前記シ
ートバツクバツクフレームに回動自在に支持され前記下
背もたれ部分に連係されたサイドサポート部分と、前記
上背もたれ部分に着脱自在に配置され前記シートバツク
内に収容されるベルトウエイビングに連結されたヘツド
レスト部分と、前記下背もたれ部分に設けられ前記ヘツ
ドレスト部分をその脱状態において係止する係止部材と
を有して座席を構成したので、以下の如く効果を有す
る。
【0023】子供用の座席として、前後,上下及び左右
方向において着座者を確実にホールドすることができ、
ホールド性能を向上させることができる。
方向において着座者を確実にホールドすることができ、
ホールド性能を向上させることができる。
【0024】シートバツクのみを交換することによりど
のような座席においても使用することができ、汎用性が
高いものとすることができる。
のような座席においても使用することができ、汎用性が
高いものとすることができる。
【図1】本発明に係る座席の通常使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図2】子供用としての使用状態を示す図1に相当する
斜視図である。
斜視図である。
【図3】子供用身体拘束機構の図1に相当する斜視図で
ある。
ある。
【図4】子供用身体拘束機構の図2に相当する斜視図で
ある。
ある。
【図5】子供用身体拘束機構の分解斜視図である。
2 シートクツシヨン 3 シートバツク 4 シートバツク本体部 5 子供用身体拘束機構 6 下背もたれ部分 7 上背もたれ部分 8 サイドサポート部分 9 ヘツドレスト部分 10 ベルトウエビング 11 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54 B60R 22/10
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクツシヨンと、該シートクツシヨ
ンの後部に配設されたシートバツクとを有し、該シート
バツクを、その一部を構成するシートバツク本体部及び
格納状態においてその一部を構成する子供用身体拘束機
構とを有して構成した座席において、前記子供用身体拘
束機構は、前記シートバツクフレームに回動スライド自
在に支持された下背もたれ部分と、前記シートバツクフ
レームにスライド自在に支持され且つ前記下背もたれ部
分に連係された上背もたれ部分と、前記シートバツクバ
ツクフレームに回動自在に支持され前記下背もたれ部分
に連係されたサイドサポート部分と、前記上背もたれ部
分に着脱自在に配置され前記シートバツク内に収容され
るベルトウエイビングに連結されたヘツドレスト部分
と、前記下背もたれ部分に設けられ前記ヘツドレスト部
分をその脱状態において係止する係止部材とを有する座
席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121412A JP2973579B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 座 席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3121412A JP2973579B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 座 席 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349041A JPH04349041A (ja) | 1992-12-03 |
JP2973579B2 true JP2973579B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=14810534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3121412A Expired - Fee Related JP2973579B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 座 席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973579B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2338181B (en) * | 1998-06-13 | 2002-04-24 | Magna Seating Systems Ltd | Child and baby seat for a vehicle |
GB2426189A (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-22 | Autoliv Dev | Vehicle seat with movable seat belt guide and booster squab |
JP5141198B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2013-02-13 | マツダ株式会社 | 自動車のシート装置 |
US9796303B1 (en) * | 2016-10-07 | 2017-10-24 | Lizbeth Schonfeld | Integrated child safety seat |
US10259345B2 (en) * | 2016-10-07 | 2019-04-16 | Dali, Llc | Integrated safety seat |
DE102017124012A1 (de) * | 2017-10-16 | 2019-04-18 | Recaro Child Safety Gmbh & Co. Kg | Babyschalenvorrichtung |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3121412A patent/JP2973579B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04349041A (ja) | 1992-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6488333B2 (en) | Vehicle seat for reversible occupant travel | |
US6494531B1 (en) | Vehicle seat for reversible occupant travel | |
US5551750A (en) | Headrest booster seat | |
JPH07186799A (ja) | 組込み式チャイルドシート | |
JP2820979B2 (ja) | 幼児用拘束保護シート | |
JP3380192B2 (ja) | 自動車用シート | |
JPH07121668B2 (ja) | シートベルト装置における係合手段の係合位置調節装置 | |
JPH0262417B2 (ja) | ||
JP2973579B2 (ja) | 座 席 | |
JP2001057920A (ja) | コンバーチブルヘッドレスト | |
CN100493954C (zh) | 儿童座椅 | |
JPH0723318Y2 (ja) | シートベルト付きシート | |
JP3082295B2 (ja) | 座 席 | |
JP2905440B2 (ja) | ビルトイン式チャイルドシート構造 | |
JPH05301560A (ja) | シートベルトのスルーガイド構造 | |
KR0128699Y1 (ko) | 자동차의 아암 레스트구조 | |
JP2003200815A (ja) | シートベルト補助装置 | |
JP2514719Y2 (ja) | シートベルトの引出し角度調整装置 | |
JP2809103B2 (ja) | 組込み式チャイルドシート | |
JPH0741642Y2 (ja) | シートベルト付きシート | |
JP2916859B2 (ja) | 車両用シート | |
JPH0635778Y2 (ja) | アームレスト付きシート | |
JPH0130924Y2 (ja) | ||
JP2809104B2 (ja) | 組込み式チャイルドシート | |
JPH051579U (ja) | 子供用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |