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JP2972732B1 - Atmセル分離回路と分離方法 - Google Patents

Atmセル分離回路と分離方法

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JP2972732B1
JP2972732B1 JP20409398A JP20409398A JP2972732B1 JP 2972732 B1 JP2972732 B1 JP 2972732B1 JP 20409398 A JP20409398 A JP 20409398A JP 20409398 A JP20409398 A JP 20409398A JP 2972732 B1 JP2972732 B1 JP 2972732B1
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Abstract

【要約】 【課題】 入力されるATMセルを回線ごとに分離して
出力するときに、後段に接続される回線の回線速度,ビ
ット幅に合わせて、回線単位にATMセルを分離して出
力できるATMセル分離回路を提供することにある。 【解決手段】 本発明によるATMセル分離回路は、入
力されるATMセルを回線単位に分離するセル分離部1
0〜11と、回線単位に分離されたATMセルデータを
出力回線のビット幅に合わせるためのパラレルシリアル
変換部12〜13と、パラレルシリアル変換されたAT
Mセルをセレクト信号23により入力されたATMセル
データが何回線に分離されて出力するのかを選択するた
めの選択回路14と、選択回路から出力されたATMセ
ルデータの蓄積及びクロック乗換えを行うセルバッファ
15〜18とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低速から高速までの
通信を効率的に扱うことができる、特にマルチメディア
通信で基幹的役割を担うATM(Asynchronous Transf
er Mode)通信方式に関する。さらに詳しく言えばAT
Mスイッチから出力され、複数回線の多重度を持つAT
Mセルデータの分離方式の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】ATMセル分離回路は、複数回線の多重
度を持って入力するATMセルを分離する回路である
が、近年回線速度が150MbpsのOC3や回線速度
が600MbpsのOC12のような各種回線速度,ビ
ット幅に合わせてAMセルデータを分離して転送するこ
とが要求されている。この要請に応えるために、例え
ば、特開平7−58753に開示されているようにAT
Mセルの入力データ及び出力データののビット幅,バイ
ト幅をデマルチプレクサ回路で変換する方法が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術文献に開
示された手法は、図7に示されているが、本発明一実施
例図である図4との比較から明らかなように、出力され
るATMセルの回線速度,ビット幅に応じたセレクト信
号を有していないため各種回線速度,ビット幅のATM
セルを転送できるという構成を有していない。このた
め、出力側に回線速度およびビット幅の異なるインタフ
ェースを接続する場合には、 ATMセルを転送できな
いことになる。その結果、回線速度及びビット幅の異な
るATMセルを転送するために、回路変更または回路追
加して回線速度及びビット幅を合わせ込まなければなら
ないという問題がある。さらには、回路変更または回路
追加を行うには、開発期間,開発費用及び工数が必須と
なっているため、交換システムを開発する上で重要な要
素となる納期及びコストが増大するという問題もある。
本発明の主な目的は、各種回線処理回路等へ出力するA
TMセルの回線速度,ビット幅に制限されることなく、
セレクト信号を切替えるだけで各種回線速度,ビット幅
のATMセルを転送できるようにしたATMセル分離回
路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のATMセル分離回路は、複数回線の多重度を持って
入力するATMセルデータをATMスイッチ部9からA
TM処理部8を経てATMセル分離部7に転送し、回線
数、回線速度、ビット幅が決定された後、回線処理部0
−3を介してシリアルデータとして出力する機能を有す
るATM交換機内のATMセル分離部を構築するATM
セル分離回路において、前記入力されるATMセルデー
タを回線単位に分離するセル分離部10と、該回線単位
に分離されたATMセルデータを出力回線のビット幅の
データに変換するパラレルシリアル変換部12、13
と、前記ATMセルデータが何回線に分離されて出力さ
れるのかを指定するセレクト信号の設定データに基づ
き、パラレルシリアル変換部12、13の出力またはA
TM処理部8の出力を選択する選択回路14と、選択回
路14から出力されたATMセルデータの蓄積及びクロ
ック乗換えを行うセルバッファ15−18とを具備する
ことを特徴としている。好ましくは、パラレルシリアル
変換部12、13は、回線単位に分離されたATMセル
データの32ビットX14バイトを16ビットX27バ
イトにパラレルシリアル変換する32ビット−16ビッ
トパラレルシリアル変換部12と、前記32ビットX1
4ワードを8ビットX53バイトにパラレルシリアル変
換する32ビット−8ビットパラレルシリアル変換部1
3とを有するとよい。好ましくは、選択回路14は、セ
レクト信号に基づき、前記ATMセルデータをスルーで
入力したデータ、32ビット−16ビットパラレルシリ
アル変換部12から入力したデータ、もしくは32ビッ
ト−8ビットパラレルシリアル変換部13から入力した
データの何れかのデータを選択する構成とするとよい。
好ましくは、ATMセル分離回路7は、セレクト信号の
設定データを切り換えることにより、複数回線の多重度
を持って入力するATMセルデータを後段に接続される
回線の回線速度,ビット幅に合わせて、回線ごとに分離
して出力する構成とするとよい。また、好ましくは、請
求項1記載のATMセル分離回路をインタフェースとし
て、前記ATM交換機を既存のATMシステムの回線処
理回路、または新規ATMシステムの回線処理回路と接
続するように構成するとよい。上記課題を解決する本発
明のATMセル分離方法は、複数回線の多重度を持って
入力するATMセルデータをATMスイッチ部9からA
TM処理部8を経てATMセル分離部7に転送し、回線
数、回線速度、ビット幅が決定された後、回線処理部0
−3を介してシリアルデータとして出力する機能を有す
るATM交換機内のATMセル分離方法において、AT
Mスイッチ部9からATMセル分離部7に入力されるA
TMセルデータを回線単位に分離する過程と、該回線単
位に分離されたATMセルデータをパラレルシリアル変
換部12、13により出力回線のビット幅のデータにパ
ラレルシリアル変換する過程と、前記ATMセルデータ
が何回線に分離されて出力されるのかを指定するセレク
ト信号の設定データを切り換えて、前記パラレルシリア
ル変換部12、13の出力またはATM処理部8の出力
を選択回路14により選択する過程と、選択回路14か
ら出力されたATMセルデータをセルバッファに蓄積
し、クロック乗換えを行う過程とを有することを特徴と
している。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例として
のATM交換機のATMスイッチ部9から回線処理部0
〜3までの構成を示している。本ATM交換機は、AT
Mセル分離回路を有する。このATMスイッチ部9から
のフルATMセルはATM処理部8からATMセル分離
部7に供給され、回線処理部0〜3を介して光回線へシ
リアルデータが出力される。ATMセル処理部8の出力
は、本発明に従って設けられたATMセル分離部7で回
線数及び各種の回線速度,ビット幅が決定されて、後段
に位置する回線処理部0〜3へ送られる。図1は、60
0MbpsのフルATMセルに4回線分のATMセルが
多重化されている場合の1例である。ATMスイッチ部
9から多重度4回線の18.8MHz×32ビット×1
4バイトのフルATMセルが出力され、ATMセル処理
部8で各種のATMセル処理を行い、ATMセル分離部
7で4回線分離処理を行い1回線当り18.8MHz×
8ビット×53バイトのATMセルを構成して後段に位
置する回線処理部0〜3に出力される。回線処理部0〜
3で1回線当り150Mbps光回線のシリアルデータ
を出力する。図2は、300MbpsのフルATMセル
に2回線分のATMセルが多重化されている場合の1例
であり、ATMスイッチ部9から多重度2回線の18.
8MHz×32ビット×14バイトのフルATMセルが
出力され、ATMセル処理部8で各種のATMセル処理
を行い、ATMセル分離部7で2回線分離処理を行い1
回線当り18.8MHz×16ビット×27バイトのA
TMセルを構成して後段に位置する回線処理部4〜5に
出力され、回線処理部4〜5で1回線当り150Mbp
s光回線のシリアルデータを出力する。図3は、600
MbpsのフルATMセルに1回線分のATMセルが収
容されている場合の1例であり、ATMスイッチ部9か
ら18.8MHz×32ビット×14バイトのフルAT
Mセルが出力され、ATMセル処理部8で各種のATM
セル処理を行い、ATMセル分離部7で分離処理を行な
わずにスルーで18.8MHz×32ビット×14バイ
トのATMセルを後段に位置する回線処理部6に出力さ
れ、回線処理部6で1回線当り600Mbps光回線の
シリアルデータを出力する。
【0006】これより本発明に従って設けられたATM
セル分離部7について説明する。図4を参照すると、以
下のように構成されている。すなわち、ATMセル処理
部8から入力される入力セル同期信号21に同期したA
TMセルデータ22は、セル分離部10〜11で回線毎
に分離される。かくして分離されたATMセルデータ
は、パラレルシリアル変換部12〜13で出力するビッ
ト幅バイト数に合わせるための変換を行う。選択部14
ではセレクト信号23によりATMセルデータが何回線
に分離されているのかを選択する。選択された経路の回
線毎に分離されたATMセルデータはセルバッファ15
〜18に蓄積される。セルバッファ15〜18からは、
出力クロックに同期して出力ATMセルデータ35〜3
8と、それぞれのATMセルデータに同期した出力セル
同期信号31〜34とが出力される。図1〜3の回線処
理部0〜6とATMセル処理部8及びATMスイッチ部
9は、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成
は省略する。
【0007】まず図1の構成の実施例につき、その動作
を説明する。回線処理部0〜3はOC3相当の回線速度
150Mbps相当の転送レートを持ち、さらにATM
セル分離部7からは1回線処理部当り18.8MHz×
8ビット×53ワードでATMセルデータが出力する場
合の動作について図8および図9のタイミング図と図4
のATMセル分離部の構成図とを用いて説明する。本実
施例のATMセル処理部8から入力される入力セル同期
信号21に同期した入力ATMセルデータ22は、1
8.8MHz×32ビット×14ワードの回線速度60
0Mbpsで、かつ4回線の多重度で入力される。この
時にセレクト信号23は、表1に示すように”00”を
設定することにより以下の動作を実行する。入力された
入力セル同期信号21と入力ATMセルデータ22は、
1セル→4セル分離部11で4回線に分離され、4セル
分離同期信号47に同期して1セル→4セル分離データ
43〜46が出力される。この1セル→4セル分離デー
タ43〜46は、32ビット→8ビットパラレルシリア
ル変換部13に入力され回線毎にビット幅,バイト数変
換される。そして、回線1には8ビット同期信号51
S,32ビット→8ビットパラレルシリアル変換データ
51と、回線2には8ビット同期信号52S,32ビッ
ト→8ビットパラレルシリアル変換データ52と、回線
3には8ビット同期信号53S,32ビット→8ビット
パラレルシリアル変換データ53と、回線4には8ビッ
ト同期信号54S,32ビット→8ビットパラレルシリ
アル変換データ54とが、それぞれ出力される。32ビ
ット→8ビットパラレルシリアル変換データ51〜54
は選択回路14に入力され、セレクト信号23により選
択された経路を通して出力される。すなわち、回線1に
は選択同期信号56S,選択データ56と、回線2には
選択同期信号57S,選択データ57と、回線3には選
択同期信号58S,選択データ58と、回線4には選択
同期信号59S,選択データ59とが、それぞれ出力さ
れる。選択データ56〜59は回線毎にセルバッファ1
5〜18に蓄積される。回線単位に蓄積されたATMセ
ルデータは、出力側クロック30とセル同期信号生成部
19で生成されるセル同期発生信号61によりセルバッ
ファ15〜18から回線単位に読み出されて、回線1に
は出力セル同期信号31,出力ATMセルデータ35
と、回線2には出力セル同期信号32,出力ATMセル
データ36と、回線3には出力セル同期信号33,出力
ATMセルデータ37と、回線4には出力セル同期信号
34,出力ATMセルデータ38とが、それぞれ出力さ
れる。出力ATMセルデータ35〜38は、それぞれ回
線単位ごとに18.8MHz×8ビット×53ワードの
回線速度150Mbpsで出力される。この時にセルバ
ッファ15〜18に1セル分のセルデータが蓄積されて
いない場合には、空セルを生成して出力ATMセルデー
タ35〜38に出力される。
【0008】
【表1】
【0009】次に、図2の構成図に示すように回線処理
部4〜5は回線速度300Mbps相当の転送レートを
持ち、さらにATMセル分離部7からは1回線処理部当
り18.8MHz×16ビット×27ワードでATMセ
ルデータが出力する場合の動作について図10および図
11のタイミング図と図4の部分的構成図を用いて説明
する。本実施例のATMセル処理部8から入力される入
力セル同期信号21に同期した入力ATMセルデータ2
2は、18.8MHz×32ビット×14ワードの回線
速度600Mbpsで、2回線の多重度で入力される。
この時にセレクト信号23は、表1に示すように”0
1”を設定することにより以下の動作を実行する。入力
された入力セル同期信号21と入力ATMセルデータ2
2は、1セル→2セル分離部10で2回線に分離され、
2セル分離同期信号42に同期して1セル→2セル分離
データ40〜41が出力される。この1セル→2セル分
離データ40〜41は、32ビット→16ビットパラレ
ルシリアル変換部12に入力され回線毎にビット幅,バ
イト数変換されて、回線1には16ビット同期信号48
S,32ビット→16ビットパラレルシリアル変換デー
タ48と、回線2には16ビット同期信号49S,32
ビット→16ビットパラレルシリアル変換データ49と
が、それぞれ出力される。32ビット→16ビットパラ
レルシリアル変換データ48〜49は選択部14に入力
され、セレクト信号23により選択された経路を通し
て、回線1には選択同期信号56S―57S,選択デー
タ56―57とが、回線2には選択同期信号58S―5
9S,選択データ58―59とが、それぞれ出力され
る。選択データ56〜59は回線毎にセルバッファ15
〜18に蓄積される。回線単位に蓄積されたATMセル
データは、出力側クロック30とセル同期信号生成部1
9で生成されるセル同期発生信号61によりセルバッフ
ァ15〜18から回線単位に読み出されて、回線1には
出力セル同期信号31―32,出力ATMセルデータ3
5―36とが、回線2には出力セル同期信号33―3
4,出力ATMセルデータ37―38とが、それぞれ出
力される。出力ATMセルデータ35〜38は、それぞ
れ回線単位に18.8MHz×16ビット×27ワード
の回線速度300Mbpsで出力される。この時にセル
バッファ15〜18に1セル分のセルデータが蓄積され
ていない場合には、空セルを生成して出力ATMセルデ
ータ35〜38に出力される。
【0010】更に、図3の構成図に示すように回線処理
部6はOC12相当の回線速度600Mbps相当の転
送レートを持ち、かつATMセル分離部7から出力され
るATMセルデータは、1回線処理部当り18.8MH
z×32ビット×14ワードで出力する場合の動作につ
いて図12のタイミング図と図4の実施例の一部分の詳
細な構成図を用いて説明する。本実施例のATMセル処
理部8から入力される入力セル同期信号21に同期した
入力ATMセルデータ22は、18.8MHz×32ビ
ット×14ワードの回線速度600Mbpsで1回線の
み入力される。この時にセレクト信号23は、表1に示
すように”10”を設定することにより以下の動作を実
行する。入力された入力セル同期信号21と入力ATM
セルデータ22は、選択部14に入力され、セレクト信
号23により選択された経路を通して、回線1は、選択
同期信号56S〜59S,選択データ56〜59が出力
される。選択データ56〜59は1回線分のATMセル
データがセルバッファ15〜18に蓄積される。蓄積さ
れたATMセルデータは、出力側クロック30とセル同
期信号生成部19で生成されるセル同期発生信号61に
よりセルバッファ15〜18から読み出されて、回線1
は、出力セル同期信号31〜34,出力ATMセルデー
タ35〜38が出力される。出力ATMセルデータ35
〜38は、1回線で18.8MHz×32ビット×14
ワードの回線速度600Mbpsで出力される。すなわ
ち、クロック乗換えを行いスルーに出力される。この時
にセルバッファ15〜18に1セル分のセルデータが蓄
積されていない場合には、空セルを生成して出力ATM
セルデータ35〜38に出力される。
【0011】本発明の他の実施例としてのATMセル分
離部7の構成図を図5に示す。その基本的構成は上記の
通りであるが、ATMセル分離部7の入力データを回線
速度2.4Gbps(75.2MHz×32ビット×1
4ワード)で入力して、出力データを32ビットから1
28ビットにしている。この場合、OC12相当の回線
速度600Mbps(18.8MHz×32ビット×1
4ワード)のATMセルが4回線分離されて出力できる
ようにさらに工夫している。すなわち図5において、A
TMセル処理部8から入力される入力セル同期信号21
に同期した入力ATMセルデータ22は、1回線当り回
線速度600Mbpsが4回線多重化されて、フルAT
Mセルデータとしては回線速度2.4Gbpsで入力さ
れる。入力された入力セル同期信号21と入力ATMセ
ルデータ22は、1セル→4セル分離部11で4回線に
分離され、4セル分離同期信号47に同期して1セル→
4セル分離データ43〜46が出力される。この1セル
→4セル分離データ43〜46は選択回路14に入力さ
れ、セレクト信号23により選択された経路を通して、
回線1には選択同期信号56Sと選択データ56と、回
線2には選択同期信号57Sと選択データ57と、回線
3には選択同期信号58Sと選択データ58と、回線4
には選択同期信号59Sと選択データ59とが、それぞ
れ出力される。選択データ56〜59は回線毎にセルバ
ッファ15〜18に蓄積される。回線単位に蓄積された
ATMセルデータは、出力側クロック30とセル同期信
号生成部19で生成されるセル同期発生信号61により
セルバッファ15A〜18A,15B〜18B,15C
〜18C,15D〜18Dから回線単位に読み出され
る。そして回線1には出力セル同期信号31A〜34A
と出力ATMセルデータ35A〜38Aとが、回線2に
は出力セル同期信号31B〜34Bと出力ATMセルデ
ータ35B〜38Bとが、回線3には出力セル同期信号
31C〜34Cと出力ATMセルデータ35C〜38C
とが、回線4には出力セル同期信号31D〜34Dと出
力ATMセルデータ35D〜38Dとが、それぞれ出力
される。出力ATMセルデータ35A〜38A,35B
〜38B,35C〜38C,35D〜38Dはそれぞれ
回線単位に18.8MHz×32ビット×14ワードの
回線速度600Mbpsで出力される。この時にセルバ
ッファ15A〜18A,15B〜18B,15C〜18
C,15D〜18Dに1セル分のセルデータが蓄積され
ていない場合には、空セルを生成して出力ATMセルデ
ータ35A〜38A,35B〜38B,35C〜38
C,35D〜38Dに出力される。したがって、このA
TMセル分離部7を用いて、入力データ回線速度が2.
4Gbpsで1回線当り600Mbpsを4回線の多重
度で入力したときの動作のタイミング図は図13および
図14のようになる。入力データが回線速度2.4Gb
psのATMセルデータは4回線分離されて、出力デー
タは1回線当り600Mbpsとなる。このように、入
力データが回線速度2.4GbpsのATMセルで1回
線当り150Mbpsを16回線多重化して入力した本
実施例では、、回線毎にATMセルデータを16回線分
離して、出力データは回線速度150Mbpsとなり、
分離効率が良くなるという効果が得られる。
【0012】上記各実施例は、回線処理部0〜6が接続
されているときに、 セレクト信号23を切替えるだけ
で各種回線速度,ビット幅のATMセルを転送できると
いう作用・効果を持つ。これは上記各実施例の回線処理
部0〜6とのインタフェースとしてのみならず、各種回
線速度,ビット幅のATMセルデータのインタフェース
機能を用いて、旧ATMシステムとのインタフェースや
新ATMシステムとのインタフェースまたは他社のAT
Mシステムとのインタフェースとしても用いることがで
きる。そのための構成を、第3の実施例として図6に示
す。本実施例では、旧ATMシステムを収容する場合
に、現在のATMシステムを何ら変更することなく、A
TMセル分離して旧ATMシステムを収容している。従
って、セレクト信号23を切替えるだけで各種回線速
度,ビット幅のATMセルを収容できるという動作が得
られ、本発明の目的が達成される。しかも、本実施例で
は、現在のATMシステムを何ら変更することなく、出
力側に接続されるATMセルの回線速度,ビット幅を選
択するためのセレクト信号23を切替えるだけで、AT
Mセルを回線単位に分離して各種の回線速度,ビット幅
の旧ATMシステムと接続でき、一度の開発であらゆる
ATMシステムを収容できるため、その都度開発を行う
必要が無く開発期間,開発費用及び工数が削減できると
いう相乗的な効果を奏する。また、セルバッファでAT
Mセルの蓄積及びクロック乗換えができるので、本発明
をLSI化することでパッケージ間のクロック位相吸収
回路としても使用できるという効果も有している。な
お、本実施例では、回線処理部の前段にATMセル分離
部を配置しているが、この位置に限る訳ではなく、AT
Mセルを分離したい位置に配置することもできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のATMセ
ル分離回路は次のような効果を持つ。すなわち本発明の
ATMセル分離回路は、フルATMセルデータをセル分
離して、出力する場合において、セレクト信号で出力さ
れるATMセルデータのビット幅,回線速度選択できる
ので、回線数及び各種の回線速度,ビット幅を決定して
後段の回路に対して出力することができる。このように
ビット幅,回線速度選択できるので、旧ATMシステム
とのインタフェース及び新ATMシステムとのインタフ
ェース及び他社のATMシステムとのインタフェースと
して使用できるという効果もある。なお、上記実施例で
は、出力データ幅として、32ビットで説明を行ってい
るが回線速度が600MbpsのOC12を4回線分離
できるように出力データ幅を128ビットとしてもよ
い。また、入力データ幅については、32ビットに限る
訳ではなく、ATM交換システムとして最も適している
ビット幅で構成できる。さらには、消費電力を低減する
ために、セル分離部の前段に選択回路を設けて、セレク
ト信号により経路を選択し、選択された経路以外の回路
は動作させないようにする事もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ATMセル分離部を具備するATM交
換機の実施例1の構成図である。
【図2】 本発明ATMセル分離部を具備するATM交
換機の実施例2の構成図である。
【図3】 本発明ATMセル分離部を具備するATM交
換機の実施例3の構成図である。
【図4】 本発明のATMセル分離部の実施例1の構成
図である。
【図5】 本発明のATMセル分離部の実施例2の構成
図である。
【図6】 本発明のATMセル分離部を具備するATM
システムと旧ATMシステムとの接続構成図である。
【図7】 ATMセルの入力データ→出力データ変換の
従来技術を示す構成図である。
【図8】 実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト1である。
【図9】 実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト1(図8の続き)である。
【図10】 実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート2である。
【図11】 実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート2(図10の続き)である。
【図12】 実施例の動作を説明するためのタイムチャ
ート3である。
【図13】 第2の実施例の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図14】 第2の実施例の動作を説明するためのタイ
ムチャート(図13の続き)である。
【符号の説明】
0〜6…回線処理部 7…ATMセ
ル分離部 8…ATMセル処理部 9…ATMス
イッチ部 10…1セル→2セル分離部 11…1セル
→4セル分離部 12…32ビット→16ビットパラレルシリアル変換部 13…32ビット→8ビットパラレルシリアル変換部 14…選択部 15〜18…セルバッファ部 19…セル同期信号生成部 20…入力ク
ロック 21…入力セル同期信号 22…入力A
TMセルデータ 23…セレクト信号 30…出力側
クロック 31〜34…出力セル同期信号 35〜38…出力ATMセルデータ 40〜41…1セル→2セル分離データ 42…2セル分離同期信号 43〜46…1セ
ル→4セル分離データ 47…4セル分離同期信号 48〜49…32ビット→16ビットパラレルシリアル
変換データ 48S〜49S…16ビット同期信号 51S〜54S…8ビット同期信号 56〜59…選択データ 56S〜59S…選択同期信号 61…セル同期発生信号

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数回線の多重度を持って入力するAT
    MセルデータをATMスイッチ部(9)からATM処理
    (8)を経てATMセル分離部(7)に転送し、回線
    回線速度ビット幅が決定された後、回線処理部
    (0−3)を介してシリアルデータとして出力する機能
    を有するATM交換機内のATMセル分離部を構築する
    ATMセル分離回路において、 前記入力されるATMセルデータを回線単位に分離する
    セル分離部(10)と、 該回線単位に分離されたATMセルデータを出力回線の
    ビット幅のデータに変換するパラレルシリアル変換部
    (12、13)と、前記ATMセルデータが何回線に分離されて出力される
    のかを指定する セレクト信号の設定データに基づき、
    記パラレルシリアル変換部の出力または前記ATM処理
    部の出力を選択する選択回路(14)と、 該選択回路から出力されたATMセルデータの蓄積及び
    クロック乗換えを行うセルバッファ(15−18)と、 を具備することを特徴とするATMセル分離回路。
  2. 【請求項2】 前記パラレルシリアル変換部は、回線単
    位に分離されたATMセルデータの32ビットX14バ
    イトを16ビットX27バイトにパラレルシリアル変換
    する32ビット−16ビットパラレルシリアル変換部
    と、前記32ビットX14ワードを8ビットX53バイ
    トにパラレルシリアル変換する32ビット−8ビットパ
    ラレルシリアル変換部とを有することを特徴とする請求
    項1に記載のATMセル分離回路
  3. 【請求項3】 前記選択回路は、セレクト信号に基づ
    き、前記ATMセルデータをスルーで入力したデータ、
    前記32ビット−16ビットパラレルシリアル変換部か
    ら入力したデータ、もしくは前記32ビット−8ビット
    パラレルシリアル変換部から入力したデータの何れかの
    データを選択する構成とすることを特徴とする請求項2
    に記載のATMセル分離回路
  4. 【請求項4】 前記のATMセル分離回路は、上記セレ
    クト信号の設定データを切り換えることにより、複数回
    線の多重度を持って入力するATMセルデータを後段に
    接続される回線の回線速度,ビット幅に合わせて、回線
    ごとに分離して出力する構成とすることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3に記載のATMセル分離回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のATMセル分離回路をイ
    ンタフェースとして、 前記ATM交換機を既存のATMシステムの回線処理回
    路、または新規ATMシステムの回線処理回路と接続す
    構成としたことを特徴とするATMセル分離回路。
  6. 【請求項6】 複数回線の多重度を持って入力するAT
    MセルデータをATMスイッチ部(9)からATM処理
    (8)を経てATMセル分離部(7)に転送し、回線
    回線速度ビット幅が決定された後、回線処理部
    (0−3)を介してシリアルデータとして出力する機能
    を有するATM交換機内のATMセル分離方法におい
    て、前記 ATMスイッチ部から前記ATMセル分離部に入力
    されるATMセルデータを回線単位に分離する過程と、 回線単位に分離されたATMセルデータをパラレルシ
    リアル変換部(12、13)により出力回線のビット幅
    のデータにパラレルシリアル変換する過程と、前記AT
    Mセルデータが何回線に分離されて出力されるのかを指
    定するセレクト信号の設定データを切り換えて、前記パ
    ラレルシリアル変換部の出力または前記ATM処理部の
    出力を選択回路(14)により選択する過程と、 上記の選択回路から出力されたATMセルデータをセル
    バッファに蓄積し、クロック乗換えを行う過程と、 を有することを特徴とするATMセル分離方法。
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