JP2957055B2 - 光分岐結合器 - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
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- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信回路に
おいて使用される光信号を複数回路に分岐しまたは反対
に複数回路から1回路に結合するときに用いられる光分
岐結合器に関する。さらに詳しく言えば、本発明による
光分岐結合器は、前記光分岐結合器において複数の光源
波長を含んだ複合光信号を波長依存性なく分岐し結合す
ることができる光分岐結合器であり、比較的に簡単な構
造で1本または複数m本の光ファイバ素線の光信号を比
較的多数の回路に分岐し、または1回路に結合する光分
岐結合器の構造の簡略化に関する。
おいて使用される光信号を複数回路に分岐しまたは反対
に複数回路から1回路に結合するときに用いられる光分
岐結合器に関する。さらに詳しく言えば、本発明による
光分岐結合器は、前記光分岐結合器において複数の光源
波長を含んだ複合光信号を波長依存性なく分岐し結合す
ることができる光分岐結合器であり、比較的に簡単な構
造で1本または複数m本の光ファイバ素線の光信号を比
較的多数の回路に分岐し、または1回路に結合する光分
岐結合器の構造の簡略化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2分岐光分岐結合器の2つの例を
図14と図15にそれぞれ示す。図14において、Aは
2分岐光分岐結合器本体を示す。前記光分岐結合器は、
一対2本の光ファイバ素線1,2の一部を主として溶融
延伸法で接合して分岐部を形成するか、または研磨法に
より研磨した面を接合してエバネッセント効果による光
学的結合をさせている。光ファイバ素線1を通ってきた
光Iaは結合部3でIaとIbに2分岐される。光ファ
イバ素線2の一方端は不要となるので切断して端末に無
反射処理2aを施してある。しかしながら、前記エバネ
ッセント効果を利用した光分岐器では光源波長により分
岐比率が変動するという問題(すなわち結合度の波長依
存性の問題)がある。特に多回路に分岐する場合には多
数の2分岐光分岐結合器を使用するので、分岐段階毎に
各2分岐光分岐結合器固有の分岐比率誤差が累積され
る。その結果、分岐精度の均一性の点で問題があった。
図14と図15にそれぞれ示す。図14において、Aは
2分岐光分岐結合器本体を示す。前記光分岐結合器は、
一対2本の光ファイバ素線1,2の一部を主として溶融
延伸法で接合して分岐部を形成するか、または研磨法に
より研磨した面を接合してエバネッセント効果による光
学的結合をさせている。光ファイバ素線1を通ってきた
光Iaは結合部3でIaとIbに2分岐される。光ファ
イバ素線2の一方端は不要となるので切断して端末に無
反射処理2aを施してある。しかしながら、前記エバネ
ッセント効果を利用した光分岐器では光源波長により分
岐比率が変動するという問題(すなわち結合度の波長依
存性の問題)がある。特に多回路に分岐する場合には多
数の2分岐光分岐結合器を使用するので、分岐段階毎に
各2分岐光分岐結合器固有の分岐比率誤差が累積され
る。その結果、分岐精度の均一性の点で問題があった。
【0003】この改善のために図15に示すように、2
本の光ファイバ素線4,5の先端部をテーパー半割り加
工した後に分割面を再び重ね合わせて1本化した分岐用
光ファイバ素線6の先端面に突き合わせ接続した構成が
提案されている。米国特許第4,666,541号、米
国特許第4,720,161号はこのような端面接続型
分岐結合器を開示している。ただし、これらの特許で提
案されている光分岐結合器の実施にあたっては光ファイ
バ素線または部材の加工方法、加工工程および光ファイ
バ素線の光軸ズレ調整方法の点で解決されるべき数多く
の技術的な課題が残されている。
本の光ファイバ素線4,5の先端部をテーパー半割り加
工した後に分割面を再び重ね合わせて1本化した分岐用
光ファイバ素線6の先端面に突き合わせ接続した構成が
提案されている。米国特許第4,666,541号、米
国特許第4,720,161号はこのような端面接続型
分岐結合器を開示している。ただし、これらの特許で提
案されている光分岐結合器の実施にあたっては光ファイ
バ素線または部材の加工方法、加工工程および光ファイ
バ素線の光軸ズレ調整方法の点で解決されるべき数多く
の技術的な課題が残されている。
【0004】図16に8分岐光分岐結合器の構成を示
す。この8分岐光分岐結合器はまず各2分岐光分岐器A
1・・・A7を用い、それ等を順次に接続点f1・・・
f6において接続したものである。接続法としては各光
ファイバ素線端面を突き合わせて放電アークにより接続
するフュージョン・スプライス法が主として採用されて
いる。用途によっては光コネクタによる接続も行われて
いる。しかしながら、光ファイバの接続点1箇所につき
0.1〜0.5デシベル程度の接続損失を生ずることは
避けられない。多分岐光分岐結合器の場合は接続損失が
累積される。また接続部品も多数必要なので多分岐すれ
ばするほどに光分岐結合器自体の占有容積が大きくなる
ことは避けられない。さらに接続に要する工数もフュー
ジョン・スプライス法の場合には接続点1箇所につき数
分を必要とする。本発明者は、この接続の煩雑さの改善
手段として米国特許第5,074,634号、米国特許
第5,000,530号などを提案している。この提案
による装置も従来方式の光分岐結合器を使用して構成し
たものであるから、構成要素である各光分岐結合器が高
価格であり、全体が高価となるという問題,加工技術面
の問題,装置の容積が大きくなることおよび所要工数も
少なくない等の問題が残されている。
す。この8分岐光分岐結合器はまず各2分岐光分岐器A
1・・・A7を用い、それ等を順次に接続点f1・・・
f6において接続したものである。接続法としては各光
ファイバ素線端面を突き合わせて放電アークにより接続
するフュージョン・スプライス法が主として採用されて
いる。用途によっては光コネクタによる接続も行われて
いる。しかしながら、光ファイバの接続点1箇所につき
0.1〜0.5デシベル程度の接続損失を生ずることは
避けられない。多分岐光分岐結合器の場合は接続損失が
累積される。また接続部品も多数必要なので多分岐すれ
ばするほどに光分岐結合器自体の占有容積が大きくなる
ことは避けられない。さらに接続に要する工数もフュー
ジョン・スプライス法の場合には接続点1箇所につき数
分を必要とする。本発明者は、この接続の煩雑さの改善
手段として米国特許第5,074,634号、米国特許
第5,000,530号などを提案している。この提案
による装置も従来方式の光分岐結合器を使用して構成し
たものであるから、構成要素である各光分岐結合器が高
価格であり、全体が高価となるという問題,加工技術面
の問題,装置の容積が大きくなることおよび所要工数も
少なくない等の問題が残されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したいずれの光分
岐結合器もそれぞれ部品が高価でかつ部品点数が多いと
か、波長依存性があるとか、種々の問題がある。本発明
の目的は安定した少ない部品点数で光分岐結合器を実現
でき、組立作業も簡単であり、波長依存性もなく性能も
優れている光分岐結合器を提供することにある。本発明
のさらに詳細な目的はコネクタプラグ一対を用いて前記
特徴を備える枝別れ(ツリー)形、星(スター)形の光
分岐結合器およびリボン光ファイバの分岐結合に適した
光分岐結合器を提供することにある。
岐結合器もそれぞれ部品が高価でかつ部品点数が多いと
か、波長依存性があるとか、種々の問題がある。本発明
の目的は安定した少ない部品点数で光分岐結合器を実現
でき、組立作業も簡単であり、波長依存性もなく性能も
優れている光分岐結合器を提供することにある。本発明
のさらに詳細な目的はコネクタプラグ一対を用いて前記
特徴を備える枝別れ(ツリー)形、星(スター)形の光
分岐結合器およびリボン光ファイバの分岐結合に適した
光分岐結合器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による基本的な光分岐結合器は、結合用の光
ファイバ素線端をもつ結合用光ファイバと、2本の光フ
ァイバ素線の先端面をそれぞれ分割し軸方向に半割り加
工し各光ファイバ素線の分割平行面を重ね合わせて所定
の長さの前記素線径と同じ径の部分をもつ分岐結合端面
と2つの素線端面をもつ分岐用光ファイバ3組と、それ
ぞれ少なくとも3つの対応する光ファイバ素線位置決め
孔をもつ第1および第2のコネクタプラグと、前記第1
および第2のコネクタプラグを対面結合する結合手段と
を含み、前記第1のコネクタプラグの位置決め孔に前記
結合用光ファイバの素線端を結合し,前記第2のコネク
タプラグの前記第1のコネクタの前記素線端に対応する
位置決め孔に前記分岐用光ファイバの分岐結合端面を結
合し,前記分岐用光ファイバの他の2つの素線端面を前
記第1または第2のコネクタプラグの位置決め孔に結合
し,前記素線端に対応する第1または第2のコネクタプ
ラグの位置決め孔にそれぞれさらに他の前記分岐用光フ
ァイバの分岐結合端面を結合し,前記第1および第2の
コネクタプラグを前記結合手段で結合して構成した4分
岐光分岐結合器を含んで構成されている。またさらに一
般的には前記光分岐結合器を、結合用の光ファイバ素線
端をもつ結合用光ファイバと、2本の光ファイバ素線の
先端面をそれぞれ分割し軸方向に半割り加工し各光ファ
イバ素線の2分割平行面を重ね合わせて所定の長さの正
円筒断面を持つ一つの分岐結合端面と2つの素線端面を
もつ分岐用光ファイバ複数組と、さらに各光ファイバを
精密に嵌合位置決めする複数の貫通微小孔を平行に設け
た2個一対のコネクタプラグと、前記対のコネクタプラ
グを対面結合する結合手段とを含み、一方のコネクタプ
ラグに前記複数対の分岐用光ファイバ素線の分岐結合端
面を取り付け分岐用コネクタプラグとし,他方のコネク
タプラグには予め前記1本の光ファイバ素線を第1孔列
目の前記貫通微小孔に取り付けた結合用コネクタプラグ
とし,次に分岐用コネクタプラグの第1列目の2本の分
岐用光ファイバ素線の引出し端末を結合用コネクタプラ
グの第2,3列目の微小孔に各々1本ずつ挿入し取り付
け,さらに分岐用コネクタプラグの第2,3列目の4本
の分岐用光ファイバ素線を結合用コネクタプラグの第
4,5,6,7列目の微小孔に挿入し取り付ける手順を
繰り返し、前記分岐用コネクタプラグと前記結合用コネ
クタプラグを前記結合手段により結合して構成してあ
る。また本発明による2m分岐光分岐結合器は、複数
(m≧2)個の結合用の光ファイバ素線端をもつ結合用
リボン光ファイバと、それぞれ複数(m)の結合用の光
ファイバ素線端をもつリボン光ファイバ2組をもちそれ
ぞれ対応する光ファイバ素線の先端面をそれぞれ分割し
軸方向に半割り加工し各光ファイバ素線の分割平行面を
重ね合わせて所定の長さの前記素線径と同じ径の部分を
もつm個の分岐結合端面と2m個の素線端面をもつ分岐
用リボン光ファイバと、それぞれ少なくともm個の光フ
ァイバ素線位置決め孔をもつ対のコネクタプラグと、前
記対のコネクタプラグを結合する結合手段とを含み、前
記一方のコネクタプラグに前記結合用リボン光ファイバ
を接続し,前記他方のコネクタプラグに前記分岐用リボ
ン光ファイバの分岐結合端面を接続し,前記第1および
第2のコネクタプラグを前記結合手段で結合して構成さ
れている。
に、本発明による基本的な光分岐結合器は、結合用の光
ファイバ素線端をもつ結合用光ファイバと、2本の光フ
ァイバ素線の先端面をそれぞれ分割し軸方向に半割り加
工し各光ファイバ素線の分割平行面を重ね合わせて所定
の長さの前記素線径と同じ径の部分をもつ分岐結合端面
と2つの素線端面をもつ分岐用光ファイバ3組と、それ
ぞれ少なくとも3つの対応する光ファイバ素線位置決め
孔をもつ第1および第2のコネクタプラグと、前記第1
および第2のコネクタプラグを対面結合する結合手段と
を含み、前記第1のコネクタプラグの位置決め孔に前記
結合用光ファイバの素線端を結合し,前記第2のコネク
タプラグの前記第1のコネクタの前記素線端に対応する
位置決め孔に前記分岐用光ファイバの分岐結合端面を結
合し,前記分岐用光ファイバの他の2つの素線端面を前
記第1または第2のコネクタプラグの位置決め孔に結合
し,前記素線端に対応する第1または第2のコネクタプ
ラグの位置決め孔にそれぞれさらに他の前記分岐用光フ
ァイバの分岐結合端面を結合し,前記第1および第2の
コネクタプラグを前記結合手段で結合して構成した4分
岐光分岐結合器を含んで構成されている。またさらに一
般的には前記光分岐結合器を、結合用の光ファイバ素線
端をもつ結合用光ファイバと、2本の光ファイバ素線の
先端面をそれぞれ分割し軸方向に半割り加工し各光ファ
イバ素線の2分割平行面を重ね合わせて所定の長さの正
円筒断面を持つ一つの分岐結合端面と2つの素線端面を
もつ分岐用光ファイバ複数組と、さらに各光ファイバを
精密に嵌合位置決めする複数の貫通微小孔を平行に設け
た2個一対のコネクタプラグと、前記対のコネクタプラ
グを対面結合する結合手段とを含み、一方のコネクタプ
ラグに前記複数対の分岐用光ファイバ素線の分岐結合端
面を取り付け分岐用コネクタプラグとし,他方のコネク
タプラグには予め前記1本の光ファイバ素線を第1孔列
目の前記貫通微小孔に取り付けた結合用コネクタプラグ
とし,次に分岐用コネクタプラグの第1列目の2本の分
岐用光ファイバ素線の引出し端末を結合用コネクタプラ
グの第2,3列目の微小孔に各々1本ずつ挿入し取り付
け,さらに分岐用コネクタプラグの第2,3列目の4本
の分岐用光ファイバ素線を結合用コネクタプラグの第
4,5,6,7列目の微小孔に挿入し取り付ける手順を
繰り返し、前記分岐用コネクタプラグと前記結合用コネ
クタプラグを前記結合手段により結合して構成してあ
る。また本発明による2m分岐光分岐結合器は、複数
(m≧2)個の結合用の光ファイバ素線端をもつ結合用
リボン光ファイバと、それぞれ複数(m)の結合用の光
ファイバ素線端をもつリボン光ファイバ2組をもちそれ
ぞれ対応する光ファイバ素線の先端面をそれぞれ分割し
軸方向に半割り加工し各光ファイバ素線の分割平行面を
重ね合わせて所定の長さの前記素線径と同じ径の部分を
もつm個の分岐結合端面と2m個の素線端面をもつ分岐
用リボン光ファイバと、それぞれ少なくともm個の光フ
ァイバ素線位置決め孔をもつ対のコネクタプラグと、前
記対のコネクタプラグを結合する結合手段とを含み、前
記一方のコネクタプラグに前記結合用リボン光ファイバ
を接続し,前記他方のコネクタプラグに前記分岐用リボ
ン光ファイバの分岐結合端面を接続し,前記第1および
第2のコネクタプラグを前記結合手段で結合して構成さ
れている。
【0007】
【実施例】以下図面等を参照して本発明による光分岐結
合器をさらに詳しく説明する。図1〜図8を参照して本
発明による光分岐結合器の第1の実施例である4分岐光
分岐結合器を説明する。図1は前記光分岐結合器の構成
要素である結合用光ファイバ素線の平面図および結合端
面の拡大図である。光ファイバ16の一端側の被覆が除
去され結合用の素線部Pが設けられている。図2に分岐
用の光ファイバを示す。図において、7,8は光ファイ
バ15,15の被覆が除去された光ファイバ素線部分で
あり、先端部を各々任意の分割比率(この例ではほぼ
1:1)、かつ所定の長さSにわたって分割平面9,1
0をもつように軸方向に半割り研磨加工されている。そ
してこの分割面9,10面を対面して重ね合わせ、図示
のように所定の長さSにわたって正円筒断面(外径が単
一素線径)をもつ1本の分岐用光ファイバ素線Qになる
ように加工する。この分岐用光ファイバ15の他端は2
本の光ファイバ素線端を備えている。
合器をさらに詳しく説明する。図1〜図8を参照して本
発明による光分岐結合器の第1の実施例である4分岐光
分岐結合器を説明する。図1は前記光分岐結合器の構成
要素である結合用光ファイバ素線の平面図および結合端
面の拡大図である。光ファイバ16の一端側の被覆が除
去され結合用の素線部Pが設けられている。図2に分岐
用の光ファイバを示す。図において、7,8は光ファイ
バ15,15の被覆が除去された光ファイバ素線部分で
あり、先端部を各々任意の分割比率(この例ではほぼ
1:1)、かつ所定の長さSにわたって分割平面9,1
0をもつように軸方向に半割り研磨加工されている。そ
してこの分割面9,10面を対面して重ね合わせ、図示
のように所定の長さSにわたって正円筒断面(外径が単
一素線径)をもつ1本の分岐用光ファイバ素線Qになる
ように加工する。この分岐用光ファイバ15の他端は2
本の光ファイバ素線端を備えている。
【0008】図3に第1および第2のコネクタプラグ1
1,12を示す。第1および第2のコネクタプラグ1
1,12はそれぞれ矩形の断面を持ち、第1のコネクタ
プラグ11は前記分岐用光ファイバ素線Qおよび結合用
光ファイバ素線Pを精密に嵌入可能とする3個の微小孔
14および各光ファイバ15,16の被覆部を受け入れ
る段付き孔18を備えている。第2のコネクタプラグ1
2は前記分岐用光ファイバ素線Qおよび結合用光ファイ
バ素線Pを精密に嵌入可能とする3個の微小孔13およ
び各光ファイバ15,16の被覆部を受け入れる段付き
孔17を備えている。この実施例では各コネクタプラグ
11,12の接続端面20,19面は反射戻り損失改善
のために傾斜角度α(α>8度)の傾斜面としてある。
なお、各コネクタプラグの微小孔形状は正円形以外にV
字溝などの公知の光ファイバ素線整列用の形状を使用す
ることができる。
1,12を示す。第1および第2のコネクタプラグ1
1,12はそれぞれ矩形の断面を持ち、第1のコネクタ
プラグ11は前記分岐用光ファイバ素線Qおよび結合用
光ファイバ素線Pを精密に嵌入可能とする3個の微小孔
14および各光ファイバ15,16の被覆部を受け入れ
る段付き孔18を備えている。第2のコネクタプラグ1
2は前記分岐用光ファイバ素線Qおよび結合用光ファイ
バ素線Pを精密に嵌入可能とする3個の微小孔13およ
び各光ファイバ15,16の被覆部を受け入れる段付き
孔17を備えている。この実施例では各コネクタプラグ
11,12の接続端面20,19面は反射戻り損失改善
のために傾斜角度α(α>8度)の傾斜面としてある。
なお、各コネクタプラグの微小孔形状は正円形以外にV
字溝などの公知の光ファイバ素線整列用の形状を使用す
ることができる。
【0009】次に、本発明による光分岐結合器の第1の
実施例である4分岐光分岐器の組立手順を説明する。図
4から図8は前記実施例の組立過程を示す図であって、
図4に第1のコネクタプラグ11に結合用光ファイバ1
6(結合用コネクタプラグD)の結合用の単線Pを結合
した状態を示してある。図5に第2のコネクタプラグ1
2(分岐用コネクタプラグC)に分岐用光ファイバ15
A,15B,15Cの結合部Qを接続した状態を示して
ある。次に図6に示すように第2のコネクタプラグ12
(分岐用コネクタプラグC)の第1列目の分岐用光ファ
イバ15Aの他の2本の素線端q1,q2の端末を、第
1のコネクタプラグ11(結合側コネクタプラグD)の
第2,第3の微小孔14a,14bに挿入し取り付けて
光ファイバつきコネクタプラグを製造する。図7および
図8は、図6に示した状態の第1および第2のコネクタ
プラグ11,12を結合手段21,21で対向結合した
状態を示す平面断面図および正面図である。この実施例
では結合手段21,21として低線膨張係数系材質であ
る超硬合金板を用いてコネクタプラグの上下面に接着固
定した。低線膨張係数系材質のガラス板なども固定板と
して利用できる。
実施例である4分岐光分岐器の組立手順を説明する。図
4から図8は前記実施例の組立過程を示す図であって、
図4に第1のコネクタプラグ11に結合用光ファイバ1
6(結合用コネクタプラグD)の結合用の単線Pを結合
した状態を示してある。図5に第2のコネクタプラグ1
2(分岐用コネクタプラグC)に分岐用光ファイバ15
A,15B,15Cの結合部Qを接続した状態を示して
ある。次に図6に示すように第2のコネクタプラグ12
(分岐用コネクタプラグC)の第1列目の分岐用光ファ
イバ15Aの他の2本の素線端q1,q2の端末を、第
1のコネクタプラグ11(結合側コネクタプラグD)の
第2,第3の微小孔14a,14bに挿入し取り付けて
光ファイバつきコネクタプラグを製造する。図7および
図8は、図6に示した状態の第1および第2のコネクタ
プラグ11,12を結合手段21,21で対向結合した
状態を示す平面断面図および正面図である。この実施例
では結合手段21,21として低線膨張係数系材質であ
る超硬合金板を用いてコネクタプラグの上下面に接着固
定した。低線膨張係数系材質のガラス板なども固定板と
して利用できる。
【0010】本実施例の4分岐光分岐結合器の光分岐作
用について説明する。まず第1のコネクタプラグ11
(結合用コネクタプラグD)の第1列目の光ファイバ素
線Pからの光は、第2のコネクタプラグ12(分岐用コ
ネクタプラグC)の第1列目の光ファイバ素線q1,q
2の2回路に接続され2回路に分岐される(図7参
照)。さらに光ファイバ素線q1,q2の端末は第1の
コネクタプラグ11(結合側コネクタプラグD)の第
2,3列目に接続されているので、光ファイバ素線q
1,q2の光は第2のコネクタプラグ12(分岐側コネ
クタプラグC)の第2,3列目の光ファイバ素線q3,
q4,q5,q6の4回路に分岐出力されることにな
る。
用について説明する。まず第1のコネクタプラグ11
(結合用コネクタプラグD)の第1列目の光ファイバ素
線Pからの光は、第2のコネクタプラグ12(分岐用コ
ネクタプラグC)の第1列目の光ファイバ素線q1,q
2の2回路に接続され2回路に分岐される(図7参
照)。さらに光ファイバ素線q1,q2の端末は第1の
コネクタプラグ11(結合側コネクタプラグD)の第
2,3列目に接続されているので、光ファイバ素線q
1,q2の光は第2のコネクタプラグ12(分岐側コネ
クタプラグC)の第2,3列目の光ファイバ素線q3,
q4,q5,q6の4回路に分岐出力されることにな
る。
【0011】さらに8回路に分岐するには各コネクタプ
ラグの微小孔列を7列とし、分岐用光ファイバ素線Qを
4対追加して同様の組立手順を繰り返すことにより達成
できる。同様にしてn回繰り返すことにより2n 分岐光
分岐結合器を簡単に製作できる。図9には、前述した実
施例(図9のAに示す)と等価な光回路接続構成をもつ
他の2つの接続(B)(C)が示されている。予想され
る配置等を考慮していずれかの接続を選択することがで
きる。
ラグの微小孔列を7列とし、分岐用光ファイバ素線Qを
4対追加して同様の組立手順を繰り返すことにより達成
できる。同様にしてn回繰り返すことにより2n 分岐光
分岐結合器を簡単に製作できる。図9には、前述した実
施例(図9のAに示す)と等価な光回路接続構成をもつ
他の2つの接続(B)(C)が示されている。予想され
る配置等を考慮していずれかの接続を選択することがで
きる。
【0012】図10および図11に本発明の光分岐結合
器の第2の実施例であるスター型の4×4回路光分岐結
合器の例を示す。この形態は先に説明した基本形態の発
展形態としても理解できる。図10に4×4回路光分岐
結合器の結線レイアウトを示す。左側の4回路の光ファ
イバp1,p2,p3,p4と右側の4回路の光ファイ
バq1,q2,q3,q4を接続して構成したものであ
る。図11に、この4×4分岐器の平面略図を示す。図
においてHは分岐用コネクタプラグ,Gは結合用コネク
タプラグであり、各コネクタプラグには6列の整列孔が
設けられている。最初に結合用コネクタプラグGの第1
列目の整列孔に一端が接続されている光ファイバj1の
他端を第2列目の孔に接続する。次に分岐用コネクタプ
ラグのHの第1列目の2本の光ファイバ端末を、結合用
コネクタプラグGの第3,4列目の孔に取りつければ、
分岐用コネクタプラグHの第3,4列目の各2本の光フ
ァイバp1,p2,p3,p4に接続されて図10の左
側の4回路を構成できる。次に分岐用コネクタプラグH
の第2列目の2本の光ファイバ端末を結合用コネクタプ
ラグGの第5,6列目の孔に取りつけることにより、分
岐用コネクタプラグHの第5,6列目の各2本の光ファ
イバq1,q2,q3,q4に接続されて図10の右側
の4回路を構成できる。前記実施例においてさらに各コ
ネクタプラグの整列孔列を8列追加することにより、8
×8回路スター型光分岐結合器を構成できる。以上の各
実施例のように各コネクタプラグに設けた整列孔列数と
接続法を変えることにより、広い範囲の型式の光分岐合
流器の構成ができる。
器の第2の実施例であるスター型の4×4回路光分岐結
合器の例を示す。この形態は先に説明した基本形態の発
展形態としても理解できる。図10に4×4回路光分岐
結合器の結線レイアウトを示す。左側の4回路の光ファ
イバp1,p2,p3,p4と右側の4回路の光ファイ
バq1,q2,q3,q4を接続して構成したものであ
る。図11に、この4×4分岐器の平面略図を示す。図
においてHは分岐用コネクタプラグ,Gは結合用コネク
タプラグであり、各コネクタプラグには6列の整列孔が
設けられている。最初に結合用コネクタプラグGの第1
列目の整列孔に一端が接続されている光ファイバj1の
他端を第2列目の孔に接続する。次に分岐用コネクタプ
ラグのHの第1列目の2本の光ファイバ端末を、結合用
コネクタプラグGの第3,4列目の孔に取りつければ、
分岐用コネクタプラグHの第3,4列目の各2本の光フ
ァイバp1,p2,p3,p4に接続されて図10の左
側の4回路を構成できる。次に分岐用コネクタプラグH
の第2列目の2本の光ファイバ端末を結合用コネクタプ
ラグGの第5,6列目の孔に取りつけることにより、分
岐用コネクタプラグHの第5,6列目の各2本の光ファ
イバq1,q2,q3,q4に接続されて図10の右側
の4回路を構成できる。前記実施例においてさらに各コ
ネクタプラグの整列孔列を8列追加することにより、8
×8回路スター型光分岐結合器を構成できる。以上の各
実施例のように各コネクタプラグに設けた整列孔列数と
接続法を変えることにより、広い範囲の型式の光分岐合
流器の構成ができる。
【0013】図12および13に本発明による第3の実
施例である2m(m=4)接続の光分岐結合器の実施例
の平面図と正面の各断面図を示す。結合用リボン光ファ
イバ24は4個の結合用の光ファイバ素線27〜27を
もっている。分岐用リボン光ファイバはそれぞれ4個の
結合用の光ファイバ素線端をもつリボン光ファイバ2
2,23の対から構成されている。それぞれ対応する光
ファイバ素線の先端面(例えば25Aと26A)をそれ
ぞれ分割し軸方向に半割り加工し各光ファイバ素線の分
割平行面を重ね合わせる。図13の左端の結合端面28
の拡大図を参照されたい。コネクタプラグ29は4個の
光ファイバ素線位置決め孔をもち、前記分岐用リボン光
ファイバの先端28を受け入れて固定し支持する。コネ
クタプラグ30も4個の光ファイバ素線位置決め孔をも
ち、前記結合用のリボン光ファイバの先端27を受け入
れて固定し支持する。前記第1および第2のコネクタプ
ラグ29,30を前述したような結合手段21,21で
結合して2m(m=4)の分岐光分岐結合器を形成す
る。
施例である2m(m=4)接続の光分岐結合器の実施例
の平面図と正面の各断面図を示す。結合用リボン光ファ
イバ24は4個の結合用の光ファイバ素線27〜27を
もっている。分岐用リボン光ファイバはそれぞれ4個の
結合用の光ファイバ素線端をもつリボン光ファイバ2
2,23の対から構成されている。それぞれ対応する光
ファイバ素線の先端面(例えば25Aと26A)をそれ
ぞれ分割し軸方向に半割り加工し各光ファイバ素線の分
割平行面を重ね合わせる。図13の左端の結合端面28
の拡大図を参照されたい。コネクタプラグ29は4個の
光ファイバ素線位置決め孔をもち、前記分岐用リボン光
ファイバの先端28を受け入れて固定し支持する。コネ
クタプラグ30も4個の光ファイバ素線位置決め孔をも
ち、前記結合用のリボン光ファイバの先端27を受け入
れて固定し支持する。前記第1および第2のコネクタプ
ラグ29,30を前述したような結合手段21,21で
結合して2m(m=4)の分岐光分岐結合器を形成す
る。
【0014】以上詳しく説明したように、本発明による
光分岐結合器は、技術的に安定した多心コネクタプラグ
対,アダプタなどの結合手段,2本の光ファイバ素線の
先端部を重ね合わせて1本化した複数対の分岐用光ファ
イバおよび1本の結合用光ファイバ素線から構成され
る。したがって、安定した少ない部品点数で光分岐結合
器を実現できる。前記各光ファイバを2個の多心コネク
タに所定の手順で接続して製造した光ファイバ付きコネ
クタプラグの接続光ファイバ素線をループ状に曲げて各
コネクタプラグの接続端面を対面して整列接続すること
により多分岐光分岐結合器を構成できる。したがって、
組立作業も簡単である。本発明の多分岐光分岐結合器
は、一括接続点1箇所の1組のコネクタプラグで16〜
32分岐まで構成可能である。従来方法で同回路数に分
岐する場合の2分岐光分岐結合器に1箇所ずつ付随した
光ファイバ素線端末の無反射処理は不要となった。この
ために、部品価格,組立工数および占有容積などの点で
飛躍的な改善が可能となった。また性能的には、従来の
エバネッセント効果による光結合方式でなく安定した光
ファイバ端面接続方式のために、特に多回路分岐で問題
となっていた光源波長依存性の低減を可能としたもので
ある。
光分岐結合器は、技術的に安定した多心コネクタプラグ
対,アダプタなどの結合手段,2本の光ファイバ素線の
先端部を重ね合わせて1本化した複数対の分岐用光ファ
イバおよび1本の結合用光ファイバ素線から構成され
る。したがって、安定した少ない部品点数で光分岐結合
器を実現できる。前記各光ファイバを2個の多心コネク
タに所定の手順で接続して製造した光ファイバ付きコネ
クタプラグの接続光ファイバ素線をループ状に曲げて各
コネクタプラグの接続端面を対面して整列接続すること
により多分岐光分岐結合器を構成できる。したがって、
組立作業も簡単である。本発明の多分岐光分岐結合器
は、一括接続点1箇所の1組のコネクタプラグで16〜
32分岐まで構成可能である。従来方法で同回路数に分
岐する場合の2分岐光分岐結合器に1箇所ずつ付随した
光ファイバ素線端末の無反射処理は不要となった。この
ために、部品価格,組立工数および占有容積などの点で
飛躍的な改善が可能となった。また性能的には、従来の
エバネッセント効果による光結合方式でなく安定した光
ファイバ端面接続方式のために、特に多回路分岐で問題
となっていた光源波長依存性の低減を可能としたもので
ある。
【図1】本発明による光分岐結合器の第1の実施例の構
成要素の結合用光ファイバ単線を示す平面図および素線
端面の拡大図である。
成要素の結合用光ファイバ単線を示す平面図および素線
端面の拡大図である。
【図2】前記実施例の構成要素の分岐用光ファイバを示
す平面図および結合端面の拡大図である。
す平面図および結合端面の拡大図である。
【図3】前記実施例の構成要素である第1および第2の
コネクタプラグの平面図および側面図である。
コネクタプラグの平面図および側面図である。
【図4】図4から図8は前記実施例の組立過程を示す図
であって、図4は第1のコネクタプラグに結合用光ファ
イバ単線を結合した状態を示す図である。
であって、図4は第1のコネクタプラグに結合用光ファ
イバ単線を結合した状態を示す図である。
【図5】第2のコネクタプラグに分岐用光ファイバの結
合端面を結合した状態を示す図である。
合端面を結合した状態を示す図である。
【図6】第2のコネクタプラグに結合された分岐用光フ
ァイバの他端の光ファイバ素線を第1のコネクタプラグ
に結合した状態を示す図である。
ァイバの他端の光ファイバ素線を第1のコネクタプラグ
に結合した状態を示す図である。
【図7】図6に示した状態の第1および第2のコネクタ
プラグを対向して結合した状態を示す平面断面図であ
る。
プラグを対向して結合した状態を示す平面断面図であ
る。
【図8】図7に示す状態に対応する正面図である。
【図9】第1の実施例と等価な接続関係を示す略図であ
る。
る。
【図10】本発明による第2の実施例である星型接続の
光分岐結合器の実施例を示す接続図である。
光分岐結合器の実施例を示す接続図である。
【図11】前記第2の実施例の平面図である。
【図12】本発明による第3の実施例である2m接続の
光分岐結合器の実施例を示す接続図である。
光分岐結合器の実施例を示す接続図である。
【図13】前記第3の実施例の正面断面図である。
【図14】従来の2分岐光分岐結合器の1例を示す略図
である。
である。
【図15】従来の2分岐光分岐結合器の他の例を示す略
図である。
図である。
【図16】従来の8分岐光分岐結合器の構成例を示す略
図である。
図である。
1,2,4,5,6,7,8 光ファイバ素線 3 光ファイバ素線の結合部 9,10 結合面 11,12 第1および第2のコネクタプラグ 13,14 整列用微小孔 15,16 光ファイバ 17,18 光ファイバの被覆部受入れ段部 19,20 結合面 22,23,24 リボン光ファイバ 25,26,27 光ファイバ素線 28 分岐結合用の端面 29,30 コネクタプラグ
Claims (3)
- 【請求項1】 結合用の光ファイバ素線端をもつ結合用
光ファイバと、 2本の光ファイバ素線の先端面をそれぞれ分割し軸方向
に半割り加工し各光ファイバ素線の分割平行面を重ね合
わせて所定の長さの前記素線径と同じ径の部分をもつ分
岐結合端面と2つの素線端面をもつ分岐用光ファイバ3
組と、 それぞれ少なくとも3つの対応する光ファイバ素線位置
決め孔をもつ第1および第2のコネクタプラグと、 前記第1および第2のコネクタプラグを対面結合する結
合手段とを含み、 前記第1のコネクタプラグの位置決め孔に前記結合用光
ファイバの素線端を結合し,前記第2のコネクタプラグ
の前記第1のコネクタの前記素線端に対応する位置決め
孔に前記分岐用光ファイバの分岐結合端面を結合し,前
記分岐用光ファイバの他の2つの素線端面を前記第1ま
たは第2のコネクタプラグの位置決め孔に結合し,前記
素線端に対応する第1または第2のコネクタプラグの位
置決め孔にそれぞれさらに他の前記分岐用光ファイバの
分岐結合端面を結合し,前記第1および第2のコネクタ
プラグを前記結合手段で結合して構成した4分岐光分岐
結合器を含む光分岐結合器。 - 【請求項2】 結合用の光ファイバ素線端をもつ結合用
光ファイバと、 2本の光ファイバ素線の先端面をそれぞれ分割し軸方向
に半割り加工し各光ファイバ素線の2分割平行面を重ね
合わせて所定の長さの正円筒断面を持つ一つの分岐結合
端面と2つの素線端面をもつ分岐用光ファイバ複数組
と、 さらに各光ファイバを精密に嵌合位置決めする複数の貫
通微小孔を平行に設けた2個一対のコネクタプラグと、 前記対のコネクタプラグを対面結合する結合手段とを含
み、 一方のコネクタプラグに前記複数対の分岐用光ファイバ
素線の分岐結合端面を取り付け分岐用コネクタプラグと
し,他方のコネクタプラグには予め前記1本の光ファイ
バ素線を第1孔列目の前記貫通微小孔に取り付けた結合
用コネクタプラグとし,次に分岐用コネクタプラグの第
1列目の2本の分岐用光ファイバ素線の引出し端末を結
合用コネクタプラグの第2,3列目の微小孔に各々1本
ずつ挿入し取り付け,さらに分岐用コネクタプラグの第
2,3列目の4本の分岐用光ファイバ素線を結合用コネ
クタプラグの第4,5,6,7列目の微小孔に挿入し取
り付ける手順を繰り返し、前記分岐用コネクタプラグと
前記結合用コネクタプラグを前記結合手段により結合し
て構成した2n 分岐・光分岐結合器。 - 【請求項3】 複数(m≧2)個の結合用の光ファイバ
素線端をもつ結合用リボン光ファイバと、 それぞれ複数(m)の結合用の光ファイバ素線端をもつ
リボン光ファイバ2組をもちそれぞれ対応する光ファイ
バ素線の先端面をそれぞれ分割し軸方向に半割り加工し
各光ファイバ素線の分割平行面を重ね合わせて所定の長
さの前記素線径と同じ径の部分をもつm個の分岐結合端
面と2m個の素線端面をもつ分岐用リボン光ファイバ
と、 それぞれ少なくともm個の光ファイバ素線位置決め孔を
もつ対のコネクタプラグと、 前記対のコネクタプラグを結合する結合手段とを含み、 前記一方のコネクタプラグに前記結合用リボン光ファイ
バを接続し,前記他方のコネクタプラグに前記分岐用リ
ボン光ファイバの分岐結合端面を接続し,前記第1およ
び第2のコネクタプラグを前記結合手段で結合して構成
した2m分岐・光分岐結合器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4351832A JP2957055B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 光分岐結合器 |
US08/089,441 US5400421A (en) | 1992-12-08 | 1993-07-12 | Optical demultiplexing/multiplexing device |
DE69319699T DE69319699T2 (de) | 1992-12-08 | 1993-12-08 | Optischer Demultiplexer/Multiplexer |
EP93119771A EP0601558B1 (en) | 1992-12-08 | 1993-12-08 | Optical Demultiplexing/Multiplexing Device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4351832A JP2957055B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 光分岐結合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174966A JPH06174966A (ja) | 1994-06-24 |
JP2957055B2 true JP2957055B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=18419919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4351832A Expired - Fee Related JP2957055B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 光分岐結合器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5400421A (ja) |
EP (1) | EP0601558B1 (ja) |
JP (1) | JP2957055B2 (ja) |
DE (1) | DE69319699T2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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FR2730317A1 (fr) * | 1995-02-03 | 1996-08-09 | Alcatel Cable Interface | Multiferule de connexion de fibres optiques, connecteur en faisant application et procede de fabrication de cette multiferule |
US5694506A (en) * | 1995-03-09 | 1997-12-02 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical connector |
US6049644A (en) * | 1997-05-13 | 2000-04-11 | Lucent Technologies Inc. | Optical routing device having a substantially flat passband |
US6305850B1 (en) * | 1998-12-31 | 2001-10-23 | Corning Cable Systems Llc | Multifiber alignment adapter and associated fiber optic connector subassembly |
EP1181599B1 (en) * | 1999-06-03 | 2003-03-05 | Hutchinson Technology, Inc. | Fiber optic light mixer |
US20030165318A1 (en) * | 2002-03-04 | 2003-09-04 | Quality Quartz To America, Inc. | Fiber optic device with multiple independent connecting regions and method for making same |
US6892006B2 (en) * | 2002-11-05 | 2005-05-10 | Hutchinson Technology Incorporated | Fiber optic light mixer |
JP2005025135A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 高信頼性光導波路型デバイス |
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US8938279B1 (en) | 2009-01-26 | 2015-01-20 | VioOptix, Inc. | Multidepth tissue oximeter |
US8290558B1 (en) | 2009-11-23 | 2012-10-16 | Vioptix, Inc. | Tissue oximeter intraoperative sensor |
WO2014120308A2 (en) * | 2012-12-05 | 2014-08-07 | MiMetrix Design Group, L.L.C. | Monolithic splitter assembly |
WO2015126479A1 (en) * | 2013-11-15 | 2015-08-27 | Weatherford/Lamb, Inc. | Multi-core optical waveguide for multi-parameter sensing |
CN103995325B (zh) * | 2014-06-11 | 2016-04-06 | 苏州旭创科技有限公司 | 光收发模块 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2542457B1 (fr) * | 1983-03-09 | 1987-01-30 | Lenoane Georges | Piece de reception a fibre optique pour dispositif de couplage et procede de realisation d'un tel dispositif |
JPS6021706U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-14 | アルプス電気株式会社 | スタ−カプラ |
FR2552236B1 (fr) * | 1983-09-21 | 1985-10-25 | Comp Generale Electricite | Procede de fabrication simultanee de plusieurs coupleurs de meme type pour fibres optiques |
FR2558966B1 (fr) * | 1984-01-31 | 1986-07-04 | Alliance Tech Ind | Coupleur-repartiteur a fibres optiques et son procede de fabrication |
US4708424A (en) * | 1984-09-21 | 1987-11-24 | Northwestern University | Transmissive single-mode fiber optics star network |
JPH0799407B2 (ja) * | 1989-09-06 | 1995-10-25 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバカプラ |
JPH03220509A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-09-27 | Seiko Giken:Kk | 多分割光分岐合流器 |
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