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JP2956340B2 - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射制御装置

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Publication number
JP2956340B2
JP2956340B2 JP3791392A JP3791392A JP2956340B2 JP 2956340 B2 JP2956340 B2 JP 2956340B2 JP 3791392 A JP3791392 A JP 3791392A JP 3791392 A JP3791392 A JP 3791392A JP 2956340 B2 JP2956340 B2 JP 2956340B2
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JP
Japan
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valve
intake air
intake
internal combustion
value
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JP3791392A
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English (en)
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JPH05231211A (ja
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明 橋爪
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH05231211A publication Critical patent/JPH05231211A/ja
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料噴射制御
装置に係り、特に可変バルブタイミング装置を備えると
共に、吸入空気量を予測して燃料噴射量を制御する内燃
機関の燃料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料噴射量を決定する吸入空
気量については、吸気管圧力センサやエアフローメータ
等のセンサにて検出されたセンサ値をそのまま使用する
方法が一般的に知られている。しかしながらこの方法に
よると、例えばアクセルを踏み込んだスロットル急開時
等の過渡運転時には、センサの検出遅れ等によりセンサ
値自体が実際の値からずれてしまうため、過渡運転時の
空燃比を正確に制御することが困難であった。そこで上
記問題点を解決するために、近年、スロットル開度TA
と機関回転数NEとから、吸入空気量を予測する技術が
開発され周知とされている。この予測吸入空気量GNF
WDの算出方法については後で詳述するが、スロットル
開度TAと機関回転数NEとをパラメータとした2次元
マップよりGNTA(TA,NEで決まる定常時の吸入
空気量)を求め、このGNTAに対して所定の演算を行
ってGNFWDを求めることを基本としている。そして
このGNFWDによれば、実際に吸入された吸入空気量
が遅れなしで常に正確に求められるため、上記過渡運転
時においても空燃比を正確に制御することができるよう
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吸気バルブのバルブタ
イミングを変化せしめる可変バルブタイミング装置(以
下、VVTという)を備えている内燃機関では、スロッ
トル開度TAと機関回転数NEとが同一条件であって
も、吸気バルブのバルブタイミングの変化によって実際
の吸入空気量が変化する。一方、上記予測吸入空気量G
NFWDは上記の如くTAとNEの値からGNTAを介
して一義的に算出されるため、TAとNEとが同一条件
である場合には1つの予測吸入空気量GNFWDが算出
されるのみである。従って、VVT付内燃機関の場合に
は、特定のバルブタイミングを除いては予測吸入空気量
GNFWDが実際の吸入空気量から外れてしまうため、
予測吸入空気量GNFWDを採用しても過渡運転時にお
いて空燃比を正確に制御することができないという問題
が生じていた。
【0004】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、VVT付内燃機関において、バルブタイミングに
係わらず常に正確な吸入空気量を求めることにより、過
渡運転時においても空燃比を正確に制御しうる内燃機関
の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理構成図である。同図に示すように請求項
1記載の発明は、 機関状態に応じて吸気バルブ2のバル
ブタイミングを可変せしめる可変バルブタイミング装置
3を具備した内燃機関1に設けられ、演算される予測吸
入空気量に基づき前記内燃機関1の燃料噴射量を制御す
る制御手段4を具備する内燃機関の燃料噴射制御装置に
おいて、前記制御手段4は、異なるバルブタイミングに
対応させて複数設けられており、前記内燃機関1の回転
数とスロットル開度とから当該バルブタイミングに適合
したバルブ状態適合吸入空気量を求める構成とされたマ
ップ5と、 機関状態に対応した現在のバルブタイミング
の進角値である実進角値を演算すると共に、該実進角値
と前記複数のマップから求められる前記バルブ状態適合
吸入空気量に基づき前記予測吸入空気量を算出する算出
手段6とを設けた構成である。また、請求項2記載の発
明は、請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置にお
いて、 前記算出手段6は、 現在の機関状態に応じた最適
バルブタイミングである目標進角値を演算すると共に、
前記可変バルブタイミング装置の作動油の温度を検出
し、前記目標進角値と前記作動油の温度とに基づき前記
実進角値を演算する構成である。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、過渡時において
吸気バルブ2のバルブタイミングが可変されたとして
も、算出手段6は複数のマップ5から夫々求められた複
数のバルブ状態適合吸入空気量と現在のバルブタイミン
グの進角値である実進角値に基づき、バルブタイミング
に対応する予測吸入空気量を算出する。即ち、過渡時に
おいて可変バルブタイミング装置3が可変されても、
出手段6は吸気バルブ2の任意のバルブタイミングに対
して実際の吸入空気量に合った正確な吸入空気量を予測
する。このため、制御手段4は、過渡時における吸気バ
ルブ2の任意のバルブタイミングに対して、内燃機関1
の燃料噴射量を最適値に制御する。また、請求項2記載
の発明によれば、 前記算出手段6が実進角値を演算する
際、可変バルブタイミング装置3の作動油の温度を反映
させる構成としているため、作動油の粘度による可変バ
ルブタイミング装置3の応答遅れが考慮され、実際のバ
ルブタイミングの変化に対応したより精度の高い実進角
値を求めることができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】図2は本発明が適用される内燃機関(エン
ジン)およびその周辺装置の一実施例を表している。本
実施例は前記内燃機関1として4気筒4サイクル火花点
火式内燃機関に適用した例で、図2には任意の1気筒の
構造断面図を示している。この内燃機関(エンジン)の
各部は後述するマイクロコンピュータによって制御され
る。
【0009】図2において、10はエンジン本体であ
り、エンジンブロック22内に図中、上下方向に往復運
動するピストン23が収納されている。ピストン23の
上部に形成された燃焼室24が吸気バルブ26(前記吸
気バルブ2に相当)を介してインテークマニホルド25
に連通される一方、排気バルブ27を介してエキゾース
トマニホルド28に連通されている。また、燃焼室24
にプラグギャップが突出するように点火プラグ29が設
けられている。
【0010】インテークマニホルド25の上流側はサー
ジタンク30を介して4気筒共通に吸気管31に連通さ
れている。この吸気管31内にはスロットルバルブ3
3、熱線式エアフローメータ32が夫々設けられてい
る。スロットルバルブ33はアクセルペダルに連動して
開度が調整される構成とされており、またその開度はス
ロットルポジションセンサ34により検出される構成と
されている。熱線式エアフローメータ32は熱線32a
が一定温度を維持するための必要な電流値をもって吸入
空気の流速、即ち吸入空気量の信号としている。熱線式
エアフローメータ32の下流側には吸入空気温を測定す
る吸気温センサ35が設けられている。
【0011】また、スロットルバルブ33を迂回し、か
つ、スロットルバルブ33の上流側と下流側とを連通す
るバイパス通路36が設けられ、そのバイパス通路36
の途中にソレノイドによって弁開度が制御されるアイド
ル・スピード・コントロール・バルブ(ISCV)37
が取付けられている。
【0012】38は燃料噴射弁で、インテークマニホル
ド25を通る空気流中に、後述のマイクロコンピュータ
21の指示に従い燃料を噴射する。また、酸素濃度検出
センサ(O2 センサ)39はエキゾーストマニホルド2
8を一部貫通突出するように設けられ、触媒装置に入る
前の排気ガス中の酸素濃度を検出する。40は水温セン
サで、エンジンブロック22を貫通して一部がウォータ
ジャケット内に突出するように設けられており、エンジ
ン冷却水の水温を検出する。41はイグナイタで、イグ
ニッションコイル(図示せず)の一次電流を開閉する。
また、42はディストリビュータで、エンジンクランク
シャフトの基準位置検出信号を発生する気筒判別センサ
43と、エンジン回転数信号を例えば30℃A毎に発生
する回転角センサ44とを有している。
【0013】更に、46は吸気バルブ26、排気バルブ
27のバルブタイミングを変える油圧駆動式の動弁機構
であり、マイクロコンピュータ21からの信号に応じて
動弁機構46に供給する油圧を制御する油圧コントロー
ルソレノイドバルブ(以下、単にソレノイドバルブとい
う)45と共に、前記可変バルブタイミング装置3に相
当する可変バルブタイミング装置47(VVT)を構成
している。ソレノイドバルブ45には作動油として所定
の油圧を有したエンジン10の潤滑油が供給されてい
る。また48は作動油としてのエンジン10の潤滑油の
温度を検出する油温センサであり、その出力値が後述す
るように本発明の制御に使用されるものである。VVT
47は吸気バルブ26または排気バルブ27の開閉タイ
ミングを作動油の油圧に応じて変化せしめる周知の構造
とされている。
【0014】このような構成の各部の動作を制御するマ
イクロコンピュータ21は図3に示す如きハードウェア
構成とされている。同図中、図2と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。図3において、マ
イクロコンピュータ21は中央処理装置(CPU)5
0、処理プログラムを格納したリード・オンリ・メモリ
(ROM)51、作業領域として使用されるランダム・
アクセス・メモリ(RAM)52、エンジン停止後もデ
ータを保持するバックアップRAM53、入力インタフ
ェース回路54、マルチプレクサ付きA/Dコンバータ
56及び入出力インタフェース回路55などから構成さ
れており、それらはバス57を介して互いに接続されて
いる。
【0015】A/Dコンバータ56は熱線式エアフロー
メータ32からの吸入空気量検出信号、吸気温センサ3
5からの吸気温検出信号、スロットルポジションセンサ
34からのスロットル開度検出信号、水温センサ40か
らの水温検出信号、O2 センサ39からの酸素濃度検出
信号、油温センサ48からの油温検出手信号を入力イン
タフェース回路54を通して順次切り換えて取り込み、
それをアナログ・ディジタル変換してバス57へ順次送
出する。
【0016】入出力インタフェース回路55はスロット
ルポジションセンサ34からの検出信号及び回転角セン
サ44からのエンジン回転数(NE)に応じた回転数信
号などが夫々入力され、それをバス57を介してCPU
50へ入力する。
【0017】また、CPU50は上記の入出力インタフ
ェース回路55及びA/Dコンバータ56からバス57
を通して入力された各データに基づいて、各種演算処理
を実行し、得られたデータをバス57及び入出力インタ
フェース回路55を通してISCV37,燃料噴射弁3
8,イグナイタ41及び油圧コントロールソレノイドバ
ルブ45へ適宜選択出力し、ISCV37の開度を制御
してアイドル回転数を目標回転数に制御したり、燃料噴
射弁38による燃料噴射時間、すなわち単位時間当りの
燃料噴射量や噴射時期を制御したり、イグナイタ41に
より点火時期制御を行なわせ、またソレノイドバルブ4
5を駆動して動弁機構46によるバルブタイミングの制
御を行なう。
【0018】次に、上記VVT47によるバルブタイミ
ング制御について説明する。
【0019】図4(A),(B)夫々は吸気バルブ26
のバルブタイミングを最進角(x=60°CA)の場合
と最遅角(x=0°CA)の場合とについて示したタイ
ミングチャートである。図4(A),(B)を比較する
と、VVT最遅角における吸気バルブ26の閉弁(I.
C)タイミングは、VVT最進角における閉弁(I.
C)タイミングに比べて遅れている(β′>β)。一般
にエンジンの高回転領域においては、シリンダ内へ入り
込む吸入空気の流速が速いため、吸気バルブ26の閉弁
を遅らせることにより吸入空気の慣性力による慣性過給
効果が期待でき、これによって充填効率が向上して出力
トルクを上昇させることができる。また、反対に低回転
領域においては吸入空気の流速が遅く吸気の慣性力が小
さいため、吸気バルブ26の閉弁を早めることにより、
ピストンの上昇に伴ってシリンダ内の吸気が吸気ポート
内に押し戻されることを防止することができる。このよ
うに吸気バルブ26のバルブタイミングは、基本的に機
関回転数が高回転であるほど吸気バルブの閉弁を遅らせ
(遅角側)、低回転であるほど閉弁を早めるように(進
角側)、上記最進角から最遅角の間の最適バルブタイミ
ングに制御される。
【0020】また、図5は吸気行程における吸気ポート
内の圧力変化をVVT最進角時とVVT最遅角時の両条
件について表した図である。同図中、実線で示される最
進角時の圧力変化は、吸気TDC近傍で大きく正圧とな
り、その後ピストン23の下動に応じて大きく負圧とな
り、BDCを過ぎたところで吸気バルブ26が閉弁され
る。また点線で示される最遅角時の圧力変化は、吸気バ
ルブ26が開弁される吸気TDCのところで一時的に正
圧となり、その後大きく負圧となり、BDCを過ぎたと
ころからピストン23の上動に押し戻されて再び正圧と
なり、そして吸気バルブ26が閉弁される。図5中、吸
気TDCの部分の正圧は排気ガスの残圧による影響であ
るため考慮しないとすると、最遅角の場合は、BDC後
の正圧により吸入空気が押し戻される分、最進角の場合
に比べて吸入空気量が減少する。しかしながら高回転領
域では、このBDC後の正圧のところでも上記の如く慣
性を有した吸入空気がシリンダ内に供給されるため、吸
入空気量は遅角側の方が多くなる。このように、機関回
転数によっても異なるが、吸気バルブ26のバルブタイ
ミングを変化させることにより吸気行程における吸気ポ
ート内圧力が変化し、これによって吸入空気量が変化す
ることは同図より明確である。
【0021】従って、上述したようにエンジン回転数と
スロットル開度とから一義的に得られる予測吸入空気量
は、バルブタイミングに応じて変化する実際の吸入空気
量から外れるという従来の問題が発生した。そこで本実
施例では、吸気バルブ26の任意のバルブタイミングに
対して吸入空気量を正確に求め、これによって空燃比を
正確に制御することを目的としている。
【0022】このため、本実施例におけるマイクロコン
ピュータ21は、ROM51内に格納されたプログラム
に従い以下に説明するフローチャートの処理を実行し、
前記した本発明になる制御手段4(マップ5、算出手段
6を含む)をソフトウェア処理にて実現する次に、本発
明装置の一実施例の要部を構成する制御プログラムとし
て、VVT制御/予測吸入空気量GNFWD算出ルーチ
ンについて説明する。図6は上記のVVT制御/予測吸
入空気量GNFWD算出ルーチンのフローチャートを示
す。このルーチンはメインルーチン周回毎に起動される
サブルーチンである。このVVT制御/予測吸入空気量
GNFWD算出ルーチンが起動されると、先ずステップ
102にて、上記回転角センサ44による検出信号およ
びスロットルポジションセンサ34による検出信号から
現時点における機関回転数NEおよびスロットル開度T
Aのデータを読み込む。読み込まれたデータを夫々NE
1 ,TA1 とする。次のステップ104では、上述した
各センサの検出信号から現時点におけるエンジンの各種
データを読み込み、またステップ102により得られた
NE1 ,TA1 と共に、VVT目標進角値d、即ち現時
点のエンジン運転状態に応じた吸気バルブ26の最適バ
ルブタイミングを算出する。次のステップ106では、
吸気バルブ26のバルブタイミングがステップ104に
て算出されたVVT目標進角値dとなるようにマイクロ
コンピュータ21からVVT47に対して制御出力を行
う。VVT47では、マイクロコンピュータ21からの
信号によりVVT目標進角値dに対応する油圧がソレノ
イドバルブ45で作成され、この油圧が動弁機構46の
吸気バルブ26側に作用するため、吸気バルブ26のバ
ルブタイミングが目標進角値dに変化する。
【0023】ここで、作動油の粘度が高い低温時には、
VVT47の動きが遅くなるため、マイクロコンピュー
タ21がVVT47に対して上記の如く制御出力を行っ
てから、吸気バルブ26のバルブタイミングが実際に目
標進角値dとなるまでに時間差が発生する。即ち、VV
T47に応答遅れが発生する。そして、バルブタイミン
グが変化する際の実際の吸入空気量の変化もこの応答遅
れに伴って、ある時間をかけて徐々に変化するようにな
る。次に説明するステップ108,110は、バルブタ
イミングが変化する際の予測吸気空気量を、上述した実
際の吸気空気量の変化に近いものとするための処理であ
る。ステップ108では、なまし係数nを図7に示すな
まし係数nのマップより算出する。そして、ステップ1
10では次式によりVVT47の上記応答遅れを考慮し
たVVT実進角値cを算出する。
【0024】 c(i)=c(i−1)+{d−c(i−1)}/n ……(1) 上式(1)より、今回ルーチン通過時のVVT実進角値
c(i)は、目標進角値dと前回ルーチン通過時におけ
る実進角値c(i−1)との差をなまし係数nで除算し
たものを実進角値c(i−1)に加算して求められる。
この上式(1)によれば、ルーチンを繰り返すことによ
り、VVT実進角値cが変化開始前の進角値から時間を
かけて徐々に目標進角値dに近づくようになる。また、
なまし係数nは、図7に示すように上記油温センサ48
の検出信号である作動油の油温THOにより変化するた
め、VVT実進角値cが目標進角値dに達するまでの速
度は、THOが小さいほど遅くなり(なまし係数nが
大)、THOが大きいほど速くなる(なまし係数nが
小)。暖機が完全に終了した定常時の油温THO1 にお
いてはn=1.0となり、この場合には実進角値cが即
時に目標進角値dとなる。即ち、定常時においてはVV
T47に応答遅れが殆ど発生していないことを意味す
る。
【0025】このように、図7に示すマップおよび上式
(1)によれば、作動油の粘度によるVVT47の応答
遅れが考慮され、実際のバルブタイミングの変化に対応
したVVT実進角値cを求めることができる。尚、本実
施例では、油温センサ48による油温THOからなまし
係数nを求めているが、水温センサ40による冷却水温
THWも油温THOと同様に変化し、油温THOと同様
にVVT47における作動油の粘度を代表する値となり
得ることから、図7に示すように冷却水温THWからな
まし係数nを求めるようにしても上記と同様の効果を得
ることができ、この場合には油温センサ48の装備を省
略することができる。
【0026】次のステップ112では、上記ステップ1
02で読み込んだ現時点における機関回転数NE1 、ス
ロットル開度TA1 の値、および図8(A)に示すVV
T最進角用のGNTAマップ1(前記マップ5に相当)
から最進角時のGNTA(バルブ状態適合吸入空気量)
を算出する。そして算出されたデータをaとする。また
次のステップ114では、上記NE1 ,TA1 の値と図
8(B)に示すVVT最遅角用のGNTAマップ2(前
記マップ5に相当)から最遅角時のGNTA(バルブ状
態適合吸入空気量)を算出する。そして算出されたデー
タをbとする。ここでGNTAとは機関回転数NE、ス
ロットル開度TAで決まる定常時の吸入空気量である。
しかしながらVVT付内燃機関においては、上記の如く
吸気バルブのバルブタイミングによって吸入空気量が変
化する。このため、本実施例では、図4(A)に示すV
VT最進角時のバルブタイミングでNE,TAを変化さ
せた時の吸入空気量を予め測定して図8(A)に示すG
NTAマップ1を作成し、また、図4(B)に示すVV
T最遅角時のバルブタイミングでNE,TAを上記と同
様に変化させた時の吸入空気量を予め測定して図8
(B)に示すGNTAマップ2を作成する。このように
本実施例では、VVT最進角時と最遅角時の2枚のGN
TAマップを設けている。
【0027】次にステップ116に進み、次式により上
記VVT実進角値cに対応するGNTA値であるGNT
Afを算出する。
【0028】 GNTAf=(a−b)×c/60+b ……(2) 上式(2)の意味は、図9に示すように、VVT実進角
値cに対応するGNTA値を、最進角時のGNTAであ
るaと最遅角時のGNTAであるbとから補間して求め
る。バルブタイミングの変位が60°CA程度のVV
Tの場合は、VVTの変位に応じてほぼ直線的に吸入空
気量が変化するため、上式(2)のような一次補間で大
きな誤差を発生させることなく実進角値cに対応するG
NTAfを求めることができる。
【0029】このGNTAfの算出はルーチン通過毎に
毎回行われるため、NE,TAおよびVVT47による
バルブタイミングの変化に時々刻々対応する。
【0030】次のステップ118〜122の処理は、ス
テップ116にて得られたVVT実進角値cに対応する
GNTAfに対して所定の演算を行い、VVT実進角値
cに対応する予測吸入空気量GNFWDを算出する処理
である。従って、上記ステップ112からステップ12
2までの処理内容により前記した算出手段6が実現され
る。そして、図8に示される2つのGNTAマップと共
に前記制御手段4が実現される。
【0031】次に図6に示されるルーチンのステップ1
18〜122の処理内容、即ちGNTAfから予測吸入
空気量GNFWDを求める方法について説明する。尚、
以下の説明においては説明の便宜上、上記GNTAfを
単にGNTAと称することにする。
【0032】本実施例は吸入空気量と機関回転数に基づ
いて燃料噴射量を制御する内燃機関に適用したものであ
るが、1回転当りの吸気管圧力が吸入空気量に対応する
ことから、この1回転当りの吸気管圧力と機関回転数に
基づいて燃料噴射量を制御してもよいことは周知の通り
である。後者の装置では、図による説明はしないが、ダ
イヤフラム式の圧力センサをスロットルバルブ下流側の
サージタンクに取付け、この圧力センサで吸気管圧力を
検出する。
【0033】しかし、上述したように、過渡運転時には
実際の吸気管圧力の変化に対して、圧力センサの応答遅
れにより吸気管圧力検出値の変化が遅れる。そこで、本
出願人は時間遅れのないスロットル開度と機関回転数と
から定常状態での吸気管圧力を演算し、演算された定常
状態での吸気管圧力を一次遅れ処理して時間遅れのない
現時点の吸気管圧力を算出すると共に、機関燃焼室への
吸入空気量が確定する吸気弁閉弁時の吸気管圧力を予測
し、更に現時点と予測時点の両演算吸気管圧力の差を求
め、現時点の測定吸気管圧力にこの差を加算して予測値
PMFWDを算出する吸入空気量予測装置を提案した
(特開平2−42160号公報)。
【0034】すなわち、この提案装置によれば、まずス
ロットル開度TAと機関回転数NEとで決まる定常走行
時の吸気管圧力PMTAを算出する。従って、この吸気
管圧力PMTAは加速時にはスロットル開度の変化に時
間遅れなく対応して図10に示す如く変化する。一方、
実際の吸気管圧力はスロットル開度変化に対して、定常
走行時の吸気管圧力PMTAの一次遅れ系を通した変化
をするので、PMTAを一次遅れ処理して図10に示す
如きPMCRTを算出する。
【0035】続いて、圧力センサ値PMと同じ応答をも
つ値としてPMCRTをもう一度一次遅れ処理して図1
0にPMCRT4で示すなまし値を、PMCRTの演算
周期の半分の周期で算出する。スロットルバルブの漏れ
空気量、アイドルスピードコントロールバルブの開度及
び大気圧が夫々変化していないものとすると、上記なま
し値PMCRT4とセンサ値PMとは同一となる。
【0036】いま、現時点から吸気弁閉弁時までの時間
がTであるものとすると、Tを吸気管圧力の演算値PM
CRTの演算周期Δtで除算した回数だけ tAi =tAi-1 +TIM×(PMTA−tAi-1 ) なる式を繰り返し演算し、最終的に予測値tPMVLV
を算出する。ただし、初期値tA0 はPMCRTであ
る。
【0037】PMとPMCRT4とが等しければtPM
VLVを予測値として用いればよいが、実際にはズレが
あるので、予測時点の演算吸気管圧力tPMVLVと現
時点の演算吸気管圧力PMCRT4との差(tpMVL
V−PMCRT4)に、現時点のセンサ測定吸気管圧力
PMを加算することにより、吸気弁閉弁時の予測吸気管
圧力PMFWDを得る。
【0038】ところで、本実施例のような吸入空気量と
機関回転数とに基づいて燃料噴射量を制御する内燃機関
では、エアフローメータ32はスロットルバルブ33の
上流側にあるため、前記した圧力センサの測定値(吸気
管圧力)PMよりも位相が進んだ値となっている。その
ため、1回転当りのエアフローメータ32の測定吸入空
気量GNを遅れ処理して測定吸気管圧力値PM相当の値
GNSMを作ることにより、前述のロジックを本実施例
にも適用して予測吸入空気量GNFWDを得ることがで
きる。
【0039】図11は上記の予測吸入空気量GNFWD
を算出する、本発明の要部の一実施例のフローチャート
を示す。このGNFWD算出ルーチンはマイクロコンピ
ュータ21によって、例えば8msec毎に起動される。こ
のルーチンが起動されると、まずステップ202にて、
エアフローメータ32により測定された吸入空気量Qと
回転角センサ44により測定された機関回転数NEとか
ら、機関回転数1回転当りの吸入空気量GNを算出す
る。
【0040】次にステップ204では、図6に示すVV
T制御/予測吸入空気量GNFWD算出ルーチンのステ
ップ116で求められたVVT実進角値cに対応するG
NTAを読み込む。
【0041】次のステップ206〜220の処理では、
上記定常走行時の吸入空気量GNTAに対して一次遅れ
処理を施す。即ち、ステップ206では、機関回転数N
Eと定常走行時の吸入空気量GNTAに基づいて定めら
れた一次遅れの時定数TIMCAのマップをROM51
内でサーチして、一次遅れの時定数TIMCAを算出す
る。続いて、ステップ208では、前記一次遅れ処理値
PMCRTに相当する一次遅れ処理値GNCRTを次式
に基づいて算出する。
【0042】 GNCRTi =GNCRTi-1 + (GNTA−GNCRTi-1 )×TIMCA ……(3) ただし、上式(3)中、GNCRTi-1 は前回の吸入空
気量の一次遅れ処理値である。次のステップ210で
は、過渡運転時にエアフローメータ32の検出吸入空気
量のなまし値GNSMと同じ応答をもつ値として、GN
CRTを次式により更に一次遅れ処理してなまし値GN
CRT4を算出する。
【0043】 GNCRT4i =GNCRT4i-1 + (GNCRT−GNCRT4i-1 )×K ……(4) ただし、上式(4)中、GNCRT4i-1 は前回のなま
し値GNCRT4であり、またKは定数で、エアフロー
メータ32がスロットルバルブ33の上流側にある分の
応答遅れ量を補正するための係数である。
【0044】続いて、ステップ212にて機関回転数N
Eに応じてROM51内の一次元マップをサーチして時
定数TIMCを算出した後、ステップ214にて次式に
より前記測定吸気管圧力PMに相当する吸入空気量なま
し値GNSMを算出する。
【0045】 GNSMi =GNSMi-1 +(GN−GNSMi-1 )×TIMC (5) 上式(5)中、時定数TIMCにより吸入空気量なまし
値GNSMi は機関回転数NEに応じた応答性をもつよ
うに補正されている。なお、GNSMi-1 は前回のなま
し値GNSMである。
【0046】次にステップ216にて、現時点から吸入
空気量予測時点(すなわち機関燃焼室への吸入空気量が
確定する吸気バルブ26の閉弁時点)までの時間Tを算
出する。しかる後に、ステップ218にて、このGNF
WD算出ルーチンの実行周期をΔt(ここでは8msec
とすると、T/Δtで表わされる演算回数だけ次式の演
算を繰り返し実行する。
【0047】 tAi =tAi-1 +TIMCA×(GNTA−tAi-1 ) ……(6) ただし、上式(6)中、tAi-1 は前回のなまし値tA
である。また、初期値tA0 はGNCRTである。そし
て、上記ステップ218でT/Δt回計算後のなまし値
tAi を用いて、次のステップ220にて次式により吸
気バルブ26の閉弁時の予測吸入空気量GNFWDを算
出して、RAM62に格納した後、このルーチンを終了
する。
【0048】 GNFWD=GNSM+(tAi −GNCRT4) ……(7) この予測吸入空気量GNFWDは前記予測吸気管圧力P
MFWDと同様の予測値で、定常走行時の吸入空気量G
NTAを一次遅れ処理して得られた値である。
【0049】図11に示すGNFWD算出ルーチンで
は、図6に示すルーチンで得られたVVT実進角値cに
対応するGNTAを使用してGNFWDを求めているた
め、最終的に求められたGNFWDは、VVT47によ
りバルブタイミングの変更が行われた際に、バルブタイ
ミングの変化に対応して時々刻々変化する実際の吸入空
気量の変化を遅れなしで正確に表している。
【0050】そして、本実施例ではこのGNFWDの値
に燃料噴射量換算係数tKINJを乗算すると共に、各
種補正値を乗算または加算して燃料噴射量TAUを算出
する。このため、求められた燃料噴射量TAUは、上記
の如く予測吸入空気量GNFWDとして得られる実際の
吸入空気量に対して、応答遅れをもたらすことなく常に
理論空燃比とする値となる。従って、本実施例の燃料噴
射制御装置によれば、VVT47を設けた内燃機関にお
いても、制御される吸気バルブ26のいかなるバルブタ
イミングに対して、予測吸入空気量GNFWDが実際の
吸入空気量に合った吸入空気量を示すため、加速時等の
過渡運転時においても空燃比を正確に制御することがで
きるようになる。その結果、VVT付内燃機関におい
て、排気エミッション、燃費、ドライバビリティの向上
を図ることができる。
【0051】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、吸気バルブのバルブタイミングとして進角側
と遅角側のいずれかを選択的に使用する、オン/オフ式
VVTを備えた内燃機関についても適用できる。この場
合には、図6に示すフローチャートにおいて、VVT目
標進角値dが最進角(x=60°CA)または最遅角
(x=0°CA)のいずれかに切り換わるという部分が
上記実施例と異なるものの、それ以外の部分については
上記実施例と全く同一である。この場合にも、油温TH
Oが低い場合にはバルブタイミングの切り換え、これに
応じた吸入空気量の変化に上述した応答遅れを伴うた
め、上記ステップ116によるGNTAf、そしてGN
TAfによるGNFWDをルーチン通過毎に求めること
により、GNFWDはバルブタイミング切り換え時の実
際の吸入空気量の変化に正確に適合するようになる。
【0052】また、上記実施例では図6に示すフローチ
ャートのステップ108,110の処理で応答遅れを伴
うVVT実進角値を推定していたが、VVT進角値セン
サを別にもうけて、このセンサ値によりVVT実進角値
を求める構成としてもよく、この場合にはGNFWDの
値がより実際の吸入空気量に近づくため、上記効果をよ
り効果的なものとすることができる。
【0053】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、過渡時において可変バルブタイミング装置
3が可変されても、算出手段6は吸気バルブ2の任意の
バルブタイミングに対して実際の吸入空気量に合った正
確な吸入空気量を予測する。このため、制御手段4は、
過渡時における吸気バルブ2の任意のバルブタイミング
に対して、内燃機関1の燃料噴射量を最適値に制御す
る。よって、可変バルブタイミング装置を備えた内燃機
関において、排気エミッション、燃費、ドライバビリテ
ィの向上を図ることができる。また、請求項2記載の発
明によれば、算出手段が実進角値を演算する際、可変バ
ルブタイミング装置の作動油の温度を反映させる構成と
しているため、作動油の粘度による可変バルブタイミン
グ装置の応答遅れが考慮され、実際のバルブタイミング
の変化に対応したより精度の高い実進角値を求めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明が適用される内燃機関およびその周辺装
置の一実施例を表すシステム構成図である。
【図3】図2中のマイクロコンピュータのハードウェア
構成図である。
【図4】吸気バルブのバルブタイミングを最進角の場合
と最遅角の場合とについて示したタイミングチャートで
ある。
【図5】吸気行程における吸気ポート内の圧力変化をV
VT最進角時とVVT最遅角時の両条件について表した
図である。
【図6】本発明の要部の一実施例のVVT制御/予測吸
入空気量GNFWD算出ルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】図6のフローチャート中で使用されるなまし係
数nのマップ説明図である。
【図8】図6のフローチャート中で使用されるGNTA
のマップ説明図である。
【図9】図6のフローチャート中のGNTAfの算出方
法を説明する図である。
【図10】本出願人が先に提案した予測吸気管圧力の算
出方法の原理説明図である。
【図11】本発明の要部の一実施例のGNFWD算出ル
ーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 2,26 吸気バルブ 3,47 可変バルブタイミング装置(VVT) 4 制御手段 5 マップ 6 算出手段 10 エンジン本体 21 マイクロコンピュータ 25 インテークマニホールド 28 エギゾーストマニホールド 30 サージタンク 32 熱線式エアフローメータ 33 スロットルバルブ 34 スロットルポジションセンサ 39 酸素濃度(O2 )センサ 40 水温センサ 42 ディストリビュータ 44 回転角センサ 45 油圧コントロールソレノイドバルブ 46 動弁機構 50 中央処理装置(CPU)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関状態に応じて吸気バルブのバルブタ
    イミングを可変せしめる可変バルブタイミング装置を具
    備した内燃機関に設けられ、 演算される予測吸入空気量に基づき前記内燃機関の燃料
    噴射量を制御する制御手段を具備する 内燃機関の燃料噴
    射制御装置において、 前記制御手段は、異なるバルブタイミングに対応させて複数設けられてお
    り、前記内燃機関の回転数とスロットル開度とから当該
    バルブタイミングに適合したバルブ状態適合吸入空気量
    を求める構成とされたマップと、 機関状態に対応した現在のバルブタイミングの進角値で
    ある実進角値を演算すると共に、該実進角値と前記複数
    のマップから求められる前記バルブ状態適合吸入空気量
    に基づき前記予測吸入空気量を算出する算出手段とを設
    けてなる 構成であることを特徴とする内燃機関の燃料噴
    射制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御
    装置において、 前記算出手段は、 現在の機関状態に応じた最適バルブタイミングである目
    標進角値を演算すると共に、前記可変バルブタイミング
    装置の作動油の温度を検出し、前記目標進角値と前記作
    動油の温度とに基づき前記実進角値を演算する構成とさ
    れていることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装
    置。
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