JP2953244B2 - 車載電子制御装置 - Google Patents
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B23/02—Electric testing or monitoring
- G05B23/0205—Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
- G05B23/0218—Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
- G05B23/0224—Process history based detection method, e.g. whereby history implies the availability of large amounts of data
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-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/03—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
- B60R16/0315—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
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Description
載電子制御装置に関する。
応じて各種アクチュエータを駆動制御する電子制御装置
が搭載されている。図10はその一例を示す。スイッチ
1はアクチュエータ2を起動または停止するためのスイ
ッチであり、スイッチ3はアクチュエータ4を起動また
は停止するためのスイッチである。また、スイッチ5は
ランプ6を点消灯するためのスイッチである。これらの
スイッチ1,3,5、アクチュエータ2,4およびラン
プ6は電子制御ユニット7に接続される。電子制御ユニ
ット7は、マイクロコンピューターおよびその周辺部品
から構成され、制御プログラムを実行してスイッチ1,
3,5の操作内容に従ってアクチュエータ2,4および
ランプ6を制御する。
車載電子制御装置では、操作スイッチのオン・オフが正
常に切り替わり、且つその情報が電子制御ユニットに正
常に入力されているか否かを診断するためには、専用の
故障診断器を電子制御ユニットに接続して診断を行わな
ければならず、操作性が悪いという問題がある。
を付加せずに、スイッチ回路の故障診断が可能な車載電
子制御装置を提供することにある。
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、操作スイッチ600と、この操作スイッチ600の
入力回路601と、診断開始を検出する診断開始検出手
段602と、診断開始が検出されると入力回路601の
状態を繰り返し検出する入力検出手段603と、診断開
始後の入力検出手段603による最初の検出時の入力回
路601の状態を記憶する記憶手段604と、入力検出
手段603による最初の検出時より後の今回の検出時の
状態と記憶手段604に記憶されている状態とを比較す
る比較手段605と、この比較手段605による比較の
結果、一致しない場合に報知する報知手段606と、比
較手段605による比較の結果、一致しない場合に今回
の検出時の状態で記憶手段604の記憶内容を更新する
記憶内容更新手段607とを備える。請求項2の発明
は、診断開始検出手段602、入力検出手段603、記
憶手段604、比較手段605、報知手段606および
記憶内容更新手段607を第1の通信局608に設置す
るとともに、操作スイッチ600および入力回路601
を第2の通信局609に設置し、第1の通信局608と
第2の通信局609との間で通信線610を介して通信
を行うようにしたものである。請求項3の発明は、報知
手段606によって、車両のルームランプの点消灯を反
転して報知するようにしたものである。
は操作スイッチ600の入力回路601の状態を繰り返
し検出しており、操作スイッチ600を操作するまでは
入力回路601の状態は変化せず、入力検出手段603
による最初の検出時より後の今回の検出時の状態と記憶
手段604に記憶されている最初の検出時の状態とが一
致するので、報知手段606は何も報知せず、また、記
憶内容更新手段607は記憶内容を更新しない。操作ス
イッチ600を操作した時に、操作スイッチ600およ
びその入力回路601に故障がなければ、入力検出手段
603による最初の検出時より後の今回の検出時の入力
回路601の状態は、操作スイッチ600の操作前の最
初の検出時の状態から変化しているはずである。したが
って、比較手段605による比較の結果、入力検出手段
603による今回の検出時の状態と記憶手段604に記
憶されている最初の検出時の状態とが一致せず、報知手
段606はそれを報知する。同時に、記憶内容更新手段
607は今回検出された状態で記憶手段604の記憶内
容を更新する。これにより、操作スイッチ600を操作
した時に報知手段606による報知が行われたら、操作
スイッチ600およびその入力回路601は正常である
と判断できる。一方、操作スイッチ600またはその入
力回路601に何等かの故障があると、操作スイッチ6
00を操作しても、入力検出手段603による最初の検
出時より後の今回の検出時の入力回路601の状態は、
操作スイッチ600の操作前の最初の検出時の状態から
変化しない。したがって、比較手段605による比較の
結果、入力検出手段603による今回の検出時の状態と
記憶手段604に記憶されている最初の検出時の状態と
が一致し、報知手段606による報知と記憶内容更新手
段607による記憶内容の更新が行われない。これによ
り、操作スイッチ600を操作した時に報知手段606
による報知が行われなければ、操作スイッチ600また
はその入力回路601に何等かの故障があると判断でき
る。
従来の車載電子制御装置の構成機器と同様な機器に対し
ては同一の符号を付して相違点を中心に説明する。電子
制御ユニット8は、マイクロコンピューターおよびメモ
リ8mなどの周辺部品から構成され、後述する制御プロ
グラムを実行してスイッチ1,3,5およびそれらの入
力回路の故障を診断する。
ンピューターで実行される故障診断プログラムのフロー
チャートである。このフローチャートにより、第1の実
施例の動作を説明する。マイクロコンピューターは所定
のスイッチ操作が行われると診断モードに入り、この故
障診断プログラムの実行を開始する。ここで、所定のス
イッチ操作とは予め定められたスイッチ操作であり、例
えば5秒以内にスイッチ1のオン・オフを5回繰り返す
ような操作である。ステップS1でスイッチ1,3,5
のオン・オフ状態を入力し、メモリ8mにスイッチ1,
3,5の状態を記憶する。続くステップS2で診断モー
ドに入ったことを表示するためにランプ6を点灯する。
なお、すでにランプ6が点灯されている時は消灯するよ
うにしてもよい。
5のオン・オフ状態を入力し、続くステップS4で診断
モードの終了操作が行われたか否かを判別する。なお、
診断モードの終了操作とは予め定められたスイッチ操作
であり、例えば5秒以内にスイッチ3のオン・オフを5
回繰り返すような操作である。診断モードの終了操作が
行われると故障診断を終了して通常の制御プログラムへ
リターンし、終了操作が行われていなければステップS
5へ進む。ステップS5において、上記ステップで入力
したスイッチ1,3,5のオン・オフ状態と、メモリ8
mに記憶されているスイッチ1,3,5のオン・オフ状
態とを比較する。すなわち、前回のスイッチ状態と今回
のスイッチ状態とを比較する。ステップS6で前回と今
回のスイッチ状態が一致しているか否かを判別し、一致
していればステップS3へ戻り、一致していなければス
テップS7へ進む。
いということは、スイッチ1,3,5のいずれかが操作
された時に、電子制御ユニット8へそのスイッチの操作
情報が正しく入力されたことを示しており、ステップS
7へ進んで現在のスイッチ状態、すなわち今回入力した
スイッチ状態でメモリ8mの記憶内容を更新してステッ
プS8へ進み、ランプ6の点消灯を反転する。つまり、
スイッチ操作にともなってランプ6の点消灯が反転した
ら、少なくとも操作したスイッチとその入力回路は正常
であると判断できる。
ということは、スイッチ1,3,5のいずれも操作され
なかったか、または、いずれかが操作されたのに電子制
御ユニット8へそのスイッチの操作情報が正しく入力さ
れなかったことを示している。前者の場合は、まだどの
スイッチも操作していないのであるからランプ6の点消
灯は反転せず、スイッチ1,3,5とその回路に故障が
あるか否かは不明である。一方、後者の場合は、スイッ
チ1,3,5のいずれかを操作してもランプ6の点消灯
が反転しないのであるから、操作したスイッチとその回
路が故障していると判断できる。前回と今回のスイッチ
状態が一致している場合は、ステップS3へ戻って上述
した処理を繰り返す。
入力してメモリに記憶した後、ふたたびスイッチのオン
・オフ状態を入力し、入力したスイッチ状態とメモリに
記憶されているスイッチ状態とを比較して、両者が一致
していなければランプの点消灯を反転するとともに、今
回入力したスイッチ状態でメモリの内容を更新するよう
にしたので、故障診断器や特別な機器を負荷せずに、ス
イッチ回路の故障を診断することができる。
ッチ1,3,5が操作スイッチを、電子ユニット8のマ
イクロコンピューターと図3に示す故障診断プログラム
のステップS1,S3が入力検出手段を、メモリ8mが
記憶手段を、電子制御ユニット8のマイクロコンピュー
ターと図3に示す故障診断プログラムのステップS5が
比較手段を、電子制御ユニット8のマイクロコンピュー
ター、ランプ6および図3に示す故障診断プログラムの
ステップS8が報知手段を、電子制御ユニット8のマイ
クロコンピューターと図3に示す故障診断プログラムの
ステップS7が記憶内容更新手段をそれぞれ構成する。
明する。図4,5は第2の実施例の構成を示す。この多
重通信装置は、親局100と子局200,300,40
0,500から構成され、それぞれ通信線LLで接続さ
れる。
設置され、入力インタフェース(以下、IFと呼ぶ)1
10、出力IF120、通信IC130およびマイクロ
コンピューター140を備えている。マイクロコンピュ
ーター140は、メモリ140mなどの周辺部品を有
し、各子局200〜500に接続されたスイッチ類の操
作情報に従って各子局200〜500の負荷を制御する
とともに、通信系統の故障診断と、各子局200〜50
0のスイッチおよびその入力回路の故障診断を行う。入
力IF110にはイグニッションキースイッチ111、
リヤデフォッガースイッチ112などが接続され、出力
IF120にはルームランプ121およびその駆動回路
122などが接続される。
され、入力IF210、出力IF220および通信IC
230を備えている。入力IF210には、パワーウイ
ンドウUPスイッチ211、パワーウインドウDOWN
スイッチ212、ドアロックノブスイッチ213などが
接続される。また、出力IF220には、パワーウイン
ドウアクチュエータ221およびその駆動回路222、
ドアロックアクチュエータ223およびその駆動回路2
24などが接続される。
され、入力IF310、出力IF320および通信IC
330を備えている。入力IF310には、パワーウイ
ンドウUPスイッチ311、パワーウインドウDOWN
スイッチ312、ドアロックノブスイッチ313などが
接続される。また、出力IF320には、パワーウイン
ドウアクチュエータ321およびその駆動回路322、
ドアロックアクチュエータ323およびその駆動回路3
24などが接続される。
され、入力IF410、出力IF420および通信IC
430を備えている。入力IF410には、パワーウイ
ンドウUPスイッチ411、パワーウインドウDOWN
スイッチ412、ドアロックノブスイッチ413などが
接続される。また、出力IF420には、パワーウイン
ドウアクチュエータ421およびその駆動回路422、
ドアロックアクチュエータ423およびその駆動回路4
24などが接続される。
され、入力IF510、出力IF520および通信IC
530を備えている。入力IF510には、パワーウイ
ンドウUPスイッチ511、パワーウインドウDOWN
スイッチ512、ドアロックノブスイッチ513などが
接続される。また、出力IF520には、パワーウイン
ドウアクチュエータ521およびその駆動回路522、
ドアロックアクチュエータ523およびその駆動回路5
24などが接続される。
実行される制御プログラムを示す。マイクロコンピュー
ター140は、イグニッションキースイッチ111がオ
ンするとこの制御プログラムの実行を開始する。ステッ
プS10において、イグニッションキースイッチ111
がオンからオフに変化したか否かを判別し、オンからオ
フに変化したらステップS11へ進み、オンのままであ
ればステップS18へ進む。ステップS11で、10秒
間にリヤデフォッガースイッチ112のオン・オフが1
0回繰り返されたか否かを判別し、10秒間にオン・オ
フが10回繰り返されたらステップS12へ進み、そう
でなければステップS18へ進む。ステップS12で
は、リヤデフォッガースイッチ112のオン・オフが1
0秒間に10回繰り返された後、5秒以内にイグニッシ
ョンキースイッチ111がオフからオンに変化したか否
かを判別し、変化したらステップS13へ進み、そうで
なければステップS18へ進む。ステップS18では、
子局200〜500のスイッチ情報に基づいて各種アク
チュエータを制御する。
たんオンからオフにし、10秒間にリヤデフォッガース
イッチ112のオン・オフを10回繰り返した後、5秒
以内にイグニッションキースイッチ111をオフからオ
ンに切り換えた時は、通信診断モードまたはスイッチ回
路診断モードに入る。ステップS13において、イグニ
ッションキースイッチ111がオフからオンに変化した
時にリヤデフォッガースイッチ112がオンしているか
否かを判別し、オンしていればステップS16へ進んで
図7,8に示す通信診断ルーチンを実行し、オフしてい
ればステップS14へ進んで図9に示す回路診断ルーチ
ンを実行する。なお、これらの診断動作はステップS1
5またはステップS17でイグニッションキースイッチ
111がオフされるまで行い、イグニッションキースイ
ッチ111がオフされたらステップS18へ進んで上述
した通常制御を行う。
る。多重通信装置で接続されたスイッチ回路の故障の有
無を診断する場合は、通信系統が正常に動作しないと正
確に故障の有無を診断することができないので、スイッ
チ回路の故障診断を行う前に通信系統の故障診断を行
う。ステップS21において、通信系統の診断結果の表
示中か否かを判別する。この通信系統の故障診断は各子
局ごとに行い、診断の結果、故障と判定された通信系統
を有する子局をルームランプ121を点滅してコードで
表示する。診断結果の表示中であれば診断の実行を中止
して図6の制御プログラムへリターンし、そうでなけれ
ばステップS22へ進む。ステップS22で子局番号を
示すnに100を設定してステップS23へ進み、子局
番号nに100を加える。
続されるアクチュエータなどのすべての負荷を作動させ
るためのデータを送信する。すなわち、親局100から
各子局nへ送信される通信フレームの中の、子局nのす
べての負荷に対応するデータビットに1(作動)を設定
して送信する。またこの時、子局nの出力IF(22
0,320,420,520)の状態を示すデータを子
局nから送信させるための要求を行う。続くステップS
24において、子局nから出力IFの状態を示すデータ
を受信したか否かを判別し、受信したらステップS26
へ進み、そうでなければ図8のステップS34へ進む。
子局nは、出力IF(220,320,420,52
0)の状態を示すデータの送信要求に対して、親局10
0へ送信される通信フレームの中のすべての負荷に対応
するデータビットに、出力IFの状態、すなわち作動状
態であれば1を設定し、停止状態であれば0を設定して
送信する。
受信したらステップS26へ進み、受信データが予め定
めた通信フレームフォーマットに準じた正常なデータで
あり、且つ、子局nのすべての負荷に関して、ステップ
S24で親局100から子局nへ送信したデータと今回
子局nから受信したデータとが同一か否かを判別する。
親局100と子局nとの通信系統が正常であれば、ステ
ップS24において子局nのすべての負荷に対応するデ
ータビットに1(作動)を設定して送信したのであるか
ら、子局nの出力IF(220,320,420,52
0)の状態は全負荷とも1になっているはずである。さ
らに、子局nから親局100への通信フレームのすべて
の負荷に対応するデータビットもすべて1になっていい
るはずである。受信データが正常で且つ全負荷に関する
送信データと受信データとが同一であれば、ステップS
27へ進み、そうでなければ図8のステップS33へ進
む。
接続されるアクチュエータなどのすべての負荷を停止さ
せるためのデータを送信する。すなわち、親局100か
ら各子局nへ送信される通信フレームの中の、すべての
負荷に対応するデータビットに0(停止)を設定して送
信する。またこの時、子局nの出力IF(220,32
0,420,520)の状態を示すデータを子局nから
送信させるための要求を行う。続くステップS28にお
いて、子局nから出力IFの状態を示すデータを受信し
たか否かを判別し、受信したら図8のステップS31へ
進み、そうでなければ図8のステップS34へ進む。子
局nは、出力IF(220,320,420,520)
の状態を示すデータの送信要求に対して、親局100へ
送信される通信フレームの中のすべての負荷に対応する
データビットに、出力IFの状態、すなわち作動状態で
あれば1を設定し、停止状態であれば0を設定して送信
する。
受信したらステップS31へ進み、受信データが予め定
めた通信フレームフォーマットに準じた正常なデータで
あり、且つ、子局nのすべての負荷に関して、ステップ
S27で親局100から子局nへ送信したデータと今回
子局nから受信したデータとが同一か否かを判別する。
親局100と子局nとの通信系統が正常であれば、ステ
ップS27において子局nのすべての負荷に対応するデ
ータビットに0(停止)を設定して送信したのであるか
ら、子局nの出力IF(220,320,420,52
0)の状態は全負荷とも0になっているはずである。さ
らに、子局nから親局100への通信フレームのすべて
の負荷に対応するデータビットもすべて0になっていい
るはずである。受信データが正常で且つ全負荷に関する
送信データと受信データとが同一であれば、ステップS
27へ進み、そうでなければステップS33へ進む。
るデータの2回の送受信の結果、受信データが正常で且
つ送信データと受信データとが同一であれば通信系統が
正常に動作していると判断できる。ステップS32で、
親局100と子局nとの間の通信線LLおよび通信IC
(130,230,330,430,530)は正常で
あると判断してステップS35へ進む。一方、親局10
0と子局nとの間の全負荷に関するデータの2回の送受
信の結果、受信データが予め定めた通信フレームフォー
マットに準じたデータでない場合、あるいは、データは
正常であるが送信データと受信データとが同一でない場
合は、ステップS33で、子局nの通信IC(130,
230,330,430,530)が故障していると判
断してステップS35へ進む。
nから出力IFの状態のデータを受信できなかった時は
ステップS34へ進み、通信線LLまたは子局nの通信
ICが故障していると判断してステップS35へ進む。
ステップS35では、n=500か、すなわちすべての
子局nとの間の通信系統の故障診断を終了したか否かを
判別し、終了したらステップS36へ進み、そうでなけ
れば図7のステップS23へ戻って次の子局nに対する
通信診断を行う。すべての子局nの通信診断が終了した
ら、ステップS36でルームランプ122を点滅させて
予め定められたコードで診断結果を表示する。
する。ステップS41において全子局と交信を行い、各
子局200〜500の入力IFの状態を示すデータを受
信し、メモリ140mに記憶する。続くステップS42
で、子局番号を示すnに100を設定してステップS4
3へ進み、子局番号nに100を加える。ステップS4
4で子局nと交信を行い、入力IF(210,310,
410,510)の状態を示すデータを受信する。ステ
ップS45で、今回受信した子局nの入力IFの状態
と、先に受信してメモリ140mに記憶されている子局
nの入力IFの状態とを比較し、両者が同一か否かを判
別する。
いる子局nの入力IFの状態と、今回受信した子局nの
入力IFの状態とが同一でないということは、子局nに
接続されるいずれかのスイッチが操作された時に、通信
ICおよび通信線LLを介して親局100のマイクロコ
ンピューター140へそのスイッチの操作情報が正しく
入力されたことを示しており、ステップS47へ進んで
今回受信された子局nの入力IF状態でメモリ140m
の記憶内容を更新してステップS48へ進む。ステップ
S48でルームランプ122が点灯しているか否かを判
別し、点灯していればステップS49へ進んでルームラ
ンプ122を消灯し、点灯していなければステップS5
0へ進んでルームランプ122を点灯する。つまり、子
局nのスイッチ操作にともなってルームランプ122の
点消灯が反転したら、少なくとも子局nの操作したスイ
ッチとその入力回路は正常であると判断できる。
nの入力IFの状態と、今回受信した子局nの入力IF
の状態とが同一であるということは、子局nのいずれの
スイッチも操作されなかったか、またはいずれかが操作
されたのに親局100のマイクロコンピューター140
へそのスイッチの操作情報が正しく入力されなかったこ
とを示している。前者の場合は、まだどのスイッチも操
作されていないのであるからルームランプ122の点消
灯は反転せず、子局nのスイッチとその回路に故障があ
るか否かは不明である。一方、後者の場合は、子局nの
スイッチのいずれかを操作した時にルームランプ122
の点消灯が反転しないのであるから、操作したスイッチ
またはその入力回路が故障していると判断できる。
すべての子局nのスイッチ回路の故障診断を終了したか
否かを判別し、終了したら図6に示す制御プログラムへ
リターンし、終了していなければステップS43へ戻っ
て次の子局nに対してスイッチ回路の故障診断を行う。
チのオン・オフ状態を入力してメモリに記憶した後、ふ
たたび通信線を介して子局のスイッチのオン・オフ状態
を入力し、入力したスイッチ状態とメモリに記憶されて
いるスイッチ状態とを比較して、両者が一致していなけ
ればランプの点消灯を反転するようにしたので、故障診
断機器や特別な機器を付加せずにスイッチ回路の故障を
診断することができる。また、通信診断、スイッチ回路
診断のいずれにおいても異常が検出されないにもかかわ
らず、スイッチ操作によって負荷が作動しない場合は、
負荷が故障していると判断できる。従って、本実施例装
置によれば、故障箇所を判定することができる。
ッチ111,112,211,212,213,31
1,312,313,411,412,413,51
1,512,513が操作スイッチを、マイクロコンピ
ューター140と図9に示す回路診断プログラムのステ
ップS41,S44が入力検出手段を、メモリ140m
が記憶手段を、マイクロコンピューター140と図9に
示す回路診断プログラムのステップS45が比較手段
を、マイクロコンピューター140、ルームランプ12
1および図9に示す回路診断プログラムのステップS4
8〜S50が報知手段をそれぞれ構成する。
置を、出力IF220,320,・・が請求項2の出力
回路を、マイクロコンピューター140と図7に示す通
信診断プログラムのステップS24,S27が請求項2
の送信手段を、マイクロコンピューター140と図7に
示す通信診断プログラムのステップS25,S28が請
求項2の検出手段を、マイクロコンピューター140と
図7,8に示す通信診断プログラムのステップS26,
S31が請求項2の比較手段を、マイクロコンピュータ
ー140と図8に示す通信診断プログラムのステップS
36が請求項2の報知手段をそれぞれ構成する。
断結果を表示したが、報知手段はランプに限定されず、
例えばブザーでもよい。
断が開始されると操作スイッチの入力回路の状態を繰り
返し検出し、診断開始後の最初の検出時の状態を記憶手
段に記憶するとともに、今回の検出時の状態と記憶され
ている状態とを比較する。比較の結果、一致しない場合
に、報知するとともに、今回の検出時の状態で記憶手段
の記憶内容を更新するようにしたので、故障診断機器や
特別な機器を付加せずに、スイッチ回路の故障を簡単に
診断することができる。
ーチャート。
ャート。
ーチャート。
ムを示すフローチャート。
ーチャート。
フェース(入力IF) 111 イグニッションキースイッチ 112 リヤデフォッガースイッチ 120,220,320,420,520 出力インタ
フェース(出力IF) 121 ルームランプ 122,222,224,322,324,422,4
24,522,524駆動回路 130,230,330,430,530 通信IC 140 マイクロコンピューター 200,300,400,500,701 子局 211,311,411,511 パワーウインドウU
Pスイッチ 212,312,412,512 パワーウインドウD
OWNスイッチ 213,313,413,513 ドアロックノブスイ
ッチ 221,321,421,521 パワーウインドウア
クチュエータ 223,323,423,523 ドアロックアクチュ
エータ LL,703 通信線 600 操作スイッチ 601 入力回路 602 入力検出手段 603 記憶手段 604,708 比較手段 605,605A,709 報知手段 606 記憶内容更新手段 702 負荷 704 通信装置 705 出力回路 706 送信手段 707 検出手段
Claims (3)
- 【請求項1】操作スイッチと、 この操作スイッチの入力回路と、診断開始を検出する診断開始検出手段と、 診断開始が検出されると前記 入力回路の状態を繰り返し
検出する入力検出手段と、診断開始後の前記入力検出手段による最初の検出時の 前
記入力回路の状態を記憶する記憶手段と、前記入力検出手段による前記最初の検出時より後の今回
の検出時の 状態と前記記憶手段に記憶されている状態と
を比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、一致しない場合に報知
する報知手段と、 前記比較手段による比較の結果、一致しない場合に今回
の検出時の状態で前記記憶手段の記憶内容を更新する記
憶内容更新手段とを備えることを特徴とする車載電子制
御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車載電子制御装置におい
て、 前記診断開始検出手段、前記入力検出手段、前記記憶手
段、前記比較手段、前記報知手段および前記記憶内容更
新手段を第1の通信局に設置するとともに、前記操作ス
イッチおよび前記入力回路を第2の通信局に設置し、前
記第1の通信局と前記第2の通信局との間で通信線を介
して通信を行う ことを特徴とする車載電子制御装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の車載電子
制御装置において、 前記報知手段は車両のルームランプの点消灯を反転して
報知することを特徴とする車載電子制御装置。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|
JPH06286534A JPH06286534A (ja) | 1994-10-11 |
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1994
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