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JP2952866B1 - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

Info

Publication number
JP2952866B1
JP2952866B1 JP10130634A JP13063498A JP2952866B1 JP 2952866 B1 JP2952866 B1 JP 2952866B1 JP 10130634 A JP10130634 A JP 10130634A JP 13063498 A JP13063498 A JP 13063498A JP 2952866 B1 JP2952866 B1 JP 2952866B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
shaft
reciprocating pump
support shaft
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10130634A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11324903A (ja
Inventor
隆司 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tacmina Corp
Original Assignee
Tacmina Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tacmina Corp filed Critical Tacmina Corp
Priority to JP10130634A priority Critical patent/JP2952866B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2952866B1 publication Critical patent/JP2952866B1/ja
Publication of JPH11324903A publication Critical patent/JPH11324903A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】ポンプを支持するための部品点数を少なくし
て、コストダウンを図る。 【解決手段】往復動ポンプ本体に中空状の支持軸14を
取付け、支持軸14の中空部内にスライド軸15を挿通
させ、その両端部を軸支することにより往復動ポンプの
往復動を支持し、振動を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアの駆動によっ
て往復動するベローズを備えた往復動ポンプの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のポンプとして、例え
ば図4に示すように、往復動ポンプは、円筒状のシリン
ダ51と、該シリンダ51の両端部に配されたシリンダ
ヘッド52とからなる。このシリンダ51の外方には、
複数のスライド筒53が配され、上記両シリンダヘッド
52,52間を連結するようになっている。また、上記
スライド筒53には、連動シャフト54が嵌挿されてい
て、該連動シャフト54の両端で、それぞれ連動板5
5,55に取付ボルト56によって取付けられている。
【0003】さらに、上記シリンダ51内には、相対向
して配された一対のピストン57,57が配されてい
て、該各ピストン57は、上記連動板55の中央から内
方に延びる軸58に対して、図4左右方向に往復動自在
のポンプシャフト59と、該ポンプシャフト59の端部
に取付けられたシャフトプレート60を備えている。ま
た、上記ピストン57は、一端が上記シャフトプレート
60に取付ボルト61によって取付けられ、他端がポン
プヘッド62に溶接で固定されたベローズ本体63によ
って支持されていて、該ベローズ本体63の伸縮によっ
てピストン57が同図左右方向に往復動できるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なポンプは、通常、図5に示すように、両端に配された
外部のフレーム70,70に同図左右方向に延びる複数
のベローズ締付用長ボルト64によって支持されてい
る。このフレーム70,70には、上記長ボルト64に
平行にスライド軸65が延びていて、該スライド軸65
は、図6に示すように、一方が上記フレーム70,70
内に配置された中実支持軸65aと、他方が該中実支持
軸65aに対して往復動自在にスライドできる中空スラ
イド筒65bとから構成されている。
【0005】そのため、ポンプの支持機構として、複数
の連動シャフト64,64,・・・の他に、別途スライ
ド軸65を設けなければならず、ポンプの支持構造が複
雑になり、外観上も好ましくないという不具合があっ
た。そこで、本発明は、上記各問題点に鑑みてなされた
ものであり、ポンプを支持するための部品点数を少なく
し、コンパクトな構造でデザイン的にも良好なポンプ支
持構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採った手段は、往復動ポンプ本体に中空状の
支持軸を取付け、連動板を介してベローズと接続された
スライド軸を前記支持軸の中空部内に貫挿通せしめて
成されており、前記支持軸が、その両端部を軸支するこ
とによって、ハウジングの固定を行う機能と共に、前記
ベローズに伴って往復動する前記スライド軸を支持する
機能を備え、前記スライド軸が、若干の隙間を設けて前
記連動板の軸受で支持されてなる構成とした点にある。
【0007】これにより、上記支持軸は、ポンプ(ハウ
ジング等から成る往復動ポンプ)を支持するだけでな
く、ポンプの振動吸収用のスライド軸を支持する機能
も兼ねることになる。その結果、ポンプの支持構造がコ
ンパクトになり、部品点数も減少することになる。尚、
スライド軸は、連動板の軸受によって、連動板との間に
若干の隙間を設けて支持されていて、ポンプの作動時、
左右のピストンの移動切替の際、上記軸受によってスラ
イド方向の振動を吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る往復動ポ
ンプAの外観斜視図であり、1は、円筒部1aと、該円
筒部1aの両端に取り付けられた深皿状の端部1bとか
らなるポンプAの外部ハウジングである。該ハウジング
1の中央部には、ポンプ駆動部2が設けられていて、該
ポンプ駆動部2には、吸込管3と吐出管4が接続されて
いて、該吸込管3から吸い込まれた流体をポンプ駆動部
2内で昇圧して、吐出管4から吐出するようになってい
る。尚、5は、上記ハウジング1の端部1bを覆う保護
カバーである。また、図2は、ポンプAの中央部の一部
破断縦断面図を示し、上記ハウジング1の端部1bに固
定された円板状の連動板6である。この図2に示すよう
に、本実施例においては、円筒部1aの両端部に深皿状
の端部1bが設けられ(すなわち、二つの端部1bで円
筒部1aを挟持するように構成され)、中空状の支持軸
14の両端が、各端部1b内に挿入されている。そし
て、支持軸14の両端部が、端部1b内において、ばね
座金14aを介してナット14bで固定されている。し
たがって、本実施例によれば、ハウジング1(円筒部1
a、端部1b)が支持軸14等を用いて固定されること
によって、往復動ポンプが構成されることとなる。
【0009】また、上記ハウジング1内には、互いに相
対向する1対のピストン部材7,7が配されている。該
各ピストン部材7は、先端に円板8を備えた筒状体9か
らなり、該筒状体9は、上記連動板6の中央から延びる
支軸10に対して往復動自在に嵌挿されている。これに
より、上記ピストン部材7により、ハウジング1内に閉
空間を構成するエア室11が形成され、該エア室11
に、図1に示すエアの供給配管12を介して、エアの供
給を行うようになっている。
【0010】さらに、上記円板8とポンプ駆動部2との
間には、エアの駆動によって往復動するベローズ13が
配されている。そして、本発明の特徴として、上記連動
板6は、図2左右方向に延びる複数の中空状の支持軸1
4によって互いに連結されている。この支持軸14は、
図3に示すように、該支持軸14の中空部内にスライド
軸15が貫挿通され、該スライド軸15の両端部が軸支
されて、往復動ポンプの往復動を支持するような構成に
なっている。すなわち、往復動ポンプ本体の周方向3ヶ
所に支持軸14とスライド軸15を設けて3点支持する
ような構成になっていて、上記支持軸14の両端部内側
には、スライド軸15の軸受16が設けられている。
【0011】尚、上記軸受16は、連動板6周方向の3
ヶ所に形成された凹溝17に若干の隙間を有して嵌挿さ
れていて、ポンプ駆動時、スライド軸15の衝撃を緩和
するようになっている。従って、上記実施例では、往復
動ポンプ本体の周方向3ヶ所に配された支持軸14によ
り、往復動ポンプの往復動を支持するような構成になっ
ていて、支持軸14は、該支持軸14の中空部内にスラ
イド軸15を嵌挿通した構成になっているので、ポンプ
を支持する部材としてだけでなく、ポンプの振動を吸収
する部材としての機能も兼ねることになる。その結果、
支持軸14の他に、ポンプの振動吸収用のスライド軸を
設ける必要がなくなって、ポンプ支持構造の部品点数が
減少して、コストダウンを図ることができるとともに、
装置全体としてコンパクトな構成になり、安定した往復
動を実現でき、かつデザイン上も好ましいものになる。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る往復動ポンプ
によれば、往復動ポンプ本体に中空状の支持軸を取付
け、連動板を介してベローズと接続されたスライド軸を
前記支持軸の中空部内に貫挿通せしめて構成されてお
り、前記支持軸が、その両端部を軸支することによっ
て、ハウジングの固定を行う機能と共に、前記ベローズ
に伴って往復動する前記スライド軸を支持する機能を備
え、前記スライド軸が、若干の隙間を設けて前記連動板
の軸受で支持されるように構成されている。 したがっ
て、本発明によれば、支持軸の他に、ポンプの振動を吸
収するために、別途スライド軸を設ける必要がなくな
り、ポンプ支持構造の部品点数が減少して、装置のコス
トダウン化が図れるとともに、装置全体がコンパクトに
なって、安定した往復動を実現でき、かつデザイン上も
好ましいものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る往復動ポンプの外観を示す斜視
図である。
【図2】 ポンプ本体の一部切欠図である。
【図3】 図2のA−A線概略断面図である。
【図4】 従来の往復動ポンプの中央縦断面図である。
【図5】 従来の往復動ポンプの外観を側方から眺めた
図である。
【図6】 従来の往復動ポンプの図3に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ハウジング 6・・・連動板 14・・・支持軸 15・・・スライド軸 16・・・軸受

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動ポンプ本体に中空状の支持軸を取
    付け、連動板を介してベローズと接続されたスライド軸
    を前記支持軸の中空部内に貫挿通せしめて構成されてお
    り、前記支持軸が、その両端部を軸支することによ
    て、ハウジングの固定を行う機能と共に、前記ベローズ
    に伴って往復動する前記スライド軸を支持する機能を備
    え、前記スライド軸が、若干の隙間を設けて前記連動板
    の軸受で支持されてなることを特徴とする往復動ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 往復動ポンプ本体の周方向3ヶ所に前記
    支持軸とスライド軸を設けて3点支持する構成からなる
    請求項1記載の往復動ポンプ。
JP10130634A 1998-05-13 1998-05-13 往復動ポンプ Expired - Lifetime JP2952866B1 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10130634A JP2952866B1 (ja) 1998-05-13 1998-05-13 往復動ポンプ

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JP10130634A JP2952866B1 (ja) 1998-05-13 1998-05-13 往復動ポンプ

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Publication Number Publication Date
JP2952866B1 true JP2952866B1 (ja) 1999-09-27
JPH11324903A JPH11324903A (ja) 1999-11-26

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