JP2521039Y2 - 揺動シリンダ - Google Patents
揺動シリンダInfo
- Publication number
- JP2521039Y2 JP2521039Y2 JP1991073855U JP7385591U JP2521039Y2 JP 2521039 Y2 JP2521039 Y2 JP 2521039Y2 JP 1991073855 U JP1991073855 U JP 1991073855U JP 7385591 U JP7385591 U JP 7385591U JP 2521039 Y2 JP2521039 Y2 JP 2521039Y2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- piston rod
- intermediate block
- shaped
- axis
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流体圧で作動する揺動
シリンダに関する。
シリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の揺動シリンダとしては、
横断面が円形であると共に全体が円弧状とされた1個の
シリンダ室と、該シリンダ室に摺動自在に挿入されると
共に平面視円形状のピストンロッドの中間部に取付けら
れた1個のピストンとを有し、そのピストンの摺動に連
動して出力軸が揺動するものが公知であった。
横断面が円形であると共に全体が円弧状とされた1個の
シリンダ室と、該シリンダ室に摺動自在に挿入されると
共に平面視円形状のピストンロッドの中間部に取付けら
れた1個のピストンとを有し、そのピストンの摺動に連
動して出力軸が揺動するものが公知であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の揺動シリンダでは、シール部が多く、また、ピス
トンロッドにピストンを固着する構造が複雑であった
(又は溶接を必要とした)。
従来の揺動シリンダでは、シール部が多く、また、ピス
トンロッドにピストンを固着する構造が複雑であった
(又は溶接を必要とした)。
【0004】そこで、本考案は、上述の欠点を解消し
て、シール部が少なく、かつ、構造が簡単な揺動シリン
ダを提供することを目的とする。
て、シール部が少なく、かつ、構造が簡単な揺動シリン
ダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係る揺動シリンダは、1本の弯曲した弧
状のピストンロッドの端面が受圧面とされた揺動シリン
ダに於て、平面視扇形の中間ブロックと、これを挟着す
る2個のシリンダブロックを、備えると共に、該中間ブ
ロックと2個のシリンダブロックによって、円弧状の軸
心を有する2個のシリンダ室が独立形成され、平面的に
見て、該シリンダ室の円弧状の軸心を包含する円形の軸
心に上記中間ブロックの略中央部の点にて接する接線と
平行な直 線状の軸心を中心として上記中間ブロックとシ
リンダブロックを貫く孔を、上記点の略上方及び略下方
に、合計2本貫設し、かつ、2本の該孔に、ボルトを挿
入して、上記中間ブロックとシリンダブロックを相互に
締め付けて一体化し、さらに、1本の弯曲した弧状のピ
ストンロッドの両端部を、上記シリンダ室へ夫々挿入し
て、該ピストンロッドを、円形の軸心L方向に沿って、
往復動させるように構成し、かつ、出力軸と該ピストン
ロッドの全長の中間部とを、アームにて連結したもので
ある。
めに、本考案に係る揺動シリンダは、1本の弯曲した弧
状のピストンロッドの端面が受圧面とされた揺動シリン
ダに於て、平面視扇形の中間ブロックと、これを挟着す
る2個のシリンダブロックを、備えると共に、該中間ブ
ロックと2個のシリンダブロックによって、円弧状の軸
心を有する2個のシリンダ室が独立形成され、平面的に
見て、該シリンダ室の円弧状の軸心を包含する円形の軸
心に上記中間ブロックの略中央部の点にて接する接線と
平行な直 線状の軸心を中心として上記中間ブロックとシ
リンダブロックを貫く孔を、上記点の略上方及び略下方
に、合計2本貫設し、かつ、2本の該孔に、ボルトを挿
入して、上記中間ブロックとシリンダブロックを相互に
締め付けて一体化し、さらに、1本の弯曲した弧状のピ
ストンロッドの両端部を、上記シリンダ室へ夫々挿入し
て、該ピストンロッドを、円形の軸心L方向に沿って、
往復動させるように構成し、かつ、出力軸と該ピストン
ロッドの全長の中間部とを、アームにて連結したもので
ある。
【0006】また、本考案に係る他の揺動シリンダは、
1本の弯曲した弧状のピストンロッドの端部に夫々ピス
トンが固着された揺動シリンダに於て、平面視扇形の中
間ブロックと、これを挟着する2個のシリンダブロック
を、備えると共に、該中間ブロックと2個のシリンダブ
ロックによって、円弧状の軸心を有する2個のシリンダ
室が独立形成され、平面的に見て、該シリンダ室の円弧
状の軸心を包含する円形の軸心に上記中間ブロックの略
中央部の点にて接する接線と平行な直線状の軸心を中心
として上記中間ブロックとシリンダブロックを貫く孔
を、上記点の略上方及び略下方に、合計2本貫設し、か
つ、2本の該孔に、ボルトを挿入して、上記中間ブロッ
クとシリンダブロックを相互に締め付けて一体化し、さ
らに、1本の弯曲した弧状のピストンロッドの両端部
を、上記シリンダ室へ夫々挿入して、該ピストンロッド
を、円形の軸心方向に沿って、往復動させるように構成
し、かつ、出力軸と該ピストンロッドの全長の中間部と
を、アームにて連結したものである。
1本の弯曲した弧状のピストンロッドの端部に夫々ピス
トンが固着された揺動シリンダに於て、平面視扇形の中
間ブロックと、これを挟着する2個のシリンダブロック
を、備えると共に、該中間ブロックと2個のシリンダブ
ロックによって、円弧状の軸心を有する2個のシリンダ
室が独立形成され、平面的に見て、該シリンダ室の円弧
状の軸心を包含する円形の軸心に上記中間ブロックの略
中央部の点にて接する接線と平行な直線状の軸心を中心
として上記中間ブロックとシリンダブロックを貫く孔
を、上記点の略上方及び略下方に、合計2本貫設し、か
つ、2本の該孔に、ボルトを挿入して、上記中間ブロッ
クとシリンダブロックを相互に締め付けて一体化し、さ
らに、1本の弯曲した弧状のピストンロッドの両端部
を、上記シリンダ室へ夫々挿入して、該ピストンロッド
を、円形の軸心方向に沿って、往復動させるように構成
し、かつ、出力軸と該ピストンロッドの全長の中間部と
を、アームにて連結したものである。
【0007】
【作用】シリンダ室へ流体を供給・排出すると、その流
体圧によりピストンロッドの受圧面又はピストンが押圧
され、ピストンロッドが往復円弧運動する。そして、ア
ームにてピストンロッドに連結された出力軸がその軸廻
りに揺動する。中間ブロックとシリンダブロックを一体
化する2本のボルトは、流体圧による中間ブロックから
シリンダブロックが離れようとする力の方向と同方向に
向いているので、大きな流体圧に耐え得る。
体圧によりピストンロッドの受圧面又はピストンが押圧
され、ピストンロッドが往復円弧運動する。そして、ア
ームにてピストンロッドに連結された出力軸がその軸廻
りに揺動する。中間ブロックとシリンダブロックを一体
化する2本のボルトは、流体圧による中間ブロックから
シリンダブロックが離れようとする力の方向と同方向に
向いているので、大きな流体圧に耐え得る。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
説する。
【0009】図1と図2は、本考案に係る揺動シリンダ
の一実施例を示し、この揺動シリンダは、平面視円形の
上下の基盤9,9と、1本の弯曲した弧状で横断面円形
の大径のピストンロッド2と、回転軸に直交状のアーム
3を有する出力軸4と、平面視扇形の2個のシリンダブ
ロック24,24と、2個の該シリンダブロック24,
24に挟まれる中間ブロック1と、を備える。
の一実施例を示し、この揺動シリンダは、平面視円形の
上下の基盤9,9と、1本の弯曲した弧状で横断面円形
の大径のピストンロッド2と、回転軸に直交状のアーム
3を有する出力軸4と、平面視扇形の2個のシリンダブ
ロック24,24と、2個の該シリンダブロック24,
24に挟まれる中間ブロック1と、を備える。
【0010】ケーシング10は、上記基盤9,9とシリ
ンダブロック24,24と中間ブロック1から成る。こ
のケーシング10の前方開口部11には、プラスチック
等からなる透明のカバー12が取付けられる。そして、
該カバー12の左右にはカバー保持片14,14が取付
けられる。
ンダブロック24,24と中間ブロック1から成る。こ
のケーシング10の前方開口部11には、プラスチック
等からなる透明のカバー12が取付けられる。そして、
該カバー12の左右にはカバー保持片14,14が取付
けられる。
【0011】また、ピストンロッド2の全長の中間部内
方には切欠部5が形成される。そして、該切欠部5に出
力軸4のアーム3の先端の一部が嵌入されると共にピス
トンロッド2の外方から締付け部材6が外嵌される。そ
して、アーム3の先端と締付け部材6は、ピストンロッ
ド2を挟んでネジ7,7にて締付けられる。従って、出
力軸4とピストンロッド2は、アーム3を介して連結さ
れることとなる。
方には切欠部5が形成される。そして、該切欠部5に出
力軸4のアーム3の先端の一部が嵌入されると共にピス
トンロッド2の外方から締付け部材6が外嵌される。そ
して、アーム3の先端と締付け部材6は、ピストンロッ
ド2を挟んでネジ7,7にて締付けられる。従って、出
力軸4とピストンロッド2は、アーム3を介して連結さ
れることとなる。
【0012】出力軸4は上下夫々の基盤9,9に取付け
られた軸受15,15にて軸支される。しかして、ピス
トンロッド2は、その円形の軸心L方向に沿って、往復
動自在となる。
られた軸受15,15にて軸支される。しかして、ピス
トンロッド2は、その円形の軸心L方向に沿って、往復
動自在となる。
【0013】また、ピストンロッド2の両端部近傍の外
周面には、周方向に沿って凹溝16,16が形成され、
該凹溝16,16にOリング17,17等のシール材が
嵌入される。
周面には、周方向に沿って凹溝16,16が形成され、
該凹溝16,16にOリング17,17等のシール材が
嵌入される。
【0014】なお、図例では、出力軸4にアーム3が一
体形成されているが、アーム3を別体として形成し、こ
れを出力軸4に固着するも自由である。上記カバー12
は、防塵の役目をなす。
体形成されているが、アーム3を別体として形成し、こ
れを出力軸4に固着するも自由である。上記カバー12
は、防塵の役目をなす。
【0015】次に、図3と図4に示すように、シリンダ
ブロック24,24は、横断面円形かつ平面視扇形の孔
からなるシリンダ室18を有し、その一端面の開口部の
外方に沿った凹溝21にOリング20が嵌入される。さ
らに、凹溝21の上下には、孔22が貫設される。そし
て、2個のシリンダブロック24,24は、同一形状で
ある。
ブロック24,24は、横断面円形かつ平面視扇形の孔
からなるシリンダ室18を有し、その一端面の開口部の
外方に沿った凹溝21にOリング20が嵌入される。さ
らに、凹溝21の上下には、孔22が貫設される。そし
て、2個のシリンダブロック24,24は、同一形状で
ある。
【0016】しかして、(図1と図2にもどって)2個
のシリンダブロック24,24にて中間ブロック1を挟
着すれば、2個のシリンダ室18,18は独立形成され
る。この中間ブロック1には2つの流体圧給排孔23,
23が形成されている。具体的には、平面的に見て、シ
リンダ室18,18の円弧状の軸心を包含する円形の軸
心Lに中間ブロック1の略中央部の点Pにて接する接線
Qと平行な直線状の軸心Mを中心として中間ブロック1
とシリンダブロック24,24を貫く孔22,22を、
点Pの略上方及び略下方に、合計2本貫設する。
のシリンダブロック24,24にて中間ブロック1を挟
着すれば、2個のシリンダ室18,18は独立形成され
る。この中間ブロック1には2つの流体圧給排孔23,
23が形成されている。具体的には、平面的に見て、シ
リンダ室18,18の円弧状の軸心を包含する円形の軸
心Lに中間ブロック1の略中央部の点Pにて接する接線
Qと平行な直線状の軸心Mを中心として中間ブロック1
とシリンダブロック24,24を貫く孔22,22を、
点Pの略上方及び略下方に、合計2本貫設する。
【0017】そして、上記中間ブロック1の両端面に夫
々のシリンダブロック24,24のOリング20,20
を有する端面が当接され、両方のシリンダブロック2
4,24の孔22,22に、ボルト25が挿通されてナ
ット31にて締付ける。つまり、2本の孔22,22
に、ボルト25,25を挿入して、中間ブロック1とシ
リンダブロック24,24を相互に締め付けて一体化す
る。さらに、中間ブロック1は、ネジ26にて上下の基
盤9,9に固定される。
々のシリンダブロック24,24のOリング20,20
を有する端面が当接され、両方のシリンダブロック2
4,24の孔22,22に、ボルト25が挿通されてナ
ット31にて締付ける。つまり、2本の孔22,22
に、ボルト25,25を挿入して、中間ブロック1とシ
リンダブロック24,24を相互に締め付けて一体化す
る。さらに、中間ブロック1は、ネジ26にて上下の基
盤9,9に固定される。
【0018】そして、2本の流体圧給排孔23,23は
相互に独立してシリンダ室18,18の何れかに連通す
る(図5参照)。
相互に独立してシリンダ室18,18の何れかに連通す
る(図5参照)。
【0019】また、ピストンロッド2の両端部は、夫々
のシリンダ室18,18に摺動自在に挿入される。しか
して、ピストンロッド2の両端面は、受圧面19,19
とされる。
のシリンダ室18,18に摺動自在に挿入される。しか
して、ピストンロッド2の両端面は、受圧面19,19
とされる。
【0020】つまり、このピストンロッド2はいわゆる
ラムとされ、流体圧給排孔23,23を通ってシリンダ
室18,18への圧力流体(例えばエアーや油等)の給
排によって受圧面19,19に圧がかかり、ピストンロ
ッド2が(円弧状にその軸心Lに沿って)往復動する。
ラムとされ、流体圧給排孔23,23を通ってシリンダ
室18,18への圧力流体(例えばエアーや油等)の給
排によって受圧面19,19に圧がかかり、ピストンロ
ッド2が(円弧状にその軸心Lに沿って)往復動する。
【0021】従って、ピストンロッド2と連結された出
力軸4は、該ピストンロッド2の往復動に伴って揺動す
る。
力軸4は、該ピストンロッド2の往復動に伴って揺動す
る。
【0022】次に、図5は、本考案に係る揺動シリンダ
の他の実施例を示し、この揺動シリンダは、小径のピス
トンロッド2の両端のネジ部27,27にピストン3
0,30を螺着したものである。なお、ネジ部27を用
いないで、取付板にて固着しても良い。
の他の実施例を示し、この揺動シリンダは、小径のピス
トンロッド2の両端のネジ部27,27にピストン3
0,30を螺着したものである。なお、ネジ部27を用
いないで、取付板にて固着しても良い。
【0023】しかして、いずれの実施例に於ても、ピス
トンロッド2の途中部をシールする必要がなくなり、か
つ、構造も簡単となる。かつ、往復ストローク長も長く
とることが出来て、出力軸4の揺動角度を増加出来る。
トンロッド2の途中部をシールする必要がなくなり、か
つ、構造も簡単となる。かつ、往復ストローク長も長く
とることが出来て、出力軸4の揺動角度を増加出来る。
【0024】また、図例では、ヘッドカバーが省略され
て、部品点数が少なく、製造が容易で、かつ、コンパク
ト化と揺動角度増加が達成出来る。
て、部品点数が少なく、製造が容易で、かつ、コンパク
ト化と揺動角度増加が達成出来る。
【0025】なお、本考案は、上記実施例以外にも要旨
を逸脱しない範囲内で設計変更自由である。
を逸脱しない範囲内で設計変更自由である。
【0026】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
次に記載する効果を奏する。
【0027】請求項1記載の揺動シリンダによれば、ピ
ストンロッド2の途中部をシールする必要がなくなりシ
ール部を少なく出来る。また、構造が簡単に出来、部品
点数を少なく出来る。そして、溶接部をなくすことが出
来る。さらに、高い流体圧に耐え得ると共に、流体漏れ
を防止できる。(特にシリンダ室18,18の内径が小
さい場合に最適である。) また、中間ブロック1とシリ
ンダブロック24,24を、2本のボルト25,25に
て強固に一体化できるので、ボルトの本数が少なくて済
む。
ストンロッド2の途中部をシールする必要がなくなりシ
ール部を少なく出来る。また、構造が簡単に出来、部品
点数を少なく出来る。そして、溶接部をなくすことが出
来る。さらに、高い流体圧に耐え得ると共に、流体漏れ
を防止できる。(特にシリンダ室18,18の内径が小
さい場合に最適である。) また、中間ブロック1とシリ
ンダブロック24,24を、2本のボルト25,25に
て強固に一体化できるので、ボルトの本数が少なくて済
む。
【0028】請求項2記載の揺動シリンダによれば、ピ
ストンロッド2の途中部をシールする必要がなくなりシ
ール部を少なく出来る。また、構造が簡単に出来、部品
点数を少なく出来る。そして、溶接部をなくすことが出
来る。 さらに、高い流体圧に耐え得ると共に、流体漏れ
を防止できる。(特にシリンダ室18,18の内径が大
きい場合に最適である。) また、中間ブロック1とシリ
ンダブロック24,24を、2本のボルト25,25に
て強固に一体化できるので、ボルトの本数が少なくて済
む。
ストンロッド2の途中部をシールする必要がなくなりシ
ール部を少なく出来る。また、構造が簡単に出来、部品
点数を少なく出来る。そして、溶接部をなくすことが出
来る。 さらに、高い流体圧に耐え得ると共に、流体漏れ
を防止できる。(特にシリンダ室18,18の内径が大
きい場合に最適である。) また、中間ブロック1とシリ
ンダブロック24,24を、2本のボルト25,25に
て強固に一体化できるので、ボルトの本数が少なくて済
む。
【図1】本考案の一実施例の断面平面図である。
【図2】本考案の一実施例の断面側面図である。
【図3】シリンダブロックを示す側面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】他の実施例を示す断面平面図である。
【符号の説明】 1 中間ブロック 2 ピストンロッド 3 アーム 4 出力軸 18 シリンダ室 19 受圧面22 孔 24 シリンダブロック25 ボルト 30 ピストン L 軸心M 軸心 P 点 Q 接線
Claims (2)
- 【請求項1】 1本の弯曲した弧状のピストンロッド2
の端面が受圧面19,19とされた揺動シリンダに於
て、平面視扇形の中間ブロック1と、これを挟着する2
個のシリンダブロック24,24を、備えると共に、該
中間ブロック1と2個のシリンダブロック24,24に
よって、円弧状の軸心を有する2個のシリンダ室18,
18が独立形成され、平面的に見て、該シリンダ室1
8,18の円弧状の軸心を包含する円形の軸心Lに上記
中間ブロック1の略中央部の点Pにて接する接線Qと平
行な直線状の軸心Mを中心として上記中間ブロック1と
シリンダブロック24,24を貫く孔22,22を、上
記点Pの略上方及び略下方に、合計2本貫設し、かつ、
2本の該孔22,22に、ボルト25,25を挿入し
て、上記中間ブロック1とシリンダブロック24,24
を相互に締め付けて一体化し、さらに、1本の弯曲した
弧状のピストンロッド2の両端部を、上記シリンダ室1
8,18へ夫々挿入して、該ピストンロッド2を、円形
の軸心L方向に沿って、往復動させるように構成し、か
つ、出力軸4と該ピストンロッド2の全長の中間部と
を、アーム3にて連結したことを特徴とする揺動シリン
ダ。 - 【請求項2】 1本の弯曲した弧状のピストンロッド2
の端部に夫々ピストン30,30が固着された揺動シリ
ンダに於て、平面視扇形の中間ブロック1と、これを挟
着する2個のシリンダブロック24,24を、備えると
共に、該中間ブロック1と2個のシリンダブロック2
4,24によって、円弧状の軸心を有する2個のシリン
ダ室18,18が独立形成され、平面的に見て、該シリ
ンダ室18,18の円弧状の軸心を包含する円形の軸心
Lに上記中間ブロック1の略中央部の点Pにて接する接
線Qと平行な直線状の軸心Mを中心として上記中間ブロ
ック1とシリンダブロック24,24を貫く孔22,2
2を、上記点Pの略上方及び略下方に、合計2本貫設
し、かつ、2本の該孔22,22に、ボルト25,25
を挿入して、上記中間ブロック1とシリンダブロック2
4,24を相互に締め付けて一体化し、さらに、1本の
湾曲した弧状のピストンロッド2の両端部を、上記シリ
ンダ室18,18へ夫々挿入して、該ピストンロッド2
を、円形の軸心L方向に沿って、往復動させるように構
成し、かつ、出力軸4と該ピストンロッド2の全長の中
間部とを、アーム3にて連結したことを特徴とする揺動
シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073855U JP2521039Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 揺動シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073855U JP2521039Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 揺動シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517206U JPH0517206U (ja) | 1993-03-05 |
JP2521039Y2 true JP2521039Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13530191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991073855U Expired - Lifetime JP2521039Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 揺動シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521039Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6022757B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2016-11-09 | ナブテスコ株式会社 | ロータリーアクチュエータ |
JP6495648B2 (ja) * | 2014-12-22 | 2019-04-03 | ナブテスコ株式会社 | ロータリーアクチュエータ |
CN109812465A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-05-28 | 沈阳工业大学 | 高速开关阀控制的伺服螺旋摆动缸 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3075302U (ja) * | 2000-07-31 | 2001-02-16 | 日本甜菜製糖株式会社 | 覆土器 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP1991073855U patent/JP2521039Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0517206U (ja) | 1993-03-05 |
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