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JP2951473B2 - 生理用タンポンのアプリケーター - Google Patents

生理用タンポンのアプリケーター

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Publication number
JP2951473B2
JP2951473B2 JP4056803A JP5680392A JP2951473B2 JP 2951473 B2 JP2951473 B2 JP 2951473B2 JP 4056803 A JP4056803 A JP 4056803A JP 5680392 A JP5680392 A JP 5680392A JP 2951473 B2 JP2951473 B2 JP 2951473B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
tampon
outer cylinder
cylinder
end opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4056803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05212075A (ja
Inventor
英昭 北岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUNI CHAAMU KK
Original Assignee
YUNI CHAAMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUNI CHAAMU KK filed Critical YUNI CHAAMU KK
Priority to JP4056803A priority Critical patent/JP2951473B2/ja
Publication of JPH05212075A publication Critical patent/JPH05212075A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、膣腔を閉止して経血
を吸収保持する生理用タンポンを膣腔に導入するのに用
いるためのアプリケーターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、包装や携帯に便利なように、使用
時に所要長さに伸長することができる生理用タンポンの
アプリケーターが知られ、これには大別して、次の二つ
のタイプがある。
【0003】第1のタイプに属するものは、外側円筒
と、外側円筒内に摺動可能に挿入した内側円筒から構成
するとともに、内側円筒を第1内側円筒部材及びこれに
摺動可能に挿入した第2内側円筒部材から構成し、しか
も、第2内側円筒部材を第1内側円筒部材から後方向へ
引き出すことで、第1内側円筒部材の後端と第2内側円
筒部材の前端とを連結し、この連結した内側円筒で外側
円筒に収納したタンポンを外側円筒の前端開口から押し
出すようにしてある。
【0004】第2のタイプに属するものは、外側円筒
と、外側円筒内にその長さ方向へ摺動可能に挿入し、タ
ンポンを収納した内側円筒とから構成し、外側円筒から
内側円筒を後方向へ引き出すときタンポンが所定位置を
保ちつつ内側円筒から抜脱して外側円筒に残るとともに
内側円筒の前端がタンポンの後端に当接し、この当接し
た内側円筒の前端でタンポンを外側円筒の前端開口から
押し出すようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第2のタイプに属する
従来のものは、構造が比較的複雑であって製造及び組み
立てが容易ではないうえ、内側円筒でタンポンを円滑か
つ確実に外側円筒の前端開口から押し出し難い、といっ
た問題がある。
【0006】第1のタイプに属するものは、既に実施さ
れているが、第2のタイプに属するものは、そうした問
題のためか、いまだに実施されていない。第1のタイプ
に属するものには、第2のタイプに属するもののような
問題はないが、内側円筒を第1及び第2内側円筒部材か
ら構成するため、それだけ部材数が増え、材料費が高く
なる。
【0007】この発明は、第2のタイプに属するものを
対象とし、第2のタイプに属するものの前記問題点を除
去することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
のこの発明は、図面に示すように、外側円筒1と、外側
円筒1内にその長さ方向へ摺動可能に挿入し、タンポン
16を収納し、タンポン16を外側円筒1の前端開口か
ら押し出す内側円筒2とから構成してある生理用タンポ
ンのアプリケーターを前提とし、次の点を特徴とする。
【0009】外側円筒1は、外側円筒1の後端開口の内
面に係合部7を有している。内側円筒2は、内側円筒2
の前端開口につぼみ性向を付与してあってタンポン16
の前端部を覆う花弁状部9と、内側円筒2の円周方向に
離間しかつ内側円筒2の前端開口の近傍と内側円筒2の
後端開口の近傍との間の内側円筒2の長さ方向に延びる
複数の案内溝孔10と、内側円筒2内に位置する係止片
3とを有している。係止片3は、案内溝孔10の各々の
後端に、内側円筒2を外側円筒1から後方向へ引っ張る
ことで切断可能な連結部12の各々を介して連結してあ
って該連結部の各々に隣接して係合部7に係合する係合
部13の各々と、係合部13の各々から前方向かつ内側
円筒2の中心部へ延びる支持部14の各々の前端が一体
になって形成しタンポン16の後端に当接する受止部1
5とを有している。
【0010】
【作用】この発明に係るアプリケーターにおいては、内
側円筒2を後方向へ引っ張ると、内側円筒2と係止片3
との連結部12が切断し、内側円筒2の案内溝孔10が
係止片3の係合部13に摺嵌しながら、外側円筒1から
内側円筒2が後方向へ引き出され、それともなって、タ
ンポン16が内側円筒2の花弁状部9をそのつぼみ性向
に抗して拡開し、内側円筒2から抜脱して外側円筒1内
に直接位置する。こうした状態で内側円筒2を前方向へ
押し込むと、タンポン16が内側円筒2の花弁状部9に
押圧されて外側円筒1の前端開口から押し出される。こ
のとき、係止片3は、その係合部13が外側円筒1の係
合部7に係合し原位置に固定されているから、内側円筒
2の移動にともなって移動することはない。
【0011】
【実施例】図面を参照して、この発明に係る実施例を説
明すると、以下のとおりである。
【0012】図1及び図2に示すように、アプリケータ
ーは、外側円筒1と、これに摺動可能に挿入され、係止
片3を有する内側円筒2とから構成してあり、これらは
ポリエチレンなどのプラスチックから成形されている。
【0013】外側円筒1は、前端開口につぼみ性向を付
与した花弁状部4と、その後端近傍の外周に前後方向に
離間してリブ5,6と、その後端内面に環状凹溝7a及
び環状凸起7bとで形成した環状係合部7を有してい
る。環状凸起7bは後方向へ拡開する斜面8に形成して
ある。
【0014】内側円筒2は、その前端開口につぼみ性向
を付与した花弁状部9と、その円周方向に離間しかつそ
の前端開口の近傍とその後端開口の近傍との間のその長
さ方向に延びる複数の案内溝孔10と、その後端外周に
リブ11とを有している。
【0015】係止片3は、案内溝孔の各々の後端に、内
側円筒2を外側円筒1から後方向へ引っ張ることで容易
に切断可能な各連結部12で連結してあってそれらの各
々に隣接して係合部7に係合する各突起としての各係合
部13と、係合部13の各々から前方向かつ内側円筒2
の中心部へ延びる各支持部14の前端が一体になって形
成した受止部15とを有している。各連結部12にはこ
れが更に切断し易いように切り込みを設けてあってもよ
い。
【0016】タンポン16は、親水性繊維のシートから
棒状体に圧搾成形しその後端から引き出し紐17を延出
させてあって、内側円筒2に摺動可能に収納するに適し
た径を有している。
【0017】前記構成を有するこの発明に係るアプリケ
ーターの組み立て及び使用操作は、次のとおりである。
【0018】図1(図3参照)に示すように、タンポン
16をその後端から内側円筒2の前端開口を経てその内
部に挿入し、引き出し紐17を係止片3の両支持部14
の間を経て内側円筒2の後端開口から延出させ、内側円
筒2の花弁状部9を加熱成形型に押し当てて蕾状に閉じ
る。こうして内側円筒2に収納したタンポン16は、そ
の後端が係止片3の受止部15に当接する。次いで、内
側円筒2の花弁状部9と同様な方法で予め花弁状部4を
閉じた外側円筒1にその後端開口から内側円筒2を挿入
する。その挿入過程において、係合部13が係合部7の
凸起7bを前方向へ乗り越えて係合部7の凹溝7aに係
合する。
【0019】使用に際しては、内側円筒2を後方向へ引
っ張ることで、内側円筒2と係止片3との連結部12を
切断させた後、内側円筒2の案内溝孔10を係止片3の
係合部13に摺嵌させながら、外側円筒1から内側円筒
2を後方向へ引き出す。それにともなって、タンポン1
6をして花弁状部9をそのつぼみ性向に抗して拡開さ
せ、タンポン16を内側円筒2から抜脱させて外側円筒
1内に直接位置させる。こうした状態で内側円筒2を前
方向へ押し込むことで、タンポン16の後端を閉じた花
弁状部9で押圧し、タンポン16の前端で外側円筒1の
花弁状部4をそのつぼみ性向に抗して拡開させ、外側円
筒1の前端開口からタンポン16を押し出しながら腟腔
に挿入する。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、アプリケーターは、
外側円筒と、係止片を有する内側円筒とからなり、係止
片は内側円筒と一体に成形することができるとともに、
アプリケーターの組み立ては、タンポンを内側円筒に挿
入した後、係止片の係合部が外側円筒の係合部に係合す
るように外側円筒に内側円筒を挿入することでなすこと
ができるから、外側円筒及び内側円筒の製造及び組み立
てが容易である。
【0021】また、内側円筒を後方向へ引っ張るだけ
で、外側円筒に係合した係止片から内側円筒を分離して
後方向へ引き出すことができる一方、タンポンを外側円
筒の前端開口から押し出すべく前方向へ押圧摺動させる
ことができる。このとき、係止片はその係合部が外側円
筒の係合部に係合固定しているとともに、係止片の受止
部がタンポンの後端に当接しているため、係止片及びタ
ンポンが後方向へ移動することがなく、また、内側円筒
を所定位置まで後方向へ引き出したとき、内側円筒の先
端に位置する花弁状部が閉じてタンポンの後端に確実に
当接する。したがって、タンポンを内側円筒で確実に外
側円筒の先端開口から押し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るアプリケーターであっ
て、外側円筒、内側円筒及びタンポンの分離斜視図。
【図2】外側円筒の係合部と、内側円筒が有する係止片
の係合部との係合構造を示す拡大縦断面図。
【図3】外側円筒と、タンポンを収納した内側円筒とを
組み合わせてアプリケーターを構成した縦断面図。
【図4】図3の状態において、内側円筒を後方向へ引き
出し、内側円筒から係止片を分離したときの縦断面図。
【図5】図4の状態において、内側円筒を前方向へ押圧
してこれによってタンポンを外側円筒の前端開口から押
し出す過程を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 外側円筒 2 内側円筒 3 係止片 7 係合部 9 花弁状部 12 連結部 13 係合部 14 支持部 15 受止部 16 タンポン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側円筒と、該外側円筒内にその長さ方向
    へ摺動可能に挿入し、タンポンを収納し、該タンポンを
    該外側円筒の前端開口から押し出す内側円筒とから構成
    してある生理用タンポンのアプリケーターにおいて、 前記外側円筒は、該外側円筒の後端開口の内面に係合部
    を有しており、 前記内側円筒は、該内側円筒の前端開口につぼみ性向を
    付与してあって前記タンポンの前端部を覆う花弁状部
    と、該内側円筒の円周方向に離間しかつ該内側円筒の前
    端開口の近傍と該内側円筒の後端開口の近傍との間の該
    内側円筒の長さ方向に延びる複数の案内溝孔と、該内側
    円筒内に位置する係止片とを有しており、 前記係止片は、前記案内溝孔の各々の後端に、前記内側
    円筒を前記外側円筒から後方向へ引っ張ることで切断可
    能な連結部の各々を介して連結してあって該連結部の各
    々に隣接して前記係合部に係合する係合部の各々と、該
    係合部の各々から前方向かつ前記内側円筒の中心部へ延
    びる支持部の各々の前端が一体になって形成し前記タン
    ポンの後端に当接する受止部とを有していることを特徴
    とする前記アプリケーター。
  2. 【請求項2】前記外側円筒の前記係合部は凹溝に、か
    つ、前記内側円筒の前記係合部は該凹溝に係合する凸起
    に、それぞれ形成してある請求項1に記載のアプリケー
    ター。
JP4056803A 1992-02-07 1992-02-07 生理用タンポンのアプリケーター Expired - Lifetime JP2951473B2 (ja)

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