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JP2948627B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2948627B2
JP2948627B2 JP16936090A JP16936090A JP2948627B2 JP 2948627 B2 JP2948627 B2 JP 2948627B2 JP 16936090 A JP16936090 A JP 16936090A JP 16936090 A JP16936090 A JP 16936090A JP 2948627 B2 JP2948627 B2 JP 2948627B2
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JP
Japan
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voltage
capacitor
discharge lamp
transistor
circuit
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JP16936090A
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実 山本
春男 永瀬
正二郎 木戸
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、メタルハライドランプや高圧ナトリウムラ
ンプ等の高圧放電灯を始動点灯させるための放電灯点灯
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、高圧放電灯を始動点灯させるための装置が多数
提案されている。高圧放電灯は、例えば、オスラム社製
のHQIの場合、始動時に数KV程度の高圧パルス電圧をラ
ンプ両端に印加する必要があり、他の高圧放電灯でも同
程度の高圧パルス電圧を始動時に必要とする。このよう
な高圧パルス電圧を発生させるために、以下に示すよう
に、種々の方式が提案されている。
従来例1 第14図は高圧放電灯の代表的な点灯装置のブロック回
路図である。交流電源Vsの交流電圧は、安定器Bを介し
て、イグナイタIGと高圧放電灯DLに供給されている。始
動時には、イグナイタIGが上記の高圧パルス電圧を発生
させる。ところが、この種の高圧放電灯は点灯中のラン
プ自身の動作温度が数百〜数千℃という非常に高い温度
に達しており、一度消灯すると、ランプ温度が常温程度
まで下がらないと再始動できず、この間、5〜10分程度
の時間を要していた。そこで、再始動までの時間を短縮
するために、ランプ両端に、始動時よりも1桁高い数十
KVの高圧パルス電圧を印加すると、消灯直後のランプで
も瞬時に再始動できることは一般的に知られている。
従来例2 第15図に示す点灯装置(特開昭57−165999号公報参
照)では、上記の原理により再始動に要する時間を短縮
している。すなわち、再始動用のスイッチS0をONする
と、交流電源Vsから交流電圧は昇圧トランスTr1で昇圧
され、この昇圧された電圧が放電ギャップGの放電開始
電圧に達すると、コンデンサC2、放電ギャップG、パル
ストランスTrの1次巻線の閉回路で放電する。この放電
により、パルストランスTrの2次巻線に数十KV程度の高
圧パルス電圧が発生し、再始動時のように始動しにくい
状態でも高圧放電灯DLを瞬時に点灯させることができ
る。図中、L1は安定器であり、C1は高圧パルス電圧を高
圧放電灯DLに印加するための高周波バイパス用のコンデ
ンサである。
この従来例では、昇圧トランスTr1が100V又は200Vの
交流電圧を1次側の入力とし、2次側に数千Vの電圧を
発生させているため、昇圧比が大きくなって、2次巻線
が非常に多くなる。また、高電圧に耐えるように設計す
る必要があることから、昇圧トランスTr1が非常に大型
化する。さらに、ランプ点灯後は再始動用のスイッチS0
をオフにして、高圧パルス電圧の発生を停止させる必要
がある。
従来例3 第16図はさらに他の従来例(特開昭59−196594号公報
参照)を示している。この従来例では、コンデンサC7
ダイオードD51,D52による倍電圧整流回路を用いたこと
により、昇圧比を小さくできると共に、昇圧トランスTr
1がインバータ回路1により高周波動作していることか
ら、昇圧トランスTr1の小型化を実現できる。しかしな
がら、従来例2と同様に、再始動用のスイッチS0を設け
る必要があった。
従来例4 第17図は別の従来例の回路図である。この回路では、
安定器B(例えば、商用周波数の点灯回路、インバータ
による高周波点灯回路あるいは矩形波点灯回路)の2次
電圧でイグナイタIGが動作する方式としている。つま
り、安定器Bの端子a−b間に発生する無負荷2次電圧
を整流回路3で整流し、スイッチング用のトランジスタ
Q5を高周波でオン・オフ駆動し、昇圧トランスTr1によ
り2次側電圧を数千Vまで昇圧し、整流用のダイオード
D5を介してコンデンサC2を充電する。そして、コンデン
サC2の電圧が放電ギャップGの放電開始電圧に達する
と、コンデンサC2、パルストランスTrの1次巻線、放電
ギャップGの閉回路で放電する。これにより、パルスト
ランスTrの2次側に数十KVの高圧パルス電圧が発生し、
コンデンサC1を介して高圧放電灯DLに印加され、再始動
時のように始動しにくい状態であっても瞬時に始動可能
としている。
この従来例では、高圧放電灯DLが点灯すると、安定器
Bの端子a−b間の電圧は略ランプ電圧まで低下するの
で、イグナイタIGの出力も自動的に低下又は停止する。
これにより、高圧パルス電圧の発生も自動的に止まるの
で、専用のスイッチS0が不要となる。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来例4では、イグナイタIGの動作時に安定器
Bの無負荷2次電圧が低下するので、高圧放電灯DLにグ
ロー放電からアーク放電に移行するのに要する電力を十
分に供給することができず、始動性能が低下するという
問題が生じる。つまり、イグナイタIGが動作していない
ときの安定器Bの無負荷2次電圧は、第18図(a)又は
(b)に示すような電圧となるが、イグナイタIGが動作
すると、第19図(a)又は(b)のように低下してしま
う。図中、Vpは高圧パルス電圧であり、それ以外の実線
は安定器Bの無負荷2次電圧である。また、上記各図に
おいて、図(a)は高周波点灯の場合の動作波形を示し
ており、図(b)は低周波の矩形波点灯の場合の動作波
形を示している。第19図(a),(b)の場合に、第18
図(a),(b)の場合に比べて無負荷2次電圧が低下
するのは、ほとんど常にイグナイタIGを動作させている
ので、イグナイタIGでの電力消費が大きくなり、安定器
Bの内部インピーダンスによる電圧降下が生じるためで
ある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、安定器の無負荷2次電圧で動
作するイグナイタを備えた高圧放電灯用の点灯装置にお
いて、安定器の無負荷2次電圧の所定期間でのみイグナ
イタを動作させて、無負荷2次電圧の低下を最小限と
し、始動・再始動性能を良好とすることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第
1図に示すように、高圧放電灯DLとパルストランスTrの
2次巻線と第1のコンデンサC1とで閉回路を構成し、入
力電源Eから給電されるインバータ回路1の出力に第1
のコンデンサC1を並列的に接続し、インバータ回路1の
矩形波電圧の出力を間欠的に昇圧し整流した電圧により
充電される第2のコンデンサC2と放電ギャップGと前記
パルストランスTrの1次巻線とで閉回路を構成したこと
を特徴とするものである。
なお、インバータ回路1により低周波の矩形波電圧を
発生させ、直流カット用のコンデンサC3をインバータ回
路1と昇圧回路2の間に挿入すれば、高圧パルス電圧の
発生期間を矩形波電圧の極性反転直後に限定することが
できる。また、インバータ回路1により低周波の矩形波
電圧を発生させる第1の動作期間と、高周波電圧を発生
させる第2の動作期間とを交番させれば、高圧パルス電
圧の発生期間を第2の動作期間に限定することができ
る。さらに、直流カット用のコンデンサC3が無くても、
昇圧回路2を間欠的に動作させれば、高圧パルス電圧の
発生時期を限定することができる。
[作用] 本発明にあっては、このように、インバータ回路1の
出力を間欠的に昇圧し整流した電圧により高圧パルス電
圧発生用のコンデンサC2を充電するようにしたから、常
にインバータ回路1の出力が高圧パルス電圧発生のため
に消費されるわけではない。したがって、高圧パルス電
圧発生用のコンデンサC2の充電が休止される期間では、
インバータ回路1の出力によりアーク放電への移行を促
進するような電圧を高圧放電灯DLに与えることができ、
始動特性、再始動特性を改善できるものである。
[実施例1] 第2図は本発明の第1実施例の回路図である。以下、
その回路構成について説明する。直流の入力電源Eに
は、トランジスタQ1,Q3の直列回路と、トランジスタQ2,
Q4の直列回路が並列的に接続されている。各トランジス
タQ1〜Q4には、それぞれダイオードD1〜D4が逆並列に接
続されている。トランジスタQ1,Q3の接続点とトランジ
スタQ2,Q4の接続点の間には、インダクタL1を介してコ
ンデンサC1が接続されており、このコンデンサC1の両端
には、パルストランスTrの2次巻線n5を介して高圧放電
灯DLが接続されている。
第3図は本実施例の動作波形図である。トランジスタ
Q1,Q2は数10KHz程度の高周波で交互に動作し、トランジ
スタQ3,Q4は100〜数100Hz程度の低周波で交互に動作す
る。そして、トランジスタQ4がオンのときには、トラン
ジスタQ1がオン・オフ動作し、トランジスタQ3がオンの
ときには、トランジスタQ2がオン・オフ動作する。この
とき、インダクタL1とコンデンサC1はローパスフィルタ
ーとして作用するので、インバータ回路の端子a−b間
には、トランジスタQ3,Q4の動作周波数と同じ周波数の
矩形波電圧が発生する。
次に、イグナイタIGの構成について説明する。端子a
−b間には、直流カット用のコンデンサC3を介してダイ
オードブリッジDBの交流入力端子が接続されており、ダ
イオードブリッジDBの直流出力端子c−d間にはコンデ
ンサC4が並列接続されている。コンデンサC4の両端に
は、昇圧トランスTr1の1次巻線n1がトランジスタQ5
介して接続されている。トランジスタQ5のベースには起
動抵抗Rgを介して起動電流が供給されると共に、帰還巻
線n3からベース抵抗RBを介して駆動電流が供給される。
これらの昇圧トランスTr1とトランジスタQ5及び抵抗Rg,
RBは一石自励式のインバータ回路を構成しており、コン
デンサC4に得られた端子c−d間の電圧を昇圧する。発
振トランスTr1の2次巻線n2には、ダイオードD5を介し
てコンデンサC2が接続されている。コンデンサC2は放電
ギャップGを介してパルストランスTrの1次巻線n4に接
続されている。
このイグナイタIGは、第4図に示すような端子a−b
間の矩形波電圧を受けて動作するものであり、直流カッ
ト用のコンデンサC3が入力側に挿入されているので、第
5図に示すように、端子a−b間の電圧の極性が反転し
たときにのみ、端子c−d間に電圧が発生する。この部
分の動作を第6図(a)〜(d)に詳細に示す。端子c
−d間に第6図(a)に示すような電圧が発生すると、
起動抵抗Rgを介してトランジスタQ5のベースに起動電流
が流れて、トランジスタQ5がオンする。トランジスタQ5
がオンすると、昇圧トランスTr1の1次巻線n1に電圧が
発生し、帰還巻線n3にもその巻数比に応じた電圧が発生
する。この電圧でベース抵抗RBを介してトランジスタQ5
に更にベース電流が流れて、トランジスタQ5は完全にオ
ンとなる。これにより、第6図(b)に示すように、ト
ランジスタQ5のコレクタ電流が流れる。この電流がある
一定値以上になると、今度はベース電流不足となり、ト
ランジスタQ5のエミッタ−コレクタ間電圧VCEが上昇す
ると共に、昇圧トランスTr1の巻線n1,n3の電圧が低下す
るため、よりベース電流不足となり、トランジスタQ5
急激にオフする。トランジスタQ5がオフすると、昇圧ト
ランスTr1に蓄積されたエネルギーは、ダイオードD5
介してコンデンサC2に充電される。そして、昇圧トラン
スTr1のエネルギーが放出し尽くされると、トランジス
タQ5が再びオンして、以下、この動作を繰り返す。これ
により、コンデンサC2の電圧は第6図(c)に示すよう
に上昇する。そして、放電ギャップGの放電開始電圧VG
(例えば、数千V)に達すると、コンデンサC2に蓄積さ
れている電荷は、パルストランスTrの1次巻線n4、放電
灯ギャップGを介して急激に放電し、このとき、パルス
トランスTr2の巻数比に応じた高圧パルス電圧(例え
ば、数十KV)が第6図(d)に示すように、パルストラ
ンスTrの2次巻数n5に発生し、高周波バイパス用のコン
デンサC1を介して高圧放電灯DLに印加される。これによ
り、例えば、ランプ消灯直後の非常に再始動しにくい状
態にあっても、高圧放電灯DLは瞬時に点灯される。第7
図に始動時の高圧放電灯DLの両端電圧の波形を示してい
る。図中、Vpは高圧パルス電圧であり、V02は無負荷2
次電圧である。
本実施例の特徴は、インバータ回路の出力端子a−b
間の電圧極性反転直後のある一定期間のみイグナイタIG
が動作し、高圧パルス電圧を発生させているので、高圧
パルス電圧の休止期間においては、インバータ回路の出
力端子a−b間に十分な無負荷2次電圧を確保できるこ
とにある。これにより、高圧放電灯DLをグロー放電から
アーク放電に移行させるエネルギーを供給できるので、
高圧放電灯DLの始動性能が非常に向上するものである。
また、高圧放電灯DLが始動点灯すると、端子a−b間の
電圧は略ランプ電圧まで降下する。例えば、無負荷2次
電圧が280V程度であれば、高圧放電灯DLの始動後は、ラ
ンプ電圧は90V程度まで降下する。このため、イグナイ
タIGの動作は停止し、高圧放電灯DLの点灯中は高圧パル
ス電圧は完全に停止し、高圧放電灯DLは安定に点灯維持
できるものである。
[実施例2] 第8図は本発明の第2実施例の回路図である。本実施
例では、第2図に示す第1実施例におけるトランジスタ
Q1,Q3とダイオードD1,D3に代えて、トランジスタQ6,Q7
とダイオードD6,D7を配置し、トランジスタQ2,Q4とダイ
オードD2,D4に代えて、コンデンサC5,C6を配置したもの
であり、ハーフブリッジ式のインバータ回路を構成して
いる。したがって、端子a−b間に得られる電圧は、フ
ルブリッジ式のインバータ回路を用いた第1実施例に比
べると、約半分となる。
第9図は本実施例の動作波形図である。同図に示すよ
うに、第1の期間T1では、トランジスタQ7はオフであ
り、トランジスタQ6が数10KHz程度の高周波でオン・オ
フを繰り返し、第2の期間T2では、トランジスタQ6がオ
フとなり、トランジスタQ7が上記の高周波でオン・オフ
を繰り返す。これにより、端子a−b間に得られる電圧
は、第1の期間T1と第2の期間T2とで極性が反転する矩
形波電圧となる。なお、イグナイタIGの回路構成は、第
1実施例と同じであるので、図示を省略している。
この実施例においても、インバータ回路の端子a−b
間に得られる無負荷2次電圧は、第1及び第2の期間
(T1+T2)を一周期とした矩形波電圧となり、その電圧
の極性反転直後にのみ高圧パルス電圧が発生するもので
あり、第1実施例と同じ動作となる。
[実施例3] 第10図は本発明の第3実施例の回路図である。本実施
例では、ランプ始動時(無負荷時)において、第11図に
示すように、期間t1,t3では高周波インバータとして動
作し、期間t2,t4では第1実施例と同様に低周波の矩形
波インバータとして動作するものである。高周波インバ
ータとしての動作期間t1,t3においては、例えば、トラ
ンジスタQ1とQ4がオンのとき、トランジスタQ2とQ3はオ
フとなり、逆に、トランジスタQ1とQ4がオフのときは、
トランジスタQ2とQ3はオンとなり、この動作を高周波的
に交互に行うものである。
次に、本実施例で用いるイグナイタIGについて説明す
る。高周波インバータとして動作期間t1,t3では、トラ
ンジスタQ1〜Q4は高周波でスイッチング動作しているの
で、昇圧トランスTr1の1次側には、直流カット用のコ
ンデンサC3を介して高周波の電圧が印加され、その2次
側には昇圧した電圧が発生する。この昇圧された電圧を
ダイオードD51,D52にて全波整流して、コンデンサC2
電荷を蓄積する。コンデンサC2の電圧が上昇し、放電ギ
ャップGの放電開始電圧に達すると、コンデンサC2の電
荷はパルストランスTrの1次巻線、放電ギャップGを介
して急激に放電する。このとき、パルストランスTrの2
次側には、その巻数比に応じた高圧パルス電圧が発生
し、コンデンサC1を介して高圧放電灯DLに印加される。
つまり、本実施例では、高周波インバータとしての動作
期間t1,t3においてのみ、高圧パルス電圧が発生するも
のである。
一方、低周波の矩形波インバータとしての動作期間
t2,t4では、直流カット用コンデンサC3の存在により、
第1実施例と同様にイグナイタIGは不動作となる。した
がって、インバータ回路の端子a−b間には、正規の安
定した無負荷2次電圧が確保され、グロー放電からアー
ク放電に移行するためのエネルギーが十分に供給される
ので、始動性能が良好となる。また、高圧放電灯DLが点
灯すれば、高周波インバータとしての動作期間t1,t3
省略し、第1実施例と同様と動作とすれば良い。あるい
は、全期間t1〜t4にわたって、イグナイタIGが動作しな
い程度の周波数でインバータ動作をさせても良い。これ
は第1又は第2実施例についても同様である。
[実施例4] 第12図は本発明の第4実施例の回路である。第1実施
例又は第2実施例に示すインバータ回路の端子a−b間
に、第12図に示すようなイグナイタIGを接続すれば、直
流カット用のコンデンサC3が無くても、イグナイタIGを
間欠的に動作させることができる。本実施例では、イグ
ナイタIGを間欠的に動作させるために、トランジスタQ5
を他励制御とし、間欠発振回路4によってトランジスタ
Q5を間欠的に高周波駆動している。つまり、矩形波電圧
のほぼ全域に高圧パルス電圧を重畳させるのではなく、
第13図に示すように、ある一定の期間にのみイグナイタ
IGを動作させて、間欠的に高圧パルス電圧Vpを重畳させ
るものである。このようにすると、イグナイタIGが動作
していない期間においては、端子a−b間に十分な無負
荷2次電圧を確保でき、高圧放電灯DLの始動性能が向上
するものである。
なお、蛍光灯用のスタータの分野において、例えば、
特開昭58−10397号公報の従来例に記載されているよう
な毎サイクル点灯方式があるが、本発明では、主点灯回
路がインバータ回路で構成されており、そのインバータ
回路の出力で動作するイグナイタIGもインバータ回路で
構成されている点が異なる。また、イグナイタIGには、
コンデンサC2の充電電荷を急激に放電させるための放電
ギャップGよりなるスイッチング素子を有している点も
異なり、本発明は高圧放電灯DLに特に適合した点灯装置
となっている。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、高圧放電灯を始動
させるための高圧パルス電圧を安定器の無負荷2次電圧
を電源として発生させる点灯装置において、高圧パルス
電圧をある一定期間にのみ発生させるようにしたことに
より、高圧パルス電圧の発生していない期間では、高圧
放電灯に十分な無負荷2次電圧を印加することができ、
始動性能、再始動性能が非常に良好な放電灯点灯装置を
提供できるという効果がある。また、安定器の無負荷2
次電圧を電源として高圧パルス電圧を発生させているこ
とから、高圧放電灯の始動によりランプ電圧が低下する
と、自動的に高圧パルス電圧の発生が停止するので、雑
音の発生が少なくなり、また、放電ギャップの寿命が改
善されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す回路図、第2図は本発
明の第1実施例の回路図、第3図乃至第7図は同上の動
作波形図、第8図は本発明の第2実施例の回路図、第9
図は同上の動作波形図、第10図は本発明の第3実施例の
回路図、第11図は同上の動作波形図、第12図は本発明の
第4実施例の回路図、第13図は同上の動作波形図、第14
図は従来例のブロック回路図、第15図は他の従来例の回
路図、第16図はさらに他の従来例の回路図、第17図は別
の従来例の回路図、第18図及び第19図は同上の動作波形
図である。 1はインバータ回路、2は昇圧回路、3は整流回路、
C1,C2,C3はコンデンサ、Gは放電ギャップ、Trはパルス
トランス、DLは高圧放電灯、Eは入力電源である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−38594(JP,A) 特開 平1−194295(JP,A) 特開 平1−298687(JP,A) 特開 平1−167987(JP,A) 特開 平1−298686(JP,A) 特開 平1−298688(JP,A) 特開 昭59−175597(JP,A) 特開 昭59−196595(JP,A) 実開 平1−172299(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/14 - 41/29

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧放電灯とパルストランスの2次巻線と
    第1のコンデンサとで閉回路を構成し、入力電源から給
    電される安定器の出力に第1のコンデンサを並列的に接
    続し、安定器の矩形波電圧の出力を間欠的に昇圧し整流
    した電圧により充電される第2のコンデンサと放電ギャ
    ップと前記パルストランスの1次巻線とで閉回路を構成
    したことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP16936090A 1990-06-26 1990-06-26 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP2948627B2 (ja)

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