JP2944444B2 - 携帯無線機 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
-
- H—ELECTRICITY
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/18—Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
- H01Q1/244—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体内に収納および引
き出し自在なアンテナを備えた携帯無線機に関する。
き出し自在なアンテナを備えた携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の携帯無線機においては、着信待
機状態において、アンテナを携帯無線機の筐体内に収納
させて先端のヘリカルコイル部のみを筐体外部に露呈さ
せ、一方、発信および通話中においてはアンテナを筐体
外に引き出して直線エレメント部も筐体外部に引き出す
ようにしている。図4は従来の携帯無線機の概略の構成
を示す図で、同図に基づいてこれを説明すると、全体を
符号30で示す携帯無線機には、装置筐体31内に収納
および筐体31外に引き出し自在に支持されたホイップ
アンテナ32を備えている。
機状態において、アンテナを携帯無線機の筐体内に収納
させて先端のヘリカルコイル部のみを筐体外部に露呈さ
せ、一方、発信および通話中においてはアンテナを筐体
外に引き出して直線エレメント部も筐体外部に引き出す
ようにしている。図4は従来の携帯無線機の概略の構成
を示す図で、同図に基づいてこれを説明すると、全体を
符号30で示す携帯無線機には、装置筐体31内に収納
および筐体31外に引き出し自在に支持されたホイップ
アンテナ32を備えている。
【0003】ホイップアンテナ32は、電気長λ/4の
直線エレメント部33と、直線エレメント部33の先端
に絶縁部7を介して一体的に取り付けられ、合成樹脂製
の保護カバー5で覆われた電気長λ/4のヘリカルコイ
ル部4とで構成されている。6はヘリカルコイル部4と
絶縁部7との間に介在して、ヘリカルコイル部4に給電
する導電部材からなるヘリカルコイル給電部である。9
は直線エレメント部33の下端に取り付けられ直線エレ
メント部33に給電する導電部材からなる直線エレメン
ト給電部である。10はこれら給電部6,9に当接する
給電金具、34は、給電金具10と送受信回路との間に
介在する電気長λ/4用のインピーダンス整合回路であ
る。
直線エレメント部33と、直線エレメント部33の先端
に絶縁部7を介して一体的に取り付けられ、合成樹脂製
の保護カバー5で覆われた電気長λ/4のヘリカルコイ
ル部4とで構成されている。6はヘリカルコイル部4と
絶縁部7との間に介在して、ヘリカルコイル部4に給電
する導電部材からなるヘリカルコイル給電部である。9
は直線エレメント部33の下端に取り付けられ直線エレ
メント部33に給電する導電部材からなる直線エレメン
ト給電部である。10はこれら給電部6,9に当接する
給電金具、34は、給電金具10と送受信回路との間に
介在する電気長λ/4用のインピーダンス整合回路であ
る。
【0004】このような構成において、着信待機状態に
おいては、同図(b)に示すように、ホイップアンテナ
32を筐体31内に収納させて、ヘリカルコイル部4の
みを筐体31から露呈させて、直線エレメント部33を
収納状態とする。このとき、給電金具10には、ヘリカ
ルコイル給電部6が当接し、この給電点Aにおいてヘリ
カルコイル部4に送受信回路からの給電がなされる。ま
た、発信および通話中においては、同図(a)に示すよ
うに、ホイップアンテナ32を筐体31内から引き出し
て、直線エレメント部33も筐体31から引き出す。こ
のとき、給電金具10には、直線エレメント給電部9が
当接し、この給電点Aにおいて直線エレメント部33に
送受信回路からの給電がなされる。
おいては、同図(b)に示すように、ホイップアンテナ
32を筐体31内に収納させて、ヘリカルコイル部4の
みを筐体31から露呈させて、直線エレメント部33を
収納状態とする。このとき、給電金具10には、ヘリカ
ルコイル給電部6が当接し、この給電点Aにおいてヘリ
カルコイル部4に送受信回路からの給電がなされる。ま
た、発信および通話中においては、同図(a)に示すよ
うに、ホイップアンテナ32を筐体31内から引き出し
て、直線エレメント部33も筐体31から引き出す。こ
のとき、給電金具10には、直線エレメント給電部9が
当接し、この給電点Aにおいて直線エレメント部33に
送受信回路からの給電がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の携帯無線機においては、発信および通話中にお
いて、直線エレメント部33を筐体31から引き出させ
た状態では、直線エレメント部33が電気長λ/4であ
るため、その電流分布から給電金具10と直線エレメン
ト給電部9とで形成される給電位置Aが電流最大とな
り、このため筐体31に多くの電流が流れ、発信時およ
び通話時に筐体31に人体が密着した際、人体を通して
電流が放電され、これによって利得劣化が大きいといっ
た問題があった。
た従来の携帯無線機においては、発信および通話中にお
いて、直線エレメント部33を筐体31から引き出させ
た状態では、直線エレメント部33が電気長λ/4であ
るため、その電流分布から給電金具10と直線エレメン
ト給電部9とで形成される給電位置Aが電流最大とな
り、このため筐体31に多くの電流が流れ、発信時およ
び通話時に筐体31に人体が密着した際、人体を通して
電流が放電され、これによって利得劣化が大きいといっ
た問題があった。
【0006】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、利得劣化を抑えた携帯無線機を提供することにあ
る。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、利得劣化を抑えた携帯無線機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る携帯無線機は、筐体に収納および引き
出し自在に支持されたアンテナを備え、このアンテナ
を、直線エレメント部と、直線エレメント部の先端に常
に直線エレメント部から絶縁されるように絶縁部を介し
て結合したヘリカルコイル部とで構成し、これら直線エ
レメント部とヘリカルコイル部との下端にインピーダン
ス整合回路を介して送受信回路から給電する携帯無線機
において、前記ヘリカルコイル部を電気長λ/4とし、
前記直線エレメント部を電気長λ/2とするとともに、
アンテナ引き出し時に直線エレメント部が給電金具、ス
イッチ手段を介して接続される第1のインピーダンス整
合回路と、アンテナ収納時にヘリカルコイル部が前記直
線エレメントを介さずに、かつ前記給電金具および前記
スイッチ手段を介して接続される第2のインピーダンス
整合回路と、アンテナ収納時に前記直線エレメント部に
よって作動し、前記第1のインピーダンス整合回路から
前記第2のインピーダンス整合回路への接続の切替を行
うスイッチ手段とを備えたものである。また、本発明に
係る携帯無線機は、ヘリカルコイル部のインピーダンス
整合回路との接続部に導体棒を設け、この導体棒とヘリ
カルコイル部とをキャパシタンス結合としたものであ
る。
に、本発明に係る携帯無線機は、筐体に収納および引き
出し自在に支持されたアンテナを備え、このアンテナ
を、直線エレメント部と、直線エレメント部の先端に常
に直線エレメント部から絶縁されるように絶縁部を介し
て結合したヘリカルコイル部とで構成し、これら直線エ
レメント部とヘリカルコイル部との下端にインピーダン
ス整合回路を介して送受信回路から給電する携帯無線機
において、前記ヘリカルコイル部を電気長λ/4とし、
前記直線エレメント部を電気長λ/2とするとともに、
アンテナ引き出し時に直線エレメント部が給電金具、ス
イッチ手段を介して接続される第1のインピーダンス整
合回路と、アンテナ収納時にヘリカルコイル部が前記直
線エレメントを介さずに、かつ前記給電金具および前記
スイッチ手段を介して接続される第2のインピーダンス
整合回路と、アンテナ収納時に前記直線エレメント部に
よって作動し、前記第1のインピーダンス整合回路から
前記第2のインピーダンス整合回路への接続の切替を行
うスイッチ手段とを備えたものである。また、本発明に
係る携帯無線機は、ヘリカルコイル部のインピーダンス
整合回路との接続部に導体棒を設け、この導体棒とヘリ
カルコイル部とをキャパシタンス結合としたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、アンテナの収納および引き出
し動作に連動して、直線エレメント部とヘリカルコイル
部とに接続される一対のインピーダンス整合回路が切り
替わる。
し動作に連動して、直線エレメント部とヘリカルコイル
部とに接続される一対のインピーダンス整合回路が切り
替わる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る携帯無線機の概略構成図で、
(a)は通話状態を、(b)は着信待機状態をそれぞれ
示し、図2はインピーダンス整合回路図である。これら
の図において、従来技術と同一の構成については同一の
符号を付し詳細な説明は省略する。全体を符号1で示す
携帯無線機には、装置筐体2に対し収納・引き出し自在
のホイップアンテナ3を備えている。ホイップアンテナ
3を構成する直線エレメント部8は電気長λ/2で形成
されている。
する。図1は本発明に係る携帯無線機の概略構成図で、
(a)は通話状態を、(b)は着信待機状態をそれぞれ
示し、図2はインピーダンス整合回路図である。これら
の図において、従来技術と同一の構成については同一の
符号を付し詳細な説明は省略する。全体を符号1で示す
携帯無線機には、装置筐体2に対し収納・引き出し自在
のホイップアンテナ3を備えている。ホイップアンテナ
3を構成する直線エレメント部8は電気長λ/2で形成
されている。
【0010】装置筐体2内には、給電金具10と送受信
回路との間にインピーダンス整合回路11が介装されて
いる。このインピーダンス整合回路11には、電気長λ
/4と整合する収納用のインピーダンス整合回路12
と、電気長λ/2と整合する引き出し用のインピーダン
ス整合回路13と、これら両整合回路12,13を切り
替える切替スイッチ18とを備えている。切替スイッチ
18のアクチュエータ19は、筐体2内に収納される直
線エレメント部8によって作動し、この作動によってア
クチュエータ19,19が両整合回路12,13のそれ
ぞれの端子部14,15または端子部16,17に選択
的に接触して、両整合回路12,13が選択されるよう
に構成されている。
回路との間にインピーダンス整合回路11が介装されて
いる。このインピーダンス整合回路11には、電気長λ
/4と整合する収納用のインピーダンス整合回路12
と、電気長λ/2と整合する引き出し用のインピーダン
ス整合回路13と、これら両整合回路12,13を切り
替える切替スイッチ18とを備えている。切替スイッチ
18のアクチュエータ19は、筐体2内に収納される直
線エレメント部8によって作動し、この作動によってア
クチュエータ19,19が両整合回路12,13のそれ
ぞれの端子部14,15または端子部16,17に選択
的に接触して、両整合回路12,13が選択されるよう
に構成されている。
【0011】次に、このような構成の携帯無線機の動作
を説明する。まず、着信待機状態においては、図1
(b)に示すように、直線エレメント部8が筐体2内に
収納されて、電気長λ/4のヘリカルコイル部4のみが
筐体2から突出しており、給電金具10には、ヘリカル
コイル給電部6が当接して、受信回路からヘリカルコイ
ル部4への給電がなされる。このとき、直線エレメント
部8がアクチュエータ19に当接して、作動片19,1
9が端子部14,15に接触して、電気長λ/4に整合
する収納用のインピーダンス整合回路12が選択されて
いる。
を説明する。まず、着信待機状態においては、図1
(b)に示すように、直線エレメント部8が筐体2内に
収納されて、電気長λ/4のヘリカルコイル部4のみが
筐体2から突出しており、給電金具10には、ヘリカル
コイル給電部6が当接して、受信回路からヘリカルコイ
ル部4への給電がなされる。このとき、直線エレメント
部8がアクチュエータ19に当接して、作動片19,1
9が端子部14,15に接触して、電気長λ/4に整合
する収納用のインピーダンス整合回路12が選択されて
いる。
【0012】次に、発信または通話のために、図1
(a)に示すように、電気長λ/2の直線エレメント部
8を筐体2から引き出すと、給電金具10には、直線エ
レメント給電部9が当接し、受信回路から直線エレメン
ト部8への給電がなされる。このとき、直線エレメント
部8のアクチュエータ19への当接が解除され、端子部
14,15に接触していた作動片19,19が端子部1
6,17に接触して、電気長λ/2に整合する引き出し
用のインピーダンス整合回路12に切り替わる。
(a)に示すように、電気長λ/2の直線エレメント部
8を筐体2から引き出すと、給電金具10には、直線エ
レメント給電部9が当接し、受信回路から直線エレメン
ト部8への給電がなされる。このとき、直線エレメント
部8のアクチュエータ19への当接が解除され、端子部
14,15に接触していた作動片19,19が端子部1
6,17に接触して、電気長λ/2に整合する引き出し
用のインピーダンス整合回路12に切り替わる。
【0013】図3は本発明のヘリカルコイル部への給電
構造の別の実施例を示す拡大構成図である。この実施例
では、ヘリカルコイル給電部6に、結合導体棒21が保
護カバー5内に突出するように植設されており、結合導
体棒21の周りにヘリカルコイル部4が嵌装され、結合
導体棒21とヘリカルコイル部4とがキャパシタンス結
合されて、結合導体棒21とヘリカルコイル部4とは直
接接続されていない。このような構造とすることによ
り、ヘリカルコイル部4と結合導体棒21との煩雑で、
熟練を必要とする接続作業が不要となる。なお、本実施
例では、結合導体棒21をヘリカルコイル給電部6に植
設したが、ヘリカルコイル給電部6に一体形成してもよ
い。
構造の別の実施例を示す拡大構成図である。この実施例
では、ヘリカルコイル給電部6に、結合導体棒21が保
護カバー5内に突出するように植設されており、結合導
体棒21の周りにヘリカルコイル部4が嵌装され、結合
導体棒21とヘリカルコイル部4とがキャパシタンス結
合されて、結合導体棒21とヘリカルコイル部4とは直
接接続されていない。このような構造とすることによ
り、ヘリカルコイル部4と結合導体棒21との煩雑で、
熟練を必要とする接続作業が不要となる。なお、本実施
例では、結合導体棒21をヘリカルコイル給電部6に植
設したが、ヘリカルコイル給電部6に一体形成してもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、筐
体に収納および引き出し自在に支持されたアンテナを備
え、このアンテナを、直線エレメント部と、直線エレメ
ント部の先端に絶縁部を介して結合したヘリカルコイル
部とで構成し、これら直線エレメント部とヘリカルコイ
ル部との下端にインピーダンス整合回路を介して送受信
回路から給電する携帯無線機において、前記ヘリカルコ
イル部を電気長λ/4とし、前記直線エレメント部を電
気長λ/2とするとともに、アンテナ引き出し時に直線
エレメント部と収納時にヘリカルコイル部とそれぞれ個
別に接続される一対のインピーダンス整合回路と、アン
テナ収納時に前記直線エレメント部によって作動し、前
記一対のインピーダンス整合回路への接続の切替を行う
スイッチ手段とを備えたことにより、アンテナ引き出し
時、すなわち通話状態には、電気長λ/2の直線エレメ
ントとして働き、給電位置の電流が最小となるので、人
体による利得劣化を最小限に抑えることができる。ま
た、アンテナ収納時、すなわち着信待機状態には、小形
ながら高利得な電気長λ/4のヘリカルコイルとして、
充分な利得をもつアンテナとして機能する。そして、こ
れらのの切替はアンテナの収納動作と引き出し動作に連
動して自動的に行われるので、操作性が向上する。
体に収納および引き出し自在に支持されたアンテナを備
え、このアンテナを、直線エレメント部と、直線エレメ
ント部の先端に絶縁部を介して結合したヘリカルコイル
部とで構成し、これら直線エレメント部とヘリカルコイ
ル部との下端にインピーダンス整合回路を介して送受信
回路から給電する携帯無線機において、前記ヘリカルコ
イル部を電気長λ/4とし、前記直線エレメント部を電
気長λ/2とするとともに、アンテナ引き出し時に直線
エレメント部と収納時にヘリカルコイル部とそれぞれ個
別に接続される一対のインピーダンス整合回路と、アン
テナ収納時に前記直線エレメント部によって作動し、前
記一対のインピーダンス整合回路への接続の切替を行う
スイッチ手段とを備えたことにより、アンテナ引き出し
時、すなわち通話状態には、電気長λ/2の直線エレメ
ントとして働き、給電位置の電流が最小となるので、人
体による利得劣化を最小限に抑えることができる。ま
た、アンテナ収納時、すなわち着信待機状態には、小形
ながら高利得な電気長λ/4のヘリカルコイルとして、
充分な利得をもつアンテナとして機能する。そして、こ
れらのの切替はアンテナの収納動作と引き出し動作に連
動して自動的に行われるので、操作性が向上する。
【0015】また、本発明によれば、ヘリカルコイル部
のインピーダンス整合回路との接続部に導体棒を設け、
この導体棒とヘリカルコイル部とをキャパシタンス結合
としたことにより、ヘリカルコイル部と導体棒との煩雑
で、熟練を必要とする接続作業が不要となるので、生産
性が向上する。
のインピーダンス整合回路との接続部に導体棒を設け、
この導体棒とヘリカルコイル部とをキャパシタンス結合
としたことにより、ヘリカルコイル部と導体棒との煩雑
で、熟練を必要とする接続作業が不要となるので、生産
性が向上する。
【図1】 本発明に係る携帯無線機の概略構成図で、
(a)は通話中、(b)は着信待機中を示す。
(a)は通話中、(b)は着信待機中を示す。
【図2】 本発明に係る携帯無線機のインピーダンス整
合回路図である。
合回路図である。
【図3】 本発明に係る携帯無線機のヘリカルコイル部
の構造を示す拡大構成図である。
の構造を示す拡大構成図である。
【図4】 従来の携帯無線機の概略構成図で、(a)は
通話中、(b)は着信待機中を示す。
通話中、(b)は着信待機中を示す。
1…携帯無線機、2…装置筐体、3…アンテナ、4…ヘ
リカルコイル部、6…ヘリカルコイル給電部、7…絶縁
部、8…直線エレメント部、9…直線エレメント給電
部、10…給電金具、11…インピーダンス整合回路、
12…収納用のインピーダンス整合回路、13…引き出
し用のインピーダンス整合回路、18…切替スイッチ、
21…結合導体棒。
リカルコイル部、6…ヘリカルコイル給電部、7…絶縁
部、8…直線エレメント部、9…直線エレメント給電
部、10…給電金具、11…インピーダンス整合回路、
12…収納用のインピーダンス整合回路、13…引き出
し用のインピーダンス整合回路、18…切替スイッチ、
21…結合導体棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−252620(JP,A) 特開 平6−310924(JP,A) 特開 平5−22011(JP,A) 特開 平5−167323(JP,A) 実開 昭61−168732(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/24
Claims (2)
- 【請求項1】 筐体に収納および引き出し自在に支持さ
れたアンテナを備え、このアンテナを、直線エレメント
部と、直線エレメント部の先端に常に直線エレメント部
から絶縁されるように絶縁部を介して結合したヘリカル
コイル部とで構成し、これら直線エレメント部とヘリカ
ルコイル部との下端にインピーダンス整合回路を介して
送受信回路から給電する携帯無線機において、 前記ヘリカルコイル部を電気長λ/4とし、前記直線エ
レメント部を電気長λ/2とするとともに、アンテナ引
き出し時に直線エレメント部が給電金具、スイッチ手段
を介して接続される第1のインピーダンス整合回路と、
アンテナ収納時にヘリカルコイル部が前記直線エレメン
トを介さずに、かつ前記給電金具および前記スイッチ手
段を介して接続される第2のインピーダンス整合回路
と、アンテナ収納時に前記直線エレメント部によって作
動し、前記第1のインピーダンス整合回路から前記第2
のインピーダンス整合回路への接続の切替を行うスイッ
チ手段とを備えたことを特徴とする携帯無線機。 - 【請求項2】 請求項1記載の携帯無線機において、ヘ
リカルコイル部のインピーダンス整合回路との接続部に
導体棒を設け、この導体棒とヘリカルコイル部とをキャ
パシタンス結合としたことを特徴とする携帯無線機。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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