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JP2939960B2 - 映像信号記録装置、映像信号再生装置及び磁気テープへの映像信号記録方法 - Google Patents

映像信号記録装置、映像信号再生装置及び磁気テープへの映像信号記録方法

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JP2939960B2
JP2939960B2 JP5268306A JP26830693A JP2939960B2 JP 2939960 B2 JP2939960 B2 JP 2939960B2 JP 5268306 A JP5268306 A JP 5268306A JP 26830693 A JP26830693 A JP 26830693A JP 2939960 B2 JP2939960 B2 JP 2939960B2
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Japan
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signals
video signal
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康二 鈴木
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to TW083108640A priority patent/TW245873B/zh
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Priority to CN94116483A priority patent/CN1057890C/zh
Priority to KR1019940025052A priority patent/KR0147028B1/ko
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号記録装置、映
像信号再生装置及び磁気テープへの映像信号記録方法
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より高密度磁気記録再生の手法とし
て一画面を分割して複数のトラックに記録再生するセグ
メント記録方式が知られている。この方式は一画面を複
数のヘッドで記録再生するため、複数系統の信号処理手
段を有するものであるが、これらの信号処理手段間の特
性の相違によりラインフリッカ又はフィールドフリッカ
を生じるという欠点があった。
【0003】そこで、係る欠点を解決した磁気記録再生
装置としてハイビジョンVTRの一方式である「UNI
HI」又はハイビジョンVTR(“民生用ハイビジョン
VTR” テレビジョン学会技術報告 VOL.15 NO.50 )
が提案されている。これら従来のVTRにおいては上記
欠点を解決するため、磁気テープに形成されるトラック
の始まりに複数系統の信号処理手段間の特性を補正する
ための複数の補正信号を記録し、再生時にこれらの複数
の補正信号を再生して複数系統の信号処理手段間の特性
を補正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絵柄と
無関係な複数の補正信号を常に記録するために所定の期
間を要していたのでは、記録媒体の利用効率が低下して
しまうといった欠点があった。さりとて補正信号の種類
を限定したのでは信号処理手段間の補正できる特性が限
られてしまう。
【0005】また、放送用,業務用,家庭用等の用途又
は高級機種,普及機種等のグレードに応じて補正信号の
種類を適宜設定したい場合もある。
【0006】そこで、本発明は記録媒体の利用効率を向
上すると共に複数種類の特性を補正でき、また、補正信
号の種類を適宜設定できるる映像信号記録装置、磁気テ
ープへの映像信号記録方法及び映像信号再生装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0008】映像信号を少なくとも複数分割して得た複
数の記録信号を記録媒体に記録する映像信号記録装置に
おいて、複数種類の補正信号より選択して得た一の補正
信号を適宜発生する補正信号発生手段と、該一の補正信
号の発生の有無を少なくとも表す情報信号を発生する情
報信号発生手段と、該一の補正信号と該情報信号とを該
複数の記録信号の所定のラインに介挿して記録媒体に記
録する記録手段とを有することを特徴とする映像信号記
録装置。
【0009】映像信号と共に、複数種類の補正信号より
適宜選択して得た一の補正信号と該一の補正信号の記録
の有無を少なくとも表す情報信号とが記録された記録媒
体を再生する映像信号再生装置であって、再生された該
情報信号が該一の補正信号の記録を表す場合は再生され
た該映像信号の特性を該一の補正信号に基づいて補正
し、再生された該情報信号が該一の補正信号の記録を表
さない場合には再生された該映像信号の特性を補正しな
い補正手段とを有することを特徴とする映像信号再生装
置。
【0010】映像信号を少なくとも複数分割して得た複
数の記録信号を、磁気ヘッドにより磁気テープ上に複数
の傾斜トラックとして形成する映像信号記録方法であっ
て、複数種類の補正信号より適宜選択して得た一の補正
信号と該一の補正信号の記録の有無を少なくとも表す情
報信号と、該複数の記録信号の所定のラインに介挿
て記録するようにしたことを特徴とする磁気テープへの
映像信号記録方法
【0011】
【実施例】図1は情報信号の波形図、図2はHD信号に
介挿される情報信号のラインを説明するための波形図、
図3は本発明の一実施例に係る映像信号記録装置の主要
部を説明するためのブロック図、図4は分割手段の動作
を説明するための概念図、図5はTCI信号の波形図、
図6は変調手段の動作を説明するための波形図、図7は
TCI情報信号の波形図、図8はWモードにおけるテー
プパターン、図9はW−NTモード及び2NTモードに
おけるTCI信号の波形図、図10はW−NTモード及
び2NTモードにおけるテープパターン、図11は本発
明の一実施例に係る映像信号再生装置の主要部を説明す
るためのブロック図である。本実施例は高精細度映像信
号及び従来の映像信号を記録再生する映像信号記録再生
装置に関するものであり、ここでは高精細度映像信号の
一例としてHD信号をまた従来の映像信号の一例として
NTSC信号を取り上げ説明する。
【0012】また、本実施例になる映像信号記録再生装
置の出力信号であるHD信号又はNTSC信号は所定の
ラインに情報信号を有するものであり、この情報信号が
介挿されているHD信号又はNTSC信号を本実施例に
なる映像信号記録再生装置は入力信号とするものであ
る。そこで、先ずこの情報信号について、次に記録系に
ついて、最後に再生系について説明する。
【0013】(情報信号)図1(A),(B)はHD信
号に係る輝度信号(以下、「Y信号」と略す)又はNT
SC信号に介挿される情報信号のラインを夫々図示した
ものである。そして、情報信号の内容は同図(C)に図
示する如く、再生時のクロック同期を取るためのプリア
ンブル信号(8ビット)、データの開始を識別するため
の同期信号(8ビット)、映像信号の種別等を表すデー
タ信号(56ビット)、時間情報を表すタイムコード信
号(32ビット)、再生時に誤り検出・訂正を行うため
の誤り訂正信号(16ビット)及び記録レベルを管理す
るためのレベル基準信号(8ビット相当)よりなる。そ
して、レベル基準信号の正規なレベルは50IREであ
り、その他の信号の各ビットは20IREが“0”に8
0IREが“1”に対応している。
【0014】上記データ信号は8ビット単位で7ワード
で構成されている。第1ワードは映像信号の形式に関す
るものであり、アスペクト比情報(例えば、16:9,
4:3の識別)、画像表示形式情報(例えば、レターボ
ックスか通常かの識別)、トラック方式情報(例えば、
HD,NTSC,EDTV等の識別)及びテレシネ情報
(例えば、同一コマか否かの識別)を表すものである。
また、第2ワードはプログラム番号を表すプログラムI
D情報が格納されている。また、第3ワードは、オーデ
イオ情報(例えば、ステレオ,モノ,2カ国語等の識
別)、編集情報(例えば、編集開始,編集終了,編集中
等の識別)、補正信号情報(例えば、補正信号の有無の
識別)、コントロール信号情報(例えば、VISS,V
ASS等のコントロール信号のデューティ比の識別)を
表すものである。また、第4,第5のワードは、テキス
ト情報であって所謂クローズド・キャプションの方法で
文字情報等を表すものである。尚、第6,第7のワード
は将来の拡張性を確保するための予備のワードである。
【0015】また、タイムコード信号は8ビット単位で
4ワードで構成されている。第1ワードは1フレーム毎
に歩進されるフレーム番号であり、第2ワードは「秒」
を表し、第3ワードは「分」を表し、第4ワードは
「時」を表すものである。
【0016】次に、情報信号が介挿されるラインをHD
信号とNTSC信号とに分かち説明する。HD信号の場
合について図2に図示するHD信号の波形図を用いて説
明する。尚、同図中に図示した数字はライン番号を表し
ており、第1番目のラインは奇数フィールドの垂直同期
信号の開始より始まる。
【0017】ここで、情報信号を介挿すべきラインは、
垂直同期信号を含む垂直ブランキング期間及び水平同期
信号期間はハイビジョン機器により削除される場合があ
るため有効走査線内にレベル標準信号を介挿する必要が
あり、また、情報信号は絵柄信号でないため、モニタの
画面内に表示されないように全走査線に対して8%〜1
0%のオーバースキャン特性をモニタが有していること
を考慮する必要がある。
【0018】そこで、これらの点を考慮すると、情報信
号が介挿されるラインは、HD信号の41ライン〜66
ライン、532〜557ライン、603ライン〜628
ライン及び1095ライン〜1120ライン中の1ライ
ン又は複数のラインとなる。ところで、現実にモニタが
オーバースキャンする走査線数は夫々の機器についてば
らつくものであるから、有効走査線であって、かつ画面
に現れる可能性の少ない走査線に情報信号を介挿するこ
とがより望ましい。また、スタジオ規格のHD信号にお
いては、有効走査線が1035本であり有効な絵柄期間
は41ライン〜557ライン及び603ライン〜112
0ラインである。一方、MUSEデコーダ出力信号にお
いては有効走査線が1032本であり有効な絵柄期間は
42ライン〜557ライン及び604ライン〜1119
ラインである。
【0019】従って、41,557,603,1120
ラインと42,604,557,1121ラインとが有
効走査線であって、且つ画面に現れる可能性の少ない上
記条件を具備するラインとなる。よって、41,42,
557,603,604,1120,1121ラインの
内の1ライン又は複数ラインに情報信号を介挿すること
が望ましい。
【0020】更に、41ラインと603ラインとは、ス
タジオ規格のHD信号の有効走査線であって、且つ、M
USEデコーダ出力信号の有効走査線でないラインであ
る。従って、HD信号をMUSE信号にエンコードしな
い場合を想定すれば、41ライン及び/又は603ライ
ンに情報信号を介挿することが望ましい。
【0021】そこで、本実施例になる映像信号磁気記録
再生装置はHD信号の603ラインに情報信号を介挿し
て出力し、入力HD信号としてはMUSEデコーダ出力
信号も考慮し603ライン又は604ラインに情報信号
が介挿されているものとする。
【0022】一方、NTSC信号の場合には、HD信号
と同様に有効走査線であって、かつ画面に現れる可能性
の少ないラインである19ラインに情報信号を介挿して
出力し、また19ラインに情報信号が介挿され入力する
こととする。
【0023】(記録系)図3を用いてHD信号又はNT
SC信号を記録再生する映像信号記録再生装置の記録系
を説明するに、この映像信号記録再生装置はHD信号を
標準テープ走行速度で記録するWモードと、NTSC信
号を長時間テープ走行速度で1プログラム記録するW−
NTモードと、NTSC信号を標準テープ走行速度で2
プログラム記録する2NTモードとがある。
【0024】先ず、Wモードについて説明するに、同図
において、図示せぬ伝送路より入力Y信号aa(輝度信
号)と入力PB,PR信号bb,cc(色信号)がAG
C手段1〜3に夫々供給される。ここで、入力Y,P
B,PR信号は国内のハイビジョン信号規格に準拠した
信号であって、以下の式によりR,G,B信号から変換
された信号である。
【0025】 Y =0.7154G+0.0721B+0.2125R PB=0.5389(−0.7154G+0.9279B−0.2125R) PR=0.6349(−0.7154G−0.0721B+0.7875R) そして、上記AGC手段1〜3はA/D変換器4の出力
信号4aに係る情報信号中のレベル基準信号に基づいて
信号の振幅レベルを夫々補正するものであり、603ラ
インにレベル基準信号が介挿されている場合はこれを最
優先し、603ラインにレベル基準信号が介挿されてお
らず604ラインにレベル基準信号が介挿されている場
合はそのレベル基準信号を用い、603ライン及び60
4ラインいずれにもレベル基準信号が介挿されていない
場合には水平同期信号の振幅レベルに基づいてレベル補
正を行う。
【0026】そして、正規の振幅レベルとなった入力
Y,PB,PR信号aa,bb,ccをA/D変換器4
〜6を介して分割手段7に供給する。この分割手段7は
入力Y,PB,PR信号aa,bb,ccに係るA/D
変換器4〜6の出力信号を2系統に分割する役割を担
う。この分割処理を図4を用いて説明するに、同図中左
上に図示した入力Y,PB,PR信号aa,bb,cc
(HD信号)のうち同期信号及び画面の上下側に係るラ
インを削除したMUSE信号の有効走査線数(1032
本)に相当する信号を生成し、この信号を同図中左下と
右下に図示した2系統の信号に分割している。このよう
に分割して得た第1のY,PB,PR信号7a,7b,
7cと第2のY,PB,PR信号7d,7e,7fとを
第1,第2の選択手段8,9に夫々供給する。
【0027】この第1,第2の選択手段8,9はWモー
ド,W−NTモード,2NTモードで入力信号を適宜選
択するものであり、Wモードにおいては第1のY,P
B,PR信号7a,7b,7cと第2のY,PB,PR
信号7d,7e,7fとを第1,第2のTCI変換手段
16,17に夫々選択出力する。また、W−NTモード
においては第1の選択手段8は第3のY,PB,PR信
号14a,14b,14cを第1のTCI変換手段16
に選択出力する。また、2NTモードにおいては第3の
Y,PB,PR信号14a,14b,14cと第4の
Y,PB,PR信号15a,15b,15cとを第1,
第2のTCI変換手段16,17に夫々選択出力する。
尚、W−NTモードは1系統のみの動作で足りるため、
第2の選択手段9はいずれの入力信号も出力しない。
【0028】そして、第1,第2のTCI処理手段1
6,17は、第1,第2のPB信号7b,7eと第1,
第2のPR信号7c,7fとを線順次色信号に変換し、
この信号を時間軸圧縮した圧縮線順次色信号と、第1,
第2のY信号7a,7dを時間軸圧縮した圧縮輝度信号
とを時間軸多重して得た第1,第2のTCI信号16
a,17aを第3,第4の選択手段18,19に夫々供
給している。
【0029】そして、第3,第4の選択手段18,19
は、絵柄に係る第1,第2のTCI信号16a,17a
と、TCI情報信号20aと補正信号21aとブランキ
ング信号22aとを選択して図5に図示する第1,第2
の記録信号18a,19aを生成している。即ち、同図
に図示する期間T1では第1,第2のTCI信号16
a,17aを選択し、期間T2ではブランキング信号2
2aを選択し、期間T3はTCI情報信号20aを選択
し、期間T4では補正信号21aを選択している。尚、
図5中に「SW」で図示した信号は磁気ヘッド切換えの
ための余裕部分を確保するスイッチング信号であり、
「V」で図示した信号は垂直同期信号であり、「DA」
で図示した信号は情報信号であり、「CAL」で図示し
た信号は補正信号である。
【0030】TCI情報信号20aを生成する情報信号
生成手段20について図3を参照しつつ説明する。タイ
ムコード信号発生手段200はカウンタ等で構成され、
入力HD信号の記録開始でカウンタを「0」にリセット
し、1フィールド又は1フレームの記録毎にカウント値
をカウントアップ(歩進)して、上述した8ビット単位
で4ワードで構成されるタイムコード信号200aを得
て、この信号を除算手段201と誤り訂正信号発生手段
204とに供給している。
【0031】この除算手段201は、タイムコード信号
200aと後述する補正信号21aの種類との関係を特
定する役割を担うものである。ここで補正信号21aの
種類は各種の特性を補正することに鑑みれば多い方が望
ましいが、種類が増加するとそれだけ構成が複雑となる
ため、放送用,業務用,家庭用等の用途又は高級機種,
普及機種等のグレードに応じてその種類を設定できると
便利である。また、現在想定していなかった補正信号を
将来使用したい場合にも対処できるよう拡張性を確保
る必要もある。そこで、将来の可能性も含め最大限の補
正信号の種類をQ種類(Qは2以上の自然数)とし実際
に使用する補正信号の種類をR種類(Rは自然数且つR
≦Q)するとき、タイムコード信号200a中のフレー
ム番号を表す第1ワードを「Q」で除算して得た余りを
第1の制御信号201aとして、データ信号発生手段2
02と補正信号発生手段21中の選択手段214とに供
給している。尚、本実施例においてはQ=5として以下
の説明を進める。
【0032】データ信号発生手段202には第1の制御
信号201aとA/D変換器4の出力信号4a中の情報
信号とが供給され、後者については所定レベル(例え
ば、水平同期信号の最大レベル)を閾値として情報信号
を識別し、誤り訂正・検出等の処理を施し、プログラム
ID情報,編集情報,補正信号情報等の変更のある情報
を新規な情報と置換して得たデータ信号202aを誤り
訂正信号発生手段204に供給している。上記したよう
に補正信号情報は補正信号の有無の識別のためのもので
あり、ここで後述する補正信号発生手段21で3種類の
補正信号を用意し、第1の制御信号201aが「0」
「1」「2」に対応して上記3種類の補正信号を生成す
るものとすると、第1の制御信号201aが「3」
「4」を表す場合には補正信号21aが記録されないの
で、補正信号情報は補正信号無しを表す“0”とし、一
方、第1の制御信号201aが「0」「1」「2」を表
す場合には補正信号情報は補正信号有りを表す“1”と
するよう変更する。尚、603ライン又は604ライン
に情報信号が介挿されていない場合(例えば、放送され
たHD信号を記録する場合)には、データ信号202a
は映像信号及び音声信号の形式種別等、データ信号の生
成に必要な情報を判別する図示せぬ判別手段の出力に基
づいてデータ信号202aは生成される。
【0033】そして、タイムコード信号200aとデー
タ信号202aとは誤り訂正信号発生手段204に供給
され、これらの信号に対してリードソロモン符号を生成
し、この符号を入力信号に付加して得た出力信号を変調
手段206の一方の入力に供給する。また、変調手段2
06の他方の入力にはプリアンブル信号及び同期信号が
付加信号発生手段205より供給される。
【0034】そして、変調手段206は、2値で表され
ている入力信号を3値に変換することにより、後述する
エンファシス手段25,26にて高域周波数成分を強調
する結果発生するエッジ直後のスパイクレベルを低減
し、過変調を防止するリミッタ手段27,28で制限さ
れるリミッタレベルを越えないようにするものである。
図6を用いて具体的に説明するに、同図(A)はクロッ
ク信号を図示したものであり、その6周期が同図(B)
に図示する入力信号の1ビットに対応している。そし
て、同図(C)に図示する如く、入力信号が“1”から
“0”に変化して現在“0”のビットの場合にはクロッ
ク信号のサンプル毎に50,20,20,20,20,20IREとなるよう
に、“0”のビットが連続する場合にはクロック信号の
サンプル毎に20,20,20,20,20,20IREとなるように、入力
信号が“0”から“1”に変化して現在“1”のビット
の場合にはクロック信号のサンプル毎に50,80,80,80,8
0,80IREとなるように、“1”のビットが連続する場合
にはクロック信号のサンプル毎に80,80,80,80,80,80IRE
となるように変調する。このようにして得られた変調手
段206の出力信号は後述するエンファシス手段25,
26の出力で同図(D)に図示する信号となり、リミッ
タレベルを越えることはないので、リミッタ手段27,
28にてエッジの情報が失われることはない。
【0035】そして、変調手段206の出力信号は選択
手段207に供給され、ここでレベル基準信号発生手段
203より供給される正規の基準レベル(50IRE)
を有するレベル基準信号と、図示せぬ同期信号発生手段
より供給される同期信号等とを時分割多重して図7に図
示するTCI情報信号20aを得ている。そして、Y信
号aaの603ライン又は604ラインに介挿されてい
る情報信号は同図中の期間t1に時間軸圧縮されてい
る。そして、その圧縮比はY信号aaの圧縮比と同一に
設定している。このように設定することにより、将来、
PB,PR信号bb,ccに情報信号を介挿した場合に
も対応できる。
【0036】また、補正信号発生手段21は相異なる第
1〜第3の補正信号210a,211a,212aを夫
々格納した第1〜第3のROM210〜212と選択手
段213とにより構成されており、第1〜第3の補正信
号210a,211a,212aを第1の制御信号20
1aに基づいて選択手段213にて選択出力して補正信
号21aを得ている。即ち、第1の制御信号201aが
「0」「1」「2」を表す場合には第1〜第3の補正信
号210a,211a,212aを夫々選択し、第1の
制御信号201aが「3」「4」を表す場合には図示せ
ぬROMより出力される同期信号とペデスタルレベルと
よりなるブランク信号を選択している。第1〜第3の補
正信号210a,211a,212aは、例えば、2系
統間の直線性を補正するためのランプ信号、2系統間の
DCレベル及び振幅レベルを調整するためのグレースケ
ール信号、2系統間の周波数特性を補正するためのマル
チバースト信号、2系統間の位相特性を補正するための
2Tパルス信号(SIN2乗の形態でその半値幅が帯域
の1/2に相当する周波数の周期と一致する)等の信号
である。
【0037】また、ブランキング信号発生手段22はR
OM等で構成されており、上述したスイッチング信号及
び垂直同期信号で構成されるブランキング信号22a
(図5中期間T2に介挿)を出力する。
【0038】そして、上述したように、絵柄に係る第
1,第2のTCI信号16a,17aとTCI情報信号
20aと補正信号21aとブランキング信号22aとを
第3,第4の選択手段18,19は選択して得た第1,
第2の記録信号18a,19aをD/A変換器23,2
4を介してエンファシス手段25,26に夫々供給して
いる。
【0039】このエンファシス手段25,26は水平方
向の高域周波数成分を強調するものである。そして、エ
ンファシス手段25,26の出力信号をリミッタ手段2
7,28にて振幅が制限した後、FM変調手段29,3
0にて所定のデビエーションで変調を施し得た信号を図
示せぬ記録アンプにて所定のレベルに増幅し、磁気ヘッ
ド1A,1Bと磁気ヘッド2A,2Bとを介して磁気テ
ープTTに夫々記録している。
【0040】ここで、磁気テープTTのテープパターン
を図8を用いて説明する。尚、同図中の数字はライン番
号を表しており、また、「SW」はスイッチング信号
を、「V」は垂直同期信号を、「CAL」は補正信号
を、「DA」はTCI情報信号を夫々表している。
【0041】そして、偶数番目のラインに係る第1の記
録TCI信号18aは回転ドラム上に配設された磁気ヘ
ッド1Aを用いて、図8(A)に図示した「SW」から
「556(1/2)」に係るトラックに記録されると共
に磁気ヘッド1Bを用いて、図8(A)に図示した「5
56(1/2)」から「1118」に係るトラックに記
録される。一方、奇数番目のラインに係る第2の記録T
CI信号19aは回転ドラム上に配設された磁気ヘッド
2Aを用いて、図8(A)に図示した「SW」から「5
57(1/2)」に係るトラックに記録されると共に磁
気ヘッド2Bを用いて、図8(A)に図示した「557
(1/2)」から「1119」に係るトラックに記録さ
れる。また、近接して配設されている磁気ヘッド1A,
2Aまたは磁気ヘッド1B,2Bは同時記録を行うが、
これに先行する音声磁気ヘッド3A,3B(図示せず)
により図8(A)中の音声トラックA,Bが形成され
る。尚、磁気ヘッド1A,2A,1B,2Bと音声磁気
ヘッド3A,3Bとの取り付け高さを適宜設定すること
により図8(B)に図示する磁気テープパターンを得る
ことができることは勿論である。
【0042】さてここで、NTSC信号を長時間テープ
走行速度で1プログラム記録するW−NTモードと、N
TSC信号を標準テープ走行速度で2プログラム記録す
る2NTモードとについて説明する。W−NTモードで
はテープ走行速度を標準テープ走行速度の1/3倍に変
更し、図8に図示した各トラックに1フィールド分のの
NTSC信号に所定の処理を施して記録し、また、2N
Tモードでは標準テープ走行速度で図8に図示した映像
信号に係る各トラックに1フィールド分のNTSC信号
に所定の処理を施して1プログラムずつ記録するもので
ある。
【0043】図3において、図示せぬ伝送路より第1,
第2のNTSC信号dd,eeがAGC手段12,13
に供給され、ここでA/D変換器12,13の出力信号
に係る情報信号中のレベル基準信号に基づいて振幅レベ
ルを補正した後、A/D変換器12,13を介して第
1,第2のNTSC信号dd,eeが変換手段14,1
5に供給される。この変換手段14,15は所定の演算
処理を施し得た第3のY,PB,PR信号14a,14
b,14cと第4のY,PB,PR信号15a,15
b,15cとを第1,第2の選択手段8,9に供給して
いる。尚、W−NTモードでは第2のNTSC信号ee
に係る構成は動作しない。
【0044】そして、第1,第2の選択手段8,9にて
第3のY,PB,PR信号14a,14b,14cと第
4のY,PB,PR信号15a,15b,15cとが選
択され、第1,第2のTCI変換手段16,17に夫々
供給される。ここで上記したHD信号の場合にはPB,
PR信号に線順次処理を施したが、NTSC信号の場合
には走査線数が少ないため、線順次処理は施さず、第3
のPB,PR信号14b,14c及び第4のPB,PR
信号15b,15cを夫々時間軸圧縮して得た信号と、
第3のY信号14a及び第4のY信号15aを時間軸圧
縮して得た信号とを時間軸多重して第1,第2のTCI
信号16a,17aを得ている。
【0045】そして、この第1,第2のTCI信号16
a,17aとTCI情報信号20aと補正信号21aと
ブランキング信号22aとを第3,第4の選択手段1
8,19にて選択して図9(A)(B)に図示する第
1,第2の記録信号18a,19aを得ている。また、
第1,第2の記録信号18a,19aを記録した磁気テ
ープパターンは図10(A)のようになる。尚、同図
(B)はW−NTモードの磁気テープパターンである。
【0046】このようにして、Wモード,W−NTモー
ド,2NTモードいずれのモードにおいても情報信号中
のタイムコード信号と一定の関係を有する複数種類の補
正信号を順次記録した磁気テープTTを作成することが
できる。
【0047】(再生系)再生系について図11を用いて
Wモードより説明する。同図において、磁気テープTT
より磁気ヘッド1A,1B及び磁気ヘッド2A,2Bを
用いて再生された信号が図示せぬプリアンプにて所定の
レベルに増幅された後、FM復調手段40,41にてF
M復調が施される。そして、その出力信号がエンファシ
ス手段25,26と相補的な関係にあるディエンファシ
ス手段42,43にて水平方向の高域周波数成分が減衰
された後、A/D変換器44,45を介して得られた第
1,第2の再生信号44a,45aが補正手段46,4
7に供給される。
【0048】この補正手段46,47は上記補正信号2
0aの種類を表す後述する第2の制御信号48a,49
aに応じて第1,第2の再生信号44a,45aに補正
を施すものである。但し、全種類の補正信号に応じた構
成を備える必要はなく、用途又はグレードに応じて所定
の補正信号に対応すればよい。上記した第1〜第3の補
正信号210a,211a,212aに対応して補正を
行うには、例えば、上記した補正信号発生手段21に第
1の制御信号201aの替わりに第2の制御信号48
a,49aを供給し、正規の補正信号を発生せしめ、こ
の正規の補正信号と再生された補正信号とを図示せぬ比
較手段にてレベル比較を行い得た差分に基づいて、第
1,第2の再生信号44a,45aを補正すればよい。
そして、補正手段46,47の出力信号は、TCI判別
手段50,51と第1,第2のTCI逆変換手段56,
57に供給される。尚、記録系において発生する補正信
号の種類と再生系で用いる補正信号の種類は1個の映像
信号記録再生装置中で一致しなくとも良いことも勿論で
ある。
【0049】このTCI判別手段50,51は再生され
た上記TCI情報信号20aの“0”,“1”の判別
を、上述した図7中の期間t2又はt3のレベルを保持
し、このレベルを閾値として行い、また、レベル基準信
号についてはそのレベル情報を得た判別信号50a,5
1aを補正制御手段48,49と生成手段52,53に
供給する。
【0050】ここで、補正制御手段48,49について
説明するに、両者は同一の構成であるので、補正制御手
段48について詳述する。判別信号50aはTCI除算
手段480に供給され、上述した除算手段201と同様
に判別信号50a中のタイムコード信号に係るタイムコ
ードを「Q=5」で除算して得た余りを表す信号を選択
手段483に供給する。この選択手段483は第2の制
御信号48aとして不適切なTCI除算手段480の出
力信号を除外する役割を担うものであり、補正信号が記
録されていないとき又は情報信号が誤っているときに不
適切な場合とみなして制御信号48aから除外する。即
ち、誤り検出手段481は上記した誤り訂正信号を用い
で情報信号の誤りを検出し、誤っている場合には“0”
を正しい場合には“1”を選択手段483に供給する。
また、補正信号情報判別手段482は情報信号中の補正
信号情報を抽出し、補正信号が介挿されていない場合に
は“0”介挿されている場合には“1”を選択手段48
3に供給する。そして、選択手段483は両者が“1”
の場合のみ補正手段46に第2の制御信号48aを供給
している。
【0051】また、生成手段52は判別信号50aの時
間軸を伸長して情報信号を生成し、選択手段63に供給
する。そして、選択手段63はY信号の603ラインに
情報信号を介挿している。尚、生成手段53は2NTモ
ードで用いるため後述する。一方、第1,第2のTCI
逆変換手段56,57は上記した第1,第2のTCI変
換手段16,17と相補的な関係にあり、圧縮輝度信号
と圧縮線順次色信号とを時間軸伸長すると共に線順次色
信号を復調して、第1の再生Y,PB,PR信号56
a,56b,56cと第2の再生Y,PB,PR信号5
7a,57b,57cとを得て、これらの信号を第5,
第6の選択手段58,59を介して合成手段62に供給
し、ここで両系統に係る信号を合成して得た信号を、上
記選択手段63とD/A変換器64,65,66を介し
て出力Y,PB,PR信号ff,gg,hhとして図示
せぬ伝送路に出力している。
【0052】次に、NTSC信号を長時間テープ走行速
度で1プログラム再生するW−NTモードと、NTSC
信号を標準テープ走行速度で2プログラム再生する2N
Tモードとについて説明する。
【0053】W−NTモードにおいては、磁気ヘッド1
A,1Bに係る系統のみが動作し、一方、2NTモード
においては、磁気ヘッド2A,2Bに係る系統も動作す
る。そして、TCI逆変換手段56,57は時間軸圧縮
されたY,PB,PR信号を夫々時間軸伸長して得た信
号を、第5,第6の選択手段58,59を介して逆変換
手段60,61に供給する。そして、逆変換手段60,
61にて生成して得た複合映像信号を選択手段54,5
5にて、生成手段52,53より供給される情報信号を
複合映像信号の19ラインに介挿し得た第1,第2の出
力NTSC信号ii,jjをD/A変換器67,68を
介して図示せぬ伝送路に出力している。
【0054】このようにして、Wモード,W−NTモー
ド,2NTモードいずれのモードにおいても情報信号中
のタイムコード信号と一定の関係を有する複数種類の補
正信号を順次記録した磁気テープTTを再生して、所定
の補正を施すことができる。
【0055】また、本実施例になる記録再生装置によれ
ば、603ラインに情報信号が介挿されているHD信号
を記録する場合であっても、HD信号の走査線の内10
32本のみ記録するにも拘らず、情報信号を磁気テープ
に記録することができるという効果があり、この磁気テ
ープを再生する際、情報信号を603ラインに介挿して
得たHD信号を出力できるので、後段のハイビジョン機
器で振幅レベルの管理等を容易に行えるという効果があ
る。
【0056】尚、上述した実施例においては、タイムコ
ード信号より補正信号の種類を特定するための一例とし
て除算手段201及びTCI除算手段480を用いた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、1フィー
ルド又は1フレーム毎に歩進するというタイムコード信
号の性質に基づいて複数種類の補正信号より一の補正信
号を順次発生すれば良いことは勿論であり、例えば、5
種類の補正信号より3種類の補正信号を順次発生するの
に、フィールド又はフレーム情報を表すタイムコード信
号中の第1ワードを入力信号とするROMを用いても良
く、また、例えば2種類の補正信号より1種類の補正信
号を順次発生するには、上記第1ワードの最下位のビッ
トにより特定すれば足りる。
【0057】尚、上述した実施例においては、補正され
た信号から情報信号を判別すべく補正手段46,47の
出力信号をTCI判別手段50,51の入力信号とした
が、A/D変換器44,45の出力信号を入力信号とし
ても良いことは勿論である。尚、上述した実施例におい
て、複数種類の補正信号中、特に、2系統間のDCレベ
ル及び振幅レベルを調整するためのグレースケール信号
(例えば、3値)は他の補正信号と比較して重要な信号
であることに鑑み、タイムコード信号が記録開始で
「0」にリセットされる点に着目して第1の制御信号2
01aが「0」である場合に発生することとし、記録開
始で必ず記録されるようにしても良いことは勿論であ
る。
【0058】尚、上述した実施例において、映像信号記
録再生装置は磁気テープを記録媒体として用いるVTR
を一例として説明したが、本発明はこれに限定されるこ
となく、記録媒体は円盤状の光デイスク、フロッピーデ
イスク等であっても良く、また、半導体メモリであって
も良いことは勿論である。
【0059】尚、上述した実施例では、映像信号記録再
生装置について説明したが、本発明になる映像信号記録
装置は少なくとも記録系を有すれば良く、また、本発明
になる映像信号再生装置は少なくとも再生系を有すれば
良い。
【0060】
【発明の効果】上述したように本発明になる映像信号記
録装置の構成によれば、特に、複数種類の補正信号より
選択して得た一の補正信号を適宜発生する補正信号発生
手段と、該一の補正信号の発生の有無を少なくとも表す
情報信号を発生する情報信号発生手段と、該一の補正信
号と該情報信号とを該複数の記録信号の所定のラインに
介挿して記録媒体に記録する記録手段とを有するので、
複数種類の補正信号が用意されている場合であってもそ
の全てを記録する必要がなく、放送用,業務用,家庭用
等の用途又は高級機種,普及機種等のグレードに応じて
補正信号の種類を適宜設定でき、且つ、記録媒体の利用
効率を高めることができるという効果がある。
【0061】また、上述したように本発明になる映像信
号再生装置の構成によれば、特に、再生された情報信号
が一の補正信号の記録を表す場合は再生された映像信号
の特性を該一の補正信号に基づいて補正し、再生された
該情報信号が該一の補正信号の記録を表さない場合には
再生された該映像信号の特性を補正しない補正手段を有
するので、補正信号が記録されている場合のみ映像信号
の特性を補正することができ、この結果、複数種類の補
正信号が用意されている場合であってもその全てを記録
する必要がなく、放送用,業務用,家庭用等の用途又は
高級機種,普及機種等のグレードに応じて補正信号の種
類を適宜設定できるという効果がある。
【0062】更に、上述したように本発明になる磁気テ
ープへの映像信号記録方法によれば、再生時に補正信号
の有無により映像信号の特性を、放送用,業務用,家庭
用等の用途又は高級機種,普及機種等のグルードに応じ
て適宜補正可能な映像信号を記録した磁気テープを得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報信号の波形図である。
【図2】HD信号に介挿される情報信号のラインを説明
するための波形図である。
【図3】本発明の一実施例に係る映像信号記録装置の主
要部を説明するためのブロック図である。
【図4】分割手段の動作を説明するための概念図であ
る。
【図5】TCI信号の波形図である。
【図6】変調手段の動作を説明するための波形図であ
る。
【図7】TCI情報信号の波形図である。
【図8】Wモードにおけるテープパターンである。
【図9】W−NTモード及び2NTモードにおけるTC
I信号の波形図である。
【図10】W−NTモード及び2NTモードにおけるテ
ープパターンである。
【図11】本発明の一実施例に係る映像信号再生装置の
主要部を説明するためのブロック図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を少なくとも複数分割して得た複
    数の記録信号を記録媒体に記録する映像信号記録装置に
    おいて、 複数種類の補正信号より選択して得た一の補正信号を適
    宜発生する補正信号発生手段と、 該一の補正信号の発生の有無を少なくとも表す情報信号
    を発生する情報信号発生手段と、 該一の補正信号と該情報信号とを該複数の記録信号の所
    定のラインに介挿して記録媒体に記録する記録手段とを
    有することを特徴とする映像信号記録装置。
  2. 【請求項2】映像信号と共に、複数種類の補正信号より
    適宜選択して得た一の補正信号と該一の補正信号の記録
    の有無を少なくとも表す情報信号とが記録された記録媒
    体を再生する映像信号再生装置であって、 再生された該情報信号が該一の補正信号の記録を表す場
    合は再生された該映像信号の特性を該一の補正信号に基
    づいて補正し、再生された該情報信号が該一の補正信号
    の記録を表さない場合には再生された該映像信号の特性
    を補正しない補正手段とを有することを特徴とする映像
    信号再生装置。
  3. 【請求項3】映像信号を少なくとも複数分割して得た複
    数の記録信号を、磁気ヘッドにより磁気テープ上に複数
    の傾斜トラックとして形成する映像信号記録方法であっ
    て、複数種類の補正信号より適宜選択して得た一の補正
    信号と該一の補正信号の記録の有無を少なくとも表す情
    報信号と、該複数の記録信号の所定のラインに介挿
    て記録するようにしたことを特徴とする磁気テープへの
    映像信号記録方法
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