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JP2923401B2 - 露光量決定方法 - Google Patents

露光量決定方法

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JP2923401B2
JP2923401B2 JP31525992A JP31525992A JP2923401B2 JP 2923401 B2 JP2923401 B2 JP 2923401B2 JP 31525992 A JP31525992 A JP 31525992A JP 31525992 A JP31525992 A JP 31525992A JP 2923401 B2 JP2923401 B2 JP 2923401B2
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Japan
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博明 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/153,088 priority patent/US5461457A/en
Priority to DE69325077T priority patent/DE69325077T2/de
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光量決定方法に係り、
特に、カラー原画像をカラー複写材料または黒白複写材
料に複写するときに、人物の顔の濃度データを抽出して
抽出された濃度データに基づいて露光量を決定する露光
量決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人物写
真を観賞するときに最も注目される部位は、人物の顔で
あり、品質の良い写真や画像を作成するためには人物の
顔の色を適正な色に焼付けるまたは表示する必要があ
る。
【0003】従来、人物を含んだ画像をプリンタ、印刷
機器及び画像表示装置等の写真処理装置でプリントや表
示する場合には、顔の濃度データを抽出し、この抽出し
た濃度データに基づいて顔の濃度が目標濃度である適正
濃度として再現されて顔の色が適正に焼付けられるまた
は表示されるように露光量を決定していた。
【0004】しかしながら、この方法では人物の顔の反
射率が単一であると仮定しているために、日焼け及び色
白等の個人差や人種によって人物の顔の反射率がばらつ
いた場合に人物の顔を適正な色に焼付けるまたは表示す
る補正を行うことができないという問題があった。
【0005】例えば、図15に示したように、白色人種
から黒色人種までの6種類の人種別の肌における分光反
射率特性(図中、Z1:white-blond,Z2:white-brunette,Z
3:Japanese,Z4:Hindu,Z5:Mulato,Z6:the negro)では、
白色人種と黒色人種との人種間差には7〜8倍の差が生
じることがある。従って、人種間では顔の反射率が大き
く異なる。このため、例えばアジア系の顔を標準の被写
体として上記のように顔の濃度が目標濃度となるよう露
光量を決定すると、顔の反射率が低い黒色人種等の被写
体では顔の濃度を白くするように露光量が決定されてし
まう。これにより、得られる画像は全体的に濃度が薄い
画像として再現されることになるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたもので、ネガフィルム等のカラー原画像から人物の
顔として抽出されたデータに基づいてカラー原画像を適
正な濃度で再現できるように露光量を決定する露光量決
定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、カラー原画像を多数画素に分割し
て各画素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光
し、測光により得られたデータに基づいて前記カラー原
画像上で色相または色相及び彩度が同一または類似の色
領域を求め、求めた色領域について人物の顔の領域か否
かを判断し、人物の顔の領域と判断された領域の濃度を
求め、求めた濃度に対応する被写体である人物の顔の反
射率が所定値以上のカラー原画像に対しては前記領域の
濃度に基づく補正を行って複写材料への露光量を決定
し、求めた濃度に対応する被写体である人物の顔の反射
率が所定値未満のカラー原画像に対しては前記領域の濃
度に基づく補正を行うことなく複写材料への露光量を決
定する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の露光
量決定方法であって、求めた濃度に対応する被写体であ
る人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像に対し
ては前記領域の平均濃度が基準濃度になるように補正を
行って複写材料への露光量を決定することを特徴として
いる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明の露光
量決定方法であって、求めた濃度が被写体である人物の
顔の反射率の所定値未満に対応しかつ予め定めた上限値
及び下限値の間の所定範囲に含まれるカラー原画像に対
しては被写体である人物の顔の反射率が所定値以上のカ
ラー原画像であるものとして前記領域の濃度に基づく補
正を行って複写材料への露光量を決定することを特徴と
している。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明の露光
量決定方法であって、求めた濃度が前記所定範囲に含ま
れるカラー原画像に対して、前記人物の顔の領域を除く
色領域の濃度のヒストグラムを求め、求めたヒストグラ
ムに基づいてストロボ露光か否かを推定し、ストロボ露
光以外と推定されたときにのみ該カラー原画像を被写体
である人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像で
あるものとして前記領域の濃度に基づく補正を行って
写材料への露光量を決定することを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、カラー原画像を多数画素に分割し
て各画素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光
し、測光により得られたデータに基づいてカラー原画像
上で色相または色相及び彩度が同一または類似の色領域
を求める。次に、求めた色領域について人物の顔の領域
か否かを判断する。この類似の色領域から顔の領域を判
断するには色相ヒストグラムまたは色相及び彩度の2次
元ヒストグラムに基づいて求めることができる。続い
て、人物の顔の領域と判断された領域の濃度を求める。
この求めた濃度から対応する人物の顔の反射率が所定値
以上か否かを推定できる。すなわち被写体である人物の
顔の反射率が低くなるにしたがってカラーネガフィルム
上では濃度が低くなり、リバーサルフィルムでは濃度が
高くなる。この被写体である人物の顔の反射率が低い場
合には、顔の領域の濃度によってカラー原画像の露光量
の補正を行うと他の領域について露光不足や露光過多と
なり、適正に露光することができない。本発明は、被写
体である人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像
に対しては該領域の濃度に基づく補正を行って複写材料
への露光量を決定する。この補正は、請求項2に記載し
たように、この顔の領域の平均濃度が基準濃度になるよ
うに補正することができる。また、被写体である人物の
顔の反射率が所定値未満のカラー原画像に対しては該領
域の濃度に基づく補正を行うことなく複写材料への露光
量を決定する。このように、被写体である人物の顔の反
射率が所定値以上のカラー原画像に対してのみ顔の領域
の濃度に基づく補正を行うため、例えば、人種や日焼け
により被写体である人物の顔の反射率が大幅に低いとき
には顔による補正されることがなく最適な露光量を決定
できる。
【0012】ここで、被写体である人物の顔の反射率が
所定値以上のカラー原画像であっても撮影条件によって
実際の人物の顔の反射率に拘わらず含まれることがあ
る。例えば、実際の人物の顔の反射率が標準的であって
弱い逆光や全体的にアンダー露光のときには、顔の反射
率が低い場合と同様にネガフィルム上の人物の顔の領域
の濃度は低くなる。そこで、請求項3に記載のように、
求めた濃度が被写体である人物の顔の反射率の所定値未
満に対応しかつ予め定めた上限値及び下限値の間の所定
範囲に含まれるカラー原画像に対しては被写体である人
物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像であるもの
として前記領域の濃度に基づく補正を行って複写材料へ
の露光量を決定する。なお、求めた濃度が上限値を越え
た場合または下限値未満の場合には前記領域の濃度に基
づく補正を行うことなく複写材料への露光量を決定す
る。これによって、被写体である人物の顔の反射率が低
いときに補正しないようにすることができると共に、実
際の人物の顔の反射率が標準的であって弱い逆光や全体
的にアンダー露光のときに補正することができる。
【0013】また、実際の人物の顔の反射率が低い顔を
ストロボ露光して撮影したときには上記補正するための
所定範囲に顔の濃度を含んでしまう。一般にストロボ露
光で撮影されたカラー原画像の濃度分布は、光が照射さ
れた部位と照射されない部位とに大別される。そこで、
請求項4に記載のように、求めた濃度が前記所定範囲に
含まれるカラー原画像に対して、前記人物の顔の領域を
除く色領域の濃度のヒストグラムを求め、求めたヒスト
グラムに基づいてストロボ露光か否かを推定し、ストロ
ボ露光以外と推定されたときにのみ該カラー原画像を被
写体である人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画
像であるものとして前記領域の濃度に基づく補正を行っ
複写材料への露光量を決定する。これによって、実際
の人物の顔の反射率が低い顔をストロボ露光して撮影し
たときには顔の濃度による補正を行うことがなく、最適
な露光量を決定することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。本実施例は、オートプリンタに本発明を適用
したものである。図1に示されるように、本実施例のオ
ートプリンタは、カラーネガフィルム10を搬送する搬
送ローラ12を備えている。搬送ローラ12によって搬
送されるカラーネガフィルム10の下方には、光源1
4、調光フイルタ等の色補正フィルタ16および拡散ボ
ックス18が順に配列されている。また、ネガフィルム
10の上方には、ネガフィルム10を透過した光線を2
方向に分配する分配用プリズム20が配置されている。
分配用プリズム20によって分配された一方の光路上に
は、投影光学系22、ブラックシャッタ23及びカラー
ペーパー(印画紙)24が順に配列され、他方の光路上
には投影光学系26及びCCDイメージセンサ28が順
に配列されている。このCCDイメージセンサ28は、
ネガフィルム10の1画面(1コマ)全体を多数の画素
(例えば256×256画素)に分割して各画素をR
(赤)、G(緑)、及びB(青)の3色に分解して測光
する。CCDイメージセンサ28は、CCDイメージセ
ンサ出力を増幅する増幅器30及びアナログ−デジタル
(A/D)変換器32を介してCCDイメージセンサの
感度補正用の3×3マトリックス回路34に接続されて
いる。3×3マトリックス回路34は、以下で説明する
ルーチンのプログラムを記憶したマイクロコンピュータ
で構成された顔抽出回路36を介して適正露光量計算回
路40に接続されると共に、1画面全体の平均濃度を演
算する平均濃度演算回路38を介して適正露光量計算回
路40に接続されている。そして、適正露光量計算回路
40は、色補正フイルタを駆動するドライバ42を介し
て色補正フィルタ16に接続されている。この適正露光
量計算回路40は、以下で説明するルーチン(図9)の
プログラムを記憶したマイクロコンピュータで構成され
ている。
【0015】次に本実施例の作用を説明する。光源14
から照射された光線は、色補正フィルタ16、拡散ボッ
クス18及びカラーネガフィルム10を透過し、分配用
プリズム20によって分配され、投影光学系26を介し
てCCDイメージセンサ28に受光される。なお、この
ときブラックシャツタ23は閉じられている。この受光
によってCCDイメージセンサ28は、1画面全体を多
数の画素に分割して各画素をR、G、B3色に分解して
測光し、測光データ信号を出力する。測光データ信号は
増幅器30で増幅された後A/D変換器32でデジタル
信号に変換され、3×3マトリックス回路34でイメー
ジセンサの感度補正が行われ、顔抽出回路36と平均濃
度演算回路38に入力される。この平均濃度演算回路3
8では、1画面全体の平均濃度を演算する。顔抽出回路
36では、以下で説明するように1画面中の人物の顔の
部位を推定し、顔と推定された部位のR、G、B3色測
光データを出力する。露光量演算回路40は、顔抽出回
路36から出力された3色測光データと平均濃度演算回
路38で求められた平均濃度とを用いて露光量を演算
し、ドライバ42を介して色補正フイルタ16を制御す
ると共にブラックシャッタ23を開閉して焼付けを行
う。なお、平均濃度演算回路38で求めた平均濃度を用
いるとき、平均濃度に対する露光補正量を求めることが
できる。露光補正量を求めない場合、必ずしも平均濃度
演算回路38を必要とせず、直接顔抽出回路36から出
力された3色測光データより露光量を求めてもよい。
【0016】図2は顔抽出回路36よる顔抽出ルーチン
を示すものであり、ステップ100において入力された
3色測光データのノイズ除去、すなわちスムージングを
行う。次のステップ102では下記の(1)〜(3)式
によってR、G、B3色測光データをH(色相値)、L
(明度値)、S(彩度値)に変換する。
【0017】 L=(R+G+B)/3 ・・・・(1) S=1−min(r’,g’,b’)・・・・(2) H=H’/2Pi ・・・・(3) ただし、R、G、Bは図3の3次元色座標に示すように
各々最小値が0、最大値が1になるように規格された3
色測光データ、min( )は( )内の数値の最小
値、r’、g’、b’はr’=R/L、g’=G/L、
b’=B/Lを表す。またH’は次の(4)式で与えら
れ、Pi(iは、R、G、Bのうちの1つ)は図3のP
である。
【0018】
【数1】
【0019】ただし、
【0020】
【数2】
【0021】ステップ104では、図4(1)に示すよ
うに、各々直交する色相値軸、彩度値軸及び画素数軸か
ら成る座標系を用いて色相値及び彩度値についての2次
元ヒストグラムを求め、次のステップ106において後
述するように、求めた2次元ヒストグラムを山毎に分割
する、すなわち2次元ヒストグラムのクラスタリングを
行う。次のステップ108ではクラスタリングされた2
次元ヒストグラムの山に基づいて多数の画素のクラスタ
リングを行い、このクラスタリングに基づいて画面を分
割し、分割された領域から人物の顔の候補となる領域を
抽出する。次のステップ110では、顔の候補として抽
出された領域から顔の領域を推定し、顔として推定され
た領域のR、G、B3色測光データを出力する。そし
て、ステップ112において全コマの焼付けが終了した
か否か判断し、焼付終了と判断されたときにこのルーチ
ンを終了する。
【0022】次に、上記ステップ106〜110の詳細
を説明する。図5はステップ106の詳細を示すもの
で、ステップ120において色相値及び彩度値について
の2次元ヒストグラムから評価すべき領域を切り出す。
図4では説明を簡単にするため1コマを評価領域とし
た。ステップ122では評価領域があるか否か判断す
る。ステップ120で評価領域が切り出せなかったと
き、すなわち全ての領域の評価が終了したときには評価
領域がないため、このルーチンを終了する。評価領域が
ある場合には、ステップ124において山切り出し用ヒ
ストグラムを作成するためのX、Y軸の決定を行う。す
なわち、評価領域を画素数軸と平行な軸を中心に回転さ
せ、ヒストグラムの山を横から見たときに多峰性を優先
しかつ山が最も尖鋭となる位置を求め、この位置を基準
にX、Y軸を決定する。処理時間の短縮が必要な場合
は、精度が多少劣化するが、X、Y軸としてヒストグラ
ムの分散が最大となる軸を用いてもよい。図4(1)の
例では、1〜4の符号を付した4つの山を横から見たと
きに多峰性を優先し山が最も尖鋭になる位置は3つの山
が見える位置であるので見る方向と直交する方向にX軸
を定め、このX軸と直交する方向にY軸を定めている。
【0023】次のステップ126では、2次元ヒストグ
ラムをX、Y軸に投影させて各々1次元ヒストグラムを
作成する。図4(1)の例では、X軸と直交する方向か
ら見ると1、2の符号を付した山が重なって見えるため
X軸についての1次元ヒストグラムには、符号3を付し
た山、符号1、2を付した山、符号4を付した山の3つ
の山が現れ、Y軸と直交する方向から見ると1〜4の符
号を付した山が重なって見えるためY軸についての1次
元ヒストグラムには1つの山が現れている。次のステッ
プ128では、次の(5)式によってヒストグラムを評
価関数H(a)に変換しこの評価関数に基づいてX軸に
ついてのヒストグラムから山の切り出しを行う。
【0024】
【数3】
【0025】ただし、f(a)はX軸方向の値(特徴
量)がaのときの画素数、xは特徴量aからの変位であ
る。
【0026】すなわち、評価関数H(a)の平均値Tを
求め、評価関数H(a)の平均値T以下の範囲(谷、裾
部の存在範囲)を求める。次に、この範囲内のヒストグ
ラムが最小の位置をヒストグラムの谷または裾部とす
る。そして、求められた谷または裾部でヒストグラムを
切り出す。
【0027】上記山の切り出しを図6を参照して説明す
ると、実線SIで表わされたヒストグラムから評価関数
H(a)を求めると図の破線で示すようになる。この評
価関数H(a)が負の部分に関しての平均値T以下の範
囲は特徴量がv0〜v1、v2〜v3の範囲である。こ
の範囲内のヒストグラムの度数が最小の位置は、範囲v
0〜v1ではav0=v0、範囲v2〜v3ではav1
であり、av0が裾部として、av2が谷として各々求
められ、この位置でヒストグラムの切り出しを行う。
【0028】ステップ130ではX軸についてのヒスト
グラムの山の切り出しと同様の方法でY軸についてのヒ
ストグラムの山の切り出しを行う。次のステップ132
では、2次元ヒストグラム上で上記のように切り出され
たX軸、Y軸についての1次元ヒストグラムの山が重な
る領域を求め、色相値及び彩度値についての2次元ヒス
トグラムから山の切り出しを行う。図4(1)の領域E
1は上記のようにして切り出した山の一例を示すもので
ある。
【0029】次のステップ134では、2次元ヒストグ
ラムから切り出された山が単峰か否か判断し、単峰でな
い場合は2次元ヒストグラムから切り出された山が単峰
になるまでステップ124〜ステップ134を繰り返
す。図4(3)の領域E2は、上記のようにして切り出
された単峰の山の一例を示すものである。
【0030】次のステップ136では、切り出された単
峰の山を識別するためのラベルを付ける処理(ラベリン
グ)を行い、ステップ138ではラベリングされた山を
マスクしてステップ120へ戻る。そして、上記のステ
ップを繰り返して色相値及び彩度値についての2次元ヒ
ストグラムの全領域を単峰の山に分割する。
【0031】図7は図2のステップ108の詳細を示す
もので、ステップ140では、上記のようにして分割さ
れた単峰の山のX軸方向の範囲XR(図4(3))及び
Y軸方向の範囲YR(図4(3))を単峰の山毎に各々
求め、原画像の各画素について色相値及び彩度値がこれ
らの範囲に属しているかを判断して画素のクラスタリン
グを行うと共に、範囲XR、YRで囲まれた範囲に属し
ている画素を集め、集めた画素が原画像上で1つの領域
となるように原画像を分割する。また、分割された領域
にナンバリングする。図4(2)は、原画像を分割した
例を示すもので符号1〜4を付した各領域の画素は、図
4(1)の、符号1〜4を付した単峰の山に含まれる画
素に対応している。図4(1)で同じ単峰の山に属して
いる画素が図4(2)では異る領域に分割されている
が、これは図4(1)では単峰の山の色相値範囲及び彩
度値範囲を持つ画素であるが、図4(2)では領域が分
かれているからである。
【0032】次のステップ142では、分割された領域
の面積を判断することにより徴小領域を除去し、ナンバ
リングをし直す。次のステップ144では、領域の境界
画素をすべて削除してひと皮分取り除く収縮処理と、収
縮処理とは逆に境界画素を背景画素方向へ増殖させてひ
と皮分太らせる膨張処理とを行って大領域と繁がってい
る小領域を大領域から分離する。次のステップ146で
はステップ142と同様に徴小領域を除去してリナンバ
リングを行い、ステップ148で弱い結合をしている領
域同士を分離するために、上記と同様の収縮、膨張処理
を行い、ステップ150において上記と同様に徴小領域
の除去とリナンバリングを行う。
【0033】図8はステップ110の詳細を示すもの
で、ステップ162においてステップ108、すなわち
図7のルーチンで抽出された領域の中から1つの領域を
注目領域として選択し、注目領域の水平フィレ径および
垂直フィレ径が所定値になるように注目領域の拡大縮小
処理を行って注目領域のサイズの規格化を行うと共に、
次の(6)式に従って濃度値または輝度値の規格化を行
う。
【0034】
【数4】
【0035】ただし、 dmax :領域内最大濃度値(または輝度値) dmin :領域内最低濃度値(または輝度値) ds :イメージセンサのフルスケール濃度値(または
輝度値) d :規格化前濃度値(または輝度値) dr :規格化後濃度値(または輝度値) ステップ164では、予め記憶された複数種(本実施例
では10種類)の標準的な顔画像(正面から見た顔画
像、横から見た顔画像(左右)、下向き顔画像、上向き
顔画像等)に対する注目領域の相関係数rを次の(7)
式によって演算し、この相関係数を特徴量とする。この
標準的な顔画像は、顔の輪郭のみのデータであっても、
顔の輪郭のデータに顔の内部構造(眼、鼻、口等)デー
タを加えたデータであってもよい。
【0036】
【数5】
【0037】ただし、
【0038】
【数6】
【0039】であり、Tは画像の水平、垂直フィレ径の
長さ(ここでは、フィレ径の長さは同じとした)、f
(x、y)は注目領域、g(x、y)は標準的な顔画像
を表す。
【0040】そして、ステップ166において上記特徴
量を変量とした線形判別分析により注目領域が人物の顔
であるか否かを判断し、顔であると判断された領域の
R、G、B測光データを適正露光量計算回路40に出力
する。ステップ168では抽出された全領域について顔
か否かの判定が終了したか否か判断し、終了していない
ときにはステップ162〜ステップ168を繰り返す。
【0041】上記ステップ166において、顔でないと
判断された領域についても、この領域のR、G、B測光
データを適正露光量計算回路40に出力する。この場
合、顔と判断された領域のR、G、B測光データと明確
にするために、顔である領域と判断されたときセット、
顔でない領域と判断されたときリセットの顔フラグも同
時に出力する。
【0042】上記では人物の顔か否かの判定を行うため
に用いる特徴量として相関係数を使用したが、以下で説
明する重心回りの正規化されたセントラル・モーメント
から導出される不変量、自己相関関数または幾何学的不
変量を用いてもよい。
【0043】画像f(x、y)の(p+q)次の重心回
りのセントラル・モーメントμpq
【0044】
【数7】
【0045】ただし、
【0046】
【数8】
【0047】とすれば、重心回りの正規化されたセント
ラル・モーメントは次のようになる。
【0048】
【数9】
【0049】ただし、y=(p+q+2)/2 p+q=2,3,…… 以上のことより、2次、3次の重心回りの正規化された
セントラル・モーメントから次の七つの不変量ψi,(i
=1,2,……,7)が導出される。
【0050】
【数10】
【0051】また、自己相関関数Rf は次のように表さ
れる。
【0052】
【数11】
【0053】そして、幾何学的不変特徴量は次の式で表
わされる。
【0054】
【数12】
【0055】ここで、被写体の顔の反射率が基準反射率
に比して小さいときは、ネガフィルム上では顔の濃度が
小さくなる。この被写体の顔の反射率は大幅に小さいと
き、 逆光により撮影された場合には、大幅な露光不足とな
り、強制的に逆光補正しても適正濃度の再現が行われず
に更に背景が飛んでしまうので、顔濃度による補正の必
要がない。適正露光・オーバー露光・アンダー露光の
場合には、顔濃度による濃度補正の必要がない。スト
ロボ露光の場合、顔が飛んでしまうことが殆どないため
に、顔濃度による補正を行わなくても問題とならない。
【0056】従って、被写体の顔の反射率が大幅に小さ
いときは、顔の領域の濃度による補正の必要がなく、ま
た、逆光により撮影された画像の補正が必要の場合に、
この画像が逆光により撮影された画像なのか被写体の顔
の反射率が小さいのかを判断し、被写体の顔の反射率が
小さい場合にのみ顔濃度による補正を行わないようにす
ればよい。
【0057】図9は、上記説明した顔濃度による補正の
有無判断についての適正露光量計算回路40による適正
露光量計算ルーチンを示すものであり、ステップ170
では本ルーチンに用いる設定値Dnm,dagを読み取
る。設定値Dnmはネガフィルム上における目標顔濃度
の濃度値を示し、設定値dagは逆光で撮影した画像の
補正の有無を判断するための基準値である逆光補正判断
濃度の濃度値を示している。次のステップ172では、
上記のように顔抽出回路36で抽出された顔領域のR、
G、B3色測光データ(顔フラグがセットで入力された
データ)を読み取り、この測光データからネガフィルム
上における顔領域の被写体濃度Dnfを演算する。
【0058】被写体濃度Dnfの演算が終了すると、ス
テップ174へ進み、Dnf≦dagか否かを判断す
る。肯定判断の場合には後述する補正値K1 を0にして
本ルーチンを終了する。このDnf≦dagの条件にな
るときは、被写体の顔の反射率が実質的に小さいときに
適正露光、逆光及び全体的にアンダー露光の場合、また
は被写体の顔の反射率が標準的なときに強い逆光の場合
である。従って、顔の濃度による補正の必要がない。
【0059】ステップ174において否定判断されたと
きはステップ176へ進みDnf≧Dnmか否かを判断
する。肯定判断の場合には、被写体の顔濃度が目標顔濃
度と同じか大きいために顔の濃度による補正の必要がな
く、補正値K1 を0にして本ルーチンを終了する。
【0060】ステップ176において否定判断されたと
きはdag<Dnf<Dnmであり、この条件になると
きは、被写体の顔の反射率が実質的に小さいときにスト
ロボ露光または全体的にオーバー露光の場合、または被
写体の顔の反射率が標準的なときに弱い逆光または全体
的にアンダー露光の場合を含んでいる。この被写体の顔
の反射率が実質的に小さいときにストロボ露光または全
体的にオーバー露光の場合の顔濃度による補正は必要が
なく、被写体の顔の反射率が標準的なときに弱い逆光ま
たは全体的にアンダー露光の場合の顔濃度による補正が
必要である。本発明者は、ストロボ露光による原画像の
累積ヒストグラムの特性には、段階的な変化(所謂、
肩)が2つ存在する点に着目し、本実施例では、この条
件を以下に説明するヒストグラムの分布により上記補正
の有無を判断している。なお、累積ヒストグラムを用い
ることなく、単に濃度ヒストグラムから山が単峰である
か否かを判断するようにしてもよい。
【0061】ステップ178では、図10に示したよう
に抽出された顔領域以外の領域の濃度について累積ヒス
トグラムを求めてステップ180へ進む。この顔領域以
外の領域の濃度は、上記顔抽出回路36で抽出された顔
領域以外ののR、G、B3色測光データ(顔フラグがセ
ットで入力されたデータ)の総和または平均値を用い
る。次のステップ180では求めた累積ヒストグラムの
スムージングを行った後に微分特性を求める(図11参
照)。このとき、所定値(例えば、0)以下の微分値の
存在は、図10の破線で示したように累積ヒストグラム
の特性に段階的な変化(所謂、2つの肩)が存在するこ
とを示している。従って、次のステップ182において
所定値以下の微分値の有無を判断することによって2つ
の肩が有るか否かを判断し、肯定判断の場合に、被写体
の顔の反射率が小さくかつストロボ露光であると判断
し、補正値K1 を0にして本ルーチンを終了する。
【0062】一方、ステップ182において否定判断さ
れ肩が2未満の場合に、ステップ184へ進み、以下の
数13に示した式に基づいて補正値K1 を演算する。演
算が終了した後には本ルーチンを終了する。
【0063】
【数13】
【0064】ここで、Ka 、Kb は定数であり、FDは
顔領域平均濃度である。次のステップ188では、顔抽
出回路36で上記抽出された顔領域のR、G、B測光デ
ータ、補正値K1 及び平均濃度演算回路38で演算され
た1コマの画面平均濃度Di (i=R、G、Bのうちの
いずれか)を用いて以下の式に従って適正露光量Ei
>演算し、ドライバ42に出力する。ドライバ42は適
正露光量E i から露光コントロール値を演算して調光フ
イルタ16を制御する。
【0065】 logi =LMi ・CSi ・(DNi −Di )+PBi +LBi +MBi +NBi +K1 +K2 −−−(8) ただし、各記号は次のものを表す。
【0066】LM:倍率スロープ係数であり、ネガの種
類とプリントサイズから決まる引伸倍率に応じて予め設
定されている。
【0067】CS:ネガの種類毎に用意されたカラース
ロープ係数でアンダー露光用とオーバー露光用とがあ
り、プリントすべきコマの平均濃度が標準ネガ濃度値に
対してアンダーかオーバーかを判定してアンダー露光用
またはオーバー露光用のいずれかが選択される。
【0068】DN:標準ネガ濃度値。 D :プリントコマの平均濃度値。
【0069】PB:標準カラーペーパーに対する補正バ
ランス値であり、カラーペーパーの種類に応じて決定さ
れている。
【0070】LB:標準焼付レンズに対する。補正レン
ズバランス値であり、焼付レンズの種類に応じて決定さ
れている。
【0071】MB:プリント光源の変動やペーパー現像
性能の変化に対する補正値(マスターバランス値)。
【0072】NB:ネガフィルムの特性によって定めら
れるネガバランス(カラーバランス)値。
【0073】K1 :濃度補正量。 K2 :カラー補正量。
【0074】なお、上記(8)式の濃度補正量K1 をフ
ィルム検定装置によって求められた補正値とし、カラー
補正量K2 を次のように顔領域平均濃度を用いて表して
もよい。
【0075】
【数14】
【0076】ただし、Kc は定数である。更に、上記
(8)式の濃度補正量K1 、カラー補正量K2 をフィル
ム検定装置によって求められた補正量とし、(8)式の
プリントコマの平均濃度Di を顔領域の平均濃度FDi
に置きかえて露出量を求めてもよい。この場合、上記ス
テップ186における濃度補正量K1 を予め定められた
基準の平均濃度に代えると共に、ステップ184では上
記抽出された顔領域の平均濃度FDi に置き換える。こ
れにより、上記図9に示したルーチンを実行することが
できる。
【0077】本実施例では、領域の輪郭及び内部構造を
用いて判断しているため、色相が類似している顔、地
面、木等が混在する画像からも顔のデータを抽出するこ
とができる。
【0078】また、本実施例では、抽出された顔領域の
データから、被写体の顔の反射率が小さく顔濃度による
補正の必要がないときと、逆光時における顔濃度による
補正が必要のときとを顔濃度及び顔濃度のヒストグラム
によって判断しているため、被写体の人種や個人差によ
らず、人物の顔が適正濃度になるように露光量を決定す
ることができる。
【0079】また、本実施例では、ネガフィルムの画像
から濃度を測光した場合について説明したが、リバーサ
ルフィルムであってもよい。
【0080】図12はプリンタまたはプリンタプロセッ
サとは別体の露光量決定装置に本発明を適用した変形例
を示すものである。なお、図12において図1と対応す
る部分には同一符号を付して説明を省略する。また、平
均濃度演算回路38は必ずしも必要ではないが、これに
代えて画面全体のLATDを検出する積算透過濃度検出
回路を用いてもよい。
【0081】図13は、図12の顔抽出回路を複数の顔
抽出回路361 、362 ・・・36nで構成し、並列処
理により露光量を演算するものである。顔抽出回路36
1 、362 ・・・36nは図14のタイムチャートに従
って画像を読込み、露光量を演算し、その結果を出力す
る。図14においてt1 は1コマの画像読込み時間、t
2 は1コマの露光量演算時間、t3 は1コマの露光量演
算結果転送時間であり、t2 >>t1 、t3 である。顔
抽出回路361 はt1 時間で1コマの画像を読込み、t
2 時間で露光量を演算し、t3 時間で演算結果を転送す
る。顔抽出回路361 による1コマの画像読込みが終了
すると同時にフィルムが1コマ分送られ顔抽出回路36
2 による1コマの画像読込みが開始され、顔抽出回路3
1 の露光量演算と顔抽出回路362 の画像読込みとが
並列して行われ、以下同様に顔抽出回路363 、364
・・・36nによって並列処理される。
【0082】mxnのコマを並列処理するに要する時間
Tpは、 Tp=m(t1 +t2 +t3 )+(n−1)t1 である。一方、並列処理を行わない場合の処理時間Ts
は Ts=m・n(t1 +t2 +t3 ) である。従って、
【0083】
【数15】
【0084】倍高速化が可能である。なお、この並列処
理装置は図1のプリンタにも適用できる。
【0085】本発明は写真焼付装置の露光量決定以外
に、ディジタルカラープリンタの露光量決定、複写機の
複写条件決定、カメラの露出量決定、CRT画面の表示
条件決定、磁気画像データからハードコピーを作成する
ときの光量決定にも適用することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
写体である人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画
像に対して該領域の濃度に基づく補正を行うようにした
ため、被写体の人物の顔の反射率が個人差や人種等によ
って基準値に比べて大幅に小さい場合であっても、最適
な濃度を得ることができるように複写材料への露光量を
決定することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のプリンタを示す概略図で
ある。
【図2】顔抽出回路の顔抽出ルーチンを示す流れ図であ
る。
【図3】色座標を示す線図である。
【図4】(1)は色相値及び彩度値についての2次元ヒ
ストグラムを示す線図である。(2)は原画像を分割し
た状態を示す線図である。(3)は2次元ヒストグラム
から単峰の山を切り出した状態を示す線図である。
【図5】図2のステップ106の詳細を示す線図であ
る。
【図6】ヒストグラムと評価関数を示す線図である。
【図7】図2のステップ108の詳細を示す線図であ
る。
【図8】図2のステップ110の詳細を示す線図であ
る。
【図9】適正露光量計算回路の適正露光量計算ルーチン
を示す流れ図である。
【図10】顔濃度についての累積ヒストグラムを示す線
図である。
【図11】図10の微分特性を示す線図である。
【図12】本発明を適用した露光量演算装置の概略図で
ある。
【図13】複数の顔抽出回路によって並列処理を行う露
光量演算装置の概略図である。
【図14】並列処理のタイムチャートを示す線図であ
る。
【図15】人種別肌の分光反射率特性を示す線図であ
る。
【符号の説明】
28 CCDイメージセンサ 30 増幅器 36 顔抽出回路 40 適正露光量計算回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー原画像を多数画素に分割して各画
    素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光し、 測光により得られたデータに基づいて前記カラー原画像
    上で色相または色相及び彩度が同一または類似の色領域
    を求め、 求めた色領域について人物の顔の領域か否かを判断し、 人物の顔の領域と判断された領域の濃度を求め、 求めた濃度に対応する被写体である人物の顔の反射率が
    所定値以上のカラー原画像に対しては前記領域の濃度に
    基づく補正を行って複写材料への露光量を決定し、 求めた濃度に対応する被写体である人物の顔の反射率が
    所定値未満のカラー原画像に対しては前記領域の濃度に
    基づく補正を行うことなく複写材料への露光量を決定す
    る露光量決定方法。
  2. 【請求項2】 求めた濃度に対応する被写体である人物
    の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像に対しては前
    記領域の平均濃度が基準濃度になるように補正を行って
    複写材料への露光量を決定することを特徴とする請求項
    1に記載の露光量決定方法。
  3. 【請求項3】 求めた濃度が被写体である人物の顔の反
    射率の所定値未満に対応しかつ予め定めた上限値及び下
    限値の間の所定範囲に含まれるカラー原画像に対しては
    被写体である人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原
    画像であるものとして前記領域の濃度に基づく補正を行
    って複写材料への露光量を決定することを特徴とする請
    求項1に記載の露光量決定方法。
  4. 【請求項4】 求めた濃度が前記所定範囲に含まれる
    ラー原画像に対して、前記人物の顔の領域を除く色領域
    の濃度のヒストグラムを求め、求めたヒストグラムに基
    づいてストロボ露光か否かを推定し、ストロボ露光以外
    と推定されたときにのみ該カラー原画像を被写体である
    人物の顔の反射率が所定値以上のカラー原画像であるも
    のとして前記領域の濃度に基づく補正を行って複写材料
    への露光量を決定することを特徴とする請求項3に記載
    の露光量決定方法。
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