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JP2922660B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2922660B2
JP2922660B2 JP3066900A JP6690091A JP2922660B2 JP 2922660 B2 JP2922660 B2 JP 2922660B2 JP 3066900 A JP3066900 A JP 3066900A JP 6690091 A JP6690091 A JP 6690091A JP 2922660 B2 JP2922660 B2 JP 2922660B2
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JP
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徹雄 斉藤
孝 川名
宏 真野
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US07/855,083 priority patent/US5586227A/en
Priority to DE69225830T priority patent/DE69225830T2/de
Priority to EP92302598A priority patent/EP0506381B1/en
Priority to KR1019920005094A priority patent/KR950006621B1/ko
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
の画像処理装置に関し、特に第1の印字密度の画像デ
ータを高密度の第2の印字密度の画像データに変換し、
変換された画像データに基づき画像を出力する画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタは、コンピ
ユータの出力装置として広く使用されている。特に、3
00dpi(ドツト/インチ)程度の解像度を有する小
型機は低価格、コンパクトといつたメリツトにより急速
に普及しつつある。
【0003】レーザビームプリンタは、図13に示すよ
うに、ドットデータに基づいて実際に感光ドラム上に印
字を行なうプリンタエンジン部201と、プリンタエン
ジン部201に接続され、外部ホストコンピュータ20
3から送られるコードデータを受け、このコードデータ
に基づいてドットデータ(ビットマップデータ)からな
るページ情報を生成し、プリンタエンジン部201に対
して順次ドットデータを送信するプリンタコントローラ
202とからなる。前記ホストコンピュータ203は、
アプリケーションソフトを有するフロッピディスク20
4によりプログラムをロードされ、前記アプリケーショ
ンソフトを起動し、例えばワードプロセッサとして機能
する。
【0004】次に、前記プリンタコントローラ202に
おける印字動作の過程を図14を用いて説明する。
【0005】同図において、114は1ページ分のビツ
トマツプデータ(画像データ)を格納する画像メモリ、
115は画像メモリ114のアドレスを発生するアドレ
ス発生部、116は画像メモリ114から読み出される
画像データを画像信号VIDEOに変換するための出力
バツフアレジスタ、117は水平同期信号である周知の
ビームデイテクト信号BD信号に同期した画像クロツク
信号VCLKを発生する同期クロツク発生回路、118
はコントローラ全体の制御を司るCPU、119はプリ
ンタエンジン201との信号の入出力部であるプリンタ
i/F、120はパーソナルコンピユータ等の外部ホス
トとの信号の入出力部であるホストi/Fである。
【0006】上記構成において、画像信号VIDEOを
前記プリンタエンジンに送出するときの動作を説明す
る。
【0007】まずプリンタコントローラ202は画像メ
モリ114に1ページ分の画像データの準備ができる
と、プリンタエンジン201に対して印字要求信号PR
INTを送出する。プリンタエンジン201はこのPR
INT信号を受けると印字動作を開始し、垂直同期信号
VSYNCを受けつけて印字を行なうことができる状態
になつた時点でVSREQ信号をプリンタコントローラ
202に送出する。プリンタコントローラ202はVS
REQ信号を受けると、垂直同期信号VSYNCをプリ
ンタエンジン201に送出すると共に、副走査方向の所
定の位置から印字が行われるようにするために、前記V
SYNC信号からの所定時間をカウントする。所定時間
のカウントが終了するとアドレス発生部115は画像メ
モリ114に格納されている画像データの先頭アドレス
から順次アドレスを発生し、画像データの読み出しを行
なう。読み出された画像データは主走査1ライン毎に出
力バツフアレジスタ116に入力される。出力バツフア
レジスタ116では主走査方向の所定の位置から印字が
行われるようにするために、各印字ライン毎に前記BD
信号が入力してから画像クロツク信号VCLKを所定パ
ルスカウントした後、この印字ラインのデータを前記V
CLK信号に同期した画像信号VIDEOとしてプリン
タエンジン201に送出する。そしてプリンタエンジン
201で前述の画像形成動作が行なわれる。
【0008】上記の動作を各印字ページ毎に行なうこと
によつて、常に用紙上の同じ位置に印字が行なわれるこ
とになる。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、近
年では印字出力の高精細化が求められており、レーザビ
ームプリンタにおいても例外ではない。そこで、レーザ
ビームプリンタを高解像度化することが考えられるが、
例えば解像度を300dpiの2倍の600dpiとし
た場合、プリンタコントローラに必要な画像メモリの容
量が300dpiの場合の4倍になり、高価になるとい
う欠点があつた。また、300dpiの場合と同等の印
字速度を得ようとすると画像データの出力周波数が4倍
となるので、プリンタコントローラも4倍の速度で動作
しなければならず、技術、コストの両面でデメリットが
生じてしまう。一方、アプリケーシヨンソフトのことを
考えると、240〜300dpi程度の解像度用に作ら
れているものが多くを占めているため、仮に600dp
i用のプリンタを作ったとしてもこれらのアプリケーシ
ヨンソフトに対応できないという問題がある。従つて、
上記のアプリケーシヨンソフトを生かし、かつ印字出力
を高精細化する技術が必要となる。
【0010】本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑み
なされたものであり、プリンタコントローラからの第1
の印字密度の画像データを記憶手段に複数ライン分記憶
し、記憶されている画像データを参照して、第1の印字
密度の画像データを高密度の第2の印字密度の画像デー
タに変換するものであり、プリンタコントローラから印
字のための画像データが送られてくる前に送られてくる
白データを記憶手段に記憶させることで記憶手段を初期
化することにより、低コストで高品位な画像出力を得る
ことができる画像処理装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、
リンタコントローラから送られてきた画像データに基づ
き画像を出力する画像処理装置であって、プリンタコン
トローラから送られてくる同期信号を受信し、更にその
同期信号から所定時間経過後に送られてくる第1の印字
密度の画像データを入力する入力手段と、前記入力手段
で入力した画像データを複数の主走査ライン分記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像データ
から、注目画素及び当該画素の周辺画素に対応した画像
データを参照する参照手段と、前記参照手段の参照結果
に基づいて前記注目画素に対応した画像データに対して
前記第1の印字密度より印字密度の高い第2の印字密度
の画像データに変換する変換処理手段と、前記変換処理
手段により変換処理された画像データに基づき画像を出
力する出力手段と、前記同期信号を受信後、第1の印字
密度の画像データが送られてくるまでの前記所定時間の
間に前記プリンタコントローラから送られてくる白画像
データを前記記憶手段に記憶させることによって、前記
記憶手段を初期化する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0012】
【作用】かかる構成によれば、入力手段で入力した第1
の印字密度の画像データを記憶手段で記憶し、記憶手段
に記憶された画像データから参照手段で注目画素及び当
該画素の周辺画素に対応した画像データを参照して、変
換処理手段で前記第1の印字密度より印字密度の高い第
2の印字密度の画像データに変換する。ここで、記憶手
段の初期化に、プリンタコントローラから送られてくる
白画像データを利用する。
【0013】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例を詳細に説明する。
【0014】(第1の実施例)本発明による第1の実施
例を300dpiのレーザビームプリンタの場合につい
て説明する。
【0015】図1は本発明に係る画像処理装置をレーザ
ビームプリンタに適用した第1の実施例を示すブロツク
図である。同図に示すプリンタは、主に信号処理回路2
05と、プリンタエンジン201と、プリンタコントロ
ーラ202と、発信回路206とから構成される。本実
施例の信号処理回路205は、機能的にはプリンタエン
ジン201とプリンタコントローラ202との間に位置
し、プリンタコントローラ202より出力される300
dpiの画像信号(以下「VIDEO信号」という)の
主走査方向の解像度を1200dpiに高め、スムーズ
化した信号(以下「SVDO信号」という)としてプリ
ンタエンジン201に送出するものである。
【0016】次に、信号処理回路205のその他の入出
力信号について説明する。まず、プリンタコントローラ
202からの入力信号として、VIDEO信号、垂直同
期信号(以下「VSYNC信号」という)、スムージン
グ処理のON/OFFを指定する信号(以下「SON信
号」という)がある。また、プリンタエンジン201か
らの入力信号は水平同期信号(以下「BD信号」とい
う)である。次に、プリンタコントローラ202への出
力信号として、VIDEOの出力クロツクであり、BD
信号に同期した画像クロツク信号(以下「VCLK信
号」という)がある。更に、発振回路206から入力さ
れるCLK信号は信号処理回路205内で基本クロツク
として使用される信号であり、前記VCLK信号の8倍
の周波数を有する。VCLK信号はこのCLK信号をB
D信号に同期したタイミングで8分周して作られるた
め、BD信号に対する同期精度は自らの周期の1/8と
なる。従つて、BD信号に対する主走査方向の画像のず
れ(ジツタ)は1ドツトの1/8以内に保たれ、良好な
画質が得られる。
【0017】次に、本発明による信号処理回路205に
ついて説明する。
【0018】図2及び図3は第1の実施例による信号処
理回路205の構成を示すブロツク図、図4及び図5は
第1の実施例において同期信号と画像データとの関係を
示すタイミングチヤート、図6は第1の実施例によるメ
モリ制御回路の動作を説明するタイミングチヤート、図
7及び図8は印字密度の変換前後のデータを比較説明す
る図である。
【0019】図2及び図3において、1は入出力制御回
路で、上記の各入出力信号の制御を行なう。2は8Kワ
ード×8ビツトのメモリ容量を有するスタテイツクRA
M(以下「SRAM」という)、3はSRAM2のアド
レスを発生するアドレスカウンタ、4はスリーステート
出力を有するラツチ、5はSRAM2、アドレスカウン
タ3、及びラツチ4の制御を行なうメモリ制御回路、6
〜12はシフトレジスタ、13はスムージング論理回
路、14は並列直列変換回路、15はDフリツプフロツ
プ(以下「D・FF」という)をそれぞれ示している。
【0020】次に上記構成における動作を説明する。
【0021】従来例で説明したことと同様に、プリンタ
コントローラ201はVSYNC信号に同期して、所定
の時間T1経過後のタイミングより1ページ分のVID
EO信号の送出を開始する。このVIDEO信号はその
出力期間中以外は“白”データとなつている。VSYN
C信号とVIDEO信号の関係を図4に示す。一方、主
走査方向は水平同期信号BDに同期して所定の時間T2
経過後のタイミングより主走査1ライン分の画像データ
の送出を開始する。上記において、プリンタコントロー
ラは画像クロツク信号VCLKの立ち下がりエツジに同
期して画像データを出力する。一方、信号処理回路20
5ではD・FF15において、VCLKの立ち下がりエ
ツジで上記画像データをラツチする。続いて、上記ラツ
チされた画像データはラツチ4において、VCLK信号
を3/8周期遅延させた信号LCLKによりラツチされ
る。そして、その出力Q0はSRAM2の入出力ピンI
/O1に入力され、所定のアドレスに書き込まれる。書
き込まれた上記画像データはVCLK信号の次の周期の
画像データ書き込み前のタイミングで読み出され、ラツ
チ4の入力端子D1に入力される。このように、VCL
K信号の1周期内でSRAM2の同じアドレスで画像デ
ータの読み出しと次の画像データの書き込みが行なわれ
る。上記動作のタイミングを図6に示す。そして、主走
査1ラインが終了すると、リセツト信号(以下「RS
T」という)(次の主走査のBD信号の先頭部分で作ら
れる)によりアドレスカウンタ3をリセツトする。この
リセツト後、直ちに次のラインのデータについて同様の
動作が行なわれる。従つて、画像データの非出力期間で
ある図5におけるT2の期間にもSRAM3には白デー
タとしてデータが書き込まれる。すなわち、前記アドレ
スカウンタ3のリセツトが解除された時点からのデータ
(この期間では無効、すなわち“白”となつている)が
画像データとして扱われる。以上の動作を繰り返すこと
により、ラツチ4の出力Q0〜Q6には連続する主走査
7ライン分の同じ位置の画像データが同時に出力される
ことになる。上記の動作において、VSYNC信号入力
後、画像データの非出力期間である図4におけるT1の
期間でSRAM2の全てのアドレスに白データが書き込
まれ、SRAM2の初期化が行なわれる。以上の制御は
メモリ制御回路5によつて行なわれる。
【0022】次に、連続する主走査7ライン分の画像デ
ータであるラツチ4の出力Q0〜Q6はそれぞれシフト
レジスタ6〜12に入力される。上記シフトレジスタは
画像クロツクVCLKの立ち上がりエツジにより順次シ
フトし、それぞれ7個のシフト出力の計49個のデータ
がスムージング論理回路13に入力される。
【0023】スムージング論理回路13では、当この印
字画素Rを中心とする周囲の主走査7画素×副走査7画
素の画像データを参照し、所定のアルゴリズムにより主
走査方向を1200dpi相当に分割した4つのデータ
a,b,c,dに変換してパラレルデータとして出力す
る(図7参照)。上記4つのデータa,b,c,dは並
列−直列変換回路14でシリアルデータに変換され、画
像クロツクVCLKの4倍の周波数のクロツク信号4C
LKにより、スムーズ化された画像信号SVDOとして
プリンタエンジンに出力される。スムージング論理回路
13の内部アルゴリズムについては詳述しないが、例え
ばプリンタコントローラからの300dpiの画像デー
タでは図8(A)に示すように印字される斜め線を同図
(B)に示すようにスムーズ化して印字することが可能
となる。
【0024】上記の動作は、プリンタコントローラから
のスムージング処理のON/OFFを指定する信号SO
Nが有効(“H”)の場合であり、このSON信号が無
効(“L”)の場合には前記印字画素Rのデータがその
まま出力される。すなわち、印字画素Rのデータが
“黒”である場合はa,b,c,d共に“黒”のデータ
が出力され、印字画素Rのデータが“白”である場合は
a,b,c,d共に“白”のデータが出力される。よつ
て、印字される出力される出力はプリンタコントローラ
からのVIDEO信号で印字した場合と同じ結果とな
る。プリンタコントローラはこのようにSON信号を制
御することによつて、ユーザの好みに応じてスムージン
グ処理のON/OFFを指定することができる。
【0025】以上説明した信号処理回路は例えばSRA
M以外の部分をゲートアレイ化して信号処理ICとして
1チツプで構成し、従来のプリンタコントローラボード
のデータ出力部分を小変更して前記信号処理ICをSR
AMと共に追加することにより、低コストで高画質な画
像が得られるレーザビームプリンタを提供することがで
きる。また、スペース効率から信号処理回路をSRAM
も含んだ形で1チツプ化することも考えられ、この場合
は入出力のピン数も大幅に減るというメリツトもある。
更に、上記信号処理回路はプリンタエンジン側に搭載し
てもよいことはもちろんである。
【0026】また、上記実施例では、データ変換の際に
参照する領域が主走査7画素×副走査7画素である場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
例えば主走査9画素×副走査9画素の領域を参照すれば
より品位の高いスムージング効果が得られる。更に、上
記実施例は300dpiの画像データを、主走査方向の
密度画1200dpiのデータに変換する例について説
明したが、これに限定されるものではなく、例えば主走
査方向に密度を2400dpiのデータに変換すること
もできる。この場合、並列直列変換回路14を8ビツト
のものとし、出力クロツクにVCLKの8倍のクロツク
を用いることにより実現可能となる。
【0027】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、記録画素の印字データ主走査方向の印字密度が4倍
のデータに変換して記録を行なうことにより、低コスト
で高品位な画像出力を得ることができる。
【0028】(第2の実施例)上述した第1の実施例
は、プリンタコントローラ201からの画像データの送
出を信号処理回路205で作られるVCLK信号によつ
て行なう場合を示している。また従来のプリンタコント
ローラでは、BD信号に同期した画像データの転送クロ
ツクを内部で作っているのが一般的であり、更に、同期
クロツク発生回路及びその他の制御回路はゲートアレイ
の内部にあつて、クロツク信号等の信号は外部に出力し
ないものが多くある。これに対して、第2の実施例は、
上記プリンタコントローラにも対応可能な信号処理回路
を用いた場合を示す。
【0029】図9及び図10は第2の実施例による信号
処理回路の構成例を示すブロツク図である。同図におい
て、前述した第1の実施例と同じ機能を有する回路には
図2及び図3と同じ番号を付し、その説明は省略する。
第2の実施例において、第1の実施例と異なる構成に
は、図2及び図3に対応する回路の番号にダツシユを付
す。特に異なる点として入出力制御回路1’による入出
力信号の制御がある。
【0030】次に、第1の実施例と異なる信号について
説明する。
【0031】図11は第2の実施例の信号による動作を
説明するタイミングチヤートであり、図12は本実施例
の入出力制御回路1’の構成を示す回路図である。同図
において、51,63,64はNOT回路、52〜58
はD・FF、59,60はJ−K・FF、61はNAN
D回路、62は4ビツトのカウンタ、65〜67はセレ
クタ回路、62は4ビツトのカウンタ、65〜67はセ
レクタ回路をそれぞれ示している。上記動作説明に直接
関係しない部分の構成は省略する。まず、水平同期信号
として、信号処理回路205’からプリンタコントロー
ラ202にSBD信号を送出する。このSBD信号はプ
リンタエンジン201からのBD信号をVCLK信号の
一周期分に相当する時間だけ遅延させた信号である。ま
た、クロツク信号としてVCLK信号の8倍の周波数の
8CLKをプリンタコントローラ202に送出する。こ
の8CLK信号はプリンタエンジン201からのBD信
号が入力した後、前記SBD信号が出力されるまでの間
停止している。これはプリンタコントローラ202内部
のSBD信号に同期した画像データの転送クロツクを、
SBD信号が入力した後、最初の8CLKから8分周し
て得られるようにするためである。すなわち、水平走査
の同期タイミングを入出力制御回路1’で作っている。
そして入出力制御回路1’においても同様にしてVCL
K信号を得るようにすることにより、上記プリンタコン
トローラ201内部の画像データ転送クロツクとVCL
K信号は同位相のクロツク信号となる。従つて、送出側
と受信側で同一のクロツクによらなくても画像データの
転送を正確に行なうことができる。
【0032】次に、プリンタコントローラ202から信
号処理回路205に入力される制御信号(以下「DRC
T信号」という)について説明する。このDRCT信号
は信号処理回路205が存在しないのと等価な状態を指
定する信号である。すなわち、DRCT信号が有効
(L)のときは前記SVDO信号線にはプリンタコント
ローラ202からのVIDEO信号が、また、SBD信
号線にはプリンタエンジン201からのBD信号が、更
に8CLK信号線には発振回路206からのCLK信号
がそのまま出力される。本モードは例えば次のような場
合に有効である。プリンタコントローラ202からのV
IDEO信号に対し、信号処理回路205によりデータ
変換を行つてSVDO信号としてプリンタエンジン20
1に送出することにより、信号処理回路205’が無い
場合に比べ、データ参照のために副走査方向で3ライ
ン、主走査方向で7ドツト分だけ画像データの時間的遅
れが生ずる。従つて、従来のプリンタエンジン201及
びプリンタコントローラ202の制御体系でそのまま印
字を行なうと、画像は正規の印字位置より下方に3ドツ
ト、右に7ドツトずれてしまう。上記問題はプリンタコ
ントローラ202側で、図4におけるT1の値を3ライ
ン分、また図5におけるT2の値を7ドツト分短くすれ
ば解決できる。しかしながら、プリンタコントローラ2
02において上記の変更が容易にできない場合で、画像
のスムーズさよりも印字位置の正確さを重視する場合に
は前記DRCT信号を有効(L)とすればよい。
【0033】信号処理回路205におけるその他の動作
は前記第1実施例と同様に行なわれる。但し、図9及び
図10において、SVDO’,SBD’,8CLK’は
前記DRCT信号に依存しない信号である。
【0034】上記説明のように、第2の実施例において
は、プリンタコントローラ側の変更がより少なくなるた
め、より低コスト、また開発期間の短縮といつた効果が
ある。
【0035】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。さらに、上述した第1,第
2の実施例では、レーザビームプリンタを例に挙げて説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ド
ツトインパクト式、感熱式、インクジエツト式、静電記
録式、熱転写式等のプリンタを用いても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタコントローラからの第1の印字密度の画像デー
タを記憶手段に複数ライン分記憶し、記憶されている画
像データを参照して、第1の印字密度の画像データを高
密度の第2の印字密度の画像データに変換するものであ
り、プリンタコントローラから印字のための画像データ
が送られてくる前に送られてくる白データを記憶手段に
記憶させることで記憶手段を初期化することにより、低
コストで高品位な画像出力を得ることができる画像処理
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置をレーザビームプリ
ンタに適用した第1の実施例を示すブロツク図である。
【図2】第1の実施例による信号処理回路205の構成
を示すブロツク図である。
【図3】第1の実施例による信号処理回路205の構成
を示すブロツク図である。
【図4】第1の実施例において同期信号と画像データと
の関係を示すタイミングチヤートである。
【図5】第1の実施例において同期信号と画像データと
の関係を示すタイミングチヤートである。
【図6】第1の実施例によるメモリ制御回路の動作を説
明するタイミングチヤートである。
【図7】印字密度の変換前後のデータを比較説明する図
である。
【図8】印字密度の変換前後のデータを比較説明する図
である。
【図9】第2の実施例による信号処理回路の構成例を示
すブロツク図である。
【図10】第2の実施例による信号処理回路の構成例を
示すブロツク図である。
【図11】第2の実施例の信号による動作を説明するタ
イミングチヤートである。
【図12】本実施例の入出力制御回路1’の構成を示す
回路図である。
【図13】従来例を概略的に示す図である。
【図14】従来例によるレーザビームプリンタの構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 入出力制御回路 2 SRAM 3 アドレスカウンタ 4 スリーステートラツチ 5 メモリ制御回路 6〜12 シフトレジスタ 13 スムージング論理回路 14 並列−直列変換回路 15 Dフリツプフロツプ 51,63,64 NOT回路 52〜58 Dフリツプフロツプ 59,60はJ−Kフリツプフロツプ 61はNAND回路 62は4ビツトのカウンタ 65〜67 セレクタ回路 62 4ビツトのカウンタ 65〜67 セレクタ回路 201 プリンタエンジン 202 プリンタコントローラ 205 信号処理回路 206 発振回路
フロントページの続き (72)発明者 真野 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−214666(JP,A) 特開 昭63−179748(JP,A) 特開 昭63−208368(JP,A) 特開 昭64−1546(JP,A) 特開 平1−244859(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44 H04N 1/23 103 H04N 1/387 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタコントローラから送られてきた画
    像データに基づき画像を出力する画像処理装置におい
    て、 プリンタコントローラから送られてくる同期信号を受信
    し、更にその同期信号から所定時間経過後に送られてく
    る第1の印字密度の画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した画像データを複数の主走査ライ
    ン分記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているデータから、注目画素及
    び当該画素の周辺画素に対応した画像データを参照する
    参照手段と、 前記参照手段の参照結果に基づいて前記注目画素に対応
    した画像データに対して前記第1の印字密度より印字密
    度の高い第2の印字密度のデータに変換する変換処理手
    段と、 前記変換処理手段により変換処理された画像データに基
    づき画像を出力する出力手段と、 前記同期信号を受信後、第1の印字密度の画像データが
    送られてくるまでの前記所定時間の間に前記プリンタコ
    ントローラから送られてくる白データを前記記憶手段に
    記憶させることによって、前記記憶手段を初期化する制
    御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
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