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JP2922220B2 - ペネムの製法 - Google Patents

ペネムの製法

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Publication number
JP2922220B2
JP2922220B2 JP1171736A JP17173689A JP2922220B2 JP 2922220 B2 JP2922220 B2 JP 2922220B2 JP 1171736 A JP1171736 A JP 1171736A JP 17173689 A JP17173689 A JP 17173689A JP 2922220 B2 JP2922220 B2 JP 2922220B2
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JP
Japan
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group
formula
compound
substituted
ococh
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Expired - Lifetime
Application number
JP1171736A
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English (en)
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JPH0267287A (ja
Inventor
マリア・アルタムラ
フランコ・フランカランチ
マルセロ・マルチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUARUMASHIA E ATSUPUJON SpA
Original Assignee
FUARUMASHIA E ATSUPUJON SpA
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Filing date
Publication date
Application filed by FUARUMASHIA E ATSUPUJON SpA filed Critical FUARUMASHIA E ATSUPUJON SpA
Publication of JPH0267287A publication Critical patent/JPH0267287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2922220B2 publication Critical patent/JP2922220B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D499/88Compounds with a double bond between positions 2 and 3 and a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. an ester or nitrile radical, directly attached in position 2
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗菌剤の合成に有用な6−[(1R)−ヒドロ
キシエチル]ペネムの製造方法、その方法に用いる中間
体及びその中間体の製造に関する。
さらに詳細には、本発明は、式(I): (式中: Rは a)アルカノイル部分が直鎖もしくは分枝鎖C2〜C10
ルカノイル基もしくはC4〜C8シロクアルカノイル基であ
るアルカノイルオキシメチル又は1−(アルカノイルオ
キシ)エチル; b)ベンゾイルオキシメチル又は1−(ベンゾイルオキ
シ)エチル; c)アルコキシルカルボニルオキシメチル又は1−(ア
ルコキシカルボニルオキシ)エチル; d)3−フタリジル; e)5位がC1〜C4アルキル基で置換されているか又は置
換されていない2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−
イル; f)R′がC1〜C4直鎖もしくは分枝鎖アルキル又はベン
ジルである−CH2COOR′; あるいは g)4位がC1〜C4アルキル基で置換されているか又は置
換されていない2−オキソテトラヒドロフラン−5−イ
ルを表わし、 R1は、テトラヒドロフラニル基、あるいは非置換もしく
は置換C1〜C4アルキル基、メチルフェニル基又はメチル
フェノキシメチル基であって、その置換基は以下の基か
ら選択される: (i)カルバモイルオキシ,C1〜C18アルコキシ,カルボ
キシ,又は遊離もしくは保護されたヒドロキシ,及び (ii)非置換もしくは置換及び/又は融合された(fuse
d)ピリジニウム,N−メチルピロリジニウムあるいはピ
ペリジニウムであって、その置換基は上記(i)の基で
あるかあるいはスルホニルオキシ基もしくはカルボキシ
基により置換されているか又は置換されていないC1〜C4
アルキル基であり、 R2は水素原子か又はヒドロキシ保護基を表わす)化合物
の製造方法に関するが、該方法は式(II) (式中R,R1及びR2は上記の意味を有する)の化合物を還
元することを包含する。
アルコキシ部分は、好ましくは1〜6個の炭素原子を
含有し、さらに好ましくは1〜4個の炭素原子を含有す
る。R2、又はR1のヒドロキシ保護部分は、例えばp−ニ
トロベンジルオキシカルボニル基,トリメチルシリル
基,t−ブチルジメチルシリル基,t−ブチルジフェニルシ
リル基,メトキシメチル基,ベンジル基,p−ブロモフェ
ナシル基,トリフェニルメチル基又はテトラヒドロピラ
ニル基であってもよい。
ピリジニウム基,N−メチルピロリジニウム基及びピペ
リジニウム基と融合可能な基の例としては、フェニル
基,及びC5〜C7飽和もしくは不飽和脂環式基又はヘテロ
環式基がある。ヘテロ環式基は、例えば、酸素原子,窒
素原子及びイオウ原子の群から選択される1〜4個のヘ
テロ原子を含有してもよい。ピリジニウム基,N−メチル
ピロリジニウム基及びピペリジニウム基と融合可能な好
ましい基は: である。
式(I)の化合物の例は、欧州特許出願第88305277.1
号、英国特許出願第2,133,010号及び英国特許出願第2,0
97,786号に記載されている。
本発明はまた、式(II)の化合物を提供し、さらに式
(II)の化合物の製造方法をも提供するが、該方法は式
(V): (式中R,R1及びR2は上記の意味を有する)の化合物を環
化することを包含する。
式(III): (式中R,R1及びR2は上記の意味を有する)の化合物のオ
ゾン分解によって式(V)の化合物を製造し得る。
本発明の方法は、良好な収率で及び高い光学純度の式
(I)のペネムを提供する。この方法は、臭素原子が最
終段階までβ−ラクタム核上に維持されるという点で従
来の技術と異なる。
水素原子による臭素原子の置換は、本発明方法の初期
段階の他の中間体よりも式(II)の化合物上に於いて関
してより高い立体選択性を伴って進行する。さらに、本
発明方法に関与する中間体は従来報告されたものよりも
より安定で、取り扱い易く、したがって、分解すること
なく保存可能である。
ペネム核の好ましい最終の[5R,6S,(1R)]立体化学
を得るためには、式(II)の化合物の立体配置は[5R,6
S,(1R)]である。式(III)の出発物質は、欧州特許
出願第0188247号に記載の6−アミノペニシラン酸から
便宜的に製造可能である。したがって、本発明は、以下
の反応スキームに要約されているように、6−アミノペ
ニシラン酸から直接式(I)の化合物の合成を可能にす
る。
一般に低温で化合物(III)のオゾン分解によりスキ
ーム中の式(V)の化合物を調製し、さらにクロロホル
ム,ベンゼン,トルエン又はキシレンのような不活性有
機溶剤に溶解したトリエチルホスファイト又はトリメチ
ルホスファイトで一般的に処理することにより化合物
(II)に環化する。
上記の環化条件の例は、C.Battistiniら,Tetrahedron
Lett.25,2595,(1984);A.Yoshidaら,Chem.Pharm.Bul
l.31,768,(1983),及びその中の参考文献、並びに米
国特許出願第4,631,150号に詳述されている。
式(II)の化合物は、接触水素添加又は還元性金属に
よる処理といった任意の適当な方法で化合物(I)に還
元される。好ましくは、亜鉛、又は銅もしくは銀のよう
な別の金属と亜鉛との合金で処理して、(II)からペネ
ム(I)を得る。好ましくは、アンモニウム又は亜鉛カ
ルボキシレート又はハロゲン化物の水性溶液存在下、ア
セトニトリル,エチルエーテール,t−ブチルメチルエー
テル,酢酸エチル,テオラヒドロフラン,アセトン,ク
ロロホルム又は塩化メチレンのような有機溶剤中で反応
を行なう。
反応温度は一般的に−20℃〜+80℃である。反応終了
時、慣用的操作により式(I)のペネムを取り上げる。
必要に応じて、反応粗製物を脱保護し、カラムクロマト
グラフィによって精製する。
式(I)のペネムは抗菌剤である。したがって、これ
らは医薬組成物として処方し得るし、また医薬的に許容
可能な担体又は希釈剤を包含してもよい。
以下の実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 ブロモペネム(II)の製造(一般的方法) (3S,4R)−1−(1−アセトキシメチルオキシカル
ボニル−2−メチル−1−プロペニル)−4−アシルチ
オ−3−ブロモ−3−[1−(R)−ヒドロキシエチ
ル]−アゼチジン−2−オン(III,R=CH2OCOCH3,R2
H)を、AlpegianiらJ.Am.Chem.Soc.,107,6398,(198
5)に記載のように、(3S,5R,6S)−6−ブロモ−6−
[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペニシラン酸アセ
トキシメチル(IV,R=CH2OCOCH3)から製造した。
粗製物(III)を慣用手順に従ってそのトリメチルシ
リル(TMS)誘導体に変換した。保護されたアゼチジノ
ン(III)(20mmol)を−78℃で乾燥塩化メチレン(300
ml)中に溶解した。
同一温度で4〜6時間、この溶液にオゾンを通気し
た。
反応終了時に、溶液に窒素を通じて過剰のオゾンを除
去し、混合液を0℃とした。この溶液を重亜硫酸ナトリ
ウム(0.2M,2×100ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で
乾燥した。溶剤を蒸発してオキソアミド(V)を得た
が、これは何ら分解することなく数日間保存可能であっ
た。
Va(R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCONH2,R2=TMS):白色泡
状物;収率80%; 1H−NMRδ(CDCl3):0.2(9H,s,OTMS),1.55(3H,d,CH3
−CH),2.15(3H,s,OCOCH3),4.18(1H,m,H−8),4.82
(2H,AB系,SCOCH2),5.1(2H,br,NH2),5.9(2H,AB系,C
H2OCOCH3),6.23(1H,s,H−5)。
Vb(R=CH2OCOOH3,R1=CH2OCH3,R2=TMS),油状物;
収率82%; 1H−NMRδ(CDCl3):0.2(9H,s,OTMS),1.55(3H,d,CH3
CH),2.15(3H,s,OCOCH3),3.5(3H,s,OCH3),4.13−4.
22(3H:SCOCH2及びH−8),5.9(2H,AB系,CH2OCOC
H3),6.22(1H,s,H=5)。
Vc(R=CH2OCOCH3,R1=CH3,R2=TMS),油状物;収率7
5%;1H=NMRδ(CDCl3):0.2(9H,s,OTMS),1.55(3H,
d,CH3−CH),2.15(3H,s,OCOCH3),2.35(3H,s,SOCO
H3),4.12(1H,m,H−8),5.85(2H,AB系,CH2OCOCH3),
6.02(1H,s,H−5)。
粗製物(V)を乾燥トルエン又はキシレン(70ml)に
溶解した。トリエチルホスファイト(8.7ml,50mmol)を
添加し、この溶液を1〜6時間還流した。反応終了時
に、混合液を20℃に冷却し、リン酸緩衝液(pH=7,3×2
0ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶剤を
蒸発して油状物を得、これをカラムクロマトグラフィー
にかけて精製し、80−保護ブロモペネム(II)を得た。
IIa(R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCONH2,R2=TMS):黄色油
状物;収率50%; 1H−NMRδ(CDCl3):0.13(9H,s,OTMS),1.28(3H,d,CH
3CH),2.1(3H,s,OCOCH3),4.33(1H,m,H−8),5.0−
5.5(2H,AB系,CH2OCONH2),4.95(2H,br,OCONH2),5.75
(1H,s,H−5),5.85(2H,AB系,CH2OCOCH3)。
IIb(R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCH3,R2=TMS):黄色油状
物;収率57%; 1H−NMRδ(CDCl3):0.13(9H,s,OTMS),1.3(3H,d,CH3
CH),2.13(3H,s,OCOCH3),3.4(3H,s,OCH3),4.37(1
H,m,H−8),4.64(2H,AB系,CH2OCH3),5.24(1H,s,H−
5),5.58(2H,AB系,CH2OCOCH3)。
IIc(R=CH2OCOCH3,R1=CH3,R2=TMS):黄色油状物;
収率42%; 1H−NMRδ(CDCl3):0.13(9H,s,OTMS),1.3(3H,d,CH3
CH),2.12(3H,s,OCOCH3),2.4(3H,s,2−CH3),4.35
(1H,m,H−8),5.71(1H,s,H−5),5.85(2H,AB系,CH
2OCOCH3)。
上記と同様にして得た、保護された(II)を慣用法に
従って脱保護化し、対応する8−OHブロモペネム(II)
を得た。
IIe(R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCONH2,R2=H):黄色油
状物;1H−NMRδ(CDCl3):1.3(3H,d,CH3CH),2.13(3
H,s,OCOCH3),2.7(1H,br,OH),4.38(1H,m,H−8),5.
05−5.47(2H,AB系,CH2OCONH2),4.98(2H,br,OCON
H2),5.81(1H,s,H−5),5.87(2H,AB系,CH2OCOC
H3)。
IIf(R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCH3,R2=H):黄色油状
物;1H−NMRδ(CDCl3):1.3(3H,d,CH3CH),2.13(3H,
s,OCOCH3),2.6(1H,br,OH),3.4(3H,s,OCH3),4.40
(1H,m,H−8),4.64(2H,AB系,CH2OCH3),5.76(1H,s,
H−5),5.85(2H,AB系,CH2OCOCH3)。
IIg(R=CH2OCOCH3,R1=CH3 R2=H):黄色油状物;1
H−NMRδ(CDCl3):1.3(3H,d,CH3CH),2.12(3H,s,OCO
CH3),2.4(3H,s,2−CH3),2.9(1H,br,OH),4.35(1H,
m,H−8),5.75(1H,s,H−5),5.79(2H,AB系,CH2OCOC
H3)。
実施例2 (5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−ブロ
モ−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−
3−カルボン酸アセトキシメチル [(II e):R=CH2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H](88
0mg,2mmol)をアセトニトリル(40ml)中に溶解した。1
M酢酸アンモニウム(10ml,10mmol)及び銀/亜鉛カップ
ル(520mg,0.4%Ag)を添加し、この混合物を20℃で75
分間撹拌した。反応終了時に、混合液を濾過し、酢酸エ
チルで希釈し、食塩水で洗浄した。溶剤を蒸発し、カラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル,エチルエーテル/
酢酸エチル60:40v/v)にかけて精製し、白色固体の(5
R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−[1−
(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−3−カルボン酸
アセトキシメチル[(Ie):R=CH2OCOCH3;R1=CH2COCNH
2;R2=H]を得た。収量252mg(35%)。
1H−NMR(CDCl3):δ1.35(3H,d,CH3CH),1.5−1.8(1
H,br,OH),2.13(3H,s,OCOCH3),3.77(1H,dd,H−6),
4.22(1H,m,H−8),4.82(2H,br,NH2),5.27(2H,AB
系,CH2OCONH2),5.65(1H,d,H−5),5.85(2H,AB系,CH
2OCOCH3)。
実施例3 (5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−ブロ
モ−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−
3−カルボン酸アセトキシメチル [(II e):R=CH2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H](92
4mg,2.1mmol)を95%エタノール(18ml)に溶解した。
炭酸カルシウム(420mg,4.2mmol)、及び炭酸カルシ
ウム上に担持した10%パラジウム(40mg,0.228mmol P
d)を添加し、室内で1時間、水素雰囲気下で混合液を
撹拌した。触媒を過し、そのアルコール溶液を酢酸エ
チルで希釈し、食塩水で洗浄して、硫酸ナトリウム上で
乾燥した。溶剤を蒸発し、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,エチルエーテル/酢酸エチル60:40v/v)
にかけて精製して、(5R,6S)−2−カルバモイルオキ
シメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペ
ネム−3−カルボン酸アセトキシメチル[(I e):R=C
H2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H]を白色固体として得
た。収量258mg(34%)。
実施例4 (5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−ブロ
モ−6−[1−(R)−トリメチルシリルオキシエチ
ル]−ペネム−3−カルボン酸アセトキシメチル[(II
a)R:=CH2OCOCH3; R1=CH2OCONH2;R2=TMS](1.02g,2mmol)をアセトニト
リル(40ml)に溶解した。1Mギ酸アンモニウム(10ml,1
0mmol)と活性化亜鉛(260mg,4mmol)とを添加し、この
混合液を20℃で30分間撹拌した。反応終了時、混合液を
過し、酢酸エチルで希釈し、食塩水で洗浄した。溶剤
を蒸発し、カラムクロマトグラフィ−(シリカゲル,エ
チルエーテル/酢酸エチル2:1v/v)にかけて精製して、
(5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−[1
−(R)−トリメチルシリルオキシエチル]−ペネム−
3−カルボン酸アセトキシメチル[(I a):R=CH2OCOC
H3;R1=CH2OCONH2;R2=TMS]を得た。黄色油状物。収量
260mg(30%)。
1H−NMR(CDCl3):δ0.13(9H,s,TMS),1.24(3H,d,CH
3CH),2.12(3H,s,OCOCH3),3.70(1H,dd,H−6),4.18
(1H,m,H−8),4.95(2H,br,NH2),5.27(2H,AB系,CH2
OCONH2),5.35(1H,d,H−5),5.83(2H,AB系,CH2OCOCH
3)。
実施例5 (5R,6S)−2−メトキシメチル−6−ブロモ−6−
[1−(R)−ヒドロキシルエチル]−ペネム−3−カ
ルボン酸アセトキシメチル[(II f):R=CH2OCOCH3,R1
=CH2OCH3,R2=H](820mg,2mmol)をエチルエーテル
(40ml)に溶解した。1M酢酸アンモニウム(10ml,10mmo
l)と85%亜鉛(615mg,8mmol)とを添加し、その混合液
を室温で2時間撹拌した。反応終了時、混合液を過
し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶
剤を蒸発し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,
エチルエーテル)にかけて精製して、(5R,6S)−2−
メトキシメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシルエチ
ル]−ペネム−3−カルボン酸アセトキシメチル[(I
f):R=CH2OCOCH3,R1=CH2OCH3,R2=H]を得た。油状
物。収量250mg(38%)。
1H−NMR(CDCl3):δ1.33(3H,d,CH3CH),2.13(3H,s,
OCOCH3),3.42(3H,s,OCH3),3.72(1H,dd,H−6),4.2
2(1H,m,H−8),4.61(2H,AB系,CH2OCH3),5.62(1H,
d,H−5),5.83(2H,AB系,CH2OCOCH3)。
実施例6 (5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−ブロ
モ−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−
3−カルボン酸アセトキシメチル[(II e):=R=CH
2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H](880mg,2mmol)をア
セトニトリル(40ml)に溶解した。1M酢酸亜鉛(10ml,1
0mmol)及び銀−亜鉛カップル(520mg.0.4%銀)を添加
し、その混合液を20℃で40分間撹拌した。反応終了後
に、混合液を過し、酢酸エチルで希釈して、食塩水で
洗浄した。溶剤を蒸発し、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル,エチルエーテル/酢酸エチル60:40v/v)
にかけて精製して、(5R,6S)−2−カルバモイルオキ
シメチル−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペ
ネム−3−カルボン酸アセトキシメチル[(I e):=
R=CH2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H]を白色固体とし
て得た。収量215mg(30%)。
実施例7 (5R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−ブロ
モ−6−[1−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−
3−カルボン酸アセトキシメチル [(II e):=R=CH2OCOCH3;R1=CH2OCONH2;R2=H]
(880mg,2mmol)をアセトニトリル(40ml)に溶解し
た。
1Mの塩化アンモニウム(10ml,10mmol)と銀/亜鉛カ
ップル(520mg,0.4%銀)とを添加し、その混合液を20
℃で20分間撹拌した。反応終了後、混合液を過し、酢
酸エチルで希釈して、食塩水で洗浄した。溶剤を蒸発
し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,エチルエ
ーテル/酢酸エチル60:40v/v)にかけて精製して、(5
R,6S)−2−カルバモイルオキシメチル−6−[1−
(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−3−カルボン酸
アセトキシメチル[(I e):=R=CH2OCOCH3;R1=CH2
OCONH2;R2=H]を白色固体として得た。収量180mg(28
%)。
実施例8 (5R,6S)−2−メチル−6−ブロモ−6−[1−
(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−3−カルボン酸
アセトキシメチル[IIg):R=CH2OCOCH3,R1=CH3,R2
H](760mg,2mmol)を酢酸エチル(40ml)に溶解し
た。1M酢酸アンモニウム(10ml,10mmol)と85%亜鉛(6
15mg,8mmol)とを添加し、その混合液を20℃で3時間撹
拌した。反応終了時、混合液を過し、食塩水で洗浄し
て、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶剤を蒸発し、カラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル,エチルエーテル)
にかけて精製して、(5R,6S)−2−メチル−6−[1
−(R)−ヒドロキシエチル]−ペネム−3−カルボン
酸アセトキシメチル[I g:R=CH2OCOCH3,R1=CH3,R2
H]を得た。黄色油状物。収量110mg(18%)。
1H−NMR(CDCl3):δ1.3(3H,d,CH3CH),2.13(3H,s,O
COCH3),2.38(3H,s,2−CH3),2.80(1H,br,OH),3.80
(1H,dd,H−6),4.20(1H,m,H−8),5.65(1H,d,H−
5),5.85(2H,AB系,CH2OCOCH3)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−65892(JP,A) 特開 昭61−180766(JP,A) 特開 昭63−316784(JP,A) 特開 昭57−99589(JP,A) J.Am.Chem.Soc. (1985),107,pages 6398− 6399 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 499/00 - 499/82 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): (式中Rは a)アルカノイル部分が直鎖もしくは分枝鎖C2〜C10
    ルカノイル基もしくはC4〜C8シクロアルカノイル基であ
    るアルカノイルオキシメチル又は1−(アルカノイルオ
    キシ)エチル; b)ベンゾイルオキシメチル又は1−(ベンゾイルオキ
    シ)エチル; c)アルコキシカルボニルオキシメチル又は1−(アル
    コキシカルボニルオキシ)エチル; d)3−フタリジル; e)5位がC1〜C4アルキル基で置換されているか又は置
    換されていない2−オキソ−1,3−ジオキソラン−4−
    イル; f)R′がC1〜C4直鎖もしくは分枝鎖アルキル又はベン
    ジである−CH2COOR′; あるいは g)4位がC1〜C4アルキル基で置換されているか又は置
    換されていない2−オキソテトラヒドロフラン−5−イ
    ルを表わし、 R1は、テトラヒドロフラニル基、あるいは置換されてい
    るか又は置換されていないC1〜C4アルキル基、メチルフ
    ェニル基若しくはメチルフェノキシメチル基であって、
    置換基は以下の基から選択される: (i)カルバモイルオキシ,C1〜C18アルコキシ,カルボ
    キシ,又は遊離もしくは保護されたヒドロキシ,及び (ii)置換されているか又は置換されていないピリジニ
    ウム,N−メチルピロリジニウム若しくはピペリジニウム
    であって、これらはフェニル基、飽和又は不飽和のC5
    C7脂環式基又はヘテロ環式基と縮合していてもよく、そ
    の置換基が上記(i)の基であるか又はスルホニルオキ
    シ基もしくはカルボキシ基により置換されているか又は
    置換されていないC1〜C4アルキル基である;及び、 R2は水素原子か又はヒドロキシ保護基を表わす)の化合
    物の製造方法であって、式(II) (式中R,R1及びR2は上記の意味を有する) の化合物を還元することを特徴とする前記製造方法。
  2. 【請求項2】還元を、接触水素添加により行なう特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】還元を、還元性金属を用いた処理により行
    なう特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】還元性金属が亜鉛又は亜鉛と他の金属との
    合金である特許請求の範囲第3項記載の方法。
  5. 【請求項5】還元性金属が亜鉛と銅又は銀との合金であ
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】R2、又はR1のヒドロキシ保護部分がp−ニ
    トロベンジルオキシカルボニル基,トリメチルシリル
    基,t−ブチルジメチルシリル基,t−ブチルジフェニルシ
    リル基,メトキシメチル基,ベンジル基,p−ブロモフェ
    ナシル基,トリフェニルメチル基又はテトラヒドロピラ
    ニル基である特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
    一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】有機溶剤中、−20℃〜+80℃の温度で、ア
    ンモニウム又は亜鉛カルボキシレート又はハロゲン化物
    の水性溶液存在下で還元を行なう特許請求の範囲第1項
    〜第6項のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第1項及び第6項のいずれ
    かに定義された式(II)の化合物。
  9. 【請求項9】式(V)の化合物を環化することからなる
    特許請求の範囲第8項に定義された式(II)の化合物の
    製造方法。 (式中R,R1及びR2は特許請求の範囲第1項又は第6項に
    記載の意味を有する。)
  10. 【請求項10】不活性有機溶剤中でトリエチルホスファ
    イト又はトリメチルホスファイトを用いて環化を行なう
    特許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】式(III): (式中R,R1及びR2は特許請求の範囲第9項に記載の意味
    を有する) の化合物のオゾン分解により式(V)の化合物を製造す
    る特許請求の範囲第9項又は第10項記載の方法。
  12. 【請求項12】本明細書で特定される特許請求の範囲第
    1項に定義された式(II)の化合物。
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