JP2919022B2 - 綿花俵又はスフ俵の如き圧縮された繊維俵から繊維塊を取出す開繊装置 - Google Patents
綿花俵又はスフ俵の如き圧縮された繊維俵から繊維塊を取出す開繊装置Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G7/00—Breaking or opening fibre bales
- D01G7/04—Breaking or opening fibre bales by means of toothed members
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G7/00—Breaking or opening fibre bales
- D01G7/06—Details of apparatus or machines
- D01G7/10—Arrangements for discharging fibres
Landscapes
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- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の歯付きディスクを具備して高速回転す
る1個の開繊ドラムと該開繊ドラムと協働する格子を含
んで成り、固定された繊維俵に対して接触して走行可能
な開繊装置であって、前記格子は開繊ドラムの複数の歯
付きドラムの間に配置された複数の格子棒を含んで構成
され、且つ開繊装置の走行方向で見て開繊ドラムの前後
にそれぞれ1個の俵支持装置が配置され、該2個の俵支
持部材をそれぞれ反対方向で垂直移動させる調節手段が
設けられており、前記開繊装置が走行する際に開繊ドラ
ムの歯付きディスクの歯が繊維俵へ上方から嵌入して綿
花俵又はスフ俵の如き圧縮された繊維俵から繊維塊を取
出す開繊装置に関するものである。
る1個の開繊ドラムと該開繊ドラムと協働する格子を含
んで成り、固定された繊維俵に対して接触して走行可能
な開繊装置であって、前記格子は開繊ドラムの複数の歯
付きドラムの間に配置された複数の格子棒を含んで構成
され、且つ開繊装置の走行方向で見て開繊ドラムの前後
にそれぞれ1個の俵支持装置が配置され、該2個の俵支
持部材をそれぞれ反対方向で垂直移動させる調節手段が
設けられており、前記開繊装置が走行する際に開繊ドラ
ムの歯付きディスクの歯が繊維俵へ上方から嵌入して綿
花俵又はスフ俵の如き圧縮された繊維俵から繊維塊を取
出す開繊装置に関するものである。
開繊ドラムを有する公知の開繊装置においては、ビー
ムは開繊手段と共にタワーに回動可能に軸承され、タワ
ーの長手軸に対して種々の角度で調節することができ
る。この装置においては俵支持部材は設けられていない
ので、作業の間に俵列は開繊手段の圧力によってずれた
り傾いたりすることがある。さらに、ビームを開繊手段
と共に回動させることにより構造も装置も複雑になる。
ムは開繊手段と共にタワーに回動可能に軸承され、タワ
ーの長手軸に対して種々の角度で調節することができ
る。この装置においては俵支持部材は設けられていない
ので、作業の間に俵列は開繊手段の圧力によってずれた
り傾いたりすることがある。さらに、ビームを開繊手段
と共に回動させることにより構造も装置も複雑になる。
それに対して本発明の課題は、上記の欠点を除去し、
特に作業の間繊維俵を安定して配置することができ、構
造も簡単な冒頭で述べた種類の開繊装置を提供すること
である。
特に作業の間繊維俵を安定して配置することができ、構
造も簡単な冒頭で述べた種類の開繊装置を提供すること
である。
上記の課題は、請求項第1項に記載の特徴によって解
決される。
決される。
俵支持部材、たとえば押圧ローラ、滑り台、傾斜した
壁部材、回動ないし揺動可能なフラップなどを設けるこ
とによって、圧力は上から俵に作用するので、俵は支持
されて、作業の間にずれたり傾いたりすることはない。
2個の俵支持部材が反対方向に垂直に変位されることに
よって、水平に対して斜めの位置で俵列を加工すること
が可能になる。特に効果的なのは、俵支持部材を開繊ド
ラムに対して垂直に変位させるだけで(開繊装置と共に
ビームを回動させずに)、水平に対して種々の角度で
(斜めに延びる開繊面)作業をすることができる。
壁部材、回動ないし揺動可能なフラップなどを設けるこ
とによって、圧力は上から俵に作用するので、俵は支持
されて、作業の間にずれたり傾いたりすることはない。
2個の俵支持部材が反対方向に垂直に変位されることに
よって、水平に対して斜めの位置で俵列を加工すること
が可能になる。特に効果的なのは、俵支持部材を開繊ド
ラムに対して垂直に変位させるだけで(開繊装置と共に
ビームを回動させずに)、水平に対して種々の角度で
(斜めに延びる開繊面)作業をすることができる。
好ましくは2個の押圧ローラは垂直方向に平行して変
位することができる。好ましくは押圧ローラは回動点を
中心として実質的に垂直方向に平行して変位することが
できる。好ましくは調節手段に空気式、油圧式あるいは
電気的なシリンダが設けられている。好ましくは調節手
段にチェーンとチェーン輪、歯付きベルトと歯付きベル
ト車、歯車と歯付きロッドの如き2個の部材が協働する
ことによって調節機能を発揮する手段が設けられてい
る。
位することができる。好ましくは押圧ローラは回動点を
中心として実質的に垂直方向に平行して変位することが
できる。好ましくは調節手段に空気式、油圧式あるいは
電気的なシリンダが設けられている。好ましくは調節手
段にチェーンとチェーン輪、歯付きベルトと歯付きベル
ト車、歯車と歯付きロッドの如き2個の部材が協働する
ことによって調節機能を発揮する手段が設けられてい
る。
他の好ましい実施例においては、ビームの高さ方向の
移動とタワーの長手方向の移動が制御装置によって互い
に同調されており、本実施例によれば押圧ローラの変位
は、メモリに格納されている調節可能な角度位置に従っ
て行われる。好ましくは歯付きディスクに右巻き及び左
巻きのらせんが設けられており、隣接し合うらせんの歯
先は反対方向に向けられている。好ましくは異なるらせ
ん角で巻付けられた歯を有する複数の歯付きディスクが
設けられ、隣接し合う歯付きディスクの歯先は反対方向
に向けられている。
移動とタワーの長手方向の移動が制御装置によって互い
に同調されており、本実施例によれば押圧ローラの変位
は、メモリに格納されている調節可能な角度位置に従っ
て行われる。好ましくは歯付きディスクに右巻き及び左
巻きのらせんが設けられており、隣接し合うらせんの歯
先は反対方向に向けられている。好ましくは異なるらせ
ん角で巻付けられた歯を有する複数の歯付きディスクが
設けられ、隣接し合う歯付きディスクの歯先は反対方向
に向けられている。
好ましくはビームは開繊ドラムと共にタワー上で水平
方向に移動可能である。好ましくはタワーはビームと共
に繊維俵に対して垂直方向に移動可能である。好ましく
はキャリジはタワー及びビームと共に繊維俵に対して水
平及び垂直に移動可能である。好ましくはレールがキャ
リジ、タワー及びビームを一体に繊維俵に対して水平面
内又は垂直面内で移動可能に配置されている。好ましく
はビーム、タワーないしキャリジはそれぞれ俵列の上方
で隣接する格子棒の間隔の1/2だけ繊維俵列を横切るよ
うにずらされた後に繊維俵列に沿って移動することがで
きる。好ましくは格子及び開繊ドラムは俵列の端面側境
界の外側で移動可能である。好ましくはビームの吸引装
置内に繊維の流れを遮断する回動可能な遮断片(フラッ
プ)などが設けられ、この遮断片は走行方向が変わると
反転する。
方向に移動可能である。好ましくはタワーはビームと共
に繊維俵に対して垂直方向に移動可能である。好ましく
はキャリジはタワー及びビームと共に繊維俵に対して水
平及び垂直に移動可能である。好ましくはレールがキャ
リジ、タワー及びビームを一体に繊維俵に対して水平面
内又は垂直面内で移動可能に配置されている。好ましく
はビーム、タワーないしキャリジはそれぞれ俵列の上方
で隣接する格子棒の間隔の1/2だけ繊維俵列を横切るよ
うにずらされた後に繊維俵列に沿って移動することがで
きる。好ましくは格子及び開繊ドラムは俵列の端面側境
界の外側で移動可能である。好ましくはビームの吸引装
置内に繊維の流れを遮断する回動可能な遮断片(フラッ
プ)などが設けられ、この遮断片は走行方向が変わると
反転する。
歯先が同一方向に向いた複数の歯付きディスクから成
る開繊ドラムを用いる実施例では、前進時と後進時に歯
先がそれぞれ異なる深さで繊維俵と係合すると好まし
い。その際前進時と後進時に歯先は格子棒に対して異な
る距離を有するとより好ましい。
る開繊ドラムを用いる実施例では、前進時と後進時に歯
先がそれぞれ異なる深さで繊維俵と係合すると好まし
い。その際前進時と後進時に歯先は格子棒に対して異な
る距離を有するとより好ましい。
以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図は開俵機、たとえばツリュツラー社のブレンド
マートBDTなどに設けられた本発明装置を示すものであ
って、同図によれば繊維俵1は固定配置の俵の形に自由
状態で据えられている。レール17a上を水平に往復移動
可能なキャリジ17が走行し、キャリジには垂直に調節可
能な取出し装置が設けられており、取出し装置はハウジ
ング2、吸引装置3、格子4及び高速回転する開繊ドラ
ム5から形成されている。取出し装置は矢印AとBで示
す方向へ移動する。格子4の格子棒は開繊ドラム5の下
方で歯5aの間隙へ進入する。その場合に格子4は繊維俵
1の上面1a上に載置され、それによって押えホルダとし
ての機能を果す。開繊ドラム5の前後には押圧ローラ6
a,6b(支持ないし補助ローラ)が開繊ドラム5の軸に平
行に設けられており、繊維俵1の上面1aを押圧する。そ
れにより、かつ押圧ローラ6a,6bの歯6′が喰い込むこ
とによって繊維俵1は固定位置に保持され、ずれたり傾
いたりしないように固定される。さらに、繊維俵1の層
が開繊ドラム5によって与えられる力によって水平方向
に裂かれたりすることがないように固定される。開繊ド
ラム5の回転方向は矢印CとD(第2a図を参照)で示さ
れている。繊維塊吸引装置3は開繊ドラム5の上方に配
置されている。駆動中は吸引装置は開繊ドラム5と共に
自由状態で据えられた繊維俵1の上方で往復移動し、そ
の際に開繊ドラム5の歯5aが隣接する格子4の間隙へ嵌
入する。繊維俵1の上面1aから掻き取られた繊維塊は開
繊ドラム5によって放出される。繊維塊は直接空気流24
中へ達し、繊維塊吸引装置3の通路へ吸引される。格子
4は、繊維俵1の幅全体にわたって平行に配置された多
数の格子棒すなわら格子ロッドから形成されている。そ
れぞれの格子棒はほぼ3つの領域、すなわち第1の端
部、中央領域及び第2の端部から形成されている。第1
の端部は上面1aから所定角度で突出しており、中央領域
は上面1a上にほぼ水平に載置され、第2の端部は所定角
度で上面1aから突出している。格子棒のそれぞれの端部
は保持部材8a,8bに固定されている。
マートBDTなどに設けられた本発明装置を示すものであ
って、同図によれば繊維俵1は固定配置の俵の形に自由
状態で据えられている。レール17a上を水平に往復移動
可能なキャリジ17が走行し、キャリジには垂直に調節可
能な取出し装置が設けられており、取出し装置はハウジ
ング2、吸引装置3、格子4及び高速回転する開繊ドラ
ム5から形成されている。取出し装置は矢印AとBで示
す方向へ移動する。格子4の格子棒は開繊ドラム5の下
方で歯5aの間隙へ進入する。その場合に格子4は繊維俵
1の上面1a上に載置され、それによって押えホルダとし
ての機能を果す。開繊ドラム5の前後には押圧ローラ6
a,6b(支持ないし補助ローラ)が開繊ドラム5の軸に平
行に設けられており、繊維俵1の上面1aを押圧する。そ
れにより、かつ押圧ローラ6a,6bの歯6′が喰い込むこ
とによって繊維俵1は固定位置に保持され、ずれたり傾
いたりしないように固定される。さらに、繊維俵1の層
が開繊ドラム5によって与えられる力によって水平方向
に裂かれたりすることがないように固定される。開繊ド
ラム5の回転方向は矢印CとD(第2a図を参照)で示さ
れている。繊維塊吸引装置3は開繊ドラム5の上方に配
置されている。駆動中は吸引装置は開繊ドラム5と共に
自由状態で据えられた繊維俵1の上方で往復移動し、そ
の際に開繊ドラム5の歯5aが隣接する格子4の間隙へ嵌
入する。繊維俵1の上面1aから掻き取られた繊維塊は開
繊ドラム5によって放出される。繊維塊は直接空気流24
中へ達し、繊維塊吸引装置3の通路へ吸引される。格子
4は、繊維俵1の幅全体にわたって平行に配置された多
数の格子棒すなわら格子ロッドから形成されている。そ
れぞれの格子棒はほぼ3つの領域、すなわち第1の端
部、中央領域及び第2の端部から形成されている。第1
の端部は上面1aから所定角度で突出しており、中央領域
は上面1a上にほぼ水平に載置され、第2の端部は所定角
度で上面1aから突出している。格子棒のそれぞれの端部
は保持部材8a,8bに固定されている。
回転可能な押圧ローラ6a,6bは逆転可能なシーソー9
(ダブルレバー)の端部に配置されている。さらに軸11
を軸承する軸受10が設けられており、軸11上にシーソー
9が揺動可能に(矢印E,F)軸承されている。第1図で
は押圧ローラ6a,6bとシーソー9は水平の位置、すなわ
ち作業開始時の位置で示されている。同様に繊維俵表面
1aも作業開始時にはほぼ水平である。シーソー9が回動
点11を中心に回動することによって押圧ローラ6a,6bは
反対方向へ垂直に移動するので、開繊ドラム5、押圧ロ
ーラ6a,6b及び格子4は斜めに延びる作業平面上に移動
する。また、格子4を回動点を中心に移動させるように
することも可能である。
(ダブルレバー)の端部に配置されている。さらに軸11
を軸承する軸受10が設けられており、軸11上にシーソー
9が揺動可能に(矢印E,F)軸承されている。第1図で
は押圧ローラ6a,6bとシーソー9は水平の位置、すなわ
ち作業開始時の位置で示されている。同様に繊維俵表面
1aも作業開始時にはほぼ水平である。シーソー9が回動
点11を中心に回動することによって押圧ローラ6a,6bは
反対方向へ垂直に移動するので、開繊ドラム5、押圧ロ
ーラ6a,6b及び格子4は斜めに延びる作業平面上に移動
する。また、格子4を回動点を中心に移動させるように
することも可能である。
シーソー9の一方のレバーアームに空気式のシリンダ
12(押圧及び引張りシリンダ)の一方の端部が取り付け
られており、他方の端部は内壁2aに固定されている。シ
リンダ12は変換器13を介して制御装置14と接続されてお
り、制御装置にはビーム19(第3図)のリフティングモ
ータ15とキャリジ17の走行モータ16が接続されている。
第3図と第4図にはタワー18とキャリジ17とビーム19が
示されている。制御装置14にはさらにメモリ20と入力装
置21が接続されており、前記メモリと入力装置によって
制御装置14を用いて俵支持部材の垂直調節を歩進的に変
化させ、リフティングモータ15を介してビームを高さ方
向に移動させかつ走行モータ16を介してキャリジ17を長
手方向に移動させるための値が与えられる。
12(押圧及び引張りシリンダ)の一方の端部が取り付け
られており、他方の端部は内壁2aに固定されている。シ
リンダ12は変換器13を介して制御装置14と接続されてお
り、制御装置にはビーム19(第3図)のリフティングモ
ータ15とキャリジ17の走行モータ16が接続されている。
第3図と第4図にはタワー18とキャリジ17とビーム19が
示されている。制御装置14にはさらにメモリ20と入力装
置21が接続されており、前記メモリと入力装置によって
制御装置14を用いて俵支持部材の垂直調節を歩進的に変
化させ、リフティングモータ15を介してビームを高さ方
向に移動させかつ走行モータ16を介してキャリジ17を長
手方向に移動させるための値が与えられる。
第2a図、第2b図によれば、各押圧ローラ6a,6bに空気
式のシリンダ12aないし12bが設けられており、シリンダ
12aは矢印G,H方向で、シリンダ12bは矢印I,K方向で垂直
に移動することができる。第2a図によれば押圧ローラは
水平線aの方向に向けられている。第2b図によれば押圧
ローラ6aは矢印Gで示すように下方へ垂直に変位され、
押圧ローラ6bは矢印Kで示すように上方へ垂直に変位さ
れている。このように反対方向へ変位することによって
押圧ローラ6a,6bは、水平線aと角度αを形成する斜め
に延びる平面b上に来る。このように押圧ローラ6a,6b
の下側の接線を傾斜させるために、開繊ドラム5は変位
する必要はない。符号AとBで示すものは開繊装置の2
つの走行方向であり、この方向は同時に繊維材料の取出
し方向である。開繊ドラム5のドラム本体上には多数の
歯付きディスクが並べて設けられており、それぞれ並べ
て配置された1枚の歯付きディスクの歯5aと隣接する歯
付きディスクの歯5bは互いに反対の回転方向へ向けられ
ており、それによって1つの開繊ドラム5を用いて俵表
面1aから繊維材料を2つの作業方向A,Bに取出すことが
できる。開繊ドラム5の下方には、格子4の軽くわん曲
した中央領域が配置されており、それによって水平線a
から斜面bへあるいはその逆への繊維材料の取出し傾斜
度の切換えを支障なく行うことができる。符号Mで示す
ものは開繊ドラム5の中心点である。
式のシリンダ12aないし12bが設けられており、シリンダ
12aは矢印G,H方向で、シリンダ12bは矢印I,K方向で垂直
に移動することができる。第2a図によれば押圧ローラは
水平線aの方向に向けられている。第2b図によれば押圧
ローラ6aは矢印Gで示すように下方へ垂直に変位され、
押圧ローラ6bは矢印Kで示すように上方へ垂直に変位さ
れている。このように反対方向へ変位することによって
押圧ローラ6a,6bは、水平線aと角度αを形成する斜め
に延びる平面b上に来る。このように押圧ローラ6a,6b
の下側の接線を傾斜させるために、開繊ドラム5は変位
する必要はない。符号AとBで示すものは開繊装置の2
つの走行方向であり、この方向は同時に繊維材料の取出
し方向である。開繊ドラム5のドラム本体上には多数の
歯付きディスクが並べて設けられており、それぞれ並べ
て配置された1枚の歯付きディスクの歯5aと隣接する歯
付きディスクの歯5bは互いに反対の回転方向へ向けられ
ており、それによって1つの開繊ドラム5を用いて俵表
面1aから繊維材料を2つの作業方向A,Bに取出すことが
できる。開繊ドラム5の下方には、格子4の軽くわん曲
した中央領域が配置されており、それによって水平線a
から斜面bへあるいはその逆への繊維材料の取出し傾斜
度の切換えを支障なく行うことができる。符号Mで示す
ものは開繊ドラム5の中心点である。
第3図に示すように、ビーム19を開繊ドラム5と共
に、移動装置25を用いてタワー18に接近又は離間するよ
うに水平方向に移動させることができる(矢印L,N)。
に、移動装置25を用いてタワー18に接近又は離間するよ
うに水平方向に移動させることができる(矢印L,N)。
これとは別に、第4図に示すように、キャリジ17内に
同様な移動装置を設けて、矢印O,Pで示すようにキャリ
ジ17の走行方向を横切る方向で、タワー18をビーム19と
共に水平方向に移動させてもよい。
同様な移動装置を設けて、矢印O,Pで示すようにキャリ
ジ17の走行方向を横切る方向で、タワー18をビーム19と
共に水平方向に移動させてもよい。
開繊装置を複数の繊維俵の列に沿って(第3図及び第
4図における紙面に垂直な方向)一方向に走行させて繊
維材料を取出すと、繊維俵の表面に山と谷が形成され
る。そこで開繊装置を第3図又は第4図のように構成し
て、開繊装置を一方向に走行させた後に、開繊ドラム5
と格子4を隣接する格子棒間の距離の1/2だけ(紙面に
平行に)水平方向にずらし、その後反対方向に開繊装置
を走行させれば、繊維俵上の山の部分が運び去られて繊
維俵の表面を平坦にすることができるので好ましい。な
おキャリジ17の走行はレール17a,17b上で行われる。
4図における紙面に垂直な方向)一方向に走行させて繊
維材料を取出すと、繊維俵の表面に山と谷が形成され
る。そこで開繊装置を第3図又は第4図のように構成し
て、開繊装置を一方向に走行させた後に、開繊ドラム5
と格子4を隣接する格子棒間の距離の1/2だけ(紙面に
平行に)水平方向にずらし、その後反対方向に開繊装置
を走行させれば、繊維俵上の山の部分が運び去られて繊
維俵の表面を平坦にすることができるので好ましい。な
おキャリジ17の走行はレール17a,17b上で行われる。
第5図は、矢印R,S方向へ移動するコンベヤベルト26
上の繊維俵1を示すものである。新しい(不図示の)繊
維俵1が矢印Tで示す方向から補充される。繊維俵の補
充が連続して行われると好ましい。繊維俵上面1aは水平
線aに対して斜めに延びている。吸引装置3内には、軸
23を中心に回転可能な遮断片22が設けられている。走行
方向A,Bが交替すると、遮断片22は位置22a(点線で示
す)へ反転する。
上の繊維俵1を示すものである。新しい(不図示の)繊
維俵1が矢印Tで示す方向から補充される。繊維俵の補
充が連続して行われると好ましい。繊維俵上面1aは水平
線aに対して斜めに延びている。吸引装置3内には、軸
23を中心に回転可能な遮断片22が設けられている。走行
方向A,Bが交替すると、遮断片22は位置22a(点線で示
す)へ反転する。
第6図に示すように、並べて配置されている歯付きデ
ィスク5′,5″の一方は右巻きのらせん、他方は左巻き
のらせんで歯が巻付けられて形成されており、隣接し合
う歯付きディスク5′,5″の歯先は反対方向に向けられ
ている(第1図、第2a図、第2b図を参照)。格子棒は4
a,4b,4cで示されている。
ィスク5′,5″の一方は右巻きのらせん、他方は左巻き
のらせんで歯が巻付けられて形成されており、隣接し合
う歯付きディスク5′,5″の歯先は反対方向に向けられ
ている(第1図、第2a図、第2b図を参照)。格子棒は4
a,4b,4cで示されている。
第7a図と第7b図に示す実施例では、開繊ドラム5は矢
印D方向たしか回転しない。したがって開繊ドラム5上
の複数の歯付きディスクの歯先5aは同一方向に向いてい
る。押圧ローラ6a,6bは走行方向AにおいてはV方向に
回転し、走行方向Bの場合にはU方向に回転する。第7a
図によれば開繊ドラム5は(不図示のサーボモータを介
して)走行方向Aへ走行する場合には、矢印Wで示すよ
うに下方へ垂直に変位されるので、一番外側の歯先5aと
格子4の下限との距離はXとなる。第7b図によれば開繊
ドラム5は走行方向Bへ走行する場合には矢印Zで示す
ように上方へ垂直に変位されるので歯先5aと格子4の下
限との距離はYとなる。距離Xは距離Yより小さい値を
選ぶ。この時のXの値とYの値を適切に選ぶことにより
走行方向A,Bが異なっても歯先5aを同じ方向に向けて掻
き取る繊維塊の量を同じにすることができる。
印D方向たしか回転しない。したがって開繊ドラム5上
の複数の歯付きディスクの歯先5aは同一方向に向いてい
る。押圧ローラ6a,6bは走行方向AにおいてはV方向に
回転し、走行方向Bの場合にはU方向に回転する。第7a
図によれば開繊ドラム5は(不図示のサーボモータを介
して)走行方向Aへ走行する場合には、矢印Wで示すよ
うに下方へ垂直に変位されるので、一番外側の歯先5aと
格子4の下限との距離はXとなる。第7b図によれば開繊
ドラム5は走行方向Bへ走行する場合には矢印Zで示す
ように上方へ垂直に変位されるので歯先5aと格子4の下
限との距離はYとなる。距離Xは距離Yより小さい値を
選ぶ。この時のXの値とYの値を適切に選ぶことにより
走行方向A,Bが異なっても歯先5aを同じ方向に向けて掻
き取る繊維塊の量を同じにすることができる。
すなわち開俵された繊維俵の上面は繊維の弾性回復力
により上方に膨らむことになる。その高さをTとする
と、第7a図の場合に開繊ドラム5の歯先5aが繊維俵の上
面に喰込む深さはT−Xとなり、第7b図の場合はT−Y
となる。前述のようにXよりYが大きいので、T−X
(第7a図)の方がT−Y(第7b図)より大きな値とな
る。この場合固定配置の繊維俵の上で開繊装置が繊維俵
に対して停止して、開繊作用のみ作動したとすれば(現
実にはあり得ない)、第7a図のように歯先5aの喰込む深
さの大きい方が掻き取る繊維量が多くなる。実際には開
繊装置は第7a図では右側方向(矢印A)、第7b図では左
側方向(矢印B)に移動し、一方歯先5aの繊維俵の上面
に面する先端は第7a図、第7b図とも接線方向左側に進
む。したがって第7a図の場合は歯先5aの先端の繊維俵に
対する相対速度は開繊装置の右側方向への移動によって
差引かれ、開繊ドラム5の単位時間当りの掻き取り量は
減少する。一方第7b図の場合は開繊装置は左側方向に移
動するので、歯先5aの先端の繊維俵に対する相対速度は
加速され単位時間当りの掻き取り量は増加する。したが
って開繊装置の右側方向(矢印A)と左側方向(矢印
B)の移動に伴う単位時間当りの掻き取り量を同一にす
るためには、第7a図の場合は繊維俵に喰込む深さT−X
を大きく、すなわちXの値を小さくし、一方7b図の場合
はT−Yを大きく、すなわちYの値を大きくすれば良い
ことになる。
により上方に膨らむことになる。その高さをTとする
と、第7a図の場合に開繊ドラム5の歯先5aが繊維俵の上
面に喰込む深さはT−Xとなり、第7b図の場合はT−Y
となる。前述のようにXよりYが大きいので、T−X
(第7a図)の方がT−Y(第7b図)より大きな値とな
る。この場合固定配置の繊維俵の上で開繊装置が繊維俵
に対して停止して、開繊作用のみ作動したとすれば(現
実にはあり得ない)、第7a図のように歯先5aの喰込む深
さの大きい方が掻き取る繊維量が多くなる。実際には開
繊装置は第7a図では右側方向(矢印A)、第7b図では左
側方向(矢印B)に移動し、一方歯先5aの繊維俵の上面
に面する先端は第7a図、第7b図とも接線方向左側に進
む。したがって第7a図の場合は歯先5aの先端の繊維俵に
対する相対速度は開繊装置の右側方向への移動によって
差引かれ、開繊ドラム5の単位時間当りの掻き取り量は
減少する。一方第7b図の場合は開繊装置は左側方向に移
動するので、歯先5aの先端の繊維俵に対する相対速度は
加速され単位時間当りの掻き取り量は増加する。したが
って開繊装置の右側方向(矢印A)と左側方向(矢印
B)の移動に伴う単位時間当りの掻き取り量を同一にす
るためには、第7a図の場合は繊維俵に喰込む深さT−X
を大きく、すなわちXの値を小さくし、一方7b図の場合
はT−Yを大きく、すなわちYの値を大きくすれば良い
ことになる。
以上の説明から明らかなように本発明による開繊装置
では繊維俵を安定して配置することができる。
では繊維俵を安定して配置することができる。
第1図は押圧ローラと、押圧ローラを垂直に変位させる
調節手段を有する本発明装置の概略側面図、 第2a図は俵上面が水平な場合の開繊繊維の調節を示す側
面図、 第2b図は斜めの俵上面を加工する場合の開繊装置の調節
を示す側面図、 第3図は水平移動可能なビームを有する開繊装置の側面
図、 第4図は水平移動可能なタワーを有する開繊装置の側面
図、 第5図は吸引装置内で回動可能な遮断片を有する開繊装
置の側面図、 第6図は歯付きディスクに右巻きと左巻きのらせんを有
する開繊装置の上面図、 第7a図は歯付ドラムと格子が小さな距離で同方向に回転
する開繊装置の側面図、 第7b図は歯付きドラムと格子が大きい距離で反対方向に
回転する開繊装置の側面図である。 1……繊維俵、1a……繊維俵の上面、4,4a,4b,4c……格
子、5……開繊ドラム、5a,5b……歯先、6a,6b……押圧
ローラ、9,10,11,12,12a,12b……調節手段、17……キャ
リジ、18……タワー、19……ビーム。
調節手段を有する本発明装置の概略側面図、 第2a図は俵上面が水平な場合の開繊繊維の調節を示す側
面図、 第2b図は斜めの俵上面を加工する場合の開繊装置の調節
を示す側面図、 第3図は水平移動可能なビームを有する開繊装置の側面
図、 第4図は水平移動可能なタワーを有する開繊装置の側面
図、 第5図は吸引装置内で回動可能な遮断片を有する開繊装
置の側面図、 第6図は歯付きディスクに右巻きと左巻きのらせんを有
する開繊装置の上面図、 第7a図は歯付ドラムと格子が小さな距離で同方向に回転
する開繊装置の側面図、 第7b図は歯付きドラムと格子が大きい距離で反対方向に
回転する開繊装置の側面図である。 1……繊維俵、1a……繊維俵の上面、4,4a,4b,4c……格
子、5……開繊ドラム、5a,5b……歯先、6a,6b……押圧
ローラ、9,10,11,12,12a,12b……調節手段、17……キャ
リジ、18……タワー、19……ビーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェルディナント ライフェルト ドイツ連邦共和国,デー‐4152 ケムペ ン,フォン‐ベーリンク‐シュトラーセ 34 (72)発明者 ウルリッヒ フォルラート ドイツ連邦共和国,デー‐4040 ノイ ス,アム レットゲン 48 (56)参考文献 特開 昭58−18422(JP,A) 特開 平1−97219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01G 7/04 D01G 7/12
Claims (16)
- 【請求項1】複数の歯付きディスクを具備して高速回転
する1個の開繊ドラムと該開繊ドラムと協働する格子を
含んで成り、固定された繊維俵に対して接触して走行可
能な開繊装置であって、前記格子は開繊ドラムの複数の
歯付きドラムの間に配置された複数の格子棒を含んで構
成され、且つ開繊装置の走行方向で見て開繊ドラムの前
後にそれぞれ1個の俵支持部材が配置され、該2個の俵
支持部材をそれぞれ反対方向で垂直移動させる調節手段
が設けられており、前記開繊装置が走行する際に開繊ド
ラムの歯付きディスクの歯が繊維俵へ上方から嵌入して
綿花俵又はスフ俵の如き圧縮された繊維俵から繊維塊を
取出す開繊装置において、 前記俵支持部材が押圧ローラ(6a,6b)であり、該ロー
ラ(6a,6b)の移動が調節可能な角度(α)に基づいて
行われ、傾斜して延びる繊維取出し平面(b)の使用を
水平線(a)に対して各種の角度(α)で実施可能であ
ることを特徴とする繊維俵から繊維塊を取出す開繊装
置。 - 【請求項2】2個の押圧ローラ(6a,6b)が垂直方向に
平行して変位可能であることを特徴とする請求項第1項
に記載の開繊装置。 - 【請求項3】押圧ローラ(6a,6b)が回動点(11)を中
心として実質的に垂直方向に平行して変位可能であるこ
とを特徴とする請求項第1項に記載の開繊装置。 - 【請求項4】調節手段に空気式(12,12a,12b)、油圧式
あるいは電気的に作動可能なシリンダが設けられている
ことを特徴とする請求項第1項から第3項のいずれか1
項に記載の開繊装置。 - 【請求項5】調節手段に、チェーンとチェーン輪、歯付
ベルトと歯付ベルト車、歯車と歯付ロッドの如き2個の
部材が協働することによって調節機能を発揮することの
できる手段が設けられていることを特徴とする請求項第
1項から第4項のいずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項6】ビームの高さ方向の移動とタワーの長手方
向移動が制御装置によって互いに同調されている請求項
第1項から第5項のいずれか1項に記載の開繊装置にお
いて、 押圧ローラ(6a,6b)の変位が、メモリ(20)に格納さ
れている調節可能な角度位置に従って行われることを特
徴とする開繊装置。 - 【請求項7】歯付きディスク(5,5′,5″)に右巻き及
び左巻きのらせんが設けられており、隣接し合うらせん
の歯先(5a,5b)が反対方向に向けられていることを特
徴とする請求項第1項から第6項のいずれか1項に記載
の開繊装置。 - 【請求項8】右巻きらせんで歯が巻付けられている歯付
きディスクと左巻きらせんで歯が巻付けられている異な
るらせん角度で巻付けられた歯を有する複数の歯付きデ
ィスクが設けられ、隣接し合う歯付きディスク(5,5′,
5″)の歯先が反対方向に向けられていることを特徴と
する請求項第1項から第7項のいずれか1項に記載の開
繊装置。 - 【請求項9】ビーム(19)が開繊ドラム(5)と共にタ
ワー(18)に対して接近又は離間可能に水平面内で移動
可能であることを特徴とする請求項第1項から第8項の
いずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項10】タワー(18)がビーム(19)と共に、繊
維俵(1)に対して接近又は離間可能に水平方向で移動
可能であることを特徴とする請求項第1項から第9項の
いずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項11】キャリジ(17)がタワー(18)及びビー
ム(19)と共に繊維俵(1)に対して接近又は離間可能
に水平方向で移動可能であることを特徴とする請求項第
1項から第10項のいずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項12】レール(17a,17b)が、キャリジ(1
7)、タワー(18)及びビーム(19)を繊維俵(1)に
対して接近又は離間可能に水平方向へ移動できるよう
に、構成されていることを特徴とする請求項第1項から
第11項のいずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項13】ビーム(19)、タワー(18)ないしキャ
リジ(17)が俵列(1)の上方で一方向に走行した後
に、格子の隣接する格子棒間の距離の1/2だけ少くとも
ビーム(19)をキャリジの走行方向を横切るように移動
させ、その後ビーム(19)、タワー(18)ないしキャリ
ジ(17)が逆方向に走行可能に構成することを特徴とす
る請求項第1項から第12項のいずれか1項に記載の開繊
装置。 - 【請求項14】格子(4,4a,4b,4c)及び開繊ドラム
(5)が俵列(1)の長手側の端部(1b,1c)に沿って
移動可能であることを特徴とする請求の範囲第1項から
第13項のいずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項15】歯先(5a)が同一方向に向いた複数の歯
付きディスクから成る開繊ドラム(5)を用い、該開繊
ドラム(5)の前進方向(A)での移動時の織維俵
(1)への侵入深さが後退方向(B)での移動時の繊維
俵(1)への侵入深さと異なることを特徴とする請求項
第1項から第14項のいずれか1項に記載の開繊装置。 - 【請求項16】前進方向(A)の移動時と後退方向
(B)の移動時で、歯先(5a)と格子棒(4,4a,4b,4c)
の下限との距離が異なる距離(X,Y)に調節可能である
ことを特徴とする請求項第1項から第15項のいずれか1
項に記載の開繊装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE3928835A DE3928835C2 (de) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | Öffnungsvorrichtung zum Öffnen von gepreßten Faserballen, z. B. Baumwoll- und Zellwollballen u. dgl. |
DE3928835.8 | 1989-08-31 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11011014A Division JP3063975B2 (ja) | 1989-08-31 | 1999-01-19 | 圧縮された繊維俵から繊維塊を取出す開繊装置 |
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JPH0390628A JPH0390628A (ja) | 1991-04-16 |
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JP11011014A Expired - Fee Related JP3063975B2 (ja) | 1989-08-31 | 1999-01-19 | 圧縮された繊維俵から繊維塊を取出す開繊装置 |
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JP11011014A Expired - Fee Related JP3063975B2 (ja) | 1989-08-31 | 1999-01-19 | 圧縮された繊維俵から繊維塊を取出す開繊装置 |
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DE3928835C2 (de) * | 1989-08-31 | 2001-06-21 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Öffnungsvorrichtung zum Öffnen von gepreßten Faserballen, z. B. Baumwoll- und Zellwollballen u. dgl. |
DE4119888C2 (de) * | 1991-06-17 | 2001-03-08 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum Abtragen des Fasergutes von Textilfaserballen aus Spinngut, z. B. Baumwolle, Chemiefasern u. dgl. |
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IT1140136B (it) * | 1981-12-11 | 1986-09-24 | Marzoli & C Spa | Dispositivo di comando di una macchina asportetrice di fiocchi di fibre da una serie di balle di fibre tessili |
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