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JP2909137B2 - 水蒸気雰囲気中におけるセグメント化したポリウレタン―尿素エラストマーの紡糸 - Google Patents

水蒸気雰囲気中におけるセグメント化したポリウレタン―尿素エラストマーの紡糸

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JP2909137B2
JP2909137B2 JP2099471A JP9947190A JP2909137B2 JP 2909137 B2 JP2909137 B2 JP 2909137B2 JP 2099471 A JP2099471 A JP 2099471A JP 9947190 A JP9947190 A JP 9947190A JP 2909137 B2 JP2909137 B2 JP 2909137B2
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chimney
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ハインツ・ガル
ヨゼフ・クリーク
ルーデイ・ダウシヤー
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/70Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyurethanes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
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    • D01D5/04Dry spinning methods

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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一定量の過熱水蒸気を通過させている乾燥
紡糸チムニー中で、セグメント化した(segmented)ポ
リウレタン−尿素エラストマーを紡糸する方法に関する
ものである。この方法は、特に中程度の、および粗いタ
イター(titre)において、高い紡糸チムニー温度にお
いて、得られるフィラメントヤーンの糸としての性質に
望ましくない変化を与えることなく、部分的には顕著な
改良さえ伴いながら、チムニーあたりの紡糸能力を極端
に増加させ、紡糸速度を増加させる。本件新規方法はま
た、特に紡糸溶媒が高温で、紡糸空気媒体としては使用
しなければならない不活性気体を使用しない空気中にお
いても、分解する傾向を回避する(このことがなけれ
ば、高い紡糸速度では紡糸溶媒の実質的な除去が必要で
ある)。本件新規方法は、さらに、比較的高い個々のフ
ィラメントタイマーを有する(多重)フィラメントヤー
ンの紡糸を可能にし、このことがフィラメントヤーンの
外的効果および分解的影響に対する安定性の改良に寄与
する。
高度の弾性を有するPUエラストマー糸(スパンデック
ス(Spandex)糸またはエラスタン(Elasthan)糸)
は、大部分が湿式紡糸法、および特に乾式紡糸法により
製造される。このためには、このエラストマーの高度に
粘稠なジメチルホルムアミド溶液またはジメチルアセタ
ミド溶液を、多孔ノズルを通して、熱空気が付加的に供
給されている加熱紡糸チムニー中に紡糸する(ファルカ
イ(B.v.Falkai)刊行の合成繊維(Synthesefasern),
化学出版(Verlag Chemie Weinheim)1981,180ないし19
0ページのエステル(H.Oertel)の報文、およびプラス
チックハンドブック(Kunststoffhandbuch),7巻,ポリ
ウレタン,1983,ハンザー出版(C.Hanser−Verlag),611
ないし627ページのガル(H.Gall)/ウォルフ(K.H.Wol
f)報文を参照)。
紡糸溶液の温度、紡糸チムニーの温度、付加的に供給
される熱空気の温度および取り出し速度、ならびに紡糸
チムニーの幾何学的寸法がフィラメントの乾燥と溶媒の
実質的な除去とを基本的に決定する。
しかし、溶媒の完全な除去には多くの種類の技術的限
界があることが見いだされている。たとえば、ノズルの
近傍の温度が高過ぎれば−溶液温度が高過ぎることを通
じて、または環境温度が高過ぎることを通じて−特に取
り入れ速度が大きい場合に、溶液紡糸ジェットが紡糸口
金放出孔の直下で分裂(tear off)する、取り出し速度
の増加は経済的理由からは極めて望ましいが、この尺度
は今日まで、特に極めて急勾配の力/伸長図として現れ
る、破断伸長限界の(余りに)大きな減少を伴う糸の事
前配向(pre−orientation)が大き過ぎるために制限さ
れていた。
しかし、上に論じた理由から、紡糸空気温度の上昇は
また、糸の熱的変色のために、および紡糸溶媒の熱的不
安定性のために、実用上制限されている。たとえばジメ
チルアセタミドおよびジメチルホルムアミドは、約300
℃ないし350℃以上の紡糸空気温度でチムニーにおける
分解が増加し、350℃を超えれば一層急激に分解し、回
収し得る溶剤の収量が減少することが見いだされてい
る。したがって、温度には自動的に上限が存在する。空
気に替えて窒素または燃焼気体(combustiongas)(”
ケンプ(Kemp)ガス)を熱紡糸空気成分として使用すれ
ば(酸化的)分解反応は実際に減少させることができる
が、原料費(cost)と経費(expenditure)とはかなり
増加する。
工業的に重要な、環境技術に関する他の問題は、特に
中程度の、および粗いタイターの場合に紡糸したエラス
トマー糸中に余りに多くの溶剤が保持されることであ
る。
日本特許明細書44−896(1969)は、高分子量のポリ
エステル、ジイソシアネートおよびエチレングリコール
を基剤とするポリウレタンを溶剤としてのメチルイソブ
チルケトン/DMFの混合物またはテトラヒドロフランの混
合物に溶解させ、少なくとも150℃の紡糸チムニー中
で、1ないし30m3/時の過熱水蒸気を150ないし400℃で
紡糸口金上に導入し、妥当な取り出し速度(低い紡糸能
力)を用いて紡糸することによる、連鎖をグリコールで
延長したポリウレタンエラストマー用の乾式紡糸法を記
載している。この種の糸は水蒸気なしで紡糸した糸との
比較で、実際上同等の性質を有している。高度に揮発性
の溶媒、たとえばテトラヒドロフランを単独で、または
他のものとともに使用(use or co−use)している。こ
の種のグリコール延長ポリウレタンエラストマーは、よ
り高いチムニー温度で、また同時に高温の気体紡糸媒体
で紡糸することができない。分裂し、または熱可塑的に
延伸されて弾性特性に望ましくない変化が伴うのであ
る。この日本法に記載された紡糸能力は、この種のグリ
コール延長ポリウレタンに対しては、なお極めて不満足
である。
本発明の目標は、NCO予備重合体のジアミンによる連
鎖延長を基本とするポリウレタン−尿素(PUU)エラス
トマーを、高度に極性の溶媒、たとえばジメチルホルム
アミドおよび特にジメチルアセタミドから、高い紡糸能
力で、かつ高温における紡糸溶媒の分解の危険なしに実
用上完全に紡糸して、ここでは低い紡糸溶媒含量と良好
な生の色合い(raw shade)とを有し、加えて、その弾
性特性において熱空気から紡糸した糸と比較して改良さ
れた地を有するPUUエラストマー糸を与えることができ
る。改良された乾式紡糸方法を提供することである。本
発明の目標は、ここでは利用し得る紡糸チムニーを(得
にその長さを)、可能な限り変更することなく達成すべ
きである。上に引用した日本特許明細書44 896に言及さ
れた1ないし30m3/時の水蒸気量は150℃において約0.5k
g/時ないし、150℃において13.6kg/時の、150ないし400
℃の過熱水蒸気に相当するが、この量では本発明に従っ
て使用するPUUエラストマー溶液では、また、本件発明
者らの実験に存在するチムニー寸法(チムニー断面積0.
0615m3−チムニー直径=28cm)では紡糸が不可能であ
る。本発明に従えば、明らかにより大量の、好ましくは
少なくとも20kg/時、好ましくは30kg/時以上の250ない
し400℃の水蒸気に相当する50m3/時以上の水蒸気が必要
である。導入する水蒸気量の、上記の日本特許明細書が
挙げた150℃ないし400℃において1ないし30m3/時で、
0.3ないし13.6kg/時を超えない水蒸気量と比較して、 250℃において毎時30kg=毎時75m3(相当する温度で) 250℃において毎時45kg=毎時112.5m3 400℃において毎時30kg=毎時96m3 400℃において毎時45kg=毎時144m3 に相当する、好ましくは240ないし400℃の過熱水蒸気30
ないし45kg/時という、この劇的な増加により初めて、
本発明に従って使用するポリウレタン−尿素を効率的に
紡糸することができるのである。
本発明は、ジアミンによるNCO予備重合体の連鎖延長
により製造したポリウレタン−尿素エラストマーを、そ
のジメチルホルムアミド溶液または(好ましくは)ジメ
チルアセタミド溶液から100℃を下らない熱紡糸口金を
経て、100℃を下らない、好ましくは105ないし125℃の
ノズルにおける紡糸溶液温度で160℃を下らない、たと
えば160ないし238℃の、好ましくは170ないし230℃の、
特に175ないし225℃のチムニー壁温度の加熱紡糸チムニ
ー中に紡糸し、この工程中で、28cm以内のチムニー直径
においては少なくとも20kg/時で、好ましくは25ないし5
0kg/時で、特に好ましくは30ないし45kg/時で250℃を超
える温度の、好ましくは275ないし400℃の、特に280な
いし325℃(自由流動下、チムニーの中心において、紡
糸口金の高さで測定して)の過熱水蒸気を熱紡糸媒体と
して導入し、また、紡糸チムニーの終端で紡糸媒体およ
び紡糸溶媒を回収段階に供給し、少なくとも250m/分
の、たとえば少なくとも400m/分の、好ましくは500ない
し1.500m/分の、特に500ないし1,200m/分のチムニーよ
りの糸の取り出し速度を観測することを特徴とする、紡
糸媒体として過熱水蒸気を用いるポリウレタンエラスト
マー繊維用の改良乾式紡糸方法に関するものである。本
発明はさらに、ジアミンによるNCO予備重合体の連鎖延
長により製造したポリウレタン−尿素エラストマーを、
そのジメチルホルムアミド溶液またはジメチルアセタミ
ド溶液から100℃を下らない熱紡糸金口を経て、100℃を
下らないノズルにおける紡糸溶液温度で、160℃を下ら
ないチムニー壁温度の過熱紡糸チムニー中に紡糸し、こ
の工程中で、28cmより大きいチムニー直径においては、
250℃を超える温度の過熱水蒸気を少なくとも20×(1
+H)kg/時 [ここでHは下記式で計算されるチムニー断面積の比率
を表す、 H=(使用されるチムニーの断面積)/直径28cmのチム
ニーの断面積)−1] の量で、紡糸チムニーの終端で紡糸媒体および紡糸溶媒
を回収段階に供給し、少なくとも250m/分のチムニーよ
りの糸の取り出し速度を観測することを特徴とする、紡
糸媒体として過熱水蒸気を用いるポリウレタンエラスト
マー繊維製造用の改良乾式紡糸方法に関するものであ
る。ここでHが0.1ないし0.8、特に0.2ないし0.6の比率
であることが好ましい。本発明記載の方法においては、
ポリウレタン−尿素エラストマー糸(PUU糸)を顕著な
利益、紡糸チムニー能力および量で紡糸することができ
る。ある場合には、極めて高い防止速度(たとえば≧50
0、たとえば1,500m/分以内)にも拘わらず、これらのポ
リウレタン−尿素エラストマー系は、驚くべきことに
は、慣用の紡糸速度(たとえば約200m/分)とは対照的
に、延伸性の顕著な減少および糸の望ましくない程高い
モデュラス値を示さず、驚くべきことには、熱空気中で
の同様な紡糸条件(そもそも熱空気を使用してこの種の
紡糸が可能であるとして)と比較して、むしろ破断時伸
長度の増加を示すのである。理由の一つは恐らく、水
(蒸気)とPUUエラストマー中のポリ尿素の剛いセグメ
ントとの間の高い紡糸温度における相互作用と、同時に
起こる、残留溶媒の残留含量の減少に伴う溶媒和効果の
減少とにあるだろうが、これは、単に予期し得なかった
発見の解釈を意図したものに過ぎない。
本発明記載の水蒸気紡糸方法は、粗い(ほぼ≧500dte
x、好ましくは≧1,000dtex)タイターに、また、比較的
粗いフィラメント個別タイター(エラストマーフィラメ
ントヤーンの最終段階において相互に弱く接着した(融
合した)個々のフィラメントに関して約10ないし25dtex
(引用文献を参照))において特に有利である。この種
の粗いタイターは、一方では妥当な乾燥を得るために、
他方ではあまり大きくない予備配向(延伸性の減少)を
得るために、これまでは比較的遅い速度で、したがって
低い能力で紡糸しなければならなかった(比較例を参
照)。
しかし、遅い紡糸速度にも拘わらず、先行技術の乾式
紡糸方法の粗いタイターの糸には、望ましくないほど高
い含量の溶媒(たとえば1.5ないし3重量%のDMA)がな
お残留し、さらに適宜に後処理により減少させなければ
ならなかった。
比較実験より見られるように、熱紡糸媒体として、熱
空気に替えて十分な量の過熱水蒸気を使用するならば、
たとえば特に限界的に粗いタイター(約1,300dtex)を
有する同一のPUUエラストマー溶液を、少なくとも2倍
に達する引き出し速度の増加にも拘わらず、本発明記載
の方法により、上記の引き出し速度(たとえば約250な
いし280m/分から500ないし600m/分に、従って少なくと
も2倍のチムニー能力で)および同様な紡糸装置(同一
のチムニー長、同一のチムニー直径、ほぼ同一の熱空気
紡糸媒体量、同一の紡糸溶液温度)で、糸の性質に望ま
しくない変化を与えることなく紡糸することができる。
さらに、紡糸能力がかなり増加しているにも拘わらず、
また、高いフィラメント個別タイターまたはフィラメン
ト全タイターで紡糸するにも拘わらず、紡糸溶媒のジメ
チルアセタミドの残留含量は約1.5ないい3重量%また
はそれ以上から≦1.5重量%に、通常は≦1.0重量%にさ
え減少する。
ここで、実際にこの高温では水(蒸気)はジメチルホ
ルムアミドまたはジメチルアセタミドに極めて顕著な加
水分解効果を有するはずであることが予期されるにも拘
わらず、水蒸気雰囲気の高温において溶媒、たとえばジ
メチルアセタミドの熱分解現像が極めて実質的に減少
し、種々の分解生成物の含量および数(約1/3に)およ
び分解生成物量(たとえば1/50に減少)が極端に大きく
減少することは、特に驚くべきことである。
紡糸気体および紡糸チムニー中で蒸発した紡糸溶媒が
凝縮する紡糸凝縮器の下流の紡糸廃空気の分析結果は、
紡糸気体媒体として400℃の紡糸空気(水蒸気なし)
を、また、紡糸溶媒としてジメチルホルムアミドを用い
る比較例の場合には、以下の量の分解生成物(紡糸凝縮
器混合物、すなわち溶媒凝縮;mg/l)を与える: ホルムアルデヒド=2ないし3mg/ ギ酸=170ないし172mg/ ジメチルアミン=12ないし13mg/ およびその他の変形生成物。
紡糸気体媒体として、同温度の空気に替えて過熱水蒸
気(400℃におい40kg/時)を用いる場合には、以下の分
解生成物量が分析により測定される: ホルムアルデヒド=≦2mg/ ギ酸=9ないし17mg/ ジメチルアミン=≦1mg/ 実際上、その他の変形生成物なし。
上記の比較測定より見られるように、過熱水蒸気を用
いる紡糸の場合には、空気紡糸の場合と比較して、分解
生成物の数が少なくとも10の係数で減少する。このこと
は環境に対して考慮すべき重要性を有する。
既に述べたように、本発明記載の方法は、より困難な
条件下においても残留含量の低い糸が獲られるので、中
程度の、および粗いタイター(約250ないし560dtex;ま
たは>560、特に>800dtex)に、殊に、たとえば≧8dte
xの、より太い工業用フィラメントに特に有利である。
しかし、本発明記載の方法はまた、細いタイターのエ
ラストマー糸にも大きな利点があり、この場合には、こ
の種の細いタイターを比較的高い温度で−溶媒のジメチ
ルホルムアミドおよび特にジメチルアせタミドの分解の
危険なしに−紡糸し、かつこの方法で経済的生産能力と
かなり増加した紡糸速度とを得るのが基本的であること
が実証されている。このことは特に、4、8、16、ま
た、さらには24個のグループの糸(たとえば、それぞれ
3ないし6本の個々のフィラメントよりなるもの)を単
一の乾式紡糸チムニーより紡糸する紡糸方法に適合する
が、紡糸能力の大きな経済的効果に加えて、生産節減的
な紡糸条件および環境的により良好な紡糸条件も、本件
新規方法により実現することができる。
可能なポリウレタン−尿素エラストマー糸は、その連
鎖がジアミンにより延長されており、かつ、セグメント
の形状に組み立てられている全てのPUUエラストマーで
ある(上に引用した文献を参照)これらのPUUエラスト
マーは、約1.5ないし4重量%のNCO末端基を有するNCO
予備重合体と連鎖延長剤としてのジアミンとより製造す
る。狭い意味のジアミンとしては、ここでは脂肪族、環
状脂肪族もしくは芳香脂肪族のジアミンまたはその混合
物、たとえばエチレンジアミン、1,2−プロピレンジア
ミン、トリメチレンジアミン、 H2N・CH2・C(CH3・CH2・NH2、1,3−ジアミノシク
ロヘキサン、イソホロンジアミン、m−キシレンジアミ
ンおよび他の多くのジアミン類、好ましくは、適宜に約
30モル%の1,2−プロピレンジアミン、1,3−ジアミノシ
クロヘキサン、ピペラジン等と混合した主成分としての
エチレンジアミンを使用する。モノアミンも連鎖停止剤
/連鎖調節剤として少量使用することができる。広い意
味のジアミンにはヒドラジン、ならびにジヒドラジド化
合物、たとえばカルボジヒドラジド、ヒドラジドセミカ
ルバジド、セミカルバジドカルバジンエステルおよび同
等の化合物も含まれる。
NCO予備重合体は高分子量ジオール、たとえば分子量
約1,000ないし4,000のポリエステル(ポリラクトンを含
む)、ポリエーテル、好ましくはポリオキシテトラメチ
レンジオール、ポリエーテルエステル等から、過剰量
(たとえば1.5ないし2.5モル)のジイソシアネート、た
とえばジフェニルメタン4,4′−ジイソシアネート(MD
I)トルイレンジイソシアネートまたはシクロヘキサン
1,3−ジイソシアネートとの、熔融状態における、また
は、好ましくは溶媒中における反応により製造する。約
1.5ないし2.9%のNCOを有する、または1.6ないし2.5%
のNCOとジイソシアネートとしてのMDIとを有するNCO予
備重合体が好ましい。
適宜にその他の成分、たとえばN−メチルジエタノー
ルアミンまたはN−メチル−ビス−(β−ヒドロキシプ
ロピル)−アミンを、NCO予備重合体の形成に使用する
こともできる。
このNCO予備重合体(またはその溶液)は連続的に、
または非連続的に、ジアミン化合物と、高度に極性の溶
媒、たとえばジメチルホルムアミドまたはジメチルアセ
タミド中で、約0.9ないし1.1のNCO/NH2当量比で反応さ
せることができる。
出発物質および工程は、エラストマー糸に関する多く
の刊行物および特許より公知であり、本件方法との関連
でポリウレタン−尿素エラストマー溶液の製造に使用す
ることができる。本件ポリウレタン−尿素エラストマー
紡糸溶液は一般に、室温において約50ないし250、好ま
しくは70ないし180Pasの粘性を有する。濃度は一般に20
ないし35重量%、好ましくは22ないし30重量%である。
本件紡糸溶液は、慣用の添加剤および安定剤、たとえ
ば二酸化チタニウム(ルチルまたは鋭堆石(anatas
e))、いかなるものであれ所望の純度の酸化亜鉛、硫
化亜鉛のような白色顔料;着色顔料もしくは染料;安定
剤および老化防止剤;UV安定剤;接着防止剤たとえばス
テアリン酸マグネシウムおよび/またはステアリン酸亜
鉛(たとえば0.1ないし0.8重量%の−または、いかなる
ものであれ、その所望の混合物)、適宜に4%以内の他
の酸化物、たとえば酸化マグネシウム、または炭酸マグ
ネシウムを含有する酸化亜鉛;流動性改良剤、たとえば
シリコーン油(ポリジメチルシロキサン)または可溶性
ポリオキシアルキレン/ジメチルシロキサン共重合体を
含有していてもよい。ここでもまた、適当な物質は多く
の場合、文献に名を記されている。
本件エラストマー溶液を濾過し、個々の紡糸チムニー
に通ずる。紡糸口金に導入する前に、この溶液を、紡糸
口金内で少なくとも100℃に加熱される程度に予備加熱
しなければならない。溶液の供給中は90ないし95℃の温
度で既に十分であり、残余の熱の供給は高温領域(紡糸
空気/水蒸気/チムニー加熱)の熱を経由して行って、
溶液温度およびノズル表面温度を100℃以上、溶媒ジメ
チルホルムアミド/ジメチルアセタミドの沸点の直下、
好ましくは105ないし135℃に保つが、溶液を供給すると
きに溶液温度を≧100℃に設定するのが、この方法にと
ってより信頼性がある。これは、たとえば短い予熱帯域
を経由して、かつ静的混合素子による循環により行うこ
とができる。紡糸中の水蒸気の凝縮を回避するために、
使用するノズルも同様に≧100℃の予熱状態で設置す
る。
長さ5ないし15m、好ましくは7ないし12m、直径25な
いし70cm、好ましくは27ないし55cmの慣用の加熱チムニ
ーを紡糸チムニーとして使用する。この紡糸チムニーは
全長にわたって、または部分長を、適宜に異なる温度に
加熱することができる。
水蒸気は、紡糸チムニーから一定の距離に位置する水
蒸気加熱器より供給される。紡糸チムニーを予定された
温度にするために、水蒸気過熱器では緑色/距離等に応
じて−一般には若干高い温度を水蒸気に発生させる。そ
の量は、たとえば鑽孔隔壁を経て測定する。水蒸気の温
度は、ほぼ紡糸口金のレベルで測定する。紡糸チムニー
の導入する水蒸気の量は、紡糸チムニーの断面積に応じ
て、また、若干低い程度で、導入する紡糸溶液の量(チ
ムニー中の紡糸溶媒の量)に応じて変化させる。たとえ
ば断面積615cm2(d=28cm)のチムニーでは、50m3/時
の過熱水蒸気量が812m/時(0.225m/秒)の流速を生む。
他のチムニー断面積に変換するには、必要と考えられる
ならば、水蒸気の量を適宜にチムニーの増加した断面積
の割合である、比(H)に従って修正する。ここで、比
Hは拡大されたチムニー断面積の615cm2(チムニー直径
28cm)に対する、チムニー断面積の増加部分の面積の比
率を表す。従って、Hは下記式で計算することができ
る。
H=(使用されるチムニーの断面積)/(直径28cmのチ
ムニーの断面積)−1好ましくは、水蒸気の量はこの比
Hに対してたとえば0.1Hないし0.8Hの比率でのみ増加
(すなわち、28cmの”正常な”紡糸チムニー直径に対す
る水蒸気量を超える分の10ないし80%のみ増加させる。
特に、水蒸気量の増加は0.2Hないし0.6Hのみである。よ
り大きなチムニー直径に対して、より小さいx・Hの値
を選択する。
経済的な理由から、ここでの水蒸気の量は工程に必要
な最低値に設定する。エラストマー溶液の流通量(チム
ニー能力)とチムニー断面積とが同時に増加すれば、チ
ムニー断面積のみが増加する場合よりも大量の水蒸気を
使用する傾向があるであろう。
ポリウレタン−尿素エラストマー溶液の製造 末端水酸基と、2,000の平均分子量(OH数56)とを有
するポリエステルを、10kgのアジピン酸と8.1kgのヘキ
サン−1.6−ジオールおよび7.1kgの2,2−ジメチルプロ
パン−1,3−ジオール(ネオペンチルグリコール)との
反応により、慣用の手法で製造する。この重合体10kgを
190gのN,N−ビス−(β−ヒドロキシプロピル)−メチ
ルアミン、2,600gのジフェニルメタン4,4′−ジイソシ
アネート(0.6%のジェニルメタン2,4−ジイソシアネー
トを含有)および3.2kgのジメチルアセタミドととも
に、撹拌しながら100分間、予備重合体のNCO含量が2.66
重量%(固体分を基準にして)になるまで、50ないし54
℃に加熱した。エチレンジアミン245gを43.45kgのジメ
チルアセタミドに溶解させ、この溶液を最初に反応容器
(kettle)に導入し、固体CO2270gを添加してカルバミ
ン酸エステルけん濁液を形成させた。この新たに製造し
たけん濁液に、予備重合体溶液(上記のようにして製造
したもの)16kgを、激しく撹拌しながら添加した。22重
量%の固体分含量と92.6Pasの溶液粘性とを有する均一
な、透明なエラストマー溶液が得られた。PU固体分を基
準にして4重量%の二酸化チタニウム0.3重量%のステ
アリン酸マグネシウムおよび1%のシリコーン油バイシ
ロン(Baysilon )M100(バイエル社製)を上記の粘稠
な重合体溶液に添加した、シアノックス(Cyanox )17
90(イソシアヌル酸2,4,6−トリス−(2,4,6−トリメチ
ル−3−ヒドロキシベンジル))安定剤も、上記の溶液
に添加した。
比較例 ポリウレタン−尿素エラストマーの22重量%ジメチル
アセタミド溶液(製造指針を参照)を長さ8.8m、内径28
cmの紡糸チムニーで、孔径0.3mmの96孔ノズルから紡糸
して、太さ1,200dtexのエラストマー糸を得た。この糸
を紡糸チムニーの下部から第1のガデットに375m/分で
取り出し、第2のガデットに390m/分で取り込み、450m/
分の巻き取り速度でスプールに巻き取った。紡糸チムニ
ー(壁加熱)温度は200℃であった。380℃の熱空気を56
Nm3/時で用いて紡糸を行った。溶液配管および紡糸ヘッ
ドは110℃に予熱した。
以下の繊維技術数値は紡糸したエラストマーフィラメ
ントヤーンについて測定したものである: 糸の太さ 1163dtex 最大牽引力 930cN(測定指針は実施例1を参照) 最大牽引力伸長 429% ロール取り出しで1:4に牽引した場合の糸の引張り力 213cN 溶媒ジメチルアセタミドの残留含量 3.1% 紡糸チムニー能力 3.2kgエラストマーヤーン/時 本実験の他の部分においては、チムニー温度を200な
いし220℃に上昇させ、実験のその他の部分においては
さらに380℃ないし400℃に(空気加熱器の出口で測定し
て)昇温させて、全ての紡糸溶媒を追い出すことを企画
した。全ての場合において、温度を上昇させたのちに糸
が裂け、黄化の開始が示された。糸の熱暴露の限界を明
らかに超えていたのである。
実施例 1 上記のPUUエラストマーの22重量%ジメチルアセタミ
ド溶液を長さ8.8m、直径28cmの紡糸チムニーで、孔径0.
3mmの96孔ノズルから紡糸した。この工程中、毎分300cm
3の紡糸溶液(約100℃)をノズルを通して取り出した。
ゴデット1)の速度は415m/分、ゴデット2)の速度は4
35m/分、巻き取り速度は500m/分であった。紡糸チムニ
ー温度(チムニー加熱)は200℃であった。400℃(水蒸
気加熱器で測定した値/ノズル近傍の水蒸気温度は310
ないし320℃)の加熱水蒸気を40kg/時で用いて紡糸を行
った。溶液配管および紡糸ヘッドは110℃に予熱した。
以下の繊維技術数値は紡糸したエラストマーフィラメ
ントヤーンについて測定したものである: 糸の細さ 1323dtex 最大牽引力 1397cN (DIN 53 835第2章による−単純引き出し試験) 最大牽引力伸長 487% (DIN 53 835第2章による−単純引き出し試験) ロール取り出しで1:4に延伸した場合の糸の引っ張り力 185cN 溶媒ジメチルアセタミドの残留含量 0.85% 紡糸チムニー能力 4.0kgエラストマー−ヤーン/時 実施例 2 上記の22重量%溶液を上記のチムニーで、同様のノズ
ルを用いて紡糸した。この工程中、毎分325cm3の約100
℃の紡糸溶液をノズルから取り出した。ゴデット1)の
速度はここでも415m/分、ゴデット2)の速度も435m/分
であったが、巻き取り速度は550m/分に増加させた。他
の全ての紡糸データは実施例1記載のものから変更せず
に保持した。
以下の繊維技術数値は紡糸したエラストマーフィラメ
ントヤーンについて測定したものである: 糸の太さ 1308dtex 最大牽引力 1216cN 最大牽引力伸長 437% ロール取り出しで1:4に延伸した場合の糸の引っ張り力 262cN 溶媒ジメチルアセタミドの残留含量 0.86% 紡糸チムニー能力 4.31kgエラストマー−ヤーン/時 上記の各実施例から見られるように、空気に替えて過
熱水蒸気の紡糸媒体を用いて、より高い紡糸速度がエラ
ストマー糸中の明らかにより低い残留溶媒含量を、また
改良された繊維技術データを伴って達成される。したが
って、ここに記述した方法を用いて、明らかにより高い
紡糸チムニー能力を実現することができた。比較例に対
して30ないし50%のエラストマー糸最大牽引力の増加が
得られた。その原因が知られていないが、溶媒除去のメ
カニズムの変化によるものに相違ない。紡糸チムニー中
の滞留時間が短いにも拘わらず、エラストマーフィラメ
ント糸から残留溶媒が有意に良好に除去されることは、
実用上/技術的に大きな重要性を有する。既に述べたよ
うに、経済的利点に加えて、紡糸排気中の分解生成物の
性質および量に関する明らかな環境的進歩も達成され
る。
実施例 3 実施例1および2と同様に、上記のPUUエラストマー
のジメチルアセタミド溶液を、毎分353cm3の110℃の紡
糸溶液を用いて紡糸した。ゴデット1)の速度は410m/
分、ゴデット2)の速度は545m/分であり、巻き取り速
度は600m/分に増加させた。紡糸は45kg/時の400℃の水
蒸気を用いて実施した。チムニー温度は225℃(水蒸気
加熱器で/ノズルの近傍での320℃に相当)であった。
以下の繊維技術数値は、この方法で紡糸したエラストマ
ーフィラメントヤーンについて測定したものである: 糸の太さ 1217dtex 最大牽引力 1208cN 最大牽引力伸長 400% ロール取り出しで1:4に延伸した場合の糸の引っ張り力 410cN 溶媒ジメチルアセタミドの残留含量 0.95% 紡糸チムニー能力 4.3kgエラストマー−ヤーン/時 本実験の変法において、ゴデット1)の速度は588m/
分に、ゴデット2)の速度は610m/分に増加させ、巻き
取り速度は700m/分に、エラストマー溶液の流通量は414
cm3/分に増加させた。他の紡糸パラメータは変更しなか
った。太さ916dtexの糸が得られた。この繊維の技術特
性は大部分が実施例3/実験の第1部分の数値に相当し、
紡糸能力の増加にも拘わらず、糸中の紡糸溶媒の残留含
量は僅かに0.96重量%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨゼフ・クリーク ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン 1・ケルナーシユトラーセ 142 (72)発明者 ルーデイ・ダウシヤー ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン 1・ポメルンアレー 39 (72)発明者 ロルフ・ブルクハルト・ヒルシユ ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン 1・シユペルリングシユトラーセ 25 (56)参考文献 特公 昭44−896(JP,B1) 特公 昭47−35619(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01F 6/70,6/78 D01D 5/084

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジアミンによるNCO予備重合体の連鎖延長
    により製造したポリウレタン−尿素エラストマーを、そ
    のジメチルホルムアミド溶液またはジメチルアセタミド
    溶液から100℃を下らない熱紡糸口金を経て、100℃を下
    らないノズルにおける紡糸溶液温度で、160℃を下らな
    いチムニー壁温度の加熱紡糸チムニー中に紡糸し、この
    工程中で、28cm以内のチムニー直径においては少なくと
    も20kg/時で、250℃を超える温度の過熱水蒸気を、紡糸
    チムニーの終端で紡糸媒体および紡糸溶媒を回収段階に
    供給し、少なくとも250m/分のチムニーよりの糸の取り
    出し速度を観測することを特徴とする、紡糸媒体として
    過熱水蒸気を用いるポリウレタンエラストマー繊維製造
    用の改良乾式紡糸方法。
  2. 【請求項2】ジアミンによるNCO予備重合体の連鎖延長
    により製造したポリウレタン−尿素エラストマーを、そ
    のジメチルホルムアミド溶液またはジメチルアセタミド
    溶液から100℃を下らない熱紡糸口金を経て、100℃を下
    らないノズルにおける紡糸溶液温度で、160℃を下らな
    いチムニー壁温度の加熱紡糸チムニー中に紡糸し、この
    工程中で、28cmより大きいチムニー直径においては、25
    0℃を超える温度の過熱水蒸気を少なくとも20×(1+
    H)kg/時 [ここでHは下記式で計算されるチムニー断面積の比率
    を表す、 H=(使用されるチムニーの断面積)/(直径28cmのチ
    ムニーの断面積)−1] の量で、紡糸チムニーの終端で紡糸媒体および紡糸溶媒
    を回収段階に供給し、少なくとも250m/分のチムニーよ
    りの糸の取り出し速度を観測することを特徴とする、紡
    糸媒体として過熱水蒸気を用いるポリウレタンエラスト
    マー繊維製造用の改良乾式紡糸方法。
  3. 【請求項3】Hが0.1ないし0.8である請求項2記載の方
    法。
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