JP2899871B2 - チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物 - Google Patents
チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物Info
- Publication number
- JP2899871B2 JP2899871B2 JP21108496A JP21108496A JP2899871B2 JP 2899871 B2 JP2899871 B2 JP 2899871B2 JP 21108496 A JP21108496 A JP 21108496A JP 21108496 A JP21108496 A JP 21108496A JP 2899871 B2 JP2899871 B2 JP 2899871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanyl phthalocyanine
- crystal
- butanediol
- type
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
する。特にプリンタなどに使用され、LED光、半導体
レーザ光に対して有効な感光体に関する。
り、コンピュータからのアウトに使うプリンタやデジタ
ル複写機の需要が高まっている。これらの機器は光源に
半導体レーザやLEDを使う関係で赤から近赤外光に感
応する感光体が必要である。これには従来のセレン系な
どの無機感光体では不十分であり、フタロシアニン類を
分散した有機感光体(OPC)が数多く検討されてい
る。
27.2度と9.6度にピークを持つことが特徴のY型
チタニルフタロシアニンは0.94と言う高い光量子効
率を有する優れた素材である(Japan Hardc
opy 89,論文集103,(1989))。
が多少変動する欠点がある。
ンタには使用できても、より高度の画像を望み、露光量
に応じて階調を出そうと言う試みに対しては好ましい事
ではない。さらにY型の欠点としてこの物が準安定結晶
であり、安定型結晶に転移しやすい事が上げられる。熱
による結晶転移は約250℃であり、感光体にしてしま
えば実用上問題は無い。しかし、感光体製造時の分散液
中では溶媒の種類によっては低温でも結晶転移を起こ
し、塗布液の寿命が短くなると言った問題を生じる。
ィッピング塗布に於いて、顔料が感光体として充分消費
尽される前に廃棄される事を意味する。つまりコスト高
になる。
た事情に鑑み、高感度かつ感度の湿度依存性のない感光
体を提供することにある。本発明の第二の目的は有機溶
媒に対して安定で、結晶転移を生じにくい分散液を与え
るチタニルフタロシアニン結晶を提供することにある。
フタロシアニン結晶を含む感光体によって達せられた。
タニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加
体の事である。この中で好ましいものはチタニルフタロ
シアニンと2,3−ブタンジオールの付加体でかつCu
Kαに対するX線回折スペクトルにおいてブラッグ角
(2θ±0.2)の少なくとも9.5,26.3度にピ
ークを有する結晶である(P型結晶と名付ける)。さら
に好ましくは2,3−ブタンジオールの付加体で少なく
とも8.4,9.5,12.2,15.2,19.0,
23.8,26.3度に回折ピークを有する結晶の事で
ある。
ようにチタニルフタロシアニン類と1,2−ブタンジオ
ールから成り、加熱されると2,3−ブタンジオールを
放出することからそれと判明する。また付加体である証
拠として昇温速度10℃/分で熱分析(TG)を測定す
ると2,3−ブタンジオールの沸点より50℃以上高い
温度で重量減少が見られるなどの特色があり、単なる混
合と区別される。本発明のチタニルフタロシアニン−
2,3−ブタンジオール付加体のうち、特に好ましいも
のは2,3−ブタンジオール/チタニルフタロシアニン
=1/2付加体である。本発明の付加体の合成には色々
な手段が考えられるがアモルファス化したチタニルフタ
ロシアニン類を2,3−ブタンジオールの存在下に処理
するのが好ましい。処理の方法は2,3−ブタンジオー
ル単独にチタニルフタロシアニンをそのまま混合させて
もよいし、他の溶媒で希釈してもよい。溶媒としてはメ
チルエチルケトン、シクロペンタノンなどのケトン類、
ブチルメタアクリレートなどのエステル類、テトラヒド
ロフランなどのエーテル類、オルトジクロルベンゼンな
どの芳香族などをあげることができる。温度は2,3−
ブタンジオールが液体で存在する広い範囲で処理可能だ
が室温から190℃の範囲が好ましい。結晶変換操作と
しては一般の合成化学実験およびそれらを工業化したも
のに見られるような溶媒中での単なる撹拌の他、フタロ
シアニン類で良く見られるようにミリングなどの機械的
シェアを掛けながらの操作も本発明に含まれる。中間体
であるチタニルフタロシアニン類のアモルファス化は硫
酸に溶かして水に注ぐ(アシッドペースト処理)、ある
いは機械的粉砕、ミリングなど公知の方法を採用するこ
とができる。
表される。
子、アルキル基、あるいはアルコキシ基を表し、n,
m,l,kは0〜4の整数を表す。
定した。
感度もよく、かつ湿度依存性もない優れたものである。
この優れた性質を示す原因については良く分からない。
X線回折スペクトルで現される結晶構造が原因か、また
は付加している2,3−ブタンジオールが原因か、その
いづれかであろう。付加している2,3−ブタンジオー
ルが主原因との考えに立てば次のように説明できるであ
ろう。
ンのY型結晶が加熱または乾燥窒素雰囲気によって脱水
処理されると感度が低下することを見出した。
感度が回復する事からY型結晶は水を吸着した結晶であ
り、水分子が光が当たって生じたチタニルフタロシアニ
ン励起子からのホールと光電子の解離を幇助し、それが
Y型チタニルフタロシアニンの高感度の一原因ではない
かと推測している(Y.Fujimaki:IS&T′
s7th International Congre
ss on Advance in Nonimpac
t Printing Technologies,P
aper Summaries,269,(199
1))。その考えからすれば本発明の結晶はまさに水の
代りに2,3−ブタンジオールが付加したものと言えよ
う。水と違って離れにくいのは沸点が高い事もさりなが
ら2,3−ブタンジオールだと同一分子中にOH基が二
つあるため二つの吸着点から同時に離れる確率は一つの
吸着点しかない化合物のそれより遥かに低くなっている
ためと推測される。
造方法について具体的に例示する。
1,3−ジイミノイソインドリン;29.2gをオルト
ジクロルベンゼン200mlに分散し、チタニウムテト
ラ−n−ブトキシド;20.4gを加えて窒素雰囲気下
に150〜160℃で5時間加熱した。放冷後、析出し
た結晶を濾過し、クロロホルムで洗浄、2%塩酸水溶液
で洗浄、水洗、メタノール洗浄して、乾燥の後26.2
g(91.0%)の粗チタニルフタロシアニンを得た。
このものの結晶型を図1に示す。ついでこの粗チタニル
フタロシアニン20.0gを5℃以下で濃硫酸200m
l中で1時間撹拌して溶かし、これを20℃の水4リッ
トルに注ぎ込む。析出した結晶を濾過し、水で充分に洗
ってウエットペースト品180gを得た。このものを乾
燥し、粉末とした結晶型は図2に示すごとく、アモルフ
ァス状態である。
作成)フラスコにオルトジクロルベンゼン100mlと
2,3−ブタンジオール50mlをとり、これに上記の
チタニルフタロシアニン−アモルファス乾燥粉末8gを
加えた。ついでこの混合物を室温で10時間撹拌した。
一夜放置後、これをメタノール800mlに注いで結晶
を析出させた。濾過し、メタノールで洗浄し、乾燥して
目的とするチタニルフタロシアニン結晶8.4gを得
た。図3に示す。ブラッグ角2θ;8.4,9.5,1
2.2,15.2,19.0,23.8,26.3度に
ピークを有する(P型結晶)である。
ンゼン100mlと2,3−ブタンジオール50mlを
とり、これに実施例1の方法で得た、チタニルフタロシ
アニン−アモルファス乾燥粉末8gを加えた。ついでこ
の混合物を7時間加熱還流させた。放冷後、これをメタ
ノール800mlに注いで結晶を析出させた。濾過し、
メタノールで洗浄し、乾燥して目的とするチタニルフタ
ロシアニン結晶8.4gを得た。図4に示す。ピークの
強度比率は異なるものの実施例1と同様にブラッグ角2
θ;8.4,9.5,12.2,15.2,19.0,
23.8,26.3度にピークを有する(P型結晶)で
ある。
Y型結晶を作った。
チルエチルケトン60mlと水20ml、合成例1で述
べたチタニルフタロシアニン−ウエットペースト品40
g(固形分11%)を加え、室温にて8時間撹拌、一夜
放置した。この粘稠な混合物にメタノールを500ml
加えて結晶を析出させる。濾過し、メタノールで洗浄
し、乾燥して目的とするチタニルフタロシアニン結晶
4.2gを得た。このものの結晶型を図5に示す。ブラ
ッグ角2θ;9.5度と27.2度に著しく発達したピ
ークがあるのが特徴である(Y型結晶)。
の基本的性質を調べるためにTGおよびDSCを測定し
た。
す。
アニンは水の分子量が小さいためわずかではあるが10
0℃付近に重量減少が観測される。これに対して合成例
1,2に記載した本発明のP型チタニルフタロシアニン
は重量減少が認められるのは共に345℃付近であり、
2,3−ブタンジオールの沸点184℃を大きく上回っ
ている。2,3−ブタンジオールが単にチタニルフタロ
シアニン粒子の側に存在しているだけでなく、何らかの
力である種の結合(吸着)をしていることを表す。なお
345℃付近における重量変化量は実施例1の物で約
7.3%、実施例2の物で約7.5%であった、2,3
−ブタンジオールがチタニルフタロシアニンに対して1
/2モル付加したと想定した計算値7.2%によく一致
している。
す。
アニンは105℃付近に水の脱着と見られる吸熱ピーク
が見られる。これに対して合成例1,2の本発明のP型
チタニルフタロシアニンは共に400℃付近に吸熱ピー
クがありTG同様に沸点を大幅に越えている。
る。
アニン化合物のほかに更に他のキャリア発生物質を併用
してもよい。具体的には本発明のものと事なる結晶型を
有するチタニルフタロシアニン結晶、例えばA,B,Y
型を上げることができる。
金属フタロシアニン、τ型無金属フタロシアニン、ε型
銅フタロシアニンなどの各種フタロシアニン類、更には
アゾ顔料、アントラキノン顔料、ペリレン顔料などの縮
合多環顔料を上げることができる。
用することができる。使用されるキャリア輸送物質は特
に制限はないが代表的なものとして、オキサゾール誘導
体、オキサジアゾール誘導体、スチリル化合物、ビドラ
ゾン化合物、オキサゾロン化合物、ピラゾリン誘導体、
アミノスチルベン誘導体、トリフェニルアミン誘導体、
ポリ−N−ビニルカルバゾールなどをあげることができ
る。
とができる。
は前述のキャリア発生物質をバインダ中に分散せしめた
層を導電性支持体上にもうければよい。或いはこのキャ
リア発生物質とキャリア輸送物質とを組合せ、積層型の
いわゆる機能分離型感光層を設けてもよい。これら単
層、積層各々の感光層と支持体との間に接着、あるいは
導電性支持体からのフリーエレクトロンの注入防止を目
的として中間層をもうけたり、更には表面保護層を設け
てもよい。
成には使用される溶媒あるいは分散媒としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トルエ
ン、ジクロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタ
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール、酢酸エチル、酢酸ブチル
などを上げることができる。
形成にバインダを用いる場合には任意のものを用いるこ
とができるが、特に疎水性の電気絶縁性フィルムを形成
する高分子重合体が好ましい。以下にその例を述べるが
勿論これらに限定されるものではない。
体 13)シリコーン樹脂 14)シリコーン−アルキッド樹脂 15)フェノール−ホルムアルデヒド樹脂 16)スチレン−アクリル共重合樹脂 17)スチレン−アルキッド樹脂 18)ポリ−N−ビニルカルバゾール 19)ポリビニルブチラール 20)ポリカーボネートZ樹脂 これらのバインダは単独、或いは2種以上の混合物とし
て用いることができる。
物質の割合は10〜600wt/wt、好ましくは20
〜400wt/wt、キャリア輸送物質は10〜400
wt/wtとするのがよい。
厚さは0.05〜30μmである事が好ましい、特に積
層の場合は0.5〜5μmが好ましい。キャリア輸送層
の厚みは2〜100μm、好ましくは5〜30μmであ
る。
位および反復使用時の疲労低減を目的として一種または
二種以上の電子需要物質を含有せしめることができる。
ここに用いることができる電子需要物質とは例えば無水
マレイン酸、テトラクロル無水フタル酸、テトラシアノ
エチレン、テトラシアノキノンジメタン、ジニトロベン
ゼン、ニトロベンゾニトリル、クロラニル、アントラキ
ノン、ニトロ安息香酸、ニトロフルオレノンなどの電子
親和力の大きい化合物をあげることができる。
環境依存性を向上させる目的で酸化防止剤や光安定剤な
どの劣化防止剤を含有させることができる。その様な目
的に用いられる化合物としては例えば、トコフェノール
などのクロマノール誘導体およびそのエーテル化もしく
はエステル化化合物、ポリアリールアルカン化合物、ハ
イドロキノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、亜燐
酸エステル、ヒンダードフェノール化合物、ヒンダード
アミン化合物などをあげることができる。
『IRGANOX565』(チバガイギー社製)、『ス
ミライザーBHT』,『スミライザーMDP』(住友化
学工業社製)等のヒンダードフェノール化合物、『サノ
ール LS−2626』,『サノール LS−622L
D』等のヒンダードアミン化合物があげられる。
ては前述のキャリア発生層およびキャリア輸送層にあげ
たものを用いる事ができる。更にポリアミド樹脂、エチ
レン−酢ビ共重合体、ポリビニルアルコール、セルロー
ス誘導体などが有効である。
金属ドラムの他、導電性ポリマー、酸化インジウム等の
導電性化合物もしくはアルミニウム、パラジウム、金な
どの金属をからなる導電性薄膜を、紙プラステックフィ
ルム等の基体上に塗布、蒸着、ラミネート等の手段によ
り設けたものを用いることができる。
間層としては前述のバインダ樹脂として説明したような
高分子重合体、ポリビニルアルコール、エチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース等の有機高分子物質ま
たは酸化アルミニウム、酸化チタンなどより成るものを
用いることができる。
フタロシアニン結晶を用いる事によってLED光および
半導体レーザ光に対して有効な電子写真感光体を得る物
である。本発明の感光体は感度が高く、環境(湿度)依
存性のない優れたものである。以下実施例をもって本発
明の特徴を説明する。
晶(図3)3部、シリコーン樹脂(『KR−5240、
15%キシレンブタノール溶液』信越化学社製)10
部、メチルエチルケトン100部(wt)をサンドグラ
インダで粉砕分散して分散液を得た。一方、ポリアミド
樹脂(『CM8000』東レ社製)をメタノールに溶解
させアルミ蒸着ポリエステルベースに塗布して膜厚0.
2μmの下引き層を形成した。この上に前述のP型結晶
分散液を塗布して膜厚0.2μmのキャリア発生層を形
成した。一方、キャリア輸送物質(19)1部とポリカ
ーボネート樹脂(『ユーピロンZ200』三菱瓦斯化学
社製)2部(wt)およびシリコーンオイル(『KF−
54』信越化学社製)0.01部を1,2−ジクロルエ
タン15部(wt)に溶かし、これを前記のキャリア発
生層上にブレード塗布して乾燥膜厚25μmのキャリア
輸送層を形成し感光体を作った。サンプル1とする。
2で得たP型結晶に代えたほかは同様にして感光体を作
成した。サンプル2とする。
較合成例(1)で得たY型結晶に代えたほかは同様にし
て感光体を作成した。比較サンプル(1)とする。
型無金属フタロシアニンに代えたほかは同様にして感光
体を作成した。比較サンプル(2)とする。
プルをペーパアナライザEPA−8100(川口電気社
製)を用いて評価した。−80μAの放電条件で5秒間
帯電し、帯電直後の表面電位[Va]、5秒間暗中放置
後の表面電位[Vi]、表面照度が2(lux)になる
ように露光し、表面電位が1/2Viになるまでの露光
量[E1/2(lux.sec)]を求めた。さらに
式:D=(Va−Vi)/Va×100により暗所にお
ける電位の減衰率[D(%)]を求めた。結果を表1に
示す。
して本発明のP型結晶は感度、暗減衰ともに優れてい
る。比較に挙げたY型はこの方法の評価では、常温常湿
度(湿度45〜55%)で測定する限り感度に関しては
本発明の物より優れてはいる。
ラープリンタ9028(コニカ社製)改造機のドラムに
サンプル1,2および比較サンプル(1),(2)を張
り付け、サンプル1の未露光部での表面電位が約800
Vになるように帯電電極を調整した。そしてレーザ光量
を振り、各光量での表面電位を測定した。さらにこれを
湿度20%RHの雰囲気下に持っていき、同様のレーザ
パワーで表面電位の低下を見た。
これに反して本発明のP型は感度もよく電位も乗ってい
る。比較サンプル(1)であげたY型は感度こそ良いも
のの、その湿度に対する変化が大きい。これだとレーザ
光と雖も現実にはその光強度が正規分布している事(図
8)を考えると、階調を要求されるより高度の画像の再
現がその時の湿度によって変化する欠点があることを意
味する。その点、本発明のN型結晶は湿度によって感度
の変化は見られず環境の変化に強いことが判る。
例1,2の分散液、およびY型チタニルフタロシアニン
を使った比較例(1)の分散液を50℃にて20日間保
存し、これで感光体サンプルを作成した。そして(評価
1)と同様の方法で電子写真特性を測定した。その結果
を表3に示す。
サンプル1,2は性能が変化していないがY型をつかっ
た比較サンプルは感度低下が著しい。Y型は優れた結晶
であり劣化後も性能は良い部類に属するが、製造での安
定性を考えると感度の絶対値ではなく経時による変化そ
のものが問題とされる。即ち、感度の低下した塗布液は
廃棄の止むなきに至る。その点、本発明は変化がなく安
定生産に適する。
は、感度、電位の乗りがよくかつ暗所減衰が少く、湿度
安定性がよい。しかも塗料安定性がよい。
X線回折スペクトル図。
フタロシアニンのX線回折スペクトル図。
アニンのX線回折スペクトル図。
アニンのX線回折スペクトル図。
ロシアニンX線回折スペクトル図。
P型液晶並びにY型チタニルフタロシアニンのTG図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 チタニルフタロシアニンと2,3−ブタ
ンジオールの付加体化合物。 - 【請求項2】 CuKαに対するX線回折スペクトルに
おいてブラッグ角(2θ±0.2)の少なくとも9.
5,26.3度にピークを有する結晶である事を特徴と
する請求項1に記載の付加体化合物。 - 【請求項3】 チタニルフタロシアニンが下記一般式
〔I〕で表される化合物であることを特徴とする請求項
1又は2に記載の付加体化合物。 【化1】 〔式中、X1,X2,X3及びX4は水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基もしくはアルコキシ基を表し、k,l,
m及びnは0〜4の整数を表す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108496A JP2899871B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21108496A JP2899871B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6844692A Division JP2808379B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09118833A JPH09118833A (ja) | 1997-05-06 |
JP2899871B2 true JP2899871B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=16600159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21108496A Expired - Fee Related JP2899871B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2899871B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4623849B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2011-02-02 | 山梨電子工業株式会社 | フタロシアニン及びその製造方法、フタロシアニンを用いた光電変換素子及び電子写真感光体 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21108496A patent/JP2899871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09118833A (ja) | 1997-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1264978A (en) | Dual layer photoreceptor for use in electrophotography | |
JP2657836B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH04221962A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2808379B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2899871B2 (ja) | チタニルフタロシアニンと2,3−ブタンジオールの付加体化合物 | |
JP3160771B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH0782504A (ja) | フッ素置換チタニルフタロシアニン結晶および電子写真感光体 | |
JPH05273776A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3111267B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2867045B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3861481B2 (ja) | チタニルフタロシアニン結晶とそれを用いた電子写真感光体 | |
JPH05273774A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2858152B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3148955B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2657839B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH04361269A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3268464B2 (ja) | チタニルフタロシアニン結晶分散液 | |
JPH05345867A (ja) | チタニルフタロシアニン結晶分散液 | |
JP3103990B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3160779B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH05257308A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3230175B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3116195B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH04371962A (ja) | 電子写真感光体 | |
JPH02154267A (ja) | 電子写真感光体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |