JP2890097B2 - 簡易手動消火ガス噴射器具 - Google Patents
簡易手動消火ガス噴射器具Info
- Publication number
- JP2890097B2 JP2890097B2 JP13381194A JP13381194A JP2890097B2 JP 2890097 B2 JP2890097 B2 JP 2890097B2 JP 13381194 A JP13381194 A JP 13381194A JP 13381194 A JP13381194 A JP 13381194A JP 2890097 B2 JP2890097 B2 JP 2890097B2
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- Japan
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- cylinder
- guide body
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易手動消火ガス噴射
器具の分野に関するものである。
器具の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の消火ガス噴射器具は、自動式と手
動式とを併用可能としたため、機構がきわめて複雑とな
り、構成部品点数も多く、そのため製作費が昂騰せざる
を得なかった。
動式とを併用可能としたため、機構がきわめて複雑とな
り、構成部品点数も多く、そのため製作費が昂騰せざる
を得なかった。
【0003】さらに従来の消火ガス噴射器具の手動式の
ものは、自動と同一のニードル及びスプリングの強力な
圧さく方法としたために、操作を間違えて噴射しないこ
とがあった。
ものは、自動と同一のニードル及びスプリングの強力な
圧さく方法としたために、操作を間違えて噴射しないこ
とがあった。
【0004】また従来の消火ガス噴射器具は、手動、自
動共に使用済みボンベを取替えるとき、各構成部材を一
々リセットしないと、スムーズにガスボンベの装填がで
きなかった。
動共に使用済みボンベを取替えるとき、各構成部材を一
々リセットしないと、スムーズにガスボンベの装填がで
きなかった。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかるに本発明は、
第1にセフティプレートを取外し、プッシャーをどちら
かの手で叩くだけの簡単な操作で、ボンベの封板を打破
り、充填中の液体消火ガスを噴射せしめる簡単な機構
で、しかも簡単な操作で火災の元火を速やかに消火でき
るようにしたこと、第2に機構を簡単にして製作費を著
しく節減したこと、第3に使用済みボンベの交換が、一
々リセットすることなく、パイプ体及びカバーの上方に
螺着している操作機構部材を螺戻し取外すことによっ
て、使用済みボンベをきわめて容易に除去し、新規なボ
ンベとスムーズに交換できる等、すぐれた利点を併有す
るものである。
第1にセフティプレートを取外し、プッシャーをどちら
かの手で叩くだけの簡単な操作で、ボンベの封板を打破
り、充填中の液体消火ガスを噴射せしめる簡単な機構
で、しかも簡単な操作で火災の元火を速やかに消火でき
るようにしたこと、第2に機構を簡単にして製作費を著
しく節減したこと、第3に使用済みボンベの交換が、一
々リセットすることなく、パイプ体及びカバーの上方に
螺着している操作機構部材を螺戻し取外すことによっ
て、使用済みボンベをきわめて容易に除去し、新規なボ
ンベとスムーズに交換できる等、すぐれた利点を併有す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかるに本発明は、内側
に嵌挿孔を形成し、且上方開口部の下方に内径が若干大
きい上方段部を、下方開口部に前記内径よりも若干大き
い径を有する下方段部を形成したプッシャーガイド体
と、
に嵌挿孔を形成し、且上方開口部の下方に内径が若干大
きい上方段部を、下方開口部に前記内径よりも若干大き
い径を有する下方段部を形成したプッシャーガイド体
と、
【0007】前記プッシャーガイド体の上方部より突出
し、突出した外周にセフティプレートを挿込む差込み用
凹部と下方に前記上方段部に係止する鍔部を有し、底面
より内側に凹部を、中央部にネジ孔を形成したプッシャ
ーと、
し、突出した外周にセフティプレートを挿込む差込み用
凹部と下方に前記上方段部に係止する鍔部を有し、底面
より内側に凹部を、中央部にネジ孔を形成したプッシャ
ーと、
【0008】上方に撃針付きニードルが嵌挿する貫通孔
と、底面部を下方に突設してボンベの頭部が嵌挿し、且
螺着するネジ部を内側に設けたボンベの嵌挿部と、嵌挿
部の上方に噴射孔とを形成したボンベレシーバーと、
と、底面部を下方に突設してボンベの頭部が嵌挿し、且
螺着するネジ部を内側に設けたボンベの嵌挿部と、嵌挿
部の上方に噴射孔とを形成したボンベレシーバーと、
【0009】前記プッシャーと前記ボンベレシーバーと
の間に介在するスプリングと、
の間に介在するスプリングと、
【0010】ボンベを挿入し、且プッシャーガイド体に
嵌挿するパイプ体と、
嵌挿するパイプ体と、
【0011】パイプ体を被覆し、下方部に噴射孔付きノ
ズルを嵌着するカバーとを別設し、
ズルを嵌着するカバーとを別設し、
【0012】前記プッシャーガイド体の上方段部にプッ
シャーの鍔部を係止せしめてプッシャーを突出し、凹部
にセフティプレートを挿込み、撃針を下方にニードルを
貫通孔に嵌着し、ニードルの上方部をプッシャーに固着
したボンベレシーバーをプッシャーガイド体に嵌込み、
プッシャーと前記ガイド体との間にスプリングを介在す
ると共に、カバーを被覆しノズルを取着したパイプ内に
消火ガスを充填したボンベを嵌挿し、ボンベの頭部をボ
ンベレシーバーに螺着せしめ組立てたことを特徴とする
簡易手動消火ガス噴射器具である。
シャーの鍔部を係止せしめてプッシャーを突出し、凹部
にセフティプレートを挿込み、撃針を下方にニードルを
貫通孔に嵌着し、ニードルの上方部をプッシャーに固着
したボンベレシーバーをプッシャーガイド体に嵌込み、
プッシャーと前記ガイド体との間にスプリングを介在す
ると共に、カバーを被覆しノズルを取着したパイプ内に
消火ガスを充填したボンベを嵌挿し、ボンベの頭部をボ
ンベレシーバーに螺着せしめ組立てたことを特徴とする
簡易手動消火ガス噴射器具である。
【0013】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
る。
【0014】本発明の手動消火ガス噴射器具は、コンピ
ューター室、エンジンルーム、船舶、車両の原動室、配
電室、電源庫、ボイラー室、発火物のコンテナ、自動発
電室、暖房機器室、重要品の保管庫、書庫、美術品庫、
発火性電化製品、ガス製品のキャビネット等の出火に備
えて防災装備するものである。
ューター室、エンジンルーム、船舶、車両の原動室、配
電室、電源庫、ボイラー室、発火物のコンテナ、自動発
電室、暖房機器室、重要品の保管庫、書庫、美術品庫、
発火性電化製品、ガス製品のキャビネット等の出火に備
えて防災装備するものである。
【0015】そして前記室内、庫内、キャビネット内で
発火、又は引火の場合は当ガス噴射器具を作動させて火
元又は引火を防ぐものである。
発火、又は引火の場合は当ガス噴射器具を作動させて火
元又は引火を防ぐものである。
【0016】室内に火災の元火が発生したら、片手で本
発明の消火ガス噴射器具をしっかりつかみ、片手でセフ
ティプレートを引抜いてやる。
発明の消火ガス噴射器具をしっかりつかみ、片手でセフ
ティプレートを引抜いてやる。
【0017】上述のようにセフティプレートを引抜いた
後、ノズルの前方部を火災発生個所に向け、プッシャー
の向部を手の平で叩くとスプリングが縮小してニードル
が降下し、降下に比例してニードルに取着の撃針が降下
して、ボンベの封板を打破する。前記撃針が封板を打破
すると、ボンベから消火ガスが噴射して元火を消すと同
時に、瞬時にスプリングが伸脹して、プッシャーを上方
に押圧してリセットする。
後、ノズルの前方部を火災発生個所に向け、プッシャー
の向部を手の平で叩くとスプリングが縮小してニードル
が降下し、降下に比例してニードルに取着の撃針が降下
して、ボンベの封板を打破する。前記撃針が封板を打破
すると、ボンベから消火ガスが噴射して元火を消すと同
時に、瞬時にスプリングが伸脹して、プッシャーを上方
に押圧してリセットする。
【0018】本発明の消火ガス噴射器具は、ボンベに充
填されている液体ガスの量にもよるが、火災発生個所と
の距離が2m50cm以下ならば、広い室内でも、直接
火災の火元の個所に噴射させて消火が可能である。
填されている液体ガスの量にもよるが、火災発生個所と
の距離が2m50cm以下ならば、広い室内でも、直接
火災の火元の個所に噴射させて消火が可能である。
【0019】本発明の噴射器具は、初期消火を目的とし
ているもので、構造簡単で、操作が何人でも十分可能で
ある。
ているもので、構造簡単で、操作が何人でも十分可能で
ある。
【0020】さらに本発明の噴射器具の装着個所は、前
述のとおりであって、万一火災が発生したときは、ドア
の外側に出て上述のように前記噴射器具を手で握持して
室外に出て、セフティプレートを引抜き、ノズルの前方
部を火災方向に向け、プッシャーを手で叩く。その際撃
針がボンベの封板を打破り、液体ガスが噴射される。
述のとおりであって、万一火災が発生したときは、ドア
の外側に出て上述のように前記噴射器具を手で握持して
室外に出て、セフティプレートを引抜き、ノズルの前方
部を火災方向に向け、プッシャーを手で叩く。その際撃
針がボンベの封板を打破り、液体ガスが噴射される。
【0021】噴射されたガスは噴射孔よりパイプ内に充
満し、パイプ下方部とボンベとの間に形成されている間
隙部よりボンベ下方の噴射孔より強力に噴射され、燃焼
物の元火を急速に冷却して冷却消火を行う。
満し、パイプ下方部とボンベとの間に形成されている間
隙部よりボンベ下方の噴射孔より強力に噴射され、燃焼
物の元火を急速に冷却して冷却消火を行う。
【0022】さらにボンベから噴射された液体ガスが気
化して気化ガスとなり、その気化ガスが爆発的な拡大量
となって、室内又は庫内等を酸欠状態にする。その酸欠
は、酸欠消火に必要な、いわゆる消火目的の室内の21
%の酸素を15%以下に減少できる計算の室内又は庫内
を計算とするものであり、そのリューベー計算にともな
った本数の打ち込みを行うものとする。
化して気化ガスとなり、その気化ガスが爆発的な拡大量
となって、室内又は庫内等を酸欠状態にする。その酸欠
は、酸欠消火に必要な、いわゆる消火目的の室内の21
%の酸素を15%以下に減少できる計算の室内又は庫内
を計算とするものであり、そのリューベー計算にともな
った本数の打ち込みを行うものとする。
【0023】また本発明の液体ガス手動噴射器具は、封
板が打ち破られてから前記ガスが噴射するまでの時間
は、従来の消火器の機構と全く異なり、きわめて強圧の
ためスピードと拡散が計られ、さらに最後まで圧力も減
ぜずに噴射気化し、冷却消火活動をすると同時に、気化
ガスの爆発的な大量化によって酸欠状態を作って消火活
動をなさしめる機能を有している。
板が打ち破られてから前記ガスが噴射するまでの時間
は、従来の消火器の機構と全く異なり、きわめて強圧の
ためスピードと拡散が計られ、さらに最後まで圧力も減
ぜずに噴射気化し、冷却消火活動をすると同時に、気化
ガスの爆発的な大量化によって酸欠状態を作って消火活
動をなさしめる機能を有している。
【0024】また本発明の液体ガスの噴射に伴う気化ガ
スによって、室内の各種設備や重要品、書類等を水びだ
しにして汚損するようなことが全く存しないものであ
る。
スによって、室内の各種設備や重要品、書類等を水びだ
しにして汚損するようなことが全く存しないものであ
る。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を説明する。aは本発明の簡
易手動消火ガス噴射器具である。
易手動消火ガス噴射器具である。
【0026】1は上方に封板2を設け、内部に開封して
気化すると超マイナス温度(−30℃〜−40℃)にな
る炭酸系又は窒素系の液体ガスを充填したボンベであ
る。この液体ガスは、気化直時前記のように超マイナス
温度(−30℃〜−40℃)に冷却するし、液化の60
cc量×500倍の気化量であること、さらに酸欠状態
にするには、21%の酸素を15%に減少すれば消火さ
れることになっているので、気化量が室内等の広さに応
じて約4分の1になるように計算して、数量装備を計
る。3は頭部の外周に設けたネジであり、以上をもって
ボンベ1を構成する。
気化すると超マイナス温度(−30℃〜−40℃)にな
る炭酸系又は窒素系の液体ガスを充填したボンベであ
る。この液体ガスは、気化直時前記のように超マイナス
温度(−30℃〜−40℃)に冷却するし、液化の60
cc量×500倍の気化量であること、さらに酸欠状態
にするには、21%の酸素を15%に減少すれば消火さ
れることになっているので、気化量が室内等の広さに応
じて約4分の1になるように計算して、数量装備を計
る。3は頭部の外周に設けたネジであり、以上をもって
ボンベ1を構成する。
【0027】4はボンベ1を収納したパイプ体、5は上
下両開口部6、7の外周に刻設したネジ、8はパイプ体
4の被覆したカバーである。
下両開口部6、7の外周に刻設したネジ、8はパイプ体
4の被覆したカバーである。
【0028】9は内側に嵌挿孔10を形成し、且上方開
口部11の下方に内径が若干大きい上方段部12を、下
方開口部13に前記内径よりも若干大きい径を有する下
方段部14を形成したプッシャーガイド体である。
口部11の下方に内径が若干大きい上方段部12を、下
方開口部13に前記内径よりも若干大きい径を有する下
方段部14を形成したプッシャーガイド体である。
【0029】15は前記プッシャーガイド体9の上方部
より突出し、突出した外周にセフティプレート16を挿
込む差込み用凹部17と、下方に前記上方段部12に係
止する鍔部18を有し、底面より内側方に凹部19を、
中央部にネジ孔20を形成したプッシャーである。
より突出し、突出した外周にセフティプレート16を挿
込む差込み用凹部17と、下方に前記上方段部12に係
止する鍔部18を有し、底面より内側方に凹部19を、
中央部にネジ孔20を形成したプッシャーである。
【0030】21は上方に撃針22付きニードル23が
嵌挿する貫通孔24と、底面部25を下方に突設してボ
ンベ1の頭部が嵌挿し、且螺着するネジ部26を内側に
設けたボンベ1の嵌挿部27と、嵌挿部27の上方に噴
射孔28とを形成したボンベレシーバーである。
嵌挿する貫通孔24と、底面部25を下方に突設してボ
ンベ1の頭部が嵌挿し、且螺着するネジ部26を内側に
設けたボンベ1の嵌挿部27と、嵌挿部27の上方に噴
射孔28とを形成したボンベレシーバーである。
【0031】29は前記プッシャー15と前記ボンベレ
シーバー21との間に介在するスプリングである。
シーバー21との間に介在するスプリングである。
【0032】30はボンベ1を挿入したパイプ体4を被
覆し、パイプ体4の下方部に螺着した噴射孔31付きノ
ズルである。
覆し、パイプ体4の下方部に螺着した噴射孔31付きノ
ズルである。
【0033】32はパッキン、33はOリング、34は
ワッシャー、35はOリングである。
ワッシャー、35はOリングである。
【0034】本発明の消火ガス噴射器具は、以上のよう
な構成部材をもって構成されている。さらに上述の各構
成部材を組立てると、図面図示のとおりとなる。
な構成部材をもって構成されている。さらに上述の各構
成部材を組立てると、図面図示のとおりとなる。
【0035】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0036】本発明は、片手で本発明の消火噴射器具を
握持し、しかる後差込んでいたセフティプレートを抜き
とり、ノズルの噴射孔を火災発生個所の方向に向け、直
ちにプッシャー部の上方部を片手で叩くと、プッシャー
部とボンベレシーバーの間に介在しているスプリングが
プッシャー部の凹部に嵌挿し、さらにスプリングがボン
ベレシーバーの頭部に嵌り込んでいるので、スプリング
の揺動がなく、プッシャー部を片手で叩いたとき、下方
のボンベレシーバーを均一したスプリングの押圧力でニ
ードルが降下して撃針がボンベの封板を打破り、ボンベ
に充填中の液体ガスを噴射せしめ、液体ガスの特性であ
る気化による超マイナス温度に冷却する性質を利用し
て、室内等に発生している高温を冷却せしめて冷却消火
活動を行わしめたこと、さらに気化ガスが爆発的に大量
化することによって室内等の酸欠状態を惹起し、この酸
欠状態によって室内の消火活動を行わしめるものであ
る。
握持し、しかる後差込んでいたセフティプレートを抜き
とり、ノズルの噴射孔を火災発生個所の方向に向け、直
ちにプッシャー部の上方部を片手で叩くと、プッシャー
部とボンベレシーバーの間に介在しているスプリングが
プッシャー部の凹部に嵌挿し、さらにスプリングがボン
ベレシーバーの頭部に嵌り込んでいるので、スプリング
の揺動がなく、プッシャー部を片手で叩いたとき、下方
のボンベレシーバーを均一したスプリングの押圧力でニ
ードルが降下して撃針がボンベの封板を打破り、ボンベ
に充填中の液体ガスを噴射せしめ、液体ガスの特性であ
る気化による超マイナス温度に冷却する性質を利用し
て、室内等に発生している高温を冷却せしめて冷却消火
活動を行わしめたこと、さらに気化ガスが爆発的に大量
化することによって室内等の酸欠状態を惹起し、この酸
欠状態によって室内の消火活動を行わしめるものであ
る。
【0037】さらに本発明は、従来の消火ガス噴射器具
と異なり、手動式のためバネ機構もなく、簡単な機構に
したので、製作費が著しく安価となった。
と異なり、手動式のためバネ機構もなく、簡単な機構に
したので、製作費が著しく安価となった。
【0038】また本発明は、片手等で握持できる程度の
コンパクトな重量なので、約2m50cm程度の距離で
も、十分噴射ガスによる火元消火が可能である等、従来
の消火ガス噴射器具の分野には全くなかったきわめてす
ぐれた利点を併有するものである。
コンパクトな重量なので、約2m50cm程度の距離で
も、十分噴射ガスによる火元消火が可能である等、従来
の消火ガス噴射器具の分野には全くなかったきわめてす
ぐれた利点を併有するものである。
【0039】さらに本発明は、パイプ及びカバーとプッ
シャーガイド体とを離脱することによって、使用済みボ
ンベを取りはずし、メカニズムをリセットすることなく
きわめて容易に新規なボンベに交換し、連続操作をする
ことができる利点を有している。
シャーガイド体とを離脱することによって、使用済みボ
ンベを取りはずし、メカニズムをリセットすることなく
きわめて容易に新規なボンベに交換し、連続操作をする
ことができる利点を有している。
【図1】本発明簡易手動消火ガス噴射器具の一部切欠縦
断正面図である。
断正面図である。
【図2】同器の要部の一部切欠拡大縦断正面図である。
【図3】同器の作動状態を示す一部切欠拡大縦断面図で
ある。
ある。
【図4】同器の使用状態を示す図である。
a・・・簡易手動消火ガス噴射器具 1・・・ボンベ
2・・・封板 3、5・・・ネジ 4・・・パイプ体 6、7・・
・上下両開口部 8・・・カバー 9・・・プッシャーガイド体 1
0・・・嵌挿孔 11・・・上方開口部 12・・・上方段部 13
・・・下方開口部 14・・・下方段部 15・・・プッシャー 16
・・・セフティプレート 17・・・差込み用凹部 18・・・鍔部 19・
・・凹部 20・・・ネジ孔 21・・・ボンベレシーバー
22・・・撃針 23・・・ニードル 24・・・貫通孔 25・・
・底面部 26・・・ネジ部 27・・・嵌挿部 28、31
・・・噴射孔 29・・・スプリング 30・・・ノズル 32・
・・パッキン 33、35・・・Oリング 34・・・ワッシャー
2・・・封板 3、5・・・ネジ 4・・・パイプ体 6、7・・
・上下両開口部 8・・・カバー 9・・・プッシャーガイド体 1
0・・・嵌挿孔 11・・・上方開口部 12・・・上方段部 13
・・・下方開口部 14・・・下方段部 15・・・プッシャー 16
・・・セフティプレート 17・・・差込み用凹部 18・・・鍔部 19・
・・凹部 20・・・ネジ孔 21・・・ボンベレシーバー
22・・・撃針 23・・・ニードル 24・・・貫通孔 25・・
・底面部 26・・・ネジ部 27・・・嵌挿部 28、31
・・・噴射孔 29・・・スプリング 30・・・ノズル 32・
・・パッキン 33、35・・・Oリング 34・・・ワッシャー
Claims (1)
- 【請求項1】内側に嵌挿孔を形成し、且上方開口部の下
方に内径が若干大きい上方段部を、下方開口部に前記内
径よりも若干大きい径を有する下方段部を形成したプッ
シャーガイド体と、 前記プッシャーガイド体の上方部より突出し、突出した
外周にセフティプレートを挿込む差込み用凹部と下方に
前記上方段部に係止する鍔部を有し、底面より内側に凹
部を、中央部にネジ孔を形成したプッシャーと、 上方に撃針付きニードルが嵌挿する貫通孔と、底面部を
下方に突設してボンベの頭部が嵌挿し、且螺着するネジ
部を内側に設けたボンベの嵌挿部と、嵌挿部の上方に噴
射孔とを形成したボンベレシーバーと、 前記プッシャーと前記ボンベレシーバーとの間に介在す
るスプリングと、 ボンベを挿入し、且プッシャーガイド体に嵌挿するパイ
プ体と、 パイプ体を被覆し、下方部に噴射孔付きノズルを嵌着す
るカバーとを別設し、 前記プッシャーガイド体の上方段部にプッシャーの鍔部
を係止せしめてプッシャーを突出し、凹部にセフティプ
レートを挿込み、撃針を下方にニードルを貫通孔に嵌着
し、ニードルの上方部をプッシャーに固着したボンベレ
シーバーをプッシャーガイド体に嵌込み、プッシャーと
前記ガイド体との間にスプリングを介在すると共に、カ
バーを被覆しノズルを取着したパイプ内に消火ガスを充
填したボンベを嵌挿し、ボンベの頭部をボンベレシーバ
ーに螺着せしめ組立てたことを特徴とする簡易手動消火
ガス噴射器具。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13381194A JP2890097B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 簡易手動消火ガス噴射器具 |
TW084104976A TW287112B (ja) | 1994-05-24 | 1995-05-19 | |
US08/446,051 US5615743A (en) | 1994-05-24 | 1995-05-19 | Fire extinguisher |
EP95401216A EP0684053A1 (en) | 1994-05-24 | 1995-05-24 | Fire extinguisher |
KR1019950013006A KR950031354A (ko) | 1994-05-24 | 1995-05-24 | 소화기 |
US08/735,246 US5676190A (en) | 1994-05-24 | 1996-10-22 | Fire extinguisher |
US08/840,539 US5848649A (en) | 1994-05-24 | 1997-04-22 | Fire extinguisher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13381194A JP2890097B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 簡易手動消火ガス噴射器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313615A JPH07313615A (ja) | 1995-12-05 |
JP2890097B2 true JP2890097B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15113599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13381194A Expired - Fee Related JP2890097B2 (ja) | 1994-05-24 | 1994-05-24 | 簡易手動消火ガス噴射器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890097B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007135825A1 (ja) | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Hideo Yoshida | 消火ガス噴射器 |
WO2009050847A1 (ja) | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Hideo Yoshida | 消火ガス噴射器具 |
WO2011121889A1 (ja) | 2010-03-30 | 2011-10-06 | Yoshida Hideo | 消火ガス噴射器 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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