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JP2885389B2 - 繊維処理組成物 - Google Patents

繊維処理組成物

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JP2885389B2
JP2885389B2 JP35231492A JP35231492A JP2885389B2 JP 2885389 B2 JP2885389 B2 JP 2885389B2 JP 35231492 A JP35231492 A JP 35231492A JP 35231492 A JP35231492 A JP 35231492A JP 2885389 B2 JP2885389 B2 JP 2885389B2
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博司 大橋
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維処理組成物に関し、
特に、繊維に優れた柔軟性、親水性を付与することがで
きると共に、熱及び紫外線による黄変が極めて少ない繊
維処理組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、各種繊維製品に柔軟性や平滑性
等を付与する為の処理剤として、ジメチルポリシロキサ
ン、エポキシ基含有ポリシロキサン、アミノ基含有ポリ
シロキサン等の各種のオルガノポリシロキサンが幅広く
使用されており、中でも、特に良好な柔軟性を付与し得
ることから、アミノ基含有ポリシロキサンが最も多く用
いられている。
【0003】しかしながら、アミノ基含有ポリシロキサ
ンを用いた場合には、そのアミノ基が熱や紫外線等によ
って酸化されるために、処理物の色調が変化するという
重大な欠点を有している。上記の欠点を改善するため
に、例えば、アミノ基含有ポリシロキサンと、有機酸無
水物若しくは塩化物(特開昭57−101076)、高
級脂肪酸(特開平1−306683)、カーボネート
(特開平2−47371)等と反応させることにより、
アミノ基を変性することが提案されてきた。
【0004】しかしながら、これらの場合には、変性前
のアミノ基含有ポリシロキサンに比べて変色についての
改良は認められるものの、その効果はまだ不充分である
上、処理される繊維に柔軟性や平滑性等を付与するとい
う、アミノ基含有ポリシロキサンが本来有する特性が損
なわれる傾向があるという欠点があった。そこで、アミ
ノ基含有ポリシロキサンと(メタ)アクリル酸エステル
系化合物を特定の範囲で反応させることにより、柔軟性
の低下を抑制することは可能であるが(特開平4−11
9174)、黄変性を改良する目的で反応量を増加させ
ると柔軟性が低下するという欠点があった。
【0005】また、一般に、アミノ基含有ポリシロキサ
ンによる処理物は撥水性となるので、本来親水性を有す
る繊維であっても処理された後は疎水性を示し、例えば
発汗時の吸汗作用がほとんど失われてしまうという欠点
もあった。この点については、例えば、アミノ基及びポ
リオキシアルキレン基を同一ポリシロキサン分子中に含
有させることによって改良される(特開昭第57−17
1768)が、ポリオキシアルキレン基を含有させるこ
とにより、柔軟性及び平滑性等を大幅に低下させるとい
う欠点を生ずる。
【0006】前述した黄変の改良と共に親水性を付与す
る方法としては、アミノ基含有ポリシロキサンとモノエ
ポキシ化合物とを反応させる方法もあるが、(特開昭5
9−179887)、この場合も、前述した種々の方法
の場合と同様に、処理された繊維の柔軟性が低下すると
いう欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、柔軟性及
び親水性が良好であると共に、処理後の繊維の黄変が極
めて少ない繊維処理組成物は未だ知られていない。そこ
で、本発明者等は、繊維に柔軟性及び親水性を付与する
と共に、処理後の繊維の黄変が極めて少ない繊維処理剤
について鋭意検討した結果、アミノ基含有ポリシロキサ
ンと、エポキシ化合物及び(メタ)アクリル酸エステル
との反応物を主成分とする繊維処理剤が極めて優れてい
ることを見出し、本発明に到達した。従って、本発明の
目的は、繊維に柔軟性及び親水性を付与することができ
ると共に、熱や紫外線等による処理後の繊維の黄変が起
こり難い繊維処理剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
下記化3で表されるアミノ基含有ポリシロキサンと、
下記化4で表されるエポキシ化合物、及び、CH=
CR7 −COO−R8で表される(メタ)アクリル酸エ
ステル(但し、式中のR7 は、水素原子又はメチル基、
8 は炭素数1〜20の置換若しくは非置換の一化炭化
水素基である)とを前記エポキシ化合物と(メタ)アク
リル酸エステルとのモル比/が10/90〜90/
10であると共に、エポキシ化合物と(メタ)アクリル
酸エステルの合計量が、前記アミノ基含有ポリシロキサ
ンが有する全NH基に対して50モル%以上となるよう
に反応させて得られる反応物を主成分として成る繊維処
理組成物によって達成された。
【0009】
【化3】 化3中のRは、炭素数1〜20の置換若しくは非置換の
一価炭化水素基、Aは式−R1 −(NR2 −R3 a
NHR4 (式中のR1 及びR3 は、炭素数1〜8の置換
若しくは非置換の二価炭化水素基、R2 及びR4 は水素
原子、又は炭素数1〜20の置換若しくは非置換の一価
炭化水素基、aは0〜4の整数である)で表される基、
XはR、A又は−OR5 (式中、R5 は水素原子又は炭
素数1〜8の置換若しくは非置換の一価炭化水素基であ
る)で表される基、mは10〜1,000の整数、nは
0〜100の整数であり、n=0の場合、Xの少なくと
も1個はAである。
【0010】
【化4】 化4中のR6 は、水素原子、又はエーテル結合を含み得
る炭素数1〜20の置換若しくは非置換の一価炭化水素
基である。
【0011】アミノ基含有ポリシロキサンにおけるRの
具体例としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシル、ド
デシル、テトラデシル、オクタデシル等のアルキル基、
ビニル、アリル等のアルケニル基、シクロペンチル、シ
クロヘキシル等のシクロアルキル基、フェニル、トリ
ル、ナフチル等のアリール基、又はこれらの基が、部分
的にハロゲン原子や任意の有機基等で置換された基を挙
げることが出来る。
【0012】Aで表されるアミノ基におけるR1 及びR
3 としては、アルキレン基、アリーレン基、アルケニレ
ン基等を例示することが出来、R2 及びR4 としては、
水素原子、又は前記Rと同様の基を例示することが出来
る。本発明で使用するアミノ基含有ポリシロキサンの具
体例としては、下記化5〜化10で表されるポリシロキ
サンを挙げることが出来るが、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
【0013】
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【0014】本発明における、前記化4で表されるエポ
キシ化合物中のR6 の具体例としては、アミノ基含有ポ
リシロキサン中におけるRの具体例として前記した基と
同様の基、及びポリオキシアルキレン基等を挙げること
が出来るが、特に親水性の向上という観点から、R6
水素原子又はポリオキシエチレン基であることが好まし
い。前記化4で表されるエポキシ化合物の具体例として
は、例えば下記化11〜化15で表される化合物を挙げ
ることができる。
【0015】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【0016】次に、CH2 =CR7 −COO−R8 で表
される(メタ)アクリル酸エステルについて説明する。
上式中のR7 は水素原子又はメチル基であり、R8 は炭
素数1〜20の置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
あることは前述した通りであるが、R8 の具体例として
は、化3で表されるアミノ基含有ポリシロキサンにおけ
るRと同様の基を挙げることが出来る。
【0017】この様な(メタ)アクリル酸エステルとし
ては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2エチルヘキシル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸2ヒドロキシエチル等、及び同様な
メタクリル酸エステル類を例示することが出来る。
【0018】本発明の組成物において、エポキシ化合物
は、下記化16で示される如く、アミノ基含有ポリシロ
キサンと反応し、エポキシ基が開環する。この反応によ
って生じた水酸基が反応物に親水性を付与する。
【化16】
【0019】また、(メタ)アクリル酸エステルは、下
記化17で示す様に、化3で表されるアミノ基含有ポリ
シロキサンと反応し、従来に無く、独特のぬめり感と共
に柔軟性を繊維に付与することが可能となる。特に、化
4で表される前記エポキシ化合物と併せて反応させた場
合におけるその特性、並びに処理物の黄変性に対する改
良は顕著である。
【化17】
【0020】尚、アミノ基含有ポリシロキサンとの反応
性の観点から、R7 は水素原子であることが好ましい。
また、処理物の黄変を極めて少なくする為には、化3で
表されるアミノ基含有ポリシロキサン中の全NH基に対
して、エポキシ化合物及び(メタ)アクリル酸エステル
を、合計量で50モル%以上反応させることが必要であ
り、特に80モル%以上反応させることが好ましい。
【0021】また、化4で表されるエポキシ化合物と前
記の(メタ)アクリル酸エステルを併用して反応させた
場合の相乗効果の観点から、エポキシ化合物又は(メ
タ)アクリル酸エステルとの反応比率が、モル比で10
/90〜90/10であることが必要であり、特に30
/70〜70/30であることが好ましい。10/90
より小さいと親水性が低下し、90/10より大きい
と、柔軟性が低下する。
【0022】アミノ基含有ポリシロキサンとエポキシ化
合物及び(メタ)アクリル酸エステルとの反応方法は、
通常、エポキシ化合物か(メタ)アクリル酸エステルの
どちらかを、先にアミノ基含有ポリシロキサンと反応さ
せ、次いで他方を反応させれば良いが、いずれの場合
も、50〜100℃で1〜10時間反応させれば十分で
ある。
【0023】本発明の繊維処理組成物は、上記の通り、
アミノ基含有ポリシロキサンとエポキシ化合物及び(メ
タ)アクリル酸エステルとの反応物を主成分として成る
ものであるが、その特性を阻害しない範囲においては、
他の繊維用薬剤、例えば防シワ剤、難燃剤、帯電防止剤
等を添加しても何等差支えない。
【0024】本発明の繊維処理組成物を用いて各種繊維
製品を処理するに当たっては、本組成物を適当な溶剤を
用いて希釈し、所望の濃度に調整するか、界面活性剤を
用いて水中に乳化分散し、エマルジョンの形態にした後
に、水で希釈して所望の濃度に調整し、浸漬、スプレ
ー、ロールコート等の手段により繊維に付着させ、乾燥
させれば良い。
【0025】この場合の付着量については、特に制限は
無いが、通常、布に対し、0.1〜5.0重量%程度で
充分である。尚、エマルジョン化する際に使用される界
面活性剤としては、アルキル硫酸ナトリウム、アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアニオン系界面活性
剤;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル等のノニオン系界面活性剤;第4級アンモニウ
ム塩等のカチオン系界面活性剤等を使用することが出来
る。
【0026】また、本発明の繊維処理組成物で処理され
る繊維若しくは繊維製品についても特に限定は無く、
綿、絹、麻、ウール等の天然繊維はもとより、ポリエス
テル、ナイロン、アクリル等の合成繊維及びこれらを用
いた繊維製品に対しても有効である。更に、本発明の組
成物を、金型用離型剤や艶出し剤等として使用すること
もできる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の繊維処理組
成物は、エポキシ基が開環して生じた水酸基によって被
処理物に親水性を付与することができるのみならず、ア
ミノ基含有ポリシロキサンと(メタ)アクリル酸エステ
ルの反応による独特のぬめり感及び柔軟性を被処理物に
付与することができる上、熱や紫外線に対して安定であ
るので、これらによる黄変が少ない。即ち、本発明の繊
維処理剤は、従来同時に満足させることのできなかった
全ての要求を同時に満足させることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0029】実施例1.攪拌装置、温度計、還流冷却器
及び窒素ガス導入管の付いた容量1リットルのフラスコ
に、下記化18で表されるアミノ基含有ポリシロキサン
390.4g、アクリル酸エチル15.0g(全NH基
に対し、50モル%)及びイソプロピルアルコール10
0.0gを仕込み、窒素ガスを導入しながら、攪拌下、
80℃で5時間反応させた後、ガスクロマトグラフィに
よりアクリル酸エチルの消失を確認した。
【化18】
【0030】次いで、下記化19で表されるエポキシ化
合物11.1g(全NH基に対し、50モル%)をフラ
スコ内に添加し、攪拌下、60℃で5時間反応させた
後、同様に、ガスクロマトグラフィによりフラスコ内の
未反応エポキシ化合物の消失を確認した。
【化19】
【0031】反応終了後、10mmHgの減圧下、80
℃で2時間、低沸点留分の除去を行ったところ、粘度
2,400cp(25℃)で、屈折率1.4120(2
5℃)のオイルが得られた。得られたオイル300g
を、乳化剤としてポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル(HLB=13.2)50gを用い、ホモミキサ
ーを使用して水650g中に乳化分散させ、エマルジョ
ンを調製した。
【0032】得られたエマルジョンに水を加えて1%に
希釈し、蛍光染料にて処理された綿ブロード布を浸漬し
た後、絞り率100%の条件でロールを用いて絞り、次
いで、100℃で2分、更に150℃で2分の加熱処理
を行った。得られた処理布の柔軟性を手触りにて評価し
たところ、ぬめり感のある、極めて柔軟性に富んで良好
な風合いであった。
【0033】次に、上記処理布の上にスポイトによって
約50μlの水滴を載せ、その水滴が布に吸収される迄
の時間を測定することによって親水性を評価したとこ
ろ、吸収される迄の時間は5秒であり、親水性が良好で
あることが実証された。処理布を、更に200℃で5分
間加熱した後、測色色差計(日本電色工業社製、モデル
1001DP)によりb値を測定して黄変性を評価し
た。b値は、−3.7であり、前記の熱処理によっても
黄変しないことが実証された。尚、b値が+側で数値が
大きい程黄変が大きく、一側で数値が大きい程黄変が少
ない(青(−)←b値→(+)黄)。
【0034】比較例1.実施例1で使用したオイル30
0gの代わりに、実施例1で反応の出発物質として使用
したアミノ基含有ポリシロキサン300gを使用した他
は、実施例1と全く同様にしたところ、柔軟性について
は、実施例1の場合と同様に良好であったが、水滴吸収
時間は300秒以上と親水性が乏しい上、b値が+2.
1であり、黄変がひどいことが確認された。尚、未処理
のものは、水滴吸収時間が0秒、b値が−3.8と親水
性及び黄変性については極めて良好であるものの、手触
りは粗硬で柔軟性に欠けるものであった。以上の結果は
表1にまとめた通りである。
【0035】
【表1】
【0036】実施例2〜3及び比較例2〜3.アクリル
酸エチルとエポキシ化合物の比率を表2の如く変えたこ
と以外は、実施例1と全く同様にして繊維処理組成物を
作製し、評価を行った。結果は表2に示した通りであ
る。
【0037】実施例4.実施例1で使用した、化18で
表されるアミノ基含有ポリシロキサンの代わりに、下記
化20で表されるアミノ基含有ポリシロキサンを使用す
ると共に、アクリル酸エチルをアクリル酸2エチルヘキ
シルに変えたこと以外は、実施例1と全く同様にして繊
維処理組成物を得た。評価結果は表2に示した通りであ
る。
【化20】
【0038】実施例5.実施例1で使用した、アミノ基
含有ポリシロキサンの代わりに、下記化21で表される
アミノ基含有ポリシロキサンを使用すると共に、アクリ
ル酸エチルをメタクリル酸メチルに、化19で表される
エポキシ化合物を下記化22で表されるエポキシ化合物
に変更した他は、実施例1と全く同様にして繊維処理組
成物を得た。その評価結果は表2に示した通りである。
【0039】
【化21】
【化22】
【0040】
【表2】
【0041】尚、表1及び表2中の柔軟性において、○
印は、ぬめり感のある、極めて柔軟性に富んだ風合い、
△印は、殆んどぬめり感のない、やや粗硬で芯の残る風
合い、×印は、粗硬で柔軟性の全く無い風合いを意味す
る。以上の実施例、比較例の結果から、本発明の繊維処
理剤で各種繊維製品を処理することにより、柔軟性、親
水性及び耐黄変性の各特性がバランス良く付与されるこ
とが実証された。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−75184(JP,A) 特開 平2−154076(JP,A) 特開 平2−210073(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06M 13/00 - 15/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1で表されるアミノ基含有ポリ
    シロキサンと、下記化2で表されるエポキシ化合物、
    及び、CH=CR7 −COO−R8 で表される(メ
    タ)アクリル酸エステル(但し、式中のR7 は、水素原
    子又はメチル基、R8 は炭素数1〜20の置換若しくは
    非置換の一化炭化水素基である)とを、前記エポキシ化
    合物と(メタ)アクリル酸エステルとのモル比/が
    10/90〜90/10であると共に、エポキシ化合物
    と(メタ)アクリル酸エステルの合計量が、前記アミノ
    基含有ポリシロキサンが有する全NH基に対して50モ
    ル%以上となるように反応させて得られる反応物を主成
    分として成る繊維処理組成物。 【化1】 化1中のRは、炭素数1〜20の置換若しくは非置換の
    一価炭化水素基、Aは式−R1 −(NR2 −R3 a
    NHR4 (式中のR1 及びR3 は、炭素数1〜8の置換
    若しくは非置換の二価炭化水素基、R2 及びR4 は水素
    原子、又は炭素数1〜20の置換若しくは非置換の一価
    炭化水素基、aは0〜4の整数である)で表される基、
    XはR、A又は−OR5 (式中、R5 は水素原子又は炭
    素数1〜8の置換若しくは非置換の一価炭化水素基であ
    る)で表される基、mは10〜1,000の整数、nは
    0〜100の整数であり、n=0の場合Xの少なくとも
    1個はAである。 【化2】 化2中のR6 は、水素原子、又はエーテル結合を含み得
    る炭素数1〜20の置換若しくは非置換の一価炭化水素
    基である。
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