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JP2876709B2 - 電子チューナの選局回路 - Google Patents

電子チューナの選局回路

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Publication number
JP2876709B2
JP2876709B2 JP12732290A JP12732290A JP2876709B2 JP 2876709 B2 JP2876709 B2 JP 2876709B2 JP 12732290 A JP12732290 A JP 12732290A JP 12732290 A JP12732290 A JP 12732290A JP 2876709 B2 JP2876709 B2 JP 2876709B2
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JP
Japan
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tuning
voltage
band
electronic tuner
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JP12732290A
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JPH0422213A (ja
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明 藤島
美秋 逸見
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機,ビデオテープレコーダ
などに用いる電子チューナの選局回路に関する。
従来の技術 近年、従来チューナを用いたテレビジョン受像機やビ
デオテープレコーダが普及している。
以下、従来の電子チューナの選局回路について、図面
を参照しながら説明する。第4図は、従来の電子チュー
ナの選局回路の構成を示すブロック図であり、第3図
は、VHFチャンネルをサーチ選局するときのサーチ電圧
の時間変化を示すグラフである。
第4図において、1は電子チューナ、9はVIF、14は
サーチ選局回路部で電子チューナ1を制御してテレビジ
ョン信号を受信する。選曲操作部19にはアップサーチボ
タンとダウンサーチボタンがあり、それぞれのボタン操
作により電子チューナ1の同調電圧を順次増加または減
少させることができる。また、15はバンド切り替え回路
部であり、VIFローバンド用電源端子3,VHFハイバンド用
電源端子4,UHFバンド用電源端子5に接続され、受信バ
ンドの選択を行う。
サーチ選局するときには、開ループ動作となって同調
電圧掃引回路部18より出力される順次増加または減少す
る同調電圧が電子チューナ1の同調電圧用端子7に加え
られる。アップサーチ時(同調電圧が順次増加)にVHF
ローバンドで同調電圧が上がりきった後には次にVHFハ
イバンドで低い同調電圧からはじまり、ダウンサーチ時
(同調電圧が順次減少)にVHFハイバンドで同調電圧が
下がりきった後には、次にVHFローバンドで高い同調電
圧からはじまるように入力制御回路部16より制御され
る。
次に、実際にテレビジョン信号を同調する動作につい
て説明する。電子チューナ1がテレビジョン電波をサー
チ中に受信すると、VIF9の同期信号出力端子13からの同
期信号と、AFT電圧端子12からのAFT電圧変化が、選局制
御部14の選局制御回路部17に入力され、同調電圧掃引回
路部18より出力される同調電圧にフィードバックをかけ
てAFT動作を行うことでテレビジョン信号を引き込んで
同調状態に入る。
このとき、VIF9のRF−AGC出力端子10よりの出力は、
電子チューナ1のRF−AGC端子6につながれており、電
子チューナ1のIF出力端子8よりの出力レベルを一定レ
ベル以下になるように働くものであるが、電子チューナ
1の入力端子2に強入力のテレビ信号が加わっている
と、サーチ選局中においてはIF出力端子8から多くのス
プリアス信号が出ている状態のままであり、正常なサー
チ選局動作ができなくなる場合が起こる。
第3図にサーチ選局中の国内チャンネルでの同調電圧
の動きを示す。第3図はVHFハイバンドからVHFローバン
ドにサーチ選局中の場合の同調電圧用端子7に印加され
るサーチ電圧の動きを示し、VHFハイバンドからVHFロー
バンドに切り替わったときにVHFローバンドの上限電圧
から低い電圧へと順次変化し、ch3,ch1に対応する同調
電圧が途中に存在する。このVHFローバンドの上限電圧
は装置ごとにバラツキがあり、その要因はVHFハイバン
ドの下限電圧、同調電圧掃引回路部18の感度、電子チュ
ーナ1とVIF9とサーチ選局回路部14の応答性などであ
る。この電圧バラツキのため、この近辺に発生するスプ
リアスを確実に避けることができない現状にある。すな
わち、電子チューナ1に強入力のテレビジョン信号が加
わると、IF出力端子8から多くのスプリアス信号がでる
が、特にVHFローチャンネルテレビジョン信号が入る
と、そのスプリアス信号を同調できる電圧が、VHFロー
バンドの上限電圧より少し低い電圧または少し高い電圧
の所に存在してしまう。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電子チューナの選局回路では、VHF
チャンネルをサーチ選局中において、たとえばハイバン
ドからローバンドへ切り替わったときに、多くのスプリ
アス信号を引き込もうとしてにせの信号で選局したり、
最悪の場合ではハイバンドからローバンドに切り替わら
なくなってローチャンネルが選局できなくなったりする
場合が発生する。これはローバンドからハイバンドへ切
り替わったときも同じ現象が発生する。
本発明はこのような課題を解決するもので、VHFチャ
ンネルのローバンドとハイバンド切り替えを行ったとき
のサーチ選局が確実にできる電子チューナの選局回路を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、テレビジョン電
波を受信する電子チューナの出力する中間周波を増幅お
よび検波するVIF回路と、前記電子チューナを制御して
選局を行う選局制御部とを備え、前記選局制御部は前記
電子チューナを制御してVHFバンドにおけるローバンド
とハイバンドの切り替え操作と選局サーチ操作および同
調操作を行うとともに、選局サーチ操作中において前記
バンド切り替え操作の時点からあらかじめ定めた時間だ
け、前記VIF回路によるRF−AGC動作を停止してRF増幅の
強制利得低減動作を行う構成とするものである。
作用 本発明は上記した構成により、バンドが切り替えられ
た時点からあらかじめ定めた時間だけ、RF増幅がスプリ
アス信号を発生しない利得まで強制的に低減され、した
がって、スプリアス信号を捕捉することなくサーチ選局
が続行されることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例の電子チューナの選局回路に
ついて図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例の電子チューナの選局回路
の構成を示すブロック図である。第1図においては、第
4図に示した従来の電子チューナの選局回路に対してRF
−AGCディフィート回路部20を設けている点が異なって
いる。このRF−AGCディフィート回路部20には、電圧変
化検出回路部21とRF−AGC電圧制御回路部22があり、電
子チューナ1のVHFローバンド用電源端子3およびVHFハ
イバンド用電源端子4を電圧変化検出回路部21に接続す
る。VHF内でバンドが切り替わったときの電圧の変化分
が電圧変化検出回路部21に加えられ、さらにRF−AGC電
圧制御回路部22によりあらかじめ定めた時定数を出力電
圧を決めて強制利得低減電圧が電子チューナ1のRF−AG
C端子6に入力され、一定の短い時間だけRF−AGCにディ
フィートを加えるようにする。
上記構成において動作を説明する。第2図は電子チュ
ーナ1のRF増幅段にリバースAGCが掛けられている場
合、ハイバンドからローバンドにサーチ選局中のAGC電
圧の変化を時間経過で示す。サーチ選局中は、AGC電圧
はRF感度を得るに充分なレベルにあるが、バンドが切り
替わった時点からあらかじめ定めた時間だけ、強制的に
低い電圧、たとえば、図のように0ボルトにディフィー
トする。RF増幅段はこの電圧により増幅利得を失って、
VHFバンドのローバンドとハイバンドの切り替え近辺で
スプリアス信号を発生しない。この動作はローバンドか
らハイバンドに切り替わったときにも同様に行われる。
つまり、VHFでバンドが切り替わったときの電圧変化
を用いて一定の短い時間だけRF−AGCにディフィートを
かけるものであり、これにより電子チューナ1の入力端
子2に強入力のテレビ信号が加わっても、IF出力端子8
にはスプリアス信号が全く存在しない。つまり第3図中
のVHFローバンドの上限電圧に近い同調電圧をもつスプ
リアス信号が全く存在しないことが可能となり、にせの
スプリアス信号で選局したり、VHFでローバンドハイバ
ンドが切り替わらない現象を防止できるもので確実にサ
ーチ選局を行わせることができる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明はテレビジ
ョン電波を受信する電子チューナの出力する中間周波を
増幅および検波するVIF回路と、前記電子チューナを制
御して選局を行う選局制御部とを備え、前記選局制御部
は前記電子チューナを制御してVHFバンドにおけるロー
バンドとハイバンドの切り替え操作と選局サーチ操作お
よび同調操作を行うとともに、選局サーチ操作中におい
て前記バンド切り替え操作の時点からあらかじめ定めた
時間だけ前記VIF回路によるRF−AGC動作を停止してRF増
幅の強制利得低減動作するものとする電子チューナの選
局回路としたことにより、チューナの選局サーチ中にお
いて、VHFのローバンドとハイバンドの境界近傍でRF増
幅の利得を強制的に低減してスプリアス信号を発生させ
ず、その時間中はスプリアス信号に同調動作が実行され
ることなくサーチ操作が続行され、円滑なサーチ操作が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電子チューナの選局回路の
構成を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例の電
子チューナの選局回路におけるRF−AGC電圧のバンド切
り替え時点における時間変化を示すグラフ、第3図は選
局制御装置がサーチ操作中に発生するサーチ電圧の時間
変化を示すグラフ、第4図は従来の電子チューナの選局
回路の構成を示すブロック図である。 1……電子チューナ、3……ローバンド用電源端子(バ
ンド切り替え操作電圧)、4……ハイバンド用電源端子
(バンド切り替え操作電圧)、6……RF−AGC端子、7
……同調用電圧端子(サーチ操作電圧および同調操作電
圧)、9……VIF回路、10……VIFのRF−AGC電圧端子、1
4……選局制御部、15……バンド切り替え回路部、21…
…電圧変化検出部(ハンド切り替え時点検出)、22……
AGC電圧制御回路部(RF−AGC動作停止制御)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン電波を受信する電子チューナ
    の出力する中間周波を増幅および検波するVIF回路と、
    前記電子チューナを制御して選局を行う選局制御部とを
    備え、前記選局制御部は前記電子チューナを制御してVH
    Fバンドにおけるローバンドとハイバンドの切り替え操
    作と選局サーチ操作および同調操作を行うとともに、選
    局サーチ操作中において前記バンド切り替え操作の時点
    からあらかじめ定めた時間だけ、前記VIF回路によるRF
    −AGC動作を停止してRF増幅の強制利得低減動作を行う
    ものとする電子チューナの選局回路。
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