JP2875235B2 - 自走形玩具用交差点装置およびその交差点装置を用いて構成される走行玩具 - Google Patents
自走形玩具用交差点装置およびその交差点装置を用いて構成される走行玩具Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63H—TOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
- A63H18/00—Highways or trackways for toys; Propulsion by special interaction between vehicle and track
- A63H18/02—Construction or arrangement of the trackway
- A63H18/025—Actuation of track parts by the vehicle
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の自走形玩
具が走行する自走形玩具用交差点装置およびその交差点
装置を用いて構成される走行玩具に関する。
具が走行する自走形玩具用交差点装置およびその交差点
装置を用いて構成される走行玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】レーシング玩具(走行玩具)は、あらか
じめ設定された走路に、例えば自動車等を模したモータ
付き玩具、すなわち自走形玩具を複数台、走行させる玩
具である。
じめ設定された走路に、例えば自動車等を模したモータ
付き玩具、すなわち自走形玩具を複数台、走行させる玩
具である。
【0003】このレーシング玩具は、幼児用では自走形
玩具自体が走路を走行することに関心がもたらせられ、
それよりも年齢が高い児童では自走形玩具がゴールする
までの競争に関心がもたらせられる。ところで、自走形
玩具が走行する走路には、コースを設定するため交差点
が多用される。
玩具自体が走路を走行することに関心がもたらせられ、
それよりも年齢が高い児童では自走形玩具がゴールする
までの競争に関心がもたらせられる。ところで、自走形
玩具が走行する走路には、コースを設定するため交差点
が多用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした交
差点を有する走路だと、自走形玩具が異なる方向から交
差点へ向かって自走するために、異なる方向からほぼ同
時に自走形玩具が交差点へ進入することがある。
差点を有する走路だと、自走形玩具が異なる方向から交
差点へ向かって自走するために、異なる方向からほぼ同
時に自走形玩具が交差点へ進入することがある。
【0005】このような自走形玩具の進入が行われる
と、交差点では、先に進入した自走形玩具に他の方向か
ら進入する自走形玩具が当接、具体的には両者が衝突し
たり追突したりする。
と、交差点では、先に進入した自走形玩具に他の方向か
ら進入する自走形玩具が当接、具体的には両者が衝突し
たり追突したりする。
【0006】この衝突,追突で、自走形玩具が破損した
り、遊びが中断されたりすることが見られ、この点の改
善が要望されている。本発明は、このような事情に着目
してなされたもので、その目的とするところは、交差点
内における自走形玩具同士の衝突や追突を防げる自走形
玩具用交差点装置およびその交差点装置を用いて構成さ
れる走行玩具を提供することにある。
り、遊びが中断されたりすることが見られ、この点の改
善が要望されている。本発明は、このような事情に着目
してなされたもので、その目的とするところは、交差点
内における自走形玩具同士の衝突や追突を防げる自走形
玩具用交差点装置およびその交差点装置を用いて構成さ
れる走行玩具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、それぞれ自走形玩具が自
走する第1走路と第2走路とを交差させて形成される交
差点と、この交差点へ向かう自走形玩具のうち、最先に
交差点へ進入する自走形玩具が該交差点を通過するまで
は、他の自走形玩具を交差点の手前で停止させる進入規
制機構とを有して、自走形玩具用交差点装置を構成した
ことにある。
に請求項1に記載した発明は、それぞれ自走形玩具が自
走する第1走路と第2走路とを交差させて形成される交
差点と、この交差点へ向かう自走形玩具のうち、最先に
交差点へ進入する自走形玩具が該交差点を通過するまで
は、他の自走形玩具を交差点の手前で停止させる進入規
制機構とを有して、自走形玩具用交差点装置を構成した
ことにある。
【0008】請求項1に記載の発明によると、例えば第
1走路および第2走路から交差点に向かいそれぞれ自走
形玩具が走行しているとする。このとき、例えば第1走
路を走行している自走形玩具が、第2走路を走行してい
る自走形玩具よりも、先に交差点へ進入するとする。
1走路および第2走路から交差点に向かいそれぞれ自走
形玩具が走行しているとする。このとき、例えば第1走
路を走行している自走形玩具が、第2走路を走行してい
る自走形玩具よりも、先に交差点へ進入するとする。
【0009】すると、進入規制機構は、最先となる第1
走路を走行する自走形玩具の交差点の通過だけを許し、
つぎに進入する第2走路を走行する自走形玩具を交差点
の手前で停止させ、待機させる。
走路を走行する自走形玩具の交差点の通過だけを許し、
つぎに進入する第2走路を走行する自走形玩具を交差点
の手前で停止させ、待機させる。
【0010】あとから進入する自走形玩具の待機状態
は、最先の自走形玩具が交差点を通過するまで継続す
る。最先の自走形玩具が交差点を通過すると、進入規制
機構により、つぎに進入する自走形玩具の待機(停止)
が解除され、交差点を通過するようになる。
は、最先の自走形玩具が交差点を通過するまで継続す
る。最先の自走形玩具が交差点を通過すると、進入規制
機構により、つぎに進入する自走形玩具の待機(停止)
が解除され、交差点を通過するようになる。
【0011】これにより、たとえ第1走路,第2走路か
ら複数台の自走形玩具がほぼ同時に交差点に進入して
も、常に最先の自走形玩具、つぎに進入する自走形玩具
の順に交差点を通過するので、交差点内で自走形玩具同
士が衝突したり追突したりせずにすむ。
ら複数台の自走形玩具がほぼ同時に交差点に進入して
も、常に最先の自走形玩具、つぎに進入する自走形玩具
の順に交差点を通過するので、交差点内で自走形玩具同
士が衝突したり追突したりせずにすむ。
【0012】請求項2に記載した発明は、上記目的に加
え、簡単に最先の自走形玩具の優先走行を成立させるた
めに、進入規制機構を、最先に交差点へ進入する自走形
玩具により押され、交差点の進入方向の走路を最先の自
走形玩具が交差点を通過するまで開放させるスライダ部
と、このスライダ部に連動して交差点の手前へ位置決め
られ、最先以外の自走形玩具の交差点への進入を禁止す
るストッパー部とを有して構成したことにある。
え、簡単に最先の自走形玩具の優先走行を成立させるた
めに、進入規制機構を、最先に交差点へ進入する自走形
玩具により押され、交差点の進入方向の走路を最先の自
走形玩具が交差点を通過するまで開放させるスライダ部
と、このスライダ部に連動して交差点の手前へ位置決め
られ、最先以外の自走形玩具の交差点への進入を禁止す
るストッパー部とを有して構成したことにある。
【0013】請求項3に記載した発明は、上記目的に加
え、ガイド部材とガイドレーン溝と組み合わせて自走形
玩具を案内する構造の交差点に好適な交差点装置を実現
するするために、自走形玩具が下部へ突き出たガイド部
材を有し、このガイド部材が、前記第1走路と前記第2
走路との表面に有した走路方向に延びるガイドレーン溝
に差し込まれて自走形玩具が自走することを前提とした
上で、進入規制機構は、交差点の下側に配置され、該交
差点の中央を支点に前記ガイドレーン溝を横切る方向に
回動自在でかつ弾性部材により中立位置に弾性保持され
る回動体を有し、この回動体に、交差点の各走路毎、ス
ライダ部がガイドレール溝を横切るように形成されると
ともにストッパー部が該スライダ部と回動体の回動方向
に隣接してガイドレール溝を横切る向きに形成されてな
り、最先の自走形玩具が交差点へ進入すると、スライダ
部が自走形玩具のガイド部材で押されてガイドレール溝
から退避して自走形玩具が向かう交差点の進入方向の走
路を開放させるとともに、そのときの回動体の変位で、
それ以外の交差点の走路にストッパー部を配置させて他
の自走形玩具の交差点への進入を禁止する構成とした。
え、ガイド部材とガイドレーン溝と組み合わせて自走形
玩具を案内する構造の交差点に好適な交差点装置を実現
するするために、自走形玩具が下部へ突き出たガイド部
材を有し、このガイド部材が、前記第1走路と前記第2
走路との表面に有した走路方向に延びるガイドレーン溝
に差し込まれて自走形玩具が自走することを前提とした
上で、進入規制機構は、交差点の下側に配置され、該交
差点の中央を支点に前記ガイドレーン溝を横切る方向に
回動自在でかつ弾性部材により中立位置に弾性保持され
る回動体を有し、この回動体に、交差点の各走路毎、ス
ライダ部がガイドレール溝を横切るように形成されると
ともにストッパー部が該スライダ部と回動体の回動方向
に隣接してガイドレール溝を横切る向きに形成されてな
り、最先の自走形玩具が交差点へ進入すると、スライダ
部が自走形玩具のガイド部材で押されてガイドレール溝
から退避して自走形玩具が向かう交差点の進入方向の走
路を開放させるとともに、そのときの回動体の変位で、
それ以外の交差点の走路にストッパー部を配置させて他
の自走形玩具の交差点への進入を禁止する構成とした。
【0014】請求項4に記載した発明は、上記目的に加
え、交差点内で自走形玩具同士の衝突や追突の心配のな
い走行玩具を提供するために、請求項1又は請求項2に
記載の自走形玩具用交差点装置の第1走路と第2走路と
をそれぞれ中継用走路で接続して、連続する周回走路を
有する走行玩具を構成したことにある。
え、交差点内で自走形玩具同士の衝突や追突の心配のな
い走行玩具を提供するために、請求項1又は請求項2に
記載の自走形玩具用交差点装置の第1走路と第2走路と
をそれぞれ中継用走路で接続して、連続する周回走路を
有する走行玩具を構成したことにある。
【0015】請求項5に記載した発明は、上記目的に加
え、ガイド部材とガイドレーン溝と組み合わせて自走形
玩具を案内する構造において交差点内で自走形玩具同士
の衝突や追突の心配のない走行玩具を提供するために、
請求項3に記載の自走形玩具用交差点装置のガイドレー
ン溝を有する第1走路と第2走路とをそれぞれガイドレ
ーン溝を有する中継用の走路で接続して、連続する周回
走路を有する走行玩具を構成したことにある。
え、ガイド部材とガイドレーン溝と組み合わせて自走形
玩具を案内する構造において交差点内で自走形玩具同士
の衝突や追突の心配のない走行玩具を提供するために、
請求項3に記載の自走形玩具用交差点装置のガイドレー
ン溝を有する第1走路と第2走路とをそれぞれガイドレ
ーン溝を有する中継用の走路で接続して、連続する周回
走路を有する走行玩具を構成したことにある。
【0016】請求項6に記載した発明は、上記目的に加
え、自走形玩具の前進による周回だけでなく、自走形玩
具の後退動作を利用して遊べるよう、各中継用のガイド
レーン溝の一部には、ポイント部を介し分岐されて所定
位置へ延びる待機路をそれぞれ形成し、自走形玩具が遠
隔操作によって前進/後退され、かつポイント部が、自
走形玩具が前進するときは周回走路を周回する方向に切
り替わり、自走形玩具が後退するときは待機路へ向かう
方向に切り替わる構成にしたことにある。
え、自走形玩具の前進による周回だけでなく、自走形玩
具の後退動作を利用して遊べるよう、各中継用のガイド
レーン溝の一部には、ポイント部を介し分岐されて所定
位置へ延びる待機路をそれぞれ形成し、自走形玩具が遠
隔操作によって前進/後退され、かつポイント部が、自
走形玩具が前進するときは周回走路を周回する方向に切
り替わり、自走形玩具が後退するときは待機路へ向かう
方向に切り替わる構成にしたことにある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図9に示
す一実施形態にもとづいて説明する。図1には、進入規
制機能を有する交差点装置1を有して構成されるレーシ
ング玩具(走行玩具に相当)2の全体の構成が示されて
いる。残る図2乃至図9には同玩具の各部の構造が示さ
れている。
す一実施形態にもとづいて説明する。図1には、進入規
制機能を有する交差点装置1を有して構成されるレーシ
ング玩具(走行玩具に相当)2の全体の構成が示されて
いる。残る図2乃至図9には同玩具の各部の構造が示さ
れている。
【0018】レーシング玩具2の構造について説明すれ
ば、図1中3は例えばほぼ長円形をなす盤状に形成され
た合成樹脂製のベース、4はこのベース3の上面中央に
形成された交差点である。
ば、図1中3は例えばほぼ長円形をなす盤状に形成され
た合成樹脂製のベース、4はこのベース3の上面中央に
形成された交差点である。
【0019】交差点4は、例えば一点鎖線で示す所定幅
の第1走路5と同じく第2走路6とをX字状に交差させ
て構成されている。この第1走路5と第2走路6との間
は、ベース1の上面両端側にそれぞれ形成された中継用
の走路、例えば円弧形の走路7a,7bで接続されてい
て、ほぼ8の字形をなす周回走路9を形成してある。
の第1走路5と同じく第2走路6とをX字状に交差させ
て構成されている。この第1走路5と第2走路6との間
は、ベース1の上面両端側にそれぞれ形成された中継用
の走路、例えば円弧形の走路7a,7bで接続されてい
て、ほぼ8の字形をなす周回走路9を形成してある。
【0020】この周回走路9には、2つの車線が形成さ
れていて、これら車線上を、例えばパトカー、消防車な
どを模し、内部に走行駆動源となるモーター10が内蔵
され、下部に給電端子11を有した2台(複数台)の自
動車13,14が矢印αで示す同一の周回方向に沿って
一度に走行(前進)できるようにしてある。
れていて、これら車線上を、例えばパトカー、消防車な
どを模し、内部に走行駆動源となるモーター10が内蔵
され、下部に給電端子11を有した2台(複数台)の自
動車13,14が矢印αで示す同一の周回方向に沿って
一度に走行(前進)できるようにしてある。
【0021】すなわち、交差点4の走路5,6と円弧形
の走路7a,7bには、平行に並ぶ2本のガイドレーン
溝15が周回走路9にならって形成されている。なお、
本実施形態は2本のガイドレーン溝15は隣接して形成
してあり、大部分が重複する2つの車線を周回走路9に
形成している。
の走路7a,7bには、平行に並ぶ2本のガイドレーン
溝15が周回走路9にならって形成されている。なお、
本実施形態は2本のガイドレーン溝15は隣接して形成
してあり、大部分が重複する2つの車線を周回走路9に
形成している。
【0022】各自動車13,14の下部両側からは、ガ
イドレーン溝15に差し込まれる前後一対のガイド部材
16が突き出ていて、ガイドレーン溝15を案内とし
て、2台の自動車13,14を一度に周回走路9(2つ
の車線)で走行できるようにしてある。なお、13aは
自動車13の走行輪、14aは自動車14の走行輪を示
す。
イドレーン溝15に差し込まれる前後一対のガイド部材
16が突き出ていて、ガイドレーン溝15を案内とし
て、2台の自動車13,14を一度に周回走路9(2つ
の車線)で走行できるようにしてある。なお、13aは
自動車13の走行輪、14aは自動車14の走行輪を示
す。
【0023】また各ガイドレーン溝15の縁部には、各
自動車13,14の給電端子11と摺接する給電レール
17が取り付けられていて、給電レール17から給電端
子11を経て、自動車13,14のモーター10へ電力
が送られることにより、自動車13,14を駆動(自
走)できるようにしてある。
自動車13,14の給電端子11と摺接する給電レール
17が取り付けられていて、給電レール17から給電端
子11を経て、自動車13,14のモーター10へ電力
が送られることにより、自動車13,14を駆動(自
走)できるようにしてある。
【0024】なお、各自動車13,14は、自動車毎に
ベース3の両側にそれぞれ取り付けた操作部、例えばシ
ーソー形のスイッチノブ18a,18bの押操作による
遠隔操作で、前進(周回方向)方向に走行するだけでな
く後退方向(周回する方向とは反対の方向)へも走行で
きるようにしてある。詳しくは後述する。
ベース3の両側にそれぞれ取り付けた操作部、例えばシ
ーソー形のスイッチノブ18a,18bの押操作による
遠隔操作で、前進(周回方向)方向に走行するだけでな
く後退方向(周回する方向とは反対の方向)へも走行で
きるようにしてある。詳しくは後述する。
【0025】一方、交差点4には前記交差点装置1が取
り付けられ、自動車13,14の交差点4への進入を規
制するようにしてある。この交差点装置1には、図3に
示されるように最先に交差点4へ進入する自動車13
(あるいは自動車14)にて押され続けて、交差点4の
進入方向の走路部分を同自動車13(あるいは自動車1
4)が交差点4を通過するまで開放させるスライダ部2
0と、このスライダ部20に連動して交差点4の手前の
走行部分に位置決められ、同自動車13以外の交差点4
の進入を禁止するストッパー部21とを有した進入規制
機構23が用いられている。
り付けられ、自動車13,14の交差点4への進入を規
制するようにしてある。この交差点装置1には、図3に
示されるように最先に交差点4へ進入する自動車13
(あるいは自動車14)にて押され続けて、交差点4の
進入方向の走路部分を同自動車13(あるいは自動車1
4)が交差点4を通過するまで開放させるスライダ部2
0と、このスライダ部20に連動して交差点4の手前の
走行部分に位置決められ、同自動車13以外の交差点4
の進入を禁止するストッパー部21とを有した進入規制
機構23が用いられている。
【0026】特に本実施形態では、これらスライダ部2
0とストッパー部21とを採用して、ガイドレーン溝1
5とガイド部材16とを組み合わせた案内構造に適する
進入規制機構23が採用してある。
0とストッパー部21とを採用して、ガイドレーン溝1
5とガイド部材16とを組み合わせた案内構造に適する
進入規制機構23が採用してある。
【0027】具体的には、図4および図5に示されるよ
うに進入規制機構23は、スライダ部20とストッパー
部21とをガイドレーン溝15を横切る方向に回動自在
に支持させた回動式が用いられている。
うに進入規制機構23は、スライダ部20とストッパー
部21とをガイドレーン溝15を横切る方向に回動自在
に支持させた回動式が用いられている。
【0028】この進入規制機構23の詳細な構造が図2
に示されている。この進入規制機構23の構造について
説明すれば、24は交差点4の下側に配置された回動式
の規制体で、25はこの規制体24の中心部を形成する
回動体である。
に示されている。この進入規制機構23の構造について
説明すれば、24は交差点4の下側に配置された回動式
の規制体で、25はこの規制体24の中心部を形成する
回動体である。
【0029】回動体25は、例えば円板状に形成されて
いて、その中心部が交差点4の中心部をなすガイドレー
ン溝15の底壁部分から突き出たボス部26に摺動自在
に嵌め込まれている。これにより、回動体24はガイド
レーン溝15を横切る方向に回動自在に支持してある。
いて、その中心部が交差点4の中心部をなすガイドレー
ン溝15の底壁部分から突き出たボス部26に摺動自在
に嵌め込まれている。これにより、回動体24はガイド
レーン溝15を横切る方向に回動自在に支持してある。
【0030】この回動体24の外周部には、交差点4の
各走路5,6と同じ配置で、アーム27a〜27dがX
字状に突き出ている。そして、アーム27a〜27dの
うちの1つ、例えばアーム27aが、交差点4付近の下
側に取り付けた中立付勢機構28で弾性保持され、各ア
ーム27a〜27dを、中立位置となる各交差点4の走
路5、6の直下に位置決めている。なお、中立付勢機構
28には、例えばアーム両側を揺動自在な一対の揺動レ
バー29で挟み込み、両揺動レバー29間を弾性部材で
あるコイルスプリング30で付勢して、アーム27a〜
27dを所定の中立位置に弾性保持する構造が採用して
ある。
各走路5,6と同じ配置で、アーム27a〜27dがX
字状に突き出ている。そして、アーム27a〜27dの
うちの1つ、例えばアーム27aが、交差点4付近の下
側に取り付けた中立付勢機構28で弾性保持され、各ア
ーム27a〜27dを、中立位置となる各交差点4の走
路5、6の直下に位置決めている。なお、中立付勢機構
28には、例えばアーム両側を揺動自在な一対の揺動レ
バー29で挟み込み、両揺動レバー29間を弾性部材で
あるコイルスプリング30で付勢して、アーム27a〜
27dを所定の中立位置に弾性保持する構造が採用して
ある。
【0031】これら各アーム27a〜27dが、交差点
4付近のガイドレーン溝15の底部壁に形成した帯状の
切欠部15aからガイドレーン溝15内に臨んでいる。
そして、これら各アーム27a〜27d毎、上記スライ
ダ部20、ストッパー部21が回動方向に並ぶように形
成してある。
4付近のガイドレーン溝15の底部壁に形成した帯状の
切欠部15aからガイドレーン溝15内に臨んでいる。
そして、これら各アーム27a〜27d毎、上記スライ
ダ部20、ストッパー部21が回動方向に並ぶように形
成してある。
【0032】具体的には、アーム27a〜27dのう
ち、例えば周回走行(前進)する自動車13,14が進
入する交差点4のアーム27b,27cには、幅方向両
側に山形状の斜面31aを有する帯状ブロック31が上
方へ突き出るように形成してある。また帯状ブロック3
1の先端部中央には平坦部が形成してある。
ち、例えば周回走行(前進)する自動車13,14が進
入する交差点4のアーム27b,27cには、幅方向両
側に山形状の斜面31aを有する帯状ブロック31が上
方へ突き出るように形成してある。また帯状ブロック3
1の先端部中央には平坦部が形成してある。
【0033】そして、図4に示されるようにこれら帯状
ブロック31が切欠部15aからガイドレーン溝15内
に収容され、このとき図5に示されるように2列のガイ
ドレーン溝15間の部分(周壁)に隠れるように配置さ
れた先端の平坦部をストッパー部21とし、ストッパー
部21の両側のガイドレーン溝15からそれぞれ露出す
る山形状の斜面31aをスライダ部20としている。
ブロック31が切欠部15aからガイドレーン溝15内
に収容され、このとき図5に示されるように2列のガイ
ドレーン溝15間の部分(周壁)に隠れるように配置さ
れた先端の平坦部をストッパー部21とし、ストッパー
部21の両側のガイドレーン溝15からそれぞれ露出す
る山形状の斜面31aをスライダ部20としている。
【0034】残る反対側の各アーム27a,27dの幅
方向両側には、向き合う面に山形状の斜面32aを有す
る一対の幅狭の帯状ブロック32が所定の間隔をおいて
上方へ突き出るように形成してある。また一対の帯状ブ
ロック32の先端部には平坦部が形成してある。
方向両側には、向き合う面に山形状の斜面32aを有す
る一対の幅狭の帯状ブロック32が所定の間隔をおいて
上方へ突き出るように形成してある。また一対の帯状ブ
ロック32の先端部には平坦部が形成してある。
【0035】そして、図4に示されるようにこれら一対
の帯状ブロック32が切欠部15aからガイドレーン溝
15内に収容され、このとき図5に示されるように2列
のガイドレール溝15の両側の部分(周壁)に隠れるよ
うに配置された先端の平坦部をストッパー部21とし、
この内側のガイドレーン溝15からそれぞれ露出する山
形状の斜面32aをスライダ部20としている。
の帯状ブロック32が切欠部15aからガイドレーン溝
15内に収容され、このとき図5に示されるように2列
のガイドレール溝15の両側の部分(周壁)に隠れるよ
うに配置された先端の平坦部をストッパー部21とし、
この内側のガイドレーン溝15からそれぞれ露出する山
形状の斜面32aをスライダ部20としている。
【0036】このように構成される規制体24の機能
は、交差点4に向かう最先の自動車13(あるいは自動
車14:前進/後退のいずれの方向でも)がアーム27
c(あるいはアーム27b)に達し、自動車13(ある
いは自動車14)のガイド部材16でアーム27c(あ
るいはアーム27b)のスライダ部20を押すと、同ス
ライダ部20がガイドレール溝15から退避、さらにそ
のときの回動体25の回動変位でアーム27a(あるい
はアーム27d)のスライダ部20もガイドレール溝1
5から退避して、交差点4の進入方向の走路を開放させ
る。と同時に回動体25の回動変位で、アーム27a,
27dのストッパー部21が、他の交差点4の走路をな
すガイドレーン溝15を横切るように位置決められ、最
先の自動車13以外(あるいは最先の自動車14以外)
の自動車14が交差点4に進入しないよう(進入禁
止)、交差点4の手前で停止させる。
は、交差点4に向かう最先の自動車13(あるいは自動
車14:前進/後退のいずれの方向でも)がアーム27
c(あるいはアーム27b)に達し、自動車13(ある
いは自動車14)のガイド部材16でアーム27c(あ
るいはアーム27b)のスライダ部20を押すと、同ス
ライダ部20がガイドレール溝15から退避、さらにそ
のときの回動体25の回動変位でアーム27a(あるい
はアーム27d)のスライダ部20もガイドレール溝1
5から退避して、交差点4の進入方向の走路を開放させ
る。と同時に回動体25の回動変位で、アーム27a,
27dのストッパー部21が、他の交差点4の走路をな
すガイドレーン溝15を横切るように位置決められ、最
先の自動車13以外(あるいは最先の自動車14以外)
の自動車14が交差点4に進入しないよう(進入禁
止)、交差点4の手前で停止させる。
【0037】これにより、最先の自動車13が交差点4
を通過するまでは、つぎの自動車14を交差点4へ進入
させないようにしてある。なお、最先の自動車13が交
差点4を通過すると、規制体24が中立付勢機構28の
弾性力にて、自動車14の進入を受け入れる中立位置に
復帰する。
を通過するまでは、つぎの自動車14を交差点4へ進入
させないようにしてある。なお、最先の自動車13が交
差点4を通過すると、規制体24が中立付勢機構28の
弾性力にて、自動車14の進入を受け入れる中立位置に
復帰する。
【0038】他方、各円弧形の走路7のガイドレーン溝
15の一部は、突没式のポイント部35を介して分岐さ
れ、各走路7a,7bおよび交差点4で囲まれた地点へ
延びていて、それぞれ待機路36を形成している。これ
ら各待機路36の端部には自動車13,14を収容する
ための開閉蓋37a付きの車庫37がそれぞれ取り付け
られていて、各車庫37内から自動車13,14をそれ
ぞれ周回走路9へ向かって走行させることができるよう
にしてある。
15の一部は、突没式のポイント部35を介して分岐さ
れ、各走路7a,7bおよび交差点4で囲まれた地点へ
延びていて、それぞれ待機路36を形成している。これ
ら各待機路36の端部には自動車13,14を収容する
ための開閉蓋37a付きの車庫37がそれぞれ取り付け
られていて、各車庫37内から自動車13,14をそれ
ぞれ周回走路9へ向かって走行させることができるよう
にしてある。
【0039】すなわち、突没式のポイント部35には、
図6および図7に示されるように退避路36にならう縦
壁38とこの縦壁38から周回走路側に下る傾斜面39
とを組み合わせた構造が用いられる。このポイント部3
5が退避路36と円弧形の走路7との交差部分40に突
没可能に設置してある。具体的には、ポイント部35は
ヒンジ部35aで交差部分40に突没自在に支持され、
弾性部材、例えばスパイラルスプリング35bの弾性力
で、交差部分40から突き出る方向に付勢してある。
図6および図7に示されるように退避路36にならう縦
壁38とこの縦壁38から周回走路側に下る傾斜面39
とを組み合わせた構造が用いられる。このポイント部3
5が退避路36と円弧形の走路7との交差部分40に突
没可能に設置してある。具体的には、ポイント部35は
ヒンジ部35aで交差部分40に突没自在に支持され、
弾性部材、例えばスパイラルスプリング35bの弾性力
で、交差部分40から突き出る方向に付勢してある。
【0040】このポイント部35は、自動車13、14
が周回走路9を前進しているときは、図9に示されるよ
うにポイント部35全体がガイド部材16で没入され
て、周回走路9を周回する方向に切り替わる。また自動
車13,14が周回走路9を後退しているときは、ポイ
ント部35が突出したままとなって、退避路36へ向か
う方向に切り替わるようにしてある。
が周回走路9を前進しているときは、図9に示されるよ
うにポイント部35全体がガイド部材16で没入され
て、周回走路9を周回する方向に切り替わる。また自動
車13,14が周回走路9を後退しているときは、ポイ
ント部35が突出したままとなって、退避路36へ向か
う方向に切り替わるようにしてある。
【0041】なお、ガイドレーン溝15毎に各車庫37
の一部には電池ボックス(図示しない)に収容されたバ
ッテリ、例えば乾電池41が格納してある。そして、各
スイッチノブ18a,18bのシーソー操作にしたが
い、これら乾電池41から、ガイドレーン溝15毎の給
電レール17へ、自動車13,14を前進あるいは後退
させるための電力を供給できるようにしてある。
の一部には電池ボックス(図示しない)に収容されたバ
ッテリ、例えば乾電池41が格納してある。そして、各
スイッチノブ18a,18bのシーソー操作にしたが
い、これら乾電池41から、ガイドレーン溝15毎の給
電レール17へ、自動車13,14を前進あるいは後退
させるための電力を供給できるようにしてある。
【0042】具体的には、車庫37毎の乾電池41は、
図2および図5に示されるように規制体24の下側に配
置された配電用基板42を介してそれぞれ給電レール1
7に接続してある。また配電用基板42の下面には、ス
イッチノブ18a,18bに連動して揺動するレバー4
3(片側しか図示せず)で、自動車13,14の前進/
後退の切換えを行う導電パターン42a(図4にだけに
図示)が形成され、スイッチノブ18a,18bのシー
ソー操作で、各スイッチノブ18a,18bと対応する
ガイドレーン溝15に配置されている自動車13,14
を前進あるいは後退させることができるようにしてあ
る。なお、43aはレバー43を中立位置に保つための
スパイラルスプリング(弾性体)、44はスイッチノブ
18a,18bの化粧カバーを示す。
図2および図5に示されるように規制体24の下側に配
置された配電用基板42を介してそれぞれ給電レール1
7に接続してある。また配電用基板42の下面には、ス
イッチノブ18a,18bに連動して揺動するレバー4
3(片側しか図示せず)で、自動車13,14の前進/
後退の切換えを行う導電パターン42a(図4にだけに
図示)が形成され、スイッチノブ18a,18bのシー
ソー操作で、各スイッチノブ18a,18bと対応する
ガイドレーン溝15に配置されている自動車13,14
を前進あるいは後退させることができるようにしてあ
る。なお、43aはレバー43を中立位置に保つための
スパイラルスプリング(弾性体)、44はスイッチノブ
18a,18bの化粧カバーを示す。
【0043】つぎに、このように構成されたレーシング
玩具(走行玩具)2の遊び方を説明する。レーシング玩
具2は、例えば、当初、各自動車13,14が各車庫3
7内に収容されているとする。このとき各車庫37の開
閉蓋37aは開いてある。
玩具(走行玩具)2の遊び方を説明する。レーシング玩
具2は、例えば、当初、各自動車13,14が各車庫3
7内に収容されているとする。このとき各車庫37の開
閉蓋37aは開いてある。
【0044】この状態から、例えばレーシング玩具2の
両側に居る二人の幼児によって、左右両側に在るスイッ
チノブ18a,18bのうちの前進側のノブ部分19a
を押操作したり、後退側のノブ部分19bを押操作した
りすればよい。
両側に居る二人の幼児によって、左右両側に在るスイッ
チノブ18a,18bのうちの前進側のノブ部分19a
を押操作したり、後退側のノブ部分19bを押操作した
りすればよい。
【0045】すなわち、各スイッチノブ18a,18b
のノブ部分19aを押操作したとすると、レバー43が
揺動して、導電パターン42aの接点(図示しない)の
切り替えが行われ、各ガイドレーン溝15の給電レール
17に前進向きの極性で電源が供給される。
のノブ部分19aを押操作したとすると、レバー43が
揺動して、導電パターン42aの接点(図示しない)の
切り替えが行われ、各ガイドレーン溝15の給電レール
17に前進向きの極性で電源が供給される。
【0046】これにより、各自動車13,14は前進走
行し、各車庫37から待機路36、ポイント部35を経
て、周回走路9へ至る。このうち一方の自動車13は、
ガイドレーン溝15を案内として、交差点4、円弧形の
走路7a、交差点4、円弧形の走路7bを順を経るルー
トで、周回走路9を走行する。
行し、各車庫37から待機路36、ポイント部35を経
て、周回走路9へ至る。このうち一方の自動車13は、
ガイドレーン溝15を案内として、交差点4、円弧形の
走路7a、交差点4、円弧形の走路7bを順を経るルー
トで、周回走路9を走行する。
【0047】また他方の自動車14は、ガイドレーン溝
15を案内として、円弧形の走路7b、交差点4、円弧
形の走路7a、交差点4を順に経るルートで、周回走路
9を走行する。
15を案内として、円弧形の走路7b、交差点4、円弧
形の走路7a、交差点4を順に経るルートで、周回走路
9を走行する。
【0048】このとき、各ガイドレーン溝15のポイン
ト部35は、図8中の二点鎖線および図9に示されるよ
うに交差部分40を通過するガイド部材16により没入
して進路方向を周回側に切り替えるから、自動車13,
14は、ノブ部分19aを押し続けている間、上記ルー
トで周回走路9を周回する。
ト部35は、図8中の二点鎖線および図9に示されるよ
うに交差部分40を通過するガイド部材16により没入
して進路方向を周回側に切り替えるから、自動車13,
14は、ノブ部分19aを押し続けている間、上記ルー
トで周回走路9を周回する。
【0049】この周回している途中で、例えばスイッチ
ノブ18a,18bの双方、あるいはどちらか一方のス
イッチノブ18a,18bのノブ部分19aの押操作を
やめれば、電源供給がなくなり、スイッチノブ18a,
19bに対応する自動車13,14が周回の途中で停止
する。
ノブ18a,18bの双方、あるいはどちらか一方のス
イッチノブ18a,18bのノブ部分19aの押操作を
やめれば、電源供給がなくなり、スイッチノブ18a,
19bに対応する自動車13,14が周回の途中で停止
する。
【0050】またノブ部分19aでなくノブ部分19b
を押操作すれば、レバー43によって導電パターン42
aの接点の切り替えが行われ、スイッチノブ18a,1
8bに対応する給電レール17の極性が後退向きに切り
替わり、スイッチノブ18a,18bに対応する自動車
13,14を後退させる。このノブ部分19bを押し続
けている間、自動車13,14は後退する。
を押操作すれば、レバー43によって導電パターン42
aの接点の切り替えが行われ、スイッチノブ18a,1
8bに対応する給電レール17の極性が後退向きに切り
替わり、スイッチノブ18a,18bに対応する自動車
13,14を後退させる。このノブ部分19bを押し続
けている間、自動車13,14は後退する。
【0051】このとき、ガイドレーン溝15のポイント
部35は、図8中の一点鎖線に示されるように縦壁38
が交差部分40に延びて周回走路9から待機路36へ導
く方向へ進路方向を切り替えているから、後退する自動
車13,14が交差部分40に至ると、待機路36を通
って車庫37内に収容される。
部35は、図8中の一点鎖線に示されるように縦壁38
が交差部分40に延びて周回走路9から待機路36へ導
く方向へ進路方向を切り替えているから、後退する自動
車13,14が交差部分40に至ると、待機路36を通
って車庫37内に収容される。
【0052】幼児は、こうした自動車13,14の動き
をおもしろいと感じる。こうした遊戯中、すなわち自動
車13,14の走行中(前進/後退)、異なる方向から
ほぼ同時に自動車13,14が交差点4へ進入したとす
る。
をおもしろいと感じる。こうした遊戯中、すなわち自動
車13,14の走行中(前進/後退)、異なる方向から
ほぼ同時に自動車13,14が交差点4へ進入したとす
る。
【0053】例えば前進走行の自動車13が先に交差点
4へ進入し、それから遅れて前進走行の自動車14が交
差点4へ進入するとする。このとき自動車13が向かう
交差点4の手前のガイドレーン溝15内には、図5に示
されるようにアーム27bに形成してある外向きの斜面
31aのスライダ部20が露出している。
4へ進入し、それから遅れて前進走行の自動車14が交
差点4へ進入するとする。このとき自動車13が向かう
交差点4の手前のガイドレーン溝15内には、図5に示
されるようにアーム27bに形成してある外向きの斜面
31aのスライダ部20が露出している。
【0054】これにより、図3中のA状態のように自動
車13の先頭のガイド部材16が同スライド部20に至
ると、スライダ部20は同ガイド部材16で横方向へ押
されてガイドレーン溝15内から退避し、自動車13が
向かう交差点4の進行方向の走路5を開放させる。
車13の先頭のガイド部材16が同スライド部20に至
ると、スライダ部20は同ガイド部材16で横方向へ押
されてガイドレーン溝15内から退避し、自動車13が
向かう交差点4の進行方向の走路5を開放させる。
【0055】この走路5の開放により、最先の自動車1
3は交差点4内へ進入していく。ここで、規制体24は
上記スライダ部20の退避に伴い回動変位するから、図
3に示されるようにアーム27a,27cはそれに連動
してガイドレーン溝15を横切る方向に変位する。
3は交差点4内へ進入していく。ここで、規制体24は
上記スライダ部20の退避に伴い回動変位するから、図
3に示されるようにアーム27a,27cはそれに連動
してガイドレーン溝15を横切る方向に変位する。
【0056】すると、アーム27a,27cに形成して
あるストッパー部21が、交差点4のうち自動車13の
進入方向以外の走路2に在るガイドレーン溝15内から
露出する。
あるストッパー部21が、交差点4のうち自動車13の
進入方向以外の走路2に在るガイドレーン溝15内から
露出する。
【0057】これにより、ストッパー部21はガイドレ
ーン溝15を横切る向きで交差点4の手前に位置決めら
れ、つぎに交差点4へ進入しようとする自動車14の進
行を禁止する。
ーン溝15を横切る向きで交差点4の手前に位置決めら
れ、つぎに交差点4へ進入しようとする自動車14の進
行を禁止する。
【0058】つまり、自動車14は、ストッパー部21
とガイド部材16との当接により交差点4の手前で停止
し、同位置で待機する。一方、自動車13が向かう交差
点4を過ぎた地点に在る内向きの斜面32aをもつスラ
イダ部32は、交差点4を通過する自動車13のガイド
部材16により、ガイドレーン溝15内から退避され
る。
とガイド部材16との当接により交差点4の手前で停止
し、同位置で待機する。一方、自動車13が向かう交差
点4を過ぎた地点に在る内向きの斜面32aをもつスラ
イダ部32は、交差点4を通過する自動車13のガイド
部材16により、ガイドレーン溝15内から退避され
る。
【0059】このスライダ部32の退避は、図3中のB
状態のように自動車13の後側のガイド部材16が通過
するまで続き、自動車13が交差点4へ進入するときか
ら同交差点4を通過するまで、上記ストッパー部21の
位置決めが継続される。
状態のように自動車13の後側のガイド部材16が通過
するまで続き、自動車13が交差点4へ進入するときか
ら同交差点4を通過するまで、上記ストッパー部21の
位置決めが継続される。
【0060】これにより、最先の自動車13が交差点4
を完全に通過するまで、あとから進入する自動車14は
交差点4の手前で待機される。最先の自動車13が上記
スライダ部32を通過すると、変位していた規制体24
が、中立付勢機構28のコイルスプリング20に蓄えら
れた弾性力で元の中立位置に戻る。
を完全に通過するまで、あとから進入する自動車14は
交差点4の手前で待機される。最先の自動車13が上記
スライダ部32を通過すると、変位していた規制体24
が、中立付勢機構28のコイルスプリング20に蓄えら
れた弾性力で元の中立位置に戻る。
【0061】すると、自動車14の待機(停止)が解除
され、自動車13に続いて、自動車14が交差点4を通
過する。これにより、たとえ第1走路5,第2走路6か
ら自動車13,14がほぼ同時に交差点4へ進入するよ
うなことが生じても、常に最先の自動車13、つぎに進
入する自動車14の順に交差点4を通過するので、交差
点4内で自動車13,14同士が衝突したり追突したり
せずにすむ。
され、自動車13に続いて、自動車14が交差点4を通
過する。これにより、たとえ第1走路5,第2走路6か
ら自動車13,14がほぼ同時に交差点4へ進入するよ
うなことが生じても、常に最先の自動車13、つぎに進
入する自動車14の順に交差点4を通過するので、交差
点4内で自動車13,14同士が衝突したり追突したり
せずにすむ。
【0062】これは、自動車13,14を後退させてそ
れぞれ車庫37へ格納させたときでも同様である。この
ときには、内向きの斜面32aをもつスライダ部32が
最先の自動車13でガイドレーン溝15内から退避し、
このスライダ部32に連動して変位するスライダ部31
のストッパ部21で、あとから進入する自動車14を交
差点4の手前で待機(停止)させる。
れぞれ車庫37へ格納させたときでも同様である。この
ときには、内向きの斜面32aをもつスライダ部32が
最先の自動車13でガイドレーン溝15内から退避し、
このスライダ部32に連動して変位するスライダ部31
のストッパ部21で、あとから進入する自動車14を交
差点4の手前で待機(停止)させる。
【0063】したがって、進入を規制する機能を有する
交差点装置1および同交差点装置1を用いたレーシング
玩具(走行玩具)は、交差点4内における自動車13,
14(自走形玩具)同士の衝突や追突によって、自動車
13,14が破損したり、遊びが中断される心配はな
く、良好に遊びを継続させることができる。
交差点装置1および同交差点装置1を用いたレーシング
玩具(走行玩具)は、交差点4内における自動車13,
14(自走形玩具)同士の衝突や追突によって、自動車
13,14が破損したり、遊びが中断される心配はな
く、良好に遊びを継続させることができる。
【0064】しかも、この交差点4の規制は、最先の自
動車13による押圧で交差点4の進入方向の走路5を開
放させるスライダ部20と、このスライダ部20に連動
して自動車13以外の交差点4への進入を禁止するスト
ッパー部21とがあれば、簡単に最先の自動車13の優
先走行を成立させることができる。
動車13による押圧で交差点4の進入方向の走路5を開
放させるスライダ部20と、このスライダ部20に連動
して自動車13以外の交差点4への進入を禁止するスト
ッパー部21とがあれば、簡単に最先の自動車13の優
先走行を成立させることができる。
【0065】また交差点4の下側に回動体25を設け、
この回動体25に、交差点4の走路毎、スライダ部20
とストッパー部21を設けて、最先の自動車13の優先
走行させる進入規制機構23を採用したので、ガイドレ
ーン溝15を用いて自動車13,14を案内しながら走
行させる構造には好適である。特に同構造は、スライダ
部20,ストッパー部21と回動体25とを組み合わせ
た一部品(規制体24)を交差点4の下側に組み込むだ
けですむので、構造的に簡単で、コスト的にも安価であ
る。
この回動体25に、交差点4の走路毎、スライダ部20
とストッパー部21を設けて、最先の自動車13の優先
走行させる進入規制機構23を採用したので、ガイドレ
ーン溝15を用いて自動車13,14を案内しながら走
行させる構造には好適である。特に同構造は、スライダ
部20,ストッパー部21と回動体25とを組み合わせ
た一部品(規制体24)を交差点4の下側に組み込むだ
けですむので、構造的に簡単で、コスト的にも安価であ
る。
【0066】また走路5のガイドレーン15の一部から
分岐する待機路36を形成し、この待機路36の分岐部
分(交差部分40)に自動車13,14が前進するとき
は周回側に切り替わり、後退するときは退避路36側に
切り替わるポイント部35を設けたので、自動車13,
14の前進の周回走行だけでなく、自動車13,14の
後退動作を利用して遊ぶことができる。
分岐する待機路36を形成し、この待機路36の分岐部
分(交差部分40)に自動車13,14が前進するとき
は周回側に切り替わり、後退するときは退避路36側に
切り替わるポイント部35を設けたので、自動車13,
14の前進の周回走行だけでなく、自動車13,14の
後退動作を利用して遊ぶことができる。
【0067】なお、一実施形態では、自動車を模した自
走形玩具を用いた例を挙げたが、それ以外の自走玩具を
用いてもよい。むろん、自走形玩具も2台でなく、それ
以上の台数を走行させる交差点装置、走行玩具に本発明
を適用してもよい。
走形玩具を用いた例を挙げたが、それ以外の自走玩具を
用いてもよい。むろん、自走形玩具も2台でなく、それ
以上の台数を走行させる交差点装置、走行玩具に本発明
を適用してもよい。
【0068】また一実施形態では、本発明を自走形玩具
自体が走行することに関心をもたらせる走行玩具に適用
した例を挙げたが、これに限らず、自動車などの複数台
の自走形玩具がスタートからゴールするまでの競争に関
心をもたらせるような交差点を有する走行玩具に本発明
を適用してもよい。
自体が走行することに関心をもたらせる走行玩具に適用
した例を挙げたが、これに限らず、自動車などの複数台
の自走形玩具がスタートからゴールするまでの競争に関
心をもたらせるような交差点を有する走行玩具に本発明
を適用してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、複数台の自走形玩具がほぼ同時に交差点に
進入しても、常に最先の自走形玩具、つぎに進入する自
走形玩具の順に交差点を通過させることができる。
明によれば、複数台の自走形玩具がほぼ同時に交差点に
進入しても、常に最先の自走形玩具、つぎに進入する自
走形玩具の順に交差点を通過させることができる。
【0070】したがって、最先の自走形玩具の優先走行
の規制により、交差点内における自走形玩具同士の衝突
や追突を防ぐことができ、自走形玩具の破損、遊びが中
断されるなどの心配はない。
の規制により、交差点内における自走形玩具同士の衝突
や追突を防ぐことができ、自走形玩具の破損、遊びが中
断されるなどの心配はない。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、上記請求
項1の効果に加え、簡単に最先の自走形玩具の優先走行
を成立させることができる。請求項3に記載の発明によ
れば、上記請求項2の効果に加え、ガイド部材とガイド
レーン溝と組み合わせて自走形玩具を案内する構造の交
差点に好適な交差点装置を実現することができる。
項1の効果に加え、簡単に最先の自走形玩具の優先走行
を成立させることができる。請求項3に記載の発明によ
れば、上記請求項2の効果に加え、ガイド部材とガイド
レーン溝と組み合わせて自走形玩具を案内する構造の交
差点に好適な交差点装置を実現することができる。
【0072】請求項4、請求項5に記載の発明によれ
ば、交差点内で自走形玩具同士の衝突や追突の心配のな
い走行玩具を提供することができる。請求項6に記載の
発明によれば、請求項5の効果に加え、自走形玩具の前
進による周回だけでなく、自走形玩具の後退動作を利用
して遊ぶことができ、遊びの範囲が広がる。
ば、交差点内で自走形玩具同士の衝突や追突の心配のな
い走行玩具を提供することができる。請求項6に記載の
発明によれば、請求項5の効果に加え、自走形玩具の前
進による周回だけでなく、自走形玩具の後退動作を利用
して遊ぶことができ、遊びの範囲が広がる。
【図1】本発明の一実施形態の交差点装置を有する走行
玩具を示す斜視図。
玩具を示す斜視図。
【図2】同交差点装置の構造を、自動車の前進/後退を
切り替える操作部の構造と共に示す分解斜視図。
切り替える操作部の構造と共に示す分解斜視図。
【図3】同交差点装置を、最先の自動車が交差点を通過
し、あとの自動車が交差点の手前で待機している状態と
共に示す平面図。
し、あとの自動車が交差点の手前で待機している状態と
共に示す平面図。
【図4】図3中のX〜X線に沿う交差点装置の断面図。
【図5】同交差点装置の規制体が中立位置にあるときの
状態を示す平面図。
状態を示す平面図。
【図6】待機路を切り替えるポイント部の構造を示す斜
視図。
視図。
【図7】同ポイント部の分解斜視図。
【図8】同ポイント部の切り替え動作を説明するための
平面図。
平面図。
【図9】同じく断面図。
1…交差点装置 2…レーシング玩具(走行玩具) 4…交差点 5…第1走路 6…第2走路 7…円弧形の走路(中継用の走路) 9…周回走路 10…モータ(走行駆動源) 11…給電端子 13,14…自動車(自走形玩具) 15…ガイドレーン溝 16…ガイド部材 17…給電レール 18a,18b…スイッチノブ(操作部) 20…スライダ部 21…ストッパー部 23…進入規制機構 25…回動体 28…中立付勢機構 35…ポイント部 36…待機路 37…車庫。
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれ自走形玩具が自走する第1走路
と第2走路とを交差させて形成される交差点と、 この交差点へ向かう自走形玩具のうち、最先に交差点へ
進入する自走形玩具が該交差点を通過するまでは、他の
自走形玩具を交差点の手前で停止させる進入規制機構
と、 を具備したことを特徴とする自走形玩具用交差点装置。 - 【請求項2】 前記進入規制機構は、 前記最先に交差点へ進入する自走形玩具により押され、
交差点の進入方向の走路を最先の自走形玩具が交差点を
通過するまで開放させるスライダ部と、 このスライダ部に連動して前記交差点の手前へ位置決め
られ、最先以外の自走形玩具の交差点への進入を禁止す
るストッパー部とを有して構成されることを特徴とする
請求項1に記載の自走形玩具用交差点装置。 - 【請求項3】 前記自走形玩具は、該下部へ突き出たガ
イド部材を有し、このガイド部材が、前記第1走路と前
記第2走路との表面に有した走路方向に延びるガイドレ
ーン溝に差し込まれて自走し、 前記進入規制機構は、交差点の下側に配置され、該交差
点の中央を支点に前記ガイドレーン溝を横切る方向に回
動自在でかつ弾性部材により中立位置に弾性保持される
回動体を有し、この回動体に、前記交差点の各走路毎、
前記スライダ部が前記ガイドレール溝を横切るように形
成されるとともに前記ストッパー部が該スライダ部と前
記回動体の回動方向に隣接して前記ガイドレール溝を横
切る向きに形成され、前記最先の自走形玩具が交差点へ
進入すると、前記スライダ部が前記自走形玩具のガイド
部材で押されて前記ガイドレール溝から退避して前記自
走形玩具が向かう交差点の進入方向の走路を開放させる
とともに、そのときの回動体の変位で、それ以外の交差
点の走路に前記ストッパー部を配置させて他の自走形玩
具の交差点への進入を禁止する構成にしてあることを特
徴とする請求項2に記載の自走形玩具用交差点装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の自走形玩
具用交差点装置を有し、この交差点装置の第1走路と第
2走路とをそれぞれ中継用の走路で接続して、連続する
周回走路を形成してなることを特徴とする走行玩具。 - 【請求項5】 請求項3に記載の自走形玩具用交差点装
置を有し、この交差点装置のガイドレーン溝を有する第
1走路と第2走路とをそれぞれガイドレーン溝を有する
中継用の走路で接続して、連続する周回走路を形成して
なることを特徴とする走行玩具。 - 【請求項6】 前記各中継用のガイドレーン溝の一部に
は、ポイント部を介し分岐されて所定位置へ延びる待機
路がそれぞれ形成され、 前記自走形玩具は、遠隔操作によって前進/後退が操作
され、 かつ前記ポイント部が、前記自走形玩具が前進するとき
は前記周回走路を周回する方向に切り替わり、前記自走
形玩具が後退するときは前記待機路へ向かう方向に切り
替わることを特徴とする請求項5に記載の走行玩具。
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