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JP2875071B2 - 輸血検査用分注装置 - Google Patents

輸血検査用分注装置

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JP2875071B2
JP2875071B2 JP3223709A JP22370991A JP2875071B2 JP 2875071 B2 JP2875071 B2 JP 2875071B2 JP 3223709 A JP3223709 A JP 3223709A JP 22370991 A JP22370991 A JP 22370991A JP 2875071 B2 JP2875071 B2 JP 2875071B2
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亮一 姫田
隆 山田
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Olympus Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血液交差適合試験を
行うに好適な輸血検査用分注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸血前検査として、ABO型やRh型の
血液型検査、ウイルス性肝炎やエイズ等の感染症の検査
等が良く知られているが、輸血前の最後の検査として血
液交差適合試験(クロスマッチ)がある。この血液交差
適合試験は、輸血を受ける人の血液(受血者血液)と、
輸血される血液(供血者血液)とを混合させてその反応
性、すなわち凝集や溶血等をみる試験で、受血者血清ま
たは血漿と供血者血球とを混合させる主試験と、受血者
血球と供血者血清または血漿とを混合させる副試験とが
ある。なお、以下の説明では、「血清または血漿」を総
称して「血漿」と言うことにする。
【0003】上記の血液交差適合試験は、試料の分配の
組み合わせが複雑で、自動化が遅れているため、従来か
ら用手法によって行われている。この用手法の一例とし
て、例えば実開昭58-92668号公報には、試験管立ての縦
列毎に判別表示をして縦割り区画を行い、ここにそれぞ
れ容器等を立てて手作業で血液交差適合試験を行うこと
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
用手法にあっては、受血者および供血者ともに試験の本
数分の血球浮遊液を作成しなければならないと共に、主
試験では受血者血漿と供血者血球浮遊液とを反応させ、
また副試験では受血者血球浮遊液と供血者血漿とを反応
させるため、分注の操作および手順が面倒で複雑にな
る。このため、特に検査者が試験に不慣れな場合には、
受血者血漿と受血者血球浮遊液とを反応させたり、ある
いは供血者血漿と供血者血球浮遊液とを反応させる等の
ミスを起こす可能性がある。しかもこのような分注ミス
があっても、主試験および副試験ともにその反応液は血
漿と血球浮遊液であるため、分注後ではミスの有無を確
認することができない。したがって、このような分注ミ
スがあった試験では、全て陰性の結果が出て、受血者に
対して供血者の血液は輸血適合であると判定されるた
め、不適合輸血をもたらすことになる。
【0005】このような用手法における問題点を解決す
るため、本出願人は特願平2−228010号におい
て、血液交差適合試験を自動的に行い得る輸血検査用分
注装置を提案している。この輸血検査用分注装置は、セ
ットし得る供血者血液試料容器の本数に対応する複数の
分注ノズルを有する多連分注部を具え、その一本の分注
ノズルで遠心分離後の受血者血液試料容器から血漿を吸
引して血漿希釈容器に分注することにより受血者血漿希
釈液を作成し、これを全ての分注ノズルで順次吸引して
主試験用の複数の反応容器に分注するようにしている。
同様に、多連分注部の一本の分注ノズルで受血者血液試
料容器から血球を吸引して血球希釈容器に分注すること
により受血者血球浮遊液を作成し、これを全ての分注ノ
ズルで順次吸引して副試験用の複数の反応容器に分注す
るようにしている。
【0006】また、セットした遠心分離後の複数の供血
者血液試料容器から対応する分注ノズルによりそれぞれ
血漿を吸引して対応する血漿希釈容器に分注することに
よりそれぞれ供血者血漿希釈液を作成し、これを対応す
る分注ノズルで吸引して副試験用の複数の反応容器に分
注するようにしている。同様に、対応する分注ノズルに
より複数の供血者血液試料容器から血球を吸引して対応
する血球希釈容器に分注することによりそれぞれ供血者
血球浮遊液を作成し、これを対応する分注ノズルで吸引
して主試験用の複数の反応容器に分注するようにしてい
る。
【0007】上述した輸血検査用分注装置によれば、血
液交差適合試験における分注を自動的にしかも確実に行
うことができるので、用手法における問題点を有効に解
決することができる。しかしながら、かかる輸血検査用
分注装置にあっては、受血者血液試料の量を、セットし
得る最大数の供血者血液試料容器に対応させて、受血者
血漿希釈液および受血者血球浮遊液をそれぞれ作成し、
これらを最大数の供血者血液試料容器に対応する複数の
主試験および副試験用の反応容器にそれぞれ分注するよ
うにしている。このため、供血者血液試料容器のセット
数に空きが生じた場合には、その分、受血者血液試料が
無駄になると共に、受血者血漿希釈液および受血者血球
浮遊液を作成するための希釈液が無駄になるという問題
がある。また、空きが生じた供血者血液試料容器のセッ
ト位置に対応する反応容器に対しても、受血者血漿希釈
液および受血者血球浮遊液の分注が行われるため、分注
時間に無駄が生じるという問題がある。
【0008】この発明は、このような問題点に鑑みてな
されたもので、血液交差適合試験等における各種試料の
複雑な分注を試料に無駄を生じることなく自動的に、し
かも効率良く短時間で正確に行い得るよう適切に構成し
た輸血検査用分注装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、輸血検査を行うために、受血者血液試
料と供血者血液試料とを反応容器部に分注する分注装置
であって、前記受血者血液試料を収容する受血者試料容
器を装着する受血者試料容器格納部と、前記供血者血液
試料を収容する複数の供血者試料容器を格納し得る供血
者試料容器格納部と、前記受血者試料容器格納部、供血
者試料容器格納部および反応容器部に移動可能に設けた
分注ノズルを有し、前記受血者試料容器格納部から受血
者血液試料を吸引して前記反応容器部に分注すると共
に、前記供血者試料容器格納部から供血者血液試料を吸
引して前記反応容器部に分注する分注部と、前記供血者
試料容器格納部に格納されている供血者試料容器を検知
する検知手段と、この検知手段の出力に基づいて前記分
注部による受血者血液試料および供血者血液試料の前記
反応容器部への分注動作を制御する制御手段とを具える
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】すなわち、この発明では、検知手段によって供
血者試料容器格納部における供血者試料容器の格納状態
を検知し、その検知情報に基づいて分注部の動作を制御
する。このように構成するこれにより、格納されていな
い供血者試料容器に対する受血者血液試料および供血者
血液試料の余分な分注動作を省くことができ、血液交差
適合試験等における各種試料の複雑な分注を、試料に無
駄を生じることなく自動的に、しかも効率良く短時間で
正確に行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例を線図的に示す
平面図である。この輸血検査用分注装置は、装置テーブ
ル1上に、図中右方から左方に、多連分注部2、ノズル
洗浄部3、受血者試料容器格納部4、受血者血球浮遊液
作成容器格納部5、供血者試料容器格納部6、供血者血
球浮遊液作成容器格納部7および反応容器部8を具え
る。以下、各部の構成について説明する。
【0012】図2は多連分注部2の構成を示す斜視図で
ある。多連分注部2には、上下(z)方向および装置テ
ーブル1の長手方向(図1中の矢印x方向)に沿って移
動可能にアーム11を設け、このアーム11にx方向と
垂直な方向(図1中の矢印y方向)に沿って等間隔に五
つの分注ノズル12a〜12eと、各ノズルに対応する
液面検知電極13a〜13eとを取り付ける。分注ノズ
ル12a〜12eは、それぞれ図示しないシリンジに連
結し、これらシリンジを個別あるいは共通のモータによ
り駆動して各種試料の分注動作を行わせると共に、選択
的に希釈液を吐出するようにする。
【0013】アーム11は、その基端側においてローラ
15a,15b間に掛け渡した無端ベルト16に取り付
ける。これらローラ15a,15bは、z方向に離間し
てフレーム17上に設け、ローラ15aをモータ18に
より回転駆動することにより、アーム11をz方向すな
わち上下方向に移動させるようにする。なお、アーム1
1のz方向に移動を安定して行うため、フレーム17に
はz方向に沿ってリニアトラック19を、アーム11の
基端にはスライダ20を設けてこれらを係合させる。
【0014】また、フレーム17は、その背面中央部に
おいてローラ21a,21b間に掛け渡した無端ベルト
22に取り付ける。これらローラ21a,21bは、x
方向に離間して基台23上に設け、ローラ21aをモー
タ24により回転駆動することにり、フレーム17と一
体にアーム11をx方向に移動させるようにする。な
お、フレーム17のx方向の移動を安定して行うため、
基台23にはx方向に沿ってリニアトラック25を、フ
レーム17の下端部にはスライダ26を設けてこれらを
係合させる。以上の構成により、分注ノズル12a〜1
2eおよび液面検知電極13a〜13eを、モータ18
の駆動により無端ベルト16およびアーム11を介して
z方向に移動させ、モータ24の駆動により無端ベルト
22、フレーム17およびアーム11を介してx方向に
移動させる。
【0015】図1において、多連分注部2に並ぶノズル
洗浄部3は、容器内に洗浄液を収容して構成し、該ノズ
ル洗浄部3において多連分注部2のアーム11を下降さ
せることにより、分注ノズル12a〜12eおよび液面
検知電極13a〜13eの先端部を洗浄液に浸漬してこ
れらを洗浄するようにする。なお、このノズル洗浄部3
は、分注ノズル12a〜12eおよび液面検知電極13
a〜13eとして使い捨てのものを使用する場合には不
要である。
【0016】図3は受血者試料容器格納部4の構成を示
す斜視図である。受血者試料容器格納部4には、図1の
矢印y方向に沿って移動可能に移動ブロック31を設け
る。この移動ブロック31には装着穴32を形成し、こ
の装着穴32に遠心分離済みの受血者血液試料を収容す
る試験管等の受血者試料容器33(図1参照)を装着す
るようにする。移動ブロック31は、下方延長フレーム
34を介してローラ35a,35b間に掛け渡した無端
ベルト36に取り付ける。これらローラ35a,35b
は、y方向に離間して基台37およびその隣接部上に設
け、ローラ35aをモータ38により回転駆動すること
にり、下方延長フレーム34を介して移動ブロック31
をy方向に移動させるようにする。なお、移動ブロック
31のy方向の移動を安定して行うため、基台37には
y方向に沿ってリニアトラック39を、移動ブロック3
1の下端部にはスライダ40を設けてこれらを係合させ
る。
【0017】図1において、受血者血球浮遊液作成容器
格納部5には、y方向に沿って五つの装着穴a〜eを有
するブロック41を設け、このブロック41の装着穴a
〜eに受血者血球浮遊液を作成するための試験管等の容
器を装着するようにする。なお、図1においては、各装
着穴に装着される容器は示していないが、以下の説明で
は各装着穴に装着される容器を、ブロック41の符号と
装着穴の符号とを組み合わせて、例えば41aというよ
うな符号を用いて言及する。
【0018】図4は供血者試料容器格納部6の構成を示
す図である。供血者試料容器格納部6には、受血者血球
浮遊液作成容器格納部5と同様に、y方向に沿って五つ
の装着穴a〜eを有するブロック42を設け、このブロ
ック42の装着穴a〜eに遠心分離済みの供血者の血液
試料を収容する供血者試料容器を装着するようにする。
したがって、この実施例では最高5本の供血者試料容器
をセットすることができるが、図1および図4では装着
穴a〜cおよびeに4本の供血者試料容器42a〜42
cおよび42eをセットした状態を示している。
【0019】この実施例では、ブロック42のセット位
置の下方にセンサ部45を設け、このセンサ部45によ
りブロック42の装着穴a〜eを走査して供血者試料容
器がセットされているか否かを検知する。センサ部45
には、例えば反射型の光電センサ46を設ける。光電セ
ンサ46は、下方延長フレーム47を介してローラ48
a,48b間に掛け渡した無端ベルト49に取り付け
る。これらローラ48a,48bは、y方向に離間して
基台50上に設け、ローラ48aをモータ51により回
転駆動することにより、下方延長フレーム47を介して
光電センサ46をy方向に移動させるようにする。な
お、光電センサ46のy方向の移動を安定して行うた
め、基台50にはy方向に沿ってリニアトラック52
を、下方延長フレーム47にはスライダ53を設けてこ
れらを係合させる。
【0020】図1において、供血者血球浮遊液作成容器
格納部7には、受血者血球浮遊液作成容器格納部5と同
様に、y方向に沿って五つの装着穴a〜eを有するブロ
ック55を設け、このブロック55の装着穴a〜eに供
血者の血球浮遊液を作成するための試験管等の容器を装
着するようにする。なお、図1においては、各装着穴に
装着される容器は示していないが、以下の説明では各装
着穴に装着される容器を、ブロック55の符号と装着穴
の符号とを組み合わせて、例えば55aというような符
号を用いて言及する。
【0021】さらに、図1において左方に配置される反
応容器部8には、例えば多数のウエルをマトリクス状に
配列して成るマイクロプレート61を設ける。この実施
例では、分注動作の開始に先立って、センサ部45によ
りブロック42における供血者試料容器のセット状態を
検知し、その情報に基づいて多連分注部2および受血者
試料容器格納部4の駆動を制御して所要の分注を行う。
【0022】図5はこの実施例の制御回路のブロック図
である。上述した多連分注部2のアーム11を移動させ
るモータ18および24、受血者試料容器格納部4の移
動ブロック31を移動させるモータ38、センサ部45
の光電センサ46を移動させるモータ51、多連分注部
2のシリンジを駆動するモータ64は、CPU65によ
り駆動部インターフェース66およびそれぞれの駆動
部、すなわち多連分注部駆動部67、受血者試料容器格
納部駆動部68、センサ部駆動部69、多連分注部2の
シリンジ駆動部70を介して駆動制御する。なお、図5
ではシリンジ駆動部70により一つのモータ64を駆動
するようにしているが、分注ノズル12a〜12eに対
応してそれぞれモータを有する場合には、これらのモー
タを同様にCPU65の制御のもとにシリンジ駆動部7
0により駆動する。また、センサ部45の光電センサ4
6の出力は、センサ入力インターフェース72および入
出力インターフェース73を介してCPU65に供給
し、CPU65で処理した表示情報は入出力インターフ
ェース73および表示部インターフェース74を介して
表示部75に供給して表示する。
【0023】この実施例では、上述したように、分注動
作の開始に先立って、センサ部45によりブロック42
における供血者試料容器のセット状態を検知するため、
例えば図示しない分注スタートスイッチのオン動作に同
期して、CPU65により駆動部インターフェース66
およびセンサ部駆動部69を介してモータ51を駆動
し、これにより光電センサ46を図1においてy方向に
移動させてブロック42の装着穴a〜eを走査し、その
ときの光電センサ46の出力をセンサ入力インターフェ
ース72および入出力インターフェース73を介してC
PU65に取り込む。これにより供血者試料容器のセッ
ト状態を検知し、以後はその検知情報に基づいて、セッ
トされていない供血者試料容器に対しては分注動作を行
わないように多連分注部2および受血者試料容器格納部
4の駆動を制御して所要の分注を行う。
【0024】以下、血液交差適合試験におけるこの実施
例の動作を順を追って説明する。なお、以下の動作説明
では、受血者試料容器格納部4の移動ブロック31の装
着穴32に受血者試料容器33がセットされ、かつ供血
者試料容器格納部6のブロック42の装着穴a〜c,e
に、供血者試料容器42a〜42c,42eがセットさ
れてそのセット状態がCPU65において検知されてい
ると共に、少なくともこれら供血者試料容器42a〜4
2c,42eのセット位置に対応する受血者血球浮遊液
作成容器格納部5のブロック41の装着穴a〜c,eお
よび供血者血球浮遊液作成容器格納部7のブロック55
の装着穴a〜c,eに、それぞれ受血者血球浮遊液作成
容器41a〜41c,41eおよび供血者血球浮遊液作
成容器55a〜55c,55eがセットされているもの
とする。
【0025】A.受血者血漿試料の分注 先ず、多連分注部2のアーム11を図1の状態からx方
向の左方に移動して受血者試料容器格納部4上に位置決
めし、その状態で移動ブロック31をy方向に移動させ
ながら受血者試料容器33を、セットした供血者試料容
器42a〜42c,42eの位置に対応する分注ノズル
12a〜12c,12eの下方に順次位置だしすると共
に、その各位置においてアーム11を下降および上昇さ
せて、4本の分注ノズル12a〜12c,12eに順番
に所定量の受血者血漿試料を吸引する。その後、多連分
注部2のアーム11をx方向にさらに移動してマイクロ
プレート61の第1列61−1上に位置決めし、その状
態で吸引した受血者血漿試料を分注ノズル12a〜12
c,12eの位置に対応する4個のウエル61−1a〜
61−1c,61−1eに同時に吐出する。
【0026】B.受血者血球試料の分注 受血者血漿試料の分注後、多連分注部2のアーム11を
x方向の右方に移動して再び受血者試料容器格納部4上
に位置決めし、その状態で同様に移動ブロック31をy
方向に移動させながら受血者試料容器33を、セットし
た供血者試料容器42a〜42c,42eの位置に対応
する分注ノズル12a〜12c,12eの下方に順次位
置だしすると共に、その各位置においてアーム11を下
降および上昇させて、4本の分注ノズル12a〜12
c,12eに順番に所定量の受血者血球を吸引する。そ
の後、多連分注部2のアーム11をx方向の左方に移動
して受血者血球浮遊液作成容器格納部5のブロック41
上に位置決めし、その状態でアーム11を下降させて対
応する受血者血球浮遊液作成容器41a〜41c,41
e内に吸引した受血者血球を同時に吐出すると共に、連
続して希釈液(生理食塩水)を吐出する。
【0027】受血者血球および希釈液の吐出後、そのま
まの状態で分注ノズル12a〜12c,12eにより吸
排動作を行って試料を攪拌し、これにより受血者血球浮
遊液(受血者血球試料)を作成する。その後、作成した
受血者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12eに
所定量吸引してアーム11を上昇させ、さらにアーム1
1をx方向の左方に移動してマイクロプレート61の第
2列61−2上に位置決めし、その状態で吸引した受血
者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12eの位置
に対応する4個のウエル61−2a〜61−2c,61
−2eに同時に吐出する。
【0028】C.ノズルの洗浄 受血者血球試料の吐出後、多連分注部2のアーム11を
x方向の右方に移動してノズル洗浄部3上に位置決め
し、その状態でアーム11を下降させて、分注ノズル1
2a〜12eおよび液面検知電極13a〜13eの先端
部を洗浄液に浸漬し、これによりこれら先端部を洗浄し
た後アーム11を上昇させる。
【0029】D.供血者血漿試料の分注 ノズル洗浄後、多連分注部2のアーム11をx方向の左
方に移動して供血者試料容器格納部6のブロック42上
に位置決めし、その状態でアーム11を下降させてセッ
トされている供血者試料容器42a〜42c,42e内
に対応する分注ノズル12a〜12eを侵入させてそれ
ぞれ所定量の供血者血漿を吸引する。その後、アーム1
1を上昇させてから、該アーム11をx方向の左方にさ
らに移動してマイクロプレート61の第2列61−2上
に位置決めし、その状態で吸引した供血者血漿試料を分
注ノズル12a〜12c,12eの位置に対応する4個
のウエル61−2a〜61−2c,61−2eに同時に
吐出する。
【0030】E.供血者血球試料の分注 その後、多連分注部2のアーム11をx方向の右方に移
動して再び供血者試料容器格納部6のブロック42上に
位置決めし、その状態でアーム11を下降させてセット
されている供血者試料容器42a〜42c,42e内に
対応する分注ノズル12a〜12eを侵入させてそれぞ
れ所定量の供血者血球を吸引する。次に、アーム11を
上昇させてから、該アーム11をx方向の左方に移動し
て供血者血球浮遊液作成容器格納部7のブロック55上
に位置決めし、その状態でアーム11を下降させて対応
する供血者血球浮遊液作成容器55a〜55c,55e
内に吸引した供血者血球を同時に吐出すると共に、連続
して希釈液(生理食塩水)を吐出する。
【0031】供血者血球および希釈液の吐出後、そのま
まの状態で分注ノズル12a〜12c,12eにより吸
排動作を行って試料を攪拌し、これにより供血者血球浮
遊液(供血者血球試料)を作成する。その後、作成した
供血者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12eに
所定量吸引してアーム11を上昇させ、さらにアーム1
1をx方向の左方に移動してマイクロプレート61の第
1列61−1上に位置決めし、その状態で吸引した供血
者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12eの位置
に対応する4個のウエル61−1a〜61−1c,61
−1eに同時に吐出する。
【0032】以上の動作が終了すると、マイクロプレー
ト61の第1列61−1の4個のウエル61−1a〜6
1−1c,61−1eには受血者血漿試料と供血者血球
試料とが分注され、これにより血液交差適合試験の主試
験を行うことができ、またマイクロプレート61の第2
列61−2の4個のウエル62−1a〜62−1c,6
1−2eには受血者血球試料と供血者血漿試料とが分注
され、これにより血液交差適合試験の副試験を行うこと
ができる。
【0033】このように、この実施例においては、供血
者試料容器のセット状態を検知し、セットされていない
供血者試料容器に対しては分注動作を行わないようにし
たので、血液交差適合試験の所要の分注を効率良く短時
間で行うことができる。
【0034】図6はこの発明の第2実施例を線図的に示
す平面図である。この輸血検査用分注装置は、第1実施
例においてブロック41を設ける代わりに、受血者試料
容器格納部4の移動ブロック31にさらに一つの装着穴
81を形成し、この装着穴81に受血者血球浮遊液作成
容器82を装着するようにして受血者血球浮遊液作成容
器格納部5を構成したもので、その他の構成は第1実施
例と同様である。以下、受血者試料容器格納部4および
受血者血球浮遊液作成容器格納部5を総称して受血者試
料部83とする。
【0035】この実施例においても、分注動作の開始に
先立って、センサ部45によりブロック42における供
血者試料容器のセット状態を検知し、その情報に基づい
てセットされていない供血者試料容器に対しては分注動
作を行わないように多連分注部2および受血者試料部8
3の駆動を制御して所要の分注を行う。以下、この実施
例による血液交差適合試験の動作を、第1実施例と同様
に、供血者試料容器格納部6のブロック42の4つの装
着穴a〜c,eに、供血者試料容器42a〜42c,4
2eがセットされているものとして、順を追って説明す
る。
【0036】A.受血者血漿試料の分注 先ず、多連分注部2のアーム11を図1の状態からx方
向の左方に移動して受血者試料部83の受血者試料容器
33上に位置決めし、その状態で移動ブロック31をy
方向に移動させながら受血者試料容器33を、セットし
た供血者試料容器42a〜42c,42eの位置に対応
する分注ノズル12a〜12c,12eの下方に順次位
置だしすると共に、その各位置においてアーム11を下
降および上昇させて、4本の分注ノズル12a〜12
c,12eに順番に所定量の受血者血漿試料を吸引す
る。その後、多連分注部2のアーム11をx方向にさら
に移動してマイクロプレート61の第1列61−1上に
位置決めし、その状態で吸引した受血者血漿試料を分注
ノズル12a〜12c,12eの位置に対応する4個の
ウエル61−1a〜61−1c,61−1eに同時に吐
出する。
【0037】B.受血者血球試料の分注 受血者血漿試料の分注後、多連分注部2のアーム11を
x方向の右方に移動して分注ノズル12aを受血者試料
部83の受血者試料容器33上に位置決めし、その状態
でアーム11を下降させて分注ノズル12aにより4本
分の供血者試料に対応する量の受血者血球を吸引する。
血球吸引後、アーム11を上昇させてx方向の左方に移
動させて受血者試料部83の受血者血球浮遊液作成容器
82上に位置決めし、その状態でアーム11を下降させ
て受血者血球浮遊液作成容器82に吸引した受血者血球
を吐出すると共に、連続して希釈液(生理食塩水)を吐
出する。
【0038】受血者血球および希釈液の吐出後、そのま
まの状態で分注ノズル12aにより吸排動作を行って試
料を攪拌し、これにより受血者血球浮遊液(受血者血球
試料)を作成する。その後、移動ブロック31をy方向
に移動させながら受血者血球浮遊液作成容器82を、セ
ットした供血者試料容器42a〜42c,42eの位置
に対応する分注ノズル12a〜12c,12eの下方に
順次位置だしすると共に、その各位置においてアーム1
1を下降および上昇させて、4本の分注ノズル12a〜
12c,12eに順番に所定量の受血者血球試料を吸引
する。なお、この例では分注ノズル12aに対応する供
血者試料容器42aがセットされているので、受血者血
球浮遊液の作成後は、直ちに分注ノズル12aにより所
定量の受血者血球浮遊液を吸引する。分注ノズル12a
〜12c,12eへの受血者血球試料の吸引が終了した
ら、アーム11をx方向の左方に移動してマイクロプレ
ート61の第2列61−2上に位置決めし、その状態で
吸引した受血者血球試料を分注ノズル12a〜12c,
12eの位置に対応する4個のウエル61−2a〜61
−2c,61−2eに同時に吐出する。
【0039】C.ノズルの洗浄 受血者血球試料の吐出後、多連分注部2のアーム11を
x方向の右方に移動してノズル洗浄部3上に位置決め
し、その状態でアーム11を下降させて、分注ノズル1
2a〜12eおよび液面検知電極13a〜13eの先端
部を洗浄液に浸漬し、これによりこれら先端部を洗浄し
た後アーム11を上昇させる。
【0040】D.供血者血漿試料の分注 ノズル洗浄後、多連分注部2のアーム11をx方向の左
方に移動して供血者試料容器格納部6のブロック42上
に位置決めし、その状態でアーム11を下降させてセッ
トされている供血者試料容器42a〜42c,42e内
に対応する分注ノズル12a〜12eを侵入させてそれ
ぞれ所定量の供血者血漿を吸引する。その後、アーム1
1を上昇させてから、該アーム11をx方向の左方にさ
らに移動してマイクロプレート61の第2列61−2上
に位置決めし、その状態で吸引した供血者血漿試料を分
注ノズル12a〜12c,12eの位置に対応する4個
のウエル61−2a〜61−2c,61−2eに同時に
吐出する。
【0041】E.供血者血球試料の分注 その後、多連分注部2のアーム11をx方向の右方に移
動して再び供血者試料容器格納部6のブロック42上に
位置決めし、その状態でアーム11を下降させてセット
されている供血者試料容器42a〜42c,42e内に
対応する分注ノズル12a〜12eを侵入させてそれぞ
れ所定量の供血者血球を吸引する。次に、アーム11を
上昇させてから、該アーム11をx方向の左方に移動し
て供血者血球浮遊液作成容器格納部7のブロック55上
に位置決めし、その状態でアーム11を下降させて対応
する供血者血球浮遊液作成容器55a〜55c,55e
内に吸引した供血者血球を同時に吐出すると共に、連続
して希釈液(生理食塩水)を吐出する。
【0042】供血者血球および希釈液の吐出後、そのま
まの状態で分注ノズル12a〜12c,12eにより吸
排動作を行って試料を攪拌し、これにより供血者血球浮
遊液(供血者血球試料)を作成する。その後、作成した
供血者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12eに
それぞれ所定量吸引してアーム11を上昇させ、さらに
アーム11をx方向の左方に移動してマイクロプレート
61の第1列61−1上に位置決めし、その状態で吸引
した供血者血球試料を分注ノズル12a〜12c,12
eの位置に対応する4個のウエル61−1a〜61−1
c,61−1eに同時に吐出する。
【0043】以上の動作が終了すると、第1実施例と同
様に、マイクロプレート61の第1列61−1の4個の
ウエル61−1a〜61−1c,61−1eには受血者
血漿試料と供血者血球試料とが分注され、これにより血
液交差適合試験の主試験を行うことができ、またマイク
ロプレート61の第2列61−2の4個のウエル62−
1a〜62−1c,61−2eには受血者血球試料と供
血者血漿試料とが分注され、これにより血液交差適合試
験の副試験を行うことができる。
【0044】このように、この実施例においても、供血
者試料容器のセット状態を検知し、セットされていない
供血者試料容器に対しては分注動作を行わないようにし
たので、血液交差適合試験の所要の分注を効率良く短時
間で行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、血液
交差適合試験における複雑な分注を自動的にかつ正確に
できると共に、その分注動作を供血者試料容器のセット
状態を検知して制御するようにしたので、試料に無駄を
生じることなく所望の分注を効率良く、短時間で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を線図的に示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す多連分注部の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】図1に示す受血者試料容器格納部の構成を示す
斜視図である。
【図4】図1に示す供血者試料容器格納部の構成を線図
的に示す断面図である。
【図5】図1に示す輸血検査用分注装置の制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第2実施例を線図的に示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 装置テーブル 2 多連分注部 3 ノズル洗浄部 4 受血者試料容器格納部 5 受血者血球浮遊液作成容器格納部 6 供血者試料容器格納部 7 供血者血球浮遊液作成容器格納部 8 反応容器部 11 アーム 12a〜12e 分注ノズル 31 移動ブロック 32 装着穴 33 受血者試料容器 41,42,55 ブロック 42a〜42c,42e 供血者試料容器 45 センサ部 46 光電センサ 61 マイクロプレート 65 CPU 66 駆動部インターフェース 67 多連分注部駆動部 68 受血者試料容器格納部駆動部 69 センサ部駆動部 70 シリンジ駆動部 72 センサ入力インターフェース 73 入出力インターフェース 81 装着穴 82 受血者血球浮遊液作成容器 83 受血者試料部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 35/10 G01N 1/00 101 G01N 33/80

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸血検査を行うために、受血者血液試料
    と供血者血液試料とを反応容器部に分注する輸血検査用
    分注装置であって、 前記受血者血液試料を収容する受血者試料容器を装着す
    る受血者試料容器格納部と、 前記供血者血液試料を収容する複数の供血者試料容器を
    格納し得る供血者試料容器格納部と、 前記受血者試料容器格納部から受血者血液試料を吸引し
    て前記反応容器部に分注すると共に前記供血者試料容器
    格納部から供血者血液試料を吸引して前記反応容器部に
    分注するように移動可能に設けた分注ノズルを有した分
    注部と、 前記供血者試料容器格納部に格納されている供血者試料
    容器を検知する検知手段と、 この検知手段の出力に基づいて前記分注部による受血者
    血液試料および供血者血液試料の前記反応容器への分注
    動作を制御する制御手段とを具えることを特徴とする輸
    血検査用分注装置。
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