JP2872785B2 - ベッド装置 - Google Patents
ベッド装置Info
- Publication number
- JP2872785B2 JP2872785B2 JP2245248A JP24524890A JP2872785B2 JP 2872785 B2 JP2872785 B2 JP 2872785B2 JP 2245248 A JP2245248 A JP 2245248A JP 24524890 A JP24524890 A JP 24524890A JP 2872785 B2 JP2872785 B2 JP 2872785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed body
- pair
- arms
- side bars
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえば、病人、身障者、寝たきり老人
(以下、単に「病人等」という。)の介護に適したベッ
ド装置に関するもので、特に、家庭においても簡単に用
いることができ、かつ広範囲の使用態様が可能とされた
ベッド装置に関するものである。
(以下、単に「病人等」という。)の介護に適したベッ
ド装置に関するもので、特に、家庭においても簡単に用
いることができ、かつ広範囲の使用態様が可能とされた
ベッド装置に関するものである。
[従来の技術] 医療機器の発展と相俟って、種々の機能を有するベッ
ド装置またはベッドに付随して用いられる介護用装置が
提案されている。
ド装置またはベッドに付随して用いられる介護用装置が
提案されている。
本件出願人は、平成1年2月17日付提出の特願平1−
38682号において、改良されたベッド装置を提案してい
る。このベッドは、日本における住宅事情を考慮して、
たとえば6畳または4畳半程度の部屋においても使用す
ることができるようにされており、また、病人等をベッ
ド本体から降したり、ベッド本体上に乗せたりすること
を簡単に行なえる機能が付加されている。また、このベ
ッド装置は、病人等のリハビリテーションの助けとなり
得るようにも工夫されている。
38682号において、改良されたベッド装置を提案してい
る。このベッドは、日本における住宅事情を考慮して、
たとえば6畳または4畳半程度の部屋においても使用す
ることができるようにされており、また、病人等をベッ
ド本体から降したり、ベッド本体上に乗せたりすること
を簡単に行なえる機能が付加されている。また、このベ
ッド装置は、病人等のリハビリテーションの助けとなり
得るようにも工夫されている。
上述したベッド装置は、具体的にはベッド本体の長手
方向の両端部においてベッド本体の幅方向に延びるよう
にベッド本体に対して固定的に設けられる、1対のガイ
ドを備える。これらガイドの各々によってベッド本体の
幅方向にスライドするように、1対のスライダが取付け
られる。これらスライダは、ガイドに沿うスライドによ
って、ベッド本体の側方に張り出す状態となる。また、
各スライダから上方に延びるように、支柱がそれぞれス
ライダに取付けられる。各支柱に沿って移動可能に、支
持部材が取付けられる。支持部材は、各支柱に沿って移
動された任意の位置で停止可能とされる。
方向の両端部においてベッド本体の幅方向に延びるよう
にベッド本体に対して固定的に設けられる、1対のガイ
ドを備える。これらガイドの各々によってベッド本体の
幅方向にスライドするように、1対のスライダが取付け
られる。これらスライダは、ガイドに沿うスライドによ
って、ベッド本体の側方に張り出す状態となる。また、
各スライダから上方に延びるように、支柱がそれぞれス
ライダに取付けられる。各支柱に沿って移動可能に、支
持部材が取付けられる。支持部材は、各支柱に沿って移
動された任意の位置で停止可能とされる。
上述したベッド装置において、1対の支柱は、各スラ
イダが各ガイドに沿ってスライドすることに応じて、ベ
ッド本体の幅方向寸法内の位置とベッド本体の幅方向寸
法から外れた位置との間で移動可能である。また、支持
部材は、支柱がどの位置にあっても、各支柱に沿って上
下方向に移動可能でありかつ移動された位置で停止可能
である。その結果、1対の支持部材は、ベッド本体の上
方の空間およびベッド本体の側方の空間の範囲内におい
て、任意の位置をとることができる。
イダが各ガイドに沿ってスライドすることに応じて、ベ
ッド本体の幅方向寸法内の位置とベッド本体の幅方向寸
法から外れた位置との間で移動可能である。また、支持
部材は、支柱がどの位置にあっても、各支柱に沿って上
下方向に移動可能でありかつ移動された位置で停止可能
である。その結果、1対の支持部材は、ベッド本体の上
方の空間およびベッド本体の側方の空間の範囲内におい
て、任意の位置をとることができる。
したがって、このような支持部材の動きを利用して、
ベッド本体上に寝かされている病人等をベッド本体の側
方にまで移動させることができ、また、逆の方向へも移
動させることができる。そのため、このベッド装置によ
れば、病人等を、ベッド本体から降して、入浴させた
り、車椅子に乗せたりすることや、逆に、ベッド本体に
戻したりすることを、容易に行なうことができる。
ベッド本体上に寝かされている病人等をベッド本体の側
方にまで移動させることができ、また、逆の方向へも移
動させることができる。そのため、このベッド装置によ
れば、病人等を、ベッド本体から降して、入浴させた
り、車椅子に乗せたりすることや、逆に、ベッド本体に
戻したりすることを、容易に行なうことができる。
また、前述したような病人等の移動に際しては、1対
の支持部材間を連結するように、2本の平行な側棒が置
かれ、これら側棒の間に病人等を位置させ、病人等の体
の下に敷かれた適当なハンガー部材を側棒に掛けた状態
とされるのが通常である。この場合、1対の支持部材間
に渡された側棒は、種々の形状または構造のハンガー部
材を掛けることを可能にし、したがって、ハンガー部材
の種類を選ぶことにより、病人等を、寝たままの姿勢、
あるいは座った姿勢等、任意の姿勢で移動させることが
できる。
の支持部材間を連結するように、2本の平行な側棒が置
かれ、これら側棒の間に病人等を位置させ、病人等の体
の下に敷かれた適当なハンガー部材を側棒に掛けた状態
とされるのが通常である。この場合、1対の支持部材間
に渡された側棒は、種々の形状または構造のハンガー部
材を掛けることを可能にし、したがって、ハンガー部材
の種類を選ぶことにより、病人等を、寝たままの姿勢、
あるいは座った姿勢等、任意の姿勢で移動させることが
できる。
[発明が解決しようとする課題] 上述した側棒は、支持部材に対して取外し可能とされ
てもよいが、側棒は、ベッド本体の長手方向寸法に匹敵
する長さを有しているので、支持部材から取外されたと
き、それらを収納できる場所に制限を受ける。そのた
め、側棒は、多くの場合、支持部材に取付けられたまま
とされる。
てもよいが、側棒は、ベッド本体の長手方向寸法に匹敵
する長さを有しているので、支持部材から取外されたと
き、それらを収納できる場所に制限を受ける。そのた
め、側棒は、多くの場合、支持部材に取付けられたまま
とされる。
しかしながら、側棒は、使用されないときには、ベッ
ド本体上に寝かされた病人等の真上に位置することにな
り、そのため、側棒は、病人等に対して圧迫感を与える
ことがある。病人等の真上に位置する側棒が、病人等に
対して圧迫感を与えないようにするには、不使用時にお
いて、側棒が病人等から十分に離されるように高い位置
にもたらされる必要がある。
ド本体上に寝かされた病人等の真上に位置することにな
り、そのため、側棒は、病人等に対して圧迫感を与える
ことがある。病人等の真上に位置する側棒が、病人等に
対して圧迫感を与えないようにするには、不使用時にお
いて、側棒が病人等から十分に離されるように高い位置
にもたらされる必要がある。
しかしながら、上述のように、側棒が十分な高さまで
もたらされるようにするためには、支持部材の上下方向
の移動を案内する支柱を長くしなければならない。この
ことは、ヘッド装置の大型化、特に高背化を招き、好ま
しくない。また、支持部材を支柱に沿って移動させるた
めの機構として、たとえばリードスクリューが用いられ
るが、このリードスクリューも長くされなければならな
い。
もたらされるようにするためには、支持部材の上下方向
の移動を案内する支柱を長くしなければならない。この
ことは、ヘッド装置の大型化、特に高背化を招き、好ま
しくない。また、支持部材を支柱に沿って移動させるた
めの機構として、たとえばリードスクリューが用いられ
るが、このリードスクリューも長くされなければならな
い。
また、上述した支柱およびリードスクリューが長くさ
れ、側棒が十分に高くまでもたらされるようにされたと
しても、今度は、側棒をこのように高い位置まで移動さ
せるのに、比較的長い時間を必要とする、という問題に
遭遇する。すなわち、病人等の体重を支えたまま上下移
動される支持部材は、小さい方でその移動を可能にする
ため、減速機構を介して駆動力が伝達されるのが通常で
ある。そのため、支持部材および側棒の移動速度が低く
なり、それゆえに、側棒を所望の高さにまでもたらすの
に比較的長い時間を要する。
れ、側棒が十分に高くまでもたらされるようにされたと
しても、今度は、側棒をこのように高い位置まで移動さ
せるのに、比較的長い時間を必要とする、という問題に
遭遇する。すなわち、病人等の体重を支えたまま上下移
動される支持部材は、小さい方でその移動を可能にする
ため、減速機構を介して駆動力が伝達されるのが通常で
ある。そのため、支持部材および側棒の移動速度が低く
なり、それゆえに、側棒を所望の高さにまでもたらすの
に比較的長い時間を要する。
それゆえに、この発明の目的は、側棒が通常の使用状
態とされないとき、迅速に、その高さを高くできる機構
を備える、ベッド装置を提供しようとすることである。
態とされないとき、迅速に、その高さを高くできる機構
を備える、ベッド装置を提供しようとすることである。
[課題を解決するための手段] この発明によるベッド装置は、まず、長手方向寸法お
よび幅方向寸法を有する、ベッド本体を備える。このベ
ッド本体に対して、スライド可能に、1対のスライダが
取付けられる。すなわち、1対のスライダは、ベッド本
体の長手方向の両端部においてベッド本体の幅方向にス
ライド可能であり、このスライドによってベッド本体の
幅方向に張り出す状態となる。各スライダから上方に延
びるように、支柱が、各スライダに取付けられる。各支
柱には、支持部材が、各支柱に沿って移動可能かつ移動
された位置で停止可能に取付けられる。また、1対の支
持部材間を連結するように、互いに平行な2本の側棒が
設けられる。
よび幅方向寸法を有する、ベッド本体を備える。このベ
ッド本体に対して、スライド可能に、1対のスライダが
取付けられる。すなわち、1対のスライダは、ベッド本
体の長手方向の両端部においてベッド本体の幅方向にス
ライド可能であり、このスライドによってベッド本体の
幅方向に張り出す状態となる。各スライダから上方に延
びるように、支柱が、各スライダに取付けられる。各支
柱には、支持部材が、各支柱に沿って移動可能かつ移動
された位置で停止可能に取付けられる。また、1対の支
持部材間を連結するように、互いに平行な2本の側棒が
設けられる。
このようなベッド装置において、前記各支持部材は、
支柱に沿って移動するスライドブロックと、このスライ
ドブロックに固定されるブラケットと、このブラケット
からベッド本体の幅方向にかつ互いに逆方向に張り出す
ように取付けられる1対のアームとを備える。
支柱に沿って移動するスライドブロックと、このスライ
ドブロックに固定されるブラケットと、このブラケット
からベッド本体の幅方向にかつ互いに逆方向に張り出す
ように取付けられる1対のアームとを備える。
さらに、前記1対のアームは、前記ブラケットに対し
てそれぞれ上方へ回動可能とされるとともに上方へ回動
された状態で固定可能とされる。また、前記2本の側棒
の各々は、前記1対のアームの各々に取付けられる。こ
れによって、側棒は、アームの回動に従って上下2位置
をとり得るようにされる。
てそれぞれ上方へ回動可能とされるとともに上方へ回動
された状態で固定可能とされる。また、前記2本の側棒
の各々は、前記1対のアームの各々に取付けられる。こ
れによって、側棒は、アームの回動に従って上下2位置
をとり得るようにされる。
[作用] この発明に係るベッド装置において、2本の側棒は、
支柱に沿う支持部材の上下方向への移動によって上下方
向にその位置を変えることができるばかりでなく、アー
ムの回動によっても、その上下方向の位置を変えること
ができる。
支柱に沿う支持部材の上下方向への移動によって上下方
向にその位置を変えることができるばかりでなく、アー
ムの回動によっても、その上下方向の位置を変えること
ができる。
[発明の効果] したがって、この発明によれば、通常、減速機構を介
しての動作が与えられるため、その上下方向への移動速
度が低い支持部材だけに頼ることなく、アームの回動に
よっても、2本の側棒の位置を上下方向に変えることが
できる。
しての動作が与えられるため、その上下方向への移動速
度が低い支持部材だけに頼ることなく、アームの回動に
よっても、2本の側棒の位置を上下方向に変えることが
できる。
それゆえに、2本の側棒を、迅速に高い位置にもたら
すことができる。側棒を使用しないとき、このように高
い位置にそれらをもたらすことにより、側棒が病人等に
対して圧迫感を与えないようにすることができる。ま
た、病人等に対する診察等を行なう場合にも、側棒がこ
のような診察等の妨げとならないように、迅速に高い位
置にそれらを迅速にもたらすことができる。
すことができる。側棒を使用しないとき、このように高
い位置にそれらをもたらすことにより、側棒が病人等に
対して圧迫感を与えないようにすることができる。ま
た、病人等に対する診察等を行なう場合にも、側棒がこ
のような診察等の妨げとならないように、迅速に高い位
置にそれらを迅速にもたらすことができる。
また、側棒を所望の高さまでもたらされるようにする
ための機構を、支柱とアームとによって分担させること
ができるので、側棒を所望の高さにまでもたらすのに必
要な支柱の長さを、アームの上方への回動によって側棒
が上方へ変位される長さだけ短くすることもできる。し
たがって、ベッド装置全体としての高さが低減されるこ
とができる。また、支柱に沿って支持部材を移動させる
のに、たとえば、リードスクリューが用いられる場合に
は、このリードスクリューの長さを短くすることができ
る。
ための機構を、支柱とアームとによって分担させること
ができるので、側棒を所望の高さにまでもたらすのに必
要な支柱の長さを、アームの上方への回動によって側棒
が上方へ変位される長さだけ短くすることもできる。し
たがって、ベッド装置全体としての高さが低減されるこ
とができる。また、支柱に沿って支持部材を移動させる
のに、たとえば、リードスクリューが用いられる場合に
は、このリードスクリューの長さを短くすることができ
る。
また、側棒を、前述したように、不使用時において病
人等に圧迫感を与えないように所定の高さまでもたらし
た状態において、側棒を再び使用しようとするとき、こ
れらを迅速に下方位置にまでもたらすことができる。す
なわち、このような側棒の下方への移動の少なくとも一
部を、アームの下方への回動によって迅速に行なうこと
ができる。
人等に圧迫感を与えないように所定の高さまでもたらし
た状態において、側棒を再び使用しようとするとき、こ
れらを迅速に下方位置にまでもたらすことができる。す
なわち、このような側棒の下方への移動の少なくとも一
部を、アームの下方への回動によって迅速に行なうこと
ができる。
また、アームの前述した上方への回動は、側棒の上方
への移動を可能にするだけでなく、アーム自身を支柱に
ほぼ沿った状態にすることも可能にする。したがって、
アームが側方へ張り出した状態で与える圧迫感をも必要
に応じて取り除くことができる。
への移動を可能にするだけでなく、アーム自身を支柱に
ほぼ沿った状態にすることも可能にする。したがって、
アームが側方へ張り出した状態で与える圧迫感をも必要
に応じて取り除くことができる。
[実施例] 第1図ないし第6図には、この発明の一実施例による
ベッド装置1の全体の構成が示されている。ここで、第
1図ないし第3図は、当該ベッド装置1がとり得る第1
の典型的な形態を示しており、第4図および第5図は、
同じく第2の典型的な形態を示しており、第6図は、同
じく第3図の典型的な形態を示している。また、第1図
は正面図であり、第2図および第4図は平面図であり、
第3図、第5図および第6図は、左側面図である。
ベッド装置1の全体の構成が示されている。ここで、第
1図ないし第3図は、当該ベッド装置1がとり得る第1
の典型的な形態を示しており、第4図および第5図は、
同じく第2の典型的な形態を示しており、第6図は、同
じく第3図の典型的な形態を示している。また、第1図
は正面図であり、第2図および第4図は平面図であり、
第3図、第5図および第6図は、左側面図である。
ベッド装置1に含まれる主要な構成について説明する
と、ベッド装置1は、マットレス2が敷かれたベッド本
体3を備える。このベッド本体3は、起伏可能な構成を
有しており、所望に応じて、マットレス2の一部の傾斜
状態を変えることができるようにされている。後述する
第19図において、マットレス2の一部が起こされた状態
が想像線で示されている。
と、ベッド装置1は、マットレス2が敷かれたベッド本
体3を備える。このベッド本体3は、起伏可能な構成を
有しており、所望に応じて、マットレス2の一部の傾斜
状態を変えることができるようにされている。後述する
第19図において、マットレス2の一部が起こされた状態
が想像線で示されている。
ベッド本体3の長手方向の両端部においてベッド本体
3の幅方向にスライド可能に、1対のスライダ4および
5が取付けられる。これらスライダ4および5は、その
スライドによって第4図および第5図に最もよく示され
ているように、ベッド本体3の幅方向に張り出す状態と
なる。
3の幅方向にスライド可能に、1対のスライダ4および
5が取付けられる。これらスライダ4および5は、その
スライドによって第4図および第5図に最もよく示され
ているように、ベッド本体3の幅方向に張り出す状態と
なる。
スライダ4および5の各々から上方に延びるように、
1対の支柱6および7が取付けられる。
1対の支柱6および7が取付けられる。
支柱6および7の各々に沿って移動可能かつ移動され
た位置で停止可能に、1対の支持部材8および9が取付
けられる。
た位置で停止可能に、1対の支持部材8および9が取付
けられる。
また、1対の支持部材8および9間を連結するよう
に、互いに平行な2本の側棒10および11が設けられる。
に、互いに平行な2本の側棒10および11が設けられる。
以下、このベッド装置1のより詳細な説明を行なう。
まず、スライダ4および5をベッド本体3の幅方向に
スライドさせるための構造について説明する。第7図、
第8図および第9図には、一方のスライダ4が示され、
これらの図面は、第3図、第5図および第6図にそれぞ
れ対応している。なお、この一方のスライダ4に与えら
れる構造と実質的に同じ構造が、他方のスライダ5に対
しても与えられている。また、第7図ないし第9図で
は、スライダ4に関連する動作の理解を容易にするた
め、一部において破断または図示の省略が行なわれてい
ることを指摘しておく。
スライドさせるための構造について説明する。第7図、
第8図および第9図には、一方のスライダ4が示され、
これらの図面は、第3図、第5図および第6図にそれぞ
れ対応している。なお、この一方のスライダ4に与えら
れる構造と実質的に同じ構造が、他方のスライダ5に対
しても与えられている。また、第7図ないし第9図で
は、スライダ4に関連する動作の理解を容易にするた
め、一部において破断または図示の省略が行なわれてい
ることを指摘しておく。
スライダ4および5は、全体としてL字状をなしてお
り、それぞれの垂直方向に延びる部分が脚部12および13
とされている。これら脚部12および13の各下端には、車
輪14および15がそれぞれ取付けられている。
り、それぞれの垂直方向に延びる部分が脚部12および13
とされている。これら脚部12および13の各下端には、車
輪14および15がそれぞれ取付けられている。
また、スライダ4および5をスライドさせるための動
力は、横移動用モータ16および17からそれぞれ得るよう
にしている。これらモータ16および17は、それぞれ、ス
ライダ4および5に固定される。
力は、横移動用モータ16および17からそれぞれ得るよう
にしている。これらモータ16および17は、それぞれ、ス
ライダ4および5に固定される。
以下、主として第7図ないし第9図を参照して、一方
のスライダ4にスライド動作を与えるための構造につい
て説明する。なお、この実施例では、スライダ4のスラ
イド動作に伴って、支柱6も、スライダ4上で移動する
ように構成されている。
のスライダ4にスライド動作を与えるための構造につい
て説明する。なお、この実施例では、スライダ4のスラ
イド動作に伴って、支柱6も、スライダ4上で移動する
ように構成されている。
スライダ4の水平方向に延びる部分には、チェーン18
が配置される。チェーン18は、ベルト等に置換えられて
もよい。チェーン18は、スライダ4に保持されたスプロ
ケットホイール19および20上に巻掛けされる。一方のス
プロケットホイール19には、モータ16の回転が、たとえ
ばベルト21を介して伝達される。
が配置される。チェーン18は、ベルト等に置換えられて
もよい。チェーン18は、スライダ4に保持されたスプロ
ケットホイール19および20上に巻掛けされる。一方のス
プロケットホイール19には、モータ16の回転が、たとえ
ばベルト21を介して伝達される。
チェーン18の下方経路上の所定の位置には、取付具22
が固定される。この取付具22は、また、ベッド本体3側
に備えるガイド23の所定の位置にも固定される。
が固定される。この取付具22は、また、ベッド本体3側
に備えるガイド23の所定の位置にも固定される。
したがって、モータ16の回転がベルト21を介してスプ
ロケットホイール16に伝達され、それに応じて、チェー
ン18が循環されたとき、チェーン18の下方経路は、取付
具22によって、ガイド23と固定されているので、スライ
ダ4がガイド23に対してスライド動作する。モータ16の
回転方向を変えることにより、スライダ4のスライド方
向が変えられる。このようなスライダ4のスライド動作
において、車輪14は、床面24上を転動する。
ロケットホイール16に伝達され、それに応じて、チェー
ン18が循環されたとき、チェーン18の下方経路は、取付
具22によって、ガイド23と固定されているので、スライ
ダ4がガイド23に対してスライド動作する。モータ16の
回転方向を変えることにより、スライダ4のスライド方
向が変えられる。このようなスライダ4のスライド動作
において、車輪14は、床面24上を転動する。
チェーン18の上方経路上の所定の位置には、もう1つ
の取付具25が固定される。この取付具25は、また、支柱
6のベース部26にも固定される。
の取付具25が固定される。この取付具25は、また、支柱
6のベース部26にも固定される。
したがって、前述したようにチェーン18が循環された
とき、チェーン18の上方経路は、取付具25によって、ベ
ース部26と固定されているので、ベース部26すなわち支
柱6は、スライダ4に対して変位する。
とき、チェーン18の上方経路は、取付具25によって、ベ
ース部26と固定されているので、ベース部26すなわち支
柱6は、スライダ4に対して変位する。
このような構成によれば、スライダ4がヘッド本体3
に対してスライドしたとき、支柱6も、また、スライダ
4上で同方向に変位する。この場合、また、スライダ4
のベッド本体3に対する変位量は、支柱6のスライダ4
に対する変位量に等しい。
に対してスライドしたとき、支柱6も、また、スライダ
4上で同方向に変位する。この場合、また、スライダ4
のベッド本体3に対する変位量は、支柱6のスライダ4
に対する変位量に等しい。
第7図の状態では、支柱6は、ベッド本体3の幅方向
の中央に位置している。この状態では、スライダ4は、
ベッド本体3の側方にわずかに張り出した状態となって
いる。
の中央に位置している。この状態では、スライダ4は、
ベッド本体3の側方にわずかに張り出した状態となって
いる。
第7図の状態から、第8図に示すように、スライダ4
が、ベッド本体3の側方に最大限に張り出した状態にさ
れると、支柱6は、スライダ4上で脚部12に近接した位
置にもたらされる。支柱6の、ベッド本体3を基準とし
ての動きで見ると、支柱6は、スライダ4のベッド本体
3に対する変位量の2倍の変位量をもって動かされる。
したがって、スライダ4のベッド本体3からの張り出し
量を少なくしながらも、支柱6を、ベッド本体3から側
方へ十分に離すことができる。
が、ベッド本体3の側方に最大限に張り出した状態にさ
れると、支柱6は、スライダ4上で脚部12に近接した位
置にもたらされる。支柱6の、ベッド本体3を基準とし
ての動きで見ると、支柱6は、スライダ4のベッド本体
3に対する変位量の2倍の変位量をもって動かされる。
したがって、スライダ4のベッド本体3からの張り出し
量を少なくしながらも、支柱6を、ベッド本体3から側
方へ十分に離すことができる。
他方、第7図の状態から、第9図に示すように、スラ
イダ4が、ベッド本体3にさらに近づけられると、支柱
6は、スライダ4上のモータ16に近接した位置にもたら
される。その結果、支柱6は、ベッド本体3の幅方向の
一方端側に片寄せられる。この第9図に示した状態は、
通常、前述した側棒10および11を使用しないときに実現
される。したがって、このように支柱6が片寄せられる
ことは、ベッド本体上に寝かされている病人等に対し
て、側棒10および11、支持部材8および9ならびに支柱
6および7が圧迫感を与えることを低減するのにさらに
効果的である。
イダ4が、ベッド本体3にさらに近づけられると、支柱
6は、スライダ4上のモータ16に近接した位置にもたら
される。その結果、支柱6は、ベッド本体3の幅方向の
一方端側に片寄せられる。この第9図に示した状態は、
通常、前述した側棒10および11を使用しないときに実現
される。したがって、このように支柱6が片寄せられる
ことは、ベッド本体上に寝かされている病人等に対し
て、側棒10および11、支持部材8および9ならびに支柱
6および7が圧迫感を与えることを低減するのにさらに
効果的である。
次に、支持部材8および9の詳細な構造について説明
する。支持部材8および9は、互いに対称の構造を有し
ている。第10図は、一方の支持部材8を示す右側面図で
あり、第11図は、同じく平面図であり、第12図は同じく
正面図である。
する。支持部材8および9は、互いに対称の構造を有し
ている。第10図は、一方の支持部材8を示す右側面図で
あり、第11図は、同じく平面図であり、第12図は同じく
正面図である。
支持部材8は、関連の支柱6に沿って移動するスライ
ドブロック27を備える。このスライドブロック27と支柱
6との関連については、第13図および第14図を参照して
後述する。このスライドブロック27には、たとえば断面
U字状のブラケット28が固定される。ブラケット28は、
後述する第14図にも示されている。このブラケット28に
は、1対のアーム29および30が取付けられる。これらア
ーム29および30は、ブラケット28からベッド本体3の幅
方向にかつ互いに逆方向に張り出している。
ドブロック27を備える。このスライドブロック27と支柱
6との関連については、第13図および第14図を参照して
後述する。このスライドブロック27には、たとえば断面
U字状のブラケット28が固定される。ブラケット28は、
後述する第14図にも示されている。このブラケット28に
は、1対のアーム29および30が取付けられる。これらア
ーム29および30は、ブラケット28からベッド本体3の幅
方向にかつ互いに逆方向に張り出している。
これらのアーム29および30は、ブラケット28に対し
て、ピン31および32を中心として、第10図に想像線で示
すように、それぞれ上方へ回動可能とされている。ま
た、スライドブロック27には、2つのフックリンク33お
よび34が共通のピン35によって回動可能に保持されてい
る。フックリンク33および34の各自由端には、それぞ
れ、フック部36および37が設けられる。他方、アーム29
および30の各自由端には、フック部36および37の各々に
係合し得る係合ピン38および39が設けられる。したがっ
て、第10図に想像線で示されるように、アーム29および
30がそれぞれ上方に回動されたとき、フックリンク33お
よび34のフック部36および37を、それぞれ、係合ピン38
および39に係合させることにより、アーム29および30の
上方へ回動された状態が固定される。
て、ピン31および32を中心として、第10図に想像線で示
すように、それぞれ上方へ回動可能とされている。ま
た、スライドブロック27には、2つのフックリンク33お
よび34が共通のピン35によって回動可能に保持されてい
る。フックリンク33および34の各自由端には、それぞ
れ、フック部36および37が設けられる。他方、アーム29
および30の各自由端には、フック部36および37の各々に
係合し得る係合ピン38および39が設けられる。したがっ
て、第10図に想像線で示されるように、アーム29および
30がそれぞれ上方に回動されたとき、フックリンク33お
よび34のフック部36および37を、それぞれ、係合ピン38
および39に係合させることにより、アーム29および30の
上方へ回動された状態が固定される。
上記した2本の側棒10および11は、それぞれ、アーム
29および30に取付けられる。したがって、上述したよう
なアーム29および30の回動に従って、側棒10および11
は、上下2位置をとることができる。第10図において、
実線によって、側棒10および11が下方位置にある状態が
示され、想像線によって、側棒10および11が上方位置に
ある状態が示されている。また、前述した第6図では、
第10図に想像線で示した状態に対応する状態が示されて
いる。このように、側棒10および11を上方位置にもたら
すことによって、ベッド本体3上に寝かされている病人
等に圧迫感を与えないようにすることができるととも
に、病人等に対する診察等に支障をきたさないようにす
ることができる。また、第10図に想像線で示すように、
側棒10および11を上方位置にもたらすことによって、後
述する第19図に示すような別の使用態様も可能になる。
29および30に取付けられる。したがって、上述したよう
なアーム29および30の回動に従って、側棒10および11
は、上下2位置をとることができる。第10図において、
実線によって、側棒10および11が下方位置にある状態が
示され、想像線によって、側棒10および11が上方位置に
ある状態が示されている。また、前述した第6図では、
第10図に想像線で示した状態に対応する状態が示されて
いる。このように、側棒10および11を上方位置にもたら
すことによって、ベッド本体3上に寝かされている病人
等に圧迫感を与えないようにすることができるととも
に、病人等に対する診察等に支障をきたさないようにす
ることができる。また、第10図に想像線で示すように、
側棒10および11を上方位置にもたらすことによって、後
述する第19図に示すような別の使用態様も可能になる。
なお、第10図ないし第12図では、一方の支持部材8に
関連する構成が図示されたが、第1図ないし第6図なら
びに第19図では、他方の支持部材9が図示されている。
この他方の支持部材9に含まれる要素であって、支持部
材8に含まれる要素と左右対称的な位置にある要素に
は、第10図ないし第12図で用いた参照数字に“a"を付し
た参照符号を用いることにし、重複する説明は省略す
る。
関連する構成が図示されたが、第1図ないし第6図なら
びに第19図では、他方の支持部材9が図示されている。
この他方の支持部材9に含まれる要素であって、支持部
材8に含まれる要素と左右対称的な位置にある要素に
は、第10図ないし第12図で用いた参照数字に“a"を付し
た参照符号を用いることにし、重複する説明は省略す
る。
側棒10および11は、この実施例では、アーム29,29aお
よびアーム30,30a上での位置を変更できるように構成さ
れている。すなわち、第10図ないし第12図に示したアー
ム29および30と側棒10および11との関係について説明す
ると、側棒10および11の各端部には、それぞれ、断面逆
U字状のクランプ40および41が取付けられる。他方、ア
ーム29および30は、断面T字状とされる。また、クラン
プ40および41には、第12図においてクランプ40について
示すように、断面T字状のアーム29の下方部分を挾むガ
イドブロック42および43が取付けられる。したがって、
クランプ40および41は、それぞれ、アーム29および30の
長手方向には移動可能であるが、アーム29および30から
側方へ外れることは禁止される。クランプ40および41に
は、それぞれ、締付けねじ44および45が設けられる。こ
れら締付けねじ44および45を締付けることにより、アー
ム29および30上でのクランプ40および41の位置が固定さ
れる。
よびアーム30,30a上での位置を変更できるように構成さ
れている。すなわち、第10図ないし第12図に示したアー
ム29および30と側棒10および11との関係について説明す
ると、側棒10および11の各端部には、それぞれ、断面逆
U字状のクランプ40および41が取付けられる。他方、ア
ーム29および30は、断面T字状とされる。また、クラン
プ40および41には、第12図においてクランプ40について
示すように、断面T字状のアーム29の下方部分を挾むガ
イドブロック42および43が取付けられる。したがって、
クランプ40および41は、それぞれ、アーム29および30の
長手方向には移動可能であるが、アーム29および30から
側方へ外れることは禁止される。クランプ40および41に
は、それぞれ、締付けねじ44および45が設けられる。こ
れら締付けねじ44および45を締付けることにより、アー
ム29および30上でのクランプ40および41の位置が固定さ
れる。
上述した構成は、側棒10および11の各々の他方端にお
いても採用されている。
いても採用されている。
このように、側棒10および11の、アーム29および30に
対する取付け位置を変更することにより、1対の側棒10
および11間の間隔を変えることができる。その一例が、
第2図および第4図に示されていて、第2図に示した側
棒10および11間の間隔は、第4図に示した側棒10および
11間の間隔より広くされている。このような側棒10およ
び11間の間隔の変更は、後述するように、たとえば、病
人等の体格に応じて行なわれる。
対する取付け位置を変更することにより、1対の側棒10
および11間の間隔を変えることができる。その一例が、
第2図および第4図に示されていて、第2図に示した側
棒10および11間の間隔は、第4図に示した側棒10および
11間の間隔より広くされている。このような側棒10およ
び11間の間隔の変更は、後述するように、たとえば、病
人等の体格に応じて行なわれる。
次に、支持部材8および9をそれぞれ支柱6および7
に沿って移動可能かつ移動された位置で停止可能とする
ための構造について説明する。第13図には、一方の支持
部材8に含まれるスライドブロック28と関連の支柱6と
の関係を示す縦断面図が示されている。第14図は、第13
図の線XIV−XIVに沿う拡大断面図である。なお、他方の
支持部材9に含まれるスライドブロック27aと関連の支
柱7との関係については、詳細には図示しないが、これ
は、第13図および第14図に示した構造と対称の構造を有
している。したがって、一方の支持部材8に含まれるス
ライドブロック27と関連の支柱6との関係についてのみ
詳細に説明する。
に沿って移動可能かつ移動された位置で停止可能とする
ための構造について説明する。第13図には、一方の支持
部材8に含まれるスライドブロック28と関連の支柱6と
の関係を示す縦断面図が示されている。第14図は、第13
図の線XIV−XIVに沿う拡大断面図である。なお、他方の
支持部材9に含まれるスライドブロック27aと関連の支
柱7との関係については、詳細には図示しないが、これ
は、第13図および第14図に示した構造と対称の構造を有
している。したがって、一方の支持部材8に含まれるス
ライドブロック27と関連の支柱6との関係についてのみ
詳細に説明する。
第13図および第14図を参照して、支柱6は、スライド
ブロック27を受入れ、かつスライドブロック27にブラケ
ット28(第14図)が取付けられることを可能にするよう
に、断面C字状をなしている。支柱6の内部には、リー
ドスクリュー46が、その中心軸線のまわりに回転可能に
配置される。第13図には、リードスクリュー46の両端を
回転可能に保持するブラケット47および48が図示されて
いる。
ブロック27を受入れ、かつスライドブロック27にブラケ
ット28(第14図)が取付けられることを可能にするよう
に、断面C字状をなしている。支柱6の内部には、リー
ドスクリュー46が、その中心軸線のまわりに回転可能に
配置される。第13図には、リードスクリュー46の両端を
回転可能に保持するブラケット47および48が図示されて
いる。
支柱6の前述したベース部26は、中空の構造を有し、
その内部には、上下移動用モータ49が内蔵される。この
モータ49には、正逆回転可能なものが用いられる。モー
タ49の回転は、ギヤ50,51,52を順次介して、リードスク
リュー46に伝達される。
その内部には、上下移動用モータ49が内蔵される。この
モータ49には、正逆回転可能なものが用いられる。モー
タ49の回転は、ギヤ50,51,52を順次介して、リードスク
リュー46に伝達される。
スライドブロック27には、取付け板53によって雌ねじ
ブロック54が固定される。雌ねじブロック54には、リー
ドスクリュー46に螺合する雌ねじが形成されている。し
たがって、モータ49の回転により、リードスクリュー46
が回転されたとき、スライドブロック27は、上下方向に
移動する。また、モータ49が停止されたときには、リー
ドスクリュー46も停止され、雌ねじブロック54からリー
ドスクリュー46に向かって動作を伝達することが不可能
であるので、このようなリードスクリュー46の停止によ
り、スライドブロック27は、その移動された位置で停止
状態が保たれる。
ブロック54が固定される。雌ねじブロック54には、リー
ドスクリュー46に螺合する雌ねじが形成されている。し
たがって、モータ49の回転により、リードスクリュー46
が回転されたとき、スライドブロック27は、上下方向に
移動する。また、モータ49が停止されたときには、リー
ドスクリュー46も停止され、雌ねじブロック54からリー
ドスクリュー46に向かって動作を伝達することが不可能
であるので、このようなリードスクリュー46の停止によ
り、スライドブロック27は、その移動された位置で停止
状態が保たれる。
第14図には、スライドブロック27の支柱6に沿う移動
を円滑に案内するためのいくつかの要素が示されてい
る。すなわち、スライドブロック27上には、回転可能な
複数個のガイドローラ55,56,57,58ならびにガイドシュ
ー59,60が設けられている。これらガイドローラ55〜58
ならびにガイドシュー59,60は、支柱6の内面に対し
て、種々の方向から接触することによって、支柱6内で
のスライドブロック27の上下方向の移動を円滑なものと
する。
を円滑に案内するためのいくつかの要素が示されてい
る。すなわち、スライドブロック27上には、回転可能な
複数個のガイドローラ55,56,57,58ならびにガイドシュ
ー59,60が設けられている。これらガイドローラ55〜58
ならびにガイドシュー59,60は、支柱6の内面に対し
て、種々の方向から接触することによって、支柱6内で
のスライドブロック27の上下方向の移動を円滑なものと
する。
なお、第14図では、4個のガイドローラ55〜58ならび
に2個のガイドシュー59,60が図示されたが、これらの
ガイドローラならびにガイドシューは、図示しないが、
スライドブロック27の上下方向に適当数分布されてもよ
い。
に2個のガイドシュー59,60が図示されたが、これらの
ガイドローラならびにガイドシューは、図示しないが、
スライドブロック27の上下方向に適当数分布されてもよ
い。
支持部材8、より特定的にはブラケット28は、第13図
では図示されないが、スライドブロック27の下端に取付
けられる。また、スライドブロック27の下端は、ギヤ52
を越え、さらに支柱6の下端を越えて、支柱6の下方へ
突出する程度にまで移動可能である。これによって、前
述した第5図において想像線で示すような支持部材8の
位置を可能にする。
では図示されないが、スライドブロック27の下端に取付
けられる。また、スライドブロック27の下端は、ギヤ52
を越え、さらに支柱6の下端を越えて、支柱6の下方へ
突出する程度にまで移動可能である。これによって、前
述した第5図において想像線で示すような支持部材8の
位置を可能にする。
第1図ないし第5図において、側棒10および11のそれ
ぞれに、適当数のハンガーシャベル61が図示されてい
る。これらハンガーシャベル61は、病人等を寝かせたま
ま持上げるのに使用するハンガー部材の一例である。こ
れらのハンガーシャベル61の構造の詳細が、第15図ない
し第18図に示されている。
ぞれに、適当数のハンガーシャベル61が図示されてい
る。これらハンガーシャベル61は、病人等を寝かせたま
ま持上げるのに使用するハンガー部材の一例である。こ
れらのハンガーシャベル61の構造の詳細が、第15図ない
し第18図に示されている。
第15図は、ハンガーシャベル61の正面図であり、第16
図は、ハンガーシャベル61の右側面図であり、第17図
は、ハンガーシャベル61の一部を示す平面図であり、第
18図は、第15図の線XVIII−XVIIIに沿う断面図である。
図は、ハンガーシャベル61の右側面図であり、第17図
は、ハンガーシャベル61の一部を示す平面図であり、第
18図は、第15図の線XVIII−XVIIIに沿う断面図である。
ハンガーシャベル61は、たとえば、硬質プラスチッ
ク、アルミニウム、ステンレス鋼のような比較的剛性の
ある材料から構成される。ハンガーシャベル61には、全
体としてL字状をなすように湾曲した形状が与えられ、
その一方端には、側棒10または11に係合させることがで
きるフック部62が形成される。また、ハンガーシャベル
61の肉薄にして、できるだけその軽量化を図りながら、
所定以上の強度を保証するため、ハンガーシャベル61に
は、複数個のリブ63が分布される。また、このようなリ
ブ63は、第18図によく示されているように、丸みを持っ
た断面を与えるように形成されることが好ましい。
ク、アルミニウム、ステンレス鋼のような比較的剛性の
ある材料から構成される。ハンガーシャベル61には、全
体としてL字状をなすように湾曲した形状が与えられ、
その一方端には、側棒10または11に係合させることがで
きるフック部62が形成される。また、ハンガーシャベル
61の肉薄にして、できるだけその軽量化を図りながら、
所定以上の強度を保証するため、ハンガーシャベル61に
は、複数個のリブ63が分布される。また、このようなリ
ブ63は、第18図によく示されているように、丸みを持っ
た断面を与えるように形成されることが好ましい。
このようなハンガーシャベル61は、複数個用意され
る。これらハンガーシャベル61を使用するにあたって
は、まず、ハンガーシャベル61の水平方向に延びる底面
部64を、ベッド本体3上に寝かされている病人等の体の
下に差し込まれる。このときに、複数個のハンガーシャ
ベル61は、病人等の体の両側において、病人等の体重を
考慮して、適当に分布される。他方、1対の側棒10およ
び11は、ハンガーシャベル61のフック部62の位置を考慮
して、その高さおよび間隔が前述した機構に従って調整
される。そして、各ハンガーシャベル61のフック部62
が、側棒10および11の各々に係合される。
る。これらハンガーシャベル61を使用するにあたって
は、まず、ハンガーシャベル61の水平方向に延びる底面
部64を、ベッド本体3上に寝かされている病人等の体の
下に差し込まれる。このときに、複数個のハンガーシャ
ベル61は、病人等の体の両側において、病人等の体重を
考慮して、適当に分布される。他方、1対の側棒10およ
び11は、ハンガーシャベル61のフック部62の位置を考慮
して、その高さおよび間隔が前述した機構に従って調整
される。そして、各ハンガーシャベル61のフック部62
が、側棒10および11の各々に係合される。
上述したようなハンガーシャベル61によれば、病人等
を持上げずに、病人等の体の下にこれを挿入することが
できる点で有利である。ハンガーシャベル61の各々のフ
ック部62を側棒10または11に係合させた後、側棒10およ
び11を変位させることにより、病人等を所望の位置まで
移動させることができる。
を持上げずに、病人等の体の下にこれを挿入することが
できる点で有利である。ハンガーシャベル61の各々のフ
ック部62を側棒10または11に係合させた後、側棒10およ
び11を変位させることにより、病人等を所望の位置まで
移動させることができる。
病人等を持上げるため、上述したハンガーシャベル61
に代えて、第19図に示すようなハンモック65を用いても
よい。
に代えて、第19図に示すようなハンモック65を用いても
よい。
ハンモック65は、全体として、厚手の布地等から構成
され、病人等を座った姿勢で包み込むような形状を有し
ている。ハンモック65は、吊下げ具66を介して、側棒10
および11から吊下げられる。
され、病人等を座った姿勢で包み込むような形状を有し
ている。ハンモック65は、吊下げ具66を介して、側棒10
および11から吊下げられる。
第19図に示す状態では、アーム29,30,29a,30aが上方
へ回動された状態で固定されており、側棒10および11の
高さが十分に高くされている。このようにすることによ
って、病人等を座った姿勢で包み込むハンモック65の使
用が可能となる。
へ回動された状態で固定されており、側棒10および11の
高さが十分に高くされている。このようにすることによ
って、病人等を座った姿勢で包み込むハンモック65の使
用が可能となる。
ハンモッ65は、病人等が比較的軽症である場合に使用
されるのが好ましい。また、病人等をハンモック65で包
み込んだ状態とするためには、病人等に座った姿勢を予
めとらせておくことが好ましい。この場合、起伏機構を
有するベッド本体3を用いるときには、第19図において
想像線で示すように、マットレス2の一部を起こして、
病人等を座った姿勢にできれば、介護者の負担をより軽
減することができる。
されるのが好ましい。また、病人等をハンモック65で包
み込んだ状態とするためには、病人等に座った姿勢を予
めとらせておくことが好ましい。この場合、起伏機構を
有するベッド本体3を用いるときには、第19図において
想像線で示すように、マットレス2の一部を起こして、
病人等を座った姿勢にできれば、介護者の負担をより軽
減することができる。
次に、ベッド装置1がとり得る典型的な状態を、第1
図ないし第6図を参照しながら説明する。
図ないし第6図を参照しながら説明する。
まず、スライダ4および5ならびに支柱6および7が
第1図ないし第3図に示した状態にあるとき、ベッド本
体3上に寝かされている病人等の持ち上げが行なわれ
る。支持部材8および9ならびに側棒10および11は、第
1図および第3図に示した高さより低くされ、病人等の
体の下に挿入されたハンガーシャベル61のフック部62が
係合し得る位置までもたらされる。また、1対の側棒10
および11間の間隔も、病人等の体格に合わせて調整され
るが、この調整は、当該ベッド装置1の使用の初期の段
階において、1回行なうだけでよい。
第1図ないし第3図に示した状態にあるとき、ベッド本
体3上に寝かされている病人等の持ち上げが行なわれ
る。支持部材8および9ならびに側棒10および11は、第
1図および第3図に示した高さより低くされ、病人等の
体の下に挿入されたハンガーシャベル61のフック部62が
係合し得る位置までもたらされる。また、1対の側棒10
および11間の間隔も、病人等の体格に合わせて調整され
るが、この調整は、当該ベッド装置1の使用の初期の段
階において、1回行なうだけでよい。
次いで、支持部材8および9ならびに側棒10および11
が上方へ変位され、ハンガーシャベル61がベッド本体3
上のマットレス2から離れる高さにまでもたらされる。
が上方へ変位され、ハンガーシャベル61がベッド本体3
上のマットレス2から離れる高さにまでもたらされる。
マットレス2上に敷かれたシーツ等を交換する場合に
は、上述の状態でこれを行ない、その作業を終えたと
き、再び元の状態に戻せばよい。以下には、たとえば病
人等を入浴させる場合のように、病人等をベッド本体3
の側方にずれた位置にまで移動させる場合について説明
する。
は、上述の状態でこれを行ない、その作業を終えたと
き、再び元の状態に戻せばよい。以下には、たとえば病
人等を入浴させる場合のように、病人等をベッド本体3
の側方にずれた位置にまで移動させる場合について説明
する。
スライダ4および5が、第4図および第5図に示すよ
うに、ベッド本体3の側方に張り出す状態とされる。こ
れによって、病人等は、ベッド本体3の上方から同じ高
さを保って側方にずれた位置に移動される。
うに、ベッド本体3の側方に張り出す状態とされる。こ
れによって、病人等は、ベッド本体3の上方から同じ高
さを保って側方にずれた位置に移動される。
次に、支持部材8および9ならびに側棒10および11が
下方へ移動される。これに応じて、病人等は、ベッド本
体3の側方において、下方へ移動される。この実施例で
は、第5図に想像線で示すように、病人等が床面24に接
する程度まで、支持部材8および9を下降させることが
できるように設計されている。床面21上に置かれた病人
等は、次いで、浴槽内に入れられ、入浴させられる。
下方へ移動される。これに応じて、病人等は、ベッド本
体3の側方において、下方へ移動される。この実施例で
は、第5図に想像線で示すように、病人等が床面24に接
する程度まで、支持部材8および9を下降させることが
できるように設計されている。床面21上に置かれた病人
等は、次いで、浴槽内に入れられ、入浴させられる。
なお、第4図および第5図に示す状態において、病人
等に対して施される処置の種類に応じて、支持部材8お
よび9を停止させる高さを選べばよい。たとえば、病人
等を、上述のように、一旦、床面24上に置くことなく、
浴槽を第4図および第5図の状態における側棒10および
11の真下に配置することにより、側棒10および11の下降
動作の途中で、病人等を浴槽内に入れることができる。
等に対して施される処置の種類に応じて、支持部材8お
よび9を停止させる高さを選べばよい。たとえば、病人
等を、上述のように、一旦、床面24上に置くことなく、
浴槽を第4図および第5図の状態における側棒10および
11の真下に配置することにより、側棒10および11の下降
動作の途中で、病人等を浴槽内に入れることができる。
病人等を、再びベッド本体3上に戻すには、上述した
動作の逆の動作を実施すればよい。
動作の逆の動作を実施すればよい。
上述したベッド装置1の典型的な使用方法において、
ハンガーシャベル61に代えて、第19図に示したハンモッ
ク65を用いてもよい。
ハンガーシャベル61に代えて、第19図に示したハンモッ
ク65を用いてもよい。
また、支持部材8および9ならびに側棒10および11を
使用しないときには、第6図に示すように、スライダ4
および5をベッド本体3に向かってさらにスライドさせ
るとともに、支柱6および7をベッド本体3の幅方向の
一方端側に片寄らせて位置させておくことが好ましい。
このとき、さらに好ましくは、アーム29a,30aが上方へ
回動された状態で固定され、側棒10および11の高さが高
められた状態とされる。
使用しないときには、第6図に示すように、スライダ4
および5をベッド本体3に向かってさらにスライドさせ
るとともに、支柱6および7をベッド本体3の幅方向の
一方端側に片寄らせて位置させておくことが好ましい。
このとき、さらに好ましくは、アーム29a,30aが上方へ
回動された状態で固定され、側棒10および11の高さが高
められた状態とされる。
第20図、第21図および第22図は、それぞれ、この発明
の他の実施例を示し、1対のアームの他の例を示してい
る。これらの図面に示された1対のアームは、それぞ
れ、互いに他のものとの間で動作が連動するように構成
されている。
の他の実施例を示し、1対のアームの他の例を示してい
る。これらの図面に示された1対のアームは、それぞ
れ、互いに他のものとの間で動作が連動するように構成
されている。
第20図に示した1対のアーム67および68は、ブラケッ
ト69に対して、ピン70および71のまわりに回動するよう
に取付けられている。ブラケット69は、前述した実施例
と同様、スライドブロック27に固定される。
ト69に対して、ピン70および71のまわりに回動するよう
に取付けられている。ブラケット69は、前述した実施例
と同様、スライドブロック27に固定される。
アーム67および68には、それぞれ、ギヤ72および73が
固定される。ギヤ72および73は、それぞれアーム67およ
び68と共通のピン70および71のまわりで回転可能とさ
れ、互いに噛み合っている。したがって、アーム67およ
び68のいずれか一方を、想像線で示すように上方へ回動
させると、他方のアーム67または68も、これに伴って上
方へ回動される。
固定される。ギヤ72および73は、それぞれアーム67およ
び68と共通のピン70および71のまわりで回転可能とさ
れ、互いに噛み合っている。したがって、アーム67およ
び68のいずれか一方を、想像線で示すように上方へ回動
させると、他方のアーム67または68も、これに伴って上
方へ回動される。
アーム67および68が上方へ回動された状態を固定する
ためには、たとえば前述した実施例で開示されたフック
リンク33および34のような部材が用いられる。なお、こ
のようなフックリンクに代えて、2つのギヤ72および73
に共通に噛み合うキー部材を、ギヤ72および73に対して
近接離隔可能に設けてもよい。
ためには、たとえば前述した実施例で開示されたフック
リンク33および34のような部材が用いられる。なお、こ
のようなフックリンクに代えて、2つのギヤ72および73
に共通に噛み合うキー部材を、ギヤ72および73に対して
近接離隔可能に設けてもよい。
第21図に示す1対のアーム74および75は、ブラケット
76に対して、それぞれ、ピン77および78によって回動可
能に保持される。ブラケット76は、前述した実施例と同
様、スライドブロック27に固定される。
76に対して、それぞれ、ピン77および78によって回動可
能に保持される。ブラケット76は、前述した実施例と同
様、スライドブロック27に固定される。
アーム74および75には、それぞれ、共通のピン77およ
び78を中心として回転するプーリ79および80が固定され
る。これらプーリ79および80には、ベルト81がたすき掛
けされる。
び78を中心として回転するプーリ79および80が固定され
る。これらプーリ79および80には、ベルト81がたすき掛
けされる。
したがって、アーム74および75のいずれか一方を、想
像線で示すように、上方へ回動させると、他方のアーム
74または75も、これに追随して、上方へ回動する。この
上方へ回動された状態を固定するために、前述した実施
例と同様、フックリンク33および34のような部材が用い
られる。
像線で示すように、上方へ回動させると、他方のアーム
74または75も、これに追随して、上方へ回動する。この
上方へ回動された状態を固定するために、前述した実施
例と同様、フックリンク33および34のような部材が用い
られる。
第22図に示した1対のアーム82および83は、ブラケッ
ト84に対して、それぞれ、ピン85および86を中心として
回動するように取付けられる。このブラケット84は、前
述した実施例と同様、スライドブロック27に固定され
る。
ト84に対して、それぞれ、ピン85および86を中心として
回動するように取付けられる。このブラケット84は、前
述した実施例と同様、スライドブロック27に固定され
る。
アーム82および83には、それぞれ、回動可能にリンク
87および88が取付けられる。リンク87および88は、スラ
イドブロック27に沿って移動可能な結合具89にそれぞれ
回動可能に連結される。
87および88が取付けられる。リンク87および88は、スラ
イドブロック27に沿って移動可能な結合具89にそれぞれ
回動可能に連結される。
このような構成において、結合具89を、スライドブロ
ック27に沿って上下方向に移動させることにより、1対
のアーム82および83は、ともに回動される。たとえば、
想像線で示すように上方へ回動されたアーム82および83
の姿勢を固定するため、たとえば、結合具89およびスラ
イドブロック27を貫通するようにピン90が挿入される。
ック27に沿って上下方向に移動させることにより、1対
のアーム82および83は、ともに回動される。たとえば、
想像線で示すように上方へ回動されたアーム82および83
の姿勢を固定するため、たとえば、結合具89およびスラ
イドブロック27を貫通するようにピン90が挿入される。
なお、第22図に示した構造において、結合具89とブラ
ケット84との間に圧縮ばねを配置し、アーム82および83
が、常に、想像線で示す状態となるように付勢してもよ
い。
ケット84との間に圧縮ばねを配置し、アーム82および83
が、常に、想像線で示す状態となるように付勢してもよ
い。
第1図は、この発明の一実施例によるベッド装置1を示
す正面図である。 第2図は、第1図に示したベッド装置1の平面図であ
る。 第3図は、第1図に示したベッド装置1の左側面図であ
る。 第4図は、第2図に相当する図であって、スライダ4お
よび5がベッド本体3から最も張り出した状態を示して
いる。 第5図は、第3図に相当する図であって、第4図に示し
た状態を示している。 第6図は、第3図に相当する図であって、スライダ4お
よび5が、ベッド本体3に対して最も引っ込んだ状態を
示している。 第7図は、スライダ4をベッド本体3に対してスライド
動作させるための機構を示す、第3図に相当する図であ
る。 第8図は、同機構を示す、第5図に相当する図である。 第9図は、同機構を示す、第6図に相当する図である。 第10図は、支持部材8の構成を示す右側面図である。 第11図は、支持部材8の構成を示す平面図である。 第12図は、支持部材8の構成を示す正面図である。 第13図は、支持部材8に含まれるスライドブロック27と
関連の支柱6との関係を示す縦断面図である。 第14図は、第13図の線XIV−XIVに沿う拡大断面図であ
る。 第15図は、ハンガーシャベル61を示す正面図である。 第16図は、ハンガーシャベル61を示す右側面図である。 第17図は、ハンガーシャベル61の一部を示す平面図であ
る。 第18図は、第15図の線XVIII−XVIIIに沿う断面図であ
る。 第19図は、第1図に相当する図であって、ハンガーシャ
ベル61に代えてハンモック65が用いられている状態が示
されている。 第20図は、この発明の他の実施例を示し、特にアーム67
および68ならびにそれに関連する構成が示されている。 第21図は、この発明のさらに他の実施例を示し、アーム
74および75ならびにそれに関連する構成が示されてい
る。 第22図は、この発明のさらに他の実施例を示し、アーム
82および83ならびにそれに関連する構成が示されてい
る。 図において、1はベッド装置、3はベッド本体、4,5は
スライダ、6,7は支柱、8,9は支持部材、10,11は側棒、1
6,17は横移動用モータ、23はガイド、27,27aはスライド
ブロック、28,28a,69,76,84はブラケット、29,29a,30,3
0a,67,68,74,75,82,83はアーム、31,32,70,71,77,78,8
5,86はピン、33,33a,34,34aはフックリンク、36,37はフ
ック部、38,39は係合ピン、49は上下移動用モータであ
る。
す正面図である。 第2図は、第1図に示したベッド装置1の平面図であ
る。 第3図は、第1図に示したベッド装置1の左側面図であ
る。 第4図は、第2図に相当する図であって、スライダ4お
よび5がベッド本体3から最も張り出した状態を示して
いる。 第5図は、第3図に相当する図であって、第4図に示し
た状態を示している。 第6図は、第3図に相当する図であって、スライダ4お
よび5が、ベッド本体3に対して最も引っ込んだ状態を
示している。 第7図は、スライダ4をベッド本体3に対してスライド
動作させるための機構を示す、第3図に相当する図であ
る。 第8図は、同機構を示す、第5図に相当する図である。 第9図は、同機構を示す、第6図に相当する図である。 第10図は、支持部材8の構成を示す右側面図である。 第11図は、支持部材8の構成を示す平面図である。 第12図は、支持部材8の構成を示す正面図である。 第13図は、支持部材8に含まれるスライドブロック27と
関連の支柱6との関係を示す縦断面図である。 第14図は、第13図の線XIV−XIVに沿う拡大断面図であ
る。 第15図は、ハンガーシャベル61を示す正面図である。 第16図は、ハンガーシャベル61を示す右側面図である。 第17図は、ハンガーシャベル61の一部を示す平面図であ
る。 第18図は、第15図の線XVIII−XVIIIに沿う断面図であ
る。 第19図は、第1図に相当する図であって、ハンガーシャ
ベル61に代えてハンモック65が用いられている状態が示
されている。 第20図は、この発明の他の実施例を示し、特にアーム67
および68ならびにそれに関連する構成が示されている。 第21図は、この発明のさらに他の実施例を示し、アーム
74および75ならびにそれに関連する構成が示されてい
る。 第22図は、この発明のさらに他の実施例を示し、アーム
82および83ならびにそれに関連する構成が示されてい
る。 図において、1はベッド装置、3はベッド本体、4,5は
スライダ、6,7は支柱、8,9は支持部材、10,11は側棒、1
6,17は横移動用モータ、23はガイド、27,27aはスライド
ブロック、28,28a,69,76,84はブラケット、29,29a,30,3
0a,67,68,74,75,82,83はアーム、31,32,70,71,77,78,8
5,86はピン、33,33a,34,34aはフックリンク、36,37はフ
ック部、38,39は係合ピン、49は上下移動用モータであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】長手方向寸法および幅方向寸法を有する、
ベッド本体と、 前記ベッド本体の長手方向の両端部においてベッド本体
の幅方向にスライド可能であり、かつこのスライドによ
ってベッド本体の幅方向に張り出す状態となるように取
付けられる、1対のスライダと、 前記各スライダから上方に延びるように各スライダに取
付けられる、1対の支柱と、 前記各支柱に沿って移動可能かつ移動された位置で停止
可能に取付けられる、1対の支持部材と、 前記1対の支持部材間を連結する、互いに平行な2本の
側棒と、 を備え、 前記各支持部材は、前記支柱に沿って移動するスライド
ブロックと、前記スライドブロックに固定されるブラケ
ットと、前記ブラケットから前記ベッド本体の幅方向に
かつ互いに逆方向に張り出すように取付けられる1対の
アームとを備え、 前記1対のアームは、前記ブラケットに対してそれぞれ
上方へ回動可能とされるとともに上方へ回動された状態
で固定可能とされ、かつ、前記2本の側棒の各々は、前
記1対のアームの各々に取付けられ、それによって、前
記側棒は、前記アームの回動に従って上下2位置をとり
得るようにされた、 ベッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245248A JP2872785B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2245248A JP2872785B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ベッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122361A JPH04122361A (ja) | 1992-04-22 |
JP2872785B2 true JP2872785B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17130864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2245248A Expired - Lifetime JP2872785B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872785B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245248A patent/JP2872785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04122361A (ja) | 1992-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2719986B2 (ja) | ベッド装置およびその使用方法 | |
JP4210721B2 (ja) | 介護用ベッド | |
US5839134A (en) | Apparatus for use in connection with a bend to lift or lower bedclothes | |
US5406658A (en) | Lifting and transfer system for a patient | |
JP2868873B2 (ja) | ベッド装置 | |
US3877089A (en) | Invalid lift apparatus | |
EP0487226B1 (en) | Bed apparatus | |
JP2872785B2 (ja) | ベッド装置 | |
JPH0426856B2 (ja) | ||
JP2517650Y2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2672480B2 (ja) | 介護装置 | |
CN221451000U (zh) | 一种独立型辅助起坐装置 | |
JP2528062Y2 (ja) | ベッド装置 | |
JPH04218160A (ja) | 入浴のための介護システムおよび介護設備 | |
JP2987544B2 (ja) | 療養用ベッド | |
JP3130087B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2901893B2 (ja) | 車椅子 | |
JP3098291B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP3098293B2 (ja) | ベッド装置 | |
JP2002000667A (ja) | 床ずれ防止及び入浴用ベット | |
JPH10248886A (ja) | 人体腰部持ち上げ装置 | |
JP3101052B2 (ja) | ベッド装置 | |
JPH04327847A (ja) | 排便のための介護設備 | |
CN114053052A (zh) | 一种血液净化床 | |
JPS6232953A (ja) | 看護介助ロボツト |