JP2869944B2 - 回線切替装置 - Google Patents
回線切替装置Info
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- JP2869944B2 JP2869944B2 JP4047597A JP4759792A JP2869944B2 JP 2869944 B2 JP2869944 B2 JP 2869944B2 JP 4047597 A JP4047597 A JP 4047597A JP 4759792 A JP4759792 A JP 4759792A JP 2869944 B2 JP2869944 B2 JP 2869944B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メイン回線としての専
用回線の障害を検出した場合に、通信経路をバックアッ
プ回線に切り替え、専用回線の回復試験を行う回線切替
装置に関するものである。
用回線の障害を検出した場合に、通信経路をバックアッ
プ回線に切り替え、専用回線の回復試験を行う回線切替
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回線切替装置は、専用回線毎に復
旧監視部を有し、専用回線に障害が発生した場合には、
専用回線からバックアップ回線に切り替えた後、この復
旧監視部により、その専用回線の回復試験を行い、障害
の回復を確認すると、通信経路を専用回線に戻してい
た。
旧監視部を有し、専用回線に障害が発生した場合には、
専用回線からバックアップ回線に切り替えた後、この復
旧監視部により、その専用回線の回復試験を行い、障害
の回復を確認すると、通信経路を専用回線に戻してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の回
線切替装置の復旧監視部は、回線毎に必要であり、しか
も送受信を行う通信装置双方に設けられていたので、複
数の回線の場合には回線切替装置が多数必要であり、特
に、障害発生の確率が小さい専用回線の場合には、使用
頻度の少ない回線切替装置が多数存在することになり、
過剰設備であるという問題があった。
線切替装置の復旧監視部は、回線毎に必要であり、しか
も送受信を行う通信装置双方に設けられていたので、複
数の回線の場合には回線切替装置が多数必要であり、特
に、障害発生の確率が小さい専用回線の場合には、使用
頻度の少ない回線切替装置が多数存在することになり、
過剰設備であるという問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、回線切替装置の復旧監視部を複数回線に共用し、
装置構成を簡素化した優れた回線切替装置を提供するこ
とを目的とする。
あり、回線切替装置の復旧監視部を複数回線に共用し、
装置構成を簡素化した優れた回線切替装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、メイン回線を介して端末間で通信を行い、
前記メイン回線に障害が発生したときは、バックアップ
回線に切り替える回線切替装置であって、一方の端末側
に、その端末の通話路を前記メイン回線又は前記バック
アップ回線に切り替えて接続する第1の接続手段と、前
記メイン回線の通信状態を監視するメイン回線監視手段
と、前記メイン回線の通信条件を記憶しておく記憶手段
と、前記メイン回線監視手段が前記メイン回線の障害を
検出し、前記通話路が前記メイン回線から前記バックア
ップ回線に切り替わったとき、前記記憶手段に記憶して
いる通信条件に従いテストデータを前記メイン回線に送
信して前記メイン回線の復旧監視を行う復旧監視手段
と、前記メイン回線と前記復旧監視手段とを接続する第
2の接続手段と、前記第1及び第2の接続手段に接続指
令信号を与える第1の制御手段とを備え、他方の端末側
に、その端末の通話路を前記メイン回線又は前記バック
アップ回線に切り替えて接続する第3の接続手段と、前
記通話路が前記メイン回線から前記バックアップ回線に
切り替わったとき、前記復旧監視手段から送信されたテ
ストデータを折り返す通話路を形成する第4の接続手段
と、前記第3及び第4の接続手段に接続指令信号を与え
る第2の制御手段とを備え、前記復旧監視手段は、送信
した前記テストデータと前記第4の接続手段によって折
り返されたテストデータとを照合して復旧監視を行う構
成となっている。
するために、メイン回線を介して端末間で通信を行い、
前記メイン回線に障害が発生したときは、バックアップ
回線に切り替える回線切替装置であって、一方の端末側
に、その端末の通話路を前記メイン回線又は前記バック
アップ回線に切り替えて接続する第1の接続手段と、前
記メイン回線の通信状態を監視するメイン回線監視手段
と、前記メイン回線の通信条件を記憶しておく記憶手段
と、前記メイン回線監視手段が前記メイン回線の障害を
検出し、前記通話路が前記メイン回線から前記バックア
ップ回線に切り替わったとき、前記記憶手段に記憶して
いる通信条件に従いテストデータを前記メイン回線に送
信して前記メイン回線の復旧監視を行う復旧監視手段
と、前記メイン回線と前記復旧監視手段とを接続する第
2の接続手段と、前記第1及び第2の接続手段に接続指
令信号を与える第1の制御手段とを備え、他方の端末側
に、その端末の通話路を前記メイン回線又は前記バック
アップ回線に切り替えて接続する第3の接続手段と、前
記通話路が前記メイン回線から前記バックアップ回線に
切り替わったとき、前記復旧監視手段から送信されたテ
ストデータを折り返す通話路を形成する第4の接続手段
と、前記第3及び第4の接続手段に接続指令信号を与え
る第2の制御手段とを備え、前記復旧監視手段は、送信
した前記テストデータと前記第4の接続手段によって折
り返されたテストデータとを照合して復旧監視を行う構
成となっている。
【0006】
【作用】本発明によれば、メイン回線に障害が発生した
ときには、バックアップ回線に切り替えて通信を行い、
一方の端末側から障害の発生したメイン回線にテストデ
ータを送信し、他方の端末で折り返されたテストデータ
と送信したテストデータとを照合して、メイン回線の復
旧を監視して、テストデータの照合結果が所定回数一致
した場合にバックアップ回線からメイン回線に切り替え
る。
ときには、バックアップ回線に切り替えて通信を行い、
一方の端末側から障害の発生したメイン回線にテストデ
ータを送信し、他方の端末で折り返されたテストデータ
と送信したテストデータとを照合して、メイン回線の復
旧を監視して、テストデータの照合結果が所定回数一致
した場合にバックアップ回線からメイン回線に切り替え
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【0008】図1は本発明の実施例の回線切替装置を使
用した通信システムのブロック図である。一方のデータ
端末(DTE)1は、回線切替装置2及びモデム3を介
してメイン回線としての専用回線4の一方の端に接続さ
れている。専用回線4の他方の端は、モデム5及び回線
切替装置6を介して他方のデータ端末7に接続されてい
る。さらに、双方の回線切替装置2及び6は、ISDN
基本インターフェースを有するISDN網を用いたバッ
クアップ回線8により接続されている。通常は、データ
端末1および7の送受信するディジタル信号は、それぞ
れ回線切替装置2および6を経て、モデム3および5に
より音声帯域の信号に変調復調され、専用回線4を介し
て伝送される。
用した通信システムのブロック図である。一方のデータ
端末(DTE)1は、回線切替装置2及びモデム3を介
してメイン回線としての専用回線4の一方の端に接続さ
れている。専用回線4の他方の端は、モデム5及び回線
切替装置6を介して他方のデータ端末7に接続されてい
る。さらに、双方の回線切替装置2及び6は、ISDN
基本インターフェースを有するISDN網を用いたバッ
クアップ回線8により接続されている。通常は、データ
端末1および7の送受信するディジタル信号は、それぞ
れ回線切替装置2および6を経て、モデム3および5に
より音声帯域の信号に変調復調され、専用回線4を介し
て伝送される。
【0009】図2は図1の回線切替装置2の構成を示し
たものであり、図3は図1の回線切替装置6の構成を示
したものである。図2において、21はデータ端末1か
らの回線を専用回線4又はバックアップ回線8に切替接
続する第1の接続手段であるスイッチ、22はデータ端
末1を標準のIインターフェースに接続するためのIS
DNアダプタである。23は専用回線4の通信状態を監
視する回線監視手段である専用回線監視部、24は専用
回線4の障害の復旧を監視する復旧監視手段である復旧
監視部、25は回復試験のために復旧監視部24を専用
回線4に接続する第2の接続手段としてのスイッチであ
る。26は復旧監視の際に照合するデータを格納する記
憶手段としてのメモリ部である。27は手動によりスイ
ッチ21及び25を切り替えることのできる操作手段と
してのパネル部である。28は専用監視部23、復旧監
視部24及びパネル部27からの指令信号に応じて、ス
イッチ21及び25を切り替えると共に、ISDNアダ
プタ22に対して切替要求信号を与える第1の制御手段
としての制御部である。
たものであり、図3は図1の回線切替装置6の構成を示
したものである。図2において、21はデータ端末1か
らの回線を専用回線4又はバックアップ回線8に切替接
続する第1の接続手段であるスイッチ、22はデータ端
末1を標準のIインターフェースに接続するためのIS
DNアダプタである。23は専用回線4の通信状態を監
視する回線監視手段である専用回線監視部、24は専用
回線4の障害の復旧を監視する復旧監視手段である復旧
監視部、25は回復試験のために復旧監視部24を専用
回線4に接続する第2の接続手段としてのスイッチであ
る。26は復旧監視の際に照合するデータを格納する記
憶手段としてのメモリ部である。27は手動によりスイ
ッチ21及び25を切り替えることのできる操作手段と
してのパネル部である。28は専用監視部23、復旧監
視部24及びパネル部27からの指令信号に応じて、ス
イッチ21及び25を切り替えると共に、ISDNアダ
プタ22に対して切替要求信号を与える第1の制御手段
としての制御部である。
【0010】また、図3において、61はデータ端末7
からの回線を専用回線4又はバックアップ回線8に切替
接続する第3の接続手段であるスイッチ、62はデータ
端末1を標準のIインターフェースに接続するためのI
SDNアダプタである。63は回復試験の際に、端末1
から送信されたテストデータを折り返すために、専用回
線4に折り返し通信路を形成する第4の接続手段として
のスイッチである。64はISDNアダプタ61からの
切替要求信号に応じてスイッチ61及び63を切り替え
る第2の制御手段としての制御部である。
からの回線を専用回線4又はバックアップ回線8に切替
接続する第3の接続手段であるスイッチ、62はデータ
端末1を標準のIインターフェースに接続するためのI
SDNアダプタである。63は回復試験の際に、端末1
から送信されたテストデータを折り返すために、専用回
線4に折り返し通信路を形成する第4の接続手段として
のスイッチである。64はISDNアダプタ61からの
切替要求信号に応じてスイッチ61及び63を切り替え
る第2の制御手段としての制御部である。
【0011】次に、上記回線切替装置2及び6の動作に
ついて説明する。通常、データ端末(単に端末という)
1と端末7との間は、スイッチ21及び61により専用
回線4を介して接続されている。専用回線監視部23
は、この専用回線4の通信状態を常時監視していて、専
用回線4に障害が発生した場合には、これを検知して制
御部28に障害発生を通知する。この通知を受けた制御
部28は、ISDNアダプタ22を介して回線切替装置
6を呼び出し、専用回線4からISDN回線8に切り替
える切替要求信号を伝送する。この場合に、モデム3及
び5を介した専用回線4の回線状態と、ISDN回線8
の回線状態とを同じ状態にすべく、伝送条件のマッチン
グをとるが必要である。そのために、メモリ部26に格
納されている伝送条件を切替要求信号と共に送信する。
ついて説明する。通常、データ端末(単に端末という)
1と端末7との間は、スイッチ21及び61により専用
回線4を介して接続されている。専用回線監視部23
は、この専用回線4の通信状態を常時監視していて、専
用回線4に障害が発生した場合には、これを検知して制
御部28に障害発生を通知する。この通知を受けた制御
部28は、ISDNアダプタ22を介して回線切替装置
6を呼び出し、専用回線4からISDN回線8に切り替
える切替要求信号を伝送する。この場合に、モデム3及
び5を介した専用回線4の回線状態と、ISDN回線8
の回線状態とを同じ状態にすべく、伝送条件のマッチン
グをとるが必要である。そのために、メモリ部26に格
納されている伝送条件を切替要求信号と共に送信する。
【0012】図3において、この切替要求信号をISD
Nアダプタ62から受けた制御部64は、切り替えが可
能か否かを判定し、切り替え可能な場合はスイッチ61
をISDN回線8に切り替え、スイッチ63を専用回線
4に接続して折り返し通信路を形成する。この切替接続
が終了すると応答信号を回線切替装置2に送信する。こ
の応答信号を受けた制御部28は、スイッチ25に対し
て専用回線4と復旧監視部24とを接続する接続指令信
号をあたえる。この場合、メモリ部26から伝送条件を
読み出しておく。その後、スイッチ21に対して専用回
線4からISDN回線8に切り替える接続指令信号を与
えると共に、復旧監視部24は、専用回線4を介して端
末7に対してテストデータを送出して回復試験を行う。
Nアダプタ62から受けた制御部64は、切り替えが可
能か否かを判定し、切り替え可能な場合はスイッチ61
をISDN回線8に切り替え、スイッチ63を専用回線
4に接続して折り返し通信路を形成する。この切替接続
が終了すると応答信号を回線切替装置2に送信する。こ
の応答信号を受けた制御部28は、スイッチ25に対し
て専用回線4と復旧監視部24とを接続する接続指令信
号をあたえる。この場合、メモリ部26から伝送条件を
読み出しておく。その後、スイッチ21に対して専用回
線4からISDN回線8に切り替える接続指令信号を与
えると共に、復旧監視部24は、専用回線4を介して端
末7に対してテストデータを送出して回復試験を行う。
【0013】図4は、回線切替装置2における制御部2
8の、専用回線4の復旧監視サブルーチンの動作フロー
チャートである。図4において、まず、パネル部27か
らのスイッチ21及び25の切り戻し指示がないか否か
を判定し(ステップS1)、切り戻し指令がない場合に
は、専用回線復旧監視のテストデータを送信する(ステ
ップS2)。送信されたテストデータは端末7で折り返
されるので、この折り返しテストデータを受信する(ス
テップS3)。次に、送信テストデータと受信テストデ
ータとを照合し、両者が一致しているか否かを判定する
(ステップS4)。送信及び受信テストデータが一致し
ている場合には、テスト結果が正常であるとして、制御
部28内の専用回線の復旧監視回数を計数するカウンタ
(図示せず)の値が1つ加算されるが、一致していない
場合にはカウンタの値はゼロにクリアされる。したがっ
て、カウンタの加算結果は連続してテスト結果が正常で
ある回数を示すこととなる。このカウンタの加算結果
が、予め定められた規定回数に達したか否かを判別し
(ステップS5)、達した場合すなわち所定回数連続し
て正常の場合は、専用回線4の復旧動作を行う。ステッ
プS5において、まだ規定回数に達してない場合には、
テストデータを送出するサブルーチン(図示せず)に移
行して回復テストを行う。ステップS1において切り戻
し指示があった場合、並びにステップS4において送信
及び受信データが一致していない場合には、カウンタの
値をクリアする(ステップS7)。なお、上記規定回数
を1として、テスト結果が1回だけでもOKならば、専
用回線4の復旧が終了したと判断するようにしても良
い。
8の、専用回線4の復旧監視サブルーチンの動作フロー
チャートである。図4において、まず、パネル部27か
らのスイッチ21及び25の切り戻し指示がないか否か
を判定し(ステップS1)、切り戻し指令がない場合に
は、専用回線復旧監視のテストデータを送信する(ステ
ップS2)。送信されたテストデータは端末7で折り返
されるので、この折り返しテストデータを受信する(ス
テップS3)。次に、送信テストデータと受信テストデ
ータとを照合し、両者が一致しているか否かを判定する
(ステップS4)。送信及び受信テストデータが一致し
ている場合には、テスト結果が正常であるとして、制御
部28内の専用回線の復旧監視回数を計数するカウンタ
(図示せず)の値が1つ加算されるが、一致していない
場合にはカウンタの値はゼロにクリアされる。したがっ
て、カウンタの加算結果は連続してテスト結果が正常で
ある回数を示すこととなる。このカウンタの加算結果
が、予め定められた規定回数に達したか否かを判別し
(ステップS5)、達した場合すなわち所定回数連続し
て正常の場合は、専用回線4の復旧動作を行う。ステッ
プS5において、まだ規定回数に達してない場合には、
テストデータを送出するサブルーチン(図示せず)に移
行して回復テストを行う。ステップS1において切り戻
し指示があった場合、並びにステップS4において送信
及び受信データが一致していない場合には、カウンタの
値をクリアする(ステップS7)。なお、上記規定回数
を1として、テスト結果が1回だけでもOKならば、専
用回線4の復旧が終了したと判断するようにしても良
い。
【0014】図5は端末7の制御部64の専用回線の折
り返しサブーチンの動作を示すフローチャートである。
この折り返し動作については、前述したので詳細な説明
は省略するが、ISDNアダプタ62から切替要求信号
を受けた場合には(ステップS11)、スイッチ63に
専用回線折り返しの指令信号を与える(ステップS1
2)。したがって、応答信号はこの後に送信されること
になる。次に、専用回線4の復旧が終了して再びISD
N回線8から専用回線4に切り替える切替要求信号を受
けると(ステップS13)、専用回線折り返しを解除す
る(ステップS14)。
り返しサブーチンの動作を示すフローチャートである。
この折り返し動作については、前述したので詳細な説明
は省略するが、ISDNアダプタ62から切替要求信号
を受けた場合には(ステップS11)、スイッチ63に
専用回線折り返しの指令信号を与える(ステップS1
2)。したがって、応答信号はこの後に送信されること
になる。次に、専用回線4の復旧が終了して再びISD
N回線8から専用回線4に切り替える切替要求信号を受
けると(ステップS13)、専用回線折り返しを解除す
る(ステップS14)。
【0015】図6は複数の専用回線を収容する回線切替
装置2aの部分的なブロック図であり、復旧監視に直接
関係のない部分は省略してある。復旧監視部24aに接
続するスイッチ25aは、それぞれモデム3A、3B及
び3Cより専用回線4A、4B及び4Cを介して、モデ
ム5A、5B及び5Cより回線切替装置6A、6B及び
6Cのスイッチ63A、63B及び63Cと択一的に接
続される。なお、回線切替装置2aは、復旧監視用のタ
イマ(図示せず)を備えている。
装置2aの部分的なブロック図であり、復旧監視に直接
関係のない部分は省略してある。復旧監視部24aに接
続するスイッチ25aは、それぞれモデム3A、3B及
び3Cより専用回線4A、4B及び4Cを介して、モデ
ム5A、5B及び5Cより回線切替装置6A、6B及び
6Cのスイッチ63A、63B及び63Cと択一的に接
続される。なお、回線切替装置2aは、復旧監視用のタ
イマ(図示せず)を備えている。
【0016】次に、図6の構成の動作について、図7に
示す復旧監視の専用回線切替サブルーチンのフローチャ
ートを参照して説明する。回線切替装置2aが専用回線
4A、4B及び4Cの障害を検知し、専用回線の復旧監
視を行う場合には、タイマのタイムアウトまたは復旧監
視待ちをし(ステップS21)、復旧監視のためにタイ
マを起動する(ステップS22)。次に、発信側の回線
切替装置2aからの切替要求信号により、ISDN回線
に切り替える専用回線、すなわちバックアップ中の専用
回線があるか否かを判別し(ステップS23)、バック
アップ中の専用回線(例えば専用回線4Aとする)があ
る場合には、専用回線4Aの復旧監視を設定する(ステ
ップS24)。つづいて復旧監視部24aに専用回線4
Aの伝送条件を設定し(ステップS25)、図示せぬ専
用回線切替スイッチを専用回線4Aに切り替える(ステ
ップS26)。その後、復旧監視部24aからテストデ
ータを送信し、受信側の回線切替装置6Aのスイッチ6
3Aで折り返され、受信したテストデータと送信テスト
データとが照合されて、専用回線4Aの復旧の監視が行
われる。
示す復旧監視の専用回線切替サブルーチンのフローチャ
ートを参照して説明する。回線切替装置2aが専用回線
4A、4B及び4Cの障害を検知し、専用回線の復旧監
視を行う場合には、タイマのタイムアウトまたは復旧監
視待ちをし(ステップS21)、復旧監視のためにタイ
マを起動する(ステップS22)。次に、発信側の回線
切替装置2aからの切替要求信号により、ISDN回線
に切り替える専用回線、すなわちバックアップ中の専用
回線があるか否かを判別し(ステップS23)、バック
アップ中の専用回線(例えば専用回線4Aとする)があ
る場合には、専用回線4Aの復旧監視を設定する(ステ
ップS24)。つづいて復旧監視部24aに専用回線4
Aの伝送条件を設定し(ステップS25)、図示せぬ専
用回線切替スイッチを専用回線4Aに切り替える(ステ
ップS26)。その後、復旧監視部24aからテストデ
ータを送信し、受信側の回線切替装置6Aのスイッチ6
3Aで折り返され、受信したテストデータと送信テスト
データとが照合されて、専用回線4Aの復旧の監視が行
われる。
【0017】次のタイムアウトで専用回線6Bを設定す
ると、専用回線6Bの伝送条件を設定し、スイッチ25
aを専用回線6Bに切り替えた後、専用回線6Bの回復
試験が行われる。また、次のタイムアウトでは、専用回
線6Cを設定して伝送条件を設定し、スイッチ25aを
専用回線6Cに切り替えた後、専用回線6Cの回復試験
が行われる。さらに次のタイムアウトでは、再び専用回
線6Aの回復試験が行われる。
ると、専用回線6Bの伝送条件を設定し、スイッチ25
aを専用回線6Bに切り替えた後、専用回線6Bの回復
試験が行われる。また、次のタイムアウトでは、専用回
線6Cを設定して伝送条件を設定し、スイッチ25aを
専用回線6Cに切り替えた後、専用回線6Cの回復試験
が行われる。さらに次のタイムアウトでは、再び専用回
線6Aの回復試験が行われる。
【0018】このように、複数の専用回線の復旧を監視
する場合には、タイマを設定して、そのタイマのタイム
アウトで複数の専用回線を順に切り替えつつ復旧監視が
なされる。
する場合には、タイマを設定して、そのタイマのタイム
アウトで複数の専用回線を順に切り替えつつ復旧監視が
なされる。
【0019】
【発明の効果】このように、本発明によれば、メイン回
線を介して接続された端末の一方の側に、メイン回線を
介して他方の端末にテストデータを送信する復旧監視手
段を設け、他方の端末側には復旧監視手段からのテスト
データを折り返す手段を設け、メイン回線に障害が発生
したときには、メイン回線からバックアップ回線に切り
替えた後、そのメイン回線にテストデータを送信し、折
り返されたテストデータと送信したテストデータとを照
合して、障害発生のメイン回線の復旧を監視するので、
障害回復試験を容易に行うことができる効果がある。
線を介して接続された端末の一方の側に、メイン回線を
介して他方の端末にテストデータを送信する復旧監視手
段を設け、他方の端末側には復旧監視手段からのテスト
データを折り返す手段を設け、メイン回線に障害が発生
したときには、メイン回線からバックアップ回線に切り
替えた後、そのメイン回線にテストデータを送信し、折
り返されたテストデータと送信したテストデータとを照
合して、障害発生のメイン回線の復旧を監視するので、
障害回復試験を容易に行うことができる効果がある。
【0020】また、複数のメイン回線を収容した場合で
あっても、復旧監視手段を複数のメイン回線に共用でき
るので、特に、障害発生の確率が小さい専用回線の場合
には、過剰設備をすることなく試験できる効果がある。
あっても、復旧監視手段を複数のメイン回線に共用でき
るので、特に、障害発生の確率が小さい専用回線の場合
には、過剰設備をすることなく試験できる効果がある。
【図1】本発明の回線切替装置を適用した通信システム
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
【図2】図1に示す端末の一方の側の回線切替装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】図1に示す端末の他方の側の回線切替装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】図2の回線切替装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】図3の回線切替装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】複数回線を収容する回線切替装置の一部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】図6の回線切替装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
1、7 データ端末 2、6、2a、6A、6B、6C 回線切替装置 3、5、3A〜3C、5A〜5C モデム 4、4A〜4C 専用回線 8 ISDN回線 21、25、25a、61、63、63A〜63C ス
イッチ 22、62 ISDNアダプタ 23 専用回線監視部 24、24a 復旧監視部 26 メモリ部 27 パネル部 28、64 制御部
イッチ 22、62 ISDNアダプタ 23 専用回線監視部 24、24a 復旧監視部 26 メモリ部 27 パネル部 28、64 制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 メイン回線を介して端末間で通信を行
い、前記メイン回線に障害が発生したときは、バックア
ップ回線に切り替える回線切替装置であって、 一方の端末側に、その端末の通話路を前記メイン回線又
は前記バックアップ回線に切り替えて接続する第1の接
続手段と、前記メイン回線の通信状態を監視するメイン
回線監視手段と、前記メイン回線の通信条件を記憶して
おく記憶手段と、前記メイン回線監視手段が前記メイン
回線の障害を検出し、前記通話路が前記メイン回線から
前記バックアップ回線に切り替わったとき、前記記憶手
段に記憶している通信条件に従いテストデータを前記メ
イン回線に送信して前記メイン回線の復旧監視を行う復
旧監視手段と、前記メイン回線と前記復旧監視手段とを
接続する第2の接続手段と、前記第1及び第2の接続手
段に接続指令信号を与える第1の制御手段とを備え、 他方の端末側に、その端末の通話路を前記メイン回線又
は前記バックアップ回線に切り替えて接続する第3の接
続手段と、前記通話路が前記メイン回線から前記バック
アップ回線に切り替わったとき、前記復旧監視手段から
送信されたテストデータを折り返す通話路を形成する第
4の接続手段と、前記第3及び第4の接続手段に接続指
令信号を与える第2の制御手段とを備え、 前記復旧監視手段は、送信した前記テストデータと前記
第4の接続手段によって折り返されたテストデータとを
照合して復旧監視を行うことを特徴とする回線切替装
置。 - 【請求項2】 前記一方の端末には、それぞれメイン回
線を介して前記他方の端末が複数接続されており、いず
れかのメイン回線に障害が発生し、当該メイン回線に対
応するバックアップ回線に切り替わったとき、前記第2
の接続手段は、前記復旧監視手段と前記障害が発生した
メイン回線とを接続することを特徴とする請求項1記載
の回線切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047597A JP2869944B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 回線切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4047597A JP2869944B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 回線切替装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219035A JPH05219035A (ja) | 1993-08-27 |
JP2869944B2 true JP2869944B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12779660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4047597A Expired - Fee Related JP2869944B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 回線切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869944B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4047597A patent/JP2869944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05219035A (ja) | 1993-08-27 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |