JP2869562B2 - シート材供給装置 - Google Patents
シート材供給装置Info
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- JP2869562B2 JP2869562B2 JP1219279A JP21927989A JP2869562B2 JP 2869562 B2 JP2869562 B2 JP 2869562B2 JP 1219279 A JP1219279 A JP 1219279A JP 21927989 A JP21927989 A JP 21927989A JP 2869562 B2 JP2869562 B2 JP 2869562B2
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- sheet
- support
- abutting
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はシート材供給装置、特に、X線フィルムや
感熱紙、普通紙、印画紙などもシート材に好適なシート
材供給装置に関するものである。
感熱紙、普通紙、印画紙などもシート材に好適なシート
材供給装置に関するものである。
一般に、この種のシート材供給装置は、角形シート材
を積層収納する収納皿と、該シート材の最上層の1枚
を、下降、吸着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を
備え、積層されたシート材を最上層のものより順次移送
して、例えば、X線フィルム画像読み取り装置、自動書
き込み装置、シート材仕分け装置などに供給できるよう
になっていた。
を積層収納する収納皿と、該シート材の最上層の1枚
を、下降、吸着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を
備え、積層されたシート材を最上層のものより順次移送
して、例えば、X線フィルム画像読み取り装置、自動書
き込み装置、シート材仕分け装置などに供給できるよう
になっていた。
また、シート材の位置や姿勢をある程度整えることが
望ましい場合は、収納皿をシート材の横幅とほぼ同幅に
構成して横方向位置を規制したり、また、収納皿の底面
を縦方向に傾斜させてシート材をその自重によって低い
方へ滑落・移動させ、一辺を基準面に突き当たるよう構
成して縦方向位置を規制したりすることができる。
望ましい場合は、収納皿をシート材の横幅とほぼ同幅に
構成して横方向位置を規制したり、また、収納皿の底面
を縦方向に傾斜させてシート材をその自重によって低い
方へ滑落・移動させ、一辺を基準面に突き当たるよう構
成して縦方向位置を規制したりすることができる。
しかしながら上記従来のシート材供給装置は、供給さ
れるシート材の位置や姿勢にバラツキが生じ、例えば、
X線画像読み取り装置などのように基準位置を必要とす
るものでは甚だ不都合であった。特に、大きさの異なる
シート材を積層収納した場合、予め各シート材の一辺を
自重作用などにより基準面に突き当てておいたとして
も、最上層のシート材を吸盤で、下降・吸着・上昇させ
る際に複数枚のシート材がつられて一時的に上昇してし
まい、次に落下した時に位置や姿勢が大きくずれてしま
うことによる。
れるシート材の位置や姿勢にバラツキが生じ、例えば、
X線画像読み取り装置などのように基準位置を必要とす
るものでは甚だ不都合であった。特に、大きさの異なる
シート材を積層収納した場合、予め各シート材の一辺を
自重作用などにより基準面に突き当てておいたとして
も、最上層のシート材を吸盤で、下降・吸着・上昇させ
る際に複数枚のシート材がつられて一時的に上昇してし
まい、次に落下した時に位置や姿勢が大きくずれてしま
うことによる。
これに対し、移送手段とは独立な駆動源を有するシー
ト材移動装置(例えばモータ駆動式ローラなど)によ
り、シート材を基準面に突き当てるよう構成することも
可能であるが、そうした装置は供給装置本体を複雑化す
るだけでなく、 ・高コストとなる ・調整作業が面倒 などの問題が生じる。
ト材移動装置(例えばモータ駆動式ローラなど)によ
り、シート材を基準面に突き当てるよう構成することも
可能であるが、そうした装置は供給装置本体を複雑化す
るだけでなく、 ・高コストとなる ・調整作業が面倒 などの問題が生じる。
この発明は上記の点に鑑み、独立の駆動源を持たない
簡潔な機構で、大きさの異なるシート材を基準位置に設
定できるシート材供給装置を提供することを目的として
いる。
簡潔な機構で、大きさの異なるシート材を基準位置に設
定できるシート材供給装置を提供することを目的として
いる。
上記の目的を達成するためこの発明は、角形シート材
を積層収納する収納皿と、該シート材の最上層の1枚
を、下降、吸着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を
備えたシート材供給装置において、下降動作により前記
角形シート材を水平移動させ、その一辺を基準面に突き
当てる手段を、前記移送手段の下降動作を利用して下降
するように設けて、従来装置と同じ吸着作業に平行して
シート材の幅寄せを行い、基準位置設定ができるように
したものである。
を積層収納する収納皿と、該シート材の最上層の1枚
を、下降、吸着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を
備えたシート材供給装置において、下降動作により前記
角形シート材を水平移動させ、その一辺を基準面に突き
当てる手段を、前記移送手段の下降動作を利用して下降
するように設けて、従来装置と同じ吸着作業に平行して
シート材の幅寄せを行い、基準位置設定ができるように
したものである。
また、前記突き当て手段を、前記シート材に押圧され
て揺動し、該揺動時に、シート材との接触部における水
平摩擦分力による該シート材を移動させるよう構成し、
簡潔な部材で、しかも独立した駆動源を用いることなく
基準位置設定ができるようにしたものである。
て揺動し、該揺動時に、シート材との接触部における水
平摩擦分力による該シート材を移動させるよう構成し、
簡潔な部材で、しかも独立した駆動源を用いることなく
基準位置設定ができるようにしたものである。
以下この発明を添付の図面に示す一実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本願シート材供給装置の横方向断面図、第2
図は同じく縦方向断面図、第3図は水平方向断面図、第
4図、第5図はシート材突き当て手段の別の実施例を示
す側面図である。
図は同じく縦方向断面図、第3図は水平方向断面図、第
4図、第5図はシート材突き当て手段の別の実施例を示
す側面図である。
図において1は本願装置のシート材移送手段で、該移
送手段1は排紙ローラ2とともに、外板100からなる筐
体101内に収納されている。
送手段1は排紙ローラ2とともに、外板100からなる筐
体101内に収納されている。
3は収納皿で、該収納皿3は角形シート材Sを積層収
納するためのもので、筐体101の下方適所に設けられて
いる。該収納皿3は、角形底板4の横方向(シート材の
幅方向)辺縁に第1基準面4a、縦方向(シート材の長手
・送り方向)の排紙ローラ2側辺縁に第2基準面4bをそ
れぞれ立設してなる。
納するためのもので、筐体101の下方適所に設けられて
いる。該収納皿3は、角形底板4の横方向(シート材の
幅方向)辺縁に第1基準面4a、縦方向(シート材の長手
・送り方向)の排紙ローラ2側辺縁に第2基準面4bをそ
れぞれ立設してなる。
ここで、底板4は縦方向に傾斜して設けられ、収納し
たシート材Sが自重により滑落し、その一辺が第2基準
面4bに当接して基準位置設定されるよう構成されてい
る。このため、以下の記述では、底板4に対する法線方
向を「上下方向」、第1基準面に突き当たる方向を「横
方向」、第2基準面に突き当たる方向(シート材Sの供
給方向)を「縦方向」と記述することとする。
たシート材Sが自重により滑落し、その一辺が第2基準
面4bに当接して基準位置設定されるよう構成されてい
る。このため、以下の記述では、底板4に対する法線方
向を「上下方向」、第1基準面に突き当たる方向を「横
方向」、第2基準面に突き当たる方向(シート材Sの供
給方向)を「縦方向」と記述することとする。
5は筐体101の上部、横方向に架設された移動台で、
該移動台5は吸盤支持体6を所定の位置に移動させるた
めのもので、モータ7と送りネジ8により縦方向に前後
進できるよう構成されている。該移動台5は、その下方
支持板5aの両側に、2本の上側アーム9aと下側アーム9b
をそれぞれ備えている(第1、2図)。該アーム9a、9b
は、該移動台5の動作に応じて後述の吸盤支持体6を連
動させるためのもので、各前端部が移動台5の下方支持
板5aに、各後端部が吸盤支持体6にそれぞれ揺動可能に
軸支され、上側アーム9aと下側アーム9bとが平行リンク
機構Lを構成するようになっている。また、上側アーム
9aの後端軸支部にはガイドピンPが立設され、L字形の
ガイド溝102に嵌入されている。該ガイド溝102は平行リ
ンク機構Lの動作を規制するためのもので、外板100の
両側面に穿設されたL字形溝からなり、前記ガイドピン
P、Pを介して上側アーム9aの後端部の動作を規制し、
移動台5の動作に応じて吸盤支持体6が上下動するよう
構成されている。
該移動台5は吸盤支持体6を所定の位置に移動させるた
めのもので、モータ7と送りネジ8により縦方向に前後
進できるよう構成されている。該移動台5は、その下方
支持板5aの両側に、2本の上側アーム9aと下側アーム9b
をそれぞれ備えている(第1、2図)。該アーム9a、9b
は、該移動台5の動作に応じて後述の吸盤支持体6を連
動させるためのもので、各前端部が移動台5の下方支持
板5aに、各後端部が吸盤支持体6にそれぞれ揺動可能に
軸支され、上側アーム9aと下側アーム9bとが平行リンク
機構Lを構成するようになっている。また、上側アーム
9aの後端軸支部にはガイドピンPが立設され、L字形の
ガイド溝102に嵌入されている。該ガイド溝102は平行リ
ンク機構Lの動作を規制するためのもので、外板100の
両側面に穿設されたL字形溝からなり、前記ガイドピン
P、Pを介して上側アーム9aの後端部の動作を規制し、
移動台5の動作に応じて吸盤支持体6が上下動するよう
構成されている。
11はシート材Sを吸着する杯状のゴム製吸盤で、該吸
盤11は前記吸盤支持体6に、横方向に一対設けられてい
る。該吸盤11はバネにより下方向に付勢されており、支
持体6の下降時にシート材Sの上面に押圧されると変形
してシート材Sを吸着し、さらに一定量だけ変位すると
センサ(図示せず)が作動して、吸着完了信号を移送台
5の駆動部(図示せず)に伝達できるようになってい
る。
盤11は前記吸盤支持体6に、横方向に一対設けられてい
る。該吸盤11はバネにより下方向に付勢されており、支
持体6の下降時にシート材Sの上面に押圧されると変形
してシート材Sを吸着し、さらに一定量だけ変位すると
センサ(図示せず)が作動して、吸着完了信号を移送台
5の駆動部(図示せず)に伝達できるようになってい
る。
尚、該吸盤11の形態は、シート材の表面を傷つけるこ
となく吊り上げて移送できるものであればよく、例え
ば、静電吸着盤や粘着盤などで構成してもよい。
となく吊り上げて移送できるものであればよく、例え
ば、静電吸着盤や粘着盤などで構成してもよい。
12は支持体6に設けられた突き当て手段で、該突き当
て手段12は支持体6の動作に連動してシート材Sを第1
基準面4aに突き当てるためのものである。第1、2図示
の実施例において、該突き当て手段12は、下端に摩擦ロ
ーラ12aを有し、横方向に揺動可能に軸支された揺動ア
ーム12bからなり、摩擦ローラ12aでシート材Sを押圧し
つつ移動させ、基準面4aに突き当てることができるよう
になっている。即ち、支持体6が底板4に向けて降下す
ると、まず、摩擦ローラ12aが最上層のシート材Sの上
面に接触し、支持体6がさらに下降すると揺動アーム12
bが横方向に揺動して摩擦ローラ12aを介してシート材S
を移動させ、シート材Sの一辺を第1基準面4aに突き当
てるよう構成されている。
て手段12は支持体6の動作に連動してシート材Sを第1
基準面4aに突き当てるためのものである。第1、2図示
の実施例において、該突き当て手段12は、下端に摩擦ロ
ーラ12aを有し、横方向に揺動可能に軸支された揺動ア
ーム12bからなり、摩擦ローラ12aでシート材Sを押圧し
つつ移動させ、基準面4aに突き当てることができるよう
になっている。即ち、支持体6が底板4に向けて降下す
ると、まず、摩擦ローラ12aが最上層のシート材Sの上
面に接触し、支持体6がさらに下降すると揺動アーム12
bが横方向に揺動して摩擦ローラ12aを介してシート材S
を移動させ、シート材Sの一辺を第1基準面4aに突き当
てるよう構成されている。
第4図示の第2実施例では、上端を揺動可能に軸支し
た三日月状部材12cと、該部材12cの外周下面に摩擦周面
12dを設けることにより突き当て手段12を構成、支持体
6の下降動作に連動して三日月状部材12cが回転し、シ
ート材Sと摩擦周面12dの接触点が水平移動するように
なっている。
た三日月状部材12cと、該部材12cの外周下面に摩擦周面
12dを設けることにより突き当て手段12を構成、支持体
6の下降動作に連動して三日月状部材12cが回転し、シ
ート材Sと摩擦周面12dの接触点が水平移動するように
なっている。
第5図示の第3実施例では、平行リンク機構12eによ
り支持体6と摩擦板12fを連結して突き当て手段12を構
成、支持体6の下降動作に連動して平行リンク機構12e
が変形し、摩擦板12fを水平移動させるようになってい
る。
り支持体6と摩擦板12fを連結して突き当て手段12を構
成、支持体6の下降動作に連動して平行リンク機構12e
が変形し、摩擦板12fを水平移動させるようになってい
る。
尚、前記摩擦ローラ12a、摩擦周面12d、摩擦板12fを
構成する材質としては、シート材Sに対して適度な摩擦
係数を有するものであればよく、ゴム、スポンジ、不織
布、弾性プラスチックなどいずれでもよい。また、その
形状も、下降動作に応じてシート材Sとの接触点が水平
移動するような機構であればどんなものでもよく、例え
ば、ワンウェイクラッチ付きタイヤ、突起状体、吸盤状
体、スタンプ状体などでもよい。
構成する材質としては、シート材Sに対して適度な摩擦
係数を有するものであればよく、ゴム、スポンジ、不織
布、弾性プラスチックなどいずれでもよい。また、その
形状も、下降動作に応じてシート材Sとの接触点が水平
移動するような機構であればどんなものでもよく、例え
ば、ワンウェイクラッチ付きタイヤ、突起状体、吸盤状
体、スタンプ状体などでもよい。
前記排紙ローラ2は上下一対の挟圧ローラを筐体101
の排紙部に設けてなり、シート材移送手段1の吸盤11に
より供給されたシート材Sの端縁を挟圧支持して装置外
に排紙できるようになっている。
の排紙部に設けてなり、シート材移送手段1の吸盤11に
より供給されたシート材Sの端縁を挟圧支持して装置外
に排紙できるようになっている。
尚、上記3つの実施例では、いずれも横方向のみに移
動する突き当て手段12でシート材Sの横方向基準位置設
定を行う例を示したが、2個の独立な突き当て手段を設
けて、横方向と縦方向の両方の基準位置設定を行えるよ
うに構成してもよいことはもちろんである。この場合、
シート材Sの自重滑落を利用しなくても縦方向の基準位
置設定ができるから、収納皿3を傾斜させる必要はな
く、移送手段1など各種装置及び部材の組み立て・調整
が容易となる。
動する突き当て手段12でシート材Sの横方向基準位置設
定を行う例を示したが、2個の独立な突き当て手段を設
けて、横方向と縦方向の両方の基準位置設定を行えるよ
うに構成してもよいことはもちろんである。この場合、
シート材Sの自重滑落を利用しなくても縦方向の基準位
置設定ができるから、収納皿3を傾斜させる必要はな
く、移送手段1など各種装置及び部材の組み立て・調整
が容易となる。
上記実施例において、まず収納皿3にシート材Sを積
層収納すると、各シート材Sは自重により底板4上を滑
落してその前辺が第2基準面4bに突き当たり、縦方向の
基準位置設定がなされる。そして、モータ7を始動して
送りネジ8を正転させると、移動台5は後退し、下方支
持体5aに取りつけられたアーム9a、9bも共に移動を開始
する。この時、アーム9aの軸支部に立設されたピンPが
L字形ガイド溝102に沿って移動するため、ピンPは水
平に後退した後、下方に降下する。従って、上側アーム
9aと下側アーム9bよりなるリンク機構Lによって支持さ
れた吸盤支持6も、ピンPとともに後退したのち下降を
開始する。すると、まず突き当て手段12の摩擦ローラ12
aがシート材Sの最上層に接触し、さらに支持体6の下
降に応じて揺動アーム12bが揺動してシート材Sを移動
させ、第1基準面4aに突き当てる。これによって、シー
ト材Sは縦・横両方の基準位置がなされることとなる。
一方、この時、吸盤11は最上層のシート材Sに押圧され
て変形し、シート材Sを吸着して、吸着完了信号をモー
タ駆動部に伝達する。(突き当て手段が他の形態の場合
も、摩擦周面12dがシート材Sに接しつつ三日月状部材
が回転するか、摩擦板12fがシート材Sに接しつつ平行
リンク機構12eが移動するなどして、同様な突き当て動
作を実現する)。
層収納すると、各シート材Sは自重により底板4上を滑
落してその前辺が第2基準面4bに突き当たり、縦方向の
基準位置設定がなされる。そして、モータ7を始動して
送りネジ8を正転させると、移動台5は後退し、下方支
持体5aに取りつけられたアーム9a、9bも共に移動を開始
する。この時、アーム9aの軸支部に立設されたピンPが
L字形ガイド溝102に沿って移動するため、ピンPは水
平に後退した後、下方に降下する。従って、上側アーム
9aと下側アーム9bよりなるリンク機構Lによって支持さ
れた吸盤支持6も、ピンPとともに後退したのち下降を
開始する。すると、まず突き当て手段12の摩擦ローラ12
aがシート材Sの最上層に接触し、さらに支持体6の下
降に応じて揺動アーム12bが揺動してシート材Sを移動
させ、第1基準面4aに突き当てる。これによって、シー
ト材Sは縦・横両方の基準位置がなされることとなる。
一方、この時、吸盤11は最上層のシート材Sに押圧され
て変形し、シート材Sを吸着して、吸着完了信号をモー
タ駆動部に伝達する。(突き当て手段が他の形態の場合
も、摩擦周面12dがシート材Sに接しつつ三日月状部材
が回転するか、摩擦板12fがシート材Sに接しつつ平行
リンク機構12eが移動するなどして、同様な突き当て動
作を実現する)。
次に、モータ7を一旦停止した後、逆転を開始し移動
台5を前進させると、前記と逆方向の作用により吸盤支
持体6は上昇、ピンPがL字形ガイド溝102の水平部分
に到達すると、シート材Sを吸着した吸盤11と吸盤支持
体6は、移動台5とともに前進する。そして、排紙部に
おいてシート材Sを排紙ローラ2に移送し、吸盤11の吸
着状態を解除すると、排紙ローラ2はシート材Sを挟圧
搬送して筐体101の外側へ排紙し、シート材供給は完了
する。
台5を前進させると、前記と逆方向の作用により吸盤支
持体6は上昇、ピンPがL字形ガイド溝102の水平部分
に到達すると、シート材Sを吸着した吸盤11と吸盤支持
体6は、移動台5とともに前進する。そして、排紙部に
おいてシート材Sを排紙ローラ2に移送し、吸盤11の吸
着状態を解除すると、排紙ローラ2はシート材Sを挟圧
搬送して筐体101の外側へ排紙し、シート材供給は完了
する。
上記のようにこの発明は、角形シート材を積層収納す
る収納皿と、該シート材の最上層の1枚を、下降、吸
着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を備えたシート
材供給装置において、下降動作により前記角形シート材
を水平移動させ、その一辺を基準面に突き当てる手段
を、前記移送手段の下降動作を利用して下降するように
設けたことを特徴としているので、従来装置と同じ吸着
作業に平行してシート材の幅寄せを行い、基準位置設定
を行うことができる。
る収納皿と、該シート材の最上層の1枚を、下降、吸
着、上昇して排紙部へ移送する移送手段を備えたシート
材供給装置において、下降動作により前記角形シート材
を水平移動させ、その一辺を基準面に突き当てる手段
を、前記移送手段の下降動作を利用して下降するように
設けたことを特徴としているので、従来装置と同じ吸着
作業に平行してシート材の幅寄せを行い、基準位置設定
を行うことができる。
また、前記突き当て手段が、前記シート材に押圧され
て揺動し、該揺動時に、シート材との接触部における水
平摩擦分力により該シート材を移動させるよう構成する
ことにより、簡潔な部材で、しかも独立した駆動源を用
いることなく基準位置設定を行うことができる。
て揺動し、該揺動時に、シート材との接触部における水
平摩擦分力により該シート材を移動させるよう構成する
ことにより、簡潔な部材で、しかも独立した駆動源を用
いることなく基準位置設定を行うことができる。
この結果、各種のシート材を常に同じ基準位置に設定
しながら自動供給することができ、画像読み取り装置な
どの後処理を省略、ないしは大幅に簡素化して、高精度
化や低コスト化を促すなど優れた効果を奏するものであ
る。
しながら自動供給することができ、画像読み取り装置な
どの後処理を省略、ないしは大幅に簡素化して、高精度
化や低コスト化を促すなど優れた効果を奏するものであ
る。
第1図は本願シート材供給装置の横方向断面図、第2図
は同じく縦方向断面図、第3図は水平方向断面図、第4
図、第5図はシート材突き当て手段の別の実施例を示す
側面図である。 1……シート材移送手段 2……排紙ローラ 3……収納皿 4……底板 4a……第1基準面 4b……第2基準面 5……移動台 5a……支持板 6……吸盤支持体 7……モータ 8……送りネジ 9a……上側アーム 9b……下側アーム 11……吸盤 12……突き当て手段 12a……摩擦ローラ 12b……揺動アーム 12c……三日月状部材 12d……摩擦周面 12e……平行リンク機構 12f……摩擦板 100……外板 101……筐体 102……ガイド溝 B……バネ S……角形シート材 L……平行リンク機構 P……ガイドピン
は同じく縦方向断面図、第3図は水平方向断面図、第4
図、第5図はシート材突き当て手段の別の実施例を示す
側面図である。 1……シート材移送手段 2……排紙ローラ 3……収納皿 4……底板 4a……第1基準面 4b……第2基準面 5……移動台 5a……支持板 6……吸盤支持体 7……モータ 8……送りネジ 9a……上側アーム 9b……下側アーム 11……吸盤 12……突き当て手段 12a……摩擦ローラ 12b……揺動アーム 12c……三日月状部材 12d……摩擦周面 12e……平行リンク機構 12f……摩擦板 100……外板 101……筐体 102……ガイド溝 B……バネ S……角形シート材 L……平行リンク機構 P……ガイドピン
Claims (2)
- 【請求項1】角形シート材を積層収納する収納皿と、該
シート材の最上層の1枚を、下降、吸着、上昇して排紙
部へ移送する移送手段を備えたシート状供給装置におい
て、下降動作により前記角形シート材を水平移動させ、
その一辺を基準面に突き当てる手段を、前記移送手段の
下降動作を利用して下降するように設けたことを特徴と
するシート材供給装置。 - 【請求項2】前記突き当て手段が、前記シート材に押圧
されて揺動し、該揺動時に、シート材との接触部におけ
る水平摩擦分力により該シート材を移動させるものであ
る特許請求の範囲第1項記載のシート材供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219279A JP2869562B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | シート材供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219279A JP2869562B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | シート材供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382543A JPH0382543A (ja) | 1991-04-08 |
JP2869562B2 true JP2869562B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=16733027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1219279A Expired - Fee Related JP2869562B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | シート材供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869562B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4864845B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2012-02-01 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニットとバッテリーとの支持構造 |
JP4861291B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-01-25 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニットの支持構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55111355A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Device for arranging paper |
DE3122585C2 (de) * | 1981-06-06 | 1985-06-27 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Vorrichtung zum Entnehmen von Filmen, insbesondere Röntgenfilmen aus einem Magazin |
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1989
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JPH0382543A (ja) | 1991-04-08 |
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