JP2862774B2 - 発泡成形方法及び発泡成形装置 - Google Patents
発泡成形方法及び発泡成形装置Info
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- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
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- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡体素材を所定の形
状に高速で(量産)成形する発泡成形方法及びそのため
の発泡成形装置に関するものである。
状に高速で(量産)成形する発泡成形方法及びそのため
の発泡成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
以下に示すようなものがあった。 (1)既に発泡した発泡構造体を成形する方法として
は、例えば、特開昭63−315238号公報に開示さ
れるものがあった。この発泡成形方法は、繊維で強化さ
れた熱可塑性合成材料の表皮と、熱可塑性発泡体からな
る発泡構造体を加熱することにより変形加工性を付与
し、加熱シートに所望の構造と形状を付与し、冷却する
ことにより成形する方法である。
以下に示すようなものがあった。 (1)既に発泡した発泡構造体を成形する方法として
は、例えば、特開昭63−315238号公報に開示さ
れるものがあった。この発泡成形方法は、繊維で強化さ
れた熱可塑性合成材料の表皮と、熱可塑性発泡体からな
る発泡構造体を加熱することにより変形加工性を付与
し、加熱シートに所望の構造と形状を付与し、冷却する
ことにより成形する方法である。
【0003】しかしながら、この発泡成形方法では、す
でに発泡した発泡体を成形することになり、すでに発泡
した発泡体は、成形により損傷しやすく、高品質の発泡
体を持つ成形物品を得ることは困難である。 (2)発泡しつつある発泡構造体を成形する方法として
は、例えば、特開昭62−214938号公報に開示さ
れるものがあった。
でに発泡した発泡体を成形することになり、すでに発泡
した発泡体は、成形により損傷しやすく、高品質の発泡
体を持つ成形物品を得ることは困難である。 (2)発泡しつつある発泡構造体を成形する方法として
は、例えば、特開昭62−214938号公報に開示さ
れるものがあった。
【0004】この発泡成形法は、発泡剤を含有するポリ
プロピレン系の発泡性シートと表皮材シートを積層し、
発泡剤の発泡温度以上に加熱し発泡させることと、発泡
した、又は発泡しつつある積層シートを所望の形に成形
することからなる成形方法である。しかしながら、この
発泡成形法は、発泡温度以上に発泡性シートを加熱する
と、一般に急激な発泡が生じ、成形速度が追随できず、
良好な発泡体を得ることが困難である。
プロピレン系の発泡性シートと表皮材シートを積層し、
発泡剤の発泡温度以上に加熱し発泡させることと、発泡
した、又は発泡しつつある積層シートを所望の形に成形
することからなる成形方法である。しかしながら、この
発泡成形法は、発泡温度以上に発泡性シートを加熱する
と、一般に急激な発泡が生じ、成形速度が追随できず、
良好な発泡体を得ることが困難である。
【0005】 (3)型内で発泡性樹脂を自由発泡させて成形体を得る
方法は、比較的良好なコアを得ることができるため、広
く行われている。例えば、特開昭60−222211号
公報や特公平3−74172号公報等に開示されるもの
がある。しかしながら、これらの発泡成形法は、形状が
限定される上に、加熱と成形を同一の型内で行うため、
型の加熱、冷却に時間がかかり、高速成形には適しな
い。
方法は、比較的良好なコアを得ることができるため、広
く行われている。例えば、特開昭60−222211号
公報や特公平3−74172号公報等に開示されるもの
がある。しかしながら、これらの発泡成形法は、形状が
限定される上に、加熱と成形を同一の型内で行うため、
型の加熱、冷却に時間がかかり、高速成形には適しな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の発泡成形方法では、種々の問題があり、発泡性素材を
所定の形状に、しかも高速で(量産)成形するには難が
あった。本発明は、このような問題を解決し、発泡性素
材に発泡制御を行いながら加熱し、発泡性素材の発泡量
を抑えながら発泡させた後、自由発泡中に発泡性素材を
迅速に三次元の型でプレス成形することにより、複雑な
物品であっても、所定の形状に、高品質に、しかも高速
成形が可能な発泡成形方法及び発泡成形装置を提供する
ことを目的とする。
の発泡成形方法では、種々の問題があり、発泡性素材を
所定の形状に、しかも高速で(量産)成形するには難が
あった。本発明は、このような問題を解決し、発泡性素
材に発泡制御を行いながら加熱し、発泡性素材の発泡量
を抑えながら発泡させた後、自由発泡中に発泡性素材を
迅速に三次元の型でプレス成形することにより、複雑な
物品であっても、所定の形状に、高品質に、しかも高速
成形が可能な発泡成形方法及び発泡成形装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1) 発泡性素材から三次元の発泡成形物品を成形する
発泡成形方法において、発泡性素材を一対の熱板間にセ
ットして加熱し、この加熱により発泡性素材が発泡する
のを前記熱板で発泡性素材の表面に圧力を加え、この圧
力を自在に変化させて前記発泡の量を制御し、前記発泡
性素材の表面に加える圧力を解除するために前記熱板を
前記発泡性素材の表面から除去して、前記発泡性素材を
自由発泡させ、この自由発泡中の前記発泡性素材に前記
熱板とは別の三次元の型で圧力を印加して、前記発泡性
素材を所望の形状にプレス成形するようにしたものであ
る。
成するために、(1) 発泡性素材から三次元の発泡成形物品を成形する
発泡成形方法において、発泡性素材を一対の熱板間にセ
ットして加熱し、この加熱により発泡性素材が発泡する
のを前記熱板で発泡性素材の表面に圧力を加え、この圧
力を自在に変化させて前記発泡の量を制御し、前記発泡
性素材の表面に加える圧力を解除するために前記熱板を
前記発泡性素材の表面から除去して、前記発泡性素材を
自由発泡させ、この自由発泡中の前記発泡性素材に前記
熱板とは別の三次元の型で圧力を印加して、前記発泡性
素材を所望の形状にプレス成形するようにしたものであ
る。
【0008】(2)上記(1)記載の発泡成形方法において、 前記発
泡性素材の発泡量の制御は、この発泡性素材の表面に当
接する一対の熱板の変位の制御による。(3)上記(1)記載の発泡成形方法において、 前記発
泡性素材の発泡量の制御は、この発泡性素材の表面に当
接する一対の熱板の圧力の制御による。(4)発泡性素材から三次元の発泡成形物品を成形する
発泡成形装置において、発泡性素材を挟持して加熱する
一対の熱板と、この熱板を互いに接離可能にする駆動手
段と、前記熱板の加熱により発泡した発泡性素材の表面
に、前記駆動手段を制御することにより圧力を加え、こ
の圧力を自在に変化させて前記発泡の量を制御する制御
手段と、前記熱板を発泡性素材の加熱位置から退避位置
に移動させる移動手段と、前記熱板から開放され、自由
発泡中の前記発泡性素材を、所望の形状にプレス成形す
る前記熱板とは別の三次元の型とを具備する。
泡性素材の発泡量の制御は、この発泡性素材の表面に当
接する一対の熱板の変位の制御による。(3)上記(1)記載の発泡成形方法において、 前記発
泡性素材の発泡量の制御は、この発泡性素材の表面に当
接する一対の熱板の圧力の制御による。(4)発泡性素材から三次元の発泡成形物品を成形する
発泡成形装置において、発泡性素材を挟持して加熱する
一対の熱板と、この熱板を互いに接離可能にする駆動手
段と、前記熱板の加熱により発泡した発泡性素材の表面
に、前記駆動手段を制御することにより圧力を加え、こ
の圧力を自在に変化させて前記発泡の量を制御する制御
手段と、前記熱板を発泡性素材の加熱位置から退避位置
に移動させる移動手段と、前記熱板から開放され、自由
発泡中の前記発泡性素材を、所望の形状にプレス成形す
る前記熱板とは別の三次元の型とを具備する。
【0009】 (5)請求項4記載の発泡成形装置において、前記発泡
性素材の発泡量の制御は、前記熱板の変位量を制御して
行なうようにしたものである。 (6)請求項4記載の発泡成形装置において、前記発泡
性素材の発泡量の制御は、前記駆動手段を油圧シリンダ
とし、このシリンダの圧力を制御して行なうようにした
ものである。
性素材の発泡量の制御は、前記熱板の変位量を制御して
行なうようにしたものである。 (6)請求項4記載の発泡成形装置において、前記発泡
性素材の発泡量の制御は、前記駆動手段を油圧シリンダ
とし、このシリンダの圧力を制御して行なうようにした
ものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、上記したように、 (1)図1及び図2に示すように、発泡性素材1をクラ
ンプ2で保持して、熱板3,4の間にセットし、その両
側に一対の発熱体としての熱板3,4を、加圧子5,6
により発泡性素材1に圧力を付し、この加圧力を、図2
に示すように、段階的に制御し、発泡性素材1の発泡量
をコントロールしながら加熱発泡制御を行う。
ンプ2で保持して、熱板3,4の間にセットし、その両
側に一対の発熱体としての熱板3,4を、加圧子5,6
により発泡性素材1に圧力を付し、この加圧力を、図2
に示すように、段階的に制御し、発泡性素材1の発泡量
をコントロールしながら加熱発泡制御を行う。
【0011】次に、加圧子5,6を両側に退避させ、発
泡性素材1に付与される加圧力を解除し、発泡制御を停
止する。次に、熱板3,4を発泡性素材1から瞬時に移
動させる。例えば、熱板3,4を落下させたり、熱板
3,4を強制的に移動させる装置(機構)(図示なし)
を設ける。また、熱板3,4を水平方向に移動させ、退
避させるようにしてもよい。
泡性素材1に付与される加圧力を解除し、発泡制御を停
止する。次に、熱板3,4を発泡性素材1から瞬時に移
動させる。例えば、熱板3,4を落下させたり、熱板
3,4を強制的に移動させる装置(機構)(図示なし)
を設ける。また、熱板3,4を水平方向に移動させ、退
避させるようにしてもよい。
【0012】このように、発泡性素材1の加熱を瞬時に
解除し、発泡性素材1を自由発泡させる。そして、熱板
3,4が移動すると、発泡性素材1に対向して型7,8
がセットされる。次に、その発泡性素材1を、自由発泡
中に速やかに型7,8によりプレス成形を行う。 (2)図25及び図26に示すように、まず、発泡性素
材201をクランプ(図示なし)で保持して、上下に一
対の発熱体としての熱板202,203にセットし、そ
の熱板202,203で発泡性素材201を挟み、その
熱板203に固定される加圧子204により圧力を付
し、この加圧力を、図26に示すように、段階的に制御
し、発泡性素材201の発泡量をコントロールしながら
加熱発泡制御を行う。次に、加圧子204に付加される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、発泡性素
材201を型205,206に瞬時に移動させる。
解除し、発泡性素材1を自由発泡させる。そして、熱板
3,4が移動すると、発泡性素材1に対向して型7,8
がセットされる。次に、その発泡性素材1を、自由発泡
中に速やかに型7,8によりプレス成形を行う。 (2)図25及び図26に示すように、まず、発泡性素
材201をクランプ(図示なし)で保持して、上下に一
対の発熱体としての熱板202,203にセットし、そ
の熱板202,203で発泡性素材201を挟み、その
熱板203に固定される加圧子204により圧力を付
し、この加圧力を、図26に示すように、段階的に制御
し、発泡性素材201の発泡量をコントロールしながら
加熱発泡制御を行う。次に、加圧子204に付加される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、発泡性素
材201を型205,206に瞬時に移動させる。
【0013】このように、発泡性素材201の加熱を瞬
時に解除し、発泡性素材201を自由発泡させる。次
に、その発泡性素材201を、自由発泡中に速やかに型
205,206によりプレス成形を行う。 (3)図34に示すように、型302に発泡性素材30
1をセットし、高温で、かつ高圧のガスにより発泡性素
材301を加熱する。ガス圧を変えることにより発泡を
制御した後、ガス圧をリークして、プレス成形を行う。
この時、型の真空引きを同時に行うことにより、真空成
形を併せて行ってもよい。
時に解除し、発泡性素材201を自由発泡させる。次
に、その発泡性素材201を、自由発泡中に速やかに型
205,206によりプレス成形を行う。 (3)図34に示すように、型302に発泡性素材30
1をセットし、高温で、かつ高圧のガスにより発泡性素
材301を加熱する。ガス圧を変えることにより発泡を
制御した後、ガス圧をリークして、プレス成形を行う。
この時、型の真空引きを同時に行うことにより、真空成
形を併せて行ってもよい。
【0014】 (4)図35に示すように、発泡性素材401とダイア
フラム膜402を型403にセットし、高温ガスにより
発泡性素材401を加熱・加圧し、ガス圧を変化させる
ことにより、制御発泡を行い、下空間のガスをリーク
し、真空引きするとともに、上空間のガス圧を高くする
ことにより、ダイアフラム成形を行う。上記のように制
御発泡を行うようにしたので、発泡は良好に進行し、高
品質なコアが得られる。
フラム膜402を型403にセットし、高温ガスにより
発泡性素材401を加熱・加圧し、ガス圧を変化させる
ことにより、制御発泡を行い、下空間のガスをリーク
し、真空引きするとともに、上空間のガス圧を高くする
ことにより、ダイアフラム成形を行う。上記のように制
御発泡を行うようにしたので、発泡は良好に進行し、高
品質なコアが得られる。
【0015】また、制御発泡を行い、発泡力を低下させ
たことにより、次プロセスでの自由発泡が急激な発泡で
なくなり、機械的な移動プロセスを容易に行えるととも
に、自由発泡中の発泡体の損傷を防止することができ
る。更に、加熱装置移動プロセスでは、成形を行うため
に、発泡性素材と加熱装置(熱板や高温流体)を分離可
能にしたので、発泡性素材は発泡の拘束を失い、自由発
泡を開始する。しかし、この自由発泡は急激なものでは
なくなり、発泡体は良好に保たれる。
たことにより、次プロセスでの自由発泡が急激な発泡で
なくなり、機械的な移動プロセスを容易に行えるととも
に、自由発泡中の発泡体の損傷を防止することができ
る。更に、加熱装置移動プロセスでは、成形を行うため
に、発泡性素材と加熱装置(熱板や高温流体)を分離可
能にしたので、発泡性素材は発泡の拘束を失い、自由発
泡を開始する。しかし、この自由発泡は急激なものでは
なくなり、発泡体は良好に保たれる。
【0016】また、加圧成形プロセスでは、加熱により
成形可能な温度となり、また、自由発泡中のため、発泡
圧を持っている発泡性素材を成形する(プレス成形、真
空成形など)素材は、発泡圧(内圧)を持っているの
で、複雑な形状の成形を容易に行うことができる。
成形可能な温度となり、また、自由発泡中のため、発泡
圧を持っている発泡性素材を成形する(プレス成形、真
空成形など)素材は、発泡圧(内圧)を持っているの
で、複雑な形状の成形を容易に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す発
泡成形工程図、図2は本発明の第1の実施例を示す発泡
性素材に付与される圧力と発泡量の関係を示す図、図3
は本発明の第1の実施例を示す発泡性素材に当接する熱
板の変位量制御装置の構成図、図4は本発明の第1の実
施例を示す発泡性素材に当接する熱板の圧力制御装置の
構成図である。
ながら説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す発
泡成形工程図、図2は本発明の第1の実施例を示す発泡
性素材に付与される圧力と発泡量の関係を示す図、図3
は本発明の第1の実施例を示す発泡性素材に当接する熱
板の変位量制御装置の構成図、図4は本発明の第1の実
施例を示す発泡性素材に当接する熱板の圧力制御装置の
構成図である。
【0018】発泡性素材としては、発泡剤を含有した熱
可塑性発泡性樹脂(シート)(レザー、織布、ガラス繊
維又は炭素繊維などを含むことができる)及び又はこの
発泡性樹脂と表面材(保護シート)からなる複合体や積
層板を用いる。以下、本発明の第1の実施例を示す発泡
成形方法について説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、発泡性素材1をクランプ2で保持して、熱板3,
4間にセットし、その両側に一対の発熱体としての熱板
3,4を加圧子5,6により圧力を付し、この加圧力
を、図2に示すように、段階的に制御し、発泡性素材1
の発泡量をコントロールしながら加熱発泡制御を行う。
可塑性発泡性樹脂(シート)(レザー、織布、ガラス繊
維又は炭素繊維などを含むことができる)及び又はこの
発泡性樹脂と表面材(保護シート)からなる複合体や積
層板を用いる。以下、本発明の第1の実施例を示す発泡
成形方法について説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、発泡性素材1をクランプ2で保持して、熱板3,
4間にセットし、その両側に一対の発熱体としての熱板
3,4を加圧子5,6により圧力を付し、この加圧力
を、図2に示すように、段階的に制御し、発泡性素材1
の発泡量をコントロールしながら加熱発泡制御を行う。
【0019】次に、図1(b)に示すように、加圧子
5,6を両側に退避させ、発泡性素材1に付与される加
圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図1(c)
に示すように、熱板3,4を発泡性素材1から瞬時に移
動させる。例えば、熱板3,4を落下させたり、熱板
3,4を強制的に移動させる装置(機構)(図示なし)
を設ける。また、図20〜図24に示すように、熱板を
水平方向に移動させ、退避させるようにしてもよい。
5,6を両側に退避させ、発泡性素材1に付与される加
圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図1(c)
に示すように、熱板3,4を発泡性素材1から瞬時に移
動させる。例えば、熱板3,4を落下させたり、熱板
3,4を強制的に移動させる装置(機構)(図示なし)
を設ける。また、図20〜図24に示すように、熱板を
水平方向に移動させ、退避させるようにしてもよい。
【0020】このように、発泡性素材1の加熱を瞬時に
解除し、発泡性素材1を自由発泡させる。そして、熱板
3,4が移動すると、発泡性素材1に対向して型7,8
がセットされる。次に、図1(d)に示すように、その
発泡性素材1を、自由発泡中に速やかに型7,8により
プレス成形を行う。
解除し、発泡性素材1を自由発泡させる。そして、熱板
3,4が移動すると、発泡性素材1に対向して型7,8
がセットされる。次に、図1(d)に示すように、その
発泡性素材1を、自由発泡中に速やかに型7,8により
プレス成形を行う。
【0021】ここで、発泡性素材1の圧力制御方式とし
ては、2つの方式が実施できる。第1は、図3に示すよ
うに、コントローラ10、制御弁11、油圧シリンダ1
2、熱板3,4、変位センサ13を設け、熱板3,4の
変位量Δdを変位センサ13で検出して、その検出信号
をコントローラ10で読み取り、熱板3,4の位置を制
御する。
ては、2つの方式が実施できる。第1は、図3に示すよ
うに、コントローラ10、制御弁11、油圧シリンダ1
2、熱板3,4、変位センサ13を設け、熱板3,4の
変位量Δdを変位センサ13で検出して、その検出信号
をコントローラ10で読み取り、熱板3,4の位置を制
御する。
【0022】第2は、図4に示すように、コントローラ
10、制御弁11、油圧シリンダ12、熱板3,4、圧
力センサ14を設け、熱板3,4に圧力を付与する油圧
シリンダ12の変化油圧量Δpを圧力センサ14で検出
して、その検出信号をコントローラ10で読み取り、熱
板3,4の加圧力を制御する。このように構成して、加
熱発泡制御を行うとともに、その後、自由発泡中に三次
元型により発泡性素材を成形することができ、複雑な物
品であっても所定の形状に、高品質に、しかも高速成形
を行うことができた。
10、制御弁11、油圧シリンダ12、熱板3,4、圧
力センサ14を設け、熱板3,4に圧力を付与する油圧
シリンダ12の変化油圧量Δpを圧力センサ14で検出
して、その検出信号をコントローラ10で読み取り、熱
板3,4の加圧力を制御する。このように構成して、加
熱発泡制御を行うとともに、その後、自由発泡中に三次
元型により発泡性素材を成形することができ、複雑な物
品であっても所定の形状に、高品質に、しかも高速成形
を行うことができた。
【0023】次に、本発明の第1の実施例を示す発泡成
形装置について説明する。図5は本発明の第1の実施例
を示す発泡成形装置の平面図、図6はその発泡成形装置
の正面図、図7は図6のA−A線矢視(左側面)図、図
8は図6のB−B線矢視断面図、図9は発泡性素材保持
装置(機構)の正面図、図10はその発泡性素材保持装
置(機構)機構の上面図(図9のA−A線矢視図)、図
11は図9のB−B線断面図、図12は図9のC−C線
矢視図、図13は図12のE−E線矢視図、図14は図
12のF−F線矢視図、図15は図9のD−D線矢視
図、図16は加熱装置の正面図、図17はその加熱装置
の側面図である。
形装置について説明する。図5は本発明の第1の実施例
を示す発泡成形装置の平面図、図6はその発泡成形装置
の正面図、図7は図6のA−A線矢視(左側面)図、図
8は図6のB−B線矢視断面図、図9は発泡性素材保持
装置(機構)の正面図、図10はその発泡性素材保持装
置(機構)機構の上面図(図9のA−A線矢視図)、図
11は図9のB−B線断面図、図12は図9のC−C線
矢視図、図13は図12のE−E線矢視図、図14は図
12のF−F線矢視図、図15は図9のD−D線矢視
図、図16は加熱装置の正面図、図17はその加熱装置
の側面図である。
【0024】これらの図において、固定部としては、ベ
ース21、2個の垂直状のフレーム22,23、このフ
レーム23からは水平状のフレーム24を有している。
また、15は発泡性素材であり、この発泡性素材保持装
置(機構)は、垂直状のフレーム22の上部に設けられ
るフレーム25、第1のアーム26、第2のアーム2
7、クランプ28、このクランプ28を駆動するクラン
プ用ロータリアクチュエータ33、スプロケット34、
チェーン38、スプロケット35、軸30、スプロケッ
ト36、チェーン39、スプロケット37等を具備して
いる。
ース21、2個の垂直状のフレーム22,23、このフ
レーム23からは水平状のフレーム24を有している。
また、15は発泡性素材であり、この発泡性素材保持装
置(機構)は、垂直状のフレーム22の上部に設けられ
るフレーム25、第1のアーム26、第2のアーム2
7、クランプ28、このクランプ28を駆動するクラン
プ用ロータリアクチュエータ33、スプロケット34、
チェーン38、スプロケット35、軸30、スプロケッ
ト36、チェーン39、スプロケット37等を具備して
いる。
【0025】更に、加熱装置は、一対の熱板43,4
4、熱板ホルダー45,46、該熱板ホルダー45,4
6間にはガイドピン47、熱板43,44間には熱板開
放用ばね48を有している。なお、この熱板開放用ばね
48及びガイドピン47は発泡性素材15の挿入の支障
にならないように隅に形成されている。また、加熱装置
昇降装置(機構)は、熱板昇降用チェーン52、スプロ
ケット支持材53,54、スプロケット55,56、チ
ェーン固定板57、熱板ホルダー側チェーン固定板58
を有し、熱板昇降用エアシリンダ51を具備している。
4、熱板ホルダー45,46、該熱板ホルダー45,4
6間にはガイドピン47、熱板43,44間には熱板開
放用ばね48を有している。なお、この熱板開放用ばね
48及びガイドピン47は発泡性素材15の挿入の支障
にならないように隅に形成されている。また、加熱装置
昇降装置(機構)は、熱板昇降用チェーン52、スプロ
ケット支持材53,54、スプロケット55,56、チ
ェーン固定板57、熱板ホルダー側チェーン固定板58
を有し、熱板昇降用エアシリンダ51を具備している。
【0026】更に、熱板ガイド装置(機構)は、ガイド
用リブ62に支持されたガイド61、ストッパ用エアシ
リンダ63、ストッパ64、ガイド61底部にはショッ
クアブゾーバー65が設けられている。また、熱板加圧
装置(機構)は、熱板加圧用油圧シリンダ66、熱板加
圧板67,68を有し、熱板加圧板67,68の変位量
を検出する変位センサ69を具備している。
用リブ62に支持されたガイド61、ストッパ用エアシ
リンダ63、ストッパ64、ガイド61底部にはショッ
クアブゾーバー65が設けられている。また、熱板加圧
装置(機構)は、熱板加圧用油圧シリンダ66、熱板加
圧板67,68を有し、熱板加圧板67,68の変位量
を検出する変位センサ69を具備している。
【0027】更に、成形装置(機構)は、成形用油圧シ
リンダ71、これによって駆動される雌型72と雄型7
3とを具備する。以下、更に、各装置(機構)を詳細に
説明する。 (1)固定部については、図5〜図8に示すように、ベ
ース21の両側には2本の垂直状のフレーム22,23
が立てられ、その一方の左側のフレーム23の上部には
水平状のフレーム24が外方に張り出している。また、
これらのフレーム22,23内側にはそれぞれ熱板加圧
用油圧シリンダ66、成形用油圧シリンダ71が支持さ
れる。
リンダ71、これによって駆動される雌型72と雄型7
3とを具備する。以下、更に、各装置(機構)を詳細に
説明する。 (1)固定部については、図5〜図8に示すように、ベ
ース21の両側には2本の垂直状のフレーム22,23
が立てられ、その一方の左側のフレーム23の上部には
水平状のフレーム24が外方に張り出している。また、
これらのフレーム22,23内側にはそれぞれ熱板加圧
用油圧シリンダ66、成形用油圧シリンダ71が支持さ
れる。
【0028】 (2)発泡性素材保持装置については、図5、図6、図
9〜図15に示すように、垂直状のフレーム22の上部
に設けられるフレーム25に第1のアーム26が設けら
れ、その第1のア−ム26の先端部に軸30により、第
2のアーム27が軸支される。その第2のアーム27の
先端部にクランプ28が設けられる。すなわち、第2の
アーム27の先端には軸芯29が設けられる。
9〜図15に示すように、垂直状のフレーム22の上部
に設けられるフレーム25に第1のアーム26が設けら
れ、その第1のア−ム26の先端部に軸30により、第
2のアーム27が軸支される。その第2のアーム27の
先端部にクランプ28が設けられる。すなわち、第2の
アーム27の先端には軸芯29が設けられる。
【0029】更に、その軸芯29を同軸にして、両側に
固定爪用固定ロッド32が設けられ、この固定爪用固定
ロッド32に固定爪28aが固定され、同様に、軸芯2
9を同軸にして、ブッシュ40を介して固定爪用固定ロ
ッド32に挟まれるように中央部に可動爪用回転ロッド
31が配置される。この可動爪用回転ロッド31に可動
爪28bが固定される。また、可動爪用回転ロッド31
の中央にはスプロケット37が固定されている。
固定爪用固定ロッド32が設けられ、この固定爪用固定
ロッド32に固定爪28aが固定され、同様に、軸芯2
9を同軸にして、ブッシュ40を介して固定爪用固定ロ
ッド32に挟まれるように中央部に可動爪用回転ロッド
31が配置される。この可動爪用回転ロッド31に可動
爪28bが固定される。また、可動爪用回転ロッド31
の中央にはスプロケット37が固定されている。
【0030】そこで、クランプ用ロータリアクチュエー
タ33の駆動によって、スプロケット34−チェーン3
8−スプロケット35−軸30−スプロケット36−チ
ェーン39−スプロケット37−可動爪用回転ロッド3
1に動力が伝達されて、可動爪28bを回動可能にし
て、固定爪28aとの協動によりクランプ28の動作を
行わせる。つまり、このクランプ28で発泡性素材15
を保持することができる。なお、42は第2のアーム2
7の回転角度を制限するストッパピンである。
タ33の駆動によって、スプロケット34−チェーン3
8−スプロケット35−軸30−スプロケット36−チ
ェーン39−スプロケット37−可動爪用回転ロッド3
1に動力が伝達されて、可動爪28bを回動可能にし
て、固定爪28aとの協動によりクランプ28の動作を
行わせる。つまり、このクランプ28で発泡性素材15
を保持することができる。なお、42は第2のアーム2
7の回転角度を制限するストッパピンである。
【0031】 (3)加熱装置については、図5、図6、図8、図16
〜17に示すように、一対の熱板43,44を有し、こ
れらの熱板43,44は内蔵のヒーターにより昇温され
る。温度調整は付属の温度コントローラを利用する。一
対の熱板43,44は、図17に示すように、ガイドピ
ン47と熱板ホルダー45,46により一体化されてい
る。一体化すると、熱板43,44を移動させる上で便
利である。また、熱板43,44間には熱板開放用ばね
48が内蔵されており、熱板43,44がガイドピン4
7にガイドされて発泡性素材15からの迅速開放が可能
なようになっている。なお、熱板ホルダー45,46の
上方には、後述する熱板ホルダー側チェーン固定板58
が固定される。
〜17に示すように、一対の熱板43,44を有し、こ
れらの熱板43,44は内蔵のヒーターにより昇温され
る。温度調整は付属の温度コントローラを利用する。一
対の熱板43,44は、図17に示すように、ガイドピ
ン47と熱板ホルダー45,46により一体化されてい
る。一体化すると、熱板43,44を移動させる上で便
利である。また、熱板43,44間には熱板開放用ばね
48が内蔵されており、熱板43,44がガイドピン4
7にガイドされて発泡性素材15からの迅速開放が可能
なようになっている。なお、熱板ホルダー45,46の
上方には、後述する熱板ホルダー側チェーン固定板58
が固定される。
【0032】 (4)加熱装置昇降装置については、図5〜図7に示す
ように、熱板昇降用チェーン52はスプロケット支持材
53,54の先端に設けられるスプロケット55,56
に掛けられ、一端はチェーン固定板57に固定され、他
端は熱板ホルダー側チェーン固定板58に固定される。
そこで、加熱装置を発泡性素材15の加熱位置に位置さ
せる場合、熱板昇降用エアシリンダ51の駆動(伸び)
により、加熱装置の下端をストッパ64により上方に移
動させておき、熱板昇降用エアシリンダ51の駆動(縮
み)により、該シリンダ51側の熱板昇降用チェーン5
2は上昇して、加熱装置は、後述するストッパ用エアシ
リンダ63によって駆動されるストッパ64により停止
し、発泡性素材15に対応した位置にあり、発泡性素材
15を発泡制御しながら加熱する。
ように、熱板昇降用チェーン52はスプロケット支持材
53,54の先端に設けられるスプロケット55,56
に掛けられ、一端はチェーン固定板57に固定され、他
端は熱板ホルダー側チェーン固定板58に固定される。
そこで、加熱装置を発泡性素材15の加熱位置に位置さ
せる場合、熱板昇降用エアシリンダ51の駆動(伸び)
により、加熱装置の下端をストッパ64により上方に移
動させておき、熱板昇降用エアシリンダ51の駆動(縮
み)により、該シリンダ51側の熱板昇降用チェーン5
2は上昇して、加熱装置は、後述するストッパ用エアシ
リンダ63によって駆動されるストッパ64により停止
し、発泡性素材15に対応した位置にあり、発泡性素材
15を発泡制御しながら加熱する。
【0033】この時は、熱板昇降用エアシリンダ51を
縮めておき、熱板昇降用チェーン52はフリー状態にあ
る。発泡性素材15の加熱が終了すると、加熱装置は発
泡性素材15から分離され、ストッパ用エアシリンダ6
3の駆動によりストッパ64は解除され、熱板ホルダー
側チェーン固定板58は下がり、加熱装置は、後述する
ショックアブゾーバー65まで落下する。
縮めておき、熱板昇降用チェーン52はフリー状態にあ
る。発泡性素材15の加熱が終了すると、加熱装置は発
泡性素材15から分離され、ストッパ用エアシリンダ6
3の駆動によりストッパ64は解除され、熱板ホルダー
側チェーン固定板58は下がり、加熱装置は、後述する
ショックアブゾーバー65まで落下する。
【0034】このように、熱板43,44は熱板昇降用
チェーン52を介して、熱板昇降用エアシリンダ51に
連絡されており、上下方向の移動が可能である。また、
ストッパ64で熱板43,44を保持して、ストッパ用
エアシリンダ63の駆動でストッパ64を解除すること
により、熱板43,44を自重で急激に落下させること
ができる。この際、熱板43,44は後述するガイド6
1に沿って落下し、熱板43,44の下に設置されたシ
ョックアブソーバ65で熱板43,44の落下による衝
撃が吸収される。
チェーン52を介して、熱板昇降用エアシリンダ51に
連絡されており、上下方向の移動が可能である。また、
ストッパ64で熱板43,44を保持して、ストッパ用
エアシリンダ63の駆動でストッパ64を解除すること
により、熱板43,44を自重で急激に落下させること
ができる。この際、熱板43,44は後述するガイド6
1に沿って落下し、熱板43,44の下に設置されたシ
ョックアブソーバ65で熱板43,44の落下による衝
撃が吸収される。
【0035】なお、熱板の移動はこの実施例のように、
下方への落下に代えて、後述するように水平方向へ移動
させ、順次退避させるようにしてもよい(図20〜図2
4参照)。 (5)熱板ガイド装置については、図5、図6、図8、
図16及び図17に示すように、ガイド用リブ62に支
持されたガイド61を有するとともに、ストッパ用エア
シリンダ63によって駆動されるストッパ64を具備し
ている。また、ガイド61底部にはショックアブゾーバ
ー65が設けられている。
下方への落下に代えて、後述するように水平方向へ移動
させ、順次退避させるようにしてもよい(図20〜図2
4参照)。 (5)熱板ガイド装置については、図5、図6、図8、
図16及び図17に示すように、ガイド用リブ62に支
持されたガイド61を有するとともに、ストッパ用エア
シリンダ63によって駆動されるストッパ64を具備し
ている。また、ガイド61底部にはショックアブゾーバ
ー65が設けられている。
【0036】 (6)熱板加圧装置については、図5、図6、図8に示
すように、同一場所で熱板加圧とプレス成形とを行うた
め、成形用の型のスペースをくり抜いた形で熱板43,
44の加圧を行う。熱板ホルダー45,46は、熱板加
圧ができるよう、中央がくり抜かれ、穴45a,46a
が形成されており、ここを通って熱板加圧板67,68
で熱板43,44を押し付ける。
すように、同一場所で熱板加圧とプレス成形とを行うた
め、成形用の型のスペースをくり抜いた形で熱板43,
44の加圧を行う。熱板ホルダー45,46は、熱板加
圧ができるよう、中央がくり抜かれ、穴45a,46a
が形成されており、ここを通って熱板加圧板67,68
で熱板43,44を押し付ける。
【0037】そして、この熱板加圧板67,68の両端
に2本の熱板加圧用油圧シリンダ66が設けられてお
り、この熱板加圧用油圧シリンダ66の駆動により、熱
板43,44は加圧される。ここで、熱板加圧板67,
68の変位量は変位センサ69によって検出される。 (7)成形装置については、図5、図6、図8に示すよ
うに、加熱装置が下方に移動すると、成形用油圧シリン
ダ71の駆動により、雌型72と雄型73とが動作し
て、発泡性素材15をプレス成形することができる。
に2本の熱板加圧用油圧シリンダ66が設けられてお
り、この熱板加圧用油圧シリンダ66の駆動により、熱
板43,44は加圧される。ここで、熱板加圧板67,
68の変位量は変位センサ69によって検出される。 (7)成形装置については、図5、図6、図8に示すよ
うに、加熱装置が下方に移動すると、成形用油圧シリン
ダ71の駆動により、雌型72と雄型73とが動作し
て、発泡性素材15をプレス成形することができる。
【0038】このように、発泡性素材15を上記発泡性
素材保持装置で保持しておき、上記熱板加圧装置で熱板
43,44を加圧して加熱後、熱板43,44を移動さ
せた後、上記成形装置でプレス成形を行う。なお、上記
の発泡性素材保持装置に代わって、図18に示すよう
に、エアシリンダ(又は油圧シリンダ)81を利用し
て、発泡性素材15を保持する装置(機構)や、発泡性
素材15に穴を開け、フックに引っかける方法、バネ式
のクランプ(洗濯ばさみのようなもの)を利用する方法
なども用いることができる。
素材保持装置で保持しておき、上記熱板加圧装置で熱板
43,44を加圧して加熱後、熱板43,44を移動さ
せた後、上記成形装置でプレス成形を行う。なお、上記
の発泡性素材保持装置に代わって、図18に示すよう
に、エアシリンダ(又は油圧シリンダ)81を利用し
て、発泡性素材15を保持する装置(機構)や、発泡性
素材15に穴を開け、フックに引っかける方法、バネ式
のクランプ(洗濯ばさみのようなもの)を利用する方法
なども用いることができる。
【0039】また、上記した加熱装置昇降装置に代え
て、図19に示すように、熱板又は熱板ホルダからなる
加熱装置90をシリンダ91と直結しておき、シリンダ
91の上昇下降運動により加熱装置90を移動させるよ
うにしてもよい。図20は本発明の他の第1実施例を示
す発泡成形装置(機構)の上面図、図21はその発泡成
形装置(機構)の正面図、図22はその発泡成形装置
(機構)の側面図、図23は図21のA−A線矢視図、
図24はその発泡成形装置(機構)の熱板の退避時を示
す側断面図である。
て、図19に示すように、熱板又は熱板ホルダからなる
加熱装置90をシリンダ91と直結しておき、シリンダ
91の上昇下降運動により加熱装置90を移動させるよ
うにしてもよい。図20は本発明の他の第1実施例を示
す発泡成形装置(機構)の上面図、図21はその発泡成
形装置(機構)の正面図、図22はその発泡成形装置
(機構)の側面図、図23は図21のA−A線矢視図、
図24はその発泡成形装置(機構)の熱板の退避時を示
す側断面図である。
【0040】この実施例では、図20乃至図24に示す
ように、サーボモータとチェーンを利用して熱板を順に
水平方向に退避するようにしたものである。これらの図
において、固定部としては、ベース101と2個の垂直
状のフレーム102,103を具備している。ベース1
01の中央部は熱板の退避場所を確保するために幅が広
くなっている。
ように、サーボモータとチェーンを利用して熱板を順に
水平方向に退避するようにしたものである。これらの図
において、固定部としては、ベース101と2個の垂直
状のフレーム102,103を具備している。ベース1
01の中央部は熱板の退避場所を確保するために幅が広
くなっている。
【0041】また、発泡性素材保持装置(機構)は、発
泡性素材104を保持する。すなわち、クランプ支持棒
105に支持されるクランプ106を具備している。更
に、加熱装置は、一対の熱板107,108、熱板ホル
ダー109,110、該熱板ホルダー109,110間
にはガイドピン111を有している。また、加熱装置退
避装置(機構)は、熱板移動用サーボモータ121、ス
プロケット122,123,125,128,131,
132、熱板移動用チェーン126,127,129、
スプロケットホルダー124,130を具備している。
泡性素材104を保持する。すなわち、クランプ支持棒
105に支持されるクランプ106を具備している。更
に、加熱装置は、一対の熱板107,108、熱板ホル
ダー109,110、該熱板ホルダー109,110間
にはガイドピン111を有している。また、加熱装置退
避装置(機構)は、熱板移動用サーボモータ121、ス
プロケット122,123,125,128,131,
132、熱板移動用チェーン126,127,129、
スプロケットホルダー124,130を具備している。
【0042】更に、熱板ガイド装置(機構)としては、
熱板をガイドするガイド141が水平方向に延び、熱板
を退避可能にしている。また、熱板加圧装置(機構)
は、熱板加圧用油圧シリンダ151、熱板加圧板15
2,153を具備している。更に、成形装置(機構)
は、成形用油圧シリンダ161、これによって駆動され
る雌型162と雄型163とを具備している。
熱板をガイドするガイド141が水平方向に延び、熱板
を退避可能にしている。また、熱板加圧装置(機構)
は、熱板加圧用油圧シリンダ151、熱板加圧板15
2,153を具備している。更に、成形装置(機構)
は、成形用油圧シリンダ161、これによって駆動され
る雌型162と雄型163とを具備している。
【0043】以下、更に、各装置(機構)を詳細に説明
する。 (1)固定部(機構)については、図20〜図24に示
すように、ベース101の両側には2本の垂直状のフレ
ーム102,103が立てられ、これらのフレーム10
2,103にそれぞれ熱板加圧用油圧シリンダ151、
成形用油圧シリンダ161が支持される。
する。 (1)固定部(機構)については、図20〜図24に示
すように、ベース101の両側には2本の垂直状のフレ
ーム102,103が立てられ、これらのフレーム10
2,103にそれぞれ熱板加圧用油圧シリンダ151、
成形用油圧シリンダ161が支持される。
【0044】 (2)発泡性素材保持装置については、図20、図21
に示すように、垂直状のクランプ支持棒105を有し、
このクランプ支持棒105にクランプ106を設け、発
泡性素材104を保持する。 (3)加熱装置については、図20、図21に示すよう
に、一対の熱板107,108を有し、これらの熱板1
07,108は内蔵のヒーターにより昇温される。この
一対の熱板107,108は、ガイドピン111と熱板
ホルダー109,110により一体化されている。な
お、この加熱装置の熱板ホルダー109には、図20に
示すように、後述する熱板移動用チェーン127,12
9が連結される。
に示すように、垂直状のクランプ支持棒105を有し、
このクランプ支持棒105にクランプ106を設け、発
泡性素材104を保持する。 (3)加熱装置については、図20、図21に示すよう
に、一対の熱板107,108を有し、これらの熱板1
07,108は内蔵のヒーターにより昇温される。この
一対の熱板107,108は、ガイドピン111と熱板
ホルダー109,110により一体化されている。な
お、この加熱装置の熱板ホルダー109には、図20に
示すように、後述する熱板移動用チェーン127,12
9が連結される。
【0045】 (4)加熱装置退避装置については、図20と図22〜
図23に示すように、熱板107,108が発泡性素材
104に対応しているが、図24に示すように、熱板1
07,108が退避する場合には、熱板移動用サーボモ
ータ121の駆動により、スプロケット122−熱板移
動用チェーン126−スプロケット123−スプロケッ
トホルダー124−スプロケット125−熱板移動用チ
ェーン127−熱板ホルダー109の上部−熱板移動用
チェーン127−スプロケット131−熱板移動用チェ
ーン127−スプロケット125と、これと並列に、熱
板移動用サーボモータ121の駆動により、スプロケッ
ト122−熱板移動用チェーン126−スプロケット1
23−スプロケットホルダー124−スプロケット12
8−熱板移動用チェーン129−熱板ホルダー109の
下部−熱板移動用チェーン129−スプロケット132
−熱板移動用チェーン129−スプロケット128と駆
動されて、発泡性素材104はガイド141に沿って、
水平方向に退避する。
図23に示すように、熱板107,108が発泡性素材
104に対応しているが、図24に示すように、熱板1
07,108が退避する場合には、熱板移動用サーボモ
ータ121の駆動により、スプロケット122−熱板移
動用チェーン126−スプロケット123−スプロケッ
トホルダー124−スプロケット125−熱板移動用チ
ェーン127−熱板ホルダー109の上部−熱板移動用
チェーン127−スプロケット131−熱板移動用チェ
ーン127−スプロケット125と、これと並列に、熱
板移動用サーボモータ121の駆動により、スプロケッ
ト122−熱板移動用チェーン126−スプロケット1
23−スプロケットホルダー124−スプロケット12
8−熱板移動用チェーン129−熱板ホルダー109の
下部−熱板移動用チェーン129−スプロケット132
−熱板移動用チェーン129−スプロケット128と駆
動されて、発泡性素材104はガイド141に沿って、
水平方向に退避する。
【0046】 (6)熱板加圧装置については、上記実施例と同様に、
同一場所で熱板加圧とプレス成形とを行うため、成形用
の型のスペースをくり抜いた形で熱板107,108の
加圧を行う。熱板ホルダー109,110は、熱板加圧
ができるよう、中央がくり抜かれており、ここを通って
熱板加圧板152,153で熱板107,108を押し
付ける。そして、この熱板加圧板152,153の両端
に2本の熱板加圧用油圧シリンダ151が設けられてお
り、この熱板加圧用油圧シリンダ151の駆動により、
熱板107,108は加圧される。
同一場所で熱板加圧とプレス成形とを行うため、成形用
の型のスペースをくり抜いた形で熱板107,108の
加圧を行う。熱板ホルダー109,110は、熱板加圧
ができるよう、中央がくり抜かれており、ここを通って
熱板加圧板152,153で熱板107,108を押し
付ける。そして、この熱板加圧板152,153の両端
に2本の熱板加圧用油圧シリンダ151が設けられてお
り、この熱板加圧用油圧シリンダ151の駆動により、
熱板107,108は加圧される。
【0047】 (7)成形装置については、上記実施例と同様に、発熱
装置が水平方向に移動すると、成形用油圧シリンダ16
1の駆動により、雌型162と雄型163とが動作し
て、発泡性素材104をプレス成形することができる。
このように、発泡性素材104を上記発泡性素材保持装
置で保持しておき、上記熱板加圧装置で熱板107,1
08を加圧して加熱後、熱板107,108を水平方向
に移動させて退避させた後、上記成形装置でプレス成形
を行う。 ここでは、図示しなかったが、雄型・雌型の
外に、しわ押えを設け、ばねを介して型を連動させる
か、または別にシリンダを設け、単純に動かしても良
い。
装置が水平方向に移動すると、成形用油圧シリンダ16
1の駆動により、雌型162と雄型163とが動作し
て、発泡性素材104をプレス成形することができる。
このように、発泡性素材104を上記発泡性素材保持装
置で保持しておき、上記熱板加圧装置で熱板107,1
08を加圧して加熱後、熱板107,108を水平方向
に移動させて退避させた後、上記成形装置でプレス成形
を行う。 ここでは、図示しなかったが、雄型・雌型の
外に、しわ押えを設け、ばねを介して型を連動させる
か、または別にシリンダを設け、単純に動かしても良
い。
【0048】次に、本発明の第2の実施例を示す発泡成
形方法について説明する。図25は本発明の第2の実施
例を示す発泡成形工程図、図26は本発明の第2の実施
例を示す発泡性素材に付与される圧力と発泡量の関係を
示す図である。以下、本発明の第2の実施例を示す発泡
成形方法について説明する。まず、図25(a)に示す
ように、発泡性素材201をクランプ(図示なし)で保
持して、セットし、その上下に一対の発熱体としての熱
板202,203を設けて、発泡性素材201を挟み、
その熱板203に固定される加圧子204により圧力を
付し、この加圧力を、図26に示すように、段階的に制
御し、発泡性素材201の発泡量をコントロールしなが
ら加熱発泡制御を行う。
形方法について説明する。図25は本発明の第2の実施
例を示す発泡成形工程図、図26は本発明の第2の実施
例を示す発泡性素材に付与される圧力と発泡量の関係を
示す図である。以下、本発明の第2の実施例を示す発泡
成形方法について説明する。まず、図25(a)に示す
ように、発泡性素材201をクランプ(図示なし)で保
持して、セットし、その上下に一対の発熱体としての熱
板202,203を設けて、発泡性素材201を挟み、
その熱板203に固定される加圧子204により圧力を
付し、この加圧力を、図26に示すように、段階的に制
御し、発泡性素材201の発泡量をコントロールしなが
ら加熱発泡制御を行う。
【0049】次に、図25(b)に示すように、加圧子
204に付加される加圧力を解除し、発泡制御を停止す
る。次いで、図25(c)に示すように、発泡性素材2
01を型205,206に瞬時に移動させる。このよう
に、発泡性素材201の加熱を瞬時に解除し、発泡性素
材201を自由発泡させる。
204に付加される加圧力を解除し、発泡制御を停止す
る。次いで、図25(c)に示すように、発泡性素材2
01を型205,206に瞬時に移動させる。このよう
に、発泡性素材201の加熱を瞬時に解除し、発泡性素
材201を自由発泡させる。
【0050】次に、図25(d)に示すように、その発
泡性素材201を自由発泡中に速やかに型205,20
6によりプレス成形を行う。ここで、発泡性素材201
の圧力制御方式としては、2つの方式が実施できる。第
1は、図27に示すように、コントローラ210、制御
弁211、油圧シリンダ212、熱板203、変位セン
サ213を設け、その熱板203の変位量Δdを変位セ
ンサ213で検出して、その検出信号をコントローラ2
10で読み取り、熱板203の位置を制御する。
泡性素材201を自由発泡中に速やかに型205,20
6によりプレス成形を行う。ここで、発泡性素材201
の圧力制御方式としては、2つの方式が実施できる。第
1は、図27に示すように、コントローラ210、制御
弁211、油圧シリンダ212、熱板203、変位セン
サ213を設け、その熱板203の変位量Δdを変位セ
ンサ213で検出して、その検出信号をコントローラ2
10で読み取り、熱板203の位置を制御する。
【0051】第2は、図28に示すように、コントロー
ラ210、制御弁211、油圧シリンダ212、熱板2
03、圧力センサ214を設け、熱板203に圧力を付
与する油圧シリンダ212の変化油圧量Δpを圧力セン
サ214で検出して、その検出信号をコントローラ21
0で読み取り、熱板203の加圧力を制御する。このよ
うに構成して、加熱発泡制御を行うとともに、その後、
自由発泡中に発泡性素材を成形することができ、複雑な
物品であっても所定の形状に、高品質に、しかも高速成
形を行うことができた。
ラ210、制御弁211、油圧シリンダ212、熱板2
03、圧力センサ214を設け、熱板203に圧力を付
与する油圧シリンダ212の変化油圧量Δpを圧力セン
サ214で検出して、その検出信号をコントローラ21
0で読み取り、熱板203の加圧力を制御する。このよ
うに構成して、加熱発泡制御を行うとともに、その後、
自由発泡中に発泡性素材を成形することができ、複雑な
物品であっても所定の形状に、高品質に、しかも高速成
形を行うことができた。
【0052】次に、本発明の第2の実施例を示す発泡成
形装置について説明する。図29は本発明の第2の実施
例を示す発泡成形装置(機構)の平面図、図30はその
発泡成形装置(機構)の正面図、図31は図30のA−
A線矢視(側面)図、図32は図30のB−B線矢視
図、図33は図30のC−C線矢視図である。
形装置について説明する。図29は本発明の第2の実施
例を示す発泡成形装置(機構)の平面図、図30はその
発泡成形装置(機構)の正面図、図31は図30のA−
A線矢視(側面)図、図32は図30のB−B線矢視
図、図33は図30のC−C線矢視図である。
【0053】これらの図において、固定部としては、ベ
ース221、このベース221上に8本の垂直状のダイ
ロッド222を立て、その上部にフレーム223を設
け、また、中間ベース225を有している。また、発泡
性素材保持装置(機構)は、発泡性素材215を保持す
るためにクランプ231を設け、このクランプ231は
後述する熱板搬送用チェーン254に固定される。
ース221、このベース221上に8本の垂直状のダイ
ロッド222を立て、その上部にフレーム223を設
け、また、中間ベース225を有している。また、発泡
性素材保持装置(機構)は、発泡性素材215を保持す
るためにクランプ231を設け、このクランプ231は
後述する熱板搬送用チェーン254に固定される。
【0054】更に、加熱装置は、一対の熱板241,2
42を有している。また、発泡性素材搬送装置(機構)
は、熱板搬送用サーボモータ251、スプロケット25
2,255、熱板搬送用チェーン254、スプロケット
ホルダー253を具備し、その熱板搬送用チェーン25
4にクランプ231が取り付けられ、発泡性素材215
は自由発泡状態で、発泡制御セクションから成形セクシ
ョンへと移載される。
42を有している。また、発泡性素材搬送装置(機構)
は、熱板搬送用サーボモータ251、スプロケット25
2,255、熱板搬送用チェーン254、スプロケット
ホルダー253を具備し、その熱板搬送用チェーン25
4にクランプ231が取り付けられ、発泡性素材215
は自由発泡状態で、発泡制御セクションから成形セクシ
ョンへと移載される。
【0055】更に、発泡性素材215が保持されたクラ
ンプ231はガイド258に沿って移動する。また、熱
板加圧・昇降装置(機構)は、ロッド261,262、
急速開閉用カムシャフト263,264、軸265、急
速開閉用サーボモータ266、連結板267a、可動フ
レーム267、熱板加圧用油圧シリンダ268、変位セ
ンサ269を具備している。
ンプ231はガイド258に沿って移動する。また、熱
板加圧・昇降装置(機構)は、ロッド261,262、
急速開閉用カムシャフト263,264、軸265、急
速開閉用サーボモータ266、連結板267a、可動フ
レーム267、熱板加圧用油圧シリンダ268、変位セ
ンサ269を具備している。
【0056】更に、成形装置(機構)は、成形用油圧シ
リンダ271、これによって駆動される雌型272と、
雄型ベース273に設けられる雄型274とを具備す
る。また、発泡性素材215のしわ押え276、しわ押
え用エアシリンダ275を具備する。このように、熱板
241,242により発泡性素材215を加熱する制御
発泡セクションと、プレス成形を行う成形セクションか
らなり、発泡性素材215は搬送用のクランプ231に
セットされ、熱板搬送用サーボモータ251の駆動力を
熱板搬送用チェーン254が伝え、クランプ231をガ
イド258に沿って動かすことにより、各セクション間
を移動する(制御発泡セクションの前に予備加熱セクシ
ョンを設けてもよい)。
リンダ271、これによって駆動される雌型272と、
雄型ベース273に設けられる雄型274とを具備す
る。また、発泡性素材215のしわ押え276、しわ押
え用エアシリンダ275を具備する。このように、熱板
241,242により発泡性素材215を加熱する制御
発泡セクションと、プレス成形を行う成形セクションか
らなり、発泡性素材215は搬送用のクランプ231に
セットされ、熱板搬送用サーボモータ251の駆動力を
熱板搬送用チェーン254が伝え、クランプ231をガ
イド258に沿って動かすことにより、各セクション間
を移動する(制御発泡セクションの前に予備加熱セクシ
ョンを設けてもよい)。
【0057】この制御発泡セクションは、一対の熱板2
41,242、熱板加圧用油圧シリンダ268、可動フ
レーム267、ロッド261,262、軸265、急速
開閉用カムシャフト263,264、急速開閉用サーボ
モータ266、連結板267a、可動フレーム267、
変位センサ269等により構成され、熱板241,24
2で発泡性素材215を加熱するとともに、その発泡性
素材215に付与される加圧力をコントロールして、制
御発泡を行う。
41,242、熱板加圧用油圧シリンダ268、可動フ
レーム267、ロッド261,262、軸265、急速
開閉用カムシャフト263,264、急速開閉用サーボ
モータ266、連結板267a、可動フレーム267、
変位センサ269等により構成され、熱板241,24
2で発泡性素材215を加熱するとともに、その発泡性
素材215に付与される加圧力をコントロールして、制
御発泡を行う。
【0058】成形セクションは、雄型274、雌型27
2、成形用油圧シリンダ271、しわ押え276、しわ
押え用エアシリンダ275等により構成され、自由発泡
中の発泡性素材215のプレス成形を行う。以下、この
発泡成形装置の動作について説明する。まず、発泡性素
材215をクランプ231にセットし、制御発泡セクシ
ョンにおいて、熱板加圧用油圧シリンダ268の駆動に
より、可動フレーム267−ロッド262−軸265−
急速開閉用カムシャフト263,264−ロッド261
−熱板242に動力を伝達し、熱板242で発泡性素材
215を加熱しながら加圧する。そして、熱板加圧用油
圧シリンダ268の油圧をコントロールすることによ
り、発泡の制御を行う。なお、ここで、熱板加圧用油圧
シリンダ268の駆動により、発泡性素材215を熱板
242,241で加圧する際は、急速開閉サーボモータ
266を駆動させて、ロッド261,262と急速開閉
用カムシャフト263,264を一直にしておく。
2、成形用油圧シリンダ271、しわ押え276、しわ
押え用エアシリンダ275等により構成され、自由発泡
中の発泡性素材215のプレス成形を行う。以下、この
発泡成形装置の動作について説明する。まず、発泡性素
材215をクランプ231にセットし、制御発泡セクシ
ョンにおいて、熱板加圧用油圧シリンダ268の駆動に
より、可動フレーム267−ロッド262−軸265−
急速開閉用カムシャフト263,264−ロッド261
−熱板242に動力を伝達し、熱板242で発泡性素材
215を加熱しながら加圧する。そして、熱板加圧用油
圧シリンダ268の油圧をコントロールすることによ
り、発泡の制御を行う。なお、ここで、熱板加圧用油圧
シリンダ268の駆動により、発泡性素材215を熱板
242,241で加圧する際は、急速開閉サーボモータ
266を駆動させて、ロッド261,262と急速開閉
用カムシャフト263,264を一直にしておく。
【0059】加熱発泡制御が終了すると、急速開閉用サ
ーボモータ266の駆動により、軸265が回転し、急
速開閉用カムシャフト263,264も回転することに
より、ロッド261に固定される熱板242が急速に引
き上げられる。つまり、急速開閉用カムシャフト26
3,264を急激に回転し、熱板242を急激に開放さ
れるともに、発泡性素材215は成形セクションに搬送
される。
ーボモータ266の駆動により、軸265が回転し、急
速開閉用カムシャフト263,264も回転することに
より、ロッド261に固定される熱板242が急速に引
き上げられる。つまり、急速開閉用カムシャフト26
3,264を急激に回転し、熱板242を急激に開放さ
れるともに、発泡性素材215は成形セクションに搬送
される。
【0060】次に、成形用油圧シリンダ271の駆動に
より雄型274を、しわ押え用エアシリンダ275の駆
動によりしわ押え276を降下させ、プレス成形を行
う。次に、本発明の第3の実施例を示す発泡成形方法に
ついて説明する。図34は本発明の第3の実施例を示す
発泡成形工程図である。以下、本発明の第3の実施例を
示す発泡成形方法について説明する。
より雄型274を、しわ押え用エアシリンダ275の駆
動によりしわ押え276を降下させ、プレス成形を行
う。次に、本発明の第3の実施例を示す発泡成形方法に
ついて説明する。図34は本発明の第3の実施例を示す
発泡成形工程図である。以下、本発明の第3の実施例を
示す発泡成形方法について説明する。
【0061】まず、図34(a)に示すように、チャン
バーを兼ねる下型(雌型)302に発泡性素材301を
セットし、この発泡性素材301の上下から高温で、か
つ高圧のガス304を充填して加熱しながら発泡制御を
行う。ここで、高圧ガスの圧力は、第1及び第2実施例
に示したように、発泡性素材301の発泡量を制御する
ように設定する。
バーを兼ねる下型(雌型)302に発泡性素材301を
セットし、この発泡性素材301の上下から高温で、か
つ高圧のガス304を充填して加熱しながら発泡制御を
行う。ここで、高圧ガスの圧力は、第1及び第2実施例
に示したように、発泡性素材301の発泡量を制御する
ように設定する。
【0062】次に、図34(b)に示すように、前記ガ
ス304をリークして、発泡性素材301に付与される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図34
(c)に示すように、チャンバーを兼ねる下型(雌型)
302内において発泡性素材301を自由発泡させる。
次に、図34(d)に示すように、成形用油圧シリンダ
(図示なし)により、上型(雄型)303を下方に駆動
し、自由発泡中の発泡性素材301をプレス成形する。
この時、型の真空引きを同時に行うことにより、真空成
形を併せて行ってもよい。図35は本発明の第4の実施
例を示す発泡成形工程図である。
ス304をリークして、発泡性素材301に付与される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図34
(c)に示すように、チャンバーを兼ねる下型(雌型)
302内において発泡性素材301を自由発泡させる。
次に、図34(d)に示すように、成形用油圧シリンダ
(図示なし)により、上型(雄型)303を下方に駆動
し、自由発泡中の発泡性素材301をプレス成形する。
この時、型の真空引きを同時に行うことにより、真空成
形を併せて行ってもよい。図35は本発明の第4の実施
例を示す発泡成形工程図である。
【0063】以下、本発明の第4の実施例を示す発泡成
形方法について説明する。まず、図35(a)に示すよ
うに、チャンバーを兼ねる型403内に表面にダイアフ
ラム膜402を有する発泡性素材401をセットし、こ
の型403には蓋404を設ける。この発泡性素材40
1の上下から高温で、かつ高圧のガス405を充填して
加熱しながら発泡制御を行う。ここで、高圧ガスの圧力
は、第1及び第2実施例に示したように、発泡性素材4
01の発泡量を制御するように設定される。
形方法について説明する。まず、図35(a)に示すよ
うに、チャンバーを兼ねる型403内に表面にダイアフ
ラム膜402を有する発泡性素材401をセットし、こ
の型403には蓋404を設ける。この発泡性素材40
1の上下から高温で、かつ高圧のガス405を充填して
加熱しながら発泡制御を行う。ここで、高圧ガスの圧力
は、第1及び第2実施例に示したように、発泡性素材4
01の発泡量を制御するように設定される。
【0064】次に、図35(b)に示すように、前記ガ
ス405をリークして、発泡性素材401に付与される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図35
(c)に示すように、チャンバーを兼ねる下型403内
において発泡性素材401を自由発泡させる。次いで、
図35(d)に示すように、発泡性素材401が自由発
泡中に速やかに発泡性素材401の下空間を負圧にし
て、真空引きを行い、上空間には高圧ガスを充填して、
発泡性素材401を下型403に押し付け成形を行う。
ス405をリークして、発泡性素材401に付与される
加圧力を解除し、発泡制御を停止する。次に、図35
(c)に示すように、チャンバーを兼ねる下型403内
において発泡性素材401を自由発泡させる。次いで、
図35(d)に示すように、発泡性素材401が自由発
泡中に速やかに発泡性素材401の下空間を負圧にし
て、真空引きを行い、上空間には高圧ガスを充填して、
発泡性素材401を下型403に押し付け成形を行う。
【0065】上記のように制御発泡を行うようにしたの
で、発泡は良好に進行し、高品質なコアが得られる。ま
た、制御発泡を行い、発泡力を低下させたことにより、
次プロセスでの自由発泡が急激な発泡でなくなり、機械
的な移動プロセスを容易に行えるとともに、自由発泡中
の発泡体の損傷を防止することができる。
で、発泡は良好に進行し、高品質なコアが得られる。ま
た、制御発泡を行い、発泡力を低下させたことにより、
次プロセスでの自由発泡が急激な発泡でなくなり、機械
的な移動プロセスを容易に行えるとともに、自由発泡中
の発泡体の損傷を防止することができる。
【0066】更に、加熱装置移動プロセスでは、成形を
行うために、発泡性素材と加熱装置(熱板や高温流体)
を分離可能にしたので、発泡性素材は発泡の拘束を失
い、自由発泡を開始する。しかし、この自由発泡は急激
なものではなくなり、発泡体は良好に保たれる。また、
加圧成形プロセスでは、加熱により、成形可能な温度と
なり、また、自由発泡中のため、発泡圧を持っている発
泡性素材を成形する(プレス成形、真空成形など)素材
は発泡圧(内圧)を持っているため、複雑な形状の成形
を容易に行うことができる。
行うために、発泡性素材と加熱装置(熱板や高温流体)
を分離可能にしたので、発泡性素材は発泡の拘束を失
い、自由発泡を開始する。しかし、この自由発泡は急激
なものではなくなり、発泡体は良好に保たれる。また、
加圧成形プロセスでは、加熱により、成形可能な温度と
なり、また、自由発泡中のため、発泡圧を持っている発
泡性素材を成形する(プレス成形、真空成形など)素材
は発泡圧(内圧)を持っているため、複雑な形状の成形
を容易に行うことができる。
【0067】更に、図2,図26の工程(a)において
は、圧力を下げながら発泡性素材の発泡量(厚さ)を増
加させるようにしているが、図2,図26の圧力のパタ
ーンに限定されるものではなく、この圧力のパターン以
外であってもよいことは言うまでもない。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
は、圧力を下げながら発泡性素材の発泡量(厚さ)を増
加させるようにしているが、図2,図26の圧力のパタ
ーンに限定されるものではなく、この圧力のパターン以
外であってもよいことは言うまでもない。なお、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)発泡性素材の発泡量をコントロールしながら加熱
する工程を施すようにしたので、自由発泡速度を機械的
制御(加熱装置移動等)が可能な速度に設定できるとと
もに、高品質の三次元成形物品を発泡成形することがで
きる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)発泡性素材の発泡量をコントロールしながら加熱
する工程を施すようにしたので、自由発泡速度を機械的
制御(加熱装置移動等)が可能な速度に設定できるとと
もに、高品質の三次元成形物品を発泡成形することがで
きる。
【0069】 (2)発泡中の成形であるため、内圧の利用ができ、複
雑な発泡成形を容易に実施することができる。 (3)既に発泡を終えている発泡体からの加熱成形と比
べて発泡中の成形であるため、コアの損傷が少ない。 (4)加熱装置と成形装置を移動するようにしたので、
加熱装置は高温の状態で保持しておいて良いので、昇温
時間を節約でき、また、成形装置は高温にならないた
め、発泡性素材の冷却が短時間で行えるため、高速サイ
クルの成形を行うことができる。
雑な発泡成形を容易に実施することができる。 (3)既に発泡を終えている発泡体からの加熱成形と比
べて発泡中の成形であるため、コアの損傷が少ない。 (4)加熱装置と成形装置を移動するようにしたので、
加熱装置は高温の状態で保持しておいて良いので、昇温
時間を節約でき、また、成形装置は高温にならないた
め、発泡性素材の冷却が短時間で行えるため、高速サイ
クルの成形を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す発泡成形工程図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施例を示す発泡性素材に付与
される圧力と発泡量の関係を示す図である。
される圧力と発泡量の関係を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す発泡性素材に当接
する熱板の変位量制御装置の構成図である。
する熱板の変位量制御装置の構成図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す発泡性素材に当接
する熱板の圧力制御装置の構成図である。
する熱板の圧力制御装置の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す発泡成形装置(機
構)の平面図である。
構)の平面図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す発泡成形装置(機
構)の正面図である。
構)の正面図である。
【図7】図6のA−A線矢視(側面)図である。
【図8】図6のB−B線矢視断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例を示す発泡性素材保持装
置(機構)の正面図である。
置(機構)の正面図である。
【図10】本発明の第1の実施例を示す発泡性素材保持
装置(機構)の上面図(図9のA−A線矢視図)であ
る。
装置(機構)の上面図(図9のA−A線矢視図)であ
る。
【図11】図9のB−B線断面図である。
【図12】図9のC−C線矢視図である。
【図13】図12のE−E線矢視図である。
【図14】図12のF−F線矢視図である。
【図15】図9のD−D線矢視図である。
【図16】本発明の第1の実施例を示す加熱装置の正面
図である。
図である。
【図17】本発明の第1の実施例を示す加熱装置の側面
図である。
図である。
【図18】本発明の第1の実施例の変形例を示す熱板の
保持装置(機構)の構成図である。
保持装置(機構)の構成図である。
【図19】本発明の第1の実施例の更なる変形例を示す
熱板の保持・昇降装置(機構)の構成図である。
熱板の保持・昇降装置(機構)の構成図である。
【図20】本発明の他の第1実施例を示す発泡成形装置
(機構)の上面図である。
(機構)の上面図である。
【図21】本発明の他の第1実施例を示す発泡成形装置
(機構)の正面図である。
(機構)の正面図である。
【図22】本発明の他の第1実施例を示す発泡成形装置
(機構)の側面図である。
(機構)の側面図である。
【図23】図21のA−A線矢視図である。
【図24】本発明の他の第1実施例を示す発泡成形装置
(機構)の熱板の退避時を示す側断面図である。
(機構)の熱板の退避時を示す側断面図である。
【図25】本発明の第2の実施例を示す発泡成形工程図
である。
である。
【図26】本発明の第2の実施例を示す発泡性素材に付
与される圧力と発泡量の関係を示す図である。
与される圧力と発泡量の関係を示す図である。
【図27】本発明の第2の実施例を示す発泡性素材に当
接する熱板の変位量制御装置の構成図である。
接する熱板の変位量制御装置の構成図である。
【図28】本発明の第2の実施例を示す発泡性素材に当
接する熱板の圧力制御装置の構成図である。
接する熱板の圧力制御装置の構成図である。
【図29】本発明の第2の実施例を示す発泡成形装置
(機構)の平面図である。
(機構)の平面図である。
【図30】本発明の第2の実施例を示す発泡成形装置
(機構)の正面図である。
(機構)の正面図である。
【図31】図30のA−A線矢視図である。
【図32】図30のB−B線矢視(側面)図である。
【図33】図30のC−C線矢視図である。
【図34】本発明の第3の実施例を示す発泡成形工程図
である。
である。
【図35】本発明の第4の実施例を示す発泡成形工程図
である。
である。
1,15,104,201,215,301,401
発泡性素材 2,28,106,231 クランプ 3,4,43,44,107,108,202,20
3,241,242熱板 5,6,204 加圧子 7,8,205,206 型 10,210 コントローラ 11,211 制御弁 12,212 油圧シリンダ 13,69,213,269 変位センサ 14,214 圧力センサ 21,101,221 ベース 22,23,24,25,102,103,223
フレーム 26 第1のア−ム 27 第2のアーム 30,265 軸 33 クランプ用ロータリアクチュエータ 34,35,36,37,55,56,122,12
3,125,128,131,132,252,255
スプロケット 38,39 チェーン 45,46,109,110 熱板ホルダー 47,111 ガイドピン 48 熱板開放用ばね 51 熱板昇降用エアシリンダ 52 熱板昇降用チェーン 53,54 スプロケット支持材 57 チェーン固定板 58 熱板ホルダー側チェーン固定板 61,141,258 ガイド 62 ガイド用リブ 63 ストッパ用エアシリンダ 64 ストッパ 65 ショックアブゾーバー 66,151,268 熱板加圧用油圧シリンダ 67,68,152,153 熱板加圧板 71,161,271 成形用油圧シリンダ 72,162,272 雌型 73,163,274 雄型 105 クランプ支持棒 121 熱板移動用サーボモータ 124,130,253 スプロケットホルダー 126,127,129 熱板移動用チェーン 222 ダイロッド 225 中間ベース 251 熱板搬送用サーボモータ 254 熱板搬送用チェーン 261,262 ロッド 263,264 急速開閉用カムシャフト 266 急速開閉用サーボモータ 267 可動フレーム 267a 連結板 273 雄型ベース 275 しわ押え用エアシリンダ 276 しわ押え 302,403 チャンバーを兼ねる下型(雌型) 303 上型(雄型) 304,405 ガス 402 ダイアフラム膜 404 蓋
発泡性素材 2,28,106,231 クランプ 3,4,43,44,107,108,202,20
3,241,242熱板 5,6,204 加圧子 7,8,205,206 型 10,210 コントローラ 11,211 制御弁 12,212 油圧シリンダ 13,69,213,269 変位センサ 14,214 圧力センサ 21,101,221 ベース 22,23,24,25,102,103,223
フレーム 26 第1のア−ム 27 第2のアーム 30,265 軸 33 クランプ用ロータリアクチュエータ 34,35,36,37,55,56,122,12
3,125,128,131,132,252,255
スプロケット 38,39 チェーン 45,46,109,110 熱板ホルダー 47,111 ガイドピン 48 熱板開放用ばね 51 熱板昇降用エアシリンダ 52 熱板昇降用チェーン 53,54 スプロケット支持材 57 チェーン固定板 58 熱板ホルダー側チェーン固定板 61,141,258 ガイド 62 ガイド用リブ 63 ストッパ用エアシリンダ 64 ストッパ 65 ショックアブゾーバー 66,151,268 熱板加圧用油圧シリンダ 67,68,152,153 熱板加圧板 71,161,271 成形用油圧シリンダ 72,162,272 雌型 73,163,274 雄型 105 クランプ支持棒 121 熱板移動用サーボモータ 124,130,253 スプロケットホルダー 126,127,129 熱板移動用チェーン 222 ダイロッド 225 中間ベース 251 熱板搬送用サーボモータ 254 熱板搬送用チェーン 261,262 ロッド 263,264 急速開閉用カムシャフト 266 急速開閉用サーボモータ 267 可動フレーム 267a 連結板 273 雄型ベース 275 しわ押え用エアシリンダ 276 しわ押え 302,403 チャンバーを兼ねる下型(雌型) 303 上型(雄型) 304,405 ガス 402 ダイアフラム膜 404 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 泰正 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重 機械工業株式会社 新居浜製造所内 (56)参考文献 特開 昭63−125326(JP,A) 特開 平5−25310(JP,A) 特開 昭63−176139(JP,A) 西独国特許出願公開3526949(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 44/00 - 44/60 B29C 67/20 B29K 105:04
Claims (6)
- 【請求項1】 発泡性素材から三次元の発泡成形物品を
成形する発泡成形方法において、 (a)発泡性素材を一対の熱板間にセットして加熱し、 (b)該加熱により発泡性素材が発泡するのを前記熱板
で発泡性素材の表面に圧力を加え、該圧力を自在に変化
させて前記発泡の量を制御し、 (c)前記発泡性素材の表面に加える圧力を解除するた
めに前記熱板を前記発泡性素材の表面から除去して、前
記発泡性素材を自由発泡させ、 (d)該自由発泡中の前記発泡性素材に前記熱板とは別
の三次元の型で圧力を印加して、前記発泡性素材を所望
の形状にプレス成形することを特徴とする発泡成形方
法。 - 【請求項2】 前記発泡性素材の発泡量の制御は、該発
泡性素材の表面に当接する一対の熱板の変位の制御によ
る請求項1記載の発泡成形方法。 - 【請求項3】 前記発泡性素材の発泡量の制御は、該発
泡性素材の表面に当接する一対の熱板の圧力の制御によ
る請求項1記載の発泡成形方法。 - 【請求項4】 発泡性素材から三次元の発泡成形物品を
成形する発泡成形装置において、 (a)発泡性素材を挟持して加熱する一対の熱板と、 (b)該熱板を互いに接離可能にする駆動手段と、 (c)前記熱板の加熱により発泡した発泡性素材の表面
に前記駆動手段を制御することにより圧力を加え、該圧
力を自在に変化させて前記発泡の量を制御する制御手段
と、 (d)前記熱板を発泡性素材の加熱位置から退避位置に
移動させる移動手段と、 (e)前記熱板から開放され、自由発泡中の前記発泡性
素材を、所望の形状にプレス成形する前記熱板とは別の
三次元の型 とを具備することを特徴とする発泡成形装
置。 - 【請求項5】 前記発泡性素材の発泡量の制御は、前記
熱板の変位量を制御 して行なうことを特徴とする請求項
4記載の発泡成形装置。 - 【請求項6】 前記発泡性素材の発泡量の制御は、前記
駆動手段を油圧シリンダとし、該シリンダの圧力を制御
して行なうことを特徴とする請求項4記載の発泡成形装
置。
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