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JP2862317B2 - エンドレス樹脂フィルム及び加熱装置 - Google Patents

エンドレス樹脂フィルム及び加熱装置

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JP2862317B2
JP2862317B2 JP2066106A JP6610690A JP2862317B2 JP 2862317 B2 JP2862317 B2 JP 2862317B2 JP 2066106 A JP2066106 A JP 2066106A JP 6610690 A JP6610690 A JP 6610690A JP 2862317 B2 JP2862317 B2 JP 2862317B2
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rib
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    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機、光プリンタ等の画像形成装置に用い
られ、未定着画像の定着や画像の表面性の改質を行う加
熱装置、及びこの加熱装置に用いられるエンドレスフィ
ルムに関する。
〔背景技術〕 従来、記録材上のトナー像を定着する定着方式として
は熱ローラと加圧ローラとで記録材を挾持搬送する熱ロ
ーラ定着方式が普及している。
しかし熱ローラ定着方式は熱ローラ表面が所定の設定
温度に達する迄のウオームアツプ時間が長いという問題
がある。
そこで出願人は先に、特開昭63−313182号公報で、薄
膜のエンドレスフイルムを用いたウオームアツプ時間を
大幅に減縮乃至無くした定着装置を提供した。
しかし、このようなエンドレスフイルムを用いると、
フイルムを駆動すると、フイルムがフイルムの駆動方向
と直交する方向に移動する、いわゆる寄りが発生する。
この寄りを規制するために、フイルム端部にリブを設
けることを出願人は先に特願平1−160277号公報で提案
した。
〔発明が解決する問題点〕
しかし、ローラによりテンシヨンがかけられた状態で
使用されると、部分的に曲率が小さくなり、フイルム上
にリブを接着により形成した場合、曲率が小となる部分
を通過した際に接着部からはがれたり、場合によっては
リブの変形が追従せずフイルムにフイルム強度以上の力
がかかり破断してしまう事がある。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決するための本発明は、JIS A硬度100
度以下のリブがJIS A硬度100度以下の接着剤で接着され
ている加熱装置用エンドレス樹脂フィルムを特徴とし、
また加熱体と、一方の面がこの加熱体と摺動し他方の面
が画像を担持した記録材と接して共に移動するエンドレ
ス樹脂フィルムと、を有し、このエンドレス樹脂フィル
ムを介した前記加熱体からの熱により記録材上の画像を
加熱する加熱装置において、前記エンドレス樹脂フィル
ムはフィルムの寄りを規制するためにJIS A硬度100度以
下のリブがJIS A硬度100度以下の接着剤で接着されてい
ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の実施例の加熱定着器の断面図であ
る。
ここで、1は定着時固定で使用される低熱容量線状加
熱体であって、高熱伝導アルミナ基板に通電により発熱
する抵抗材料を塗工したもので、抵抗材料は長手方向両
端部より通電されている。この加熱体1は、耐熱性樹脂
よりなる低熱伝導の断熱部材(ホルダー)6および剛性
を有する支持体7により固定されている。通電は例えば
DC100Vの周期20msecのパルス状波形で温度検知素子によ
りコントロールされた所望の温度、エネルギー放出量に
応じたパルスをそのパルス幅を変化させて与える。概略
パルス幅は0.5〜5msecとなる。
この様にエネルギー温度制御された加熱体1に摺動し
て図中矢印B方向に定着フイルム2は移動する。尚、こ
のフイルムとしてはポリエチレンテレフタレート、ポリ
フエニレンサルフアイド、液晶性全芳香族ポリエステル
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフオン、
ポリエーテルサルフオン、ポリエーテルイミド、ポリイ
ミド等の耐熱樹脂基材の厚さ20μm程度の薄肉エンドレ
スフイルムが好適である。又、トナーのオフセツト防止
の目的で外面にカーボン等を分散し、導電化したポリテ
トラフルオロエチレン等のフツ素樹脂を離型層として耐
熱樹脂基材より薄くコートすることが好ましい。尚、こ
の場合リブの接着箇所には接着力向上の目的で離型層が
コートされていない方が望ましい。
又、加熱体からの熱伝導を損なわないようにフイルム
の総厚は一般的に50μm以下が好ましい。3a,3bはゴム
又は熱可塑性エラストマーよりなるリブであり接着剤を
用いフイルム2へ接着したものである。
尚、リブの材質としては、例えばスチレンブタジエン
ゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴムエチレンプロピ
レンターポリマー、ブチルゴム、イソプレンゴム、シリ
コーンゴム等のゴム系やスチレン系、オレフイン系、ポ
リ塩化ビニル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリア
ミド系、ふつ素系、塩素化ポリエチレン系等の熱可塑性
エラストマーが好適である。
また、接着剤としてはネオプレン、クロロプレン等の
ゴム系接着剤、メラミン樹脂系、フェノール樹脂系、エ
ポキシ系、酢ビ系、エチレンビニルアセテート系、シア
ノアクリレート系、ポリウレタン系等が好適である。
前記定着フイルム2は駆動ローラ4と従動ローラ5の
間に掛け渡され、加熱体1と合わせてフイルム搬送路を
形成している。
定着フイルム2は従動ローラ5を矢印のA方向に付勢
することによりテンシヨンを与えられ駆動ローラ4によ
り矢印B方向に搬送される。
また、加圧ローラ9はフイルム2に従動して回転する
様に図示しない軸受により支持されており総圧4〜7kg
でフイルム2を介して加熱体1を加圧し、フイルムと圧
接回転させる。
第2図は第1図を右上方から見た図であり、リブ3a,3
bを各々規制するための規制部材12a,12bが駆動ローラ4
の外周に沿って各々リブ3a,3bの内側に設置されてい
る。フイルム2に寄りが発生し、矢印のCの方向にフイ
ルムがずれても、リブ3aが規制部材12aにあたり規制さ
れて寄りが停止する。逆にD方向にフイルムがずれた時
はリブ3bが12bに規制されてそこで寄りが停止する構成
となっている。
上記構成において、図示しない記録紙は入口ガイド8
上を通り、フイルム2と加圧ローラ9の間に送り込まれ
記録紙上のトナー像は加熱体1と加圧ローラ9による熱
と圧により加熱溶融し記録紙上に定着され記録紙はシワ
やジヤムを起こすことなく分離ガイド10を経て、排紙ロ
ーラ11により装置外へ排出される。
次にフイルム端部のリブについて詳細に説明する。
〔実施例−1〕 ポリイミドフイルムのポリテトラフルオロエチレンが
コートされていない両端外周方向にJISA硬度80度のポリ
ウレタン製リブを硬化後のJISA硬度が86度のエポキシ系
接着剤を用い接着し第1図の如く定着器を構成し記録紙
を連続的に通紙し記録紙上のトナー像を定着したがリブ
のはがれ及びフイルムの破断を起こすことなくフイルム
の寄りが防止出来た。
〔実施例−2〕 実施例1で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度90度のポリウレタン製リブを実施例1と同じ箇所に
エポキシ系接着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を
構成し記録紙を連続的に通紙し、記録紙上のトナー像を
定着したが実施例1と同様にリブのはがれ及びフイルム
の破断を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−3〕 実施例1で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度100度のポリウレタン製リブを実施例1と同じ箇所
にエポキシ系接着剤を用い接着し第1図の如く定着器を
構成し記録紙を連続的に通紙し、記録紙上のトナー像を
定着したが実施例1と同様にリブのはがれ及びフイルム
の破断を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−4〕 実施例1で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度100度のEPDM製リブを実施例1と同じ箇所にエポキ
シ系接着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を構成し
記録紙を連続的に通紙し記録紙上のトナー像を定着した
が実施例1と同様にリブのはがれ及びフイルムの破断を
起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−5〕 ポリエーテルサルホンフイルムのポリテトラフルオロ
エチレンがコートされていない両端外周方向にJISA硬度
100度のポリウレタン製リブをエポキシ系接着剤を用い
接着し、第1図の如く定着器を構成し記録紙を連続的に
通紙し記録紙上のトナー像を定着したがリブのはがれ及
びフイルムの破断を起こすことなくフイルムの寄りを防
止出来た。
〔比較例−1〕 実施例1で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度110度のポリウレタン製リブを実施例1と同じ箇所
に実施例と同じ硬化後のJISA硬度が86度のエポキシ系接
着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を構成し記録紙
を連続的に通紙し、記録紙上のトナー像を定着したとこ
ろ数時間内にリブのはがれが生じてしまいフイルムの寄
り防止が出来なくなってしまった。
〔比較例−2〕 実施例1で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度110度のEPDM製リブを実施例1と同じ箇所にエポキ
シ系接着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を構成し
記録紙を連続的に通紙し記録紙上のトナー像を定着した
ところ、やはり数時間内にリブのはがれが生じフイルム
の寄り防止が出来なくなってしまった。
〔比較例−3〕 実施例5で用いたフイルムと同材質のフイルムにJISA
硬度110度のポリウレタン製リブをポリテトラフルオロ
エチレンがコートされていない両端外周方向にエポキシ
系接着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を構成し記
録紙を連続的に通紙し記録紙上のトナー像を定着したと
ころフイルムが破断しフイルムの寄りが防止出来なくな
ってしまった。
尚、下記表−1に実施例1〜5及び比較例1〜3の結
果をまとめた。
この実験結果からわかるように、リブの材質としてJI
SA硬度100度以下のゴム又は熱可塑性エラストマーを用
いることによりリブのはがれやフイルムの破断を防止で
きる。
また、発明者は接着剤の硬度もフイルムの耐久に大き
な影響を及ぼすことを発見した。
次に、接着剤の硬度を種々変えて行った実験例につい
て説明する。
〔実施例−6〕 ポリイミドフイルムのポリテトラフルオロエチレンが
コートされていない両端外周方向にJISA硬度90度のポリ
ウレタン製のリブを硬化後JISA硬度78度となるエポキシ
系接着剤を用い接着し、第1図の如く定着器を構成し記
録紙を連続的に通紙し記録紙上のトナー像を定着したが
リブのはがれ及びフイルムの破断を起こすことなくフイ
ルムの寄りが防止出来た。
〔実施例−7〕 実施例6で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後JISA硬度が92度となるエポキシ系接着剤を用いポリウ
レタン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し、第1図の
如く定着器を構成し記録紙を連続的に通紙し、記録紙上
のトナー像を定着したがリブのはがれ及びフイルムの破
断を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−8〕 実施例6で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後JISA硬度が98度となるエポキシ系接着剤を用いポリウ
レタン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し、第1図の
如く定着器を構成し記録紙を連続的に通紙し、記録紙上
のトナー像を定着したがリブのはがれ及びフイルムの破
断を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−9〕 実施例6で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後JISA硬度が95度となるポリウレタン系接着剤を用いポ
リウレタン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し第1図
の如く定着器を構成し、記録紙を連続的に通紙し、記録
紙上のトナー像を定着したがリブのはがれ及びフイルム
の破断を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔実施例−10〕 ポリエーテルサルホンフイルムのポリテトラフルオロ
エチレンがコートされていない両端外周方向に硬化後JI
SA硬度が98度となるエポキシ系接着剤を用い、ポリウレ
タン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し第1図の如く
定着器を構成し、記録紙を連続的に通紙し、記録紙上の
トナー像を定着したがリブのはがれ及びフイルムの破断
を起こすことなくフイルムの寄りを防止出来た。
〔比較例−4〕 実施例6で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後JISA硬度が105度となるエポキシ系接着剤を用いポリ
ウレタン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し、第1図
の如く定着器を構成し記録紙を連続的に通紙し、記録紙
上のトナー像を定着したところ数時間内にリブのはがれ
が生じてしまいフイルムの寄りが防止出来なくなってし
まった。
〔比較例−5〕 実施例6で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後JISA硬度110度となるポリウレタン系接着剤を用いポ
リウレタン製リブを実施例6と同じ箇所に接着し、第1
図の如く定着器を構成し記録紙を連続的に通紙し、記録
紙上のトナー像を定着したところやはり数時間内にリブ
のはがれが生じフイルムの寄り防止が出来なくなってし
まった。
〔比較例−6〕 実施例10で用いたフイルムと同材質のフイルムに硬化
後105度となるエポキシ系接着剤を用いポリウレタン製
リブを実施例10と同じ箇所に接着し、第1図の如く定着
器を構成し、記録紙を連続的に通紙し記録紙上のトナー
像を定着したところフイルムが破断しフイルムの寄りを
防止出来なくなった。
尚、下記第1表に実施例6〜10及び比較例4〜6の結
果をまとめた。
この実験結果から明らかな通り、リブ材質としてJISA
硬度100度以下のものを用い、且つ、使用する接着剤も
硬化後のJISA硬度が100度以下のものを用いることによ
り、非常に長期の使用が可能となる。
次に、エンドレスフイルムの寄りを規制する他の実施
例について説明する。
第3図はフイルム端部のリブを使用し、フイルムの寄
りを検知し、フイルムの寄りを防止する他の実施例の定
着器の断面図である。
第4図は第3図を右上方から、第5図は第3図を右横
から見た図であり、フイルム21上のリブ22の部分にセン
サー15のアクチユエータであるレバー16が当接してい
る。フイルム21に寄りが発生し、矢印Eの方向にフイル
ムがずれると、レバー16が回転しセンサーON,OFFする構
成になっている。このセンサーの信号により、それぞれ
ソレノイド17a,17bをON−OFFして付勢手段13a,13bによ
る付勢力を調整することによって、寄り方向を変え寄り
制御を確実に行う事が出来る。
この様な構成の定着装置に関しても、第1図実施例と
同様にJISA硬度100度以下のリブを硬化後のJISA硬度が1
00度以下の接着剤で接着することによりリブのはがれ及
びフイルムの破断を起こすことなくフイルムの寄り検知
が可能であった。
次に、第6図はリブを規制しフイルムの寄り防止を行
う別な方式を表わす定着器の断面図であり定着フイルム
31の片側端部内周にリブ32が設けられている。第7図は
第6図を右上方から見た図であり、フイルム31は付勢手
段13a,13bにより矢印Aの方向へテンシヨンテンシヨン
ローラ5を付勢することにより張力が与えられ駆動ロー
ラ4により矢印Bの方向に搬送される。
フイルム31はローラ類4,5の傾き又は付勢手段13a,13b
による付勢力を調節するなどにより搬送時、常に矢印F
の方向に寄り力が働らくように構成されている。又、リ
ブ32は駆動ローラ4、テンシヨンローラ5、断熱部材6
の端面で受けられており、フイルムがFの方向にずれな
いように規制している。
この構成の定着装置に関しても、第1図実施例と同様
にJISA硬度100度以下のリブを硬化後のJISA硬度が100度
以下の接着剤で接着することによりリブのはがれ及びフ
イルムの破断を起こすことなくフイルムの寄り防止が可
能であった。
〔発明の効果〕
以上説明した通り本発明によれば、エンドレスフイル
ムからのリブの剥離やフイルムの破断を防止でき、長期
にわたり安定したフイルムの寄り制御、規制を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の定着器の断面図、 第2図は第1図示実施例の上視図、 第3図は本発明の別の実施例の定着器断面図、 第4図は第3図示実施例の右上視図、 第5図は第3図示実施例の左視図、 第6図は本発明の更に別の実施例の定着器の断面図、 第7図は第6図示実施例の右上視図である。 1はヒータ、2,21,31は定着エンドレスフイルム、3a,3
b,22,32はフイルム端部に設けられたリブ、4は駆動ロ
ーラ、5はフイルムにテンシヨンをかけるためのテンシ
ヨンローラ、14a,14bはテンシヨンローラ軸受、13a,13b
は付勢手段、9は加圧ローラ、6は段熱部材、7は支持
体である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】JIS A硬度100度以下のリブがJIS A硬度100
    度以下の接着剤で接着されていることを特徴とする加熱
    装置用エンドレス樹脂フィルム。
  2. 【請求項2】前記リブはゴムであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の加熱装置用エンドレス樹脂フ
    ィルム。
  3. 【請求項3】前記リブは熱可塑性エラストマーであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の加熱装置用
    エンドレス樹脂フィルム。
  4. 【請求項4】加熱体と、一方の面がこの加熱体と摺動し
    他方の面が画像を担持した記録材と接して共に移動する
    エンドレス樹脂フィルムと、を有し、このエンドレス樹
    脂フィルムを介した前記加熱体からの熱により記録材上
    の画像を加熱する加熱装置において、 前記エンドレス樹脂フィルムはフィルムの寄りを規制す
    るためにJIS A硬度100度以下のリブがJIS A硬度100度以
    下の接着剤で接着されていることを特徴とする加熱装
    置。
  5. 【請求項5】前記リブはゴムであることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】前記リブは熱可塑性エラストマーであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の加熱装置。
JP2066106A 1990-03-16 1990-03-16 エンドレス樹脂フィルム及び加熱装置 Expired - Lifetime JP2862317B2 (ja)

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EP91104047A EP0446946B1 (en) 1990-03-16 1991-03-15 Endless film and heating apparatus using same

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