JP2843804B2 - Icカード及びicカードリーダ・ライタ - Google Patents
Icカード及びicカードリーダ・ライタInfo
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- JP2843804B2 JP2843804B2 JP13500097A JP13500097A JP2843804B2 JP 2843804 B2 JP2843804 B2 JP 2843804B2 JP 13500097 A JP13500097 A JP 13500097A JP 13500097 A JP13500097 A JP 13500097A JP 2843804 B2 JP2843804 B2 JP 2843804B2
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/077—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
- G06K19/0772—Physical layout of the record carrier
- G06K19/07726—Physical layout of the record carrier the record comprising means for indicating first use, e.g. a frangible layer
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード及びI
Cカードリーダ・ライタの改良に関する。
Cカードリーダ・ライタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードは様々な分野で使用さ
れつつあり、カード状の筐体内にマイクロコンピュータ
を内蔵したICチップを埋設し、ICカードリーダ・ラ
イタを使用してICチップを駆動し、このICチップに
対する情報の読取り、書込みを行う。このようなICカ
ードは、例えば、テレホンカードの代わりに使用した
り、加入者電話の料金支払に使用するなど各種の用途が
考えられる。
れつつあり、カード状の筐体内にマイクロコンピュータ
を内蔵したICチップを埋設し、ICカードリーダ・ラ
イタを使用してICチップを駆動し、このICチップに
対する情報の読取り、書込みを行う。このようなICカ
ードは、例えば、テレホンカードの代わりに使用した
り、加入者電話の料金支払に使用するなど各種の用途が
考えられる。
【0003】このようなICカードに例えば電話の度数
情報を書込んで販売する場合、セキュリティ等の面から
ICカードが未使用のものか使用中のものか容易に区別
できることが望ましい。例えば、図9に示すように、I
Cチップ1及びループ状コイル2をカード状の筐体3に
埋設したものを例えば半透明の保護部材4でラッピング
し、販売時には保護部材4でラッピングしたICカード
を販売し、このICカードを公衆電話で使用する場合に
は保護部材4を剥がして使用することで未使用状態と使
用状態を区別することができる。このようなICカード
のICチップ1に対して情報の読取りや書込みを行う場
合は、ループ状コイル2にリーダ・ライタ側のループ状
コイルを非接触で対向配置し、このループ状コイルに通
電を行うことで電磁カップリングによりループ状コイル
2に電流を流し、これによりICチップ1を駆動させる
という制御を行う。
情報を書込んで販売する場合、セキュリティ等の面から
ICカードが未使用のものか使用中のものか容易に区別
できることが望ましい。例えば、図9に示すように、I
Cチップ1及びループ状コイル2をカード状の筐体3に
埋設したものを例えば半透明の保護部材4でラッピング
し、販売時には保護部材4でラッピングしたICカード
を販売し、このICカードを公衆電話で使用する場合に
は保護部材4を剥がして使用することで未使用状態と使
用状態を区別することができる。このようなICカード
のICチップ1に対して情報の読取りや書込みを行う場
合は、ループ状コイル2にリーダ・ライタ側のループ状
コイルを非接触で対向配置し、このループ状コイルに通
電を行うことで電磁カップリングによりループ状コイル
2に電流を流し、これによりICチップ1を駆動させる
という制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護部
材4として何の対策も施さない部材を使用すると、ラッ
ピングしたままでもICチップ1を駆動させることが可
能となり未使用、使用中の区別ができなくなるという不
都合が生じる。しかし、保護部材4として電磁シールド
材を使用すると、保護部材4を剥がさない限りICチッ
プ1を全く駆動できなくなり、例えば、ICカードを販
売する側でICチップ1に記憶されている情報をチェッ
クすることができないという不都合が生じる。
材4として何の対策も施さない部材を使用すると、ラッ
ピングしたままでもICチップ1を駆動させることが可
能となり未使用、使用中の区別ができなくなるという不
都合が生じる。しかし、保護部材4として電磁シールド
材を使用すると、保護部材4を剥がさない限りICチッ
プ1を全く駆動できなくなり、例えば、ICカードを販
売する側でICチップ1に記憶されている情報をチェッ
クすることができないという不都合が生じる。
【0005】そこで請求項1記載の発明は、使用時には
1個の電流供給用ループ状コイルを備えたICカードリ
ーダによりICチップから情報の読取りが行われるもの
であって、未使用、使用中の区別をより確実にできるI
Cカードを提供する。また、請求項2記載の発明は、請
求項1記載のICカードのICチップに対する情報の読
取りや書込みができるICカードリーダ・ライタを提供
する。
1個の電流供給用ループ状コイルを備えたICカードリ
ーダによりICチップから情報の読取りが行われるもの
であって、未使用、使用中の区別をより確実にできるI
Cカードを提供する。また、請求項2記載の発明は、請
求項1記載のICカードのICチップに対する情報の読
取りや書込みができるICカードリーダ・ライタを提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ICチップに電流受電用ループ状コイルを接続してカー
ド状の筐体内に収納し、この筐体の少なくとも両面を保
護部材でラッピングするとともに一方の面の保護部材に
ループ状コイルの一部を覆うように第1の電磁シールド
を施し、他方の面の保護部材にループ状コイルの残り部
を覆うように第2の電磁シールドを施し、ICチップは
電流受電用ループ状コイルに電流が流れることで動作可
能になるICカードである。
ICチップに電流受電用ループ状コイルを接続してカー
ド状の筐体内に収納し、この筐体の少なくとも両面を保
護部材でラッピングするとともに一方の面の保護部材に
ループ状コイルの一部を覆うように第1の電磁シールド
を施し、他方の面の保護部材にループ状コイルの残り部
を覆うように第2の電磁シールドを施し、ICチップは
電流受電用ループ状コイルに電流が流れることで動作可
能になるICカードである。
【0007】請求項2記載の発明は、1対の電流供給用
ループ状コイルを備え、請求項1記載のICカードの各
面に対して各ループ状コイルをそれぞれICカードの電
流受電用ループ状コイルと対向するように配置し、各電
流供給用ループ状コイルに通電を行うことでこの各電流
供給用ループ状コイルからICカードの保護部材の非電
磁シールド部を介して電流受電用ループ状コイルに電磁
力線を作用させてこの電流受電用ループ状コイルに電流
を流し、ICカードのICチップに対する情報の読取
り、書込みを行うICカードリーダ・ライタにある。
ループ状コイルを備え、請求項1記載のICカードの各
面に対して各ループ状コイルをそれぞれICカードの電
流受電用ループ状コイルと対向するように配置し、各電
流供給用ループ状コイルに通電を行うことでこの各電流
供給用ループ状コイルからICカードの保護部材の非電
磁シールド部を介して電流受電用ループ状コイルに電磁
力線を作用させてこの電流受電用ループ状コイルに電流
を流し、ICカードのICチップに対する情報の読取
り、書込みを行うICカードリーダ・ライタにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、ICカード本体の構成を
示す斜視図で、カード状の筐体11内にICチップ12
及びこのICチップ12に接続した電流受電用ループ状
コイル13を中央部に位置させて埋設している。そし
て、前記ICカード本体14を筐体11の両面を含む全
体を図2及び図3に示すように保護部材15,16でラ
ッピングしている。
を参照して説明する。図1は、ICカード本体の構成を
示す斜視図で、カード状の筐体11内にICチップ12
及びこのICチップ12に接続した電流受電用ループ状
コイル13を中央部に位置させて埋設している。そし
て、前記ICカード本体14を筐体11の両面を含む全
体を図2及び図3に示すように保護部材15,16でラ
ッピングしている。
【0009】前記ICカード本体14の一面側を覆う保
護部材15には前記電流受電用ループ状コイル13の略
半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シールド
17を施し、前記ICカード本体14の他面側を覆う保
護部材16には前記電流受電用ループ状コイル13の残
りの略半分を前記第1の電磁シールド17と重ならない
ようにして覆うように中央部から半分に第2の電磁シー
ルド18を施し、これにより未使用状態のICカード1
9を構成している。
護部材15には前記電流受電用ループ状コイル13の略
半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シールド
17を施し、前記ICカード本体14の他面側を覆う保
護部材16には前記電流受電用ループ状コイル13の残
りの略半分を前記第1の電磁シールド17と重ならない
ようにして覆うように中央部から半分に第2の電磁シー
ルド18を施し、これにより未使用状態のICカード1
9を構成している。
【0010】前記ICチップ12には、図4に示すよう
に、CPUからなる中央制御部21、メモリコントロー
ラ部22、メモリ部23及び前記電流受電用ループ状コ
イル13から電流を受電するアンテナ電流受電部24等
の各回路部が収納されており、これらはバスラインや電
源ラインによって電気的に接続されている。前記中央制
御部21は前記アンテナ電流受電部24が前記電流受電
用ループ状コイル13から電流を受電すると、各部をプ
ログラムに従って動作制御できるようになっている。
に、CPUからなる中央制御部21、メモリコントロー
ラ部22、メモリ部23及び前記電流受電用ループ状コ
イル13から電流を受電するアンテナ電流受電部24等
の各回路部が収納されており、これらはバスラインや電
源ラインによって電気的に接続されている。前記中央制
御部21は前記アンテナ電流受電部24が前記電流受電
用ループ状コイル13から電流を受電すると、各部をプ
ログラムに従って動作制御できるようになっている。
【0011】前記電磁シールド17,18を施した保護
部材15,16でラッピングした未使用状態のICカー
ド19のICチップ12に対して情報のチェックを行う
場合には、図6に示すICカードリーダ・ライタ31を
使用して行うようになっている。前記ICカードリーダ
・ライタ31は、1対の電流供給用ループ状コイル3
2,33を備え、この各電流供給用ループ状コイル3
2,33を前記ICカード19の各面に対して前記電流
供給用ループ状コイル32を上に、前記電流供給用ルー
プ状コイル33を下にして前記ICカード19の電流受
電用ループ状コイル13と非接触状態で対向するように
配置している。
部材15,16でラッピングした未使用状態のICカー
ド19のICチップ12に対して情報のチェックを行う
場合には、図6に示すICカードリーダ・ライタ31を
使用して行うようになっている。前記ICカードリーダ
・ライタ31は、1対の電流供給用ループ状コイル3
2,33を備え、この各電流供給用ループ状コイル3
2,33を前記ICカード19の各面に対して前記電流
供給用ループ状コイル32を上に、前記電流供給用ルー
プ状コイル33を下にして前記ICカード19の電流受
電用ループ状コイル13と非接触状態で対向するように
配置している。
【0012】前記ICカードリーダ・ライタ31は、図
5に示すように、CPUからなる中央制御部41、メモ
リコントローラ部42、メモリ部43、表示コントロー
ラ部44、表示部45、接続端子46に接続した外部イ
ンターフェース47及び前記電流供給用ループ状コイル
32,33に電流を供給するアンテナ電流供給部48等
の各回路部からなり、これらはバスラインや電源ライン
によって電気的に接続されている。
5に示すように、CPUからなる中央制御部41、メモ
リコントローラ部42、メモリ部43、表示コントロー
ラ部44、表示部45、接続端子46に接続した外部イ
ンターフェース47及び前記電流供給用ループ状コイル
32,33に電流を供給するアンテナ電流供給部48等
の各回路部からなり、これらはバスラインや電源ライン
によって電気的に接続されている。
【0013】このような構成においては、未使用状態の
ICカード19には電流受電用ループ状コイル13の略
半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シールド
17を施し、電流受電用ループ状コイル13の残りの略
半分を覆うように中央部から半分に第2の電磁シールド
18を施しているので、例えば、この電流受電用ループ
状コイル13に対して1個の電流供給用ループ状コイル
を対向配置するのみでは略半分が電磁シールドされてい
るので、電流受電用ループ状コイル13には電磁カップ
リングによるループ電流が流れることはない。従って、
ICカード19のICチップ12が駆動されずICチッ
プ12に対する情報の読取りや書込みはできない。
ICカード19には電流受電用ループ状コイル13の略
半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シールド
17を施し、電流受電用ループ状コイル13の残りの略
半分を覆うように中央部から半分に第2の電磁シールド
18を施しているので、例えば、この電流受電用ループ
状コイル13に対して1個の電流供給用ループ状コイル
を対向配置するのみでは略半分が電磁シールドされてい
るので、電流受電用ループ状コイル13には電磁カップ
リングによるループ電流が流れることはない。従って、
ICカード19のICチップ12が駆動されずICチッ
プ12に対する情報の読取りや書込みはできない。
【0014】従って、例えばICチップ12に電話の度
数情報を記憶し、公衆電話機でこのICチップ12から
度数情報を読取って度数の範囲で電話を使用させるよう
な場合には、電話機側に1個の電流供給用ループ状コイ
ルを備えたICカードリーダを設置すれば、保護部材1
5,16でラッピングしたままのICカード19は使用
できないことになる。
数情報を記憶し、公衆電話機でこのICチップ12から
度数情報を読取って度数の範囲で電話を使用させるよう
な場合には、電話機側に1個の電流供給用ループ状コイ
ルを備えたICカードリーダを設置すれば、保護部材1
5,16でラッピングしたままのICカード19は使用
できないことになる。
【0015】また、保護部材15,16を剥がしてIC
カード本体14のみにすれば、電磁シールド17,18
も一緒に剥がされるので、このときには1個の電流供給
用ループ状コイルを備えたICカードリーダでもICカ
ードの電流受電用ループ状コイル13と電流供給用ルー
プ状コイルが電磁シールドが介在することなく対向配置
することになる。従って、電流受電用ループ状コイル1
3には電磁カップリングによるループ電流が流れること
になり、ICチップ12が駆動されこのICチップ12
からの情報の読取りが可能になる。
カード本体14のみにすれば、電磁シールド17,18
も一緒に剥がされるので、このときには1個の電流供給
用ループ状コイルを備えたICカードリーダでもICカ
ードの電流受電用ループ状コイル13と電流供給用ルー
プ状コイルが電磁シールドが介在することなく対向配置
することになる。従って、電流受電用ループ状コイル1
3には電磁カップリングによるループ電流が流れること
になり、ICチップ12が駆動されこのICチップ12
からの情報の読取りが可能になる。
【0016】このようにICカード19を使用する場合
には必ず保護部材15,16を剥がさなければならない
ので、保護部材15,16でラッピングしている場合は
未使用、保護部材15,16が剥がされていれば使用中
であると確実に区別することができる。
には必ず保護部材15,16を剥がさなければならない
ので、保護部材15,16でラッピングしている場合は
未使用、保護部材15,16が剥がされていれば使用中
であると確実に区別することができる。
【0017】また、保護部材15,16をラッピングし
たままでICカード19のICチップ12に記憶されて
いる情報をチエックするときには、図6に示すICカー
ドリーダ・ライタ31を使用する。すなわち、ICカー
ドリーダ・ライタ31の各電流供給用ループ状コイル3
2,33の間にICカード19を挿入する。
たままでICカード19のICチップ12に記憶されて
いる情報をチエックするときには、図6に示すICカー
ドリーダ・ライタ31を使用する。すなわち、ICカー
ドリーダ・ライタ31の各電流供給用ループ状コイル3
2,33の間にICカード19を挿入する。
【0018】この状態でICカードリーダ・ライタ31
のアンテナ電流供給部48を駆動すると、図7に示すよ
うに、一方の電流供給用ループ状コイル32からICカ
ード側の電流受電用ループ状コイル13に保護部材15
の非電磁シールド部を通して電気力線A1 が作用し、ま
た、他方の電流供給用ループ状コイル33からICカー
ド側の電流受電用ループ状コイル13に保護部材16の
非電磁シールド部を通して電気力線A2 が作用する。
のアンテナ電流供給部48を駆動すると、図7に示すよ
うに、一方の電流供給用ループ状コイル32からICカ
ード側の電流受電用ループ状コイル13に保護部材15
の非電磁シールド部を通して電気力線A1 が作用し、ま
た、他方の電流供給用ループ状コイル33からICカー
ド側の電流受電用ループ状コイル13に保護部材16の
非電磁シールド部を通して電気力線A2 が作用する。
【0019】これにより、電磁誘導が発生して電流受電
用ループ状コイル13にはループ電流が流れることにな
り、ICチップ12はこのループ電流を電力源として動
作するようになる。こうして、ICカードリーダ・ライ
タ31の中央制御部41は各ループ状コイル32,3
3,13を介してICチップ12の中央制御部21と情
報のやり取りを行い、ICチップ12から度数情報を読
取り表示コントローラ部44により表示部45を駆動し
て表示する。また、外部インタフェース部47を制御し
接続端子46に接続している例えばパーソナルコンピュ
ータ等に情報を送信する。
用ループ状コイル13にはループ電流が流れることにな
り、ICチップ12はこのループ電流を電力源として動
作するようになる。こうして、ICカードリーダ・ライ
タ31の中央制御部41は各ループ状コイル32,3
3,13を介してICチップ12の中央制御部21と情
報のやり取りを行い、ICチップ12から度数情報を読
取り表示コントローラ部44により表示部45を駆動し
て表示する。また、外部インタフェース部47を制御し
接続端子46に接続している例えばパーソナルコンピュ
ータ等に情報を送信する。
【0020】このようにICカードリーダライタ31を
使用することで保護部材15,16でラッピングしたま
まの未使用のICカード19に対する情報の読取りや書
込みが可能となる。
使用することで保護部材15,16でラッピングしたま
まの未使用のICカード19に対する情報の読取りや書
込みが可能となる。
【0021】なお、前述した実施の形態では、ICカー
ド本体14の全体を保護部材15,16で包むようにラ
ッピングしたものについて述べたが必ずしもこれに限定
するものではなく、図8に示すように、ICチップ12
を埋設した筐体11の両面に保護部材151,161を
貼り合わせてラッピングするものであってもよい。この
場合も保護部材151に電流受電用ループ状コイル13
の略半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シー
ルド17を施し、保護部材161に電流受電用ループ状
コイル13の残りの略半分を覆うように中央部から半分
に第2の電磁シールド18を施すのは勿論である。な
お、前述した保護部材15,16,151,161は一
度剥がすとラッピング状態に容易に復元できない部材を
使用していることは勿論である。
ド本体14の全体を保護部材15,16で包むようにラ
ッピングしたものについて述べたが必ずしもこれに限定
するものではなく、図8に示すように、ICチップ12
を埋設した筐体11の両面に保護部材151,161を
貼り合わせてラッピングするものであってもよい。この
場合も保護部材151に電流受電用ループ状コイル13
の略半分を覆うように中央部から半分に第1の電磁シー
ルド17を施し、保護部材161に電流受電用ループ状
コイル13の残りの略半分を覆うように中央部から半分
に第2の電磁シールド18を施すのは勿論である。な
お、前述した保護部材15,16,151,161は一
度剥がすとラッピング状態に容易に復元できない部材を
使用していることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、使
用時には1個の電流供給用ループ状コイルを備えたIC
カードリーダによりICチップから情報の読取りが行わ
れるものであって、未使用、使用中の区別をより確実に
できるICカードを提供できる。また、請求項2記載の
発明によれば、請求項1記載のICカードのICチップ
に対する情報の読取りや書込みができるICカードリー
ダ・ライタを提供できる。
用時には1個の電流供給用ループ状コイルを備えたIC
カードリーダによりICチップから情報の読取りが行わ
れるものであって、未使用、使用中の区別をより確実に
できるICカードを提供できる。また、請求項2記載の
発明によれば、請求項1記載のICカードのICチップ
に対する情報の読取りや書込みができるICカードリー
ダ・ライタを提供できる。
【図1】本発明の実施の形態を示すICカード本体の一
部切欠した斜視図。
部切欠した斜視図。
【図2】同実施の形態の未使用ICカードの外観を示す
斜視図。
斜視図。
【図3】同実施の形態の未使用ICカードの構成を示す
断面図。
断面図。
【図4】同実施の形態におけるICカードのICチップ
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるICカードリーダ・ライ
タの構成を示すブロック図。
タの構成を示すブロック図。
【図6】同実施の形態におけるICカードリーダ・ライ
タの外観を示す斜視図。
タの外観を示す斜視図。
【図7】同実施の形態におけるICカードリーダ・ライ
タの動作を説明するための図。
タの動作を説明するための図。
【図8】本発明の他の実施の形態における未使用ICカ
ードの内部構成を示す断面図。
ードの内部構成を示す断面図。
【図9】従来の未使用ICカードの構成を示す断面図。
11…カード状の筐体 12…ICチップ 13…電流受電用ループ状コイル 15,16…保護部材 17,18…電磁シールド 19…ICカード 31…ICカードリーダ・ライタ 32,33…電流供給用ループ状コイル
Claims (2)
- 【請求項1】 ICチップに電流受電用ループ状コイル
を接続してカード状の筐体内に収納し、この筐体の少な
くとも両面を保護部材でラッピングするとともに一方の
面の保護部材に前記ループ状コイルの一部を覆うように
第1の電磁シールドを施し、他方の面の保護部材に前記
ループ状コイルの残り部を覆うように第2の電磁シール
ドを施し、前記ICチップは前記電流受電用ループ状コ
イルに電流が流れることで動作可能になることを特徴と
するICカード。 - 【請求項2】 1対の電流供給用ループ状コイルを備
え、請求項1記載のICカードの各面に対して前記各ル
ープ状コイルをそれぞれ前記ICカードの電流受電用ル
ープ状コイルと対向するように配置し、前記各電流供給
用ループ状コイルに通電を行うことでこの各電流供給用
ループ状コイルから前記ICカードの保護部材の非電磁
シールド部を介して前記電流受電用ルーブ状コイルに電
磁力線を作用させてこの電流受電用ループ状コイルに電
流を流し、前記ICカードのICチップに対する情報の
読取り、書込みを行うことを特徴とするICカードリー
ダ・ライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13500097A JP2843804B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | Icカード及びicカードリーダ・ライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13500097A JP2843804B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | Icカード及びicカードリーダ・ライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10326332A JPH10326332A (ja) | 1998-12-08 |
JP2843804B2 true JP2843804B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15141600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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