JP2842816B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にnチャネル型のトランジスタを駆動用とするフ
リップフロップ型のメモリセルを配列したスタティック
型の特定用途向け集積回路用の半導体記憶装置に関す
る。
し、特にnチャネル型のトランジスタを駆動用とするフ
リップフロップ型のメモリセルを配列したスタティック
型の特定用途向け集積回路用の半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】nチャネル型のトランジスタを駆動用ト
ランジスタとしてフリップフロップ回路を形成し、これ
をメモリセルとして配列した半導体記憶装置の一般的な
例(第1の例)を図5に示す。
ランジスタとしてフリップフロップ回路を形成し、これ
をメモリセルとして配列した半導体記憶装置の一般的な
例(第1の例)を図5に示す。
【0003】この半導体記憶装置は、ソースをそれぞれ
接地電位点と接続しゲートを互いに相手方のドレインと
接続する駆動用のnチャネル型のトランジスタQ1,Q
2、ソースに高電位側の電源電位Vccをそれぞれ受け
ドレインをそれぞれトランジスタQ1,Q2のドレイン
と対応接続しゲートをそれぞれトランジスタQ1,Q2
のゲートと対応接続してこれらトランジスタQ1,Q2
と共にCMOS型のフリップフロップ回路を形成する負
荷素子のpチャネル型のトランジスタQ3,Q4、ソー
ス,ドレインのうちの一方をトランジスタQ1,Q3の
ドレインと接続するスイッチング用のnチャネル型のト
ランジスタQ5、並びにソース,ドレインのうちの一方
をトランジスタQ2,Q4のドレインと接続するスイッ
チング用のnチャネル型のトランジスタQ6をそれぞれ
備えた複数のメモリセルMC1〜MCmを配列したメモ
リセル列と、これら複数のメモリセルMC1〜MCmそ
れぞれと対応して設けられ選択レベルのとき対応するメ
モリセルを選択状態とする複数のワード線WL1〜WL
mと、上記メモリセル列のメモリセルMC1〜MCmの
トランジスタQ5のソース,ドレインのうちの他方、及
びトランジスタQ6のソース,ドレインのうちの他方と
それぞれ対応接続しこれらメモリセルMC1〜MCmの
うちの選択状態のメモリセルの記憶データを相補型のデ
ータとして伝達する互いに対をなす第1及び第2のビッ
ト線BL1,BL2と、第1の入力端をビット線BL1
と接続する2入力型のNANDゲートG1、第1の入力
端をビット線BL2と接続し第2の入力端をNANDゲ
ートG1の出力端と接続し出力端をNANDゲートG1
の第2の入力端と接続してNANDゲートG1と共にフ
リップフロップ回路を形成するNANDゲートG2、及
びNANDゲートG1の出力信号をレベル反転して出力
するインバータIV1を備えビット線BL1,BL2間
の差電圧を検知し増幅して出力するセンス増幅回路1と
を有する構成となっている。
接地電位点と接続しゲートを互いに相手方のドレインと
接続する駆動用のnチャネル型のトランジスタQ1,Q
2、ソースに高電位側の電源電位Vccをそれぞれ受け
ドレインをそれぞれトランジスタQ1,Q2のドレイン
と対応接続しゲートをそれぞれトランジスタQ1,Q2
のゲートと対応接続してこれらトランジスタQ1,Q2
と共にCMOS型のフリップフロップ回路を形成する負
荷素子のpチャネル型のトランジスタQ3,Q4、ソー
ス,ドレインのうちの一方をトランジスタQ1,Q3の
ドレインと接続するスイッチング用のnチャネル型のト
ランジスタQ5、並びにソース,ドレインのうちの一方
をトランジスタQ2,Q4のドレインと接続するスイッ
チング用のnチャネル型のトランジスタQ6をそれぞれ
備えた複数のメモリセルMC1〜MCmを配列したメモ
リセル列と、これら複数のメモリセルMC1〜MCmそ
れぞれと対応して設けられ選択レベルのとき対応するメ
モリセルを選択状態とする複数のワード線WL1〜WL
mと、上記メモリセル列のメモリセルMC1〜MCmの
トランジスタQ5のソース,ドレインのうちの他方、及
びトランジスタQ6のソース,ドレインのうちの他方と
それぞれ対応接続しこれらメモリセルMC1〜MCmの
うちの選択状態のメモリセルの記憶データを相補型のデ
ータとして伝達する互いに対をなす第1及び第2のビッ
ト線BL1,BL2と、第1の入力端をビット線BL1
と接続する2入力型のNANDゲートG1、第1の入力
端をビット線BL2と接続し第2の入力端をNANDゲ
ートG1の出力端と接続し出力端をNANDゲートG1
の第2の入力端と接続してNANDゲートG1と共にフ
リップフロップ回路を形成するNANDゲートG2、及
びNANDゲートG1の出力信号をレベル反転して出力
するインバータIV1を備えビット線BL1,BL2間
の差電圧を検知し増幅して出力するセンス増幅回路1と
を有する構成となっている。
【0004】この半導体記憶装置において、選択状態の
メモリセルからその記憶データを読出す場合、ビット線
BL1,BL2には多数のメモリセルMC1〜MCmが
接続され、かつ配線長も長いので、これらビット線BL
1,BL2の負荷が大きくなり、ビット線BL1,BL
2のレベル遷移時間が長くなる。また、不純物拡散層の
型の違いにより、一般的には、pチャネル型のトランジ
スタの電流駆動能力はnチャネル型のトランジスタより
低いため、ビット線BL1,BL2がnチャネル型のト
ランジスタQ1,Q2により高レベルから低レベルへと
変化するときは速く、pチャネル型のトランジスタQ
3,Q4により低レベルから高レベルへと変化するとき
は大幅に遅くなる。この問題はメモリセルMC1〜MC
mの負荷回路を、pチャネル型のトランジスタQ3,Q
4の代りに抵抗とした場合でも同様である。
メモリセルからその記憶データを読出す場合、ビット線
BL1,BL2には多数のメモリセルMC1〜MCmが
接続され、かつ配線長も長いので、これらビット線BL
1,BL2の負荷が大きくなり、ビット線BL1,BL
2のレベル遷移時間が長くなる。また、不純物拡散層の
型の違いにより、一般的には、pチャネル型のトランジ
スタの電流駆動能力はnチャネル型のトランジスタより
低いため、ビット線BL1,BL2がnチャネル型のト
ランジスタQ1,Q2により高レベルから低レベルへと
変化するときは速く、pチャネル型のトランジスタQ
3,Q4により低レベルから高レベルへと変化するとき
は大幅に遅くなる。この問題はメモリセルMC1〜MC
mの負荷回路を、pチャネル型のトランジスタQ3,Q
4の代りに抵抗とした場合でも同様である。
【0005】これを改善するために、例えば、特開昭6
3−9095号公報又は特開平4−102294号公報
記載の半導体記憶装置では、ビット線を高レベル,低レ
ベルの中間電位にプリチャージする方法を採用している
が、プリチャージが完了するまでは読出し動作に移行で
きないため、このプリチャージ期間が動作速度の改善に
対する妨げとなる。
3−9095号公報又は特開平4−102294号公報
記載の半導体記憶装置では、ビット線を高レベル,低レ
ベルの中間電位にプリチャージする方法を採用している
が、プリチャージが完了するまでは読出し動作に移行で
きないため、このプリチャージ期間が動作速度の改善に
対する妨げとなる。
【0006】そこで、特定用途向け集積回路(以下AS
ICという)等で使用される半導体記憶装置では、ビッ
ト線にその電位上昇を高速化するためのプルアップ回路
を設ける方法が一般的に採用されている。このプルアッ
プ回路を備えた従来の半導体記憶装置の一例(第2の
例)を図6に示す。
ICという)等で使用される半導体記憶装置では、ビッ
ト線にその電位上昇を高速化するためのプルアップ回路
を設ける方法が一般的に採用されている。このプルアッ
プ回路を備えた従来の半導体記憶装置の一例(第2の
例)を図6に示す。
【0007】この半導体記憶装置は、図5に示された半
導体記憶装置にプルアップ回路2,2xが設けられた構
成となっている。
導体記憶装置にプルアップ回路2,2xが設けられた構
成となっている。
【0008】プルアップ回路2は、ソースに高電位側の
電源電位Vccを受けドレインをビット線BL1と接続
しゲートをビット線BL2と接続するpチャネル型のト
ランジスタQ21を備えて構成され、プルアップ回路2
xは、ソースに高電位側の電源電位Vccを受けドレイ
ンをビット線BL2と接続しゲートをビット線BL1と
接続するpチャネル型のトランジスタQ22を備えて構
成される。
電源電位Vccを受けドレインをビット線BL1と接続
しゲートをビット線BL2と接続するpチャネル型のト
ランジスタQ21を備えて構成され、プルアップ回路2
xは、ソースに高電位側の電源電位Vccを受けドレイ
ンをビット線BL2と接続しゲートをビット線BL1と
接続するpチャネル型のトランジスタQ22を備えて構
成される。
【0009】この半導体記憶装置の動作について、図7
に示された波形図を併せて参照し説明する。
に示された波形図を併せて参照し説明する。
【0010】ビット線BL1が低レベルから高レベルへ
と変化するとき、ビット線BL2は高レベルから低レベ
ルへと変化する。このとき、ビット線BL2の電位がプ
ルアップ回路2のトランジスタQ21のしきい値電圧V
taを越えて低下するとトランジスタQ21はオンとな
り、このトランジスタQ21を介してビットBL1に電
源電位Vccが供給され、ビット線BL1の高レベル
(電源電位Vccレベル)へと到達時間を速くすること
ができる(なお、プルアップ回路2がない場合(図5の
場合)には、破線のように高レベルへの到達時間が長く
なる)。また、プルアップ回路2xのトランジスタQ2
2は、レベル変化開始当初はオンとなっているが、メモ
リセルMC1〜MCmのトランジスタQ2はトランジス
タQ22よりはるかに大きい電流駆動能力をもっている
ので、このトランジスタQ22のオン状態による影響は
小さい。なお、このときの高レベル,低レベルのデータ
の具体的な読出し時間は、例えば低レベルが2.9ns
に対し高レベルが4.2ns程度である。
と変化するとき、ビット線BL2は高レベルから低レベ
ルへと変化する。このとき、ビット線BL2の電位がプ
ルアップ回路2のトランジスタQ21のしきい値電圧V
taを越えて低下するとトランジスタQ21はオンとな
り、このトランジスタQ21を介してビットBL1に電
源電位Vccが供給され、ビット線BL1の高レベル
(電源電位Vccレベル)へと到達時間を速くすること
ができる(なお、プルアップ回路2がない場合(図5の
場合)には、破線のように高レベルへの到達時間が長く
なる)。また、プルアップ回路2xのトランジスタQ2
2は、レベル変化開始当初はオンとなっているが、メモ
リセルMC1〜MCmのトランジスタQ2はトランジス
タQ22よりはるかに大きい電流駆動能力をもっている
ので、このトランジスタQ22のオン状態による影響は
小さい。なお、このときの高レベル,低レベルのデータ
の具体的な読出し時間は、例えば低レベルが2.9ns
に対し高レベルが4.2ns程度である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置は、第1の例では、選択状態のメモリセルによ
って大きな負荷のビット線BL1,BL2をレベル変化
させるとき、高レベルから低レベルへのレベル変化は、
電流駆動能力の大きいnチャネル型のトランジスタQ
1,Q2を介して行なわれるためその速度は速いが、低
レベルから高レベルへの変化は電流駆動能力の小さいp
チャネル型のトランジスタQ3,Q4(又は抵抗負荷)
を介して行なうことになるためその速度が大幅に遅くな
るという問題点があり、この問題点を改善するためのプ
ルアップ回路2,2xを設けた第2の例では、高レベル
低レベルのデータの読出し時間差が大幅に改善されるも
のの、低レベルデータの読出し時間(例えば2.9n
s)に比べ高レベルデータの読出し時間(例えば4.2
ns)の方が依然として長く、その分、全体の読出し速
度が遅くなるという問題点がある。この問題点を解決す
るために、プルアップ電位を下げる方法もあるが、ノイ
ズ等の悪影響がセンス増幅回路1に対して発生する。
記憶装置は、第1の例では、選択状態のメモリセルによ
って大きな負荷のビット線BL1,BL2をレベル変化
させるとき、高レベルから低レベルへのレベル変化は、
電流駆動能力の大きいnチャネル型のトランジスタQ
1,Q2を介して行なわれるためその速度は速いが、低
レベルから高レベルへの変化は電流駆動能力の小さいp
チャネル型のトランジスタQ3,Q4(又は抵抗負荷)
を介して行なうことになるためその速度が大幅に遅くな
るという問題点があり、この問題点を改善するためのプ
ルアップ回路2,2xを設けた第2の例では、高レベル
低レベルのデータの読出し時間差が大幅に改善されるも
のの、低レベルデータの読出し時間(例えば2.9n
s)に比べ高レベルデータの読出し時間(例えば4.2
ns)の方が依然として長く、その分、全体の読出し速
度が遅くなるという問題点がある。この問題点を解決す
るために、プルアップ電位を下げる方法もあるが、ノイ
ズ等の悪影響がセンス増幅回路1に対して発生する。
【0012】そこで本発明の目的は、センス増幅回路に
対しノイズ等の悪影響を及ぼすことなく高レベル,低レ
ベルのデータの読出し時間差を小さくし、読出し速度を
速くすることができる半導体記憶装置を提供することに
ある。
対しノイズ等の悪影響を及ぼすことなく高レベル,低レ
ベルのデータの読出し時間差を小さくし、読出し速度を
速くすることができる半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、nチャネル型のトランジスタを駆動用トランジスタ
とするフリップフロップ型の複数のメモリセルを配列し
たメモリセル列と、前記複数のメモリセルそれぞれと対
応して設けられ選択レベルのとき対応するメモリセルを
選択状態とする複数のワード線と、前記メモリセル列の
選択状態のメモリセルの記憶データを相補型として伝達
する対をなす第1及び第2のビット線と、これら第1及
び第2のビット線間の差電圧を検知し増幅して出力する
センス増幅器と、前記第2のビット線の電位に従って前
記第1のビット線を第1の電位の高レベルにプルアップ
する第1のプルアップ回路と、前記第1のビット線の電
位に従って前記第2のビット線を前記第1の電位より所
定の電位だけ低い第2の電位の高レベルにプルアップす
る第2のプルアップ回路とを有している。
は、nチャネル型のトランジスタを駆動用トランジスタ
とするフリップフロップ型の複数のメモリセルを配列し
たメモリセル列と、前記複数のメモリセルそれぞれと対
応して設けられ選択レベルのとき対応するメモリセルを
選択状態とする複数のワード線と、前記メモリセル列の
選択状態のメモリセルの記憶データを相補型として伝達
する対をなす第1及び第2のビット線と、これら第1及
び第2のビット線間の差電圧を検知し増幅して出力する
センス増幅器と、前記第2のビット線の電位に従って前
記第1のビット線を第1の電位の高レベルにプルアップ
する第1のプルアップ回路と、前記第1のビット線の電
位に従って前記第2のビット線を前記第1の電位より所
定の電位だけ低い第2の電位の高レベルにプルアップす
る第2のプルアップ回路とを有している。
【0014】また、第1のプルアップ回路が、ソースに
高電位側の電源電位を受けドレインを第1のビット線と
接続しゲートを第2のビット線と接続するpチャネル型
の第1のトランジスタから成り、第2のプルアップ回路
を、ドレインを前記第2のビット線と接続しゲートを前
記第1のビット線と接続するpチャネル型の第2のトラ
ンジスタと、一端をこの第2のトランジスタのソースと
接続し他端に前記高電位側の電源電位を受けて所定の電
圧だけ降下させて前記第2のトランジスタのソースに伝
達する電圧降下素子とを備えた回路とし、電圧降下素子
を、ダイオード素子とし、このダイオード素子を、ダイ
オード,コレクタ及びベースを接続したバイポーラトラ
ンジスタ,並びにドレイン及びゲートを接続した電界効
果トランジスタの1つとして構成される。
高電位側の電源電位を受けドレインを第1のビット線と
接続しゲートを第2のビット線と接続するpチャネル型
の第1のトランジスタから成り、第2のプルアップ回路
を、ドレインを前記第2のビット線と接続しゲートを前
記第1のビット線と接続するpチャネル型の第2のトラ
ンジスタと、一端をこの第2のトランジスタのソースと
接続し他端に前記高電位側の電源電位を受けて所定の電
圧だけ降下させて前記第2のトランジスタのソースに伝
達する電圧降下素子とを備えた回路とし、電圧降下素子
を、ダイオード素子とし、このダイオード素子を、ダイ
オード,コレクタ及びベースを接続したバイポーラトラ
ンジスタ,並びにドレイン及びゲートを接続した電界効
果トランジスタの1つとして構成される。
【0015】また、センス増幅器を、第1及び第2のビ
ット線から相補型のデータを受けてそのレベルに変化に
応じて出力するデータのレベルを変化させるデータ出力
部を含み、このデータ出力部から出力されるデータの高
レベル,低レベルのうちの一方から他方へのレベル変化
時の最終レベルが、前記第1のビット線の高レベルのデ
ータによって決定される回路とし、センス増幅器のデー
タ出力部を、第1の入力端を第1のビット線と接続する
2入力型の第1のNANDゲートと、第1の入力端を第
2のビット線と接続し第2の入力端を前記第1のNAN
Dゲートの出力端と接続し出力端を前記第1のNAND
ゲートの第2の入力端と接続する2入力型の第2のNA
NDゲートとを備え、前記第1のNANDゲートの出力
端をデータ出力端とする回路として構成される。
ット線から相補型のデータを受けてそのレベルに変化に
応じて出力するデータのレベルを変化させるデータ出力
部を含み、このデータ出力部から出力されるデータの高
レベル,低レベルのうちの一方から他方へのレベル変化
時の最終レベルが、前記第1のビット線の高レベルのデ
ータによって決定される回路とし、センス増幅器のデー
タ出力部を、第1の入力端を第1のビット線と接続する
2入力型の第1のNANDゲートと、第1の入力端を第
2のビット線と接続し第2の入力端を前記第1のNAN
Dゲートの出力端と接続し出力端を前記第1のNAND
ゲートの第2の入力端と接続する2入力型の第2のNA
NDゲートとを備え、前記第1のNANDゲートの出力
端をデータ出力端とする回路として構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態を示す回
路図である。
路図である。
【0018】この実施の形態が図6に示された半導体記
憶装置と相違する点は、プルアップ回路2xに代えて、
ドレインをビット線BL2と接続しゲートをビット線B
L1と接続するpチャネル型のトランジスタQ22と、
ドレイン及びゲートをトランジスタQ22のソースと接
続しソースに高電位側の電源電位Vccを受けてしきい
値電圧(Vtb)分だけ電圧降下させてトランジスタQ
22のソースに伝達するpチャネル型のトランジスタQ
23とを備え、ビット線BL2を、ビット線BL1の電
位に従って電源電位Vccよりしきい値電圧Vtbだけ
低い電位の高レベルにプルアップするプルアップ回路2
aを設けた点にある。
憶装置と相違する点は、プルアップ回路2xに代えて、
ドレインをビット線BL2と接続しゲートをビット線B
L1と接続するpチャネル型のトランジスタQ22と、
ドレイン及びゲートをトランジスタQ22のソースと接
続しソースに高電位側の電源電位Vccを受けてしきい
値電圧(Vtb)分だけ電圧降下させてトランジスタQ
22のソースに伝達するpチャネル型のトランジスタQ
23とを備え、ビット線BL2を、ビット線BL1の電
位に従って電源電位Vccよりしきい値電圧Vtbだけ
低い電位の高レベルにプルアップするプルアップ回路2
aを設けた点にある。
【0019】次にこの実施の形態の動作について、図2
に示された波形図を併せて参照し説明する。
に示された波形図を併せて参照し説明する。
【0020】選択状態のメモリセル(例えばMC1)か
らその記憶データが読出されてビット線BL1が低レベ
ルから高レベルへと変化するとき、ビット線BL2は高
レベルから低レベルへと変化する。このとき、ビット線
BL2の電位がプルアップ回路2のトランジスタQ21
のしきい値電圧Vtaを越えて低下すると、トランジス
タQ21はオンとなり、このトランジスタQ21を介し
てビット線BL1に電源電位Vccが供給され、ビット
線BL1の高レベル(電源電位Vccレベル)への到達
時間を速くする。このビット線BL1が低レベルから高
レベルへと変化する過程において、プルアップ回路2の
トランジスタQ21のゲートに供給される電位、すなわ
ちビット線BL2の電位は、この読出し動作を開始する
前の動作で、プルアップ回路2aの電圧降下用のトラン
ジスタQ23によって電源電位Vccに対しトランジス
タQ23のしきい値電圧(Vtb)分だけ低い電位(V
cc−Vtb)にプルアップされており、読出し動作
時、この電位から低レベルへと低下し始めるので、ビッ
ト線BL2の電位がトランジスタQ21のしきい値電圧
(Vta)を越えて低下するまでの時間が、電源電位V
ccから低下し始める従来例に比べて速くなり、トラン
ジスタQ21がオンするまでの時間、従ってビット線B
L1を電源電位Vccレベルにアップする時間を速くす
ることができる。
らその記憶データが読出されてビット線BL1が低レベ
ルから高レベルへと変化するとき、ビット線BL2は高
レベルから低レベルへと変化する。このとき、ビット線
BL2の電位がプルアップ回路2のトランジスタQ21
のしきい値電圧Vtaを越えて低下すると、トランジス
タQ21はオンとなり、このトランジスタQ21を介し
てビット線BL1に電源電位Vccが供給され、ビット
線BL1の高レベル(電源電位Vccレベル)への到達
時間を速くする。このビット線BL1が低レベルから高
レベルへと変化する過程において、プルアップ回路2の
トランジスタQ21のゲートに供給される電位、すなわ
ちビット線BL2の電位は、この読出し動作を開始する
前の動作で、プルアップ回路2aの電圧降下用のトラン
ジスタQ23によって電源電位Vccに対しトランジス
タQ23のしきい値電圧(Vtb)分だけ低い電位(V
cc−Vtb)にプルアップされており、読出し動作
時、この電位から低レベルへと低下し始めるので、ビッ
ト線BL2の電位がトランジスタQ21のしきい値電圧
(Vta)を越えて低下するまでの時間が、電源電位V
ccから低下し始める従来例に比べて速くなり、トラン
ジスタQ21がオンするまでの時間、従ってビット線B
L1を電源電位Vccレベルにアップする時間を速くす
ることができる。
【0021】具体的には、低レベルの読出し時間2.9
nsに対し高レベルの読出し時間を3.7nsとするこ
とができ、これらの読出し時間の差も小さくすることが
できる。
nsに対し高レベルの読出し時間を3.7nsとするこ
とができ、これらの読出し時間の差も小さくすることが
できる。
【0022】この実施の形態において、ビット線BL1
が低レベルから高レベルへ、ビット線BL2が高レベル
から低レベルへと変化するときのセンス増幅回路1のレ
ベル遷移状態をみると、まず、ビット線BL2の低レベ
ルへの変化によりNANDゲートG2の出力が高レベル
となり、続いてビット線BL1の高レベルへの変化によ
りNANDゲートG1の出力が低レベルへと変化してレ
ベル変化の最終状態となる。この低レベルのデータがイ
ンバータIV1でレベル反転されて高レベルとして出力
される。また、ビット線BL1が高レベルから低レベル
へと変化するとき(BL2はこの逆)のレベル遷移状態
をみると、まず、ビット線BL1の低レベルへの変化に
よりNANDゲートG1の出力が高レベルへと変化し、
この高レベルのデータがインバータIV1でレベル反転
されて低レベルのデータとして出力される。しかしこの
とき、レベル変化の最終状態とはなっていない。この
後、ビット線BL2の高レベルへの変化によりNAND
ゲートG2の出力が低レベルへと変化し、レベル変化の
最終状態となる。
が低レベルから高レベルへ、ビット線BL2が高レベル
から低レベルへと変化するときのセンス増幅回路1のレ
ベル遷移状態をみると、まず、ビット線BL2の低レベ
ルへの変化によりNANDゲートG2の出力が高レベル
となり、続いてビット線BL1の高レベルへの変化によ
りNANDゲートG1の出力が低レベルへと変化してレ
ベル変化の最終状態となる。この低レベルのデータがイ
ンバータIV1でレベル反転されて高レベルとして出力
される。また、ビット線BL1が高レベルから低レベル
へと変化するとき(BL2はこの逆)のレベル遷移状態
をみると、まず、ビット線BL1の低レベルへの変化に
よりNANDゲートG1の出力が高レベルへと変化し、
この高レベルのデータがインバータIV1でレベル反転
されて低レベルのデータとして出力される。しかしこの
とき、レベル変化の最終状態とはなっていない。この
後、ビット線BL2の高レベルへの変化によりNAND
ゲートG2の出力が低レベルへと変化し、レベル変化の
最終状態となる。
【0023】すなわち、このセンス増幅回路1は、ビッ
ト線BL1の高レベルへの変化によってレベル遷移時の
最終状態が決定されると共にこの最終状態のデータのレ
ベルが出力される。一方、ビット線BL1の低レベルへ
の変化は直ちに出力データのレベル変化として現れ、こ
のときレベル遷移の最終状態には至っていない。つま
り、ビット線BL1の高レベルへの変化を高速化するの
が読出し動作の高速化につながり、ビット線BL2の高
レベルへの変化は、出力データの高速化には直接影響し
ない。従って、ビット線BL1側を電源電位Vccより
低い電位(Vcc−Vtb)にプルアップする必要がな
く、出力データのレベルを決定するビット線BL1の高
レベルを電源電位Vccとすることができるので、セン
ス増幅回路1への入力データのノイズに対する余裕を大
きくすることができる。
ト線BL1の高レベルへの変化によってレベル遷移時の
最終状態が決定されると共にこの最終状態のデータのレ
ベルが出力される。一方、ビット線BL1の低レベルへ
の変化は直ちに出力データのレベル変化として現れ、こ
のときレベル遷移の最終状態には至っていない。つま
り、ビット線BL1の高レベルへの変化を高速化するの
が読出し動作の高速化につながり、ビット線BL2の高
レベルへの変化は、出力データの高速化には直接影響し
ない。従って、ビット線BL1側を電源電位Vccより
低い電位(Vcc−Vtb)にプルアップする必要がな
く、出力データのレベルを決定するビット線BL1の高
レベルを電源電位Vccとすることができるので、セン
ス増幅回路1への入力データのノイズに対する余裕を大
きくすることができる。
【0024】この実施の形態では、センス増幅回路1を
NANDゲートG1,G2によるフリップフロップ回路
を含む回路としたが、フリップフロップ回路を含まない
通常の増幅回路(例えばビット線BL1にインバータ2
個を縦続接続した回路)であってもよい。この場合ビッ
ト線BL1のレベルがそのまま出力されるが、読出し動
作の高速化及び耐ノイズ性は上記実施の形態と同様であ
る。
NANDゲートG1,G2によるフリップフロップ回路
を含む回路としたが、フリップフロップ回路を含まない
通常の増幅回路(例えばビット線BL1にインバータ2
個を縦続接続した回路)であってもよい。この場合ビッ
ト線BL1のレベルがそのまま出力されるが、読出し動
作の高速化及び耐ノイズ性は上記実施の形態と同様であ
る。
【0025】図3及び図4はそれぞれ本発明の第2及び
第3の実施の形態を示す回路図である。
第3の実施の形態を示す回路図である。
【0026】図3においては、プルアップ回路2bの電
圧降下素子を、コレクタ及びベースを接続したバイポー
ラトランジスタQ24とし、図4においては、プルアッ
プ回路2cの電圧降下素子を、ドレイン及びゲートを接
続したnチャネル型のトランジスタQ25としたもので
ある。
圧降下素子を、コレクタ及びベースを接続したバイポー
ラトランジスタQ24とし、図4においては、プルアッ
プ回路2cの電圧降下素子を、ドレイン及びゲートを接
続したnチャネル型のトランジスタQ25としたもので
ある。
【0027】これら第2及び第3の実施の形態において
も、第1の実施の形態と同様の効果があることは言うま
でもない。
も、第1の実施の形態と同様の効果があることは言うま
でもない。
【0028】なお、これら第1〜第3の実施の形態にお
いて、プルアップ回路2a〜2c内の直列接続されてい
るトランジスタQ22と電圧降下素子(Q23〜Q2
5)との接続順を入れ換えてもよい。また、これら第1
〜第3の実施の形態において、ビット線BL2と接続す
る(ゲートを)センス増幅回路1のpチャネル型のトラ
ンジスタのしきい値電圧の絶対値を、プルアップ回路2
a〜2cの電圧降下素子(Q23〜Q25)の電圧降下
量より小さくすると、このpチャネル型のトランジスタ
に微小ながらオン電流が流れるので、このpチャネル型
のトランジスタのしきい値電圧の絶対値は電圧降下素子
(Q23〜Q25)の電圧降下量より大きくする方が望
ましい。
いて、プルアップ回路2a〜2c内の直列接続されてい
るトランジスタQ22と電圧降下素子(Q23〜Q2
5)との接続順を入れ換えてもよい。また、これら第1
〜第3の実施の形態において、ビット線BL2と接続す
る(ゲートを)センス増幅回路1のpチャネル型のトラ
ンジスタのしきい値電圧の絶対値を、プルアップ回路2
a〜2cの電圧降下素子(Q23〜Q25)の電圧降下
量より小さくすると、このpチャネル型のトランジスタ
に微小ながらオン電流が流れるので、このpチャネル型
のトランジスタのしきい値電圧の絶対値は電圧降下素子
(Q23〜Q25)の電圧降下量より大きくする方が望
ましい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第2のプ
ルアップ回路を、第1のプルアップ回路の第1のプルア
ップ電位より低い第2のプルアップ電位に第2のビット
線をプルアップする回路とすることにより、高レベルデ
ータの読出し動作時に、第1のプルアップ回路のpチャ
ネル型のトランジスタのゲート電位である第2のビット
線の電位がこのpチャネル型のトランジスタのしきい値
電圧になるまでの時間を短縮することができるので、読
出し動作を高速化することができ、かつ、第1のビット
線のプルアップ電位を電源電位レベルの高レベルとする
ことができるので、センス増幅回路への入力データのノ
イズ等に対する余裕を大きくとることができ、センス増
幅回路に対するノイズ等の悪影響を防止することができ
る効果がある。
ルアップ回路を、第1のプルアップ回路の第1のプルア
ップ電位より低い第2のプルアップ電位に第2のビット
線をプルアップする回路とすることにより、高レベルデ
ータの読出し動作時に、第1のプルアップ回路のpチャ
ネル型のトランジスタのゲート電位である第2のビット
線の電位がこのpチャネル型のトランジスタのしきい値
電圧になるまでの時間を短縮することができるので、読
出し動作を高速化することができ、かつ、第1のビット
線のプルアップ電位を電源電位レベルの高レベルとする
ことができるので、センス増幅回路への入力データのノ
イズ等に対する余裕を大きくとることができ、センス増
幅回路に対するノイズ等の悪影響を防止することができ
る効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図2】図1に示された実施の形態の動作及び効果を説
明するためのビット線電圧の波形図である。
明するためのビット線電圧の波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図5】従来の半導体記憶装置の第1の例を示す回路図
である。
である。
【図6】従来の半導体記憶装置の第2の例を示す回路図
である。
である。
【図7】図6に示された半導体記憶装置の動作を説明す
るためのビット線電圧の波形図である。
るためのビット線電圧の波形図である。
1 センス増幅回路 2,2a〜2c,2x プルアップ回路 BL1,BL2 ビット線 G1,G2 NANDゲート MC1〜MCm メモリセル Q1〜Q6,Q21〜Q25 トランジスタ
Claims (7)
- 【請求項1】 nチャネル型のトランジスタを駆動用ト
ランジスタとするフリップフロップ型の複数のメモリセ
ルを配列したメモリセル列と、前記複数のメモリセルそ
れぞれと対応して設けられ選択レベルのとき対応するメ
モリセルを選択状態とする複数のワード線と、前記メモ
リセル列の選択状態のメモリセルの記憶データを相補型
として伝達する対をなす第1及び第2のビット線と、こ
れら第1及び第2のビット線間の差電圧を検知し増幅し
て出力するセンス増幅器と、前記第2のビット線の電位
に従って前記第1のビット線を第1の電位の高レベルに
プルアップする第1のプルアップ回路と、前記第1のビ
ット線の電位に従って前記第2のビット線を前記第1の
電位より所定の電位だけ低い第2の電位の高レベルにプ
ルアップする第2のプルアップ回路とを有することを特
徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 第1のプルアップ回路が、ソースに高電
位側の電源電位を受けドレインを第1のビット線と接続
しゲートを第2のビット線と接続するpチャネル型の第
1のトランジスタから成り、第2のプルアップ回路を、
ドレインを前記第2のビット線と接続しゲートを前記第
1のビット線と接続するpチャネル型の第2のトランジ
スタと、一端をこの第2のトランジスタのソースと接続
し他端に前記高電位側の電源電位を受けて所定の電圧だ
け降下させて前記第2のトランジスタのソースに伝達す
る電圧降下素子とを備えた回路とした請求項1記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項3】 電圧降下素子を、ダイオード素子とした
請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 ダイオード素子を、ダイオード,コレク
タ及びベースを接続したバイポーラトランジスタ,並び
にドレイン及びゲートを接続した電界効果トランジスタ
の1つとした請求項3記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 第2のプルアップ回路を、一端を第2の
ビット線と接続する電圧降下素子と、ドレインを前記電
圧降下素子の他端と接続しソースに高電位側の電源電位
を受けゲートを第1のビット線と接続するpチャネル型
の第2のトランジスタとを備えた回路とした請求項2記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 センス増幅器を、第1及び第2のビット
線から相補型のデータを受けてそのレベルに変化に応じ
て出力するデータのレベルを変化させるデータ出力部を
含み、このデータ出力部から出力されるデータの高レベ
ル,低レベルのうちの一方から他方へのレベル変化時の
最終レベルが、前記第1のビット線の高レベルのデータ
によって決定される回路とした請求項1記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項7】 センス増幅器のデータ出力部を、第1の
入力端を第1のビット線と接続する2入力型の第1のN
ANDゲートと、第1の入力端を第2のビット線と接続
し第2の入力端を前記第1のNANDゲートの出力端と
接続し出力端を前記第1のNANDゲートの第2の入力
端と接続する2入力型の第2のNANDゲートとを備
え、前記第1のNANDゲートの出力端をデータ出力端
とする回路とした請求項6記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266922A JP2842816B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 半導体記憶装置 |
TW085112562A TW305074B (ja) | 1995-10-16 | 1996-10-15 | |
KR1019960047333A KR100255542B1 (ko) | 1995-10-16 | 1996-10-16 | 구동 n-채널 트랜지스터를 갖는 플립-플롭 회로 타입의 스태틱 반도체 메모리 |
US08/732,147 US5959901A (en) | 1995-10-16 | 1996-10-16 | Static semiconductor memory of flip-flop circuit type with driving N-channel transistors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7266922A JP2842816B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09115289A JPH09115289A (ja) | 1997-05-02 |
JP2842816B2 true JP2842816B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17437548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7266922A Expired - Lifetime JP2842816B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 半導体記憶装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5959901A (ja) |
JP (1) | JP2842816B2 (ja) |
KR (1) | KR100255542B1 (ja) |
TW (1) | TW305074B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172935B1 (en) | 1997-04-25 | 2001-01-09 | Micron Technology, Inc. | Synchronous dynamic random access memory device |
US6119249A (en) * | 1998-03-27 | 2000-09-12 | Cypress Semiconductor Corp. | Memory devices operable in both a normal and a test mode and methods for testing same |
US6759427B2 (en) * | 2001-04-20 | 2004-07-06 | Spectrum Pharmaceuticals, Inc. | Synthesis and methods of use of tetrahydroindolone analogues and derivatives |
JP4580784B2 (ja) * | 2005-03-09 | 2010-11-17 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法 |
CN112259136B (zh) * | 2020-10-20 | 2021-09-07 | 海光信息技术股份有限公司 | 内存运算电路及芯片结构 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753887A (en) * | 1980-09-16 | 1982-03-31 | Fujitsu Ltd | Sense amplifying circuit of semiconductor memory |
JPS639095A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Toshiba Corp | スタテイツク型半導体メモリ |
US4866674A (en) * | 1988-02-16 | 1989-09-12 | Texas Instruments Incorporated | Bitline pull-up circuit for a BiCMOS read/write memory |
JPH04102294A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-03 | Toshiba Corp | スタティック型メモリ装置 |
US5229967A (en) * | 1990-09-04 | 1993-07-20 | Nogle Scott G | BICMOS sense circuit for sensing data during a read cycle of a memory |
JP3181759B2 (ja) * | 1993-06-10 | 2001-07-03 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置 |
JP3606951B2 (ja) * | 1995-06-26 | 2005-01-05 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体記憶装置 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP7266922A patent/JP2842816B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-10-15 TW TW085112562A patent/TW305074B/zh active
- 1996-10-16 KR KR1019960047333A patent/KR100255542B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-10-16 US US08/732,147 patent/US5959901A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09115289A (ja) | 1997-05-02 |
KR100255542B1 (ko) | 2000-05-01 |
TW305074B (ja) | 1997-05-11 |
KR970023436A (ko) | 1997-05-30 |
US5959901A (en) | 1999-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980922 |