JP2839638B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
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- Inverter Devices (AREA)
Description
機を制御するエレベータの制御装置に係り、特に、非常
運動に供する直流電源の接続位置の改善に関する。
制御装置を用意せずに、主制御装置の主回路をそのまま
使用する方式が多く採用されるようになってきた。
の従来の制御装置の主回路構成を示したものである。同
図において、三相交流電源R,S,Tに、遮断器1を介し
て、コンバータとしての三相全波整流回路2が接続され
ている。この三相全波整流回路2の直流側には、脈流を
平滑するための平滑コンデンサ3と、平滑された直流を
可変電圧、可変周波数の交流に変換するインバータ4が
接続され、このインバータの交流出力がエレベータ駆動
用の誘導電動機5に供給される。また、停電時等の非常
運転のための蓄電池6が、開閉器としての接触器7を介
して、三相全波整流回路2の直流側に接続されている。
すると、蓄電池6によって平滑コンデンサ3が充電され
る共に、インバータ4に直流電力が供給される。
で、三相全波整流回路2の直流側に蓄電池6を接続した
ものであるが、交流電源の代替という考え方もある。
整流回路2の交流側の2線間に、接触器7を介して、蓄
電池6を接続している。これは、非常運転するときに接
触器7を閉成すると、三相全波整流回路2を介して、平
滑コンデンサ3が充電されると共に、インバータ4に直
流電力が供給される。
は、非常用の蓄電池6を接続すると否とに拘らず、電源
の投入時に過大な突入電流が流れないように、予備充電
回路を設けている。
流電源側に接続器9を設ける一方、三相全波整流回路2
と平滑コンデンサ3を接続する主回路系統に限流抵抗器
8および接触器10を並列接続してなる予備充電回路を設
けている。また、接触器9の常閉接点9B,接触器10の常
閉接点10B、放電抵抗器11の直列接続回路を平滑コンデ
ンサ3に並列接続したものである。これは、接触器9お
よび接触器10の両方が開放する図示した状態で平滑コン
デンサ3を放電状態にする。非常運動時には、接触器10
を開放したまま接触器9を閉成し、限流抵抗器8を通し
て平滑コンデンサ3を充電する。そして、接触器9を閉
成してから所定の時間を経過した後、あるいは、平滑コ
ンデンサ3の両端電圧が所定のレベルになった段階で接
触器10を閉成し、インバータ4へ電力を供給する際の限
流抵抗器8によるジュール損失を防止している。
2の交流側に接触器9を設け、さらに、この接触器9と
三相全波整流回路2とを接続する3本の電源線のうちの
2本にそれぞれ限流抵抗8を設けている。また、接触器
9の交流電源側と三相全波整流回路2の交流入力端間に
接触器10を接続している。さらにまた、接触器9の常閉
接点9B,接触器10の常閉接点10B、放電抵抗器11の直列接
続回路を平滑コンデンサ3に並列接続している。これ
も、接触器10を開放した状態で接触器9を閉成し、限流
抵抗器8を介して平滑コンデンサ3を充電する。その
後、接触器10を閉成して、限流抵抗器8によるジュール
損失を防止している。
も停電が発生すると接触器9、10を開放し、その途端に
平滑コンデンサ3を放電させるようになっている。
おいては、平滑コンデンサ3の両端に接続し、第5図で
は三相全波整流回路2の交流端子に接続している。この
蓄電池接続方法、予備充電回路を有する第6図の制御装
置に適用すると、蓄電池6の出力電圧と、平滑コンデン
サ3の静電容量とに比例した突入電流が流れて平滑コン
デンサ3の特性を劣化させることがあった。また、第7
図の制御装置に適用すると、三相全波整流回路2を構成
する整流素子を破壊させることがあった。
もので、直流電源を接続した場合の突入電流を低く抑
え、これによって平滑コンデンサの特性劣化や整流素子
の破壊を防止することのできるエレベータの制御装置を
得ることを目的とする。
流側に、平滑コンデンサと、平滑された直流を交流に交
換してエレベータ駆動電動機に供給するインバータとを
接続してなるエレベータの制御装置において、平滑コン
デンサの充電経路に接続された限流抵抗器と、限流抵抗
器よりも交流電源側の主回路系統に接続された直流電源
と、平滑コンデンサに並列接続された放電抵抗器と、直
流電源の接続経路に直列接続された常開接点及び放電抵
抗器に直列接続された常閉接点を有し、非常時に動作す
る第1の開閉手段と、限流抵抗器に並列接続された常開
接点及び放電抵抗器に直列接続された常閉接点を有し、
第1の開閉手段よりも遅れて動作する第2の開閉手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
源を、限流用抵抗器よりも交流電源側の主回路系統に接
続し、かつ、限流抵抗器に並列接続された第2の開閉手
段の常開接点を、直流電源の接続経路に接続された第1
の開閉手段の常開接点よりも遅らせて閉動作させるの
で、直流電源を接続した場合でも突入電流を低く抑える
ことができる。
抗器の接続回路が、直流電源を接続するための第1の開
閉手段の常開接点により開放されるので、第1の開閉手
段が動作してから第2の開閉手段が動作するまで、放電
抵抗器に電流が流れて電力損失が生じるという事態を未
然に防止することができる。
中、第6図と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の
要素を示している。そして、限流抵抗器8および第2の
開閉手段としての接触器10の常開接点(以下、単に接触
器10と略記する)でなる予備充電回路と三相全波整流回
路2との間の正、負電源線に、第1の開閉手段としての
接触器7の常開接点(以下、単に接触器7と略記する)
を介して、蓄電池6を接続した点、並びに、前述の接触
器9の常閉接点9B、接触器10の常閉接点10B、および放
電抵抗器11の直列接続回路に接触器7の常閉接点7Bを直
列接続し、この回路を平滑コンデンサ3に並列接続した
点が第6図と異なっている。
ち、接触器7、接触器9,10の開放中は、接点7B,9B,10B
および放電抵抗器11の直列接続回路によって平滑コンデ
ンサ3の電荷は放電する。
7および接触器10を開放した状態で接触器9を閉成す
る。このとき、三相全波整流回路2によって整流された
脈流が、限流抵抗器8を介して、平滑コンデンサ3に流
れ込み、ここで平滑された直流がインバータ4に供給さ
れる。この場合、突入電流は限流抵抗器8によって低く
抑えられる。その後、接触器10を閉成させて三相全波整
流回路2の出力を直接平滑コンデンサ3に印加する。こ
こで、停電が発生すると接触器9は開放するので、平滑
コンデンサ3の電荷は放電抵抗器11を介して放電する。
触器10を開放したまま接触器7を閉成させる。この時、
蓄電池6の出力電流は限流抵抗8を介して平滑コンデン
サ3に流れ込む。その後、一定の時間を経過するか、あ
るいは、平滑コンデンサ3の両端電圧が所定のレベルを
越えた段階で接触器10を閉成させる。従って、蓄電池6
によって運転する場合も、交流電源で運転すると同様に
突入電流が低く抑えられる。
まない従来の制御装置にあっては、接触器7を閉成して
から接触器10を閉成する間、蓄電池6からの電流が平滑
コンデンサ3と放電抵抗器11とに分流して電力損失を生
じる。しかし、この実施例においては、接触器7の常閉
接点によって放電抵抗器11の回路を遮断するので、この
電力損失を零にすることができる。
図中、第1図と同一の符号を付したものはそれぞれ同一
の要素を示している。第1図では、蓄電池6および接触
器7の直列接続回路を、三相全波整流回路2の直流出力
電源線間に接続しているが、ここでは、三相全波整流回
路2の交流電源線間に接続している。この場合、接触器
7の出力は三相全波整流回路2を介して平滑コンデンサ
3およびインバータ4に供給されるけれども、接触器7
および接触器10を上記実施例と同様に閉成させることに
より、同じく突入電流を低く抑えることができる。
であり、限流抵抗器8および接触器10でなる予備充電回
路が三相全波整流回路2の交流電源側に設けられている
場合、蓄電池6および接触器7の直列接続回路を、限流
抵抗器8の交流電源側に接続したものである。このよう
に構成した場合も、上述したと同様、突入電流を低く抑
えることができる。
する場合について説明したが、他の直流電源を用いる場
合にも本発明を適用できることは言うまでもない。
ば、非常時に運転するための直流電源を、限流用抵抗器
よりも交流電源側の主回路系統に接続し、かつ、限流抵
抗器に並列接続された第2の開閉手段の常開接点を、直
流電源の接続経路に直列接続された第1の開閉手段の常
開接点よりも遅らせて閉動作させるので、直流電源を接
続した場合でも突入電流を低く抑えることができる。
抗器の接続回路が、第1の開閉手段の常開接点により開
放されるので、第1の開閉手段が動作してから第2の開
閉手段が動作するまで、放電抵抗器に電流が流えて電力
損失を生じるという事態を未然に防止することができ
る。
図は他の実施例の構成を示す回路図、第3図はもう一つ
他の実施例の構成を示す回路図、第4図乃至第7図は従
来のエレベータの制御装置の各種構成例を示す回路図で
ある。 1……遮断器、2……三相全波整流回路、3……平滑コ
ンデンサ、4……インバータ、5……誘導電動機、6…
…蓄電池、7,9,10……接触器、8……限流抵抗器、11…
…放電抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源電圧を整流するコンバータの直流
側に、平滑コンデンサと、平滑された直流を交流に変換
してエレベータ駆動電動機に供給するインバータとを接
続してなるエレベータの制御装置において、 前記平滑コンデンサの充電経路に接続された限流抵抗器
と、 前記限流抵抗器よりも交流電源側の主回路系統に接続さ
れた直流電源と、 前記平滑コンデンサに並列接続された放電抵抗器と、 前記直流電源の接続経路に直列接続された常開接点及び
前記放電抵抗器に直列接続された常閉接点を有し、非常
時に動作する第1の開閉手段と、 前記限流抵抗器に並列接続された常開接点及び前記放電
抵抗器に直列接続された常閉接点を有し、前記第1の開
閉手段よりも遅れて動作する第2の開閉手段と、 を備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120683A JP2839638B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120683A JP2839638B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | エレベータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0417595A JPH0417595A (ja) | 1992-01-22 |
JP2839638B2 true JP2839638B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=14792367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2120683A Expired - Lifetime JP2839638B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839638B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008161002A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Ihi Corp | モータ駆動用電源装置 |
JP5226253B2 (ja) * | 2007-06-27 | 2013-07-03 | 株式会社日立産機システム | インバータ装置、インバータ装置の回生回路及び回生方法 |
JP5705178B2 (ja) * | 2012-07-30 | 2015-04-22 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置、電源切替装置、住宅及び電力変換方法 |
JP6821621B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-01-27 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 予備充電制御装置および無停電電源装置 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP2120683A patent/JP2839638B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0417595A (ja) | 1992-01-22 |
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