JP2837854B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放電灯を高周波点灯制御する放電灯点灯装
置に関する。
置に関する。
[従来の技術] インバータ回路を有する電子安定器を使用して放電灯
例えば蛍光灯を高周波点灯させるものでは、蛍光灯が寿
命末期になるとフイラメントの放電活性化物質が消耗
し、放電が不安定になるためランプ電流が増加し、その
結果インバータ回路に流れる電流が増加し発振用スイッ
チングトランジスタ等に好ましくない負荷がかかる。
例えば蛍光灯を高周波点灯させるものでは、蛍光灯が寿
命末期になるとフイラメントの放電活性化物質が消耗
し、放電が不安定になるためランプ電流が増加し、その
結果インバータ回路に流れる電流が増加し発振用スイッ
チングトランジスタ等に好ましくない負荷がかかる。
このため従来は、特開昭56−42996号公報に見られる
ように、寿命末期になってランプ電流が増加し、それに
より蛍光灯のフイラメントが切れるとそれを検出してイ
ンバータ回路の発振動作を停止させるものが知られてい
る。
ように、寿命末期になってランプ電流が増加し、それに
より蛍光灯のフイラメントが切れるとそれを検出してイ
ンバータ回路の発振動作を停止させるものが知られてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしこのように蛍光灯のフイラメントの断線を検出
してインバータの発振動作を停止させるものでは、イン
バータ回路に大きな電流が比較的長い時間わたって流れ
続けるため発振用スイッチングトランジスタ等にそれだ
け長い時間過電流が流れることになり、回路部品の寿命
を短くし、ひいては回路部品が破損する虞れがあった。
してインバータの発振動作を停止させるものでは、イン
バータ回路に大きな電流が比較的長い時間わたって流れ
続けるため発振用スイッチングトランジスタ等にそれだ
け長い時間過電流が流れることになり、回路部品の寿命
を短くし、ひいては回路部品が破損する虞れがあった。
そこで本発明は、放電灯が寿命末期になると直ちにイ
ンバータ回路の発振動作を停止することができ、発振用
スイッチングトランジスタ等の回路部品の寿命低下や破
損を確実に防止できる放電灯点灯装置を提供しようとす
るものである。
ンバータ回路の発振動作を停止することができ、発振用
スイッチングトランジスタ等の回路部品の寿命低下や破
損を確実に防止できる放電灯点灯装置を提供しようとす
るものである。
また、インバータ回路によって複数の放電灯を点灯さ
せる場合に、例えばその内1本が寿命末期になっても残
りの放電灯が正常な場合には1本の寿命末期のために残
りの放電灯もすべて点灯できないようにしたのでは不合
理である。
せる場合に、例えばその内1本が寿命末期になっても残
りの放電灯が正常な場合には1本の寿命末期のために残
りの放電灯もすべて点灯できないようにしたのでは不合
理である。
そこで請求項(2)記載の発明は、複数本の放電灯を
点灯制御するものにおいて、寿命末期になった放電灯の
ためにインバータ回路の発振動作が停止されてもその寿
命末期の放電灯を取外すことによってインバータ回路を
動作させることができ、残りの放電灯を確実に点灯制御
できる放電灯点灯装置を提供しようとするものである。
点灯制御するものにおいて、寿命末期になった放電灯の
ためにインバータ回路の発振動作が停止されてもその寿
命末期の放電灯を取外すことによってインバータ回路を
動作させることができ、残りの放電灯を確実に点灯制御
できる放電灯点灯装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)記載の発明は、発振用スイッチングトラ
ンジスタ及び電流帰還トランスを設け、高周波を発振す
るインバータ回路からの高周波をチョークコイルを介し
てフイラメントを有する放電灯に供給し、その放電灯を
高周波点灯する放電灯点灯装置において、放電灯のフイ
ラメントに予熱電流を流す予熱回路の電流を検出する電
流検出手段と、この電流検出手段が検出する電流量によ
り、放電灯の寿命末期を判定し、寿命末期の判定結果を
保持する寿命判定手段と、電流検出手段が検出する電流
量により、放電灯の装着の有無を判断する判断手段と、
寿命判定手段による寿命判定結果が寿命末期のとき、イ
ンバータ回路の発振動作を一定期間停止させる停止制御
手段と、この停止制御手段による一定期間の停止制御が
終了すると、インバータ回路を起動制御する起動手段と
を備え、起動手段によるインバータ回路の起動制御後、
寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、かつ、
判断手段が放電灯の装着有りを判断していると、停止制
御手段によるインバータ回路の発振動作の停止制御を再
度行い、起動手段によるインバータ回路の起動制御後、
寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、かつ、
判断手段が放電灯の装着無しを判断していると、寿命判
定手段が保持している寿命末期の判定結果を消去するこ
とにある。
ンジスタ及び電流帰還トランスを設け、高周波を発振す
るインバータ回路からの高周波をチョークコイルを介し
てフイラメントを有する放電灯に供給し、その放電灯を
高周波点灯する放電灯点灯装置において、放電灯のフイ
ラメントに予熱電流を流す予熱回路の電流を検出する電
流検出手段と、この電流検出手段が検出する電流量によ
り、放電灯の寿命末期を判定し、寿命末期の判定結果を
保持する寿命判定手段と、電流検出手段が検出する電流
量により、放電灯の装着の有無を判断する判断手段と、
寿命判定手段による寿命判定結果が寿命末期のとき、イ
ンバータ回路の発振動作を一定期間停止させる停止制御
手段と、この停止制御手段による一定期間の停止制御が
終了すると、インバータ回路を起動制御する起動手段と
を備え、起動手段によるインバータ回路の起動制御後、
寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、かつ、
判断手段が放電灯の装着有りを判断していると、停止制
御手段によるインバータ回路の発振動作の停止制御を再
度行い、起動手段によるインバータ回路の起動制御後、
寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、かつ、
判断手段が放電灯の装着無しを判断していると、寿命判
定手段が保持している寿命末期の判定結果を消去するこ
とにある。
請求項(2)記載の発明は、発振用スイッチングトラ
ンジスタ及び電流帰還トランジスタを設け、高周波を発
振するインバータ回路からの高周波をそれぞれチョーク
コイルを介してフイラメントを有する複数の放電灯に供
給し、その各放電灯を高周波点灯する放電灯点灯装置に
おいて、各放電灯のフイラメントに予熱電流を流す予熱
回路の電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手
段が検出する電流量により、各放電灯の寿命末期をそれ
ぞれ判定し、寿命末期の判定結果をそれぞれ保持する寿
命判定手段と、電流検出手段が検出する電流量により、
各放電灯の装着の有無をそれぞれ判断する判断手段と、
寿命判定手段による各放電灯の寿命判定結果が1つでも
寿命末期のとき、インバータ回路の発振動作を一定期間
停止させる停止制御手段と、この停止制御手段による一
定期間の停止制御が終了すると、インバータ回路を起動
制御する起動手段とを備え、起動手段によるインバータ
回路の起動制御後、寿命判定手段に1つでも寿命末期の
判定結果が保持され、かつ、寿命判定手段が寿命末期を
判定した放電灯に対して判断手段が装着有りを判断して
いると、停止制御手段によるインバータ回路の発振動作
の停止制御を再度行い、起動手段によるインバータ回路
の起動制御後、寿命判定手段に1つでも寿命末期の判定
結果が保持され、かつ、寿命判定手段が寿命末期を判定
した放電灯に対して判断手段が装着無しを判断している
と、寿命判定手段が保持しているその放電灯に対する寿
命末期の判定結果を消去することにある。
ンジスタ及び電流帰還トランジスタを設け、高周波を発
振するインバータ回路からの高周波をそれぞれチョーク
コイルを介してフイラメントを有する複数の放電灯に供
給し、その各放電灯を高周波点灯する放電灯点灯装置に
おいて、各放電灯のフイラメントに予熱電流を流す予熱
回路の電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手
段が検出する電流量により、各放電灯の寿命末期をそれ
ぞれ判定し、寿命末期の判定結果をそれぞれ保持する寿
命判定手段と、電流検出手段が検出する電流量により、
各放電灯の装着の有無をそれぞれ判断する判断手段と、
寿命判定手段による各放電灯の寿命判定結果が1つでも
寿命末期のとき、インバータ回路の発振動作を一定期間
停止させる停止制御手段と、この停止制御手段による一
定期間の停止制御が終了すると、インバータ回路を起動
制御する起動手段とを備え、起動手段によるインバータ
回路の起動制御後、寿命判定手段に1つでも寿命末期の
判定結果が保持され、かつ、寿命判定手段が寿命末期を
判定した放電灯に対して判断手段が装着有りを判断して
いると、停止制御手段によるインバータ回路の発振動作
の停止制御を再度行い、起動手段によるインバータ回路
の起動制御後、寿命判定手段に1つでも寿命末期の判定
結果が保持され、かつ、寿命判定手段が寿命末期を判定
した放電灯に対して判断手段が装着無しを判断している
と、寿命判定手段が保持しているその放電灯に対する寿
命末期の判定結果を消去することにある。
[作用] 請求項(1)記載の発明においては、放電灯が寿命末
期になってフイラメントの放電活性物質が消耗して放電
が起りにくくなると予熱回路に流れる電流が増加する。
この電流増加が電流検出手段によって検出され、寿命判
定手段により寿命末期が判定され、その結果が保持さ
れ、インバータ回路の発振動作が一定期間停止される。
また、判断手段にて寿命末期と判定された放電灯の装着
の有無が判断される。そして、一定期間経過後に起動手
段によってインバータ回路が起動される。このとき、寿
命末期の放電灯がまだ装着されていれば再度インバータ
回路の発振動作が停止される。また、寿命末期の放電灯
が外されていれば寿命判定手段が保持している寿命末期
の判定結果が消去される。
期になってフイラメントの放電活性物質が消耗して放電
が起りにくくなると予熱回路に流れる電流が増加する。
この電流増加が電流検出手段によって検出され、寿命判
定手段により寿命末期が判定され、その結果が保持さ
れ、インバータ回路の発振動作が一定期間停止される。
また、判断手段にて寿命末期と判定された放電灯の装着
の有無が判断される。そして、一定期間経過後に起動手
段によってインバータ回路が起動される。このとき、寿
命末期の放電灯がまだ装着されていれば再度インバータ
回路の発振動作が停止される。また、寿命末期の放電灯
が外されていれば寿命判定手段が保持している寿命末期
の判定結果が消去される。
請求項(2)記載の発明においては、複数の放電灯の
うち1つでも寿命末期になるとそのときの電流増加が電
流検出手段によって検出され、寿命判定手段により寿命
末期になった放電灯の寿命末期が判定され、その結果が
保持され、インバータ回路の発振動作が一定期間停止さ
れる。また、判断手段にて寿命末期と判定された放電灯
の装着の有無が判断される。そして一定期間経過後に起
動手段によってインバータ回路が起動される。このと
き、寿命末期の放電灯がまだ装着されていれば再度イン
バータ回路の発振動作が停止される。また、寿命末期の
放電灯が外されていれば寿命判定手段が保持しているそ
の放電灯の寿命末期の判定結果が消去される。この結
果、インバータ回路の発振動作が継続され、残りの放電
灯は点灯を維持できる。
うち1つでも寿命末期になるとそのときの電流増加が電
流検出手段によって検出され、寿命判定手段により寿命
末期になった放電灯の寿命末期が判定され、その結果が
保持され、インバータ回路の発振動作が一定期間停止さ
れる。また、判断手段にて寿命末期と判定された放電灯
の装着の有無が判断される。そして一定期間経過後に起
動手段によってインバータ回路が起動される。このと
き、寿命末期の放電灯がまだ装着されていれば再度イン
バータ回路の発振動作が停止される。また、寿命末期の
放電灯が外されていれば寿命判定手段が保持しているそ
の放電灯の寿命末期の判定結果が消去される。この結
果、インバータ回路の発振動作が継続され、残りの放電
灯は点灯を維持できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように直流電源Eにインバータ回路CC1
を接続している。
を接続している。
前記インバータ回路CC1は、1対のNPN形発振用スイッ
チングトランジスタQ1,Q2及び電流帰還ベーストランスT
Bで構成されている。前記ベーストランスTBは1次巻線L
1及び2つの2次巻線L2,L3を有し、一方の2次巻線L2の
一端を抵抗R3を介して前記トランジスタQ1のベースに接
続し、他端をトランジスタQ1のエミッタとトランジスタ
Q2のコレクタとの接続点に接続している。また他方の2
次巻線L3の一端を抵抗R4を介して前記トランジスタQ2の
ベースに接続し、他端をトランジスタQ2のエミッタに接
続している。なお、前記各トランジスタQ1,Q2にはそれ
ぞれダイオードD1,D2が図示極性にて並列に接続されて
いる。前記ベーストランスTBの1次巻線L1は一端を前記
トランジスタQ1のエミッタとトランジスタQ2のコレクタ
との接続点に接続し、他端をそれぞれチョークコイルCH
1,CH2の一端に接続している。
チングトランジスタQ1,Q2及び電流帰還ベーストランスT
Bで構成されている。前記ベーストランスTBは1次巻線L
1及び2つの2次巻線L2,L3を有し、一方の2次巻線L2の
一端を抵抗R3を介して前記トランジスタQ1のベースに接
続し、他端をトランジスタQ1のエミッタとトランジスタ
Q2のコレクタとの接続点に接続している。また他方の2
次巻線L3の一端を抵抗R4を介して前記トランジスタQ2の
ベースに接続し、他端をトランジスタQ2のエミッタに接
続している。なお、前記各トランジスタQ1,Q2にはそれ
ぞれダイオードD1,D2が図示極性にて並列に接続されて
いる。前記ベーストランスTBの1次巻線L1は一端を前記
トランジスタQ1のエミッタとトランジスタQ2のコレクタ
との接続点に接続し、他端をそれぞれチョークコイルCH
1,CH2の一端に接続している。
前記チョークコイルCH1は他端は放電灯としての蛍光
灯H1のフイラメントF1の一端に接続され、また前記チョ
ークコイルCH2の他端は放電灯としての蛍光灯H2のフイ
ラメントF3の一端に接続されている。
灯H1のフイラメントF1の一端に接続され、また前記チョ
ークコイルCH2の他端は放電灯としての蛍光灯H2のフイ
ラメントF3の一端に接続されている。
前記蛍光灯H1の2つのフイラメントF1,F2の他端間に
は電流検出手段である予熱電流検出用トランスTF1の1
次巻線L4とコンデンサC1との直列回路が接続され予熱回
路Y1が形成されている。また前記蛍光灯H2の2つのフイ
ラメントF3,F4の他端間には電流検出手段である予熱電
流検出用トランスTF2の1次巻線L6とコンデンサC2との
直列回路が接続され予熱回路Y2が形成されている。
は電流検出手段である予熱電流検出用トランスTF1の1
次巻線L4とコンデンサC1との直列回路が接続され予熱回
路Y1が形成されている。また前記蛍光灯H2の2つのフイ
ラメントF3,F4の他端間には電流検出手段である予熱電
流検出用トランスTF2の1次巻線L6とコンデンサC2との
直列回路が接続され予熱回路Y2が形成されている。
前記各蛍光灯H1,H2のフイラメントF2,F4の一端は互い
に接続されるとともにコンデンサC3の一端とコンデンサ
C4の一端との接続点に接続されている。
に接続されるとともにコンデンサC3の一端とコンデンサ
C4の一端との接続点に接続されている。
前記コンデンサC3の他端は前記発振用トランジスタQ1
のコレクタと前記直流電源Eの正極端子との接続点に接
続され、前記コンデンサC4の他端は前記発振用トランジ
スタQ2のエミッタと前記直流電源Eの負荷端子との接続
点に接続されている。
のコレクタと前記直流電源Eの正極端子との接続点に接
続され、前記コンデンサC4の他端は前記発振用トランジ
スタQ2のエミッタと前記直流電源Eの負荷端子との接続
点に接続されている。
前記予熱電流検出用トランスTF1の2次巻線L5は端子K
1,K2を介してダイオードD3,D4,D5,D6からなる全波整流
回路DB1の入力端子に接続している。前記予熱電流検出
用トランスTF2の2次巻線L7は端子K3,K4を介してダイオ
ードD7,D8,D9,D10からなる全波整流回路DB2の入力端子
に接続している。
1,K2を介してダイオードD3,D4,D5,D6からなる全波整流
回路DB1の入力端子に接続している。前記予熱電流検出
用トランスTF2の2次巻線L7は端子K3,K4を介してダイオ
ードD7,D8,D9,D10からなる全波整流回路DB2の入力端子
に接続している。
前記全波整流回路DB1の出力端子の負極側は接地さ
れ、正極側はコンデンサC5と抵抗R5との並列回路を介し
て接地されるとともに抵抗R7を介して保護回路CC2を入
力端子I1に接続されている。また前記全波整流回路DB2
の出力端子の負極側は接地され、正極側はコンデンサC6
と抵抗R6との並列回路を介して接地されるとともに抵抗
R8を介して前記保護回路CC2のもう1つの入力端子I2に
接続されている。
れ、正極側はコンデンサC5と抵抗R5との並列回路を介し
て接地されるとともに抵抗R7を介して保護回路CC2を入
力端子I1に接続されている。また前記全波整流回路DB2
の出力端子の負極側は接地され、正極側はコンデンサC6
と抵抗R6との並列回路を介して接地されるとともに抵抗
R8を介して前記保護回路CC2のもう1つの入力端子I2に
接続されている。
前記インバータ回路CC1の発振用トランジスタQ1のベ
ースはNPN形制御用トランジスタQ3を介して接地されて
いる。そして前記トランジスタQ3のベース抵抗R2を介し
て前記保護回路CC2の出力端子O1に接続し、コレクタを
前記保護回路CC2のもう1つの出力端子O2に接続してい
る。なお、前記制御用トランジスタQ3のベース、エミッ
タ間には抵抗R1が接続されている。
ースはNPN形制御用トランジスタQ3を介して接地されて
いる。そして前記トランジスタQ3のベース抵抗R2を介し
て前記保護回路CC2の出力端子O1に接続し、コレクタを
前記保護回路CC2のもう1つの出力端子O2に接続してい
る。なお、前記制御用トランジスタQ3のベース、エミッ
タ間には抵抗R1が接続されている。
前記保護回路CC2は第2図に示すように、入力部にレ
ベル比較回路CC3;CC4及び蛍光灯1点灯確認回路CC5、蛍
光灯2点灯確認回路CC6を設け、前記入力端子I1から入
力を前記レベル比較回路CC3及び蛍光灯1点灯確認回路C
C5に供給するとともに前記入力端子I2からの入力を前記
レベル比較回路CC4及び蛍光灯2点灯確認回路CC6に供給
している。
ベル比較回路CC3;CC4及び蛍光灯1点灯確認回路CC5、蛍
光灯2点灯確認回路CC6を設け、前記入力端子I1から入
力を前記レベル比較回路CC3及び蛍光灯1点灯確認回路C
C5に供給するとともに前記入力端子I2からの入力を前記
レベル比較回路CC4及び蛍光灯2点灯確認回路CC6に供給
している。
前記レベル比較回路CC3及びCC4はそれぞれ予熱回路
Y1,Y2の電流が増加したときの入力端子I1,I2から入力さ
れる電圧のレベル上昇を検出するもので、その検出信号
S1,S2をそれぞれ寿命末期判定回路CC7及びCC8に供給し
ている。
Y1,Y2の電流が増加したときの入力端子I1,I2から入力さ
れる電圧のレベル上昇を検出するもので、その検出信号
S1,S2をそれぞれ寿命末期判定回路CC7及びCC8に供給し
ている。
前記点灯確認回路CC5及びCC6はそれぞれ入力端子I1,I
2からの信号によって蛍光灯H1及びH2が点灯しているか
否かを確認し、点灯を確認すると点灯確認信号S5及びS6
を出力するようにしている。
2からの信号によって蛍光灯H1及びH2が点灯しているか
否かを確認し、点灯を確認すると点灯確認信号S5及びS6
を出力するようにしている。
前記寿命末期判定回路CC7は前記レベル比較回路CC3か
ら検出信号S1の入力があるとその信号S1が連続して入力
される時間を測定し、その時間が予め設定された所定時
間以上になると寿命判定出力S7を送出するとともに判断
手段である判定結果回路CC9に寿命末期の判定結果を格
納するようになっている。また前記寿命末期判定回路CC
8は前記レベル比較回路CC4から検出信号S2の入力がある
とその信号S2が連続して入力される時間を測定し、その
時間が予め設定された所定時間以上になると寿命判定出
力S8を送出するとともに判断手段である判定結果回路CC
10に寿命末期の判定結果を格納するようになっている。
ら検出信号S1の入力があるとその信号S1が連続して入力
される時間を測定し、その時間が予め設定された所定時
間以上になると寿命判定出力S7を送出するとともに判断
手段である判定結果回路CC9に寿命末期の判定結果を格
納するようになっている。また前記寿命末期判定回路CC
8は前記レベル比較回路CC4から検出信号S2の入力がある
とその信号S2が連続して入力される時間を測定し、その
時間が予め設定された所定時間以上になると寿命判定出
力S8を送出するとともに判断手段である判定結果回路CC
10に寿命末期の判定結果を格納するようになっている。
前記寿命末期判定回路CC7及びCC8からの寿命判定出力
S7及びS8を4入力形のオアゲートG1にそれぞれ入力して
いる、前記各判定結果回路CC9,CC10は寿命末期の判定結
果を格納するとそれぞれ判定信号S9,S10を出力するよう
になっている。そして前記判定結果回路CC9からの信号S
9と前記蛍光灯1点灯確認回路CC5からの点灯確認信号S5
を2入力形のアンドゲートG2に入力している。また前記
判定結果回路CC10からの信号S10と前記蛍光灯2点灯確
認回路CC6からの点灯確認信号S6を2入力形のアンドゲ
ートG3に入力している。そして前記各アンドゲートG2,G
3の出力を前記オアゲートG1に入力している。
S7及びS8を4入力形のオアゲートG1にそれぞれ入力して
いる、前記各判定結果回路CC9,CC10は寿命末期の判定結
果を格納するとそれぞれ判定信号S9,S10を出力するよう
になっている。そして前記判定結果回路CC9からの信号S
9と前記蛍光灯1点灯確認回路CC5からの点灯確認信号S5
を2入力形のアンドゲートG2に入力している。また前記
判定結果回路CC10からの信号S10と前記蛍光灯2点灯確
認回路CC6からの点灯確認信号S6を2入力形のアンドゲ
ートG3に入力している。そして前記各アンドゲートG2,G
3の出力を前記オアゲートG1に入力している。
そして前記オアゲートG1の出力を停止制御手段を構成
する制御出力回路CC11及び制御出力タイマーCC12にそれ
ぞれ供給している。
する制御出力回路CC11及び制御出力タイマーCC12にそれ
ぞれ供給している。
前記制御出力回路CC11は前記オアゲートG1からの信号
に応動して前記出力端子O1にハイレベルな信号を出力さ
せるもので、この信号の出力時間は前記制御出力タイマ
ーCC12によって所定時間に制御されるようになってい
る。
に応動して前記出力端子O1にハイレベルな信号を出力さ
せるもので、この信号の出力時間は前記制御出力タイマ
ーCC12によって所定時間に制御されるようになってい
る。
前記制御出力タイマーCC12はまたオアゲートG1からの
信号入力によって前記制御出力回路CC11からのハイレベ
ル信号の出力時間を制御する時間と同じ時間、起動出力
回路CC13の動作を停止制御するようにしている。
信号入力によって前記制御出力回路CC11からのハイレベ
ル信号の出力時間を制御する時間と同じ時間、起動出力
回路CC13の動作を停止制御するようにしている。
前記両点灯確認回路CC5及びCC6はまた点灯確認信号S5
及びS6を2入力形ノアゲートG4に入力している。そして
前記ノアゲートG4からの信号を前記起動出力回路CC13に
供給している。
及びS6を2入力形ノアゲートG4に入力している。そして
前記ノアゲートG4からの信号を前記起動出力回路CC13に
供給している。
前記起動出力回路CC13は前記制御出力タイマーCC12に
よる動作停止制御が解除されている状態で前記ノアゲー
トG4からハイレベルな信号が入力される出力端子O2に前
記インバータ回路CC1を発振動作開始させるための起動
パルスを蛍光灯が点灯するまでくり返して出力するとと
もに、起動パルスをくり返して出力している間ハイレベ
ルを2入力形オアゲートG5,G6に信号を供給するように
なっている。
よる動作停止制御が解除されている状態で前記ノアゲー
トG4からハイレベルな信号が入力される出力端子O2に前
記インバータ回路CC1を発振動作開始させるための起動
パルスを蛍光灯が点灯するまでくり返して出力するとと
もに、起動パルスをくり返して出力している間ハイレベ
ルを2入力形オアゲートG5,G6に信号を供給するように
なっている。
前記各オアゲートG5,G6にはまた前記各点灯確認回路C
C5,CC6からのS5,S6の反転信号▲▼,▲▼がそ
れぞれ入力されている。そして前記オアゲートG5の出力
を前記判定結果回路CC9に供給するとともに前記オアゲ
ートG6の出力を前記判定結果回路CC10に供給している。
C5,CC6からのS5,S6の反転信号▲▼,▲▼がそ
れぞれ入力されている。そして前記オアゲートG5の出力
を前記判定結果回路CC9に供給するとともに前記オアゲ
ートG6の出力を前記判定結果回路CC10に供給している。
前記各判定結果回路CC9及びCC10は前記オアゲートG5,
G6からハイレベル信号が予め設定された規定時間入力さ
れると格納している寿命末期の判定結果を消去するよう
にしている。
G6からハイレベル信号が予め設定された規定時間入力さ
れると格納している寿命末期の判定結果を消去するよう
にしている。
このような構成の本実施例においては、電源投入時に
は両蛍光灯H1,H2が共に消灯しているので、起動出力回
路CC13が動作してインバータ回路CC1に起動パルスが供
給されて、インバータ回路CC1は発振動作を開始する。
しかして予熱回路Y1及びY2にそれぞ予熱電流が流れて蛍
光灯H1,H2のフイラメントF1,F2,F3,F4がそれぞれ予熱さ
れる。また各蛍光灯H1,H2のフイラメント間に高電圧が
印加され、やがて蛍光灯H1,H2は高周波点灯されるよう
になる。
は両蛍光灯H1,H2が共に消灯しているので、起動出力回
路CC13が動作してインバータ回路CC1に起動パルスが供
給されて、インバータ回路CC1は発振動作を開始する。
しかして予熱回路Y1及びY2にそれぞ予熱電流が流れて蛍
光灯H1,H2のフイラメントF1,F2,F3,F4がそれぞれ予熱さ
れる。また各蛍光灯H1,H2のフイラメント間に高電圧が
印加され、やがて蛍光灯H1,H2は高周波点灯されるよう
になる。
また予熱回路Y1,Y2に電流が流れると予熱電流検出用
トランスTF1,TF2の2次巻線L5,L7にそれぞれ電圧が発生
するので、保護回路CC2の各入力端子I1,I2にそれぞれ電
圧信号が入力され点灯確認回路CC5及びCC6によって点灯
が確認される。すなわち各蛍光灯H1,H2が装着されてい
ることが判断される。
トランスTF1,TF2の2次巻線L5,L7にそれぞれ電圧が発生
するので、保護回路CC2の各入力端子I1,I2にそれぞれ電
圧信号が入力され点灯確認回路CC5及びCC6によって点灯
が確認される。すなわち各蛍光灯H1,H2が装着されてい
ることが判断される。
蛍光灯H1及びH2が点灯動作中に例えば蛍光灯H1のフイ
ラメントF1,F2の一方又は両方の放電活性化物質が消耗
して寿命末期になると、放電が起りにくくなって予熱回
路Y1に流れる電流が増加する。しかして予熱電流検出用
トランスTF1の2次巻線L5に発生する電圧のレベルが高
くなる。
ラメントF1,F2の一方又は両方の放電活性化物質が消耗
して寿命末期になると、放電が起りにくくなって予熱回
路Y1に流れる電流が増加する。しかして予熱電流検出用
トランスTF1の2次巻線L5に発生する電圧のレベルが高
くなる。
これにより保護回路CC2の入力端子I2に入力される高
圧レベルが高くなり、レベル比較回路CC3から検出信号S
1が発生して寿命末期判定回路CC7に供給される。
圧レベルが高くなり、レベル比較回路CC3から検出信号S
1が発生して寿命末期判定回路CC7に供給される。
寿命末期判定回路CC7はレベル比較回路CC3から検出信
号S1が所定時間以上にわたって連続して入力されること
を測定して蛍光灯H1が寿命末期になったことを判定し、
寿命判定出力S7を出力するとともに判定結果回路CC9に
その判定結果を格納する。
号S1が所定時間以上にわたって連続して入力されること
を測定して蛍光灯H1が寿命末期になったことを判定し、
寿命判定出力S7を出力するとともに判定結果回路CC9に
その判定結果を格納する。
なお、蛍光灯H1が正常のときにおいても始動点灯時に
は予熱回路Y1に流れる電流が蛍光灯H1が点灯を開始する
までの間増加するが、寿命末期判定回路CC7はこの時間
においては寿命末期判定を行なわないように時間が設定
されている。このことは蛍光灯H2に対する寿命末期判定
回路CC8についても同様である。
は予熱回路Y1に流れる電流が蛍光灯H1が点灯を開始する
までの間増加するが、寿命末期判定回路CC7はこの時間
においては寿命末期判定を行なわないように時間が設定
されている。このことは蛍光灯H2に対する寿命末期判定
回路CC8についても同様である。
寿命末期判定回路CC7から寿命判定出力S7が送出され
ると、制御出力回路CC11が制御出力タイマーCC12によっ
て一定時間出力端子O1にハイレベルな信号を出力する。
これにより制御用トランジスタQ3がオン動作し、インバ
ータ回路CC1の発振動作を停止させる。
ると、制御出力回路CC11が制御出力タイマーCC12によっ
て一定時間出力端子O1にハイレベルな信号を出力する。
これにより制御用トランジスタQ3がオン動作し、インバ
ータ回路CC1の発振動作を停止させる。
このように寿命末期になって予熱回路Y1に流れる電流
が増加するとフイラメントが断線する前にインバータ回
路CC1な発振動作を停止することができる。従って発振
用スイッチングトランジスタQ1,Q2等に悪影響を及ぼす
虞れはない。すなわち発振用スイッチングトランジスタ
等の回路部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。
が増加するとフイラメントが断線する前にインバータ回
路CC1な発振動作を停止することができる。従って発振
用スイッチングトランジスタQ1,Q2等に悪影響を及ぼす
虞れはない。すなわち発振用スイッチングトランジスタ
等の回路部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。
インバータ回路CC1の発振動作が停止すると両方の放
電灯H1及びH2が共に消灯され、また両方の予熱回路Y1及
びY2にも電流が流れなくなるので、入力端子I1,I2に入
力される電圧レベルは低下し、その結果蛍光灯1点灯確
認回路CC5も蛍光灯2点灯確認回路CC6も点灯確認動作を
停止する。すなわち非点灯確認状態となる。
電灯H1及びH2が共に消灯され、また両方の予熱回路Y1及
びY2にも電流が流れなくなるので、入力端子I1,I2に入
力される電圧レベルは低下し、その結果蛍光灯1点灯確
認回路CC5も蛍光灯2点灯確認回路CC6も点灯確認動作を
停止する。すなわち非点灯確認状態となる。
そして蛍光灯1点灯確認回路CC5が蛍光灯H1の点灯確
認動作を停止させても判定結果回路CC9は寿命末期の判
定結果の格納状態を保持する。
認動作を停止させても判定結果回路CC9は寿命末期の判
定結果の格納状態を保持する。
この状態で所定時間が経過すると制御出力回路CC11か
らのハイレベル信号の出力が停止されるとともに制御出
力タイマー回路CC12による起動出力回路CC13の動作停止
制御が解除され、起動出力回路CC13から起動パルスが蛍
光灯が点灯するまでくり返して出力される。
らのハイレベル信号の出力が停止されるとともに制御出
力タイマー回路CC12による起動出力回路CC13の動作停止
制御が解除され、起動出力回路CC13から起動パルスが蛍
光灯が点灯するまでくり返して出力される。
しかして予熱回路Y1及びY2に再び電流が流れるように
なるが、寿命末期の蛍光灯H1はそのままであるので、予
熱回路Y1に電流は流れ、これは蛍光灯1点灯確認回路CC
5のS5出力となって現われる。S5の出力はアンドゲートG
2に入力され、このとき判定結果回路CC9のS9の出力はハ
イレベルを保持しているためアンドゲートG2はハイレベ
ルを出力し、オアゲートG1を介して制御出力回路CC11を
動作させる。これにより制御用トランジスタQ3が再びオ
ン動作されてインバータ回路CC1の発振動作が停止され
ることになる。
なるが、寿命末期の蛍光灯H1はそのままであるので、予
熱回路Y1に電流は流れ、これは蛍光灯1点灯確認回路CC
5のS5出力となって現われる。S5の出力はアンドゲートG
2に入力され、このとき判定結果回路CC9のS9の出力はハ
イレベルを保持しているためアンドゲートG2はハイレベ
ルを出力し、オアゲートG1を介して制御出力回路CC11を
動作させる。これにより制御用トランジスタQ3が再びオ
ン動作されてインバータ回路CC1の発振動作が停止され
ることになる。
このように寿命末期の蛍光灯H1が装着されたままにあ
ると、所定時間毎にインバータ回路CC1の発振動作が再
開されても直ちに停止されることになる。
ると、所定時間毎にインバータ回路CC1の発振動作が再
開されても直ちに停止されることになる。
この状態で蛍光灯H1を取外すと、蛍光灯1点灯確認回
路CC5は点灯確認しなくなるので点灯確認信号S5の出力
は停止される。しかしてアンドゲートG2の出力もなくな
る。
路CC5は点灯確認しなくなるので点灯確認信号S5の出力
は停止される。しかしてアンドゲートG2の出力もなくな
る。
こうしてオアゲートG1からの信号がなくなって制御出
力回路CC11は動作しなくなる。しかしてインバータ回路
CC1は起動出力回路CC13からの起動パルスによって発振
動作を開始するとその後は動作が停止されず蛍光灯H2の
みを点灯制御するようになる。
力回路CC11は動作しなくなる。しかしてインバータ回路
CC1は起動出力回路CC13からの起動パルスによって発振
動作を開始するとその後は動作が停止されず蛍光灯H2の
みを点灯制御するようになる。
このように寿命末期の蛍光灯H1を取外すことによって
もう1つの蛍光灯H2は正常に点灯されることになる。
もう1つの蛍光灯H2は正常に点灯されることになる。
なお、この動作は蛍光灯H1が装着された状態でもフイ
ラメントF1又はF2が断線して点灯不能となったときも同
様に行われる。
ラメントF1又はF2が断線して点灯不能となったときも同
様に行われる。
そしてこのとき蛍光灯1点灯確認回路CC5はオアゲー
トG5を介して判定結果回路CC8に格納されている寿命末
期の判定結果を消去させる。
トG5を介して判定結果回路CC8に格納されている寿命末
期の判定結果を消去させる。
さらにこの状態で新しい蛍光灯H1′を装着させると、
インバータ回路CC1が発振動作しているのでその蛍光灯H
1′は直ちに点灯されるようになる。そして蛍光灯H1′
が点灯すると蛍光灯1点灯確認回路CC5は点灯確認信号S
5を出力するようになる。また判定結果回路CC9からの判
定信号S9の出力は停止されているので、アンドゲートG2
からの信号出力はなく、従って制御出力回路CC11は動作
されない。
インバータ回路CC1が発振動作しているのでその蛍光灯H
1′は直ちに点灯されるようになる。そして蛍光灯H1′
が点灯すると蛍光灯1点灯確認回路CC5は点灯確認信号S
5を出力するようになる。また判定結果回路CC9からの判
定信号S9の出力は停止されているので、アンドゲートG2
からの信号出力はなく、従って制御出力回路CC11は動作
されない。
こうして新しい蛍光灯H1′は寿命末期と誤認されるこ
となく点灯を維持することができる。
となく点灯を維持することができる。
さらにまた保護回路CC2が動作しているときに蛍光灯
を2本とも外したときには蛍光灯1点灯確認回路CC5か
らの点灯確認信号S5も蛍光灯2点灯確認回路CC6からの
点灯確認信号S6も発生しないので、ノアゲートG4からの
信号によって起動出力回路CC13は規定の時間以上起動パ
ルスが出るとオアゲートG5,G6を介して判定結果回路CC9
及びCC10の判定結果を消去する。
を2本とも外したときには蛍光灯1点灯確認回路CC5か
らの点灯確認信号S5も蛍光灯2点灯確認回路CC6からの
点灯確認信号S6も発生しないので、ノアゲートG4からの
信号によって起動出力回路CC13は規定の時間以上起動パ
ルスが出るとオアゲートG5,G6を介して判定結果回路CC9
及びCC10の判定結果を消去する。
このように蛍光灯を2本とも外したときには寿命末期
であるという判断結果を蛍光灯H1,H2のいかんにかかわ
らず無条件に取消すことになる。
であるという判断結果を蛍光灯H1,H2のいかんにかかわ
らず無条件に取消すことになる。
なお、前記実施例は蛍光灯を2本点灯させるものにつ
いて述べたが必ずしもこれに限定されるものではなく、
1本あるいは3本以上点灯させるものであってもよい。
いて述べたが必ずしもこれに限定されるものではなく、
1本あるいは3本以上点灯させるものであってもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように請求項(1)記載の発明によれ
ば、放電灯が寿命末期になると直ちにインバータ回路の
発振動作を停止することができ、インバータ回路の発振
用スイッチングトランジスタ等の回路部品に寿命末期の
放電灯が点灯することによる過電流が流れることを防
ぎ、回路部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。ま
た、寿命末期になった放電灯のためにインバータ回路の
発振動作が停止されてもその寿命末期の放電灯を取り外
し、代わって新しい放電灯を装着することで直ちに点灯
ができる。
ば、放電灯が寿命末期になると直ちにインバータ回路の
発振動作を停止することができ、インバータ回路の発振
用スイッチングトランジスタ等の回路部品に寿命末期の
放電灯が点灯することによる過電流が流れることを防
ぎ、回路部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。ま
た、寿命末期になった放電灯のためにインバータ回路の
発振動作が停止されてもその寿命末期の放電灯を取り外
し、代わって新しい放電灯を装着することで直ちに点灯
ができる。
また、請求項(2)記載の発明によれば、1つでも放
電灯が寿命末期になると直ちにインバータ回路の発振動
作を停止することができ、インバータ回路の発振用スイ
ッチングトランジスタ等の回路部品に寿命末期の放電灯
を点灯することによる過電流が流れることを防ぎ、回路
部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。また、寿命
末期になった放電灯のためにインバータ回路の発振動作
が停止されてもその寿命末期の放電灯を取り外すことで
インバータ回路を発振動作させることができ、これによ
り、残りの放電灯を確実に点灯させることができる。
電灯が寿命末期になると直ちにインバータ回路の発振動
作を停止することができ、インバータ回路の発振用スイ
ッチングトランジスタ等の回路部品に寿命末期の放電灯
を点灯することによる過電流が流れることを防ぎ、回路
部品の寿命低下や破損を確実に防止できる。また、寿命
末期になった放電灯のためにインバータ回路の発振動作
が停止されてもその寿命末期の放電灯を取り外すことで
インバータ回路を発振動作させることができ、これによ
り、残りの放電灯を確実に点灯させることができる。
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は第1図
における保護回路の構成を示すブロック図である。 CC1……インバータ回路、Q1,Q2……発振用トランジス
タ、TB……電流帰還ベーストランス、Q3……制御用トラ
ンジスタ、CH1,CH2……チョークコイル、H1,H2……蛍光
灯、TF1,TF2……予熱電流検出用トランス、CC2……保護
回路、CC3,CC4……レベル比較回路、CC7,CC8……寿命末
期判定回路、CC9,CC10……判定結果回路、CC11……制御
出力回路、CC12……制御出力タイマー、CC13……起動出
力回路。
における保護回路の構成を示すブロック図である。 CC1……インバータ回路、Q1,Q2……発振用トランジス
タ、TB……電流帰還ベーストランス、Q3……制御用トラ
ンジスタ、CH1,CH2……チョークコイル、H1,H2……蛍光
灯、TF1,TF2……予熱電流検出用トランス、CC2……保護
回路、CC3,CC4……レベル比較回路、CC7,CC8……寿命末
期判定回路、CC9,CC10……判定結果回路、CC11……制御
出力回路、CC12……制御出力タイマー、CC13……起動出
力回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−153997(JP,A) 特開 昭61−153998(JP,A) 特開 昭62−157696(JP,A) 特開 昭61−10898(JP,A) 特開 昭61−10899(JP,A) 特開 平1−251593(JP,A) 特開 平1−186595(JP,A) 特公 昭61−31600(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/24
Claims (2)
- 【請求項1】発振用スイッチングトランジスタ及び電流
帰還トランスを設け、高周波を発振するインバータ回路
からの高周波をチョークコイルを介してフイラメントを
有する放電灯に供給し、その放電灯を高周波点灯する放
電灯点灯装置において、 前記放電灯のフイラメントに予熱電流を流す予熱回路の
電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段が検
出する電流量により、放電灯の寿命末期を判定し、寿命
末期の判定結果を保持する寿命判定手段と、前記電流検
出手段が検出する電流量により、放電灯の装着の有無を
判断する判断手段と、前記寿命判定手段による寿命判定
結果が寿命末期のとき、前記インバータ回路の発振動作
を一定期間停止させる停止制御手段と、この停止制御手
段による一定期間の停止制御が終了すると、前記インバ
ータ回路を起動制御する起動制御とを備え、 前記起動手段による前記インバータ回路の起動制御後、
前記寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、か
つ、前記判断手段が放電灯の装着有りを判断している
と、前記停止制御手段による前記インバータ回路の発振
動作を停止制御を再度行い、 前記起動手段による前記インバータ回路の起動制御後、
前記寿命判定手段が保持する判定結果が寿命末期で、か
つ、前記判断手段が放電灯の装着無しを判断している
と、前記寿命判定手段が保持している寿命末期の判定結
果を消去することを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項2】発振用スイッチングトランジスタ及び電流
帰還トランスを設け、高周波を発振するインバータ回路
からの高周波をそれぞれチョークコイルを介してフイラ
メントを有する複数の放電灯に供給し、その各放電灯を
高周波点灯する放電灯点灯装置において、 前記各放電灯のフイラメントに予熱電流を流す予熱回路
の電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段が
検出する電流量により、各放電灯の寿命末期をそれぞれ
判定し、寿命末期の判定結果をそれぞれ保持する寿命判
定手段と、前記電流検出手段が検出する電流量により、
各放電灯の装着の有無をそれぞれ判断する判断手段と、
前記寿命判定手段による各放電灯の寿命判定結果が1つ
でも寿命末期のとき、前記インバータ回路の発振動作を
一定期間停止させる停止制御手段と、この停止制御手段
による一定期間の停止制御が終了すると、前記インバー
タ回路を起動制御する起動手段とを備え、 前記起動手段による前記インバータ回路の起動制御後、
前記寿命判定手段に1つでも寿命末期の判定結果が保持
され、かつ、前記寿命判定手段が寿命末期を判定した放
電灯に対して前記判断手段が装着有りを判断している
と、前記停止制御手段による前記インバータ回路の発振
動作の停止制御を再度行い、 前記起動手段による前記インバータ回路の起動制御後、
前記寿命判定手段に1つでも寿命末期の判定結果が保持
され、かつ、前記寿命判定手段が寿命末期を判定した放
電灯に対して前記判断手段が装着無しを判断している
と、前記寿命判定手段が保持しているその放電灯に対す
る寿命末期の判定結果を消去することを特徴とする放電
灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251278A JP2837854B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63251278A JP2837854B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298095A JPH0298095A (ja) | 1990-04-10 |
JP2837854B2 true JP2837854B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17220420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63251278A Expired - Fee Related JP2837854B2 (ja) | 1988-10-05 | 1988-10-05 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2837854B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131600A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-14 | 株式会社 間組 | 鋼材の挿入方法 |
JPS61153997A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | 東芝ライテック株式会社 | トランジスタインバ−タ |
JPS61153998A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-12 | 東芝ライテック株式会社 | トランジスタインバ−タ |
JPS62157696A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-13 | 東芝ライテック株式会社 | 放電灯点灯装置 |
-
1988
- 1988-10-05 JP JP63251278A patent/JP2837854B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0298095A (ja) | 1990-04-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |