JP2817500B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/04—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
- G11C16/0408—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
- G11C16/0416—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and no select transistor, e.g. UV EPROM
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/68—Floating-gate IGFETs
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Landscapes
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- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置に関し、特に紫外線消去型プログラマブルROM(以
下、EPROMと記す)、電気的消去可能プログラマブ
ルROM(以下、EEPROMと記す)等の不揮発性半
導体記憶装置に関する。
置に関し、特に紫外線消去型プログラマブルROM(以
下、EPROMと記す)、電気的消去可能プログラマブ
ルROM(以下、EEPROMと記す)等の不揮発性半
導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5の(a)および(b)は、それぞれ
この種従来の不揮発性半導体記憶装置のチャネル長方向
とチャネル幅方向の断面図である。同図において、1は
半導体基板、2c、2dは、それぞれn型不純物拡散層
で構成されたドレイン領域とソース領域、3はチャネル
領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶縁膜(以下、C−FG
間ゲート絶縁膜と記す)、4は浮遊ゲート、5は浮遊ゲ
ート電極−制御ゲート電極間ゲート絶縁膜(以下、FG
−CG間ゲート絶縁膜と記す)、6は制御ゲート電極、
7は層間絶縁膜、8はフィールド絶縁膜である。図示さ
れていないが、フィールド絶縁膜8下にはチャネルスト
ッパとなる高濃度不純物拡散層が形成されている。
この種従来の不揮発性半導体記憶装置のチャネル長方向
とチャネル幅方向の断面図である。同図において、1は
半導体基板、2c、2dは、それぞれn型不純物拡散層
で構成されたドレイン領域とソース領域、3はチャネル
領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶縁膜(以下、C−FG
間ゲート絶縁膜と記す)、4は浮遊ゲート、5は浮遊ゲ
ート電極−制御ゲート電極間ゲート絶縁膜(以下、FG
−CG間ゲート絶縁膜と記す)、6は制御ゲート電極、
7は層間絶縁膜、8はフィールド絶縁膜である。図示さ
れていないが、フィールド絶縁膜8下にはチャネルスト
ッパとなる高濃度不純物拡散層が形成されている。
【0003】このメモリトランジスタでは、浮遊ゲート
電極に蓄積された電荷に応じてしきい値の変化が生じ
る。記憶はこの電荷によって行われ、記憶内容の読み出
しはしきい値変化をチャネル電流に変換して行う。
電極に蓄積された電荷に応じてしきい値の変化が生じ
る。記憶はこの電荷によって行われ、記憶内容の読み出
しはしきい値変化をチャネル電流に変換して行う。
【0004】書き込み、即ち、プログラミングは、主
に、チャネル領域からのホットエレクトロン注入、C−
FG間ゲート絶縁膜を通したF−Nトンネリング現象お
よびアバランシェブレークダウンによるホットホール注
入により行われる。
に、チャネル領域からのホットエレクトロン注入、C−
FG間ゲート絶縁膜を通したF−Nトンネリング現象お
よびアバランシェブレークダウンによるホットホール注
入により行われる。
【0005】図6は、EPROMや一括消去型EEPR
OM[以下、FEPROM(=Flash EPRO
M)と記す]で使われる一般的なメモリアレイの等価回
路図である。ここで、QM i,j(i=1、2、j=1、
2)はメモリトランジスタ、X1、X2 は第5図の制御
ゲート電極6を行方向に接続しているワード線、Y1 、
Y2 はドレイン領域2cを列方向に接続しているビット
線、Sはソース領域2dを共通に接続しているソース線
である。以下、この従来例の動作について説明する。
OM[以下、FEPROM(=Flash EPRO
M)と記す]で使われる一般的なメモリアレイの等価回
路図である。ここで、QM i,j(i=1、2、j=1、
2)はメモリトランジスタ、X1、X2 は第5図の制御
ゲート電極6を行方向に接続しているワード線、Y1 、
Y2 はドレイン領域2cを列方向に接続しているビット
線、Sはソース領域2dを共通に接続しているソース線
である。以下、この従来例の動作について説明する。
【0006】 読み出し:選択したワード線を例えば
5Vの高電圧に、他のワード線を例えば0Vの低電圧に
バイアスする。また選択したビット線を例えば1Vに、
また他のビット線をオープン状態にする。この選択した
ビット線はセンスアンプに接続される。この結果、選択
したビット線には選択ワード線と選択ビット線の交点の
メモリトランジスタのしきい値に応じた電流が流れる。
即ち、メモリトランジスタのしきい値が5V以下であれ
ばチャネル電流が流れ、5V以上であれば電流が流れな
い。センスアンプはこの電流の有無により生じる節点の
電位変化を検出して情報の読み出しを行う。
5Vの高電圧に、他のワード線を例えば0Vの低電圧に
バイアスする。また選択したビット線を例えば1Vに、
また他のビット線をオープン状態にする。この選択した
ビット線はセンスアンプに接続される。この結果、選択
したビット線には選択ワード線と選択ビット線の交点の
メモリトランジスタのしきい値に応じた電流が流れる。
即ち、メモリトランジスタのしきい値が5V以下であれ
ばチャネル電流が流れ、5V以上であれば電流が流れな
い。センスアンプはこの電流の有無により生じる節点の
電位変化を検出して情報の読み出しを行う。
【0007】 書き込み:選択したワード線を例えば
13Vの高電圧に、他のワード線を例えば0Vの低電圧
にバイアスする。また選択したビット線を例えば7Vの
電圧に、他のビット線をオープン状態にする。この結果
選択ワード線と選択ビット線の交点のメモリトランジス
タにのみチャネル電流が流れてホットエレクトロンが発
生し浮遊ゲート電極に電子が注入される。同様の動作
を、書き込みを行うべきメモリトランジスタを逐次選択
して行う。
13Vの高電圧に、他のワード線を例えば0Vの低電圧
にバイアスする。また選択したビット線を例えば7Vの
電圧に、他のビット線をオープン状態にする。この結果
選択ワード線と選択ビット線の交点のメモリトランジス
タにのみチャネル電流が流れてホットエレクトロンが発
生し浮遊ゲート電極に電子が注入される。同様の動作
を、書き込みを行うべきメモリトランジスタを逐次選択
して行う。
【0008】 消去:EPROMの場合は、紫外線を
全面に照射して行う。FEPROMの場合は、全てのワ
ード線を例えば0Vの低電圧に、また全てのビット線を
オープンにし、ソース線に例えば12Vの高電圧を印加
する。この結果、ソース−浮遊ゲート電極間の電界が強
くなり、浮遊ゲート電極からソース電極への電子の放出
が起き消去が行われる。
全面に照射して行う。FEPROMの場合は、全てのワ
ード線を例えば0Vの低電圧に、また全てのビット線を
オープンにし、ソース線に例えば12Vの高電圧を印加
する。この結果、ソース−浮遊ゲート電極間の電界が強
くなり、浮遊ゲート電極からソース電極への電子の放出
が起き消去が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構造で
は、以下に述べる構造的特徴を有しているため、下記の
問題点が生じる。 構造的特徴 半導体基板の表面領域内にソース・ドレ
イン領域が形成されている。 構造的特徴 半導体基板の表面をチャネル領域として
いる。 構造的特徴 素子分離が基板表面に形成された厚い絶
縁膜と絶縁膜下の不純物拡散層によって行われている。
は、以下に述べる構造的特徴を有しているため、下記の
問題点が生じる。 構造的特徴 半導体基板の表面領域内にソース・ドレ
イン領域が形成されている。 構造的特徴 半導体基板の表面をチャネル領域として
いる。 構造的特徴 素子分離が基板表面に形成された厚い絶
縁膜と絶縁膜下の不純物拡散層によって行われている。
【0010】問題点: 基板は一定電位で固定される
が、特徴のため、ドレイン電極−基板間で空乏層が生
じ拡散層容量が生じる。この容量はドレイン領域の総面
積および基板の不純物濃度に依存する。基板濃度:7×
1016cm-3、VD =1Vの条件では容量は1μm2 当た
り約1×10-3pFになる。実際の製品ではビット線に
多数のメモリトランジスタが接続されるため、ビット線
容量は数pFになる。ところがドレイン電圧のチャージ
アップはバイアストランジスタ抵抗とこの容量の積によ
る時定数、ディスチャージはセルトランジスタ抵抗とこ
の容量の積による時定数に比例して遅れるので、この構
造では大容量化したときに読み出し速度の低下が問題に
なる。
が、特徴のため、ドレイン電極−基板間で空乏層が生
じ拡散層容量が生じる。この容量はドレイン領域の総面
積および基板の不純物濃度に依存する。基板濃度:7×
1016cm-3、VD =1Vの条件では容量は1μm2 当た
り約1×10-3pFになる。実際の製品ではビット線に
多数のメモリトランジスタが接続されるため、ビット線
容量は数pFになる。ところがドレイン電圧のチャージ
アップはバイアストランジスタ抵抗とこの容量の積によ
る時定数、ディスチャージはセルトランジスタ抵抗とこ
の容量の積による時定数に比例して遅れるので、この構
造では大容量化したときに読み出し速度の低下が問題に
なる。
【0011】問題点: ドレイン領域が基板上に形成
されている(特徴)ため、ドレイン空乏層内に欠陥が
あった場合、接合リークが生じる。このリーク電流がセ
ル読み出し電流に比べて無視できない程度に大きい場
合、書き込みセルの読み出しができなくなる。特に、こ
の構造では素子分離の厚い絶縁膜に隣接した領域に結晶
欠陥が生じやすく、この現象による歩留り低下が問題に
なる。
されている(特徴)ため、ドレイン空乏層内に欠陥が
あった場合、接合リークが生じる。このリーク電流がセ
ル読み出し電流に比べて無視できない程度に大きい場
合、書き込みセルの読み出しができなくなる。特に、こ
の構造では素子分離の厚い絶縁膜に隣接した領域に結晶
欠陥が生じやすく、この現象による歩留り低下が問題に
なる。
【0012】問題点: ソース領域が基板上に形成さ
れている(特徴)ため、ソース電極に高電圧を印加し
消去を行おうとした場合、F−Nトンネル電流の他にア
バランシェブレークダウン電流やリーク電流が生じ、基
板に流出してしまう。このため、ソース電圧印加を例え
ば低電源電圧から昇圧を行うチャージポンプ電源等で行
う場合、電流供給能力不足のために電圧降下が生じ、消
去に必要な電圧が維持できなくなるという問題が起こ
る。
れている(特徴)ため、ソース電極に高電圧を印加し
消去を行おうとした場合、F−Nトンネル電流の他にア
バランシェブレークダウン電流やリーク電流が生じ、基
板に流出してしまう。このため、ソース電圧印加を例え
ば低電源電圧から昇圧を行うチャージポンプ電源等で行
う場合、電流供給能力不足のために電圧降下が生じ、消
去に必要な電圧が維持できなくなるという問題が起こ
る。
【0013】問題点: 特徴のためにメモリトラン
ジスタのしきい値VTMが基板電位VSUB に応じて下記の
式に従って変化する。 VTM=VTM0 +√(4εSiε0 qNA φf )/COX+√{2εSiε0 qNA ( |VSUB |+2φf )}/COX ここで、VTM0 は、VSUB =0VのときのVTM、εSiは
Siの誘電率、ε0 は真空の誘電率、qは電子の電荷
量、NA は基板不純物濃度、φf はフェルミレベル、C
OXはゲート酸化膜容量である。
ジスタのしきい値VTMが基板電位VSUB に応じて下記の
式に従って変化する。 VTM=VTM0 +√(4εSiε0 qNA φf )/COX+√{2εSiε0 qNA ( |VSUB |+2φf )}/COX ここで、VTM0 は、VSUB =0VのときのVTM、εSiは
Siの誘電率、ε0 は真空の誘電率、qは電子の電荷
量、NA は基板不純物濃度、φf はフェルミレベル、C
OXはゲート酸化膜容量である。
【0014】このため基板電位を印加するとメモリトラ
ンジスタのVTMは上昇する。一方基板電位を印加すると
拡散層容量が低下するため、周辺トランジスタの高速動
作には有利になる。このため、ダイナミックランダムア
クセスメモリ(DRAM)等では基板バイアス手法が一
般的に用いられている。しかし、EPROM、FEPR
OMでは、チャネル部不純物濃度が高く基板バイアスに
よるVTM上昇が大きいため、周辺回路部の高速化に対し
てのトレードオフが大きく基板バイアス手法を利用でき
ないという問題がある。
ンジスタのVTMは上昇する。一方基板電位を印加すると
拡散層容量が低下するため、周辺トランジスタの高速動
作には有利になる。このため、ダイナミックランダムア
クセスメモリ(DRAM)等では基板バイアス手法が一
般的に用いられている。しかし、EPROM、FEPR
OMでは、チャネル部不純物濃度が高く基板バイアスに
よるVTM上昇が大きいため、周辺回路部の高速化に対し
てのトレードオフが大きく基板バイアス手法を利用でき
ないという問題がある。
【0015】問題点: 特徴の厚い絶縁膜は、LO
COS法と称される選択酸化方法で形成されるのが一般
的である。ところがこの方法によると、バースビークと
呼ばれるチャネル領域への分離絶縁膜の浸食が起き、ま
た、絶縁膜下の不純物のチャネル領域への浸入も生じ
る。そのため、ナローチャネル効果が顕著になり、実効
的なチャネル幅が初期パターニングチャネル幅よりも小
さくなるという問題が生じる。
COS法と称される選択酸化方法で形成されるのが一般
的である。ところがこの方法によると、バースビークと
呼ばれるチャネル領域への分離絶縁膜の浸食が起き、ま
た、絶縁膜下の不純物のチャネル領域への浸入も生じ
る。そのため、ナローチャネル効果が顕著になり、実効
的なチャネル幅が初期パターニングチャネル幅よりも小
さくなるという問題が生じる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、絶縁膜上の制御ゲート電極と、該制御ゲー
ト電極を覆う第1のゲート絶縁膜と、該第1のゲート絶
縁膜に接し、前記制御ゲート電極との重なりを少なくと
も有する浮遊ゲート電極と、該浮遊ゲート電極上の第2
のゲート絶縁膜と、該第2のゲート絶縁膜に接し前記浮
遊ゲート電極との重なりを少なくとも有する第1導電型
の半導体薄膜よりなるチャネル領域と、該チャネル領域
を挟み前記浮遊ゲート電極および制御ゲート電極から絶
縁された第2導電型の半導体薄膜よりなるソース・ドレ
イン領域と、を有する薄膜メモリトランジスタを、複数
個備えるものである。
記憶装置は、絶縁膜上の制御ゲート電極と、該制御ゲー
ト電極を覆う第1のゲート絶縁膜と、該第1のゲート絶
縁膜に接し、前記制御ゲート電極との重なりを少なくと
も有する浮遊ゲート電極と、該浮遊ゲート電極上の第2
のゲート絶縁膜と、該第2のゲート絶縁膜に接し前記浮
遊ゲート電極との重なりを少なくとも有する第1導電型
の半導体薄膜よりなるチャネル領域と、該チャネル領域
を挟み前記浮遊ゲート電極および制御ゲート電極から絶
縁された第2導電型の半導体薄膜よりなるソース・ドレ
イン領域と、を有する薄膜メモリトランジスタを、複数
個備えるものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例のnチャネ
ル型メモリトランジスタを示すものであって、図1の
(a)は、チャネル長方向の、また図1の(b)はチャ
ネル幅方向の断面図である。ここで1は、不純物濃度が
1×1015cm-3になされたp型の半導体基板、9は厚さ
5000ÅのSiO2 膜、6はP(リン)が1×1021
cm-3の濃度にドープされた、厚さ3000Åの多結晶シ
リコン(以下、polySiと記す)からなる制御ゲー
ト電極、5は50Åの気相成長法によるSiO2膜と7
0ÅのSi3 N4 膜と50Åの気相成長法によるSiO
2 膜の三層構造からなるFG−CG間ゲート絶縁膜、4
はPが5×1020cm-3の濃度にドープされた、厚さ15
00ÅのpolySiからなる浮遊ゲート電極、3は厚
さ250Åの気相成長法によるSiO2 膜からなるC−
FG間ゲート絶縁膜である。
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例のnチャネ
ル型メモリトランジスタを示すものであって、図1の
(a)は、チャネル長方向の、また図1の(b)はチャ
ネル幅方向の断面図である。ここで1は、不純物濃度が
1×1015cm-3になされたp型の半導体基板、9は厚さ
5000ÅのSiO2 膜、6はP(リン)が1×1021
cm-3の濃度にドープされた、厚さ3000Åの多結晶シ
リコン(以下、polySiと記す)からなる制御ゲー
ト電極、5は50Åの気相成長法によるSiO2膜と7
0ÅのSi3 N4 膜と50Åの気相成長法によるSiO
2 膜の三層構造からなるFG−CG間ゲート絶縁膜、4
はPが5×1020cm-3の濃度にドープされた、厚さ15
00ÅのpolySiからなる浮遊ゲート電極、3は厚
さ250Åの気相成長法によるSiO2 膜からなるC−
FG間ゲート絶縁膜である。
【0018】また、11は、B(ボロン)が濃度5×1
016cm-3にドープされた厚さ400Åのアモルファスシ
リコン(以下、a−Siと記す)膜からなるチャネル領
域、10a、10bは、厚さ400Åのa−Si膜にA
sを1×1021cm-3の濃度にドープして形成したドレイ
ン領域とソース領域である。このドレイン・ソース領域
10a、10bは、制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸
化膜12で各ゲート電極から絶縁されかつ基板上のSi
O2 膜9で基板からも絶縁されている。7は厚さ700
0ÅのBPSGからなる層間絶縁膜である。
016cm-3にドープされた厚さ400Åのアモルファスシ
リコン(以下、a−Siと記す)膜からなるチャネル領
域、10a、10bは、厚さ400Åのa−Si膜にA
sを1×1021cm-3の濃度にドープして形成したドレイ
ン領域とソース領域である。このドレイン・ソース領域
10a、10bは、制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸
化膜12で各ゲート電極から絶縁されかつ基板上のSi
O2 膜9で基板からも絶縁されている。7は厚さ700
0ÅのBPSGからなる層間絶縁膜である。
【0019】本実施例の特徴は、ソース・ドレイン・チ
ャネル領域が基板上の比較的厚いSiO2 膜9上の半導
体薄膜内に形成されていることにある。このためチャネ
ル領域の基板電位はフローティング状態となる。しかし
ながらわれわれの実験結果ではこのチャネル領域の半導
体薄膜の厚さが700Å以下であればゲート電界により
チャネル領域の薄膜電位を制御できることがわかってい
る。このため、本実施例の構造による薄膜メモリトラン
ジスタは第5図に示す従来のメモリトランジスタと同様
の動作を行う。従って、アレイレイアウトも従来例と同
様に構成することができ、本実施例のメモリトランジス
タをそのようにアレイレイアウトした場合の等価回路図
は図6と同様になる。以下、本実施例による薄膜メモリ
トランジスタの利点を述べる。
ャネル領域が基板上の比較的厚いSiO2 膜9上の半導
体薄膜内に形成されていることにある。このためチャネ
ル領域の基板電位はフローティング状態となる。しかし
ながらわれわれの実験結果ではこのチャネル領域の半導
体薄膜の厚さが700Å以下であればゲート電界により
チャネル領域の薄膜電位を制御できることがわかってい
る。このため、本実施例の構造による薄膜メモリトラン
ジスタは第5図に示す従来のメモリトランジスタと同様
の動作を行う。従って、アレイレイアウトも従来例と同
様に構成することができ、本実施例のメモリトランジス
タをそのようにアレイレイアウトした場合の等価回路図
は図6と同様になる。以下、本実施例による薄膜メモリ
トランジスタの利点を述べる。
【0020】利点: ドレイン電極−基板間容量は、
厚いSiO2 膜9を介した半導体領域との間の容量であ
るため、容量を小さくできる。具体的にはSiO2 膜9
が5000Åの場合の容量は、1μm2 当たり約1×1
0-4pFになり、従来の基板上拡散層の容量の約10分
の1まで小さくできる。このためビット線容量も顕著に
軽減され、高速動作が可能になる。
厚いSiO2 膜9を介した半導体領域との間の容量であ
るため、容量を小さくできる。具体的にはSiO2 膜9
が5000Åの場合の容量は、1μm2 当たり約1×1
0-4pFになり、従来の基板上拡散層の容量の約10分
の1まで小さくできる。このためビット線容量も顕著に
軽減され、高速動作が可能になる。
【0021】利点: ドレイン領域とソース領域がと
もに絶縁膜で分離されているため、チャネル領域とのリ
ーク以外は接合リークが生じない。このため高歩留りで
装置を製造することができる。
もに絶縁膜で分離されているため、チャネル領域とのリ
ーク以外は接合リークが生じない。このため高歩留りで
装置を製造することができる。
【0022】利点: 基板電極を持たないため、ソー
ス側に高電圧を印加した消去動作時にアバランシェブレ
ークダウンやチャネルリークを起こしてもリーク電流の
流出先はビット線以外にはない。従って、ビット線を開
放状態に設定しておけば流出電流をF−N電流のみに限
定できる。このため、チャージポンプ等の装置内昇圧電
源による消去が可能となる。
ス側に高電圧を印加した消去動作時にアバランシェブレ
ークダウンやチャネルリークを起こしてもリーク電流の
流出先はビット線以外にはない。従って、ビット線を開
放状態に設定しておけば流出電流をF−N電流のみに限
定できる。このため、チャージポンプ等の装置内昇圧電
源による消去が可能となる。
【0023】利点: 基板1の基板電位による電界
は、制御ゲート電極6、浮遊ゲート電極4でシールドさ
れて薄膜トランジスタのチャネル領域に影響を及ぼすこ
とはないから、周辺回路の容量低減・速度改善を目的と
して基板を負電位にバイアスしても薄膜メモリトランジ
スタにはしきい値上昇やオン電流の減少は起きない。
は、制御ゲート電極6、浮遊ゲート電極4でシールドさ
れて薄膜トランジスタのチャネル領域に影響を及ぼすこ
とはないから、周辺回路の容量低減・速度改善を目的と
して基板を負電位にバイアスしても薄膜メモリトランジ
スタにはしきい値上昇やオン電流の減少は起きない。
【0024】利点: 能動素子が絶縁膜上の薄膜半導
体であるため、高不純物濃度のチャネルストッパや厚い
フィールド酸化膜によって素子分離を行う必要がなくな
り、従来例で問題となったナローチャネル効果が生じる
ことはなくなる。従って、素子の実効的寸法は薄膜半導
体のパターニング幅のみによって決定されるようにな
り、素子幅の縮小に伴う制限が生じることがなくなる。
体であるため、高不純物濃度のチャネルストッパや厚い
フィールド酸化膜によって素子分離を行う必要がなくな
り、従来例で問題となったナローチャネル効果が生じる
ことはなくなる。従って、素子の実効的寸法は薄膜半導
体のパターニング幅のみによって決定されるようにな
り、素子幅の縮小に伴う制限が生じることがなくなる。
【0025】図2の(a)は本発明の第2の実施例のn
チャネルメモリトランジスタの平面図、図2の(b)、
(c)はそれぞれそのB−B線、C−C線の断面図であ
る。ここで、1はBがドープされて表面不純物濃度が3
×1016cm-3になされた半導体基板、1aは基板表面の
第1のチャネル領域、2a、2bは、それぞれAsを濃
度5×1021cm-3にドープして形成した第1のドレイン
領域と第1のソース領域、8は厚さ8000ÅのSiO
2 からなる、能動領域を分離するためのフィールド絶縁
膜、3aは厚さ250Åの熱酸化SiO2 からなる第1
のC−FG間ゲート絶縁膜、4aは、Pを濃度5×10
20cm-3にドーピングした厚さ1500ÅのpolySi
からなる第1の浮遊ゲート電極、5aは下層から厚さ4
0Åの気相成長法によるSiO2 膜と厚さ70Åの気相
成長法によるSi3 N4 膜と厚さ60Åの気相成長法に
よるSiO2 膜の三層構造からなる第1のFG−CG間
ゲート絶縁膜、6はPを不純物濃度1×1020cm-3にド
ープした厚さ1500ÅのpolySiと厚さ1500
ÅのWSiの二層構造からなる制御ゲート電極である。
チャネルメモリトランジスタの平面図、図2の(b)、
(c)はそれぞれそのB−B線、C−C線の断面図であ
る。ここで、1はBがドープされて表面不純物濃度が3
×1016cm-3になされた半導体基板、1aは基板表面の
第1のチャネル領域、2a、2bは、それぞれAsを濃
度5×1021cm-3にドープして形成した第1のドレイン
領域と第1のソース領域、8は厚さ8000ÅのSiO
2 からなる、能動領域を分離するためのフィールド絶縁
膜、3aは厚さ250Åの熱酸化SiO2 からなる第1
のC−FG間ゲート絶縁膜、4aは、Pを濃度5×10
20cm-3にドーピングした厚さ1500ÅのpolySi
からなる第1の浮遊ゲート電極、5aは下層から厚さ4
0Åの気相成長法によるSiO2 膜と厚さ70Åの気相
成長法によるSi3 N4 膜と厚さ60Åの気相成長法に
よるSiO2 膜の三層構造からなる第1のFG−CG間
ゲート絶縁膜、6はPを不純物濃度1×1020cm-3にド
ープした厚さ1500ÅのpolySiと厚さ1500
ÅのWSiの二層構造からなる制御ゲート電極である。
【0026】この制御ゲート電極6と、第1の浮遊ゲー
ト電極4aと、第1のチャネル領域1aと、第1のドレ
イン・ソース領域2a、2bとから構成される基板メモ
リトランジスタが第1のメモリトランジスタとなる。
ト電極4aと、第1のチャネル領域1aと、第1のドレ
イン・ソース領域2a、2bとから構成される基板メモ
リトランジスタが第1のメモリトランジスタとなる。
【0027】5bは、下層から厚さ60Åの気相成長法
によるSiO2 膜、厚さ70Åの気相成長法によるSi
3 N4 膜、厚さ40Åの気相成長法によるSiO2 膜の
三層構造からなる第2のFG−CG間ゲート絶縁膜、4
bはPを不純物濃度5×1020cm-3にドープしたpol
ySiからなる第2の浮遊ゲート電極、3bは気相成長
法による350ÅのSiO2 からなる第2のC−FG間
ゲート絶縁膜、11aは不純物濃度1×1016cm-3にB
をドープした厚さ500Åのa−Siからなる第2のチ
ャネル領域、10c、10dは不純物濃度1×1020cm
-3にAsをドープした厚さ500Åのa−Siからなる
第2のドレイン・ソース領域、14は、ドレイン・ソー
ス領域の低抵抗化のためにその表面に形成したTiSi
2 膜、12aは、浮遊ゲート電極4a、4bおよび制御
ゲート電極6からドレイン・ソース領域10a、10b
を絶縁するための制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸化
膜である。
によるSiO2 膜、厚さ70Åの気相成長法によるSi
3 N4 膜、厚さ40Åの気相成長法によるSiO2 膜の
三層構造からなる第2のFG−CG間ゲート絶縁膜、4
bはPを不純物濃度5×1020cm-3にドープしたpol
ySiからなる第2の浮遊ゲート電極、3bは気相成長
法による350ÅのSiO2 からなる第2のC−FG間
ゲート絶縁膜、11aは不純物濃度1×1016cm-3にB
をドープした厚さ500Åのa−Siからなる第2のチ
ャネル領域、10c、10dは不純物濃度1×1020cm
-3にAsをドープした厚さ500Åのa−Siからなる
第2のドレイン・ソース領域、14は、ドレイン・ソー
ス領域の低抵抗化のためにその表面に形成したTiSi
2 膜、12aは、浮遊ゲート電極4a、4bおよび制御
ゲート電極6からドレイン・ソース領域10a、10b
を絶縁するための制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸化
膜である。
【0028】なお、このTiSi2 膜は、第2のチャネ
ル領域11aおよびその近傍のドレイン・ソース領域1
0a、10bをSiO2 で覆った後にTiをスパッタ
し、650℃でシンターしてシリサイド化した後NH4
OHとH2 O2 溶液に浸して未反応のTiを除去して形
成することができる。この制御ゲート電極6、第2の浮
遊ゲート電極4b、第2のチャネル領域11a、第2の
ドレイン・ソース領域10c、10dから構成される薄
膜メモリトランジスタが第2のメモリトランジスタとな
る。
ル領域11aおよびその近傍のドレイン・ソース領域1
0a、10bをSiO2 で覆った後にTiをスパッタ
し、650℃でシンターしてシリサイド化した後NH4
OHとH2 O2 溶液に浸して未反応のTiを除去して形
成することができる。この制御ゲート電極6、第2の浮
遊ゲート電極4b、第2のチャネル領域11a、第2の
ドレイン・ソース領域10c、10dから構成される薄
膜メモリトランジスタが第2のメモリトランジスタとな
る。
【0029】図2の(c)に示されるように、第2のド
レイン領域10cは第1のドレイン領域2aと接続され
ている。一方、第2のソース領域10dは第1のソース
領域2bから絶縁されている。
レイン領域10cは第1のドレイン領域2aと接続され
ている。一方、第2のソース領域10dは第1のソース
領域2bから絶縁されている。
【0030】7は、下層が厚さ2000Åの気相成長法
によるSiO2 膜で上層が厚さ7000ÅのBPSG膜
である層間絶縁膜、15は第1、第2のドレイン領域と
の接続をとるためのコンタクト孔、16は不純物濃度1
×1021cm-3にPがドープされたpolySiからなる
シリコンプラグ、13aは金属配線である。
によるSiO2 膜で上層が厚さ7000ÅのBPSG膜
である層間絶縁膜、15は第1、第2のドレイン領域と
の接続をとるためのコンタクト孔、16は不純物濃度1
×1021cm-3にPがドープされたpolySiからなる
シリコンプラグ、13aは金属配線である。
【0031】図3の(a)〜(d)はいずれもソース・
コンタクト部分の断面図である。同図において、13b
は、第1のソース領域2bへ接続されている金属配線、
13cは第2のソース領域10dに接続されている金属
配線である。
コンタクト部分の断面図である。同図において、13b
は、第1のソース領域2bへ接続されている金属配線、
13cは第2のソース領域10dに接続されている金属
配線である。
【0032】次に、本実施例装置の電気的接続関係につ
いて、図2の(a)〜(c)、図3の(a)〜(d)お
よび本実施例の等価回路図である図4を参照して説明す
る。制御ゲート電極6は行方向に接続されてワード線X
1、X2を構成し、第1、第2のドレイン領域は、ビッ
ト線Y1、Y2を構成する金属配線13aにより列方向
に接続され、第1のソース領域2bは、不純物拡散層で
行方向に接続された後、第1のソース線S1となる金属
配線13bにより共通に接続され、また第2のソース領
域10dは、a−Si膜とシリサイド膜で行方向に接続
された後、第2のソース線である金属配線13cにより
共通に接続されている。
いて、図2の(a)〜(c)、図3の(a)〜(d)お
よび本実施例の等価回路図である図4を参照して説明す
る。制御ゲート電極6は行方向に接続されてワード線X
1、X2を構成し、第1、第2のドレイン領域は、ビッ
ト線Y1、Y2を構成する金属配線13aにより列方向
に接続され、第1のソース領域2bは、不純物拡散層で
行方向に接続された後、第1のソース線S1となる金属
配線13bにより共通に接続され、また第2のソース領
域10dは、a−Si膜とシリサイド膜で行方向に接続
された後、第2のソース線である金属配線13cにより
共通に接続されている。
【0033】図4において、QMD i,j (i=1、2、j
=1、2)は図2の第1のメモリトランジスタを、QMU
i,j (i=1、2、j=1、2)は第2のメモリトラン
ジスタを示している。
=1、2)は図2の第1のメモリトランジスタを、QMU
i,j (i=1、2、j=1、2)は第2のメモリトラン
ジスタを示している。
【0034】次に、本実施例の装置の動作について説明
する。 読み出し:選択したワード線を例えば5Vの高電圧
に、他のワード線を例えば0Vの低電圧にバイアスす
る。また選択したビット線を1Vの電圧に、また他のビ
ット線をオープン状態にする。また、第1、第2のソー
ス線のうち選択するメモリトランジスタが接続されてい
るソース線を例えば0Vの低電圧に他方を開放状態にす
る。この結果選択したワード線に接続されたペアのメモ
リトランジスタのうちソース線が低電圧にバイアスされ
ているメモリトランジスタのみがチャネル電流を流しう
る状態になる。ここでメモリトランジスタのしきい値が
5V以下であればチャネル電流が流れ、5V以上であれ
ば電流が流れない。この電流の有無による節点の電位変
化をセンスアンプにおいてリファレンス電圧と比較しセ
ンスアンプ出力を得る。
する。 読み出し:選択したワード線を例えば5Vの高電圧
に、他のワード線を例えば0Vの低電圧にバイアスす
る。また選択したビット線を1Vの電圧に、また他のビ
ット線をオープン状態にする。また、第1、第2のソー
ス線のうち選択するメモリトランジスタが接続されてい
るソース線を例えば0Vの低電圧に他方を開放状態にす
る。この結果選択したワード線に接続されたペアのメモ
リトランジスタのうちソース線が低電圧にバイアスされ
ているメモリトランジスタのみがチャネル電流を流しう
る状態になる。ここでメモリトランジスタのしきい値が
5V以下であればチャネル電流が流れ、5V以上であれ
ば電流が流れない。この電流の有無による節点の電位変
化をセンスアンプにおいてリファレンス電圧と比較しセ
ンスアンプ出力を得る。
【0035】 書き込み:選択したワード線を例えば
13Vの高電圧に他のワード線を例えば0Vの低電圧に
バイアスする。また選択したビット線を例えば7Vの中
間電圧に、また他のビット線をオープン状態にする。さ
らに第1、第2のソース線のうち書き込むメモリトラン
ジスタが接続されているソース線を0Vの低電圧に、他
方を開放状態にする。ソース線が開放状態のメモリトラ
ンジスタ側にはチャネル電流は流れず、このためホット
エレクトロンの発生がなく書き込みは行われない。ソー
ス線が0Vになされた側のメモリトランジスタ側にはチ
ャネル電流が流れてホットエレクトロンが発生し、浮遊
電極に電子が注入される。
13Vの高電圧に他のワード線を例えば0Vの低電圧に
バイアスする。また選択したビット線を例えば7Vの中
間電圧に、また他のビット線をオープン状態にする。さ
らに第1、第2のソース線のうち書き込むメモリトラン
ジスタが接続されているソース線を0Vの低電圧に、他
方を開放状態にする。ソース線が開放状態のメモリトラ
ンジスタ側にはチャネル電流は流れず、このためホット
エレクトロンの発生がなく書き込みは行われない。ソー
ス線が0Vになされた側のメモリトランジスタ側にはチ
ャネル電流が流れてホットエレクトロンが発生し、浮遊
電極に電子が注入される。
【0036】 消去:EPROMの場合は紫外線を全
面に照射する。FEPROMの場合は、ワード線を例え
ば0Vの低電圧に、全てのビット線をオープン状態に
し、第1、第2のソース線に例えば12V高電圧を印加
する。この結果、ソース−浮遊ゲート電極間の電界が強
くなり浮遊ゲート電極からソース電極への電子の放出が
起きて消去が行われる。また、他の方式では、全てのビ
ット線をオープン状態にし、ワード線に例えば−7Vの
負電圧を、第1、第2のソース線に例えば5Vの正電圧
を印加しても同様の消去動作が実現できる。
面に照射する。FEPROMの場合は、ワード線を例え
ば0Vの低電圧に、全てのビット線をオープン状態に
し、第1、第2のソース線に例えば12V高電圧を印加
する。この結果、ソース−浮遊ゲート電極間の電界が強
くなり浮遊ゲート電極からソース電極への電子の放出が
起きて消去が行われる。また、他の方式では、全てのビ
ット線をオープン状態にし、ワード線に例えば−7Vの
負電圧を、第1、第2のソース線に例えば5Vの正電圧
を印加しても同様の消去動作が実現できる。
【0037】この第2の実施例の利点は、薄膜メモリト
ランジスタを従来の基板メモリトランジスタ上に制御ゲ
ート電極を共有して積層したことによって集積度が大幅
に向上した点である。この第2の実施例を改変して下層
のメモリトランジスタをも薄膜トランジスタとすること
もできる。この変更により一層の高集積化が可能とな
る。
ランジスタを従来の基板メモリトランジスタ上に制御ゲ
ート電極を共有して積層したことによって集積度が大幅
に向上した点である。この第2の実施例を改変して下層
のメモリトランジスタをも薄膜トランジスタとすること
もできる。この変更により一層の高集積化が可能とな
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不揮発性
半導体記憶装置は、浮遊ゲート電極を有する薄膜メモリ
トランジスタを複数個備えたものであるので、以下の効
果を奏することができる。
半導体記憶装置は、浮遊ゲート電極を有する薄膜メモリ
トランジスタを複数個備えたものであるので、以下の効
果を奏することができる。
【0039】 不純物拡散層容量を小さくするできる
ので、ビット線容量を削減することができ高速動作が可
能な半導体記憶装置を提供することができる。
ので、ビット線容量を削減することができ高速動作が可
能な半導体記憶装置を提供することができる。
【0040】 基板電極への接合リーク電流の流出が
なくなるので、安定した読み出し動作が可能となり、ま
た歩留りを向上させることができる。
なくなるので、安定した読み出し動作が可能となり、ま
た歩留りを向上させることができる。
【0041】 高電圧印加によるブレークダウン電
流、チャネルリーク電流の基板電極への流出がなくな
り、消去時における電源回路への負担が軽減されるの
で、内部電源の電圧降下が抑制され、安定した消去動作
が可能となる。
流、チャネルリーク電流の基板電極への流出がなくな
り、消去時における電源回路への負担が軽減されるの
で、内部電源の電圧降下が抑制され、安定した消去動作
が可能となる。
【0042】 基板にバイアスを与えてもメモリトラ
ンジスタのしきい値変動は少ない。そのため、誤読み出
しの発生を回避しつつ周辺回路の高速化を達成すること
ができる。
ンジスタのしきい値変動は少ない。そのため、誤読み出
しの発生を回避しつつ周辺回路の高速化を達成すること
ができる。
【0043】 素子分離がチャネルストッパやフィー
ルド酸化膜を用いることなく簡単に実現できるようにな
るので、ナローチャネル効果が抑制され素子の実効サイ
ズを設計値に近いものとすることができる。
ルド酸化膜を用いることなく簡単に実現できるようにな
るので、ナローチャネル効果が抑制され素子の実効サイ
ズを設計値に近いものとすることができる。
【0044】 メモリトランジスタを積層して形成す
ることが可能となるので、容易に高集積化することがで
きる。
ることが可能となるので、容易に高集積化することがで
きる。
【図1】 本発明の第1の実施例の断面図。
【図2】 本発明の第2の実施例の平面図と断面図。
【図3】 本発明の第2の実施例のソースコンタクト部
の断面図。
の断面図。
【図4】 本発明の第2の実施例の等価回路図。
【図5】 従来例の断面図。
【図6】 従来例の等価回路図。
1 半導体基板 1a 第1のチャネル領域 2a 第1のドレイン領域 2b 第1のソース領域 2c ドレイン領域 2d ソース領域 3 チャネル領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶縁膜(C
−FG間ゲート絶縁膜) 3a 第1のチャネル領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶
縁膜(第1のC−FG間ゲート絶縁膜) 3b 第2のチャネル領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶
縁膜(第2のC−FG間ゲート絶縁膜) 4 浮遊ゲート電極 4a 第1の浮遊ゲート電極 4b 第2の浮遊ゲート電極 5 浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート絶縁膜
(FG−CG間ゲート絶縁膜) 5a 第1の浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート
絶縁膜(第1のFG−CG間ゲート絶縁膜) 5b 第2の浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート
絶縁膜(第2のFG−CG間ゲート絶縁膜) 6 制御ゲート電極 7 層間絶縁膜 8 フィールド絶縁膜 9 SiO2 膜 10a ドレイン領域 10b ソース領域 10c 第2のドレイン領域 10d 第2のソース領域 11 チャネル領域 11a 第2のチャネル領域 12、12a 制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸化膜 13a〜13c 金属配線 14 TiSi2 膜 15 コンタクト孔 16 シリコンプラグ
−FG間ゲート絶縁膜) 3a 第1のチャネル領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶
縁膜(第1のC−FG間ゲート絶縁膜) 3b 第2のチャネル領域−浮遊ゲート電極間ゲート絶
縁膜(第2のC−FG間ゲート絶縁膜) 4 浮遊ゲート電極 4a 第1の浮遊ゲート電極 4b 第2の浮遊ゲート電極 5 浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート絶縁膜
(FG−CG間ゲート絶縁膜) 5a 第1の浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート
絶縁膜(第1のFG−CG間ゲート絶縁膜) 5b 第2の浮遊ゲート電極−制御ゲート電極間ゲート
絶縁膜(第2のFG−CG間ゲート絶縁膜) 6 制御ゲート電極 7 層間絶縁膜 8 フィールド絶縁膜 9 SiO2 膜 10a ドレイン領域 10b ソース領域 10c 第2のドレイン領域 10d 第2のソース領域 11 チャネル領域 11a 第2のチャネル領域 12、12a 制御ゲート・浮遊ゲート電極側壁酸化膜 13a〜13c 金属配線 14 TiSi2 膜 15 コンタクト孔 16 シリコンプラグ
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板の絶縁膜上に形成された制御
ゲート電極と、該制御ゲート電極を覆う第1のゲート絶
縁膜と、該第1のゲート絶縁膜上に形成された浮遊ゲー
ト電極と、該浮遊ゲート電極上に設けられた第2のゲー
ト絶縁膜と、該第2のゲート絶縁膜上に設けられた、第
1導電型の半導体薄膜からなるチャネル領域と、該チャ
ネル領域を挟んで形成された第2導電型の半導体薄膜か
らなるソース・ドレイン領域と、を有する薄膜メモリト
ランジスタを複数個備えた不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記薄膜メモリトランジスタが行列状に
配置され、前記薄膜メモリトランジスタのドレイン領域
がビット線により列方向に接続され、前記薄膜メモリト
ランジスタの制御ゲート電極がワード線により行方向に
接続され、前記薄膜メモリトランジスタのソース領域が
共通に接続されている請求項1記載の不揮発性半導体記
憶装置。 - 【請求項3】 第1導電型の半導体基板の表面領域内に
設けられた第1のチャネル領域と、該第1のチャネル領
域を挟む、前記半導体基板の表面領域内に設けられた第
2導電型の第1のソース・ドレイン領域と、前記第1の
チャネル領域を覆う第1のゲート絶縁膜と、該第1のゲ
ート絶縁膜上に設けられた第1の浮遊ゲート電極と、該
第1の浮遊ゲート電極を覆う第2のゲート絶縁膜と、該
第2のゲート絶縁膜上に設けられた制御ゲート電極と、
該制御ゲート電極を覆う第3のゲート絶縁膜と、該第3
のゲート絶縁膜上に設けられた第2の浮遊ゲート電極
と、該第2の浮遊ゲート電極上を覆う第4のゲート絶縁
膜と、該第4のゲート絶縁膜を介して前記第2の浮遊ゲ
ート電極上に設けられた、第1導電型の半導体薄膜から
なる第2のチャネル領域と、該第2のチャネル領域を挟
んで形成された、第2導電型の半導体薄膜からなる第2
のソース・ドレイン領域と、を有する、積層メモリトラ
ンジスタを複数個備えた不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
た第1導電型の半導体薄膜からなる第1のチャネル領域
と、該第1のチャネル領域を挟んで形成された第2導電
型の半導体薄膜からなるソース・ドレイン領域と、前記
第1のチャネル領域を覆う第1のゲート絶縁膜と、該第
1のゲート絶縁膜上に設けられた第1の浮遊ゲート電極
と、該第1の浮遊ゲート電極を覆う第2のゲート絶縁膜
と、該第2のゲート絶縁膜上に設けられた制御ゲート電
極と、該制御ゲート電極を覆う第3のゲート絶縁膜と、
該第3のゲート絶縁膜上に設けられた第2の浮遊ゲート
電極と、該第2の浮遊ゲート電極上を覆う第4のゲート
絶縁膜と、該第4のゲート絶縁膜を介して前記第2の浮
遊ゲート電極上に設けられた、第1導電型の半導体薄膜
からなる第2のチャネル領域と、該第2のチャネル領域
を挟んで形成された、第2導電型の半導体薄膜からなる
第2のソース・ドレイン領域と、を有する積層メモリト
ランジスタを複数個備えた不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記積層メモリトランジスタが行列状に
配置され、前記積層メモリトランジスタの第1、第2の
ドレイン領域がビット線により列方向に接続され、前記
積層メモリトランジスタの制御ゲート電極がワード線に
より列方向に接続され、前記積層メモリトランジスタの
第1のソース領域同士および第2のソース領域同士がそ
れぞれ共通に接続されている請求項3または4記載の不
揮発性半導体記憶装置。
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