JP2809717B2 - 映像受信装置 - Google Patents
映像受信装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば静止画伝送システムの受信局で使用
される映像受信装置に関する。
される映像受信装置に関する。
(従来の技術) 近年、通信技術の発達や通信ニーズの多様化に伴ない
種々の情報通信サービスシステムが開発されている。そ
の中に、CATV放送システム等のように、映像信号と音声
信号とから構成される複数の番組を送信局から送信し、
各加入受信局で所望の番組の映像信号および音声信号を
選択的に抽出して例えばテレビジョン受像機に表示する
システムがある。この種のシステムの課金方式には、従
来より例えば視聴した番組の種類と視聴時間とから算定
するいわゆるPay/View方式が適用されている。
種々の情報通信サービスシステムが開発されている。そ
の中に、CATV放送システム等のように、映像信号と音声
信号とから構成される複数の番組を送信局から送信し、
各加入受信局で所望の番組の映像信号および音声信号を
選択的に抽出して例えばテレビジョン受像機に表示する
システムがある。この種のシステムの課金方式には、従
来より例えば視聴した番組の種類と視聴時間とから算定
するいわゆるPay/View方式が適用されている。
ところで、最近新たな情報伝送サービスシステムとし
て、映像信号を用いて構成した複数の番組を無線通信回
線、特に衛星通信回線を利用して静止画伝送するシステ
ムが考えられている。第4図はこの種のシステムの概略
構成を示すものである。同図において、複数の情報ソー
ス1から送出されたニュースや生活情報、教育情報、通
信販売情報等の番組を構成する映像信号および音声信号
は、送信局2にそれぞれ導入される。そして、この送信
局2で映像信号の各画面とディジタル化した音声信号と
が時分割多重または周波数分割多重されたのち、例えば
FM変調されて送信アンテナから送信される。ここで送信
信号の映像フレームの構成としては、例えば第5図に示
すごとく、各番組A,B,C,毎にその静止画面a1,a2,a3,
…、b1,b2,b3,…、c1,c2,c3,…を各々一定の時間間隔
(例えば数秒)で間欠的に伝送信号のタイムスロットに
挿入したものが使用される。
て、映像信号を用いて構成した複数の番組を無線通信回
線、特に衛星通信回線を利用して静止画伝送するシステ
ムが考えられている。第4図はこの種のシステムの概略
構成を示すものである。同図において、複数の情報ソー
ス1から送出されたニュースや生活情報、教育情報、通
信販売情報等の番組を構成する映像信号および音声信号
は、送信局2にそれぞれ導入される。そして、この送信
局2で映像信号の各画面とディジタル化した音声信号と
が時分割多重または周波数分割多重されたのち、例えば
FM変調されて送信アンテナから送信される。ここで送信
信号の映像フレームの構成としては、例えば第5図に示
すごとく、各番組A,B,C,毎にその静止画面a1,a2,a3,
…、b1,b2,b3,…、c1,c2,c3,…を各々一定の時間間隔
(例えば数秒)で間欠的に伝送信号のタイムスロットに
挿入したものが使用される。
上記送信局2から送信された送信信号は、通信衛星3
に搭載されたトランスポンダで中継されて多数の受信局
4に伝送される。これらの受信局4では、例えば受信者
が希望する番組を予め指定しておくことにより、受信信
号の中から上記希望番組の映像信号および音声信号がそ
れぞれ抽出され、テレビジョン受像機などに供給されて
表示および音声出力される。尚、上記希望番組の映像信
号の抽出は例えば次のように行なわれる。すなわち、送
信局は第6図に示す如く、映像信号の各フィールド毎に
その垂直帰線消去区間に番組識別符号(以後IDコードと
称する)IDa,IDbを重畳して送信する。これに対し各受
信局は、映像信号の1フィールドが受信される毎に、そ
の垂直帰線消去区間に挿入されている上記IDコードを検
出し、このIDコードからいま受信した映像信号の番組を
識別する。
に搭載されたトランスポンダで中継されて多数の受信局
4に伝送される。これらの受信局4では、例えば受信者
が希望する番組を予め指定しておくことにより、受信信
号の中から上記希望番組の映像信号および音声信号がそ
れぞれ抽出され、テレビジョン受像機などに供給されて
表示および音声出力される。尚、上記希望番組の映像信
号の抽出は例えば次のように行なわれる。すなわち、送
信局は第6図に示す如く、映像信号の各フィールド毎に
その垂直帰線消去区間に番組識別符号(以後IDコードと
称する)IDa,IDbを重畳して送信する。これに対し各受
信局は、映像信号の1フィールドが受信される毎に、そ
の垂直帰線消去区間に挿入されている上記IDコードを検
出し、このIDコードからいま受信した映像信号の番組を
識別する。
この様なシステムを用いれば、受信者は多様な番組の
中から希望する番組を選んでその情報を得ることができ
るので、限られた衛星通信回線を有効に使用して多様化
する多数の受信者の要求を満すことができる。
中から希望する番組を選んでその情報を得ることができ
るので、限られた衛星通信回線を有効に使用して多様化
する多数の受信者の要求を満すことができる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この様なシステムにおいて、前記Pay/View
方式を適用して各受信局に対し課金を行なおうとする
と、次のような問題点を生じていた。すなわちPay/View
方式は、一般に番組毎に予め定められた単位時間当たり
の料金と、その番組を選択した時刻および視聴時間とか
ら料金を算定するようにしている。しかるに、前記静止
画伝送システムは、その伝送方式として1番組の映像信
号を連続的に伝送する場合以外に、先に述べたように番
組毎にその静止画像を間欠的に送信する方式を使用する
場合もある。このため、必ずしも視聴した静止画面数と
視聴時間とが一定の関係になるとは限らない。したがっ
て、前記Pay/View方式を使用して静止画像伝送システム
の課金を行うと、例えば受信者は実際に視聴した静止画
面数、つまり利用した情報量が少ないにも拘らず、視聴
時間に対応した料金が課金されるといった不具合を生じ
ることになり非常に好ましくなかった。
方式を適用して各受信局に対し課金を行なおうとする
と、次のような問題点を生じていた。すなわちPay/View
方式は、一般に番組毎に予め定められた単位時間当たり
の料金と、その番組を選択した時刻および視聴時間とか
ら料金を算定するようにしている。しかるに、前記静止
画伝送システムは、その伝送方式として1番組の映像信
号を連続的に伝送する場合以外に、先に述べたように番
組毎にその静止画像を間欠的に送信する方式を使用する
場合もある。このため、必ずしも視聴した静止画面数と
視聴時間とが一定の関係になるとは限らない。したがっ
て、前記Pay/View方式を使用して静止画像伝送システム
の課金を行うと、例えば受信者は実際に視聴した静止画
面数、つまり利用した情報量が少ないにも拘らず、視聴
時間に対応した料金が課金されるといった不具合を生じ
ることになり非常に好ましくなかった。
そこで本発明は上記事情に着目し、その目的とすると
ころは、映像信号の伝送方式が如何なる方式であって
も、常に実際に伝送した情報量に応じた適正な課金を行
ない得る映像受信装置を提供することにある。
ころは、映像信号の伝送方式が如何なる方式であって
も、常に実際に伝送した情報量に応じた適正な課金を行
ない得る映像受信装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、少なくとも複数画面分の映像信号により構
成される番組を送信局で画面単位に時分割多重して送信
し、受信局で上記送信局から送られた時分割多重信号を
受信してその中から所望の番組の映像信号を画面単位で
選択的に抽出する映像伝送システムで使用される映像受
信装置において、画面数計数手段と、課金情報出力手段
とを備え、上記時分割多重信号の中から抽出した映像信
号の画面数を上記画面数計数手段により計数し、この画
面数計数手段により得られた計数値もしくはこの計数値
に対応する情報を上記課金情報出力手段から課金情報と
して出力するようにしたものである。
成される番組を送信局で画面単位に時分割多重して送信
し、受信局で上記送信局から送られた時分割多重信号を
受信してその中から所望の番組の映像信号を画面単位で
選択的に抽出する映像伝送システムで使用される映像受
信装置において、画面数計数手段と、課金情報出力手段
とを備え、上記時分割多重信号の中から抽出した映像信
号の画面数を上記画面数計数手段により計数し、この画
面数計数手段により得られた計数値もしくはこの計数値
に対応する情報を上記課金情報出力手段から課金情報と
して出力するようにしたものである。
また本発明は、画面数計数手段により得られた計数値
もしくはこの計数値に対応する情報を通信回線を介して
課金を管理するための装置へ送信すること、および画面
数計数手段により得られた計数値もしくはこの計数値か
ら算出した料金を、上記時分割多重信号の中から選択的
に抽出した映像信号に挿入してモニタ表示することもそ
れぞれ特徴とする。
もしくはこの計数値に対応する情報を通信回線を介して
課金を管理するための装置へ送信すること、および画面
数計数手段により得られた計数値もしくはこの計数値か
ら算出した料金を、上記時分割多重信号の中から選択的
に抽出した映像信号に挿入してモニタ表示することもそ
れぞれ特徴とする。
(作 用) この結果本発明によれば、映像受信装置において実際
に視聴した映像信号の画面数が計数され、この計数値も
しくはそれを対応する情報が課金情報として出力される
ことになる。したがって、伝送方式が例えば1つの番組
の映像信号を画面単位で連続して時分割多重して伝送す
る方式であっても、また各番組の映像信号を各々1画面
ずつ間欠的に伝送する方式であっても、必ず真に視聴し
た静止画面数、つまり利用した情報量に応じた料金が算
定されることになる。したがって、映像信号により構成
される番組を画面単位で時分割多重伝送し、受信側で希
望番組の映像信号を画面単位で抽出するシステムにあっ
て、常に適正な課金が可能となる。
に視聴した映像信号の画面数が計数され、この計数値も
しくはそれを対応する情報が課金情報として出力される
ことになる。したがって、伝送方式が例えば1つの番組
の映像信号を画面単位で連続して時分割多重して伝送す
る方式であっても、また各番組の映像信号を各々1画面
ずつ間欠的に伝送する方式であっても、必ず真に視聴し
た静止画面数、つまり利用した情報量に応じた料金が算
定されることになる。したがって、映像信号により構成
される番組を画面単位で時分割多重伝送し、受信側で希
望番組の映像信号を画面単位で抽出するシステムにあっ
て、常に適正な課金が可能となる。
(実施例) 第2図は、本発明の一実施例における映像受信装置を
備えた受信局と、これらの受信局から課金情報を収集す
るためのシステムの概略構成を示すものである。尚、同
図において受信局の音声信号再生系については説明の便
宜上省略してある。
備えた受信局と、これらの受信局から課金情報を収集す
るためのシステムの概略構成を示すものである。尚、同
図において受信局の音声信号再生系については説明の便
宜上省略してある。
各受信局40は、通信衛星(第4図の3)のトランスポ
ンダにより中継伝送された信号を、受信アンテナ41で受
信したのち周波数変換回路42でSHF帯からUHF帯の信号に
周波数変換し、さらにこのUHF帯から中間周波帯の信号
に周波数変換する。また、この周波数変換回路42におい
てチャネルの選局も行なう。そしてこの中間周波帯の信
号をFM復調器43でFM復調したのち映像信号RVSとディジ
タル音声信号RASとに分離し、このうち映像信号を映像
選択回路50に導入する。
ンダにより中継伝送された信号を、受信アンテナ41で受
信したのち周波数変換回路42でSHF帯からUHF帯の信号に
周波数変換し、さらにこのUHF帯から中間周波帯の信号
に周波数変換する。また、この周波数変換回路42におい
てチャネルの選局も行なう。そしてこの中間周波帯の信
号をFM復調器43でFM復調したのち映像信号RVSとディジ
タル音声信号RASとに分離し、このうち映像信号を映像
選択回路50に導入する。
映像選択回路50は、例えば第1図に示すごとく構成さ
れる。すなわち、上記受信映像信号RVSはIDデコーダ81
に導入される。このIDデコーダ81は、受信映像信号RVS
の映像信号の各フィールド、つまり各静止画像毎にその
垂直帰線消去区間に挿入されているIDコードを検出して
解読する。また上記受信映像信号RVSはゲート回路54に
も導入される。このゲート回路54は、後述する制御回路
52から出力されるゲート制御信号GSに従ってゲート動作
し、これにより上記受信映像信号RVSの中から映像信号
を1フィールド単位に、つまり静止画像単位に通過さ
せ、画像メモリ55に供給する。この画像メモリ55は、1
フィールド分の映像信号の記憶容量を有し、上記ゲート
回路54から静止画像が供給される毎にこの静止画像を一
旦記憶する。そして、この記憶した静止画像を次の静止
画像が上記ゲート回路54を経て供給されるまでの間に繰
り返し読み出してテレビジョン受信機60へ出力する。制
御回路52は、例えばマイクロコンピュータを備えたもの
で、その制御機能として映像選択制御手段52aを有して
いる。この映像選択制御手段52aは、上記IDデコーダ51
でIDコードが検出される毎に、この受信IDコードをIDメ
モリ53に予め記憶してある希望番組のIDコードと照合す
る、そして、その照合の結果受信IDコードが記憶IDコー
ドと一致すると、上記ゲート回路54に対しゲート制御信
号GSを出力し、ゲート回路54を受信映像信号RVSの1フ
ィールド期間だけ開成させる。
れる。すなわち、上記受信映像信号RVSはIDデコーダ81
に導入される。このIDデコーダ81は、受信映像信号RVS
の映像信号の各フィールド、つまり各静止画像毎にその
垂直帰線消去区間に挿入されているIDコードを検出して
解読する。また上記受信映像信号RVSはゲート回路54に
も導入される。このゲート回路54は、後述する制御回路
52から出力されるゲート制御信号GSに従ってゲート動作
し、これにより上記受信映像信号RVSの中から映像信号
を1フィールド単位に、つまり静止画像単位に通過さ
せ、画像メモリ55に供給する。この画像メモリ55は、1
フィールド分の映像信号の記憶容量を有し、上記ゲート
回路54から静止画像が供給される毎にこの静止画像を一
旦記憶する。そして、この記憶した静止画像を次の静止
画像が上記ゲート回路54を経て供給されるまでの間に繰
り返し読み出してテレビジョン受信機60へ出力する。制
御回路52は、例えばマイクロコンピュータを備えたもの
で、その制御機能として映像選択制御手段52aを有して
いる。この映像選択制御手段52aは、上記IDデコーダ51
でIDコードが検出される毎に、この受信IDコードをIDメ
モリ53に予め記憶してある希望番組のIDコードと照合す
る、そして、その照合の結果受信IDコードが記憶IDコー
ドと一致すると、上記ゲート回路54に対しゲート制御信
号GSを出力し、ゲート回路54を受信映像信号RVSの1フ
ィールド期間だけ開成させる。
ところで、上記制御回路52から出力されたゲート信号
GSは蓄積装置70にも導入される。この蓄積装置70は、第
1図に示すごとく例えばバイナリカウンタから構成さ
れ、上記ゲート制御信号GSの発生回数、つまりゲート回
路54を通過する静止画像の画面数を計数する。そして、
その計数値COを課金情報としてデータ伝送装置80へ出力
する。このデータ伝送装置80は、第1図に示す如く例え
ば並列/直列変換器(P/S)81と、モデム(MOD)82とか
ら構成される。そして、課金センタ100から公衆回線網9
0を介してポーリングが到来した場合に、上記バイナリ
カウンタ70から計数値を並列/直列変換器81に導入し、
この変換器81でパラレルデータからシリアルデータに変
換する。そして、このシリアルデータをモデム82により
所定の信号形態に変換したのち、公衆回線網90を介して
課金センタ100へ送信する。
GSは蓄積装置70にも導入される。この蓄積装置70は、第
1図に示すごとく例えばバイナリカウンタから構成さ
れ、上記ゲート制御信号GSの発生回数、つまりゲート回
路54を通過する静止画像の画面数を計数する。そして、
その計数値COを課金情報としてデータ伝送装置80へ出力
する。このデータ伝送装置80は、第1図に示す如く例え
ば並列/直列変換器(P/S)81と、モデム(MOD)82とか
ら構成される。そして、課金センタ100から公衆回線網9
0を介してポーリングが到来した場合に、上記バイナリ
カウンタ70から計数値を並列/直列変換器81に導入し、
この変換器81でパラレルデータからシリアルデータに変
換する。そして、このシリアルデータをモデム82により
所定の信号形態に変換したのち、公衆回線網90を介して
課金センタ100へ送信する。
尚、上記バイナリカウンタとしては、例えば36ビット
のカウンタを用いればよい。この様なカウンタを用いれ
ば、たとえ毎日24時間連続して視聴したとしても、36年
以上使用することができる。
のカウンタを用いればよい。この様なカウンタを用いれ
ば、たとえ毎日24時間連続して視聴したとしても、36年
以上使用することができる。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明す
る。尚、送信局からは第5図に示したように、各番組A,
B,Cの静止画像a1,a2,a3,…、b1,b2,b3,…、c1,c2,c3,…
が各々一定の間隔で間欠的に多重化されて送信されるも
のとして説明を行なう。
る。尚、送信局からは第5図に示したように、各番組A,
B,Cの静止画像a1,a2,a3,…、b1,b2,b3,…、c1,c2,c3,…
が各々一定の間隔で間欠的に多重化されて送信されるも
のとして説明を行なう。
映像選択回路50では、受信映像信号RVSが入力される
と、IDデコーダ51でこの受信映像信号の各フィールド毎
にIDコードが検出される。そうすると制御回路52は、上
記IDデコーダ51でIDコードが検出される毎に、IDメモリ
53から希望番組のIDコードを読み出して、上記受信IDコ
ードをこの記憶IDコードと照合する。そして、両IDコー
ドが一致すると、その時点でゲート回路54に対しゲート
制御信号GSを出力し、これによりゲート回路54を1フィ
ールド期間開成させる。このため、上記受信映像信号RV
Sの静止画像がゲート回路54を通過して画像メモリ55に
供給され、この画像メモリ55に一旦記憶されたのち繰り
返し読み出されてテレビジョン受信機60で表示される。
と、IDデコーダ51でこの受信映像信号の各フィールド毎
にIDコードが検出される。そうすると制御回路52は、上
記IDデコーダ51でIDコードが検出される毎に、IDメモリ
53から希望番組のIDコードを読み出して、上記受信IDコ
ードをこの記憶IDコードと照合する。そして、両IDコー
ドが一致すると、その時点でゲート回路54に対しゲート
制御信号GSを出力し、これによりゲート回路54を1フィ
ールド期間開成させる。このため、上記受信映像信号RV
Sの静止画像がゲート回路54を通過して画像メモリ55に
供給され、この画像メモリ55に一旦記憶されたのち繰り
返し読み出されてテレビジョン受信機60で表示される。
例えば、いま受信者が視聴を希望する番組として、番
組AのIDコードIDaをIDメモリ53に記憶しておいたとす
る。そうすると制御回路52は、第3図に示すように番組
Aの静止画像a1,a2,a3,…が受信される毎にゲート制御
信号GSを発生する。このため、ゲート回路54は上記ゲー
ト制御回路GSのパルス出力期間(1フィールド)だけそ
れぞれゲート開状態となり、この結果上記受信映像信号
RVSのうち、希望番組Aの各静止画像a1,a2,a3,…のみが
上記ゲート回路54を通過して画像メモリ53に供給され
る。そして、上記各静止画像a1,a2,a3,…は、各々画像
メモリ55に一旦記憶され、しかるのち次の静止画像がゲ
ート回路54を介して供給されるまでの期間に繰り返し読
み出され、第3図のVS2に示すようにあたかも連続して
受信された映像信号のようにテレビジョン受像機60に供
給され表示される。すなわち、テレビジョン受像機60に
は希望番組Aの静止画像a1,a2,a3,…がその受信間隔で
更新されながらリアルタイムに表示される。
組AのIDコードIDaをIDメモリ53に記憶しておいたとす
る。そうすると制御回路52は、第3図に示すように番組
Aの静止画像a1,a2,a3,…が受信される毎にゲート制御
信号GSを発生する。このため、ゲート回路54は上記ゲー
ト制御回路GSのパルス出力期間(1フィールド)だけそ
れぞれゲート開状態となり、この結果上記受信映像信号
RVSのうち、希望番組Aの各静止画像a1,a2,a3,…のみが
上記ゲート回路54を通過して画像メモリ53に供給され
る。そして、上記各静止画像a1,a2,a3,…は、各々画像
メモリ55に一旦記憶され、しかるのち次の静止画像がゲ
ート回路54を介して供給されるまでの期間に繰り返し読
み出され、第3図のVS2に示すようにあたかも連続して
受信された映像信号のようにテレビジョン受像機60に供
給され表示される。すなわち、テレビジョン受像機60に
は希望番組Aの静止画像a1,a2,a3,…がその受信間隔で
更新されながらリアルタイムに表示される。
ところで、上記制御回路52から出力されたゲート制御
信号GSはバイナリカウンタ70に導かれ、このバイナリカ
ウンタ70によりその出力回数が計数される。この状態
で、課金センタ100から公衆回線網90を介してポーリン
グ信号が到来すると、上記バイナリカウンタ70の計数値
は並列/直列変換器81でシリアルデータに変換されたの
ちモデム82に供給される。モデム82は、上記並列/直列
変換器81から供給された計数値のシリアルデータを所定
の信号形態に変換したのち、公衆回線網90を介して課金
センタ100へ送出する。
信号GSはバイナリカウンタ70に導かれ、このバイナリカ
ウンタ70によりその出力回数が計数される。この状態
で、課金センタ100から公衆回線網90を介してポーリン
グ信号が到来すると、上記バイナリカウンタ70の計数値
は並列/直列変換器81でシリアルデータに変換されたの
ちモデム82に供給される。モデム82は、上記並列/直列
変換器81から供給された計数値のシリアルデータを所定
の信号形態に変換したのち、公衆回線網90を介して課金
センタ100へ送出する。
課金センタ100は、各受信局40に対し定期的(例えば
1月毎)に上記ポーリング信号を送出し、これにより各
受信局40から計数値のデータを収集する。そして、例え
ばこの今回収集したデータから前回のデータを引き算し
て今月視聴した静止画面総数を求め、この画面数に対応
する料金を受信局40に対し伝える。
1月毎)に上記ポーリング信号を送出し、これにより各
受信局40から計数値のデータを収集する。そして、例え
ばこの今回収集したデータから前回のデータを引き算し
て今月視聴した静止画面総数を求め、この画面数に対応
する料金を受信局40に対し伝える。
この様に本実施例であれば、各受信局40で選択された
静止画面の数を計数し、この計数値を課金情報として課
金センタ100へ伝送するようにしたので、送信局から送
られる映像信号の伝送方式が如何なる方式であっても、
課金センタ100では常に各受信局40が真に視聴した静止
画面の数に相当する料金を正確に算出することができ
る。また、本実施例であれば、ゲート回路54のゲート制
御信号GSをそのまま計数するだけで画面数を計数するこ
とができ、これにより簡単な回路構成で実現できる利点
がある。
静止画面の数を計数し、この計数値を課金情報として課
金センタ100へ伝送するようにしたので、送信局から送
られる映像信号の伝送方式が如何なる方式であっても、
課金センタ100では常に各受信局40が真に視聴した静止
画面の数に相当する料金を正確に算出することができ
る。また、本実施例であれば、ゲート回路54のゲート制
御信号GSをそのまま計数するだけで画面数を計数するこ
とができ、これにより簡単な回路構成で実現できる利点
がある。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、蓄積装置70またはデータ伝送装置80に料金算出
回路を設け、この回路によりバイナリカウンタ70の計数
値から料金を算出してこの料金データを課金センタ100
へ伝送するようにしてもよい。また、1つの番組の視聴
が終了する毎に、その計数値およびこの計数値に対応す
る料金を算出してこれらを課金センタ100へ伝送するよ
うにしてもよい。さらに、これらの計数値および料金の
算出値を例えばスーパーインポーズ方式により映像信号
に重畳してテレビジョン受像機に表示させるようにして
もよい。また、画面数の計数や課金センタ100への伝送
制御等を制御回路52で一括して行なうようにしてもよ
い。さらに、前記実施例では衛星通信回線を用いたシス
テムを例にとって説明したが、地上マイクロ波通信シス
テムにおいても適用できる。その他、映像信号の伝送方
式、画面数計数手段や課金情報出力手段の構成、課金情
報の形態、受信局の構成等についても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
例えば、蓄積装置70またはデータ伝送装置80に料金算出
回路を設け、この回路によりバイナリカウンタ70の計数
値から料金を算出してこの料金データを課金センタ100
へ伝送するようにしてもよい。また、1つの番組の視聴
が終了する毎に、その計数値およびこの計数値に対応す
る料金を算出してこれらを課金センタ100へ伝送するよ
うにしてもよい。さらに、これらの計数値および料金の
算出値を例えばスーパーインポーズ方式により映像信号
に重畳してテレビジョン受像機に表示させるようにして
もよい。また、画面数の計数や課金センタ100への伝送
制御等を制御回路52で一括して行なうようにしてもよ
い。さらに、前記実施例では衛星通信回線を用いたシス
テムを例にとって説明したが、地上マイクロ波通信シス
テムにおいても適用できる。その他、映像信号の伝送方
式、画面数計数手段や課金情報出力手段の構成、課金情
報の形態、受信局の構成等についても、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、画面数計数手段
と、課金情報出力手段とを備え、送信局から送られた時
分割多重信号の中から抽出した映像信号の画面数を上記
画面数計数手段により計数し、この画面数計数手段によ
り得られた計数値もしくはこの計数値に対応する情報を
上記課金情報出力手段から課金情報として出力するよう
にしたことによって、映像信号の伝送方式が如何なる方
式であっても、常に実際に伝送した情報量に応じた適正
な課金を行ない得る映像受信装置を提供することができ
る。
と、課金情報出力手段とを備え、送信局から送られた時
分割多重信号の中から抽出した映像信号の画面数を上記
画面数計数手段により計数し、この画面数計数手段によ
り得られた計数値もしくはこの計数値に対応する情報を
上記課金情報出力手段から課金情報として出力するよう
にしたことによって、映像信号の伝送方式が如何なる方
式であっても、常に実際に伝送した情報量に応じた適正
な課金を行ない得る映像受信装置を提供することができ
る。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を説明するための
もので、第1図は映像受信装置の要部構成を示す回路ブ
ロック図、第2図は受信局および課金システムの概略構
成を示す回路ブロック図、第3図は第1図に示した装置
の動作説明に使用するタイミング図、第4図は静止画伝
送システムの構成の一例を示す図、第5図は映像送信方
式の一例を示す図、第6図は伝送信号の一例を示す図で
ある。 1……情報ソース、2……送信局、3……通信衛星、40
……受信局、41……受信アンテナ、42……周波数変換回
路、43……FM復調器、50……映像選択回路、51……IDデ
コーダ、52……制御回路、52a……映像選択制御手段、5
3……IDメモリ、54……ゲート回路、55……画像メモ
リ、60……テレビジョン受像機、70……蓄積装置(バイ
ナリカウンタ)、80……データ伝送装置、81……並列/
直列変換器、82……モデム、90……公衆回線網、100…
…課金センタ。
もので、第1図は映像受信装置の要部構成を示す回路ブ
ロック図、第2図は受信局および課金システムの概略構
成を示す回路ブロック図、第3図は第1図に示した装置
の動作説明に使用するタイミング図、第4図は静止画伝
送システムの構成の一例を示す図、第5図は映像送信方
式の一例を示す図、第6図は伝送信号の一例を示す図で
ある。 1……情報ソース、2……送信局、3……通信衛星、40
……受信局、41……受信アンテナ、42……周波数変換回
路、43……FM復調器、50……映像選択回路、51……IDデ
コーダ、52……制御回路、52a……映像選択制御手段、5
3……IDメモリ、54……ゲート回路、55……画像メモ
リ、60……テレビジョン受像機、70……蓄積装置(バイ
ナリカウンタ)、80……データ伝送装置、81……並列/
直列変換器、82……モデム、90……公衆回線網、100…
…課金センタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/16 H04N 7/08
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも複数画面分の映像信号により構
成される番組を送信局で画面単位に時分割多重して送信
し、受信局で上記送信局から送られた時分割多重信号を
受信してその中から所望の番組の映像信号を画面単位で
選択的に抽出する映像伝送システムで使用される映像受
信装置において、 前記時分割多重信号の中から抽出した映像信号の画面数
を計数する画面数計数手段と、 この画面数計数手段により得られた計数値もしくはこの
計数値に対応する情報を課金情報として出力する課金情
報出力手段とを具備したことを特徴とする映像受信装
置。 - 【請求項2】課金情報出力手段は、画面数計数手段によ
り得られた計数値もしくはこの計数値に対応する情報を
通信回線を介して課金を管理するための装置へ送信する
ことを特徴とする請求項(1)記載の映像受信装置。 - 【請求項3】課金情報出力手段は、画面数計数手段によ
り得られた計数値もしくはこの計数値から算出した料金
を、前記時分割多重化信号の中から選択的に抽出した映
像信号に挿入してモニタ表示することを特徴とする請求
項(1)記載の映像受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1169389A JP2809717B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 映像受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1169389A JP2809717B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 映像受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0334795A JPH0334795A (ja) | 1991-02-14 |
JP2809717B2 true JP2809717B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=15885692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1169389A Expired - Lifetime JP2809717B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 映像受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809717B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3609842B2 (ja) * | 1992-10-30 | 2005-01-12 | 株式会社リコス | 無線通信の料金課金装置 |
JP3462229B2 (ja) * | 1993-01-12 | 2003-11-05 | 株式会社リコス | 無線通信における情報の無断利用防止装置 |
JP2003009121A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-10 | Toshiba Corp | 有料放送受信装置、システム及びプログラム |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1169389A patent/JP2809717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334795A (ja) | 1991-02-14 |
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Legal Events
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