JP2805418B2 - 有機性汚水の浄化処理方法 - Google Patents
有機性汚水の浄化処理方法Info
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水、し尿、有機性の排
水などの高濃度のBODおよびSSを含む有機性汚水を
高速度で高度に浄化する生物処理方法に関するものであ
る。
水などの高濃度のBODおよびSSを含む有機性汚水を
高速度で高度に浄化する生物処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、アンスラサイト、シャモッ
ト、抗火石などの粒状鉱物や人骨軽量骨材、粒状活性炭
などをろ材とする浸漬ろ床の下部からエアレーションを
行い、原水を通水させることによって生物処理を行いな
がらSSのろ過除去を同時に行う技術は公知であり、好
気性生物ろ床( Aerated Biological Filter:略称BA
F)と呼ばれ、最近とみに注目を集めている。その理由
はBAFが単一槽内で生物処理とSSのろ過除去を同時
に行えるという活性汚泥法にない特徴をもっているから
である。以下生物処理を行いながらSSのろ過除去を行
う工程を生物ろ過という。
ト、抗火石などの粒状鉱物や人骨軽量骨材、粒状活性炭
などをろ材とする浸漬ろ床の下部からエアレーションを
行い、原水を通水させることによって生物処理を行いな
がらSSのろ過除去を同時に行う技術は公知であり、好
気性生物ろ床( Aerated Biological Filter:略称BA
F)と呼ばれ、最近とみに注目を集めている。その理由
はBAFが単一槽内で生物処理とSSのろ過除去を同時
に行えるという活性汚泥法にない特徴をもっているから
である。以下生物処理を行いながらSSのろ過除去を行
う工程を生物ろ過という。
【0003】しかしながら、従来のBAFは次のような
欠点をもっていた。 原水SSの高いものには、ろ床がすぐ目詰まりする
ので適用できない。 原水BODが高いと(BODとして150mg/リ
ットル以上のもの)、ろ床内の増殖微生物が多量にな
り、やはりろ床が急速に目詰まりするので適用できな
い。 ろ床内の微生物濃度が少ないので、BOD容積負荷
を高くとると、処理水質が悪化してしまうので、通常
1.5kg/m3 ・日以下の容積負荷で運転しなければ
ならない。
欠点をもっていた。 原水SSの高いものには、ろ床がすぐ目詰まりする
ので適用できない。 原水BODが高いと(BODとして150mg/リ
ットル以上のもの)、ろ床内の増殖微生物が多量にな
り、やはりろ床が急速に目詰まりするので適用できな
い。 ろ床内の微生物濃度が少ないので、BOD容積負荷
を高くとると、処理水質が悪化してしまうので、通常
1.5kg/m3 ・日以下の容積負荷で運転しなければ
ならない。
【0004】このような高濃度のBODおよびSSを含
む有機性汚水を浄化処理するには2段処理による対応が
提案されている。例えば特公昭63−51758号公報
にはBODおよびSSを含有する有機性汚水を、嫌気的
または好気的の微生物を付着したろ材を使用し、該ろ材
を充填した浸漬ろ床に上向流通水して、BOD,SSの
部分的除去を行う第1工程と、該第1工程流出水を微生
物付着ろ材を使用した粒状固定床に下向流通水して、そ
の固定床の下部または内部から酸素含有ガスを導入して
処理する第2工程からなる処理方法が開示されている。
該発明においては、前記第1工程の微生物付着ろ材の粒
径として第2工程の微生物付着ろ材の粒径より大きいも
のを使用することによりろ床の目詰まりの軽減を計って
いる。
む有機性汚水を浄化処理するには2段処理による対応が
提案されている。例えば特公昭63−51758号公報
にはBODおよびSSを含有する有機性汚水を、嫌気的
または好気的の微生物を付着したろ材を使用し、該ろ材
を充填した浸漬ろ床に上向流通水して、BOD,SSの
部分的除去を行う第1工程と、該第1工程流出水を微生
物付着ろ材を使用した粒状固定床に下向流通水して、そ
の固定床の下部または内部から酸素含有ガスを導入して
処理する第2工程からなる処理方法が開示されている。
該発明においては、前記第1工程の微生物付着ろ材の粒
径として第2工程の微生物付着ろ材の粒径より大きいも
のを使用することによりろ床の目詰まりの軽減を計って
いる。
【0005】前段工程における通水効率を高め、目詰ま
りを回避しつつ、かつSSなどを高能率で捕集し、後段
工程への負荷を分散軽減するものであるが、該公報に開
示されたろ材を用いた浸漬ろ床では、通水効率が高くか
つSSなどの捕捉率も高いという性能を発揮することに
は限界があった。上記した性能を発揮し得るためには前
段工程に配備する浸漬ろ床に改善が望まれる。
りを回避しつつ、かつSSなどを高能率で捕集し、後段
工程への負荷を分散軽減するものであるが、該公報に開
示されたろ材を用いた浸漬ろ床では、通水効率が高くか
つSSなどの捕捉率も高いという性能を発揮することに
は限界があった。上記した性能を発揮し得るためには前
段工程に配備する浸漬ろ床に改善が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、 1.原水SSが高い汚水にも問題なく適用できる。 2.原水BODの高い汚水にも同様に効果的に適用でき
る。 3.BOD容積負荷を従来より著しく大きくとれる。 BAF装置を開発し、これを使用した有機性汚水の浄化
処理方法を開発することにある。
る。 3.BOD容積負荷を従来より著しく大きくとれる。 BAF装置を開発し、これを使用した有機性汚水の浄化
処理方法を開発することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、下
記浄化処理方法によって達成される。すなわち、BOD
およびSSを含み、BOD容積負荷3kg/m3 ・日以
上15kg/m3 ・日以下で供給される有機性汚水を、
微生物が固定化された空隙率90%以上の立体網目状粒
状物の充填層Aを有する前段処理槽の下部に供給して、
酸素含有気泡と接触させつつ充填層A中を上向流として
通して好気的に生物処理し、次いで該処理槽からの流出
水を粒状ろ材の充填層Bを有する後段処理槽の上から導
入して下向流れとして流下させ、好気的に生物処理する
ことを特徴とする有機性汚水の浄化処理方法。
記浄化処理方法によって達成される。すなわち、BOD
およびSSを含み、BOD容積負荷3kg/m3 ・日以
上15kg/m3 ・日以下で供給される有機性汚水を、
微生物が固定化された空隙率90%以上の立体網目状粒
状物の充填層Aを有する前段処理槽の下部に供給して、
酸素含有気泡と接触させつつ充填層A中を上向流として
通して好気的に生物処理し、次いで該処理槽からの流出
水を粒状ろ材の充填層Bを有する後段処理槽の上から導
入して下向流れとして流下させ、好気的に生物処理する
ことを特徴とする有機性汚水の浄化処理方法。
【0008】本発明の浄化処理方法において、前段処理
槽内の充填層AへのBOD容積負荷は3kg/m3 ・日
以上15kg/m3 ・日までとすることが好ましい。ま
た、前段処理槽内の充填層Aに充填するろ材として空隙
率の大きい立体網目状粒状物を使用することが重要であ
り、該充填層Aに空隙率が非常に大きいろ材を使用すれ
ば、前段処理槽へのBOD容積負荷を従来のより著しく
大きくとれ、かつ効率よくSSを捕捉できるので、後段
処理槽の充填層Bに充填するろ材の如何にかかわらず、
後段処理槽でも目詰まりのない生物ろ過ができるという
のが本発明の骨子である。
槽内の充填層AへのBOD容積負荷は3kg/m3 ・日
以上15kg/m3 ・日までとすることが好ましい。ま
た、前段処理槽内の充填層Aに充填するろ材として空隙
率の大きい立体網目状粒状物を使用することが重要であ
り、該充填層Aに空隙率が非常に大きいろ材を使用すれ
ば、前段処理槽へのBOD容積負荷を従来のより著しく
大きくとれ、かつ効率よくSSを捕捉できるので、後段
処理槽の充填層Bに充填するろ材の如何にかかわらず、
後段処理槽でも目詰まりのない生物ろ過ができるという
のが本発明の骨子である。
【0009】本発明の構成と作用の理解を深めるため
に、以下に本発明の処理槽の具体的構造の1例を図1を
用いて説明する。しかしながら、本発明が以下の具体例
によって制限されるものではない。
に、以下に本発明の処理槽の具体的構造の1例を図1を
用いて説明する。しかしながら、本発明が以下の具体例
によって制限されるものではない。
【0010】(具体的構造例) 図1において、前段処理槽1は好気性生物ろ過部であ
り、微生物が固定化された空隙率90%以上の立体網目
構造をもつ弾性多孔性の粒状物を充填して充填層Aが構
成されている。該立体網目構造をもつ弾性多孔性の粒状
物の好適例としては例えばポリウレタンフォームの角型
粒状物が挙げられる。下水などの有機性汚水が原水とし
て前段処理槽1の下部の原水供給管2より流入し上向流
で通水される。前段処理槽1の充填層Aの下部に散気管
4が設けられ、気体供給管3から該散気管4に空気など
の酸素含有ガスが供給され、前段処理槽1内に吹き込ま
れ充填層Aで好気的に生物ろ過される。
り、微生物が固定化された空隙率90%以上の立体網目
構造をもつ弾性多孔性の粒状物を充填して充填層Aが構
成されている。該立体網目構造をもつ弾性多孔性の粒状
物の好適例としては例えばポリウレタンフォームの角型
粒状物が挙げられる。下水などの有機性汚水が原水とし
て前段処理槽1の下部の原水供給管2より流入し上向流
で通水される。前段処理槽1の充填層Aの下部に散気管
4が設けられ、気体供給管3から該散気管4に空気など
の酸素含有ガスが供給され、前段処理槽1内に吹き込ま
れ充填層Aで好気的に生物ろ過される。
【0011】前段処理槽1内の充填層Aに充填する立体
網目構造をもつ弾性多孔性の粒状物としては、空隙率9
0%以上のポリウレタンフォームの角型粒状物からなる
ろ材が好適である。充填層Aをこのポリウレタンフォー
ムの角型粒状物からなるろ材によって構成し、これに原
水を上向流で通水し、充填層Aの下部の散気管4から酸
素含有ガスを原水と平行して充填層Aに吹き込むと、ポ
リウレタンフォームからなるろ材は比重が水に近いた
め、ろ材に酸素含有ガスが捕捉されてろ材は前段処理槽
1内に安定した浮上充填層を形成する。なお、粒状物か
らなるろ材自身の比重が1.0以下の場合には当然浮上
充填層が形成される。
網目構造をもつ弾性多孔性の粒状物としては、空隙率9
0%以上のポリウレタンフォームの角型粒状物からなる
ろ材が好適である。充填層Aをこのポリウレタンフォー
ムの角型粒状物からなるろ材によって構成し、これに原
水を上向流で通水し、充填層Aの下部の散気管4から酸
素含有ガスを原水と平行して充填層Aに吹き込むと、ポ
リウレタンフォームからなるろ材は比重が水に近いた
め、ろ材に酸素含有ガスが捕捉されてろ材は前段処理槽
1内に安定した浮上充填層を形成する。なお、粒状物か
らなるろ材自身の比重が1.0以下の場合には当然浮上
充填層が形成される。
【0012】上記ポリウレタンフォームろ材はウレタン
樹脂を連続気泡を造る発泡法で発泡して作製して、角型
に切断して使用する。ろ材のサイズは、10〜30m
m、好ましくは15〜20mmであり、その素材の比重
は水に近いものが好ましい。また、ろ材の空隙率は、9
0%以上とする。また、気孔径、即ち、穴径は、0.1
〜6mm、好ましくは2〜4mmの範囲から選択するこ
とが望ましい。また、1cm長さ当たりの穴の数は、5
〜20個が好ましい。
樹脂を連続気泡を造る発泡法で発泡して作製して、角型
に切断して使用する。ろ材のサイズは、10〜30m
m、好ましくは15〜20mmであり、その素材の比重
は水に近いものが好ましい。また、ろ材の空隙率は、9
0%以上とする。また、気孔径、即ち、穴径は、0.1
〜6mm、好ましくは2〜4mmの範囲から選択するこ
とが望ましい。また、1cm長さ当たりの穴の数は、5
〜20個が好ましい。
【0013】前段処理槽1の上部(充填層Aの上部)に
はろ材が槽外に流出しないように多孔性の透水性部材5
が張設されている。多孔性の透水性部材5は網、ネット
やグレーチングなどが好適例である。
はろ材が槽外に流出しないように多孔性の透水性部材5
が張設されている。多孔性の透水性部材5は網、ネット
やグレーチングなどが好適例である。
【0014】本発明においては、前段処理槽1に隣接し
て粒状ろ材充填層Bを有する後段処理槽6が設けられて
いる。充填層Bは生物ろ過層である。充填層Bに充填さ
れる粒状ろ材としては種々の公知の粒状ろ材を使用する
ことができる。例えばアンスラサイト、粒状活性炭、シ
ャモット、ポリウレタンフォーム粒状物やプラスチック
粒状物などである。やはり充填層Bにおいても最も好適
な粒状ろ材としてはポリウレタンフォーム粒状物が挙げ
られる。上記後段処理槽6には、前段処理槽1の上部か
ら該後段処理槽6の上部に連通された生物処理水流出管
7によって前段処理槽1の流出水が供給される。
て粒状ろ材充填層Bを有する後段処理槽6が設けられて
いる。充填層Bは生物ろ過層である。充填層Bに充填さ
れる粒状ろ材としては種々の公知の粒状ろ材を使用する
ことができる。例えばアンスラサイト、粒状活性炭、シ
ャモット、ポリウレタンフォーム粒状物やプラスチック
粒状物などである。やはり充填層Bにおいても最も好適
な粒状ろ材としてはポリウレタンフォーム粒状物が挙げ
られる。上記後段処理槽6には、前段処理槽1の上部か
ら該後段処理槽6の上部に連通された生物処理水流出管
7によって前段処理槽1の流出水が供給される。
【0015】後段処理槽6において、前段処理槽1の流
出水は、充填層Bを下向流で通水し、充填層B下部の散
気管9からの(空気供給管10を通って供給される)空
気によって生物処理され、同時に一層微細なSSのろ過
除去が行われる。充填層Bを通過した清澄な処理水は後
段処理槽6の底から処理水流出管11を通って系外に流
出する。なお、生物処理水7に溶存酸素がある場合は散
気管からの曝気を止めることもある。
出水は、充填層Bを下向流で通水し、充填層B下部の散
気管9からの(空気供給管10を通って供給される)空
気によって生物処理され、同時に一層微細なSSのろ過
除去が行われる。充填層Bを通過した清澄な処理水は後
段処理槽6の底から処理水流出管11を通って系外に流
出する。なお、生物処理水7に溶存酸素がある場合は散
気管からの曝気を止めることもある。
【0016】以上のように本発明では、生物ろ過手段を
2段に直列して設け、前段を立体網目状の粒状物に特定
したろ材を充填した生物ろ過層とし、後段は任意のろ材
を充填した生物ろ過層とし、かつ前段の生物ろ過層(充
填層A)へ供給する原水のBOD負荷を3kg/m3 ・
日以上、好ましくは3〜15kg/m3 ・日とすること
を技術思想とするものである。
2段に直列して設け、前段を立体網目状の粒状物に特定
したろ材を充填した生物ろ過層とし、後段は任意のろ材
を充填した生物ろ過層とし、かつ前段の生物ろ過層(充
填層A)へ供給する原水のBOD負荷を3kg/m3 ・
日以上、好ましくは3〜15kg/m3 ・日とすること
を技術思想とするものである。
【0017】(作用) 次に本発明の作用について述べる。原水として前段処理
槽1の下部の原水供給部2より供給された下水やし尿な
どの有機性汚水は上向流で酸素含有ガスと共に充填層A
中を上昇する。充填層Aには空隙率90%以上の立体網
目構造をもつ粒状物からなるろ材が充填されており、微
生物がこのろ材の立体網目構造内に高濃度に固定化され
ている。この結果、有機性汚水中のBODは高速に生物
学的に除去され、有機性汚水中のSSの大部分も充填層
Aを通過する過程でろ過除去される。
槽1の下部の原水供給部2より供給された下水やし尿な
どの有機性汚水は上向流で酸素含有ガスと共に充填層A
中を上昇する。充填層Aには空隙率90%以上の立体網
目構造をもつ粒状物からなるろ材が充填されており、微
生物がこのろ材の立体網目構造内に高濃度に固定化され
ている。この結果、有機性汚水中のBODは高速に生物
学的に除去され、有機性汚水中のSSの大部分も充填層
Aを通過する過程でろ過除去される。
【0018】しかも、充填層Aに充填されているろ材の
空隙率は90%以上と従来のBAFにおける浸漬ろ床の
空隙率よりも大きいため、本発明の充填層Aを有するB
AFのSS捕捉容量は従来のBAFのSS捕捉容量より
も8〜10倍も大きいことが浄化処理の実施により明ら
かとなった。
空隙率は90%以上と従来のBAFにおける浸漬ろ床の
空隙率よりも大きいため、本発明の充填層Aを有するB
AFのSS捕捉容量は従来のBAFのSS捕捉容量より
も8〜10倍も大きいことが浄化処理の実施により明ら
かとなった。
【0019】本発明の浄化処理方法を実施するに当た
り、充填層Aを有する前段処理槽について、立体網目構
造をもつ粒状物からなるろ材を用いた生物ろ過方法によ
って得られた処理水のBODとろ床1m3 あたりのBO
Dの容積負荷(kg/m3 ・日)の関係を調べた結果で
は、処理水の全BODの値は原水のBODの容積負荷が
3kg/m3 ・日以上になると急激に悪化するが、溶解
性BODの値はさほど悪化しないという特徴ある結果が
得られた。
り、充填層Aを有する前段処理槽について、立体網目構
造をもつ粒状物からなるろ材を用いた生物ろ過方法によ
って得られた処理水のBODとろ床1m3 あたりのBO
Dの容積負荷(kg/m3 ・日)の関係を調べた結果で
は、処理水の全BODの値は原水のBODの容積負荷が
3kg/m3 ・日以上になると急激に悪化するが、溶解
性BODの値はさほど悪化しないという特徴ある結果が
得られた。
【0020】この原因は、次のような現象に起因するこ
とが判明した。すなわち、BODの容積負荷を大きくす
るほど、微生物の酸素要求量が増加するので、充填層A
に供給する酸素含有ガスの供給量が増加し、このため充
填層Aの下部からの酸素含有ガスの供給量を増加する
と、上昇する酸素含有ガスの気泡群によって原水流に強
い乱れが発生する。この乱れた流れによって充填層Aに
おけるSSのろ過除去効果がやや悪化する。この効果は
BODの容積負荷が3kg/m3 ・日を越えると目立つ
ようになる。
とが判明した。すなわち、BODの容積負荷を大きくす
るほど、微生物の酸素要求量が増加するので、充填層A
に供給する酸素含有ガスの供給量が増加し、このため充
填層Aの下部からの酸素含有ガスの供給量を増加する
と、上昇する酸素含有ガスの気泡群によって原水流に強
い乱れが発生する。この乱れた流れによって充填層Aに
おけるSSのろ過除去効果がやや悪化する。この効果は
BODの容積負荷が3kg/m3 ・日を越えると目立つ
ようになる。
【0021】つまり、立体網目構造をもつ粒状物からな
るろ材を充填した充填層を有するBAFにおいても、B
ODの容積負荷を大きくとると、生物ろ過水のBODの
値が悪化するのは、溶解性BODの除去が悪化するため
よりは、上記したような酸素含有ガスの供給量の増強に
よりSSのろ過除去効果が悪化し、SS性BODのリー
クが起こるためであることが認められた。
るろ材を充填した充填層を有するBAFにおいても、B
ODの容積負荷を大きくとると、生物ろ過水のBODの
値が悪化するのは、溶解性BODの除去が悪化するため
よりは、上記したような酸素含有ガスの供給量の増強に
よりSSのろ過除去効果が悪化し、SS性BODのリー
クが起こるためであることが認められた。
【0022】従って、BODの容積負荷が大きい場合、
1槽の処理槽だけで良好な処理水を得ようとするより
も、生物ろ過処理槽を2槽設置し、充填層Aを有する処
理槽からリークしたBODを充填層Bを有する処理槽で
除去する方法の方が全体として高速で処理することがで
き、良好な処理水を安定して得られる。本発明の浄化処
理方法は上記技術思想に基づき、生物ろ過を行なう処理
槽を2槽設け、前段の生物ろ過槽の充填層のろ材は立体
網目構造をもつ粒状物からなるろ材に特定することを骨
子とした技術である。
1槽の処理槽だけで良好な処理水を得ようとするより
も、生物ろ過処理槽を2槽設置し、充填層Aを有する処
理槽からリークしたBODを充填層Bを有する処理槽で
除去する方法の方が全体として高速で処理することがで
き、良好な処理水を安定して得られる。本発明の浄化処
理方法は上記技術思想に基づき、生物ろ過を行なう処理
槽を2槽設け、前段の生物ろ過槽の充填層のろ材は立体
網目構造をもつ粒状物からなるろ材に特定することを骨
子とした技術である。
【0023】
(実施例−1)団地下水を用い、この下水から予め粗大
異物だけを除去した水を原水として本発明の装置の実証
試験を行った。
異物だけを除去した水を原水として本発明の装置の実証
試験を行った。
【0024】表1に前段処理槽の条件を示す。 表1 前段処理槽 処理装置寸法 : 直径 300mmφ(丸
型カラム) 高さ 4.0m 充填層Aの厚さ 3.0m ろ材の種類 :粒径10×25×25mmのポリウレ
タンフォームの角状物 BODの容量負荷: 3.5〜7.0kg/m3 ・
日 空気供給量:流入BOD1kgあたり20Nm3 air
型カラム) 高さ 4.0m 充填層Aの厚さ 3.0m ろ材の種類 :粒径10×25×25mmのポリウレ
タンフォームの角状物 BODの容量負荷: 3.5〜7.0kg/m3 ・
日 空気供給量:流入BOD1kgあたり20Nm3 air
【0025】表2に後段処理槽の条件を示す。 表2 後段処理槽 ろ材の種類 :粒径10×10×10mmのポリウレ
タンフォームの立方体 ろ過速度 : 200m/日 充填層Aの厚さ: 3.0m 空気供給量:流入溶解性BOD1kgあたり20Nm3
air
タンフォームの立方体 ろ過速度 : 200m/日 充填層Aの厚さ: 3.0m 空気供給量:流入溶解性BOD1kgあたり20Nm3
air
【0026】表3にろ材を構成するポリウレタンフォー
ムの物性値を示す。 表3 ポリウレタンフォームの物性値 空孔率 : 97% セル数 : 5〜6個/cm 穴径 : 1.5〜2mm 気泡タイプ : 連続気泡 材質 : エーテル系ポリウレタン
ムの物性値を示す。 表3 ポリウレタンフォームの物性値 空孔率 : 97% セル数 : 5〜6個/cm 穴径 : 1.5〜2mm 気泡タイプ : 連続気泡 材質 : エーテル系ポリウレタン
【0027】原水の水質は表4に示す通りである。 表4 原水(下水)の水質 水温 : 15〜18℃ pH : 7.2〜7.3 SS : 102〜186mg/リットル BOD : 130〜210mg/リットル
【0028】以上の条件で原水の通水を開始して、3週
間は馴致運転を行い、前段処理槽(充填層A)および後
段処理槽(充填層B)のポリウレタンフォームからなる
ろ材の立体的網目構造内に微生物が十分集殖したのを確
認してから、各処理槽の流出水の水質を6ヶ月にわたり
24時間のコンポジットサンプルにつき分析した。この
結果を表Aに示す。
間は馴致運転を行い、前段処理槽(充填層A)および後
段処理槽(充填層B)のポリウレタンフォームからなる
ろ材の立体的網目構造内に微生物が十分集殖したのを確
認してから、各処理槽の流出水の水質を6ヶ月にわたり
24時間のコンポジットサンプルにつき分析した。この
結果を表Aに示す。
【0029】
【表1】
【0030】表Aにおいて、前段生物ろ過水および後段
生物ろ過水とあるのはそれぞれ前段処理槽および後段処
理槽で処理され流出した処理水である。充填層Aの洗浄
頻度は2日に1回と少なく、粒状ろ材充填層Bの洗浄頻
度も3日に1回で良好であった。
生物ろ過水とあるのはそれぞれ前段処理槽および後段処
理槽で処理され流出した処理水である。充填層Aの洗浄
頻度は2日に1回と少なく、粒状ろ材充填層Bの洗浄頻
度も3日に1回で良好であった。
【0031】(比較例−1)一方、比較例として後段処
理槽を省略し、前段処理槽のみで上記表Aの後段処理槽
の流出水(表Aの後段生物ろ過水)の水質を得るために
は、どの程度のBOD容量負荷に設定すればよいかを調
べた。その結果、前段処理槽へのBOD容量負荷として
1.0kg/m3 ・日以下に設定しなければならないこ
とが判明した。従って、比較例−1の条件では本発明の
浄化方法の場合の条件よりも装置の設置面積が3〜4倍
必要となり、著しく不利であることが認められた。
理槽を省略し、前段処理槽のみで上記表Aの後段処理槽
の流出水(表Aの後段生物ろ過水)の水質を得るために
は、どの程度のBOD容量負荷に設定すればよいかを調
べた。その結果、前段処理槽へのBOD容量負荷として
1.0kg/m3 ・日以下に設定しなければならないこ
とが判明した。従って、比較例−1の条件では本発明の
浄化方法の場合の条件よりも装置の設置面積が3〜4倍
必要となり、著しく不利であることが認められた。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、次のような大きな効果
が得られ、従来のBAFの欠点を解決することができ
る。 充填層Aに微生物が固定化された空隙率90%以上
の立体網目状ろ材を使用したので、SSが100mg/
リットル以上の原水にも問題なく適用できる。 ろ材の表面だけでなく、ろ材自身の内部にも微生物
を高濃度に固定化できるので、BOD容積を従来よりも
高くとることができる。 1槽の生物ろ過槽で清澄処理水を得るのではなく、
前段生物ろ過に次いで後段(生物)ろ過を行う2段処理
法を適用した結果、全体として大きな省スペースが可能
となった。
が得られ、従来のBAFの欠点を解決することができ
る。 充填層Aに微生物が固定化された空隙率90%以上
の立体網目状ろ材を使用したので、SSが100mg/
リットル以上の原水にも問題なく適用できる。 ろ材の表面だけでなく、ろ材自身の内部にも微生物
を高濃度に固定化できるので、BOD容積を従来よりも
高くとることができる。 1槽の生物ろ過槽で清澄処理水を得るのではなく、
前段生物ろ過に次いで後段(生物)ろ過を行う2段処理
法を適用した結果、全体として大きな省スペースが可能
となった。
【図1】図1は本発明の2段式浄化処理方法を示す模式
図。
図。
1 前段処理槽 7 生物処理水流出管 2 原水供給管 8 多孔性部材 3 空気供給管 9 散気管 4 散気管 10 空気供給管 5 多孔性部材 11 処理水流出管 6 後段処理槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−64261(JP,A) 特開 平2−218497(JP,A) 特開 昭61−227892(JP,A) 特公 昭63−51758(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 BODおよびSSを含み、BOD容積負
荷3kg/m3・日以上15kg/m3 ・日以下で供給
される有機性汚水を、微生物が固定化された空隙率90
%以上の立体網目状粒状物の充填層Aを有する前段処理
槽の下部に供給して、酸素含有気泡と接触させつつ充填
層A中を上向流として通して好気的に生物処理し、次い
で該処理槽からの流出水を粒状ろ材の充填層Bを有する
後段処理槽の上から導入して下向流れとして流下させ、
好気的に生物処理することを特徴とする有機性汚水の浄
化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20625892A JP2805418B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 有機性汚水の浄化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20625892A JP2805418B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 有機性汚水の浄化処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647389A JPH0647389A (ja) | 1994-02-22 |
JP2805418B2 true JP2805418B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16520358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20625892A Expired - Fee Related JP2805418B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 有機性汚水の浄化処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2805418B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5551639B2 (ja) * | 1972-10-23 | 1980-12-25 | ||
NL8500332A (nl) * | 1985-02-06 | 1986-09-01 | Prb Nv | Werkwijze voor het uitvoeren van microbiologische vergistingen, in een inrichting die een gefixeerd systeem van schuimstof met open cellen bevat, alsmede inrichting voor het uitvoeren van dergelijke werkwijzen. |
JPS6351758A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 緊急電話呼接続制御方式 |
JPH02218497A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 廃水処理方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP20625892A patent/JP2805418B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647389A (ja) | 1994-02-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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