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JP2799219B2 - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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Publication number
JP2799219B2
JP2799219B2 JP2120720A JP12072090A JP2799219B2 JP 2799219 B2 JP2799219 B2 JP 2799219B2 JP 2120720 A JP2120720 A JP 2120720A JP 12072090 A JP12072090 A JP 12072090A JP 2799219 B2 JP2799219 B2 JP 2799219B2
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JP
Japan
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group
weight
ethylenically unsaturated
monomers
parts
Prior art date
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Application number
JP2120720A
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English (en)
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JPH0418009A (ja
Inventor
秀一 飯田
正重 中浦
博 嵯峨
喜代二 末本
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Nissin Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nissin Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nissin Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2120720A priority Critical patent/JP2799219B2/ja
Publication of JPH0418009A publication Critical patent/JPH0418009A/ja
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Publication of JP2799219B2 publication Critical patent/JP2799219B2/ja
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  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オルガノポリシロキサンとアクリル系及び
/又はメタクリル系単量体からなるグラフト共重合体を
基材とする新規な化粧料組成物とくに毛髪用、皮膚用及
びメーキャップ用化粧料組成物に関するものである。
この共重合体はその皮膚形成性及び皮膜物性により化
粧料に特に求められている諸性質を付与することができ
る。
毛髪用組成物においては、しなやかで、なめらかな感
触を付与しながら、かつ良好なセット保持力を有する。
又皮膚及びメーキャップ用組成物においては、耐水性
・耐汗性及び耐油性良好で、化粧もちに優れたものにす
る。
[従来の技術] 毛髪用化粧料には、毛髪固定用の高分子化合物が配合
されている。たとえばポリビニルピロリドン系高分子化
合物、ポリビニルエーテル系高分子化合物、ポリ酢酸ビ
ニル系高分子化合物、アクリル系高分子化合物などであ
る。
一方、毛髪に光沢やなめらかさを与える目的で油剤な
どが配合されているが、高いセット保持力を有しなが
ら、しなやかでなめらかな感触を与えられる毛髪用化粧
料はこれまで得られていなかった。
さらに皮膚及びメーキャップ用化粧料に於いては汗、
涙、雨、雪等の水分により又皮脂や汗あるいはほかの化
粧料の油剤などによって、化粧くずれを生じる。特に夏
期の高温多湿条件下の化粧くずれは、女性共通の悩みと
して改良が望まれていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、このような事情にかんがみ、優れたセ
ット保持力を有しながら、かつしなやかでなめらかな感
触の点でも満足できる毛髪化粧料、耐水性・耐油性良好
で化粧もちの良い皮膚及びメーキャップ化粧料を得るべ
く鋭意研究の結果、特定のオルガノポリシロキサンのエ
マルジョンとアクリル系及び/又はメタクリル系を主体
とする混合単量体との混合物をラジカル重合開始剤の存
在下で重合して得られたグラフト共重合体を用いたなら
ば、上記目的を達成できることを見出し、この知見にも
とづいて本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は (A)一般式(I) [式中、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜20の1価の炭
化水素基及び1価のハロゲン化炭化水素基から選択され
る1種又は2種以上の基であり、Yはラジカル反応性基
及びSH基を含む有機基から選択される1種又は2種以上
の基であり、Xは水素原子、1価の低級アルキル基及び
式R1R2R4Siで示される基(R1,R2は前記と同じであり、R
4はR1又はYと同一の基である)から選択される同種又
は異種の基であり、mは10,000以下の正の整数、nは1
以上の整数である]で表わされるオルガノポリシロキサ
ン 5〜95重量部 の水中油型エマルジョンと (B)イ)一般式(II) (式中、R5は水素原子又はメチル基、R6は炭素数1〜18
のアルキル基又はアルコキシ置換アルキル基である)で
表わされるアクリル及びメタクリル系単量体から選択さ
れる1種又は2種以上の単量体 70〜100重量% ロ)エチレン性不飽和アミド、エチレン性不飽和アミド
のアルキロール又はアルコキシアルキル置換化合物、オ
キシラン基含有エチレン性不飽和単量体、ヒドロキシル
基含有エチレン性不飽和単量体、カルボキシル基含有エ
チレン性不飽和単量体、多価アルコールとアクリル酸又
はメタクリル酸との完全エステル、二塩基酸のジアリル
エステル、アリルアクリレート、アリルメタクリレート
及びジビニルベンゼンの群から選択される1種又は2種
以上の多官能性単量体 0〜10重量% ハ)上記イ)及びロ)以外の1種又は2種以上のエチレ
ン性不飽和単量体 0〜20重量% からなる混合単量体[イ)〜ハ)の合計100重量%] 95〜5重量部 とからなる混合物をラジカル重合開始剤の存在下で重合
してなるグラフト共重合体を皮膜形成成分として含有す
ることを特徴とする化粧料組成物である。
本発明の化粧料組成物に用いるオルガノポリシロキサ
ンは、ベタツキのない、しなやかでなめらかな皮膚に快
い感触を付与し、耐水性等の塗膜物性を向上させる。こ
れは一般式(I) で示され、R1,R2,R3はメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、
キシリル基、ナフチル基等のアリール基で例示される炭
素数1〜20の1価格炭化水素基及びこれらの基の炭素原
子に結合した水素原子の1部又は全部をハロゲン原子で
置換した基から選ばれるものであり、Xは水素原子、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基
等の炭素数1〜5の低級アルキル基及びR1R2R4Siで示さ
れるトリオルガノシリル基(R1,R2は前記と同じ、R4はR
1又はYと同じ)から選ばれるものであり、Yはビニル
基、アリル基、γ−アクリロキシプロピル基、γ−メタ
クリロキシプロピル基、γ−メルカプトプロピル基で例
示されるラジカル反応性基及びSH基含有有機基から選ば
れるものである。
また、mは10,000以下の正の整数であり、nは1以上
の整数であるが、さらに好ましくは200<m<8,000、1
<n<500の範囲にあるのがよい。
一般式(I)で示されるオルガノポリシロキサンのエ
マルジョンの製造については公知の方法に従えばよく、
その一つの方法は原料として例えばオクタメチルシクロ
テトラシロキサンの如き環状低分子シロキサンとラジカ
ル反応性基又はSH基を含有するジアルコキシシラン及び
/又はその加水分解物とを用い、強アルカリ性触媒ある
いは強酸性触媒の存在下に重合して高分子量のオルガノ
ポリシロキサンを得、しかる後に適当な乳化剤の存在下
に水中に乳化分散することによるものである。
又、他の一つの方法は原料として例えば上記した低分
子オルガノシロキサンとラジカル反応性基又はSH基を含
有するジアルコキシシラン及び/又はその加水分解物と
を用い、スルホン酸系界面活性剤及び/又は硫酸エステ
ル系界面活性剤の存在下に水中で乳化重合させることに
よるものである。
又、この乳化重合の場合、同様な原料を用い、アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロライドあるいはアルキル
ベンジルアンモニウムクロライドの如きカチオン系界面
活性剤により水中に乳化分散させた後、適量の水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウム等の強アルカリ性物質を添加
して重合させることもできる。
上記したスルホン酸系界面活性剤及び硫酸エステル系
界面活性剤は乳化剤と重合触媒を兼ねるものであり、こ
れには C10H21(OC2H4)OSO3H,ラウリル硫酸ソーダポリオキシ
エチレンドデシルフェニル硫酸ソーダ等が例示される。
これらのうち、硫酸エステル塩類は乳化終了後に陽イ
オン交換樹脂と接触させることにより相当する酸に変
り、重合触媒として機能するようになる。乳化重合終了
後は酸型となっている界面活性剤を中和して触媒活性を
消失させればよい。
また、カチオン系乳化剤としては上記の如き第4級ア
ンモニウム塩系を主として用い、乳化重合後は塩基型と
なっている界面活性剤を中和して触媒活性を消失させれ
ばよい。
さらには、乳化重合後に行なう熟成の際の温度によっ
てオルガノポリシロキサンの分子量の大きさを調整する
ことができる。従って所期の物性に応じて熟成温度を設
定すればよい。
次に、(B)成分について説明すると、これは上記の
(A)成分のオルガノポリシロキサンにグラフト共重合
させるための重合性単量体の混合物であり、下記のイ)
〜ハ)の3成分からなるものである。
イ)成分は一般式(II) (式中、R5は水素又はメチル基、R6は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくはアルコキシ置換アルキル基)で表わさ
れる(メタ)アクリル単量体(ここで(メタ)アクリル
なる表現はアクリル及びメタクリルの両者をまとめて表
わすもので以下同様である。)であり、メチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレ
ート及びメトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキ
シエチル(メタ)アクリレート等のアルコキシアルキル
(メタ)アクリレートが例示され、これらの1種又は2
種以上を組合せて使用される。
このイ)成分の配合量が(B)成分中70重量%未満で
はアクリルの特性、特に皮膜形成性、皮膜強度、耐汗
性、耐油性及び皮膚との密着性等の性能の付与が不充分
である。
ロ)成分は多官能性単量体であり、エチレン性不飽和
アミド、エチレン性不飽和アミドのアルキロール又はア
ルコキシアルキル化合物として(メタ)アクリルアミ
ド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、N−メチロ
ール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アク
リルアミド等、オキシラン基含有不飽和単量体としてグ
リシジル(メタ)アクリレート、グリシジルアリルエー
テル等、ヒドロキシル基含有不飽和単量体として2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート等、カルボキシル基含有
エチレン性不飽和単量体として(メタ)アクリル酸、無
水マレイン酸、クロトン酸、イタコン酸等、多価アルコ
ールと(メタ)アクリル酸との完全エステルとしてエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート等、及びアリル(メタ)
アクリレート、ジビニルベンゼンが例示される。
これらの多官能性単量体は皮膚への密着性、良好なセ
ット保持力、化粧もち等を付与する目的に使用されるも
のであり、使用量を増すと皮膚への密着性、セット保持
力等は向上するが、反対に化粧塗膜の風合いは損なわれ
る。従って多官能性単量体の使用量は(B)成分中0〜
10重量%であり、10重量%を超えると風合いが目立って
損なわれるようになる。
ハ)成分はその他のエチレン性不飽和単量体であり、
上記イ)、ロ)成分だけでは発現できない風合い、耐久
性等を付与するために、(B)成分中の0〜20重量%の
範囲で使用されるが、20重量%を超えるとアクリルの特
性が損なわれるようになる。
このような単量体としてはスチレン、α−メチルスチ
レン、アクリロニトリル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、パーサチック酸
ビニルなどが例示される。
化粧料組成物により形成される皮膜に柔軟性を付与さ
せるにはこの(B)成分のポリマー化物を柔らかくすれ
ばよく、これにはこのポリマー化物のガラス転移点を考
慮することが望ましい。
(A)成分と(B)成分の比率については、(A)成
分が5重量部未満ではアクリル系ポリマーの欠点である
粘着感が生じ、柔軟性が乏しくなり、又、95重量部を超
えると皮膜の強靭さ、化粧もち等が損われて実用的でな
い。
(A)成分と(B)成分の乳化共重合は通常のラジカ
ル開始剤を用いて、公知の乳化重合法により行なえばよ
い。
ここで使用されるラジカル重合開始剤としては、過硫
酸カリウム、過硫酸アンモニム等の過硫酸塩、過酸化水
素水、t−ブチルハイドロパーオキシド、アゾビスアミ
ジノプロパンのHCl塩等の水溶性タイプ、ベンゾイルパ
ーオキシド、キュメンハイドロパーオキサイド、ジブチ
ルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカーボ
ネート、クミルパーオキシネオデカノエート、アゾビス
イソブチロニトリル等の油溶性タイプがあげられる。必
要に応じ、酸性亜硫酸ナトリウム、ロンガリット、L−
アスコルビン酸、糖類、アミン類などの還元剤を併用し
たレドックス系も使用することができる。
乳化剤としては(A)成分の乳化物中に乳化剤が含有
されているので必ずしも新たに使用しなくてもよいが、
重合中の凝塊発生防止やエマルジョンの安定性向上のた
め、必要量の乳化剤を添加しても良い。ここで使用され
る乳化剤としては、例えばアルキル又はアルキルアリル
硫酸塩もしくはスルホン酸塩、アルキルアリルコハク酸
塩などのアニオン性乳化剤、アルキルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、アルキルベンジルアンモニウムクロ
ライド等のカチオン性乳化剤、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレカルボン酸エステル等のノニ
オン性乳化剤等が好適である。
又、必要に応じ、これらの乳化共重合品に無機塩水溶
液、水溶性有機溶剤などを加えて粒子を凝集させたの
ち、濾過、水洗し、乾燥すれば共重合樹脂が得られる。
本発明に於る化粧料組成物としては、化粧水・美容液
・整髪料等の液状化粧料、乳液・クリーム・ヘアクリー
ム・リキッドファンデーション等の乳化化粧料、口紅・
ファンデーション・アイライナー・マスカラ・固型おし
ろい・ほほ紅等の練状又は固形化粧料、リンス等の洗浄
剤が挙げられ、上記に規定した共重合体は主要有効成分
としてあるいは添加物として用いられる。
本発明による化粧料組成物中の共重合体の濃度は0.5
〜30重量%の範囲が適当である。即ち0.5%以下では本
発明の効果が得られず、30%以上では化粧料組成物とし
ての構成が不可能になる。
毛髪用化粧料組成物中においては、共重合体が良好な
調髪の取得を容易にし乾燥した髪にしなやかでなめらか
な感触を付与する。
さらに皮膚及びメーキャップ化粧料におけるこれらの
組成物は皮膚に快い肌ざわりを付与し耐水性・耐油性が
良く化粧もちに優れた効果を発揮する。
本発明の化粧料組成物には、オルガノポリシロキサン
とアクリル系及び/又はメタクリル系単量体等からなる
共重合体の他に、従来から使用されている各種揮発性又
は不揮発性油剤、界面活性剤、湿潤剤、防腐剤、酸化防
止剤、香料、粉体等の任意成分を適宜配合することがで
きる。
揮発性又は不揮発性油剤としては、直鎖あるいは分岐
鎖の炭化水素、直鎖あるいは環状のジメチルポリシロキ
サン、高級アルコール、高級脂肪酸、アルコールと脂肪
酸の合成エステル油、ショ糖エステル、ワックス類、ロ
ウ類等が挙げられる。界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン、脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル等が挙げられる。
潤滑剤としてはソルビトール、グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、マルチトー
ル、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等
が挙げられる。防腐剤としては、パラオキシ安息香酸ア
ルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリ
ウム、フェノキシエタノール等が挙げられる。酸化防止
剤としては、トコフェロール、レシチン等が挙げられ
る。粉体としては、酸化チタン、酸化亜鉛、群青、酸化
クロム、酸化鉄、タルク、セリサイト、マイカ、カオリ
ン、雲母、有機顔料等が挙げられる。
[実施例] 次に、本発明で用いる共重合体を製造するための参考
例及び本発明の実施例を挙げて更に具体的に説明する。
なお、例中の部はすべて重量部を、%はすべて重量%を
表わす。
参考例 (オルガノポリシロキサンエマルジョンの調整) オクタメチルシクロテトラシロキサン1500部、環状メ
タクリロキシプロピルメチルポリシロキサン3.8部及び
純水1500部を混合し、これにラウリル硫酸ナトリウム15
部、ドデシルベンゼンスルホン酸10部を添加してからホ
モミキサーで撹拌して乳化したのち、圧力3,000psiのホ
モジナイザーに2回通して安定なエマルジョンを作っ
た。ついでこれを70℃で12時間加熱後、25℃まで冷却し
て24時間熟成した後、炭酸ナトリウムを用いてこのエマ
ルジョンのpHを7に調整し、4時間窒素ガスを吹き込ん
でから水蒸気蒸留して揮発性のシロキサンを留去し、つ
ぎに純水を加えて不揮発分を45%に調整したところ、メ
タクリル基を0.1モル%含有するポリシロキサンのエマ
ルジョンが得られた(以下これをE−1と略記する)。
又、第1表に示すようにシロキサンの種類、量及び熟成
条件を変えた他はE−1と同様の方法でポリシロキサン
エマルジョンE−2〜E−5を得た。
(乳化共重合による共重合体の製造) 撹拌機、コンデンサー、温度計および窒素ガス導入口
を備えた反応器に上記で得たエマルジョンE−1 333部
(シロキサン分150部)と純水517部を仕込み、窒素ガス
気流下に器内温を30℃に調整した後、t−ブチルヒドロ
パーオキサイド1.0部、L−アスコルビン酸0.5部、硫酸
第1鉄7水和物0.002部を加え、次いで器内温を30℃に
保ちながらアクリル酸エチル129.5部、アクリル酸ブチ
ル133.0部、メタクリル酸メチル77.0部及びメタクリル
酸10.5部を3時間かけて滴下し、滴下終了後さらに1時
間撹拌を続けて反応を完結させた。
得られたグラフト共重合エマルジョン(以下これをP
−1と略記)は固形分濃度39.7%、アクリル系単量体等
のポリマー化物のガラス転移点計算値は−12.7℃であっ
た。同様にして第2表に示されるポリシロキサンエマル
ジョン及びアクリル系単量体等の種類、量で共重合し、
固形分濃度39〜40%の共重合エマルジョンP−2〜P−
6を得た。
実施例1(ヘアセット) 1.共重合エマルジョン(P−1) 2.0% 2.ヒドロキシエチルセルロース 0.2 3.エチルアルコール 10.0 4.香料 0.2 5.精製水 残余 共重合エマルジョン(P−1)の製造においてポリシ
ロキサンエマルジョンE−1を除いたアクリル及びメタ
クリル系単量体のみで重合した共重合物を使用した従来
のヘアセットに比較してさっぱりとした使用感で、なめ
らかさ及びセット保持力にも優れたヘアセットであっ
た。
実施例2(シャンプー) 1.共重合エマルジョン(P−2) 2.0% 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル 14.0 3.ラウリン酸ジエタノールアミド 5.0 4.香料 0.2 5.精製水 残余 従来のシャンプーに比べ、スタイル保持形成性となめ
らかな感触を付与することができる安定性のあるシャン
プーであった。
実施例3(ファンデーション) 1.共重合エマルジョン(P−3) 30.0% 2.流動パラフィン 12.0 3.パラフィンワックス 2.0 4.パルミチン酸 3.0 5.プロピレングリコール 8.0 6.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 2.0 7.ジエタノールアミン 1.0 8.タルク 15.0 9.酸化鉄 3.0 10.香料 0.5 11.精製水 残余 得られたファンデーションは非常に均一に良く伸び、
皮膚との密着性、耐水性、耐油性の高い、ベタツキのな
いものであった。
実施例4(マスカラ) 1.共重合エマルジョン(P−4) 50.0% 2.ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート 2.0 3.ポリエチレングリコール 5.0 4.エチルアルコール 2.0 5.酸化鉄 13.0 6.香料 0.3 7.精製水 残余 得られたマスカラは使用性、仕上り状態の良好なさら
に耐水性、耐油性の高いものであった。
実施例5(アイライナー) 1.共重合エマルジョン(P−5) 20.0% 2.ミツロウ 7.0 3.ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 2.0 4.ポリオキシエチレンオレイルエーテル 1.0 5.1,3ブチレングリコール 6.0 6.酸化鉄 15.0 7.香料 0.2 8.精製水 残余 得られたアイライナーの塗膜は摩擦、水、油に耐性が
あり、塗布後のベタツキ感も少ないものであった。
実施例6(アイシャドウ) 1.共重合エマルジョン(P−6)を塩析させて得たアク
リルグラフトオルガノポリシロキサン 10.0% 2.アジピン酸ジイソプロピル 20.0 3.環状ジメチルポリシロキサン 23.0 4.カルナウバロウ 8.0 5.セレシン 5.0 6.酸化鉄 20.0 7.マイカ 12.0 8.酸化チタン 1.8 9.香料 0.2 アクリルグラフトオルガノポリシロキサンは、共重合
エマルジョン(P−6)500部を撹拌機付きの容器に入
れて60℃に加熱し、ここに芒硝62部を純水380部に溶解
した溶液を加えてグラフトポリマーを析出させ、濾過水
洗を繰り返してから60℃で乾燥することにより得られ
た。
又このアイシャドウは皮膚との密着性、耐水性、耐油
性の高いベタツキ感のないものであった。
[発明の効果] 本発明の化粧料組成物はこれまでになく優れたもので
あって、毛髪にしなやかさとなめらかさを与え、かつ毛
髪に対して優れたセット保持力を有する毛髪化粧料であ
り、耐水性、耐汗性及び耐油性良好で化粧もちに優れ化
粧くずれが少なく安定し優れた皮膚及びメーキャップ化
粧料である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/11 A61K 7/11 (72)発明者 末本 喜代二 福井県武生市北府2丁目17番33号 日信 化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−25411(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式(I) [式中、R1、R2、R3はそれぞれ炭素数1〜20の1価の炭
    化水素基及び1価のハロゲン化炭化水素基から選択され
    る1種又は2種以上の基であり、Yはラジカル反応性基
    及びSH基を含む有機基から選択される1種又は2種以上
    の基であり、Xは水素原子、1価の低級アルキル基及び
    式R1R2R4Siで示される基(R1、R2は前記と同じであり、
    R4はR1又はYと同一の基である)から選択される同種又
    は異種の基であり、mは10,000以下の正の整数、nは1
    以上の整数である]で表されるオルガノポリシロキサン 5〜95重量部 の水中油型エマルジョンと (B)イ)一般式(II) (式中、R5は水素原子又はメチル基、R6は炭素数1〜18
    のアルキル基又はアルコキシ置換アルキル基である)で
    表されるアクリル及びメタクリル系単量体から選択され
    る1種又は2種以上の単量体 70〜100重量% ロ)エチレン性不飽和アミド、エチレン性不飽和アミド
    のアルキロール又はアルコキシアルキル置換化合物、オ
    キシラン基含有エチレン性不飽和単量体、ヒドロキシル
    基含有エチレン性不飽和単量体、カルボキシル基含有エ
    チレン性不飽和単量体、多価アルコールとアクリル酸又
    はメタクリル酸との完全エステル、二塩基酸のジアリル
    エステル、アリルアクリレート、アリルメタクリレート
    及びジビニルベンゼンの群から選択される1種又は2種
    以上の多官能性単量体 0〜10重量% ハ)上記イ)及びロ)以外の1種又は2種以上のエチレ
    ン性不飽和単量体 0〜20重量% からなる混合単量体[イ)〜ハ)の合計100重量%] 95〜5重量部 とからなる混合物をラジカル重合開始剤の存在下で重合
    してなるグラフト共重合体を皮膜形成成分として含有す
    ることを特徴とする化粧料組成物。
  2. 【請求項2】一般式(I)中、m、nが、それぞれ、20
    0<m<8,000、1<n<500の範囲にあることを特徴と
    する請求項1記載の化粧料組成物。
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