JP2798362B2 - ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 - Google Patents
ラウンドコンベヤベルトの搬送装置Info
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラウンドコンベヤベルト
の搬送装置に係り、詳しくは小さな箱、レンガ、タイル
などの搬送であってもラウンドコンベヤベルトからフィ
ードコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に行うことがで
き、しかも搬送時の騒音を低減したラウンドコンベヤベ
ルトの搬送装置に関するものである。
の搬送装置に係り、詳しくは小さな箱、レンガ、タイル
などの搬送であってもラウンドコンベヤベルトからフィ
ードコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に行うことがで
き、しかも搬送時の騒音を低減したラウンドコンベヤベ
ルトの搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベヤは、各種物品を搬送する
ために広く使用されているが、搬送物を送るには必ずし
も直線方向ばかりとは限らず、曲線方向に送ることもあ
る。このコンベヤ装置として、例えば円錐形にした無端
搬送ベルトを湾曲した内外両フレーム部材に枢支された
2個のテーパー状端部ローラ間に張設した構造からなる
ものが知られている。ところが、このような円錐形の無
端搬送ベルトは、その性質上、走行時に中心方向に偏椅
する傾向を有するため、それを防止するガイド装置が必
要とされ、従来より種々の手段が講ぜられてきた。
ために広く使用されているが、搬送物を送るには必ずし
も直線方向ばかりとは限らず、曲線方向に送ることもあ
る。このコンベヤ装置として、例えば円錐形にした無端
搬送ベルトを湾曲した内外両フレーム部材に枢支された
2個のテーパー状端部ローラ間に張設した構造からなる
ものが知られている。ところが、このような円錐形の無
端搬送ベルトは、その性質上、走行時に中心方向に偏椅
する傾向を有するため、それを防止するガイド装置が必
要とされ、従来より種々の手段が講ぜられてきた。
【0003】例えば、その代表的な例は、搬送ベルトの
外周辺部に回転可能なローラを所定の間隔で装着し、こ
のベルトのローラを突設したガイド部に当接させる方
法、あるいは搬送ベルトの外周辺部を回転駆動するチエ
ーンに装着し、チエーンを固定された軌道を走行させる
方法であった。
外周辺部に回転可能なローラを所定の間隔で装着し、こ
のベルトのローラを突設したガイド部に当接させる方
法、あるいは搬送ベルトの外周辺部を回転駆動するチエ
ーンに装着し、チエーンを固定された軌道を走行させる
方法であった。
【0004】また、実開昭56−10413号公報に示
されているが、これは搬送ベルトの外周に一対のガイド
部と取付部とを有するU字状のガイド部材をベルト耳部
全周にわたり取り付け、張力を支える保持ローラを一対
のガイド部に当接させた構造からなっている。
されているが、これは搬送ベルトの外周に一対のガイド
部と取付部とを有するU字状のガイド部材をベルト耳部
全周にわたり取り付け、張力を支える保持ローラを一対
のガイド部に当接させた構造からなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2個のテーパー状の端部ローラを使用した搬送装置で
は、ラウンドコンベヤベルトからフィードコンベヤベル
トの間、特に径の大きいテーパー状端部ローラ側では隣
接する部材の間隔が大きくなって、小さな箱、レンガ、
タイルなどの小物の搬送物の乗り継ぎが確実に行うこと
ができず、この間に乗り継ぎローラあるいはプレートを
介在させていた。
2個のテーパー状の端部ローラを使用した搬送装置で
は、ラウンドコンベヤベルトからフィードコンベヤベル
トの間、特に径の大きいテーパー状端部ローラ側では隣
接する部材の間隔が大きくなって、小さな箱、レンガ、
タイルなどの小物の搬送物の乗り継ぎが確実に行うこと
ができず、この間に乗り継ぎローラあるいはプレートを
介在させていた。
【0006】また、端部ローラとして同一径のローラを
使用し、かつチエーンを用いたガイド装置では、チエー
ンと搬送ベルトとはロープまたはスプリング等の干渉材
を介して接続されているため、チエーンの動きと搬送ベ
ルトのそれとは同期性が取れない問題があった。そし
て、搬送ベルトとチエーンとの連結部が大きな張力を受
けて亀裂が発生しやすくなることもあった。しかも、チ
エーン駆動では、騒音が大きくなり、また給油をする必
要があった。
使用し、かつチエーンを用いたガイド装置では、チエー
ンと搬送ベルトとはロープまたはスプリング等の干渉材
を介して接続されているため、チエーンの動きと搬送ベ
ルトのそれとは同期性が取れない問題があった。そし
て、搬送ベルトとチエーンとの連結部が大きな張力を受
けて亀裂が発生しやすくなることもあった。しかも、チ
エーン駆動では、騒音が大きくなり、また給油をする必
要があった。
【0007】更に、実開昭56−10413号公報に開
示された搬送装置では、保持ローラと当接する上下一対
のガイド部材に偏摩耗が生じると、ベルトの上下方向の
バランスが崩れる結果、ガイド部材の下方への垂れまた
は上方への跳ね上がり現象となって現れてくる。これは
ガイド部材がフレームと接触してガイド部材の摩耗につ
ながっていた。
示された搬送装置では、保持ローラと当接する上下一対
のガイド部材に偏摩耗が生じると、ベルトの上下方向の
バランスが崩れる結果、ガイド部材の下方への垂れまた
は上方への跳ね上がり現象となって現れてくる。これは
ガイド部材がフレームと接触してガイド部材の摩耗につ
ながっていた。
【0008】本発明は、このような問題点を改善するも
のであり、とりわけ小さな搬送物の他のコンベヤベルト
への乗り継ぎが確実に行うことができ、しかも搬送時の
騒音を低減したラウンドコンベヤベルトの搬送装置を提
供することを目的とするものである。
のであり、とりわけ小さな搬送物の他のコンベヤベルト
への乗り継ぎが確実に行うことができ、しかも搬送時の
騒音を低減したラウンドコンベヤベルトの搬送装置を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の特徴とす
るところは、帯状のベルトの両端部を接合した円錐形の
搬送ベルトを、所定角度で配置した端部プーリに張設
し、前記ベルトの回転時における内方向側への偏椅を阻
止するようにしたラウンドコンベヤベルトの搬送装置に
おいて、所定角度で配置した2本の非テーパー状の端部
プーリと、これに張設し外周辺部に回転可能なローラを
所定の間隔で装着した搬送ベルトと、前記搬送ベルトの
ローラをガイドレールに当接させることで内方向側への
偏椅を阻止したガイド部と、駆動側と従動側に掛架した
伝動ベルトの背面を上記複数のローラに当接させ、伝動
ベルトの回転を各ローラへ伝達するようにしたローラ回
転駆動部からなるラウンドコンベヤベルトの搬送装置に
ある。また、本発明は表面に位置する搬送ベルトのロー
ラがローラ回転駆動部の伝動ベルトとガイド部のガイド
レールに圧接挟持されている場合や、搬送ベルトの端部
を支持する円弧状の保持壁が配置され、搬送ベルトの撓
みを阻止している場合も含む。
るところは、帯状のベルトの両端部を接合した円錐形の
搬送ベルトを、所定角度で配置した端部プーリに張設
し、前記ベルトの回転時における内方向側への偏椅を阻
止するようにしたラウンドコンベヤベルトの搬送装置に
おいて、所定角度で配置した2本の非テーパー状の端部
プーリと、これに張設し外周辺部に回転可能なローラを
所定の間隔で装着した搬送ベルトと、前記搬送ベルトの
ローラをガイドレールに当接させることで内方向側への
偏椅を阻止したガイド部と、駆動側と従動側に掛架した
伝動ベルトの背面を上記複数のローラに当接させ、伝動
ベルトの回転を各ローラへ伝達するようにしたローラ回
転駆動部からなるラウンドコンベヤベルトの搬送装置に
ある。また、本発明は表面に位置する搬送ベルトのロー
ラがローラ回転駆動部の伝動ベルトとガイド部のガイド
レールに圧接挟持されている場合や、搬送ベルトの端部
を支持する円弧状の保持壁が配置され、搬送ベルトの撓
みを阻止している場合も含む。
【0010】
【作用】本発明のラウンドコンベヤベルトの搬送装置で
は、駆動側と従動側に掛架した伝動ベルトの背面を搬送
ベルトに装着した複数のローラに当接させ、伝動ベルト
の回転を各ローラへ伝達するようにし、しかもローラが
ガイド部に当接しているため、伝動ベルトの走行によっ
て回転した各ローラがガイド部の表面を転がって移動
し、搬送ベルトをスムーズにかつ静かに搬送させること
ができる。しかも、所定角度で配置した2本の非テーパ
ー状の端部プーリを使用しているため、小さな搬送物の
他のコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に行うことがで
きる。また、搬送ベルトの端部を支持する円弧状の保持
壁が配置されているため、搬送ベルトの撓みを阻止する
ことができ、ローラとガイドレールとの良好な係合関係
を維持している。
は、駆動側と従動側に掛架した伝動ベルトの背面を搬送
ベルトに装着した複数のローラに当接させ、伝動ベルト
の回転を各ローラへ伝達するようにし、しかもローラが
ガイド部に当接しているため、伝動ベルトの走行によっ
て回転した各ローラがガイド部の表面を転がって移動
し、搬送ベルトをスムーズにかつ静かに搬送させること
ができる。しかも、所定角度で配置した2本の非テーパ
ー状の端部プーリを使用しているため、小さな搬送物の
他のコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に行うことがで
きる。また、搬送ベルトの端部を支持する円弧状の保持
壁が配置されているため、搬送ベルトの撓みを阻止する
ことができ、ローラとガイドレールとの良好な係合関係
を維持している。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るラウンドコンベヤベルト
の搬送装置の具体例を添付図面に従って説明する。図1
は本発明に係るラウンドコンベヤベルトの搬送装置の平
面図、図2は図1のローラ回転駆動部の部分拡大図、図
3は図1の側面図、図4は図1のA−A断面図、そして
図5は図1のB−B断面図を示す。
の搬送装置の具体例を添付図面に従って説明する。図1
は本発明に係るラウンドコンベヤベルトの搬送装置の平
面図、図2は図1のローラ回転駆動部の部分拡大図、図
3は図1の側面図、図4は図1のA−A断面図、そして
図5は図1のB−B断面図を示す。
【0012】本発明のラウンドコンベヤベルトの搬送装
置1は、所定角度で配置した2本の非テーパー状の端部
プーリ2と、外周辺部に回転可能なローラを所定の間隔
で装着した搬送ベルト3と、前記搬送ベルトのローラを
当接させたガイド部4と、駆動側と従動側に掛架した伝
動ベルトの背面を上記複数のローラに当接させ、伝動ベ
ルトの回転を各ローラへ伝達するようにしたローラ回転
駆動部5から構成されている。
置1は、所定角度で配置した2本の非テーパー状の端部
プーリ2と、外周辺部に回転可能なローラを所定の間隔
で装着した搬送ベルト3と、前記搬送ベルトのローラを
当接させたガイド部4と、駆動側と従動側に掛架した伝
動ベルトの背面を上記複数のローラに当接させ、伝動ベ
ルトの回転を各ローラへ伝達するようにしたローラ回転
駆動部5から構成されている。
【0013】上記端部プーリ2は、約90°の角度で配
置した非テーパー状の同一径をもった複数のプーリ7を
直列に配列された構成からなり、搬送ベルト3を巻き付
けて反転させるカイドプーリの機能をしている。各端部
プーリ2には、駆動機能が付加されておらず、搬送ベル
ト3の走行に連れて回転する。
置した非テーパー状の同一径をもった複数のプーリ7を
直列に配列された構成からなり、搬送ベルト3を巻き付
けて反転させるカイドプーリの機能をしている。各端部
プーリ2には、駆動機能が付加されておらず、搬送ベル
ト3の走行に連れて回転する。
【0014】この端部プーリ2に張設された搬送ベルト
3は、帯状のベルトの両端部を接合した円錐形で、平面
的に見ると扇状になっている。そして、回転可能なロー
ラ9が、このベルト3の外周辺部である耳部付近に所定
の間隔をおいてボルト、ナットにより機械的に装着して
いる。上記ローラ9は合成樹脂等からなるリング体10
を空転体11に取り付けた構造になっている。
3は、帯状のベルトの両端部を接合した円錐形で、平面
的に見ると扇状になっている。そして、回転可能なロー
ラ9が、このベルト3の外周辺部である耳部付近に所定
の間隔をおいてボルト、ナットにより機械的に装着して
いる。上記ローラ9は合成樹脂等からなるリング体10
を空転体11に取り付けた構造になっている。
【0015】 端部プーリ2間に配置された扇状のテー
ブル12は、上側に位置する搬送ベルト3を支持するた
めに設けられ、テーブル端部13が搬送ベルト3から離
れた状態で空間部16を形成してフレーム14に固定し
ている。この空間部16は、ローラ9のナット部を収容
するところになっている。また、円弧状の保持壁15は
テーブル端部13に機械的手段により固定され、搬送ベ
ルトの端部を支持することでローラ9の荷重による搬送
ベルト3の撓みを阻止し、ローラ9とガイドレール19
との係合関係を安定させている。下側に位置する搬送ベ
ルト3は、テーブル12によって支持されていないが、
一定間隔で設けた複数個の支持ロール17により支えら
れている。これにより、搬送ベルトの端部の撓み変形は
起こらない。
ブル12は、上側に位置する搬送ベルト3を支持するた
めに設けられ、テーブル端部13が搬送ベルト3から離
れた状態で空間部16を形成してフレーム14に固定し
ている。この空間部16は、ローラ9のナット部を収容
するところになっている。また、円弧状の保持壁15は
テーブル端部13に機械的手段により固定され、搬送ベ
ルトの端部を支持することでローラ9の荷重による搬送
ベルト3の撓みを阻止し、ローラ9とガイドレール19
との係合関係を安定させている。下側に位置する搬送ベ
ルト3は、テーブル12によって支持されていないが、
一定間隔で設けた複数個の支持ロール17により支えら
れている。これにより、搬送ベルトの端部の撓み変形は
起こらない。
【0016】ガイド部4は、突設したガイドレール19
を円弧状に配置したもので、搬送ベルト3に装着したロ
ーラ9を当接させて走行時における搬送ベルト3の中心
方向への偏椅を阻止している。上記ガイドレール19
は、上下方向に2ヵ所設けられ、フレーム14に固定さ
れた補強材20に取り付けられている。また、カバー材
22がガイドレール19とフレーム14の間を谷間を塞
ぐように設置され、ローラ9とガイドレール19との間
にゴミが侵入するのを阻止している。
を円弧状に配置したもので、搬送ベルト3に装着したロ
ーラ9を当接させて走行時における搬送ベルト3の中心
方向への偏椅を阻止している。上記ガイドレール19
は、上下方向に2ヵ所設けられ、フレーム14に固定さ
れた補強材20に取り付けられている。また、カバー材
22がガイドレール19とフレーム14の間を谷間を塞
ぐように設置され、ローラ9とガイドレール19との間
にゴミが侵入するのを阻止している。
【0017】ローラ回転駆動部5は、駆動側25と従動
側26に掛架した伝動ベルト27の背面を上記複数のロ
ーラ9に当接させ、伝動ベルト27の回転を各ローラ9
へ伝達するものであり、ローラ9の外側に配置してい
る。駆動側25では、シャフト29が上下方向に位置し
ている一対の軸受け30、30に嵌入し、シャフト29
の先端に駆動プーリ31が装着し、他方末端に原動機3
2の回転と連動するプーリ33が取り付けられている。
側26に掛架した伝動ベルト27の背面を上記複数のロ
ーラ9に当接させ、伝動ベルト27の回転を各ローラ9
へ伝達するものであり、ローラ9の外側に配置してい
る。駆動側25では、シャフト29が上下方向に位置し
ている一対の軸受け30、30に嵌入し、シャフト29
の先端に駆動プーリ31が装着し、他方末端に原動機3
2の回転と連動するプーリ33が取り付けられている。
【0018】また、従動側26では、固定部材34に従
動プーリ35が装着され、駆動プーリ31との軸間距離
をネジ36で調節できるようになっている。上記駆動プ
ーリ31と従動プーリ35に掛架する伝動ベルト27と
しては、歯付ベルト、平ベルト、Vベルト等が使用され
る。
動プーリ35が装着され、駆動プーリ31との軸間距離
をネジ36で調節できるようになっている。上記駆動プ
ーリ31と従動プーリ35に掛架する伝動ベルト27と
しては、歯付ベルト、平ベルト、Vベルト等が使用され
る。
【0019】上記搬送ベルトのローラ9は、回転駆動部
の伝動ベルト27とガイドレール19に圧接挟持されて
いる。この圧接挟持されるローラ9の数は、通常4〜7
個であるが、特に制限されるものではない。
の伝動ベルト27とガイドレール19に圧接挟持されて
いる。この圧接挟持されるローラ9の数は、通常4〜7
個であるが、特に制限されるものではない。
【0020】しかして、外周辺部に回転可能なローラ9
を所定の間隔で装着した搬送ベルト3を、所定角度で配
置した端部プーリ2に張設して、各ローラ9をガイドレ
ール19に圧接し、更にローラ回転駆動部5の伝動ベル
ト27の背面を複数のローラ9に当接した後、ローラ回
転駆動部5を作動させる。駆動プーリ31が図中矢印の
方向に走行すると、伝動ベルト27の背面に当接してい
る各ローラ9は、図中矢印の方向に回転する。回転して
いる各ローラ9は、ガイドレール19上を静かに転がり
ながらスムーズに前進して搬送ベルト3を移動させるこ
とができる。
を所定の間隔で装着した搬送ベルト3を、所定角度で配
置した端部プーリ2に張設して、各ローラ9をガイドレ
ール19に圧接し、更にローラ回転駆動部5の伝動ベル
ト27の背面を複数のローラ9に当接した後、ローラ回
転駆動部5を作動させる。駆動プーリ31が図中矢印の
方向に走行すると、伝動ベルト27の背面に当接してい
る各ローラ9は、図中矢印の方向に回転する。回転して
いる各ローラ9は、ガイドレール19上を静かに転がり
ながらスムーズに前進して搬送ベルト3を移動させるこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のラウンドコンベヤ
ベルトの搬送装置では、駆動側と従動側に掛架した伝動
ベルトの背面を搬送ベルトに装着した複数のローラに当
接させ、伝動ベルトの回転を各ローラへ伝達するように
し、しかもローラがガイド部に当接しているため、伝動
ベルトの走行によって回転した各ローラがガイド部の表
面を転がって移動し、搬送ベルトをスムーズにかつ静か
に搬送させることができ、しかも所定角度で配置した2
本の非テーパー状の端部プーリを使用しているため、小
さな搬送物の他のコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に
行うことができ、また搬送ベルトの撓みを阻止すること
でローラとガイドレールとの良好な係合関係を維持でき
る効果がある。
ベルトの搬送装置では、駆動側と従動側に掛架した伝動
ベルトの背面を搬送ベルトに装着した複数のローラに当
接させ、伝動ベルトの回転を各ローラへ伝達するように
し、しかもローラがガイド部に当接しているため、伝動
ベルトの走行によって回転した各ローラがガイド部の表
面を転がって移動し、搬送ベルトをスムーズにかつ静か
に搬送させることができ、しかも所定角度で配置した2
本の非テーパー状の端部プーリを使用しているため、小
さな搬送物の他のコンベヤベルトへの乗り継ぎが確実に
行うことができ、また搬送ベルトの撓みを阻止すること
でローラとガイドレールとの良好な係合関係を維持でき
る効果がある。
【図1】本発明に係るラウンドコンベヤベルトの搬送装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図2】図1のローラ回転駆動部の部分拡大図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
1 ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 2 端部プーリ 3 搬送ベルト 4 ガイド部 5 ローラ回転駆動部 9 ローラ 12 テーブル 13 テーブルの端部 14 フレーム 15 保持壁 17 支持ロール 19 ガイドレール 25 駆動側 26 従動側 27 伝動ベルト 31 駆動プーリ 35 従動プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 昌弘 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三 ツ星ベルト株式会社内 (72)発明者 平野 拓三 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三 ツ星ベルト株式会社内 審査官 中島 昭浩 (56)参考文献 特開 昭60−36208(JP,A) 特公 昭52−45118(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 15/02 B65G 21/16 B65G 39/20 B65G 17/00
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状のベルトの両端部を接合した円錐形
の搬送ベルトを、所定角度で配置した端部プーリに張設
し、前記ベルトの回転時における内方向側への偏椅を阻
止するようにしたラウンドコンベヤベルトの搬送装置に
おいて、所定角度で配置した2本の非テーパー状の端部
プーリと、これに張設し外周辺部に回転可能なローラを
所定の間隔で装着した搬送ベルトと、前記搬送ベルトの
ローラをガイドレールに当接させることで内方向側への
偏椅を阻止したガイド部と、駆動側と従動側に掛架した
伝動ベルトの背面を上記複数のローラに当接させ、伝動
ベルトの回転を各ローラへ伝達するようにしたローラ回
転駆動部からなることを特徴とするラウンドコンベヤベ
ルトの搬送装置。 - 【請求項2】 表面に位置する搬送ベルトのローラがロ
ーラ回転駆動部の伝動ベルトとガイド部のガイドレール
に圧接挟持されている請求項1記載のラウンドコンベヤ
ベルトの搬送装置。 - 【請求項3】 搬送ベルトの端部を支持する円弧状の保
持壁が配置され、搬送ベルトの撓みを阻止している請求
項1記載のラウンドコンベヤベルトの搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30965594A JP2798362B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30965594A JP2798362B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08143122A JPH08143122A (ja) | 1996-06-04 |
JP2798362B2 true JP2798362B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=17995672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30965594A Expired - Fee Related JP2798362B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ラウンドコンベヤベルトの搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2798362B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10040874C2 (de) * | 2000-08-18 | 2002-09-19 | Knapp Logistik Automation | Kurvenförderer zum Fördern von Stückgut auf einem endlosen Fördergurt längs einer Bogenlänge |
KR101380231B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2014-04-02 | 효원기계(주) | 라운드 벨트 컨베이어장치 |
CN111115154B (zh) * | 2018-11-01 | 2024-08-23 | 南京恒昌包装机械有限公司 | 一种用于多道缓冲和累积过渡的输送小车 |
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