JP2794446B2 - エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置 - Google Patents
エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、閉鎖された輪郭線からなる点、縦棒、横
棒、ハライ、ハネ等により構成するエレメント(以下、
本明細書でいうエレメントは、偏、旁(つくり)、ハネ
あるいは2本の棒からなる画(かく)を含まない)別の
文字情報をデジタル信号で記憶し、このデジタル信号に
基づいて画像表示装置あるいは印字装置に文字を組み立
てる文字発生器におけるエレメント別アウトラインフォ
ントの塗りつぶし方法および装置に関するものである。
棒、ハライ、ハネ等により構成するエレメント(以下、
本明細書でいうエレメントは、偏、旁(つくり)、ハネ
あるいは2本の棒からなる画(かく)を含まない)別の
文字情報をデジタル信号で記憶し、このデジタル信号に
基づいて画像表示装置あるいは印字装置に文字を組み立
てる文字発生器におけるエレメント別アウトラインフォ
ントの塗りつぶし方法および装置に関するものである。
従来、デジタル方式による文字情報の記憶方式として
は、ドット方式、ランレングス方式、ベクトル・アウト
ライン方式がある。文字の高品質性、表示サイズの拡大
あるいは縮小、または変形の自由を重要視する場合に
は、一般的にベクトル・アウトライン方式の文字情報の
記憶方式が採用されている。
は、ドット方式、ランレングス方式、ベクトル・アウト
ライン方式がある。文字の高品質性、表示サイズの拡大
あるいは縮小、または変形の自由を重要視する場合に
は、一般的にベクトル・アウトライン方式の文字情報の
記憶方式が採用されている。
日本語の文字は、欧米の文字に比べて文字数が多く、
複雑であるから、閉鎖された輪郭線からなる点、縦画、
横画、ハライを組み立てて、一つの文字を構成する。こ
のようにして構成された文字は、文字全体の輪郭線を一
括して構成されたアウトライン方式の文字より、点ある
いは画等の移動、追加、あるいは削除等の修正が簡単で
ある。
複雑であるから、閉鎖された輪郭線からなる点、縦画、
横画、ハライを組み立てて、一つの文字を構成する。こ
のようにして構成された文字は、文字全体の輪郭線を一
括して構成されたアウトライン方式の文字より、点ある
いは画等の移動、追加、あるいは削除等の修正が簡単で
ある。
閉鎖された輪郭線からなる点、縦画、横画、ハライで
一つの文字を予め構成しておけば、多くの点あるいは画
等を共通に使用することができるという利点がある。
一つの文字を予め構成しておけば、多くの点あるいは画
等を共通に使用することができるという利点がある。
但し、ベクトルアウトライン方式の文字の記憶方式の
場合、人が文字として認識するためにはアウトライン、
すなわち、輪郭線の内側を点または線で塗りつぶす必要
がある。点で塗りつぶす方式によって作られた文字をド
ット文字と称し、線によって塗りつぶされる文字をラン
レングス方式による文字と言われている。
場合、人が文字として認識するためにはアウトライン、
すなわち、輪郭線の内側を点または線で塗りつぶす必要
がある。点で塗りつぶす方式によって作られた文字をド
ット文字と称し、線によって塗りつぶされる文字をラン
レングス方式による文字と言われている。
輪郭線情報にて構成される文字をドット文字として黒
く塗りつぶすイーブン・オッド方式(出願人 日本電子
産業株式会社)と、走査線と走査線に交差する輪郭線の
ベクトル方向によってドット信号を出力するノン・ゼロ
・ワインディグ方式とがある。
く塗りつぶすイーブン・オッド方式(出願人 日本電子
産業株式会社)と、走査線と走査線に交差する輪郭線の
ベクトル方向によってドット信号を出力するノン・ゼロ
・ワインディグ方式とがある。
イーブン・オッド方式では、文字の輪郭線情報を出力
するに先立って、記憶装置内で輪郭線情報をドット信号
“1"に変換し、そのドット信号を走査線上の始めの“1"
より次のドット信号“1"までの全部の“0"を“1"に変換
してドット信号による文字を発生する。
するに先立って、記憶装置内で輪郭線情報をドット信号
“1"に変換し、そのドット信号を走査線上の始めの“1"
より次のドット信号“1"までの全部の“0"を“1"に変換
してドット信号による文字を発生する。
しかし、上記イーブン・オッド方式では、異なる点あ
るいは画等の輪郭線が交差する可能性がある文字の場合
には、交差部に塗り残し部が生じ、文字として望ましく
ない。すなわち、点あるいは画等の輪郭線情報による文
字は、異なる点あるいは画像の輪郭線が互いに接触ある
いは交差した場合には、走査線と他の点あるいは画等の
輪郭線との交差を2度目の交差と誤認する。このため、
ドット信号“1"を継続して出力する必要があるにもかか
らわず、ドット信号は“0"に変わって白となり、結果的
には塗り残し部分が発生してしまう。
るいは画等の輪郭線が交差する可能性がある文字の場合
には、交差部に塗り残し部が生じ、文字として望ましく
ない。すなわち、点あるいは画等の輪郭線情報による文
字は、異なる点あるいは画像の輪郭線が互いに接触ある
いは交差した場合には、走査線と他の点あるいは画等の
輪郭線との交差を2度目の交差と誤認する。このため、
ドット信号“1"を継続して出力する必要があるにもかか
らわず、ドット信号は“0"に変わって白となり、結果的
には塗り残し部分が発生してしまう。
また、点あるいは画等の頂点が1点しかない場合に
は、ドット信号を“1"に変えるドットだけになり、ドッ
ト信号を“0"に変える2番目のドットが存在しないの
で、正確なドット信号を発生することができない。した
がって、点あるいは画等に頂点が存在する場合には、無
理やりに文字デザインの観点を無視してドット信号を2
つ並べなければならない。
は、ドット信号を“1"に変えるドットだけになり、ドッ
ト信号を“0"に変える2番目のドットが存在しないの
で、正確なドット信号を発生することができない。した
がって、点あるいは画等に頂点が存在する場合には、無
理やりに文字デザインの観点を無視してドット信号を2
つ並べなければならない。
この点に関してイーブン・オッド方式方式は、閉鎖さ
れた輪郭線からなる点、縦画、横画、ハライで一つの文
字を構成して、ドット信号の発生を行うには不向きであ
る。
れた輪郭線からなる点、縦画、横画、ハライで一つの文
字を構成して、ドット信号の発生を行うには不向きであ
る。
ノン・ゼロ・ワインディグ方式では、文字の外側輪郭
線のベクトル方向に対して、文字の内側輪郭線のベクト
ル方向は、反対方向に決める。この文字に対して、任意
方向から走査を行い、走査線と文字の輪郭線との交差部
のベクトル方向を求める。
線のベクトル方向に対して、文字の内側輪郭線のベクト
ル方向は、反対方向に決める。この文字に対して、任意
方向から走査を行い、走査線と文字の輪郭線との交差部
のベクトル方向を求める。
この時の交差部のベクトル方向が正の方向であれば、
レジスタに1を加算し、交差部のベクトル方向が負の方
向であれば、レジスタに−1を加算し、レジスタの値が
0になるまでドット信号“1"を発生し続ける。
レジスタに1を加算し、交差部のベクトル方向が負の方
向であれば、レジスタに−1を加算し、レジスタの値が
0になるまでドット信号“1"を発生し続ける。
ノン・ゼロ・ワインディグ方式によれば、文字の輪郭
線どうしが交差していても、ドット信号を発生すること
ができるので、文字の輪郭線内の塗り残しが生じない。
線どうしが交差していても、ドット信号を発生すること
ができるので、文字の輪郭線内の塗り残しが生じない。
しかし、点、縦画、横画、ハライからなる単純な輪郭
線で構成された文字では、文字をデザイン的に修正する
場合には、文字の点あるいはハライを少し移動する必要
が生ずる。
線で構成された文字では、文字をデザイン的に修正する
場合には、文字の点あるいはハライを少し移動する必要
が生ずる。
このような場合に、文字全体のバランスから見て、点
あるいは画等の交差または接した部分があると、移動す
る必要がない点あるいは画等までも修正しなければなら
ないという問題があった。
あるいは画等の交差または接した部分があると、移動す
る必要がない点あるいは画等までも修正しなければなら
ないという問題があった。
一方の点あるいは画等の移動量が大きい場合には、接
していた他方の点あるいは画等から切り離した後、移動
を行わなければならない。混み入った複雑な日本の漢字
の場合には、文字を修正すると、新たな内側輪郭線が発
生したり、あるいは内側輪郭線が消滅してしまい、文字
作成に不都合な点が多いという問題があった。
していた他方の点あるいは画等から切り離した後、移動
を行わなければならない。混み入った複雑な日本の漢字
の場合には、文字を修正すると、新たな内側輪郭線が発
生したり、あるいは内側輪郭線が消滅してしまい、文字
作成に不都合な点が多いという問題があった。
イーブン・オッド方式の場合には、点あるいは画等の
交差部あるいは接触部が塗り残され、また点あるいは画
等の頂点には1つのドットしか存在しないので、ドット
信号を“0"にするドットを設けて置かなければならない
ため、デザイン的に優れた文字が得難いという問題があ
った。
交差部あるいは接触部が塗り残され、また点あるいは画
等の頂点には1つのドットしか存在しないので、ドット
信号を“0"にするドットを設けて置かなければならない
ため、デザイン的に優れた文字が得難いという問題があ
った。
ノン・ゼロ・ワインディグ方式の場合には、点あるい
は画等の外側輪郭線と内側輪郭線とのベクトル方向を逆
方向に正しく与えなければならないが、複雑な形式をし
た日本語の漢字では、一見しただけでは外側輪郭線と内
側輪郭線との区別が困難であるという問題があった。
は画等の外側輪郭線と内側輪郭線とのベクトル方向を逆
方向に正しく与えなければならないが、複雑な形式をし
た日本語の漢字では、一見しただけでは外側輪郭線と内
側輪郭線との区別が困難であるという問題があった。
ランレングス方式の文字を発生させるためには、同一
の走査線上に発生するドットの数を線の長さに変換する
ことによって得ることができる。しかし、それぞれの欠
陥はドット文字の場合と同じものを有している。
の走査線上に発生するドットの数を線の長さに変換する
ことによって得ることができる。しかし、それぞれの欠
陥はドット文字の場合と同じものを有している。
以上のような問題を解決するために、本発明は、閉鎖
された輪郭線からなる点、縦棒、横棒、ハライ、ハネ等
によるエレメントを重ねて文字とした複雑な字形の場合
においても、簡単でしかも情報量が少なくてすむエレメ
ント別アウトラインフォントの塗りつぶし方法および装
置を提供することを目的とする。
された輪郭線からなる点、縦棒、横棒、ハライ、ハネ等
によるエレメントを重ねて文字とした複雑な字形の場合
においても、簡単でしかも情報量が少なくてすむエレメ
ント別アウトラインフォントの塗りつぶし方法および装
置を提供することを目的とする。
本発明は、文字の移動あるいは修正が簡単で、しかも
塗り残しがないエレメント別アウトラインフォントの塗
りつぶし方法および装置を提供することを目的とする。
塗り残しがないエレメント別アウトラインフォントの塗
りつぶし方法および装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のエレメント別ア
ウトラインフォントの塗りつぶし方法は、閉鎖された輪
郭線からなる点、縦棒、横棒、ハライ、ハネ等のみから
なるエレメントを一部重なり合わせて構成した一つの文
字における内部を塗りつぶすものであり、エレメント別
アウトラインフォントの情報を記憶するアウトラインフ
ォント情報記憶手段から1文字を読み出し、当該文字の
外側輪郭線を全て同一のベクトル方向とし、当該文字の
輪郭線を任意方向から走査し、輪郭線と走査線との交差
部の輪郭線のベクトル方向の正負を分析し、ベクトル方
向が正の場合、1を出力し、ベクトル方向が負の場合、
−1を出力し、前記出力を加算器により加算した結果
が、0にならない限りランレングス信号を出力し、0の
場合、ランレングス信号を停止し、この操作を1文字あ
るいはエレメント全てについて繰り返し処理を行い、前
記文字あるいはエレメントのベクトル方向の判定が不能
の場合、文字あるいはエレメントの輪郭線を4倍し、4n
+1番目の走査線と4n−1番目の走査線とをそれぞれ別
に選択した後、各走査線についでベクトル方向の正負を
分析してランレングス信号化し、各走査線のランレング
ス信号を合成して1文字あるいはエレメントを出力する
ことを特徴とする。
ウトラインフォントの塗りつぶし方法は、閉鎖された輪
郭線からなる点、縦棒、横棒、ハライ、ハネ等のみから
なるエレメントを一部重なり合わせて構成した一つの文
字における内部を塗りつぶすものであり、エレメント別
アウトラインフォントの情報を記憶するアウトラインフ
ォント情報記憶手段から1文字を読み出し、当該文字の
外側輪郭線を全て同一のベクトル方向とし、当該文字の
輪郭線を任意方向から走査し、輪郭線と走査線との交差
部の輪郭線のベクトル方向の正負を分析し、ベクトル方
向が正の場合、1を出力し、ベクトル方向が負の場合、
−1を出力し、前記出力を加算器により加算した結果
が、0にならない限りランレングス信号を出力し、0の
場合、ランレングス信号を停止し、この操作を1文字あ
るいはエレメント全てについて繰り返し処理を行い、前
記文字あるいはエレメントのベクトル方向の判定が不能
の場合、文字あるいはエレメントの輪郭線を4倍し、4n
+1番目の走査線と4n−1番目の走査線とをそれぞれ別
に選択した後、各走査線についでベクトル方向の正負を
分析してランレングス信号化し、各走査線のランレング
ス信号を合成して1文字あるいはエレメントを出力する
ことを特徴とする。
本発明のエレメント別アウトラインフォントの塗りつ
ぶし方法は、前記文字あるいはエレメントのベクトル方
向の判定が可能、あるいは不可能にかかわらず、文字あ
るいはエレメントの輪郭線を4倍した後に文字あるいは
エレメントをランレングス信号化することを特徴とす
る。
ぶし方法は、前記文字あるいはエレメントのベクトル方
向の判定が可能、あるいは不可能にかかわらず、文字あ
るいはエレメントの輪郭線を4倍した後に文字あるいは
エレメントをランレングス信号化することを特徴とす
る。
本発明のエレメント別アウトラインフォントの塗りつ
ぶし装置は、閉鎖された輪郭線からなるエレメントを一
部重なり合わせて構成した一つの文字における内部を塗
りつぶすものであり、前記エレメント別アウトラインフ
ォントの座標点データを任意の同一ベクトル方向として
記憶する文字記憶装置3と、走査線と輪郭線との交差部
のベクトル方向が、正方向かあるいは負方向かを判定す
るとともに、正方向の場合1を、負方向の場合−1を出
力する輪郭線のベクトル方向判定器21と、前記輪郭線の
ベクトル方向判定器21の出力を加算する加算器22と、前
記加算器22の加算結果を0と比較する比較器23と、前記
比較器23の比較結果が0でない限り、ランレングス信号
を出力し、0の場合、ランレングス信号を停止するラン
レングス信号発生器24とからなり、ベクトル方向が判定
不能な輪郭線を4倍化する輪郭線の4倍化処理器25と、
4n±1番目の走査線を選択する走査線選択器26、27と、
前記走査線選択器26、27によって選択された4n+1番目
の走査線と4n−1番目の走査線について、それぞれラン
レングス信号を発生するための輪郭線のベクトル方向判
定器21、加算器22、比較器23、およびランレングス信号
発生器24と、前記各走査線ごとのランレングス信号の論
理和を取って文字を合成するランレングス信号合成器28
とから構成される。
ぶし装置は、閉鎖された輪郭線からなるエレメントを一
部重なり合わせて構成した一つの文字における内部を塗
りつぶすものであり、前記エレメント別アウトラインフ
ォントの座標点データを任意の同一ベクトル方向として
記憶する文字記憶装置3と、走査線と輪郭線との交差部
のベクトル方向が、正方向かあるいは負方向かを判定す
るとともに、正方向の場合1を、負方向の場合−1を出
力する輪郭線のベクトル方向判定器21と、前記輪郭線の
ベクトル方向判定器21の出力を加算する加算器22と、前
記加算器22の加算結果を0と比較する比較器23と、前記
比較器23の比較結果が0でない限り、ランレングス信号
を出力し、0の場合、ランレングス信号を停止するラン
レングス信号発生器24とからなり、ベクトル方向が判定
不能な輪郭線を4倍化する輪郭線の4倍化処理器25と、
4n±1番目の走査線を選択する走査線選択器26、27と、
前記走査線選択器26、27によって選択された4n+1番目
の走査線と4n−1番目の走査線について、それぞれラン
レングス信号を発生するための輪郭線のベクトル方向判
定器21、加算器22、比較器23、およびランレングス信号
発生器24と、前記各走査線ごとのランレングス信号の論
理和を取って文字を合成するランレングス信号合成器28
とから構成される。
本出願人は、閉鎖された輪郭線からなる点、縦棒、横
棒、ハライ、ハネ等のみからなるエレメントを一部重な
り合わせて構成した一つの文字とすると、内側輪郭線が
ないようにできるため、複雑な文字に対しても文字の情
報量を少なくできることを発見した。
棒、ハライ、ハネ等のみからなるエレメントを一部重な
り合わせて構成した一つの文字とすると、内側輪郭線が
ないようにできるため、複雑な文字に対しても文字の情
報量を少なくできることを発見した。
すなわち、輪郭線のベクトル方向判定器21は、輪郭線
のベクトル方向が正か負かを判定する。上記輪郭線のベ
クトル方向判定器21は、輪郭線と走査線との交差部にお
けるベクトル方向が正の場合、+1を出力し、負の場
合、−1を出力する。加算器22は、輪郭線のベクトル方
向判定器21において、出力した+1あるいは−1を加算
した後、比較器23により加算結果を0と比較する。
のベクトル方向が正か負かを判定する。上記輪郭線のベ
クトル方向判定器21は、輪郭線と走査線との交差部にお
けるベクトル方向が正の場合、+1を出力し、負の場
合、−1を出力する。加算器22は、輪郭線のベクトル方
向判定器21において、出力した+1あるいは−1を加算
した後、比較器23により加算結果を0と比較する。
ランレングス信号発生器24は、前記比較結果が0以外
の場合、ランレングス信号を出力して、輪郭線内を黒く
塗りつぶす。また、ランレングス信号発生器24は、前記
比較器23の値が0の場合、ランレングス信号を停止し
て、輪郭線外を白く塗る。
の場合、ランレングス信号を出力して、輪郭線内を黒く
塗りつぶす。また、ランレングス信号発生器24は、前記
比較器23の値が0の場合、ランレングス信号を停止し
て、輪郭線外を白く塗る。
次に、輪郭線のベクトル方向が判定できない場合、輪
郭線の4倍化処理器25は、上記輪郭線Xの走査線を4倍
する。
郭線の4倍化処理器25は、上記輪郭線Xの走査線を4倍
する。
4n±1番目の走査線選択器26、27は、4倍した輪郭線
の4n±1番目の走査線上のものだけを選択し、この走査
線上のものについてだけ、ランレングス信号を出力する
ための処理を行う。
の4n±1番目の走査線上のものだけを選択し、この走査
線上のものについてだけ、ランレングス信号を出力する
ための処理を行う。
そして、ランレングス信号を出力するために、輪郭線
のベクトル方向判定器21、加算器22、比較器23、ランレ
ングス信号発生器24によって、前記輪郭線の走査線を4
倍する前と全く同じ処理を行った後、ランレングス信号
合成器28で、前記4n+1番目の走査線と4n−1番目の走
査線とで得られたランレングス信号の論理和を取り輪郭
線を塗りつぶす。
のベクトル方向判定器21、加算器22、比較器23、ランレ
ングス信号発生器24によって、前記輪郭線の走査線を4
倍する前と全く同じ処理を行った後、ランレングス信号
合成器28で、前記4n+1番目の走査線と4n−1番目の走
査線とで得られたランレングス信号の論理和を取り輪郭
線を塗りつぶす。
第1図は、本実施例を説明するためのブロック構成図
である。1はキーボードで、所望の文字を入力して、文
字を画像表示装置に表示するか、あるいはプリンタに印
字する。
である。1はキーボードで、所望の文字を入力して、文
字を画像表示装置に表示するか、あるいはプリンタに印
字する。
2はアドレス発生回路で、キーボード1の入力に基づ
いた入力コードから、1文字の各エレメントごとにアド
レス信号を出力する。
いた入力コードから、1文字の各エレメントごとにアド
レス信号を出力する。
3は文字記憶装置で、前記アドレス発生回路2におけ
るアドレス信号により1文字あるいは1エレメントを出
力する。4は1文字分のバッファメモリで、前記文字記
憶装置3から出力された1文字を記憶する。5は1エレ
メント分のバッファメモリで、前記文字記憶装置3から
出力した1エレメントを記憶する。
るアドレス信号により1文字あるいは1エレメントを出
力する。4は1文字分のバッファメモリで、前記文字記
憶装置3から出力された1文字を記憶する。5は1エレ
メント分のバッファメモリで、前記文字記憶装置3から
出力した1エレメントを記憶する。
6は演算回路で、前記1文字あるいは1エレメントを
ランレングス信号で塗りつぶす。この時演算回路6は、
文字あるいはエレメントの輪郭線と走査線との交差部の
ベクトル方向が正か、負かを判定する機能、加算機能、
比較機能、ランレングス信号発生機能等を有する。
ランレングス信号で塗りつぶす。この時演算回路6は、
文字あるいはエレメントの輪郭線と走査線との交差部の
ベクトル方向が正か、負かを判定する機能、加算機能、
比較機能、ランレングス信号発生機能等を有する。
7は1文字分のバッファメモリで、演算回路6で塗り
つぶされた1文字あるいは1エレメントを記憶する。
つぶされた1文字あるいは1エレメントを記憶する。
8は出力装置、たとえば、画像表示装置あるいはプリ
ンタで、前記1文字分のバッファメモリ7の出力によっ
て、1文字が画像表示装置に表示、あるいはプリンタに
印字される。
ンタで、前記1文字分のバッファメモリ7の出力によっ
て、1文字が画像表示装置に表示、あるいはプリンタに
印字される。
先ず、キーボード1で打ち込まれた文字あるいはエレ
メントは、そのコードにしたがってアドレス発生回路2
により、文字あるいはエレメントの輪郭線を構成する座
標点データを発生する。この座標点データに基づいて、
予め文字記憶装置3に記憶されている文字あるいはエレ
メントを1文字分のバッファメモリ4、あるいは1エレ
メント分のバッファメモリ5に格納する。
メントは、そのコードにしたがってアドレス発生回路2
により、文字あるいはエレメントの輪郭線を構成する座
標点データを発生する。この座標点データに基づいて、
予め文字記憶装置3に記憶されている文字あるいはエレ
メントを1文字分のバッファメモリ4、あるいは1エレ
メント分のバッファメモリ5に格納する。
本実施例は、このように1文字のバッファメモリ4、
と1エレメント分のバッファメモリ5とを備えているの
で、1文字分を一挙にドット文字とすることができると
ともに、教育的な見地から、運筆の順(書き順)通り
に、1エレメントづつドット文字を表示することもでき
る。
と1エレメント分のバッファメモリ5とを備えているの
で、1文字分を一挙にドット文字とすることができると
ともに、教育的な見地から、運筆の順(書き順)通り
に、1エレメントづつドット文字を表示することもでき
る。
前記バッファメモリ4、5に格納された文字あるいは
エレメントは、演算回路6の機能により次のように処理
される。すなわち、文字あるいはエレメントの輪郭線と
走査線との交差部のベクトル方向が正か負かを判定す
る。
エレメントは、演算回路6の機能により次のように処理
される。すなわち、文字あるいはエレメントの輪郭線と
走査線との交差部のベクトル方向が正か負かを判定す
る。
そして、ベクトル方向が正の場合には+1を、ベクト
ル方向が負の場合には−1を出力し、この値を加算器に
より加算する。加算された結果が0でない限り、ランレ
ングス信号を出力して、文字あるいはエレメントの輪郭
線内を黒く塗りつぶす。加算された結果が0の場合に
は、ランレングス信号を停止して文字あるいはエレメン
トの輪郭線外を白く塗りつぶす。
ル方向が負の場合には−1を出力し、この値を加算器に
より加算する。加算された結果が0でない限り、ランレ
ングス信号を出力して、文字あるいはエレメントの輪郭
線内を黒く塗りつぶす。加算された結果が0の場合に
は、ランレングス信号を停止して文字あるいはエレメン
トの輪郭線外を白く塗りつぶす。
また、文字あるいはエレメントの頂点もしくは走査線
に平行な線の場合には、輪郭線のベクトル方向は判定で
きないので、文字あるいはエレメントの輪郭線を4倍す
る。4n±1番目の走査線を選択し、この走査線と前記4
倍した文字あるいはエレメントの輪郭線との交差部にお
けるベクトル方向の正、負を判定する。
に平行な線の場合には、輪郭線のベクトル方向は判定で
きないので、文字あるいはエレメントの輪郭線を4倍す
る。4n±1番目の走査線を選択し、この走査線と前記4
倍した文字あるいはエレメントの輪郭線との交差部にお
けるベクトル方向の正、負を判定する。
その後の動作は、前記と同様にしてランレングス信号
を出力する。最後に、4n+1番目の走査線によって出力
したランレングス信号と、4n−1番目の走査線によって
出力したランレングス信号との論理和を取って文字ある
いはエレメントを合成する。
を出力する。最後に、4n+1番目の走査線によって出力
したランレングス信号と、4n−1番目の走査線によって
出力したランレングス信号との論理和を取って文字ある
いはエレメントを合成する。
本実施例によれば、複雑な文字に対する外側および内
側輪郭線の文字情報を記憶しておく必要がなく、文字あ
るいはエレメントの頂点もしくは走査線と平行した線も
正確にランレングス信号で塗りつぶすことができる。
側輪郭線の文字情報を記憶しておく必要がなく、文字あ
るいはエレメントの頂点もしくは走査線と平行した線も
正確にランレングス信号で塗りつぶすことができる。
次に、第2図ないし第5図を参照しつつ他の実施例を
説明する。
説明する。
第2図は第1図における演算回路の詳細ブロック説明
図、第3図は輪郭線を4倍した場合のランレングス信号
説明図、第4図および第5図は輪郭線のベクトル方向説
明図を示す。
図、第3図は輪郭線を4倍した場合のランレングス信号
説明図、第4図および第5図は輪郭線のベクトル方向説
明図を示す。
第2図において、21は輪郭線のベクトル方向判定器
で、輪郭線のベクトル方向が正か負かを判定し、文字あ
るいはエレメントの輪郭線と走査線との交差部における
ベクトル方向が正の場合には、+1を出力し、前記交差
部におけるベクトル方向が負の場合には、−1を出力す
る。
で、輪郭線のベクトル方向が正か負かを判定し、文字あ
るいはエレメントの輪郭線と走査線との交差部における
ベクトル方向が正の場合には、+1を出力し、前記交差
部におけるベクトル方向が負の場合には、−1を出力す
る。
22は加算器で、輪郭線のベクトル方向判定器21におい
て、出力した+1あるいは−1を加算する。
て、出力した+1あるいは−1を加算する。
23は比較器で、前記加算器22における図示されていな
いレジスタに格納された加算結果を0と比較する。
いレジスタに格納された加算結果を0と比較する。
24はドット信号発生器で、前記比較器23で比較した結
果が0以外は、ランレングス信号を出力して、文字ある
いはエレメントの輪郭線内を黒く塗りつぶす。また、前
記比較器の値が0の場合には、ランレングス信号を停止
し、その結果、文字あるいはエレメントの輪郭線外は塗
りつぶされないことになる。
果が0以外は、ランレングス信号を出力して、文字ある
いはエレメントの輪郭線内を黒く塗りつぶす。また、前
記比較器の値が0の場合には、ランレングス信号を停止
し、その結果、文字あるいはエレメントの輪郭線外は塗
りつぶされないことになる。
第3図図示のごとくたとえば、頂点あるいは走査線と
平行な線を有する輪郭線Xは、そのベクトル方向の正負
を判定することができない。
平行な線を有する輪郭線Xは、そのベクトル方向の正負
を判定することができない。
そこで、輪郭線の4倍化処理器25は、前記輪郭線Xの
走査線を4倍して、第3図図示の輪郭線Yを得る。26お
よび17は4n+1番目の走査線選択器で、4倍した輪郭線
の4n±1番目の走査線上のものだけを選択する。すなわ
ち、第3図の例では、3番目、5番目、7番目、9番
目、11番目、13番目の走査線を選択する。以後、この走
査線上のものについてだけ、ランレングス信号を出力す
るための処理を行う。
走査線を4倍して、第3図図示の輪郭線Yを得る。26お
よび17は4n+1番目の走査線選択器で、4倍した輪郭線
の4n±1番目の走査線上のものだけを選択する。すなわ
ち、第3図の例では、3番目、5番目、7番目、9番
目、11番目、13番目の走査線を選択する。以後、この走
査線上のものについてだけ、ランレングス信号を出力す
るための処理を行う。
そして、ランレングス信号を出力するために、輪郭線
のベクトル方向判定器21、加算器22、比較器23、ランレ
ングス信号発生器24によって、前記輪郭線の走査線を4
倍する前と全く同じ処理を行う。28はランレングス信号
合成器で、前記4n+1番目の走査線と4n−1番目の走査
線とで得られたランレングス信号の論理和を取り輪郭線
を塗りつぶす。
のベクトル方向判定器21、加算器22、比較器23、ランレ
ングス信号発生器24によって、前記輪郭線の走査線を4
倍する前と全く同じ処理を行う。28はランレングス信号
合成器で、前記4n+1番目の走査線と4n−1番目の走査
線とで得られたランレングス信号の論理和を取り輪郭線
を塗りつぶす。
すなわち、第3図図示のごとく、3番目の走査線と5
番目の走査線とのランレングス信号の論理和を取る。し
かし、3番目の走査線には、ランレングス信号が発生し
ないので、ランレングス信号合成器28から5番目の走査
線のランレングス信号が出力する。そして、このランレ
ングスし号を輪郭線Xの1番目の走査線のランレングス
信号とする。次に、7番目と9番目との走査線によって
発生したランレングス信号の論理和を取る。
番目の走査線とのランレングス信号の論理和を取る。し
かし、3番目の走査線には、ランレングス信号が発生し
ないので、ランレングス信号合成器28から5番目の走査
線のランレングス信号が出力する。そして、このランレ
ングスし号を輪郭線Xの1番目の走査線のランレングス
信号とする。次に、7番目と9番目との走査線によって
発生したランレングス信号の論理和を取る。
そして、このランレングス信号を輪郭線Xの2番目の
走査線のランレングス信号とする。11番目と13番との走
査線についても同様に行い、これを輪郭線Xの3番目の
走査線のランレングス信号とする。
走査線のランレングス信号とする。11番目と13番との走
査線についても同様に行い、これを輪郭線Xの3番目の
走査線のランレングス信号とする。
以上のように、頂点あるいは平行線を有する輪郭線を
4倍して、この部分における正確なランレングス信号を
得るようにしたが、4倍は単なる一例に過ぎず、3倍以
上であれば可能であることはいうまでもないことであ
る。しかし、3倍の処理を行う場合には、掛算器が必要
であるが、2のn乗の場合には、レジスタをn桁ずらす
だけですむので、4倍する場合が一番簡単である。
4倍して、この部分における正確なランレングス信号を
得るようにしたが、4倍は単なる一例に過ぎず、3倍以
上であれば可能であることはいうまでもないことであ
る。しかし、3倍の処理を行う場合には、掛算器が必要
であるが、2のn乗の場合には、レジスタをn桁ずらす
だけですむので、4倍する場合が一番簡単である。
また、文字あるいはエレメントの輪郭線を初めから4
倍して、ランレングス信号を得るための処理を行うこと
もできる。さらに、ソフトによって全ての処理を行うこ
ともできる。
倍して、ランレングス信号を得るための処理を行うこと
もできる。さらに、ソフトによって全ての処理を行うこ
ともできる。
次に、上記装置を使用して具体的文字について説明す
る。
る。
第4図は文字「資」のエレメント別の輪郭線を示して
いる。この「資」は、人の手によって書く場合とは異な
り、からのエレメントで構成されている。エレメン
トないしの輪郭線は、全て外側輪郭線のみであり、
内側輪郭線を持たない。そして、エレメントないし
の輪郭線の全てに、右回りあるいは左回りのベクトル方
向を設定する。第4図に示された「資」は、ベクトル方
向が左回りに設定されている。
いる。この「資」は、人の手によって書く場合とは異な
り、からのエレメントで構成されている。エレメン
トないしの輪郭線は、全て外側輪郭線のみであり、
内側輪郭線を持たない。そして、エレメントないし
の輪郭線の全てに、右回りあるいは左回りのベクトル方
向を設定する。第4図に示された「資」は、ベクトル方
向が左回りに設定されている。
先ず、エレメントを塗りつぶす場合について、第2
図および第4図を参照しつつ説明する。
図および第4図を参照しつつ説明する。
エレメントを走査線Aにより走査すると、輪郭線の
ベクトル方向判定器21は、走査線Aと輪郭線との交差部
41のベクトル方向を正方向と判定し、+1を出力して、
加算器22の図示されていないレジスタに入力する。
ベクトル方向判定器21は、走査線Aと輪郭線との交差部
41のベクトル方向を正方向と判定し、+1を出力して、
加算器22の図示されていないレジスタに入力する。
次に、走査線Aと輪郭線との交差部42のベクトル方向
は逆となるので、輪郭線のベクトル方向判定器21は、交
差部42のベクトル方向を負と判定し、−1を出力して加
算器22のレジスタに入力する。
は逆となるので、輪郭線のベクトル方向判定器21は、交
差部42のベクトル方向を負と判定し、−1を出力して加
算器22のレジスタに入力する。
加算器22に入力されたレジスタの結果を比較器23で比
較し、0でないと判定された場合には、エレメントの
交差部41から42までをランレングス信号に変えて黒く塗
りつぶす。
較し、0でないと判定された場合には、エレメントの
交差部41から42までをランレングス信号に変えて黒く塗
りつぶす。
比較器23で、0と判定された場合にはエレメントの
交差部42以降のランレングス信号を停止し、黒く塗りぶ
さない。
交差部42以降のランレングス信号を停止し、黒く塗りぶ
さない。
さらに、走査線を順次繰下げて同様な処理を行い、結
果的には輪郭線内がランレングス信号化されて、黒く塗
りつぶされる。
果的には輪郭線内がランレングス信号化されて、黒く塗
りつぶされる。
また、エレメント、およびを通過する走査線B
について説明する。
について説明する。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部43のベク
トル方向は、正方向であるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタに1を加算する。この時レジスタの
内容は1である。
トル方向は、正方向であるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタに1を加算する。この時レジスタの
内容は1である。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部44のベク
トル方向は、同じく正方向であるから、加算器22により
図示されていないレジスタに1を加算し、レジスタの内
容を2とする。
トル方向は、同じく正方向であるから、加算器22により
図示されていないレジスタに1を加算し、レジスタの内
容を2とする。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部45のベク
トル方向は、逆の負方向になるから、加算器22により図
示されていないレジスタに−1を加算し、レジスタ内容
を1とする。
トル方向は、逆の負方向になるから、加算器22により図
示されていないレジスタに−1を加算し、レジスタ内容
を1とする。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部46のベク
トル方向は、正方向になるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタに1を加算し、レジスタの内容を2
とする。
トル方向は、正方向になるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタに1を加算し、レジスタの内容を2
とする。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部47のベク
トル方向は、逆の負方向になるから、加算器22により図
示されていないレジスタに−1を加算し、レジスタの内
容を1とする。
トル方向は、逆の負方向になるから、加算器22により図
示されていないレジスタに−1を加算し、レジスタの内
容を1とする。
走査線Bとエレメントの輪郭線との交差部48のベク
トル方向は、負方向になるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタ−1を加算し、レジスタの内容を0
とする。
トル方向は、負方向になるから、加算器22により図示さ
れていないレジスタ−1を加算し、レジスタの内容を0
とする。
比較器23が比較器の0とレジスタの内容とを比較し
て、レジスタの内容が0以外の時、すなわち交差部43か
ら交差部48までは、ランレングス信号発生器24によりラ
ンレングス信号を発生し、この間を黒く塗りつぶす。
て、レジスタの内容が0以外の時、すなわち交差部43か
ら交差部48までは、ランレングス信号発生器24によりラ
ンレングス信号を発生し、この間を黒く塗りつぶす。
また、レジスタの内容が0となる交差部43以前と交差
部43以降は、ランレングス信号発生器24によりランレン
グス信号を停止し、その結果、白となる。
部43以降は、ランレングス信号発生器24によりランレン
グス信号を停止し、その結果、白となる。
走査線がCの位置にある場合で、エレメント、、
およびのように複雑に重なり合っていても、各エレメ
ントの輪郭線のベクトル方向を一定に決めておけば、前
記と同様にエレメント内をランレングス信号化して、黒
く塗りつぶすことができる。
およびのように複雑に重なり合っていても、各エレメ
ントの輪郭線のベクトル方向を一定に決めておけば、前
記と同様にエレメント内をランレングス信号化して、黒
く塗りつぶすことができる。
さらに、本発明における他の実施例として、文字
「あ」の事例を第5図に示す。
「あ」の事例を第5図に示す。
第5図図示の文字「あ」は、輪郭線が自らの輪郭線
の内側に食い込んでいる。このような場合でも、走査線
Dと各輪郭線、との交差部のベクトル方向は、図示
のごとくなるので、レジスタの内容は、交差部51で1、
交差部52で2、交差部53で1、交差部54で2、交差部55
で1、交差部56で0となり、この間をランレングス信号
化して黒く塗りつぶすことができる。
の内側に食い込んでいる。このような場合でも、走査線
Dと各輪郭線、との交差部のベクトル方向は、図示
のごとくなるので、レジスタの内容は、交差部51で1、
交差部52で2、交差部53で1、交差部54で2、交差部55
で1、交差部56で0となり、この間をランレングス信号
化して黒く塗りつぶすことができる。
本発明によれば、閉鎖された輪郭線からなる点、縦
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで一つの文
字を構成し、偏、旁(つくり)、画(かく)を使用して
文字を構成しないので、文字の情報量を少なくすること
ができるとともに、複雑な文字においても内側輪郭線が
なく、外側輪郭線のみの簡単な文字にすることができ
る。
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで一つの文
字を構成し、偏、旁(つくり)、画(かく)を使用して
文字を構成しないので、文字の情報量を少なくすること
ができるとともに、複雑な文字においても内側輪郭線が
なく、外側輪郭線のみの簡単な文字にすることができ
る。
本発明によれば、閉鎖された輪郭線からなる点、縦
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで一つの文
字を構成したので、文字を制作する場合に、エレメント
を修正、追加、あるいは削除しても、輪郭線情報が変わ
ることがない。そのため、複雑な文字においても、内側
輪郭線が発生しないので、文字の修正、追加、あるいは
削除が容易にできる。
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで一つの文
字を構成したので、文字を制作する場合に、エレメント
を修正、追加、あるいは削除しても、輪郭線情報が変わ
ることがない。そのため、複雑な文字においても、内側
輪郭線が発生しないので、文字の修正、追加、あるいは
削除が容易にできる。
本発明によれば、閉鎖された輪郭線からなる点、縦
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで文字を構
成したので、全てのエレメントのベクトル方向を同一方
向にして、正確なランレングス信号を得ることができ
る。
棒、横棒、ハライ、ハネ等のエレメントのみで文字を構
成したので、全てのエレメントのベクトル方向を同一方
向にして、正確なランレングス信号を得ることができ
る。
本発明によれば、エレメントの輪郭線を4倍にして処
理するため、エレメントの輪郭線に頂点あるいは平行線
が含まれていたとしても、その部分を正しくランレング
ス信号化することができる。
理するため、エレメントの輪郭線に頂点あるいは平行線
が含まれていたとしても、その部分を正しくランレング
ス信号化することができる。
第1図は本実施例を説明するためのブロック構成図、第
2図は本発明における演算回路ブロック構成図、第3図
は輪郭線を4倍した場合のランレングス信号説明図、第
4図は輪郭線のベクトル方向説明図、第5図は本発明に
おける他の実施例説明図を示す。 1……キーボード、2……アドレス発生回路 3……文字記憶装置 4……1文字分のバッファメモリ 5……1エレメント分のバッファメモリ 6……演算回路 7……1文字分のバッファメモリ 8……出力装置 21……輪郭線のベクトル方向判定器 22……加算器、23……比較器 24……ランレングス信号発生器 25……輪郭線の4倍化処理器 26……4n+1番目の走査線選択器 27……4n−1番目の走査線選択器 28……ランレングス信号合成器
2図は本発明における演算回路ブロック構成図、第3図
は輪郭線を4倍した場合のランレングス信号説明図、第
4図は輪郭線のベクトル方向説明図、第5図は本発明に
おける他の実施例説明図を示す。 1……キーボード、2……アドレス発生回路 3……文字記憶装置 4……1文字分のバッファメモリ 5……1エレメント分のバッファメモリ 6……演算回路 7……1文字分のバッファメモリ 8……出力装置 21……輪郭線のベクトル方向判定器 22……加算器、23……比較器 24……ランレングス信号発生器 25……輪郭線の4倍化処理器 26……4n+1番目の走査線選択器 27……4n−1番目の走査線選択器 28……ランレングス信号合成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/24 G09G 5/36 G06T 11/20 G06T 11/40
Claims (3)
- 【請求項1】閉鎖された輪郭線からなる点、縦棒、横
棒、ハライ、ハネ等のみからなるエレメントを一部重な
り合わせて構成した一つの文字における内部を塗りつぶ
すアウトラインフォントの塗りつぶし方法において、 前記エレメント別にアウトラインフォントの情報を記憶
するアウトラインフォント情報記憶手段から1文字を読
み出し、 当該文字の外側輪郭線を全て同一のベクトル方向とし、 当該文字の輪郭線を任意方向から走査し、輪郭線と走査
線との交差部の輪郭線のベクトル方向の正負を分析し、
ベクトル方向が正の場合、1を出力し、ベクトル方向が
負の場合、−1を出力し、 前記出力を加算器により加算した結果が、0にならない
限りランレングス信号を出力し、0の場合ランレングス
信号を停止し、 この操作を1文字あるいはエレメント全てについて繰り
返し処理を行い、 前記文字あるいはエレメントのベクトル方向の判定が不
能の場合、文字あるいはエレメントの輪郭線を4倍し、
4n+1番目の走査線と4n−1番目の走査線とをそれぞれ
別に選択した後、各走査線についてベクトル方向の正負
を分析してランレングス信号化し、 各走査線のランレングス信号を合成して1文字あるいは
エレメントを出力することを特徴とするエレメント別ア
ウトラインフォントの塗りつぶし方法。 - 【請求項2】前記文字あるいはエレメントのベクトル方
向の判定が可能、あるいは不可能にかかわらず、文字あ
るいはエレメントの輪郭線を4倍した後に文字あるいは
エレメントをランレングス信号化することを特徴とする
請求項1記載のエレメント別アウトラインフォントの塗
りつぶし方法。 - 【請求項3】閉鎖された輪郭線からなる点、縦棒、横
棒、ハライ、ハネ等のみからなるエレメントを一部重な
り合わせて構成した一つの文字における内部を塗りつぶ
すアウトラインフォントの塗りつぶし装置において、 前記エレメント別にアウトラインフォントの座標点デー
タを任意の同一ベクトル方向として記憶する文字記憶装
置と、 走査線と輪郭線との交差部のベクトル方向が、正方向か
あるいは負方向かを判定するとともに、正方向の場合1
を、負方向の場合−1を出力する輪郭線のベクトル方向
判定器と、 前記輪郭線のベクトル方向判定器の出力を加算する加算
器と、 前記加算器の加算結果を0と比較する比較器と、 前記比較器の比較結果が0でない限り、ランレングス信
号を出力し、0の場合、ランレングス信号を停止するラ
ンレングス信号発生器と、 ベクトル方向が判定不能な輪郭線を4倍化する輪郭線の
4倍化処理器と、 4n±1番目の走査線を選択する走査線選択器と、 前記走査線選択器によって選択された4n+1番目の走査
線と4n−1番目の走査線について、それぞれランレング
ス信号を発生するためのベクトル方向判定器、加算器、
比較器、およびランレングス信号発生器と、 前記各走査線ごとのランレングス信号の論理和を取って
文字を合成するランレングス信号合成器と、 を備えたことを特徴とするエレメント別アウトラインフ
ォントの塗りつぶし装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070545A JP2794446B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070545A JP2794446B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10080490A Division JPH10240221A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置、並びに記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02250190A JPH02250190A (ja) | 1990-10-05 |
JP2794446B2 true JP2794446B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13434596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070545A Expired - Fee Related JP2794446B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | エレメント別に文字を構成したアウトラインフォントの塗りつぶし方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2794446B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029780A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | 日本電気オフィスシステム株式会社 | 文字信号等発生装置 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1070545A patent/JP2794446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02250190A (ja) | 1990-10-05 |
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