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JP2794328B2 - 鋼管杭埋設装置におけるチャック部の構造 - Google Patents

鋼管杭埋設装置におけるチャック部の構造

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Publication number
JP2794328B2
JP2794328B2 JP17909990A JP17909990A JP2794328B2 JP 2794328 B2 JP2794328 B2 JP 2794328B2 JP 17909990 A JP17909990 A JP 17909990A JP 17909990 A JP17909990 A JP 17909990A JP 2794328 B2 JP2794328 B2 JP 2794328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
pipe pile
cylinder
guide
chuck
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP17909990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0468112A (ja
Inventor
芳和 山田
善蔵 渡辺
薫 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKEN KOGYO KK
Original Assignee
KOKEN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOKEN KOGYO KK filed Critical KOKEN KOGYO KK
Priority to JP17909990A priority Critical patent/JP2794328B2/ja
Publication of JPH0468112A publication Critical patent/JPH0468112A/ja
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Publication of JP2794328B2 publication Critical patent/JP2794328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、住宅建設等における杭基礎の施工に際し使
用する鋼管杭埋設装置のチャック部の構造に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、住宅建設等における杭基礎工法は、ドロップハ
ンマーにより鋼管杭の埋設を行っていたが、この施工法
は振動や騒音の発生が激しい欠点がある。このため、ス
パイラルウイング付の鋼管杭を用いて回転埋設する工法
が採用されている。この工法は、第3図に示す如く鋼管
杭埋設装置Aのチャック部Hに、鋼管杭10の先端を把持
させ、スピンドルで鋼管杭10に回転を与え埋設施工する
ものである。尚、第3図において、20は回転を与えるた
めの油圧モータ,21はリーダー,22は杭振止,23はフロン
トジャッキを示す。
従来のこの回転埋設工法における鋼管杭埋設装置のチ
ャック部は、第4図に示す構造のものであった。
すなわち、第4図は従来例を示す断面図で、中央線よ
り右半分は作動前、左半分は作動後を示している。同図
において、11はスピンドルで、回転が自在であって、伝
動機構を介して駆動源、例えば油圧モータに連結されて
いる。該スピンドル11の下部は、油圧シリンダー12に構
成され、該油圧シリンダー12の部分には、給油スイベル
13が回転自在に設けられている。13a,13bは前記給油ス
イベルの油圧入出口、13cは同ドレンである。
14は前記油圧シリンダーのピストン、15は該ピストン
のピストンロッド、16は該ピストンロッド15に連結され
た従動体である。
17は前記スピンドル11の下端に固着された回転キャッ
プであって、前記従動体16を包囲する格好で設けられ、
前記従動体16はこの回転キャップ17内において上下摺動
する。前記回転キャップ17の下方の内壁面は、下方に向
ってテーパー状のガイド面17aに形成されている。前記
従動体16にはチャック19が前記回転キャップ17のガイド
面17aにそって移動するよう固着されている。18は前記
回転キャップ17の先端に固設された導入筒であって、下
方に向け末広状に開口し、鋼管杭10の導入を容易にして
いる。
そして、その使用は、第4図右半分の状態において、
まず下方の導入筒18より鋼管杭10を導入し回転キャップ
17部分まで挿入する。そこで、給油スイベル13の油圧入
出口13aより油圧を供給し、ピストン14を下動させて従
動体16を下動させる。
従動体16が下動すると、従動体16に取り付けられてい
るチャック19も、回転キャップ17のガイド面17aにそっ
て下動する。この時、前記ガイド面17aは、下方に向け
テーパー状になっているため、チャック19は内方にガイ
ドされ、遂には鋼管杭10をしっかりと挾持するものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが前記従来のチャック部の構成においては、鋼
管孔10が回転キャップ17の奥まで入りすぎた時には、従
動体16が該鋼管杭10の端面に当たり下動できず、チャッ
ク19が作動しなかったり、従動体の下動範囲が少なくチ
ャック19の把持力が少なく目的を達しない等の欠点があ
った。従って、鋼管杭の取り付けも回転キャップ17部分
への挿入量を調節したり、鋼管杭に挿入層の目印等を付
けたりしなければならないので非常に面倒であった。
本発明は、このような点に鑑み前記欠点を解決鋼管杭
埋設装置におけるチャック部の構造を提供せんとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、本発明は、スピンドルの一
部にシリンダーを設け、該シリンダーのピストンにピス
トンロッドを介して、その下面が開口する筒状のガイド
筒でその内壁面に上方に向けてテーパー状のガイド面が
形成されている従動体を連結し、前記スピンドルの下端
には回転キャップを前記従動体を包囲する格好で設け、
この回転キャップの下端には、前記従動体のガイド筒内
に向けて天板を有し下面が開口する筒状の導入筒を固設
し、その導入筒には周面に窓孔を穿設し、その窓孔に軸
心に向け出没自在のチャックピースをその背面が前記従
動体のガイド筒のガイド面に接離自在に当接して設けら
れたことを特徴とする構成にしたものである。
[作 用] 導入筒に下方より鋼管杭を導入する。この鋼管杭の挿
入は、導入筒が天板を有する筒状であるため、停止位置
(天板に当接)まで無造作に押し込めばよい。
次にシリンダーを作動し、従動体を下動させる。する
とチャックピースの背面は従動体のガイド面と接離自在
に当接しているし、従動体のガイド面は上方に向けテー
パー状に形成されているので、チャックピースはそのテ
ーパー状のガイド面により窓孔から軸心方向に押し出さ
れ、遂にはチャックピースは鋼管杭をしっかりと把持す
る。
この時、本発明は、回転キャップの下端に、従動体の
カイド筒内に向けて天板を有し下面が開口する筒状の導
入筒を固設し、その導入筒の周面に窓孔を穿設し、その
窓孔に軸心に向けて出没自在のチャックピースをその背
面がガイド筒のガイド面に接離自在に当接した構成をし
たため、従動体は、挿入された鋼管杭に何らの左右なく
作動できるし、その作動範囲で充分なチャッキングがで
きるよう設定できる。
[実施例] 以下、第1図及び第2図に示す実施例について本発明
を詳細に説明する。
第1図において、1はスピンドルで、回転自在であっ
て、伝動機構を介して駆動源、例えば、油圧モーターに
連結されている。該スピンドル1の下部は、油圧シリン
ダー2に構成され、該油圧シリンダー2の部分には、給
油スイベル3が回転自在に設けられ、前記油圧シリンダ
ー2に油圧の入出ができるようになっている。3a,3bは
前記給油スイベル3の油圧出入り口、3cは同ドレンであ
る。4は前記油圧シリンダー2のピストン、5は該ピス
トン4のピストンロッド、6は該ピストンロッドに連結
された従動体である。
該従動体6は下面が開口する短筒状のガイド筒6aに形
成され、その内壁面は上方に向けテーパー状のガイド面
6bに形成されている。
7は前記スピンドル1の下端に固着された回転キャッ
プであって、前記従動体6を包囲する格好で設けられ、
前記従動体6はこの回転キャップ7内において上下摺動
する。
8は鋼管杭10が導入される導入筒で、天板8aを有し下
面が開口8bする中空の筒状であって、鋼管杭10はこの内
で把持される。この導入筒8の開口8bは、末広状に開口
すると鋼管杭10の導入が容易で便利である。
9はチャックピースであって、前記導入筒8の周面に
穿設した窓孔8cに軸心に向け出没自在に設けられ、その
背面9aは前記ガイド筒6aのガイド面6bに当接されてい
る。該チャックピース9は、少なくとも二つを対称位置
に必要とするが、好ましくは三つ以上がよい。この場
合、導入筒8の窓孔8cは、その該当箇所に設けられるこ
とはいうまでもない。
第2図はスピンドル1を回動させる駆動源を具備した
場合の好まし実施例で、同一符号は第1図と同一物を示
す。
24はスピンドル1の円周外側上に固設されたスピンド
ルギヤーで、油圧モーター25の駆動軸26に固着したピニ
オン27とカウンターギヤー28を介して連結されているも
のである。尚、スピンドル1は本体に固設された軸受29
に回転自在に軸支されている。
前記第2図の実施例によれば、従来のようにスピンド
ル1の軸線上方に駆動源、例えば油圧モーターを設けた
ものより、全長を短くできるので好ましいものである。
次に前記実施例の作用について説明する。
まず、導入筒8に下方より鋼管杭10を導入する。この
時、給油スイベル3の油圧入出口8bより給油してピスト
ン4の上動により従動体6は持ち上げられた状態にして
おく。
次に鋼管杭10の導入が終了したら、給油スイベル13の
油圧入出口13aより油圧を供給し、ピストン4を下動さ
せて従動体6を下動させる。従動体6が下動すると、チ
ャックピース9の背面は従動体6のガイド面6bと当接し
ているし、従動体6のガイド面6bは上方に向けテーパー
状になっているので、チャックピース9はそのテーパー
状のガイド面6bにより窓孔8cから軸心方向に押し出さ
れ、遂には鋼管杭10はチャックピース9によりしっかり
と挾持されるものである。
[発明の効果] 以上詳述のとおり、本発明は、チャックピースを従動
体と別離させるとともに天板を有する導入筒としたた
め、鋼管杭先端が内部の停止位置まで無造作に押し込み
停止したところでチャッキングできるので、従来のよう
に鋼管杭の挿入量を調節したり、鋼管杭の先端位置の確
認等をしたりする煩わしいさがなく、容易にチャッキン
グできるものである。また、構造が簡単なもので分解点
検やチャックピースの交換等も容易である。
しかも、本発明は回転キャップの下端に、従動体のガ
イド筒内に向けて天板を有し下面が開口する筒状の導入
筒を固設し、その導入筒の周面に窓孔を穿設し、その窓
孔に軸心に向けて出没自在のチャックピースをその背面
がガイド筒のガイド面に接離自在に当接した構成である
ため、従動体は、挿入された鋼管杭に何ら左右されず作
動できるとともに、その作動範囲で充分なチャックがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第2図は同
駆動源を具備した場合の縦断面図、第3図は使用状態を
示す外観図、第4図は従来例を示す縦断面図である。 1……スピンドル、2……油圧シリンダー、 3……給油スイベル、4……ピストン、 5……ピストンロッド、6……従動体、 6a……ガイド筒、6b……ガイド面、 7……回転キャップ、8……導入筒、8a……天板、 8c……窓孔、9……チャックピース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−49194(JP,A) 特開 平1−167197(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 13/00 B66C 1/44 B66C 1/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルの一部にシリンダーを設け、該
    シリンダーのピストンにピストンロッドを介して、その
    下面が開口する筒状ガイド筒でその内壁面に上方に向け
    てテーパー状のガイド面が形成されている従動体を連結
    し、前記スピンドルの下端には回転キャップを前記従動
    体を包囲する格好で設け、この回転キャップの下端に
    は、前記従動体のガイド筒内に向けて天板を有し下面が
    開口する筒状の導入筒を固設し、その導入筒には周面に
    窓孔を穿設し、その窓孔に軸心に向け出没自在のチャッ
    クピースをその背面が前記従動体のガイド筒のガイド面
    に接離自在に当接して設けたことを特徴とする鋼管杭埋
    設装置におけるチャック部の構造。
JP17909990A 1990-07-06 1990-07-06 鋼管杭埋設装置におけるチャック部の構造 Expired - Lifetime JP2794328B2 (ja)

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JP4555837B2 (ja) * 2007-01-11 2010-10-06 新日本製鐵株式会社 鋼管または鋼管杭の把持装置
JP7025758B2 (ja) * 2018-06-21 2022-02-25 株式会社ワイビーエム 鋼管杭回転圧入装置

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