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JP2784942B2 - コンパクトな高倍率4群ズームレンズ - Google Patents

コンパクトな高倍率4群ズームレンズ

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JP2784942B2
JP2784942B2 JP22177789A JP22177789A JP2784942B2 JP 2784942 B2 JP2784942 B2 JP 2784942B2 JP 22177789 A JP22177789 A JP 22177789A JP 22177789 A JP22177789 A JP 22177789A JP 2784942 B2 JP2784942 B2 JP 2784942B2
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Fujinon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンパクトカメラ等に使用される構造の簡
単な高倍率4群ズームレンズに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、携帯性の良好なコンパクトカメラ等においても
ズームレンズの使用により広角から望遠にわたる映像を
撮影できることが要望されており、これに従ってコンパ
クトカメラ用の各種のズームレンズが開発されている。
このズームレンズとしては、先ず構造が簡単になるた
め、2群形式あるいは3群形式のズームレンズが開発さ
れているが、高倍率に得にくいのみならず、ズーミング
にさいしての諸収差の補正が困難であるという欠点があ
った。そこで、コンパクトカメラに対する高級化の要望
が高まるにつれ、4群ズームレンズが広く採用されるに
至っている。しかし、4群ズームレンズでは収差を良好
に補正して高倍率を得ることができるという利点はある
が、構造が複雑となり、大型化してしまい、コンパクト
カメラ本来の利点が損なわれてしまいかねないという問
題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる現状に鑑み、物体側から順に正の屈
折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の
屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群で構
成し、広角端から望遠端へのズーミングにさいし、第1
レンズ群と第4レンズ群は物体側へ一体に移動させ、第
2レンズ群は像面変動を補正するように移動させ、第3
レンズ群は物体側へ移動させるようにしたズームレンズ
であって、第1レンズ群は少なくとも1つの正レンズと
1つの負レンズとからなり、第2レンズ群は少なくとも
1つの物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズから
なり、第3レンズ群は少なくとも1つの正レンズと1つ
の負レンズとからなり、第4レンズ群は少なくとも1つ
の物体側に凹面を向けた負レンズからなることを特徴と
するコンパクトな高倍率4群ズームレンズである。
〔作用〕
本発明においては、ズーミングのさいに正の第1レン
ズ群と正の第2レンズ群と正の第3レンズ群と負の第4
レンズ群を光軸に沿って移動させることにより、広角か
ら望遠まで焦点距離を連続的に変化させることができる
とともに、第2レンズ群を像面変動を補正するように移
動させるとともに、第1レンズ群と第4レンズ群のズー
ミングによる移動量を同じとすることができるので、構
造を簡略化することができる。
本発明に係るズームレンズ系の移動態様図を示す第1
図において、1は合成の焦点距離が正の第1レンズ群、
2は合成の焦点距離が正の第2レンズ群、3は合成焦点
距離が正の第3レンズ群、4は合成焦点距離が負の第4
レンズ群、Xは光軸、P′は結像位置である。
第1レンズ群1は、特に望遠側の球面収差を補正する
ためのレンズ群であって、少なくとも1つの正レンズと
少なくとも1つの負のレンズからなる。
第2レンズ群は、ズーミングによる像面湾曲変動の補
正をするレンズ群であって、少なくとも1つの正のメニ
スカスレンズからなる。
第3レンズ群3は、フォーカシングによる収差変動、
特に像面湾曲収差の補正をするレンズ群であって、絞り
Sを挟んで前方に少なくとも1つの正のレンズと少なく
とも1つの負のレンズ、後方に少なくとも1つの正のレ
ンズと少なくとも1つの負のレンズとからなる。
第4レンズ群4は、少なくとも1つの正のレンズと少
なくとも1つの負のレンズからなる。
第1図において、広角端(W)から望遠端(T)への
ズーミングに際しては、第1レンズ群1と第3レンズ群
3、第4レンズ群4を物体側へ単調に移動させ、第2レ
ンズ群2を像面変動を補正するように物体側に向けて単
調に移動させる。このさい第1レンズ群1と第4レンズ
群4とは同一の移動量として、一体的に移動させる。こ
の移動は直線移動のほか、他の移動でも良い。このた
め、4群ズームレンズ系としては構造が簡略化できるこ
ととなる。
広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングにおい
て、第1レンズ群1と第2レンズ群2との間隔D1は一旦
増大してから減少し、第2レンズ群2と第3レンズ群3
との間の間隔D2は増大し、第3レンズ群3と第4レンズ
群4との間の間隔D3は減少する。
このさい、フォーカシングは第1レンズ群1、第3レ
ンズ群3、第4レンズ群4のいずれで行ってもよい。
本発明においては、以下の条件を満足することが望ま
しい。
(1) 0.3<fW/f2<0.45 この条件式は、ズーミングの際に生ずる像面湾曲収差
等を補正するためのものであって、fWは広角端(W)で
の全系焦点距離、f2は第2レンズ群2の焦点距離であ
る。
この条件式の下限を満足しない場合には、中間焦点距
離における球面収差がアンダーになり、前記条件式の上
限を満足しない場合には、球面収差がオーバーとなる。
〔実施例〕
以下、第2図に示したレンズ構成基本形を備えた本発
明の数値実施例を示す。
なお、第2図のレンズ構成は、以下のとおりである。
第1レンズ群1は、物体側に凸面を向けた負のメニス
カスレンズL1と両凸の正レンズL2とからなる。第2レン
ズ群2は、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ
L3からなる。第3レンズ群3は、両凹の負レンズL4と、
両凸の正レンズL5と像側に凸面を向けた負のメニスカス
レンズL6との接合レンズL5+L6、物体側に凸面を向けた
負のメニスカスレンズL7と、両凸の正レンズL8と、物体
側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL9と両凸の正レ
ンズL10との接合レンズL9+L10とからなる。第4レンズ
群4は、物体側に凹面を向けた正のメニスカスレンズL
11と、両凹の負レンズL12とからなる。第3レンズ群3
のレンズL7とレンズL8との間に絞りSが配設されてい
る。
以下の数値実施例の説明において、 m :物体側より順次数えた面番号 ri :物体側から数えて第i番目のレンズ面の曲率半径 di :物体側から数えて第i番目のレンズ成分の厚みま
たは空気間隔 ni :物体側から数えて第i番目のレンズ成分のd線に
対する屈折率 νi :物体側から数えて第i番目のレンズ成分のアツベ
数 f′:全系の合成焦点距離 Bf′:バックフォーカス とする。
第1実施例の具体的構成は下表のとおりである。
f′ Bf′ 画角 W 39.20 8.73 58.0゜ N 60.00 25.85 38.6゜ T 111.40 57.31 21.4゜ d4 d6 d18 W 1.03 4.32 18.13 N 6.19 6.67 10.62 T 4.37 17.06 2.05 この具体的構成による収差曲線は第3図の如くなる。
次に、第2実施例の具体的構成は、下表のとおりであ
る。
f′ Bf′ 画角 W 39.26 8.66 59.2゜ N 60.00 25.92 39.0゜ T 111.40 57.40 21.6゜ d4 d6 d18 W 1.04 4.65 18.08 N 6.01 7.13 10.63 T 4.30 17.32 2.15 この具体的構成による収差曲線は第4図の如くなる。
上記第1ないし第2の各実施例の収差曲線図である第
3,4図における各収差は、充分に実用に供されるもので
あることを示している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、第
1レンズ群ないし第4レンズ群を凸凸凸凹の構成にして
第1レンズ群と第4レンズ群を光軸に沿って物体側へ一
体に移動させ、少なくとも1つの物体側に凸面を向けた
正のメニスカスレンズで構成した第2レンズ群を像面変
動を補正するように光軸に沿って移動させる如くなした
ので、高倍率で、収差を良好に補正したコンパクトな4
群ズームレンズの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるコンパクトな高倍率4群ズーム
レンズの移動態様図、第2図は本発明のレンズ構成基本
形の各レンズ群を広角、望遠となしたときの各レンズの
配置図、第3図は第1実施例の収差曲線図、第4図は第
2実施例の収差曲線図である。 L1,L12:第1レンズないし第12レンズ X:光軸、S:絞り P′:結像位置 r1,r2,…r22:各レンズ面の曲率半径 d1,d2,…d21:各レンズの厚みまたは空気間隔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側から順に正の屈折力の第1レンズ
    群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レン
    ズ群、負の屈折力の第4レンズ群で構成し、広角端から
    望遠端へのズーミングにさいし、第1レンズ群と第4レ
    ンズ群は物体側へ一体に移動させ、第2レンズ群は像面
    変動を補正するように移動させ、第3レンズ群は物体側
    へ移動させるようにしたズームレンズであって、第1レ
    ンズ群は少なくとも1つの正レンズと1つの負レンズと
    からなり、第2レンズ群は少なくとも1つの物体側に凸
    面を向けた正のメニスカスレンズからなり、第3レンズ
    群は少なくとも1つの正レンズと1つの負レンズとから
    なり、第4レンズ群は少なくとも1つの物体側に凹面を
    向けた負レンズからなることを特徴とするコンパクトな
    高倍率4群ズームレンズ。
JP22177789A 1989-08-30 1989-08-30 コンパクトな高倍率4群ズームレンズ Expired - Fee Related JP2784942B2 (ja)

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