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JP2774288B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JP2774288B2
JP2774288B2 JP63252155A JP25215588A JP2774288B2 JP 2774288 B2 JP2774288 B2 JP 2774288B2 JP 63252155 A JP63252155 A JP 63252155A JP 25215588 A JP25215588 A JP 25215588A JP 2774288 B2 JP2774288 B2 JP 2774288B2
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JP
Japan
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probe
signal
stc
ultrasonic
ultrasonic transducer
Prior art date
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JP63252155A
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English (en)
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JPH0299042A (ja
Inventor
孝一 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
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Publication of JPH0299042A publication Critical patent/JPH0299042A/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は超音波診断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の超音波診断装置として、それぞれ超音波振動子
を有するプローブの任意の1つを観察装置に選択的に接
続して超音波像を表示するようにしたものが提案されて
いる。この種の超音波診断装置においては、観察装置に
選択的に接続されるプローブの超音波振動子の励振周波
数に応じて被検体に対する超音波の減衰特性が異なるた
め、その減衰特性を補正するSTC信号をプローブに応じ
て補正する必要がある。このようなことから、例えば特
開昭61-247437号公報には、探触子の接続によりそれに
対応したコードデータを発生するコード発生回路と、選
択使用される探触子に対応する基準のSTCデータを予め
記憶したデータメモリと、受信信号のゲインを被検体の
深度に対応させて手動調整するSTCボリュームとを具
え、コード発生回路からのコードデータに基づいてデー
タメモリから対応する基準のSTCデータを出力させ、こ
の基準のSTCデータとSCTボリュームからのSTCデータと
に基づいてSTC信号を作成するようにしたものが提案さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の超音波診断装置にあっ
ては、選択使用される探触子に対応する基準のSTCデー
タを予めデータメモリに格納し、使用する探触子の接続
によりコード発生回路から発生されるコードデータに基
づいてデータメモリから対応する基準のSTCデータを読
み出すようにしているため、新規の探触子を用いる場合
には観察装置においてデータメモリやコード発生回路等
を変更する必要があり、汎用性に欠けるという問題があ
る。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、観察装置において何らの変更を要すること
なく、種々のプローブに対して最適なSTC信号を設定で
きるよう適切に構成した汎用性に優れた超音波診断装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、この発明では超音波振動子
を有するプローブを観察装置に選択的に接続して、該プ
ローブの超音波振動子による受信信号に基づいて超音波
像を表示するようにした超音波診断装置において、前記
超音波振動子での受信信号の減衰特性を補正するSTC信
号を設定する設定手段を構成に含み、前記観察装置に前
記プローブを接続した状態で前記設定手段で設定された
STC信号を発生するSTC信号発生手段と、このSTC信号発
生手段の出力により前記超音波振動子での受信信号を補
正する補正手段とを備え、前記STC信号発生手段におい
て、少なくとも前記設定手段は前記プローブに設けら
れ、他の部分は前記プローブまたは前記観察装置に設け
られており、前記STC信号発生手段に含まれる前記設定
手段の設定値は調整可能に構成されており、この補正手
段の出力に基づいて超音波像を表示するように構成す
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1実施例の要部を示すものであ
る。観察装置1にはそれぞれ超音波振動子2を有する種
々のプローブ3の任意の1つを選択的に接続するように
する。超音波振動子2での受信信号は、観察装置1にお
いて前記増幅器4で増幅した後、対数増幅器5で対数増
幅して加算回路6に供給する。加算回路6には対数増幅
器5の出力のうち、被検体の所望の深度における信号の
ゲインを増減するスライドボリューム7からの信号をも
供給し、この加算回路6の出力を図示しない検波回路で
検波した後、デジタルスキャンコンバータに供給してモ
ニタに超音波像として表示させるようにする。
この実施例では、各プローブ3にSTC信号発生回路11
を設ける。このSTC信号発生回路11は、直列に接続した
半固定抵抗12およびコンデンサ13と、コンデンサ13の両
端に並列にコレクタ−エミック通路を接続したトランジ
スタ14とをもって構成する。このSTC信号発生回路11に
は、プローブ3を観察装置1に接続することにより、観
察装置1に設けた図示しない直流電源から半固定抵抗12
およびコンデンサ13間に直流電圧Vccを印加するように
して、コンデンサ13の充電電圧をSTC信号として加算回
路6に供給するようにすると共に、超音波振動子2を送
信駆動する送信駆動タイミング信号をトランジスタ14の
ベースに印加して、そのタイミング信号の期間中トラン
ジスタ14を導通させてコンデンサ13を放電させるように
する。ここで、半固定抵抗12は、コンデンサ13の充電特
性が当該超音波振動子2による超音波の減衰特性を補正
する特性となるように、その抵抗値を予め調整して固定
しておく。
上記構成において、所望のプローブ3を観察装置1に
接続し、送信駆動タイミング信号に同期して図示しない
送信回路を介して超音波振動子2を駆動して被検体に超
音波を投射すると、その反射波は超音波振動子2で受波
されて電気信号に変換され、前置増幅器4および対数増
幅器5を介して加算回路6に供給される。一方、STC信
号発生回路11においては、送信駆動タイミング信号がト
ランジスタ14のベースに供給されることにより、該トラ
ンジスタ14が導通し、これによりコンデンサ13の電荷が
放電される。その後、送信駆動タイミング信号の終了に
同期して、コンデンサ13は半固定抵抗12を介して充電さ
れ、その電圧がSTC信号として加算回路6に供給され
る。したがって、対数増幅器5から出力される超音波振
動子2での受信信号は、その減衰特性を補正するように
設定されたSTC信号発生回路11からのSTC信号によって一
定感度となるように補正されることになる。また、加算
回路6にはスライドボリューム7から被検体の所望の深
度におけるゲインを調整する信号が供給されるので、加
算回路6からは減衰特性が補正され、かつ深度に応じて
ゲイン調整された信号が出力され、これに基づいてモニ
タに超音波像が表示されることになる。
このように、この実施例によれば各プローブ3にSTC
信号発生回路11を設け、プローブ3を観察装置1に接続
することによりその超音波振動子2で送受信される超音
波の減衰特性を補正し得るようにしたので、新規のプロ
ーブを用いる場合でも、これに同様のSTC信号発生回路
を設けることにより容易に対処できる。また、半固定抵
抗12およびコンデンサ13の充電回路を用い、その充電時
定数を半固定抵抗12の抵抗値を調整することにより、所
望の特性のSTC信号が得られるように設定するようにし
たので、プローブ3の作り込みによる感度のバラツキも
有効に補正することができる。更に、この実施例では前
置増幅器4および対数増幅器5を経た受信信号(logR
x)と、STC信号発生回路11からのSTC信号(logSf)と、
スライドボリュム7からの信号(logSv)とを加算回路
6に供給することにより、 logRx+logSf+logSv=log(Rx・Sf・Sv) の信号を得、これに基づいて超音波像をモニタに表示す
るようにしたので、モニタの表示階調が狭くても超音波
像を有効に表示できると共に、同様の信号を前置増幅器
4の増幅率を時間と共に変化させて得る場合に比べ、回
路構成を簡単かつ安価にできる。
第2図はこの発明の第2実施例の要部を示すものであ
る。この実施例は、第1実施例においてSTC信号発生回
路11の半固定抵抗12を固定抵抗22に、コンデンサ13を半
固定コンデンサ23にそれぞれ変更して、充電回路の時定
数を所望の特性のSTC信号が得られるように、半固定コ
ンデンサ23の容量値を予め調整して設定するようにした
もので、その他の構成は第1実施例と同様である。した
がって、この実施例においても第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
第3図はこの発明の第3実施例の要部を示すものであ
る。この実施例は、第2実施例においてSTC信号発生回
路11を構成する半固定コンデンサ23をプローブ3に、そ
の他の固定抵抗22およびトランジスタ14を観察装置1側
に設け、プローブ3を観察装置1に接続することによ
り、STC信号発生回路11を構成するようにして固定抵抗2
2およびトランジスタ14を各プローブにおいて共通に用
いるようにしたものである。したがって、この実施例に
よれば、各プローブ3にはSTC信号発生回路11を構成す
る素子のうち半固定コンデンサ23のみを設ければよいの
で、プローブ3を小形かつ安価にできる利点がある。
第4図はこの発明の第4実施例の要部を示すものであ
る。この実施例は、第1実施例においてSTC信号発生回
路11を構成する半固定抵抗12をプローブ3に、その他の
コンデンサ13およびトランジスタ14を観察装置1側に設
けて、第3実施例と同様にプローブ3を観察装置1に接
続することによりSTC信号発生回路11を構成するように
してコンデンサ13およびトランジスタ14を各プローブに
おいて共通に用いるようにしたものである。したがっ
て、この実施例においても第3実施例と同様の効果を得
ることができる。
第5図はこの発明の第5実施例の要部を示すものであ
る。この実施例は、各プローブ3にROM31を設けてその
超音波振動子2で送受信される超音波の減衰特性を補正
するためのSTC信号をデジタル化して格納するようにす
ると共に、観察装置1にはプローブ3の接続下において
電源投入によりROM31のSTCデータを読み取って格納する
メモリ32と、このメモリ32に格納したSTCデータを送信
駆動タイミング信号に同期して順次出力させるアドレス
発生回路33と、メモリ32から順次出力されるSTCデータ
をアナログのSTC信号に変換して加算回路6に供給するD
/Aコンバータ34とを設けたもので、その他の構成は上述
した実施例と同様である。
この実施例によれば、各プローブ3にROM31を設けてS
TC信号をデジタル化して格納するようにしたので、STC
データとして細かなデータを格納することができると共
に、ノイズの影響も軽減でき、したがってプローブ3の
作り込みによる感度のバラツキも含めて受信信号を高精
度で補正することができる。また、新規のプローブを用
いる場合でも、これに同様のROMを設ければよいので汎
用性を持たせることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば少なくともプロ
ーブにその超音波振動子での受信信号の減衰特性を補正
するSTC信号の設定手段を設け、この設定値を調整可能
に構成したので、観察装置において何らの変更を要する
ことなく、種々のプローブに対して最適なSTC信号を得
ることができ、汎用性に優れた超音波診断装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の要部を示す図、 第2図は同じく第2実施例の要部を示す図、 第3図は同じく第3実施例の要部を示す図、 第4図は同じく第4実施例の要部を示す図、 第5図は同じく第5実施例の要部を示す図である。 1……観察装置、2……超音波振動子 3……プローブ、4……前置増幅器 5……対数増幅器、6……加算回路 7……スライドボリューム、11……STC信号発生回路 12……半固定抵抗、13……コンデンサ 14……トランジスタ、22……固定抵抗 23……半固定コンデンサ、31……ROM 32……メモリ、33……アドレス発生回路 34……D/Aコンバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動子を有するプローブを観察装置
    に選択的に接続して、該プローブの超音波振動子による
    受信信号に基づいて超音波像を表示するようにした超音
    波診断装置において、 前記超音波振動子での受信信号の減衰特性を補正するST
    C信号を設定する設定手段を構成に含み、前記観察装置
    に前記プローブを接続した状態で前記設定手段で設定さ
    れたSTC信号を発生するSTC信号発生手段と、 このSTC信号発生手段の出力により前記超音波振動子で
    の受信信号を補正する補正手段とを備え、 前記STC信号発生手段において、少なくとも前記設定手
    段は前記プローブに設けられ、他の部分は前記プローブ
    または前記観察装置に設けられており、 前記STC信号発生手段に含まれる前記設定手段の設定値
    は調整可能に構成されており、 この補正手段の出力に基づいて超音波像を表示するよう
    に構成したことを特徴とする超音波診断装置。
JP63252155A 1988-10-07 1988-10-07 超音波診断装置 Expired - Fee Related JP2774288B2 (ja)

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JP7128649B2 (ja) * 2018-04-27 2022-08-31 富士フイルムヘルスケア株式会社 超音波診断装置、及びそれに用いる探触子
JP7128693B2 (ja) * 2018-09-10 2022-08-31 富士フイルムヘルスケア株式会社 超音波診断装置、及びそれに用いる探触子

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