JP2771414B2 - 太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Description
陽電池の製造方法に関するものである。
めに各種の手法が提案されているが、その一つとして、
基板表面の光の反射率を高めることにより、半導体層で
の未吸収光を再び半導体層に戻して入射光の有効利用を
図るべく、裏面反射層を設けることが挙げられる。
から光を入射させる構成の場合には、半導体層の表面に
形成する電極を銀(Ag)、アルミニウム(Al)、銅
(Cu)など反射率の高い金属で形成し、一方、半導体
層の表面側から光を入射させる構成の場合には、同様の
金属の層を基板上に形成した後に半導体層を形成する。
的性質を有する透明層を介在させると、多重干渉効果に
よりさらに反射率を高めることができるが、図3は、シ
リコンと各種金属の間に、透明層である酸化亜鉛(Zn
O)を介在させた場合(図3(b))と介在させない場
合(図3(a))において、反射率が如何に変化するか
をシミュレーションとして示すものである。
膜太陽電池の信頼性を高め得るものとして、特公昭60
−41878号公報に半導体層と金属層が合金化するこ
とを防止できる旨の記載がある。また、米国特許第4,
532,372号及び第4,598,306号には、適
度な抵抗を有する透明層を用いると、仮に半導体層に短
絡箇所が発生しても電極間に過剰な電流が流れるのを防
止できる旨の記載がある。
めるための別の手法として、太陽電池の表面又は/及び
裏面反射層との界面を微細な凹凸状とする(以下テクス
チャー構造と呼ぶこともある)手法がある。かかる構成
とすることにより、太陽電池の表面又は/裏面反射層と
の界面で太陽光が散乱され、更に半導体の内部に閉じ込
められ(光トラップ効果)半導体中で有効に吸収できる
ようになる。
の酸化錫(SnO2 )等の透明電極の表面をテクスチャ
ー構造にする一方、薄膜半導体の表面から太陽光を入射
する場合には、裏面反射層に用いる金属層の表面をテク
スチャー構造とする技術が知られている。 M.Hirasaka,
K.Suzuki, K.Nakatani, M.Asano, M.Yano, H.Okaniwa
等は、Alを基板温度や堆積速度を調整して堆積するこ
とにより裏面反射層用のテクスチャー構造が得られるこ
とを示している(Solar Cell Materials 20 (1990) pp9
9〜110)。
射層を形成する手法と、テクスチャー構造を持たせる手
法とを組み合わせたものとして、米国特許第4,41
9,533号には、金属層の表面がテクスチャー構造を
有し、該金属層の上に透明層を形成するという裏面反射
層について開示されている。
来技術の手法では、実際には当該技術者が予め期待した
ような効果が得られないことが多かった。
大きさに影響を与える光学的な要因としては、薄膜半導
体の屈折率・吸収係数・厚さ、透明層の屈折率・吸収係
数・厚さ、金属層の屈折率・吸収係数・テクスチャーの
形状等が挙げられる。
体接合が電気的に最も効果的に機能するように決める必
要があるので、最適化の自由度が少なく、また、金属層
は反射層の高いものを選ぶ必要があるので、やはり自由
度が少ないことから、該光学的要因を操作してのJscの
増大は困難である。
について、より具体的な原因を挙げて以下に説明する。
して、太陽電池の短絡光電流密度Jscがどのように変化
するかを示したものである。この場合の太陽電池として
は、テクスチャー構造のAg、透明層として堆積速度1
0Å/secでスパッタ法により堆積したZnO、i型
層106として光学的バンドギャップが1.5eVで厚
さが2000Åのa−SiGeから成るものである。
000Åに達するまでは漸次増加しており、テクスチャ
ー構造による光吸収増加の効果を向上させるためには、
薄膜半導体層の5倍もの透明層を堆積させる必要があっ
た。
速度は、量産設備でも既に5〜20Å/secに達して
おり、裏面反射層として堆積速度10Å/secで10
000Åもの厚さを堆積させることは現実的でない。
陽電池についのJscの変化を示すものであるが、この場
合の太陽電池は高い堆積速度が得易い反応性スパッタ法
により堆積したZnOを用いた以外には前記図10
(a)の説明で用いた薄膜半導体太陽電池の構成と同様
である。
00ÅでJscが最大となり、それ以上ではかえってJsc
は減少する。また得られる最大のJscも上記図10
(a)の場合の最大値より小さい。
nOでは光の吸収率が高く、ZnOを厚くしてもかえっ
て光の損失が増え、逆効果となることによるものと解っ
た。このように、従来の手法では、テクスチャー構造の
採用による太陽電池の変換効率の向上が期待できるにも
拘らず、量産体勢に移行させるには充分な効果を挙げる
ことができなかった。
べくなされたものであり、改良された裏面反射層を用い
ることにより、入射する太陽光を有効に利用できるため
高い変換効率が得られ、しかも半導体層と金属層の直接
の接触や欠陥箇所でのリーク電流が防止できるため信頼
性の高い薄膜太陽電池を、低いコストで提供することに
より、太陽光発電の本格的な普及に寄与することを目的
とする。
く、本発明は、金属層、凹凸表面を有する酸化亜鉛層、
半導体層をこの順に有する太陽電池の製造方法におい
て、該酸化亜鉛層は少なくとも亜鉛を含む原料の供給と
酸素ガスの供給により形成され、該酸素ガスの供給量は
該酸化亜鉛層がX線回折パターンにおいてZnO2の
(2,0,0)ピーク強度がZnOの(0,0,2)ピ
ーク強度の1/200以下であり、かつZnの(1,
0,1)ピーク強度がZnOの(0,0,2)ピーク強
度の1/200以下になるように制御されることを特徴
とする。
を含むターゲットのスパッタリング又は電子ビーム衝撃
によることが望ましい。
中核とする本発明の基本概念を説明する。
池の一例を示すものである。同図中、101は導電性の
基板であり、その表面には反射率が高く表面がテクスチ
ャー構造となった金属の層102が形成されている。例
えば基板101自体が十分に反射率の高い材料から成り
表面がテクスチャー構造となっている場合は、金属層1
02を省略することができる。
れ、該透明層は半導体層を透過した太陽光に対しては透
明であり、適度な電気抵抗を有しており、その表面も金
属層102と同様にテクスチャー構造となっている。該
透明層103の上には半導体接合104が形成され、こ
の半導体接合としては、例えばa−Siのpin接合等
が用いられる。
105、i型a−Si層106、p型a−Si層107
から成り、該半導体接合104が薄い場合には、図1に
示すように、薄膜半導体接合全体が透明層103と同様
のテクスチャー構造を持たせるようにすることが多い。
108は表面の透明電極であり、該透明電極108の上
には櫛型形状の集電電極109が設けられている。
い2層構成の裏面反射層を用いた半導体太陽電池の単純
化した構成を示すものである。ここでは金属層401の
上に透明層402、薄膜半導体層403が堆積されてい
る。なお、半導体層表面の透明電極などは省略されてい
る。
一方を空気と接し他方を金属層と接していると、その内
部の光の伝わり方としては、入射した光がそのまま反射
してくる放射モード404と、光が半導体表面で全反射
され内部に閉じ込められたまま伝わるガイドモード40
5、406とがある。
スシリコン(以下a−Siと略記する)の場合は約3.
4、a−SiGeの場合はその組成により約3.5〜
3.8、GaAsの場合は約4.0程度とかなり大きな
値であり、透明層402の屈折率(ZnOやSnO2で
約2.0)より大きい。従って、ガイドモードとして
は、光が金属面で反射される第1のガイドモード405
の他に、光が半導体層403と透明層402との界面で
全反射され完全に半導体403の内部に閉じ込められて
しまう第2のガイドモード406が存在する。
は、1種の薄膜光導波路とみなすことができる。ただ
し、図4(a)のように各層が完全な平面状をなす場合
には各々のモードは独立で相互に移り変わることはな
く、外部から入射した光(放射モードの光)が内部に閉
じ込められることはない。
構成の裏面反射層の構成を示すものである。この場合に
は、図4(a)の場合と異なり、各モードが独立なもの
でなくなる。即ち、基板401に垂直に入射した光(放
射モード)がガイドモードに変換されたり(輪線407
で示す部分)、ガイドモードで膜の中を伝わっていた光
が外部に放射されたり(輪線408で示す部分)する。
従って、薄膜半導体の吸収係数が比較的小さい波長の光
でもガイドモードで膜の中を伝わる間にかなり吸収さ
れ、太陽電池の短絡光電流Jscが増加する。
陽電池を試作し検討した。
02の上に透明層103として、リアクティブスパッタ
法によりさらに各種の酸化亜鉛膜を堆積した。(なお、
以下の説明においては、一般式であるZn(1-X)OX(0
<X<1)により記述されるような各種の組成のものを
総称して「酸化亜鉛」と称することにする。)ここで、
Znのターゲットを用いてArに対し、O2の割合を2
0%から200%まで変えて混合しながらスパッタリン
グし、各種の酸化亜鉛膜を夫々1μm堆積し裏面反射層
とした。図5(b)は、この状態で日立計測機製330
型可視赤外分光光度計を用いて反射分光スペクトルを測
定した結果を示すものであり、波長6000〜1000
0Åの範囲での平均の反射率Rを表している。
6として厚さ2000Åのa−SiGeを形成し、次い
で得られた太陽電池について、AM−1.5のスペクト
ルを有するソーラーシミュレーターの下で、作製された
太陽電池のJscを評価した。図5(a)は、その評価結
果を示すものである。
加するに伴って太陽電池のJscは増加する。ただし、O
2の割合がさらに高くなると逆にJscは低下する。かか
る変化が起こるのは、O2の割合の変化に伴い、堆積さ
れる酸化亜鉛の光に対する透過率が変化するためである
と考えられる。なお、この場合、裏面反射層の反射率
は、O2の変化に対応した変化を示さない。
を示すものであるが、上記図1の構成の場合と同様な特
性傾向を示す。同図に示すように、本構成の場合、基板
201上の金属層202はその表面が平滑でかつ透明層
203の表面がテクスチャー構造を有する。ここで、該
金属層202は平滑なAgを堆積したものであり、該金
属層202の上には透明層203を堆積した。
酢酸で適当な時間の間中、エッチングし(なお、エッチ
ング後、透明膜203は各々ほぼ1μmとなるように始
めの堆積膜厚を調整した。)、水洗乾燥の後、同様にし
てi層としてa−SiGeを用いた太陽電池を作成し
た。この場合にもソーラーシミュレーターでJscを評価
した。
射率の変化を示すものである。この場合も特定のO2の
割合で堆積した酸化亜鉛を用いると太陽電池のJscが最
大となる傾向がみられるが、反射率の変化はそれに対応
した変化を示すことはなく、裏面反射層に用いられてい
る状態での酸化亜鉛の評価は容易でないことが理解でき
た。
及び組成を調べるためMACサイエンス社製MXP18
型X線回折装置にて、CuKα線を用いて回折ピークを
調べた。その結果、ZnO2の(2,0,0)ピーク強
度、及びZnの(1,0,1)ピーク強度が系統的な変
化を示していることが解った。一方、最も検出強度の強
かったのはZnOの(0,0,2)ピークであり、O2
の割合によらず強度がほぼ一定であった。
O(0,0,2)ピークの強度に対する相対強度として
示すものである。
nのピーク強度が増加し、それに応じて太陽電池のJsc
が減少していることが理解できる。一方、O2の割合が
120%以上では、ZnO2のピーク強度が増加し、そ
れに応じて太陽電池のJscは減少している。この結果よ
り次のような推測ができる。
状態では膜中に微小なZnの結晶粒が遊離しており、光
の吸収が増える。一方、日本化学会編:化学便覧(基礎
編I―203頁)には、ZnOの結晶が無色であるのに
対しZnO2結晶は淡黄色を呈する旨の記載がある。従
って、ZnO2の割合が増えるとこれに応じて光の吸収
が増えるものと考えられる。
れなかったのは、前記第1のガイドモードの光(薄膜半
導体表面と金属層の間に光が閉じこめられている。)で
は、酸化亜鉛中の光路が非常に長くなる(酸化亜鉛の膜
厚の10倍以上と予想することができる)ので、吸収の
影響が特に現れ易いためと考えられる。
でガイドモードの光が散乱される影響があるとも考えら
れる。さらには、テクスチャー構造を有する表面の反射
率の測定は散乱の影響を受け、反射率を高精度に測定す
るのが困難であるいことも測定間の対応を悪くしている
要因と考えられる。
パッタ法やEB蒸着法のように、ZnとOとの反応を制
御しながら膜堆積を行う成膜法においては、膜組成は成
膜条件により種々に変化し、しかも、特にテクスチャー
構造では最適な状態の評価が困難である。これが最適な
組成の酸化亜鉛膜を得ていない原因であると考えられ
る。
射層として用いられている状態で、X線回折で特定ピー
クの強度比を測定すると、最大のJscを有する酸化亜鉛
膜を選定できる。
ーク強度比で、ZnO2の(2,0,0)ピーク/Zn
Oの(0,0,2)ピーク、及びZnの(1,0,1)
ピーク/ZnOの(0,0,2)ピークがいずれも1/
200以下であれば、略最大のJscを得られることが解
った。
いて同様に透明層の厚さが太陽電池のJscにどのような
影響を与えるかを調べた。
たAg層102の上に透明層108として(1)ZnO
(n=2.0),(2)ZnS(n=2.3),(3)
ZnSe(n=2.5),(4)ZnTe(n=2.
8),(5)Si0.9C0.1(n=3.0)を予め決めら
れた8種の厚さで堆積し、更にi型層106として暑さ
2000Åのa−SiGeを用いて太陽電池を作った。
次いでAM−1.5のスペクトル、i型を持つソーラー
シミュレーターの下で、できあがった40種の太陽電池
のJscを評価した。結果を図11(a)に示す。
は透明層が厚くなるに従って大きくなるが、一般に屈折
率nが大きい材料の場合ほど早く最大のJscが飽和する
のは透明層の膜厚dが1.0μmのときであるが、屈折
率が2.5より大きいZnSe、ZnTe、Si0.9C
0.1では各々0.5、0.4、0.3μmと明確に小さ
くなり、容易にJscの大きな太陽電池が製造できるよう
になる。
2の表面が平滑でかつ透明層103の表面がテクスチャ
ー構造をなす太陽電池の場合でも見られる。ここでは金
属層102として平滑なAgを堆積した上に、透明層1
03として(1)ZnO(n=2.0),(2)ZnS
(n=2.3),(3)ZnSe(n=2.5),
(4)ZnTe(n=2.8),(5)Si0.9C
0.1(n=3.0)を各々7000Åと12000Å堆
積した後、表面を酢酸又は弗酸(Si0.9C0.1をエッチ
ングする場合)で、ほぼ同程度の凹凸が得られるまで適
当な時間エッチングし、水洗乾燥の後同様にしてi層と
してa−SiGeを用いた太陽電池を作成した。なお、
エッチング後透明膜103各々ほぼ5000Å、100
00Åとなっていた。この場合にもソーラーシミュレー
ターでJscを評価した。その結果を図11bに示す。Z
nSe、ZnTe、Si0.9C0.1では5000Åでも1
0000Åとほぼ同様のJscが得られた。
いが、屈折率nが大きくなることによって透明層103
の光学的膜厚が増加し、膜厚が薄くても許容されるガイ
ドモードの数(ガイドモード(1)とガイドモード
(2)を合わせた数)が増えるため、ガイドモードへの
変換が起こり易くなるためと推測される。
について詳しく説明する。
ススティール板、亜鉛鋼板、アルミニューム板、銅板等
は、比較的廉価で好適である。これらの金属板は、一定
の形状に切断して用いても良いし、板厚によっては長尺
のシート状の形態で用いても良い。シート状の形態の場
合には、コイル状に巻くことができるので連続生産に適
合性がよく、保管や輸送の面でも好都合である。また、
用途によっては、シリコン等の結晶基板、ガラスやセラ
ミックスの板を用いることもできる。基板の表面は研磨
しても良いが、例えばブライトアニール処理されたステ
ンレス板の様に仕上がりの良い場合にはそのまま用いて
も良い。
に、そのままでは光の反射率が低い基板では、該基板の
上に、例えば銀やアルミニューム等の反射率の高い金属
の層を堆積して用いる。
光のスペクトルの内の短波長の成分は、既に半導体に吸
収されているので、それより長波長の光に対して反射率
が高ければ十分である。反射率がいずれの波長以上で高
ければ良いかの基準は、用いる半導体の光吸収係数、膜
厚に依存する。例えば厚さ4000Åのa−Siの場合
には、この基準の波長は約6000Åとなり、銅が好適
に使用できる(図3参照)。また、例えばガラスやセラ
ミックスのように、そのままでは導電性の低い材料であ
っても、金属の層を設けることによって基板として使用
可能となる。
による真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法、CVD法、メッキ法等が用いられる。成膜法
の一例としてスパッタリング法の場合を説明する。
ものである。同図中、701は堆積室であり、不図示の
排気ポンプで真空排気できる。この内部に、不図示のガ
スボンベに接続されたガス導入管702より、アルゴン
(Ar)等の不活性ガスが所定の流量だけ導入され、排
気弁703の開度を調整すると堆積室701は所定の圧
力に設定される。
が設けられたアノード706の表面に固定され、該アノ
ード706に対向してカソード電極708が設けられ、
該カソード電極の表面にはターゲット707が固定され
ている。該ターゲット707は堆積されるべき金属のブ
ロックであるが、通常は純度99.9%乃至99.99
9%程度の純金属であり、場合によっては、特定の不純
物が導入されたものでも良い。
続されており、該電源709によりラジオ周波数(R
F)や直流(DC)の高電圧を加え、カソード・アノー
ド間にプラズマ710を発生させる。このプラズマの作
用によりターゲット707の金属原子が基板704上に
堆積される。またカソード708の内部に磁石を設けプ
ラズマの強度を高めたマグネトロンスパッタリング装置
では、堆積速度を高めることができる。
る。
ターゲットを用いた。表面を研磨した5cm×5cmの
サイズで厚さが11mmのステンレス板(SUS43
0)を基板とし、前記ターゲットと基板間の距離を5c
mとした。Arを10sccm流しつつ、圧力を1.5
mTorrに保った。
直流電圧を加えると、プラズマが発生して2アンペアの
電流が流れた。この状態で1分間放電を継続した。基板
温度を、室温、100度、200度、300度と変え
た。温度を高めるとAlの表面が平滑面からテクスチャ
ー構造へと変化していくのが認められた。他の金属、他
の成膜方法に於いても概ね同様の傾向がみられた。
ほど良いが、この条件は、当該光が半導体に充分吸収さ
れる場合には成立する必要はなく、また、当該光が半導
体に全く吸収されない場合にも成立する必要はない。す
なわち半導体層がa−Siであれば波長6000〜85
00Å、a−SiGeであれば6500〜10000Å
の範囲の波長の光に対して成立すれば充分である。
制するためにはむしろある程度の抵抗を有する方が望ま
しい。一方、この抵抗による直列抵抗損失は、太陽電池
の変換効率に与える影響が無視できる範囲でなくてはな
らない。かかる観点から、透明層の1cm2当たりの抵
抗の範囲は、好ましくは10-5〜102Ω、更に好まし
くは10-4〜3×10Ω、最も好ましくは10-3〜1Ω
である。
ビームによる真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプ
レーティング法、CVD法、スプレーコート法等が用い
られる。スパッタリング法の場合、図7に示すスパッタ
リング装置が使用できる。
形成するには以下のようにする。金属層を堆積した基板
704をアノード706の表面に固定する。該アノード
706に対向してカソード電極708が設けられ、該カ
ソード電極の表面には亜鉛を含むターゲットが固定され
ている。基板704はヒーター705によって所定の温
度に設定される。ガス導入管702より、アルゴンなど
の不活性ガス及び及び酸素ガスが所定の流量比で堆積室
701内に導入され、電源709からカソード電極70
8にラジオ周波数や直流の高電圧を加え、カソード・ア
ノード間にプラズマ710を発生させる。このプラズマ
の作用により酸化亜鉛膜が基板704に堆積する。基板
上に裏面反射層、すなわち金属層及び酸化亜鉛層が形成
された状態で、X線回折装置によって該裏面反射層の回
折ピークを調べ、該酸化亜鉛層がX線回折パターンにお
いてZnO2の(2,0,0)ピーク強度がZnOの
(0,0,2)ピーク強度の1/200以下であり、か
つZnの(1,0,1)ピーク強度がZnOの(0,
0,2)ピーク強度の1/200以下になるように酸素
流量を制御する。
るべくドーパントを導入するには、予めAl、Cu等の
ドーパント元素を含むターゲットを用いればよい。
うになる。
厚みが1mmのステンレス板(SUS430)を基板と
した。直径が6インチで純度が99.99%のZnター
ゲットを用い、ターゲット基板間の距離を5cmとし
て、Arを10sccm、O2を10sccm流しつ
つ、圧力を1.5mTorrに保ち、直流電圧を加える
と、プラズマが発生して1アンペアの電流が流れた。こ
の状態で5分間の放電を継続した。そして、基板温度
を、100度、200度、300度と順次変えた。温度
を高めるとZnOの表面が形態が変化し、漸次白濁が起
こった。これは、SEM観察の結果によれば、表面がテ
クスチャー構造をとるようになったことに起因する。こ
れらの膜についてもX線回折パターンを調べた。表2は
その結果を示すものである。
度は、いずれも基板温度によって変化していることが明
白である。従って、酸化亜鉛のテクスチャーの程度を制
御するため基板温度を変える場合は、同時にO2の流量
の割合を変える等の調整が必要があることが理解でき
る。
せて酸化亜鉛を最適化する場合に、特に効果的なもので
ある。
造について説明する。
程好ましく、また光の透過率は一般的には高いほど良い
が、これらの条件は薄膜半導体に充分吸収される波長の
光に対して成立する必要はない。一方、薄膜半導体に全
く吸収されない波長の光に対して成立する必要もない。
すなわち、a−Siであれぱ波長6000〜8500
Å、a−SiGeであれば波長6500〜10000Å
の範囲の波長の光に対して成立すれば充分である。この
ような観点からZnSe、ZnTe、Si0.9C0.1は好
適に使用できる。またZnSe(1-x)Tex(0≦x≦
1)で表される混晶も使用可能である。
するためにはむしろある程度の抵抗があった方がよい。
一方この抵抗による直列抵抗損失が太陽電池の変換効率
に与える影響が無視できる範囲でなくてはならない。か
かる観点から透明層の抵抗の範囲は好ましくは10-2〜
105Ω、更に好ましくは10-1〜3×104Ω、最も好
ましくは10〜104Ωである。
なり易いので、場合によりZnSeにたいしてはAl、
SiCに対してはP・As・Sb・B・Ga・In等の
ドーパント元素を導入する等の方法で適切に抵抗値を下
げる必要がある。
による真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法、CVD法、スプレーコート法等が用いられ
る。スパッタリング法の場合、図7に示すスパッタリン
グ装置が使用できる。ターゲットとしてはZnSe、Z
nTe、SiCそのものを用いる場合と、ZnやSi等
の単体のターゲットを用いる場合がある。
e、Te、Cを成分として含むガスを流す必要がある
(反応性スパッタリング法と呼ばれる)。そのようなガ
スとしてはジメチセレン・ジエチルセレン・ジメチルテ
ルル・ジエチルテルル・メタン・エタン・アセチレン・
プロパン等が挙げられる。またドーパントを導入するた
めには、あらかじめドーパント元素を含むターゲットを
用いてもよいし、ドーパント元素を成分として含むガス
を同時に流すこともできる。そのようなガスとしてはジ
メチルアルミニウム・ジエチルアルミニウム・フォスフ
ィン・アルシン・ジボラン等が挙げられる。
面を研磨した5cm×5cmサイズで厚さが1mmのス
テンレス板(SUS430)を基板とした。直径6イン
チ純度99.9%のZnSeターゲットを用い、ターゲ
ット基板間の距離を5cmとして、Arを10sccm
流しつつ、圧力を1.5mTorrに保ち、直流電圧を
加えたところ、プラズマがたち1アンペアの電流が流れ
た。この状態で5分間放電を継続した。基板温度を、1
00度、200度、300度と変えた。温度を高めると
ZnSeの表面の形態が変化し、漸次白濁が起こった。
これは表面がテクスチャー構造をとるようになったため
である。
(ただし金属層202は設けない)の薄膜半導体太陽電
池を作製したものである。
イズで厚さが1mmのCu板201を基板として、図7
に示す装置によりZnOターゲットを用い、基板温度を
350度としてArを20sccm、O2を1.5sc
cm宛夫々流しながら、平均的な厚さが8000Åの酸
化亜鉛層203を堆積した。
ッチ6000Å程度のテクスチャー構造となった。ま
た、この酸化亜鉛層をX線回折装置にかけてZn(1,
0,1)とZnO(0,0,2)、及びZnO2(2,
0,0)とZnO(0,0,2)のピーク強度の比を測
定すると、前者が0.001、後者が0.004であっ
た。
の容量結合型高周波CVD装置(アルパック社製CHJ
−3030)にセットし、排気ポンプにより、反応容器
の排気管を介して、荒引き、高真空引き操作を行った。
この時、基板の表面温度は250℃となるように、温度
制御機構により制御した。
を介して、SiH4を300sccm、SiF4を4sc
cm、PH3/H2(1%H2希釈)を55sccm、H2
を40sccm宛夫々導入し、スロットルバルブの開度
を調整して、反応容器の内圧を1Torrに保持し、圧
力が安定した時点で、直ちに高周波電源から200Wの
電力を供給し、発生したプラズマは5分間持続させた。
203上に形成された。再び排気をした後に、今度はガ
ス導入管を介してSiH4を200sccm、GeHを
100sccm、SiF4を4sccm、H2を40sc
cm宛夫々導入し、スロットルバルブの開度を調整し
て、反応容器の内圧を1Torrに保持し、圧力が安定
した時点で、直ちに高周波電源から150Wの電力を供
給し、発生したプラズマは40分間持続させた。その結
果、i型a−SiGe層206がn型a−Si層205
上に形成された。
ス導入管を介してSiH4を50sccm、BF3/H2
(1%希釈)を50sccm、H2を500sccm宛
夫々導入し、スロットルバルブの開度を調整して、反応
容器の内圧を1Torrに保持し、圧力が安定した時点
で、直ちに高周波電源より300Wの電力を投入した。
プラズマは2分間持続させた。その結果、p型μc−S
i層207がi型a−Si層206上に形成された。
し、抵抗加熱真空蒸着装置にてITOを堆積した後、塩
化鉄水溶液を含むペーストを印刷し、所望の透明電極2
08のパターンを形成した。更にAgペーストをスクリ
ーン印刷して集電電極209を形成し太陽電池を完成し
た。この方法で10枚の試料を作成し、AM1.5(1
00mW/cm2)光照射下にて特性評価を行ったとこ
ろ、8.4±0.2%と優れた光電変換効率が再現性良
く得られた。
えてO2を0.5sccm流しつつZnOを堆積した他
は同じ条件で太陽電池を作成した。なお、この条件で
は、酸化亜鉛のX線回折において、Zn(1,0,1)
とZnO(0,0,2)、及びZnO2(2,0,0)
とZnO(0,0,2)のピーク強度の比については、
前者が0.012、後者が0.000であった。この太
陽電池をAM1.5光照射下にて特性評価を行ったとこ
ろ、7.0±0.5%と光電変換効率は劣っていた。
中にO2を2.5sccmの添加状態で流しつつZnO
を堆積し、それ以外は上記と同様の条件で太陽電池を作
成した。なお、この条件では、酸化亜鉛のX線回折にお
いて、Zn(1,0,1)とZnO(0,0,2)、及
びZnO2(2,0,0)とZnO(0,0,2)のピ
ーク強度の比は、前者が0.000、後者が0.010
であった。この太陽電池をAM1.5光照射下にて特性
評価を行ったところ、7.8±0.5%と光電変換効率
は劣っていた。
−SiGe光起電力素子を作製した。表面にNiメッキ
を施した5cm×5cmのサイズで厚さが1mmの鉄板
101にメッキ法にて厚さ3000Åのテクスチャー構
造のAgの層102を形成した。
た状態で、0.5mTorrの雰囲気でEB法によりZ
nを蒸発させ、温度100度とした基板の上に酸化亜鉛
を11000Å堆積し透明層103とした。
て、Zn(1,0,1)とZnO(0,0,2)、及び
ZnO2(2,0,0)とZnO(0,0,2)のピー
ク強度の比は、前者が0.000、後者が0.001で
あった。
10枚の試料を作成した。これらをAM1.5(100
mW/cm2)光照射下にて特性評価を行ったところ、
光電変換効率で8.2±0.3%と優れた変換効率が再
現性良く得られた。
0.3mTorrの雰囲気で酸化亜鉛を堆積し、それ以
外は上記と同じ条件で太陽電池を作成した。この条件で
は、酸化亜鉛のX線回折において、Zn(1,0,1)
とZnO(0,0,2)、及びZnO2(2,0,0)
とZnO(0,0,2)のピーク強度の比については、
前者が0.019、後者が0.001であった。この太
陽電池をAM1.5光照射下にて特性評価を行なうと、
6.5±1.2%という著しく劣った光電変換効率とな
った。
0.7mTorrの雰囲気で酸化亜鉛を堆積し、それ以
外は上記と同じ条件で太陽電池を作成した。この条件で
は、酸化亜鉛のX線回折において、Zn(1,0,1)
とZnO(0,0,2)、及びZnO2(2,0,0)
とZnO(0,0,2)のピーク強度の比については、
前者が0.002、後者が0.011であった。この太
陽電池をAM1.5光照射下にて特性評価を行ったとこ
ろ、7.8±0.5%と光電変換効率は著しく劣ってい
た。
層の形成を行った。ここで、基板送り出し室803には
洗浄済みの幅350mm、厚さ0.2mm、長さ500
mのステンレスシートロール801をセットした。この
ステンレスシート802は、金属層堆積室804、透明
層堆積室805を経て基板巻き取り室806に搬送され
る。また、該シート802は、各々の堆積室において基
板ヒーター807,808により所望の温度に加熱でき
るようになっている。堆積室804内のターゲット80
9は、純度が99.99%のAgで、DCマグネトロン
スパッタリングによりシート802上にAg層を堆積さ
せた。堆積室805のターゲット810は純度が99.
9%のZnOで、DCマグネトロンスパッタリングによ
り引き続き酸化亜鉛層を堆積させた。該堆積室805の
ターゲット810は4枚で構成した。
た。シートの送り速度を毎分20cmとし基板ヒーター
808のみを用いてZnO堆積時の基板温度を280度
となるよう調整した。ArにO2を8%加えて流し圧力
を1.5mTorrとし、各々のカソードに500Vの
DC電圧を加えた。ターゲット809には各6アンペ
ア、ターゲット810には各3.5アンペアの電流が流
れた。
厚さは1600Å、酸化亜鉛層の厚さは平均7000Å
であり酸化亜鉛層の表面は白濁していた。この条件で
は、酸化亜鉛のX線回折において、Zn(1,0,1)
とZnO(0,0,2)、及びZnO2(2,0,0)
とZnO(0,0,2)のピーク強度の比は、前者が
0.000、後者が0.001であった。
a−Si/a−SiGeタンデム太陽電池を形成した。
ここで、901は基板、902は金属層、903は透明
層、904はボトムセル、908はトップセルである。
さらに、905、909はn型a−Si層、907、9
11はp型μc−Si、906はi型a−SiGe層、
910はi型層a−Si層である。各半導体層は、米国
特許4,492,181に記載されているようなロール
・ツー・ロール型成膜装置を用いて連続的に製造した。
す装置に類似したスパッタリング装置で堆積した。91
3は集電電極である。透明電極のパターンニング及び集
電電極の形成を行った後シート802を切断した。この
ようにして全工程は連続的に処理でき、量産効果を向上
させることができた。
M1.5(100mW/cm2)光照射下にて特性評価
を行ったところ、光電変換効率で11.6±0.2%と
優れた変換効率が再現性良く得られた。
成した。この基板と同様の厚さテクスチャー構造の酸化
亜鉛層を堆積した基板の上にスパッタリング法にてCu
を0.2μm、インジューム(In)を0.4μm堆積
した。次いで、この試料を石英ガラス製のベルジャーに
移し4000度に加熱しながらベルジャー内に水素で1
0%に希釈したセレン化水素(H2Se)を流し、Cu
InSe2(CIS)の薄膜を形成した。
よりCdSの層を0.1μm堆積した後に250度でア
ニールしてp/n接合を形成した。該p/n接合層の上
に実施例1と同様の手順で透明電極、集電電極を形成し
た。
cm2)光照射下にて特性評価を行ったところ、本発明
の酸化亜鉛を用いた太陽電池では変換効率が9.5%と
優れた変換効率が得られたのに対し、実施例1の項で示
した比較例の酸化亜鉛を用いた太陽電池では、各々8.
4%、8.6%と特性が劣っており、本発明がa−Si
以外の半導体に対しても効果があることが解った。
iGe(ただし金属層102は設けない)太陽電池を作
製した。表面を研磨した5cm×5cmのサイズで厚さ
1mmのCu板101に図7に示した装置にてZnTe
ターゲットを用いて基板温度350度にて平均的な厚さ
が4000ÅのZnTe層103を堆積した。SEM観
察によるとZnTe層の表面はピッチ6000Å程度の
テクスチャー構造となった。
市販の容量結合型高周波CVD装置(アルバック社製C
HJ−3030)にセットした。排気ポンプにて、反応
容器の排気管を介して、荒引き、高真空引き操作を行っ
た。この時、基板の表面温度は250℃となるよう、温
度制御機構により制御した。十分に排気が行われた時点
で、ガス導入管より、SiH4 300sccm、SiF
4 4sccm、PH3/H2 (1%H2 希釈)55sc
cm、H2 40sccmを導入し、スロットルバルブの
開度を調整して、反応容器の内圧を1Torrに保持
し、圧力が安定した、時点で直ちに高周波電源より20
0Wの電力を投入した。プラズマは5分間持続させた。
その結果、n型a−Si層105が透明層103上に形
成された。再び排気をした後に、今度はガス導入管より
SiH4 200sccm、GeH200sccm、Si
F4 4sccm、H2 40sccmを導入し、スロット
ルバルブの開度を調整して、反応容器の内圧を1Tor
rに保持し、圧力が安定した時点で、直ちに高周波電源
より150Wの電力を投入し、プラズマは40分間持続
させた。その結果、i型a−SiGe層106がn型a
−Si層105上に形成された。
導入管よりSiH4 50sccm、BF3 /H2 (1%
H2 希釈)50sccm、H2 500sccmを導入
し、スロットルバルブの開度を調整して、反応容器の内
圧を1Torrに保持し、圧力が安定した時点で、直ち
に高周波電源から300Wの電力を供給した。プラズマ
は2分間持続させた。その結果、p型μc−Si層10
7がi型a−Si層106上に形成された。
し、抵抗加熱真空蒸着装置にてITOを堆積した後、塩
化鉄水溶液を含むペーストを印刷し、所望の透明電極1
08のパターンを形成した。
集電電極109を形成し太陽電池を完成した。この方法
で10枚の試料を作成し、AM1.5(100mW/c
m2)光照射下にて特性評価を行った。
作製した。まず、5cm×5cmのステンレス板(SU
S430)上にDCマグネトロンスパッタ法にてAlを
3000Å堆積した。この時の基板温度を300℃とし
たところ白濁し、SEM観察によるとピッチが約500
0Å程度のテクスチャー構造をなしていた。その上にA
lを0.5%ドープしたZnSeターゲットを用いてD
Cマグネトロンスパッタ法にてZnSeを4000Å堆
積した。このときの基板温度を100度とした。SEM
観察によるとZnSeの表面はAlの表面と同等のテク
スチャー構造をなしていた。
Seの抵抗を測定した。また同時にSiウェハーの上に
ZnSeを堆積しエリプソメーターにて波長6328Å
での屈折率nを測定した。一方こうして形成した裏面反
射層の上にグロー放電分解法にて、SiH4、PH3を原
料ガスとしてn型a−Si層を200Å、SiH4を原
料ガスとしてi型a−Si層を4000Å、SiH4、
BF3、H2を原料ガスとしてp型微結晶(μc)Si層
を100Å堆積し半導体接合とした。(尚SiH4など
のグロー放電分解法によるa−Si中には、10%程度
の水素(H)が含まれる為、一般にはa−Si:Hと表
記されるが、本説明中では簡単のため単にa−Siと表
記するものとする。)この上に透明電極として抵抗加熱
蒸着法によりITO膜を650Å堆積した。さらにその
上に銀ペーストで幅300ミクロンの集電電極を形成し
試料1aとした。
ープしていないターゲットを用いた他は、試料1aと同
様の手順で試料1bを得た。
試料1aと同様にして試料1cを得た。該得られた3種
の試料については、AM−1.5のソーラーシミュレー
ターの下で測定し、太陽電池としての変換効率を評価し
た。表3は該評価結果を示すものである。
すればJscが大きいこと、これはZnSeの屈折率が大
きいためであると考えられる。 (2)試料1bの場合、透明層がZnSeであるにも拘
らず変換効率が低い、換言すれば直列抵抗が高いこと、
これはZnSeの比抵抗が高い為であると考えられる。
a−SiGe光起電力素子を作製した。表面にNiメッ
キを施した5cm×5cmのサイズで厚さが1mmの鉄
板101にめっき法により厚さが3000Åのテクスチ
ャー構造のAgから成る金属層102を形成した。
波CVD装置(アルバック社製CHJ−3030)にセ
ットし、SiH4を250sccm及びCH4を300s
ccm夫々流し、基板温度350℃の条件でSi0.9C
0.1の膜を約3000Åの厚みで堆積して透明層103
とした。以後の工程は実施例1と同様の手順で10枚の
試料を作成した。
00mW/cm2)光照射下にて特性評価を行ったとこ
ろ、光電変換効率で8.2±0.3%と優れた変換効率
が再現性良く得られた。
層の形成を行った。ここで、基板送り出し室803には
洗浄済みの幅350mm、厚さ0.2mm、長さ500
mのステンレスシートロール801がセットされてい
る。このステンレスシート802は、金属層堆積室80
4、透明層堆積室805を経て基板巻き取り室806に
搬送される。また、シート802は各々の堆積室にて基
板ヒーター807、808にて所望の温度に加熱できる
ようになっている。
9.99%のAlで、DCマグネトロンスパッタリング
によりシート802上にAl層を堆積する。堆積室80
5のターゲット810は純度99.5%(ただし0.5
%はAl)のZnSeで、DCマグネトロンスッパタリ
ングにより引き続きZnSe層を堆積する。堆積速度、
所望の膜厚の関係でターゲット810は3枚で構成され
ている。
の送り速度を毎分20cmとし基板ヒーター808のみ
を用いてZnSe堆積時の基板温度を250度となるよ
う調整した。Arを流して圧力を1.5mTorrと
し、各々のカソードに500VのDC電圧を加えた。タ
ーゲット809には6アンペア、ターゲット810には
各4アンペアの電流が流れた。巻き取られたシートを調
べたところAl層の厚さは1600Å、ZnSe層の厚
さは平均3200ÅでありZnSe層の表面は白濁して
いた。
a−Si/a−SiGeタンデム太陽電池を形成した。
ここで、901は基板、902は金属層、903は透明
層、904はボトムセル、908はトップセルである。
さらに905、909はn型a−Si層、907、91
1はp型μc−Si層、906はi型a−SiGe層、
910はi型a−Si層である。
2,181号に記載されている様なロール・ツー・ロー
ル型成膜装置を用いて連続的に製造した。
す装置に類似のスパッタリング装置で堆積した。913
は集電電極である。透明電極のパターンニング及び集電
電極の形成を行った後シート802を切断した。こうし
て全工程を連続的に処理し、量産効果を向上させること
ができた。
1.5(100mW/cm2)光照射下にて特性評価を
行ったところ、光電変換効率で11.5±0.3%と優
れた変換効率が再現性良く得られた。
形成した。まず、テクスチャー構造のZnSe層を堆積
した基板の上にスパッタリング法により、Cuを0.2
μm、インジューム(In)を0.4μm宛夫々堆積し
た。次いでこの試料を石英ガラス製のベルジャーに移し
400度に加熱しながらベルジャー内に水素で10%に
希釈したセレン化水素(H2Se)を流し、CuInS
e2(CIS)の薄膜を形成した。この上に再びスパッ
タリング法によりCdSの層を0.1μm堆積した後2
50度でアニールしp/n接合を形成した。この上に実
施例1と同様にして透明電極、集電電極を形成した。
cm2)光照射下にて特性評価を行なうと、ZnSe層
のある太陽電池では変換効率が9.8%と優れた変換効
率が得られた。
面反射層を形成することにより、光が半導体中に有効に
閉じ込められ、また、裏面反射層を構成する透明層中で
の光の損失が最小にできるので、半導体への光の吸収が
増加し、変換効率が高い太陽電池が得られる。また、金
属原子が半導体膜中に拡散し難くなり、さらに半導体中
に部分的な短絡箇所があっても適度な電気抵抗によって
リーク電流が抑えられ、信頼性の高い太陽電池が得られ
る。
ても十分な効果を発揮するので、特にロール・ツー・ロ
ール法等の量産性に富む方法の一環として製造できる。
このように本発明は太陽光発電の普及に大いに寄与する
ものである。
る。
ある。
善を説明するグラフである。
明する模式断面図である。
(a)、透過率(b)の関係を示すグラフである。
sc(a)、透過率(b)の関係を示すグラフである。
スパッタリング装置の構成を示す模式断面図である。
別のスパッタリング装置の構成を示す側断面図である。
ある。
ラフである。
すグラフである。
3,903 透明層、105,905,909 n型a
−Si層、106 i型a−Si層、またはi型a−S
iGe層、107,907,911 p型μc−Si
層、108,912 透明電極、109,913 集電
電極、704,802 基板、705,807,808
基板加熱ヒーター、707,809,810 ターゲ
ット、709 電源、801 基板のロール、804
金属層堆積室、805 透明層堆積室、906 i型a
−SiGe層、910 i型a−Si層。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属層、凹凸表面を有する酸化亜鉛層、
半導体層をこの順に有する太陽電池の製造方法におい
て、該酸化亜鉛層は少なくとも亜鉛を含む原料の供給と
酸素ガスの供給により形成され、該酸素ガスの供給量は
該酸化亜鉛層がX線回折パターンにおいてZnO2の
(2,0,0)ピーク強度がZnOの(0,0,2)ピ
ーク強度の1/200以下であり、かつZnの(1,
0,1)ピーク強度がZnOの(0,0,2)ピーク強
度の1/200以下になるように制御されることを特徴
とする太陽電池の製造方法。 - 【請求項2】 亜鉛を含む原料の供給が、亜鉛を含むタ
ーゲットのスパッタリング又は電子ビーム衝撃によるこ
とを特徴とする請求項1記載の太陽電池の製造方法。
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