JP2769558B2 - 画像均等化付スリット放射線写真用装置 - Google Patents
画像均等化付スリット放射線写真用装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、画像均等化付スリット放射線写真用装置で
あって、フラットな扇形X線ビームを使ってスリットダ
イヤフラムのスリットを通して身体を検査するために、
X線検出器上にX線シャドーグラフを形成するためにス
リットの長手方向に対して直角な方向の走査径路に沿っ
て身体を走査可能なX線源と;検査されるべき身体上で
各セクタ(区画部分)に入射するX線放射線を制御可能
にするために、制御信号の制御の下に扇形X線ビームの
各セクタごとに扇形X線ビームに影響を与えることが可
能な吸収装置と;およびX線ビームの走査運動の間に瞬
間的に各セクタごとに身体によって透過されたX線放射
線量を検出しかつそれを対応の信号に変換するように設
計された検出手段と;を含む前記画像均等化付スリット
放射線写真用装置に関する。
あって、フラットな扇形X線ビームを使ってスリットダ
イヤフラムのスリットを通して身体を検査するために、
X線検出器上にX線シャドーグラフを形成するためにス
リットの長手方向に対して直角な方向の走査径路に沿っ
て身体を走査可能なX線源と;検査されるべき身体上で
各セクタ(区画部分)に入射するX線放射線を制御可能
にするために、制御信号の制御の下に扇形X線ビームの
各セクタごとに扇形X線ビームに影響を与えることが可
能な吸収装置と;およびX線ビームの走査運動の間に瞬
間的に各セクタごとに身体によって透過されたX線放射
線量を検出しかつそれを対応の信号に変換するように設
計された検出手段と;を含む前記画像均等化付スリット
放射線写真用装置に関する。
従来技術 このような装置は、たとえば公開されたオランダ特許
出願明細書第8400845号から既知である。この既知の装
置は、X線検出器として、X線ビームに同期された走査
運動を実行する細長のX線映像増倍管を有してもよいし
またはたとえば検査されるべき身体の(部分の)完全な
X線シャドー画像を形成するためにフラットな扇形X線
ビームによってストリップ状に走査される大型固定X線
スクリーンを有してもよい。胸部写真を撮影するための
装置の場合、このような大型X線スクリーンはたとえば
40×40cm2の寸法を有する。
出願明細書第8400845号から既知である。この既知の装
置は、X線検出器として、X線ビームに同期された走査
運動を実行する細長のX線映像増倍管を有してもよいし
またはたとえば検査されるべき身体の(部分の)完全な
X線シャドー画像を形成するためにフラットな扇形X線
ビームによってストリップ状に走査される大型固定X線
スクリーンを有してもよい。胸部写真を撮影するための
装置の場合、このような大型X線スクリーンはたとえば
40×40cm2の寸法を有する。
以前のオランダ特許出願明細書第8503152号および以
前のオランダ特許出願明細書第8503153号によれば、検
査されるべき身体によって瞬間的に各セクタごとに透過
された放射線量の検出には電離放射線用伸長型線量計が
使用可能である。この目的のために既知の線量計はま
た、走査運動中のいかなる瞬間においても検査のために
身体によって透過されたX線放射線が線量計をもまた通
過するようにX線ビームの運動に同期した走査運動をも
実行する。
前のオランダ特許出願明細書第8503153号によれば、検
査されるべき身体によって瞬間的に各セクタごとに透過
された放射線量の検出には電離放射線用伸長型線量計が
使用可能である。この目的のために既知の線量計はま
た、走査運動中のいかなる瞬間においても検査のために
身体によって透過されたX線放射線が線量計をもまた通
過するようにX線ビームの運動に同期した走査運動をも
実行する。
この目的のために、線量計が所定の経路に沿った走査
運動を確実に実行可能なようにするために、および線量
計の走査運動が実際にX線ビームに確実に同期して行わ
れるようにするために、特殊な手段が必要である。
運動を確実に実行可能なようにするために、および線量
計の走査運動が実際にX線ビームに確実に同期して行わ
れるようにするために、特殊な手段が必要である。
オランダ特許出願明細書第8503152号および第8503153
号によれば、この目的のために、X線源を運搬するアー
ムと、スリットダイヤフラムとおよびX線源のX線焦点
のまわりに自在回転をすることが可能な吸収装置とを使
用可能である。X線源から遠い側のアーム端部はこのと
き線量計に結合されている。
号によれば、この目的のために、X線源を運搬するアー
ムと、スリットダイヤフラムとおよびX線源のX線焦点
のまわりに自在回転をすることが可能な吸収装置とを使
用可能である。X線源から遠い側のアーム端部はこのと
き線量計に結合されている。
発明の要約 本発明の目的は、線量計または他の検出手段に物理的
に走査運動を実行させるために特殊な手段を必要としな
いところのスリット放射線写真用装置を提供することで
ある。
に走査運動を実行させるために特殊な手段を必要としな
いところのスリット放射線写真用装置を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、画像均等化付スリット放射線写
真用装置の可動部分の数を制限することである。
真用装置の可動部分の数を制限することである。
本発明によれば、この目的のために上述の種類の装置
は、検出手段が、電離放射線用二次元線量計であってそ
れが検査されるべき身体の向う側に置かれ、それがその
点におけるフラットな扇形X線ビームの幅とおよび全走
査距離に対応する高さとを有し、およびそれが、走査方
向に伸長する本質的に平行な電極からなりかつ吸収装置
のための制御信号を形成するための制御装置に接続され
た少なくとも1つの系を有しかつ少なくとも1つの対向
(カウンタ)電極を有するところの前記電離放射線用二
次元線量計を含むことを特徴とする。
は、検出手段が、電離放射線用二次元線量計であってそ
れが検査されるべき身体の向う側に置かれ、それがその
点におけるフラットな扇形X線ビームの幅とおよび全走
査距離に対応する高さとを有し、およびそれが、走査方
向に伸長する本質的に平行な電極からなりかつ吸収装置
のための制御信号を形成するための制御装置に接続され
た少なくとも1つの系を有しかつ少なくとも1つの対向
(カウンタ)電極を有するところの前記電離放射線用二
次元線量計を含むことを特徴とする。
本発明を多数の実施態様実施例を示す添付図面を用い
て以下に詳細に説明する。
て以下に詳細に説明する。
図面の簡単な説明 第1図は本発明による装置の略実施例図; 第2図は本発明による装置用線量計の略正面図; 第3図は第2図による線量計の断面図; 第4図は第3図の修正態様図; 第5図および第6図は本発明による装置用の他の線量
計の断面図; 第7図は本発明による装置用線量計のさらに他の実施
態様図; 第8図は第1図の修正態様図;および 第9図および第10図は本発明による装置用線量計の2
つの他の実施態様図を示す。
計の断面図; 第7図は本発明による装置用線量計のさらに他の実施
態様図; 第8図は第1図の修正態様図;および 第9図および第10図は本発明による装置用線量計の2
つの他の実施態様図を示す。
第1図は本発明による装置の略実施態様図を示す。図
示の画像均等化付スリット放射線写真用装置はX線焦点
fを有するX線源1を含む。X線源の前方にスリット3
付ダイヤフラム2が置かれ、スリット3は作動中本質的
にフラットな扇形X線ビーム4を伝送する。扇形X線ビ
ームの各セクタ(区画部分)ごとに扇形X線に影響を与
えることが可能な吸収装置5もまた存在する。吸収装置
は線6を介して供給される制御信号により制御される。
示の画像均等化付スリット放射線写真用装置はX線焦点
fを有するX線源1を含む。X線源の前方にスリット3
付ダイヤフラム2が置かれ、スリット3は作動中本質的
にフラットな扇形X線ビーム4を伝送する。扇形X線ビ
ームの各セクタ(区画部分)ごとに扇形X線に影響を与
えることが可能な吸収装置5もまた存在する。吸収装置
は線6を介して供給される制御信号により制御される。
作動中、X線ビーム4は検査すべき身体7を照射す
る。X線シャドーグラフを記録するために身体7の向う
側にX線検出器が置かれる。X線検出器8は第1図に示
すように大型スクリーンカセットでもよいが、たとえば
可動式の細長X線映像増倍管であってもよい。
る。X線シャドーグラフを記録するために身体7の向う
側にX線検出器が置かれる。X線検出器8は第1図に示
すように大型スクリーンカセットでもよいが、たとえば
可動式の細長X線映像増倍管であってもよい。
身体7の全身または胸部のような少なくとも検査すべ
きその一部をX線検出器上に映すために、作動中のフラ
ットなX線ビームは矢印9Aで簡単に示したように走査運
動を行う。この目的のために、X線源はスリットダイヤ
フラム2および吸収装置5と共に矢印9Bで示すようにX
線焦点fに対して揺動するように目的けることが可能で
ある。しかしながら、フラットなX線ビームを用いて他
の方法で、たとえばX線源にスリットダイヤフラムと共
にまたはスリットダイヤフラムとは別に直線運動を行わ
せることによって検査すべき身体を走査することもまた
可能である。
きその一部をX線検出器上に映すために、作動中のフラ
ットなX線ビームは矢印9Aで簡単に示したように走査運
動を行う。この目的のために、X線源はスリットダイヤ
フラム2および吸収装置5と共に矢印9Bで示すようにX
線焦点fに対して揺動するように目的けることが可能で
ある。しかしながら、フラットなX線ビームを用いて他
の方法で、たとえばX線源にスリットダイヤフラムと共
にまたはスリットダイヤフラムとは別に直線運動を行わ
せることによって検査すべき身体を走査することもまた
可能である。
身体7とX線検出器8との間に検出手段10が配置さ
れ、検出手段10は、瞬間的に扇形ビーム4の各セクタご
とに身体によって透過された放射線量を検出しかつそれ
を対応の電気信号に変換するように設計され、一方電気
信号は電気結線11を介して制御装置12に供給され、制御
装置12は入力信号から吸収装置5のための制御信号を形
成する。本発明によれば、検出手段10は二次元固定式線
量計を含み、線量計はX線検出器に本質的に平行にすな
わちX線検出器がその中で走査運動を行う平面に本質的
に平行に伸長する。線量計は作動中にフラットなX線ビ
ームによって走査される領域全体を覆うような寸法を有
している。線量計は上述のように二次元線量計である。
この表現は数学的には正確ではないが、X線放射方向に
見たときの線量計の厚さは比較的小さい。二次元という
表現はそれを以前のオランダ特許出願明細書第8503152
号および第8503153号によるストリップ型線量計と区別
するために用いられたものであり、前記以前のオランダ
特許出願明細書は原理的に静止状態においては検査すべ
き領域の狭いストリップ状の部分を覆うにしぎずしたが
って一次元線量計ということができる。
れ、検出手段10は、瞬間的に扇形ビーム4の各セクタご
とに身体によって透過された放射線量を検出しかつそれ
を対応の電気信号に変換するように設計され、一方電気
信号は電気結線11を介して制御装置12に供給され、制御
装置12は入力信号から吸収装置5のための制御信号を形
成する。本発明によれば、検出手段10は二次元固定式線
量計を含み、線量計はX線検出器に本質的に平行にすな
わちX線検出器がその中で走査運動を行う平面に本質的
に平行に伸長する。線量計は作動中にフラットなX線ビ
ームによって走査される領域全体を覆うような寸法を有
している。線量計は上述のように二次元線量計である。
この表現は数学的には正確ではないが、X線放射方向に
見たときの線量計の厚さは比較的小さい。二次元という
表現はそれを以前のオランダ特許出願明細書第8503152
号および第8503153号によるストリップ型線量計と区別
するために用いられたものであり、前記以前のオランダ
特許出願明細書は原理的に静止状態においては検査すべ
き領域の狭いストリップ状の部分を覆うにしぎずしたが
って一次元線量計ということができる。
大型スクリーンカセットのような固定式X線検出器が
使用されるスリット放射線写真用装置においては、迷走
放射線の最終写真への影響を低減するために一般に、検
査される身体とX線検出器との間でX線ビームに同期し
た走査運動をなす追加のスリット型迷走放射線ダイヤフ
ラムが使用される。このような迷走放射線ダイヤフラム
は原理的には本発明によるスリット放射線写真用装置に
おいてもまた使用可能であるが、この場合は非可動式線
量計の利点はある程度失われるであろう。
使用されるスリット放射線写真用装置においては、迷走
放射線の最終写真への影響を低減するために一般に、検
査される身体とX線検出器との間でX線ビームに同期し
た走査運動をなす追加のスリット型迷走放射線ダイヤフ
ラムが使用される。このような迷走放射線ダイヤフラム
は原理的には本発明によるスリット放射線写真用装置に
おいてもまた使用可能であるが、この場合は非可動式線
量計の利点はある程度失われるであろう。
したがって本発明による装置においては、それ自身既
知でかつバッキー(Bucky)ダイヤフラムとしても知ら
れている拡散防止グリッドを用いるのが有利であり、こ
のグリッドは、迷走放射線の写真への影響とおよび迷走
放射線の線量計からの出力信号への影響したがって再び
間接的に写真への影響との両方の影響を低減するため
に、検査すべき身体と二次元線量計との間に置かれるの
が好ましい。第1図はこのような拡散防止グリッドを13
で示している。
知でかつバッキー(Bucky)ダイヤフラムとしても知ら
れている拡散防止グリッドを用いるのが有利であり、こ
のグリッドは、迷走放射線の写真への影響とおよび迷走
放射線の線量計からの出力信号への影響したがって再び
間接的に写真への影響との両方の影響を低減するため
に、検査すべき身体と二次元線量計との間に置かれるの
が好ましい。第1図はこのような拡散防止グリッドを13
で示している。
第2図および第3図は本発明による装置のための適切
な二次元線量計をさらに詳細に示す。
な二次元線量計をさらに詳細に示す。
図示の線量計は相互に小さい距離だけ離れて対向配置
された2枚の平行な壁20および21を含み、壁20および21
は本質的に矩形をなす枠22と協働して適切な測定室23を
形成する。測定室には、たとえばアルゴン、メタンまた
はキセノンなどの気体がほぼ常圧で充填されている。線
量計の少なくとも大型壁20および21はたとえばパースペ
ックス(perspex)またはガラスのようなX線放射線に
対して高い透過性を有する材料で作られる。
された2枚の平行な壁20および21を含み、壁20および21
は本質的に矩形をなす枠22と協働して適切な測定室23を
形成する。測定室には、たとえばアルゴン、メタンまた
はキセノンなどの気体がほぼ常圧で充填されている。線
量計の少なくとも大型壁20および21はたとえばパースペ
ックス(perspex)またはガラスのようなX線放射線に
対して高い透過性を有する材料で作られる。
さらに片方の大型壁、図示の実施例では壁20、にはそ
の内側に、X線ビーム4の走査方向に伸長する平行スト
リップ型電極24の系が設けられている。反対側の壁21の
内側にもまた対向電極25が存在し、対向電極25は本質的
に壁21の内面全体を覆う。実際状態においては、対向電
極はたとえば40×40cmの寸法を有することができる。
の内側に、X線ビーム4の走査方向に伸長する平行スト
リップ型電極24の系が設けられている。反対側の壁21の
内側にもまた対向電極25が存在し、対向電極25は本質的
に壁21の内面全体を覆う。実際状態においては、対向電
極はたとえば40×40cmの寸法を有することができる。
作動中のストリップ型電極は固定電圧Veを保持しまた
対向電極は固定電圧Vtを保持するので、ストリップ電極
と対向電極との間には固定電圧差Ve−Vtが形成される。
対向電極は固定電圧Vtを保持するので、ストリップ電極
と対向電極との間には固定電圧差Ve−Vtが形成される。
もし測定室がX線放射線によって照射されると、測定
室内の身体内に電離が発生しよう。もしVeがVtに対して
正であるならば、過程内で発生した正の粒子は電極25に
向って移動し、一方負の粒子はストリップ型電極の方向
に移動するであろう。もしVtがVeに対して正であるなら
ば、逆のことが起るであろう。測定室にXeが充填された
場合、電圧差はたとえば600Vとなる。
室内の身体内に電離が発生しよう。もしVeがVtに対して
正であるならば、過程内で発生した正の粒子は電極25に
向って移動し、一方負の粒子はストリップ型電極の方向
に移動するであろう。もしVtがVeに対して正であるなら
ば、逆のことが起るであろう。測定室にXeが充填された
場合、電圧差はたとえば600Vとなる。
電離によって発生した荷電粒子は常に、正しい電位を
もつ最も近くの電極の方向に移動するので、ストリップ
型電極に対し直角の方向の放射線量分布はストリップ型
電極の各々内に流れる電流を測定することによって求め
ることが可能である。
もつ最も近くの電極の方向に移動するので、ストリップ
型電極に対し直角の方向の放射線量分布はストリップ型
電極の各々内に流れる電流を測定することによって求め
ることが可能である。
ストリップ型電極はフラットな扇形X線ビームの走査
方向に伸長しているので、作動中に種々のストリップ型
電極内で発生された電流が瞬間的に扇形X線ビームの各
セクタごとに検査すべき身体によって透過されたX線放
射線量を指示する。
方向に伸長しているので、作動中に種々のストリップ型
電極内で発生された電流が瞬間的に扇形X線ビームの各
セクタごとに検査すべき身体によって透過されたX線放
射線量を指示する。
第2図はストリップ型電極24内に発生された電流の測
定のための電流計26を略図を示す。実際には、電極の各
々内の電流強さの検出および測定値の適切な信号への変
換は装置12内で行われる。
定のための電流計26を略図を示す。実際には、電極の各
々内の電流強さの検出および測定値の適切な信号への変
換は装置12内で行われる。
電極は、導電性材料を絶縁性キャリヤ上に蒸着するこ
とにより、または絶縁性キャリヤ上の導電性材料層の一
部をエッチングで除去することにより、簡単に形成可能
である。
とにより、または絶縁性キャリヤ上の導電性材料層の一
部をエッチングで除去することにより、簡単に形成可能
である。
電極はまた、たとえばパースペックスからなる絶縁板
上の所定位置にたとえばニッケルの薄層をスペッタ技術
によって形成することによっても可能である。いずれの
場合においてもX線放射線を実質上減衰させないところ
のきわめて薄い電極が形成可能である。
上の所定位置にたとえばニッケルの薄層をスペッタ技術
によって形成することによっても可能である。いずれの
場合においてもX線放射線を実質上減衰させないところ
のきわめて薄い電極が形成可能である。
電極およびその上に電極が配置されている壁は、線量
計の少なくとも一辺に沿って枠22を超えて伸長している
ことが有利である。ストリップ型電極24を有する壁20に
対してはこれは第3図において27で示され、および単一
電極25を有する壁に対しては28で示される。このように
必要となる電極接続は簡単な方法で行うことが可能であ
る。通常のプリント回路板コネクタは、たとえばこれに
使用可能であろう。
計の少なくとも一辺に沿って枠22を超えて伸長している
ことが有利である。ストリップ型電極24を有する壁20に
対してはこれは第3図において27で示され、および単一
電極25を有する壁に対しては28で示される。このように
必要となる電極接続は簡単な方法で行うことが可能であ
る。通常のプリント回路板コネクタは、たとえばこれに
使用可能であろう。
平坦電極25は第4図に示すようにガード電極によって
包囲されるのが好ましい。
包囲されるのが好ましい。
第4図において、たとえば接地が可能なガード電極30
が平坦電極25を包囲している。ガード電極は壁21の辺に
沿って伸長しかつストリップ型電極24の直接反対側の壁
21の面の外側に存在する。ガード電極は狭い中間隙間31
によって平坦電極25から分離され、かつ平坦電極のため
の接続ストリップ32のための隙間を設けるために、この
例ではガード電極は一個所が中断されてもいる。このよ
うな中断部を数個所に設けることもまた可能である。
が平坦電極25を包囲している。ガード電極は壁21の辺に
沿って伸長しかつストリップ型電極24の直接反対側の壁
21の面の外側に存在する。ガード電極は狭い中間隙間31
によって平坦電極25から分離され、かつ平坦電極のため
の接続ストリップ32のための隙間を設けるために、この
例ではガード電極は一個所が中断されてもいる。このよ
うな中断部を数個所に設けることもまた可能である。
代替態様として、ガード電極は完全に閉じるように形
成することが可能である。この場合平坦電極に対する電
気接続は、たとえば電極25を貫通するブッシングにより
別な方法で設けなければならない。
成することが可能である。この場合平坦電極に対する電
気接続は、たとえば電極25を貫通するブッシングにより
別な方法で設けなければならない。
第5図および第6図は本発明による装置用の二次元線
量計の代替態様を示す。図示の線量計も同様に、枠40と
2枚のフラットな壁41および42とによって包囲されかつ
X線放射線によって電離可能なガスが充填された測定室
43を含む。薄い平行なワイヤ44が測定室内で壁41および
42の間の伸長領域内でかつこれらに平行に伸長されてい
る。平坦電極45、46は少なくとも片方の壁上に配置され
るが、第5図および第6図に示すように両方の壁上に配
置されるのが好ましい。このような形状にすれば、比較
的強度の高い電界が達成可能である。電界強度が高けれ
ば、気体増幅現象が使用可能である。
量計の代替態様を示す。図示の線量計も同様に、枠40と
2枚のフラットな壁41および42とによって包囲されかつ
X線放射線によって電離可能なガスが充填された測定室
43を含む。薄い平行なワイヤ44が測定室内で壁41および
42の間の伸長領域内でかつこれらに平行に伸長されてい
る。平坦電極45、46は少なくとも片方の壁上に配置され
るが、第5図および第6図に示すように両方の壁上に配
置されるのが好ましい。このような形状にすれば、比較
的強度の高い電界が達成可能である。電界強度が高けれ
ば、気体増幅現象が使用可能である。
平坦電極はたとえば接地が可能であり、一方ワイヤ44
は適切な電位Vをもつことが可能である。
は適切な電位Vをもつことが可能である。
ワイヤは枠部分の1つを貫通伸長しかつワイヤの面内
に伸長する枠部分の平坦フランジ47上に配置された導電
性ストリップに接続されるのが好ましい。同様にプリン
トコネクタがフランジ47と合わさることが好ましい。
に伸長する枠部分の平坦フランジ47上に配置された導電
性ストリップに接続されるのが好ましい。同様にプリン
トコネクタがフランジ47と合わさることが好ましい。
平坦電極には上記のようにおよび/または第4図に示
すように、ガード電極および電気接続用の一個所以上の
接続点を設けることが同様に有利である。
すように、ガード電極および電気接続用の一個所以上の
接続点を設けることが同様に有利である。
第7図は本発明による装置用二次元線量計の他の略変
更態様図を示す。この変更態様においては、第2図およ
び第3図に示した実施態様の平坦電極25がたとえばスト
リップ電極24に直交して伸長する等間隔電極ストリップ
50によって置換えられる。
更態様図を示す。この変更態様においては、第2図およ
び第3図に示した実施態様の平坦電極25がたとえばスト
リップ電極24に直交して伸長する等間隔電極ストリップ
50によって置換えられる。
したがってストリップ50はスリットダイヤフラムのス
リットに平行であるので、作動中、走査運動の間のいか
なる時点においても1つ以上のストリップ50がX線ビー
ムに露出されている。原理的には電離は露出されている
ストリップ50の領域内でのみ発生するので、その瞬間に
おけるストリップ型電極24内の電流はその領域内の電離
したがってX線放射線量のみを表わす。
リットに平行であるので、作動中、走査運動の間のいか
なる時点においても1つ以上のストリップ50がX線ビー
ムに露出されている。原理的には電離は露出されている
ストリップ50の領域内でのみ発生するので、その瞬間に
おけるストリップ型電極24内の電流はその領域内の電離
したがってX線放射線量のみを表わす。
しかしながら実際には、1つの共通対向電極を設けた
実施態様について上に説明したように、身体と線量計と
の間に拡散阻止グリッドが置かれない限り迷走放射線の
効果により他の領域からの放射線の寄与が起りうる。
実施態様について上に説明したように、身体と線量計と
の間に拡散阻止グリッドが置かれない限り迷走放射線の
効果により他の領域からの放射線の寄与が起りうる。
もしストリップ50が1つずつまたは隣接ストリップと
群をなして、X線ビームの走査運動に同期するマルチプ
レクサ51によって作動電圧Vtに接続されていると、任意
の迷走放射線の線量計の出力信号への寄与は自動的に排
除される。
群をなして、X線ビームの走査運動に同期するマルチプ
レクサ51によって作動電圧Vtに接続されていると、任意
の迷走放射線の線量計の出力信号への寄与は自動的に排
除される。
このことは、第7図に示す原理による線量計が使用さ
れたときは、拡散阻止グリッドは二次元線量計とX線検
出器との間に置くことが可能であることを意味する。こ
のような配置の場合、線量計自身内にたとえ迷走放射線
が発生してもそれもまた排除されるかまたはそれは少な
くとも低減される。完成図としては第8図がこのような
配置を示す。
れたときは、拡散阻止グリッドは二次元線量計とX線検
出器との間に置くことが可能であることを意味する。こ
のような配置の場合、線量計自身内にたとえ迷走放射線
が発生してもそれもまた排除されるかまたはそれは少な
くとも低減される。完成図としては第8図がこのような
配置を示す。
このような修正態様は第5図および第6図に示す種類
の線量計と共に使用可能であることが指摘される。スト
リップの代りに緊張ワイヤもまた使用可能である。
の線量計と共に使用可能であることが指摘される。スト
リップの代りに緊張ワイヤもまた使用可能である。
側壁が比較的大きな面である結果として、および入射
X線放射線に対する影響をできるだけ少なくするために
側壁の厚さを小さくした結果として、上記の種類の二次
元線量計は大気圧の変化に敏感である。このような変化
に対して壁間の距離が変化し、したがって測定室を通過
するX線量の経路長さもまた変化する。
X線放射線に対する影響をできるだけ少なくするために
側壁の厚さを小さくした結果として、上記の種類の二次
元線量計は大気圧の変化に敏感である。このような変化
に対して壁間の距離が変化し、したがって測定室を通過
するX線量の経路長さもまた変化する。
もしこのような変化が実際に問題であるならば、側壁
上に配置されないで測定室内において側壁から離れた支
持部材上に配置された電極を使用することが可能であ
る。
上に配置されないで測定室内において側壁から離れた支
持部材上に配置された電極を使用することが可能であ
る。
一実施例を第9図に示す。平坦な箱形ハウジング60
は、枠61と、および測定室64を包囲する2つの大きな側
壁62、63と、を有する。
は、枠61と、および測定室64を包囲する2つの大きな側
壁62、63と、を有する。
測定室は、ストリップ型電極67とおよび反対側の単一
対向電極または直交対向ストリップ68とを設けた2つの
平行な支持部材65、66を含む。電極の間に占有される測
定室の部分は、略図で示した支持部材内の開口69によっ
て支持部材65、66と壁62、63との間の空間に接続されて
いる。
対向電極または直交対向ストリップ68とを設けた2つの
平行な支持部材65、66を含む。電極の間に占有される測
定室の部分は、略図で示した支持部材内の開口69によっ
て支持部材65、66と壁62、63との間の空間に接続されて
いる。
ここで第5図および第6図におけると同様に、電極6
7、68の間にワイヤを張ることが可能であり、ワイヤは
このとき単一平坦電極として設計される。各平坦電極に
はこの場合も同様に、第4図に示すようにガード電極を
設けることが可能である。
7、68の間にワイヤを張ることが可能であり、ワイヤは
このとき単一平坦電極として設計される。各平坦電極に
はこの場合も同様に、第4図に示すようにガード電極を
設けることが可能である。
影響を受ける扇形X線ビームの各セクタに対し、1本
のストリップ型電極またはワイヤ、あるいは一群の隣接
電極またはワイヤが任意に存在させることが可能である
ことが指摘される。後者の場合、1つの群に属する電極
の信号は一緒に取出し可能であり、もし必要ならば平均
化することが可能である。
のストリップ型電極またはワイヤ、あるいは一群の隣接
電極またはワイヤが任意に存在させることが可能である
ことが指摘される。後者の場合、1つの群に属する電極
の信号は一緒に取出し可能であり、もし必要ならば平均
化することが可能である。
X線源、スリットダイヤフラムおよび吸収装置が揺動
式組立体である場合、たとえば二次元の定量計(quanti
meter)の入力平面のような平坦面上のX線ビームのセ
クタに対応するスリットダイヤフラムのスリットの領域
の画像は理論的には直線ストリップではなくてわずかに
カーブする曲線であり、その頂部および底部端部は中心
部分より一層外側に位置する。
式組立体である場合、たとえば二次元の定量計(quanti
meter)の入力平面のような平坦面上のX線ビームのセ
クタに対応するスリットダイヤフラムのスリットの領域
の画像は理論的には直線ストリップではなくてわずかに
カーブする曲線であり、その頂部および底部端部は中心
部分より一層外側に位置する。
もしストリップ型電極24が使用されると、とくに各セ
クタごとに1つまたはきわめて少ない数の電極(または
ワイヤ)が存在する場合は結局正しくない制御信号が発
生されることになる。
クタごとに1つまたはきわめて少ない数の電極(または
ワイヤ)が存在する場合は結局正しくない制御信号が発
生されることになる。
この問題はもし必要ならば第10図に示すように曲線電
極を用いることによって解決可能である。
極を用いることによって解決可能である。
第10図はストリップ型電極24′がその上に設けられて
いる電極支持部材80を示す。最外側の電極の曲りが最も
きつくなっている。支持部材の中心に行くほど曲りは緩
くなり、中心電極は完全に直線である。このようにして
上記の影響は排除される。
いる電極支持部材80を示す。最外側の電極の曲りが最も
きつくなっている。支持部材の中心に行くほど曲りは緩
くなり、中心電極は完全に直線である。このようにして
上記の影響は排除される。
スリット放射線写真用装置の幾何構造が原因しかつ正
しくない制御信号を発生することになる、スリットダイ
ヤフラムのスリットの領域の画像内に発生するその他の
ひずみも同様な方法で補償することが可能である。
しくない制御信号を発生することになる、スリットダイ
ヤフラムのスリットの領域の画像内に発生するその他の
ひずみも同様な方法で補償することが可能である。
上記のことから、当業者には種々の修正態様があるこ
とが明らかであることが指摘される。このような修正態
様は本発明の範囲内に入るものと考えられる。
とが明らかであることが指摘される。このような修正態
様は本発明の範囲内に入るものと考えられる。
Claims (18)
- 【請求項1】画像均等化付スリット放射線写真用装置で
あって、フラットな扇形X線ビーム(4)を使ってスリ
ットダイヤフラム(2)のスリット(3)を通して身体
(7)を検査するために、X線線検出器(8)上にX線
シャドーグラフを形成するためにスリットの長手方向に
対して直角な方向(9A,9B)の走査経路に沿って身体
(7)を走査可能なX線源と、 検査されるべき身体上で各セクタに入射するX線放射線
を制御可能にするために、制御信号の制御の下に扇形X
線ビームの各セクタごとに扇形X線ビームに影響を与え
ることが可能な吸収装置(5)と、 およびX線ビームの走査運動の間に瞬間的に各セクタご
とに身体によって透過されたX線放射線量を検出しかつ
それを対応の信号に変換するように検査されるべき身体
の向う側に置かれた電離放射線用線量計とを含む前記画
像均等化付スリット放射線写真用装置において、 線量計が、検査されるべき身体の向う側のフラットな扇
形X線ビームに対応する幅とおよび全走査距離に対応す
る高さとを有する二次元線量計(10)であって、この二
次元線量計が、X線ビームの走査方向に伸長しかつ吸収
装置のための制御信号を形成するための制御装置(12)
に接続された本質的に平行な電極(24,24′)の少なく
とも1つの系を有し、この二次元線量計が少なくとも1
つの対向電極(25,50)を有することを特徴とする画像
均等化付スリット放射線写真用装置。 - 【請求項2】本質的に平行な電極(24,24′)は支持部
材上に配置されたストリップ型電極であることを特徴と
する請求項1記載の装置。 - 【請求項3】支持部材が線量計の側壁(20)であること
を特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項4】支持部材が2つの対向壁(41,42)の間に
置かれることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項5】本質的に平行な電極が線量計に枠内に張ら
れたワイヤ(44)を含むことを特徴とする請求項1記載
の装置。 - 【請求項6】少なくとも1つの対向電極が平坦な二次元
電極であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記
載の装置。 - 【請求項7】対向電極がガード電極(21)によって本質
的に包囲されることを特徴とする請求項6記載の装置。 - 【請求項8】対向電極が線量計の側壁上に配置されるこ
とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の装置。 - 【請求項9】対向電極が別個の支持部材(66)上に配置
されることを特徴とする前記請求項1〜7のいずれかに
記載の装置。 - 【請求項10】作動中の線量計が拡散阻止グリッド(1
3)とX線検出器との間に置かれることを特徴とする前
記請求項のいずれかに記載の装置。 - 【請求項11】少なくとも1つの対向電極が走査方向に
対し直角に伸長しかつマルチプレクサ装置(51)に接続
された多数の平行な電極(50)を含み、マルチプレクサ
(51)が常に1つ以上の電極を走査運動に同期する作動
電圧に接続することを特徴とする請求項6,7を除く前記
請求項のいずれかに記載の装置。 - 【請求項12】対向電極の平行な電極が緊張ワイヤ電極
で形成されることを特徴とする請求項11記載の装置。 - 【請求項13】対向電極の平行な電極が支持部材上に配
置されたストリップによって形成されることを特徴とす
る請求項11記載の装置。 - 【請求項14】作動中の線量計が検査される身体とX線
検出器との間に置かれ、および拡散阻止グリッッドが線
量計とX線検出器との間に置かれることを特徴とする請
求10を除く前記請求項のいずれかに記載の装置。 - 【請求項15】装置の幾何構造が原因で発生されるひず
みを補償するために、走査方向に伸長する少なくとも多
数の電極(24′)にわずかに曲がりが付けられることを
特徴とする請求項1,6を除く前記請求項のいずれかに記
載の装置。 - 【請求項16】走査方向に伸長する電極の最外側のもの
が端部を外側に向けた曲線であり、一方最中心電極に向
かうに従って電極ごとに次第に曲がりが緩くなることを
特徴とする、走査運動を行うためにX線源とスリットダ
イヤフラムとが固定点に対して自在(スイベル)運動を
行うところの請求項15記載の装置。 - 【請求項17】画像均等化付スリット放射線写真用装置
であって、フラットな扇形X線ビーム(4)を使ってス
リットダイヤフラム(2)のスリット(3)を通して身
体(7)を検査するために、X線線検出器(8)上にX
線シャドーグラフを形成するためにスリットの長手方向
に対して直角な方向(9A,9B)の走査経路に沿って身体
(7)を走査可能なX線源と、 検査されるべき身体上で各セクタに入射するX線放射線
を制御可能にするために、制御信号の制御の下に扇形X
線ビームの各セクタごとに扇形X線ビームに影響を与え
ることが可能な吸収装置(5)と、 X線ビームの走査運動の間に瞬間的に各セクタごとに身
体によって透過されたX線放射線量を検出しかつそれを
対応の信号に変換するように検査されるべき身体の向う
側に置かれた電離放射線用線量計とを含む前記画像均等
化付スリット放射線写真用装置において、 線量計が、検査されるべき身体の向う側のフラットな扇
形X線ビームに対応する幅と全走査距離に対応する高さ
とを有する二次元線量計(10)であって、この二次元線
量計が、X線ビームの走査方向に伸長しかつ吸収装置の
ための制御信号を形成するための制御装置(12)に接続
された本質的に平行な電極(24′)の少なくとも1つの
系を有し、 装置の幾何構造が原因で発生されるひずみを補償するた
めに、走査方向に伸長する少なくとも多数の電極(2
4′)にわずかに曲がりが付けられ、 この二次元線量計が少なくとも1つの対向電極(25,5
0)を有することを特徴とする画像均等化付スリット放
射線写真用装置。 - 【請求項18】走査方向に伸長する電極の最外側のもの
が端部を外側に向けた曲線であり、一方最中心電極に向
かうに従って電極ごとに次第に曲がりが緩くなることを
特徴とする。走査運動を行うためにX線源とスリットダ
イヤフラムとが固定点に対して自在(スイベル)運動を
行うところの請求項17記載の画像均等化付スリット放射
線写真用装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8701122A NL8701122A (nl) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | Inrichting voor spleetradiografie met beeldharmonisatie. |
NL8701122 | 1987-05-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02504330A JPH02504330A (ja) | 1990-12-06 |
JP2769558B2 true JP2769558B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=19849991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63504297A Expired - Lifetime JP2769558B2 (ja) | 1987-05-12 | 1988-05-03 | 画像均等化付スリット放射線写真用装置 |
Country Status (9)
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---|---|
US (2) | US5062129A (ja) |
EP (1) | EP0358699B1 (ja) |
JP (1) | JP2769558B2 (ja) |
CN (1) | CN1011825B (ja) |
DE (1) | DE3882044T2 (ja) |
IL (1) | IL86305A (ja) |
IN (1) | IN169511B (ja) |
NL (1) | NL8701122A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE4232901A1 (de) * | 1992-10-01 | 1994-04-07 | Siemens Ag | Medizinisches Diagnostikgerät mit optimierter Signalerfassung zur Belichtungssteuerung |
US5606589A (en) * | 1995-05-09 | 1997-02-25 | Thermo Trex Corporation | Air cross grids for mammography and methods for their manufacture and use |
NL1003081C2 (nl) * | 1996-05-10 | 1997-11-18 | Frederik Johannes Beekman | Convergerende collimatoren gecombineerd met bewegende energievensters en virtueel kleine puntbronnen voor het maken van betere transmissieopnamen van objecten die gammastraling uitzenden. |
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SE522484C2 (sv) * | 2000-09-28 | 2004-02-10 | Xcounter Ab | Kollimation av strålning från linjelika källor för joniserande strålning och därtill relaterad detektering av plana strålknippen |
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JP5283382B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2013-09-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 核医学用検出器 |
DE102016123846A1 (de) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | Visus Health It Gmbh | Detektorband für Röntgenfilm |
CN111973892B (zh) * | 2019-05-23 | 2022-07-08 | 千才生医股份有限公司 | 用于放射治疗的笔尖式质子束扫描系统剂量分布重建方法 |
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NL8400845A (nl) * | 1984-03-16 | 1985-10-16 | Optische Ind De Oude Delft Nv | Inrichting voor spleetradiografie. |
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NL8503153A (nl) * | 1985-11-15 | 1987-06-01 | Optische Ind De Oude Delft Nv | Dosismeter voor ioniserende straling. |
FR2592648B1 (fr) * | 1986-01-07 | 1988-07-29 | Atochem | Composes polyfluoroalkylthio-methyliques, leurs procedes de preparation et leurs applications comme agents tensio-actifs ou precurseurs de ces derniers. |
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NL8701122A (nl) * | 1987-05-12 | 1988-12-01 | Optische Ind De Oude Delft Nv | Inrichting voor spleetradiografie met beeldharmonisatie. |
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-
1987
- 1987-05-12 NL NL8701122A patent/NL8701122A/nl not_active Application Discontinuation
-
1988
- 1988-05-03 WO PCT/EP1988/000409 patent/WO1988009050A1/en active IP Right Grant
- 1988-05-03 EP EP88904511A patent/EP0358699B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-03 DE DE88904511T patent/DE3882044T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-05-03 US US07/435,424 patent/US5062129A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-05-03 IN IN362/CAL/88A patent/IN169511B/en unknown
- 1988-05-03 JP JP63504297A patent/JP2769558B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-06 IL IL86305A patent/IL86305A/xx not_active IP Right Cessation
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