JP2767646B2 - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JP2767646B2 JP2767646B2 JP2072328A JP7232890A JP2767646B2 JP 2767646 B2 JP2767646 B2 JP 2767646B2 JP 2072328 A JP2072328 A JP 2072328A JP 7232890 A JP7232890 A JP 7232890A JP 2767646 B2 JP2767646 B2 JP 2767646B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のスキャナからの走査ビームがバーコード面で重
なることを防止することができる読取装置に関し、 バーコードの読取ミスや読取不可能の率を減少させる
ことができる読取装置を提供することを目的とし、 光源から照射される光を回転する反射多面体の面に反
射させて走査ビームを投光する投光手段と、投光手段よ
り投光された走査ビームによって、移動する物品に記さ
れたバーコードを走査した反射光を受光して電気信号に
変換する受光手段とから成る読取手段を複数備え、複数
の読取手段の複数の走査ビームにより同時に走査してバ
ーコードを読み取る読取装置であって、投光手段の反射
多面体の回転方向を走査ビームの走査方向が互いに反対
方向になるように回転させる構成,或いは反射多面体を
異なる周期で回転させる構成とする。
なることを防止することができる読取装置に関し、 バーコードの読取ミスや読取不可能の率を減少させる
ことができる読取装置を提供することを目的とし、 光源から照射される光を回転する反射多面体の面に反
射させて走査ビームを投光する投光手段と、投光手段よ
り投光された走査ビームによって、移動する物品に記さ
れたバーコードを走査した反射光を受光して電気信号に
変換する受光手段とから成る読取手段を複数備え、複数
の読取手段の複数の走査ビームにより同時に走査してバ
ーコードを読み取る読取装置であって、投光手段の反射
多面体の回転方向を走査ビームの走査方向が互いに反対
方向になるように回転させる構成,或いは反射多面体を
異なる周期で回転させる構成とする。
本発明は、商品のバーコードを複数のスキャナで読み
取るバーコード読取装置に係り、特に複数のスキャナか
らの走査ビームがバーコード面で重なることを防止する
ことができる読取装置に関するものである。
取るバーコード読取装置に係り、特に複数のスキャナか
らの走査ビームがバーコード面で重なることを防止する
ことができる読取装置に関するものである。
近来、百貨店やスーパーマーケット等において、販売
時点情報管理(Point Of Sales:以下POSという)システ
ムが普及し、販売管理と販売商品の登録入力作業の効率
化が進行している。
時点情報管理(Point Of Sales:以下POSという)システ
ムが普及し、販売管理と販売商品の登録入力作業の効率
化が進行している。
POSシステムは、商品の包装,ラベル等に印刷された
バーコードをレーザ光によるビーム走査で読み取り、計
算処理に適した情報に変換するスキャナと、これによっ
て得られた情報を処理するためのコンピュータと、これ
らの間を中継し、顧客に対する情報を出力するための電
子レジスタとで構成されている。
バーコードをレーザ光によるビーム走査で読み取り、計
算処理に適した情報に変換するスキャナと、これによっ
て得られた情報を処理するためのコンピュータと、これ
らの間を中継し、顧客に対する情報を出力するための電
子レジスタとで構成されている。
最近では、オペレータの省力化のために、顧客がコン
ベア上に商品を置くと、コンベアが商品を搬送して、ト
ンネル内のスキャナで読み取る装置が開発,実用化され
ている。
ベア上に商品を置くと、コンベアが商品を搬送して、ト
ンネル内のスキャナで読み取る装置が開発,実用化され
ている。
このような読取装置では商品のどの面にバーコードが
記されていても読み取りができるように、トンネル内に
複数,例えば両側面に複数のスキャナを配置しており、
商品がトンネルを通過する時に一斉にビーム走査させて
読み取るようになっているが、複数のスキャナからの同
時走査により、反射光が重畳されて乱れを生じ、バーコ
ードの読取ミスや読取不可能が発生する率が高いので、
読取ミスや読取不可能を防止する方法が望まれている。
記されていても読み取りができるように、トンネル内に
複数,例えば両側面に複数のスキャナを配置しており、
商品がトンネルを通過する時に一斉にビーム走査させて
読み取るようになっているが、複数のスキャナからの同
時走査により、反射光が重畳されて乱れを生じ、バーコ
ードの読取ミスや読取不可能が発生する率が高いので、
読取ミスや読取不可能を防止する方法が望まれている。
第6図はコンベア式のバーコード読取装置で、図に示
すように、所定長さの搬送路2にベルトコンベア(以下
コンベアという)20が敷設され、搬送路2を横から跨ぐ
ようにコンベア20上にトンネル3が設けられている。搬
送路2の終端,図において右端に商品受け部4が配置さ
れている。コンベア20は図示省略した駆動源によって移
動される。
すように、所定長さの搬送路2にベルトコンベア(以下
コンベアという)20が敷設され、搬送路2を横から跨ぐ
ようにコンベア20上にトンネル3が設けられている。搬
送路2の終端,図において右端に商品受け部4が配置さ
れている。コンベア20は図示省略した駆動源によって移
動される。
トンネル3内には両サイドにスキャナ5a,5bが配置さ
れている。これはバーコード10aが商品1aの上面或いは
側面のいずれの位置に印刷されていても、読み取りがで
きるようにするためである。
れている。これはバーコード10aが商品1aの上面或いは
側面のいずれの位置に印刷されていても、読み取りがで
きるようにするためである。
バーコード10aは、第7図に示すように、太線と細線
及びその間隔の大小の組み合わせで構成され、これらの
所定本数の順列によって文字,数字または記号等が表示
され、商品1aの包装に直接印刷されるか、ラベル等に印
刷されて商品1aに貼付される。
及びその間隔の大小の組み合わせで構成され、これらの
所定本数の順列によって文字,数字または記号等が表示
され、商品1aの包装に直接印刷されるか、ラベル等に印
刷されて商品1aに貼付される。
第8図(a)及び(b)はスキャナ5a(スキャナ5a,5
bは同じ構造であるので、スキャナ5aで説明する)の内
部を示す斜視図及び側面図で、図に示すように、スキャ
ナ5aは、光学ユニット6とスキャナ5a,5bに共通のデー
タ処理部7及び読取制御部8で構成され、光学ユニット
6は、例えばレーザーダイオードで構成された光源61a,
及びビーム整形用のレンズ62から成る出射部63からの出
射光が平面ミラー64a,64bで反射して、回転するポリゴ
ンミラー65aによって走査ビームを放射して、走査パタ
ーン形成ミラー66a〜66fで反射して異なる角度方向の走
査ビームを読取窓67からコンベア20上の商品1aのバーコ
ード10aを走査するビーム走査機能,及び商品1aのバー
コード10aを走査した反射光をポリゴンミラー65aを経て
集光レンズ68で集光して受光センサ69aで読み取って電
気信号に変換する受光変換機能を有する。
bは同じ構造であるので、スキャナ5aで説明する)の内
部を示す斜視図及び側面図で、図に示すように、スキャ
ナ5aは、光学ユニット6とスキャナ5a,5bに共通のデー
タ処理部7及び読取制御部8で構成され、光学ユニット
6は、例えばレーザーダイオードで構成された光源61a,
及びビーム整形用のレンズ62から成る出射部63からの出
射光が平面ミラー64a,64bで反射して、回転するポリゴ
ンミラー65aによって走査ビームを放射して、走査パタ
ーン形成ミラー66a〜66fで反射して異なる角度方向の走
査ビームを読取窓67からコンベア20上の商品1aのバーコ
ード10aを走査するビーム走査機能,及び商品1aのバー
コード10aを走査した反射光をポリゴンミラー65aを経て
集光レンズ68で集光して受光センサ69aで読み取って電
気信号に変換する受光変換機能を有する。
ポリゴンミラー65aは、例えば反射面が六面で1回転
で6回の走査が行われ、夫々の面に垂直方向に対して異
なる角度が設けられていて、走査ビームが放射される。
ポリゴンミラー65aはモータM1によって回転し、モータM
1及び光源61は読取制御部8に接続され、受光センサ69a
はデータ処理部7を経由して読取制御部8に接続されて
いる。読取制御部8は図示省略した電子レジスタに接続
されている。また光学ユニット6,データ処理部7及び読
取制御部8は筺体50に収容されている。
で6回の走査が行われ、夫々の面に垂直方向に対して異
なる角度が設けられていて、走査ビームが放射される。
ポリゴンミラー65aはモータM1によって回転し、モータM
1及び光源61は読取制御部8に接続され、受光センサ69a
はデータ処理部7を経由して読取制御部8に接続されて
いる。読取制御部8は図示省略した電子レジスタに接続
されている。また光学ユニット6,データ処理部7及び読
取制御部8は筺体50に収容されている。
データ処理部7は、スキャナ5a,5bの夫々の受光セン
サ69aによって受光変換された電気信号を、図示省略し
たセンサアンプ,アナログ/ディジタル(A/D)変換回
路及び2値化回路を経てバーコード信号として認識す
る。
サ69aによって受光変換された電気信号を、図示省略し
たセンサアンプ,アナログ/ディジタル(A/D)変換回
路及び2値化回路を経てバーコード信号として認識す
る。
従ってスキャナ5aは、読取制御部8による各部の制御
によって、第8図(b)に示すように、読取窓67から走
査ビームが放射され、読取窓67の方向に向いている商品
1aのバーコード10aを走査し、その反射光によってバー
コード10aが読み取られてデータが認識される。
によって、第8図(b)に示すように、読取窓67から走
査ビームが放射され、読取窓67の方向に向いている商品
1aのバーコード10aを走査し、その反射光によってバー
コード10aが読み取られてデータが認識される。
このような構成及び機能を有するので、バーコード10
aが印刷された商品1aをコンベア20aの始端,図において
左端に載せると、商品1aは搬送されてトンネル3a内で、
スキャナ5a,5bによって一斉に走査ビームが放射され、
側面及び上面のいずれかの位置にあるバーコード10aが
読み取られて、商品1aは商品受け部4へ送られ、読取り
データはデータ処理部7へ送られて認識される。認識さ
れたデータは読取制御部8から電子レジスタに送られて
販売商品データとして登録される。
aが印刷された商品1aをコンベア20aの始端,図において
左端に載せると、商品1aは搬送されてトンネル3a内で、
スキャナ5a,5bによって一斉に走査ビームが放射され、
側面及び上面のいずれかの位置にあるバーコード10aが
読み取られて、商品1aは商品受け部4へ送られ、読取り
データはデータ処理部7へ送られて認識される。認識さ
れたデータは読取制御部8から電子レジスタに送られて
販売商品データとして登録される。
なおスキャナ5a,5bによってバーコード10aが読み取ら
れた時は、読取完了音によってオペレータに報知され
る。
れた時は、読取完了音によってオペレータに報知され
る。
上記従来方法によれば、コンベア上のトンネル内の複
数のスキャナを備えて、トンネルを通過すま商品のバー
コードを読み取る時に、第9図に示すように、複数のス
キャナから一斉に走査ビームが放射され、また走査ビー
ムの走査速度が同じであるために、バーコード面で走査
ビームが重畳して、反射光に乱れを生じ、読取ミスや読
取不可能が発生するという問題点がある。
数のスキャナを備えて、トンネルを通過すま商品のバー
コードを読み取る時に、第9図に示すように、複数のス
キャナから一斉に走査ビームが放射され、また走査ビー
ムの走査速度が同じであるために、バーコード面で走査
ビームが重畳して、反射光に乱れを生じ、読取ミスや読
取不可能が発生するという問題点がある。
本発明は、バーコードの読取ミスや読取不可能の率を
減少させることができる読取装置を提供することを目的
としている。
減少させることができる読取装置を提供することを目的
としている。
第1図は本発明の原理図で、(a)は請求項1に対応
する構成図、(b)は請求項2に対応する構成図であ
る。
する構成図、(b)は請求項2に対応する構成図であ
る。
1)請求項1に対応する手段 図において、61は光源、 5は投光手段60及び受光手段69から成る読取手段、 60は複数の読取手段5に夫々設けられ、光源61から照
射される光を回転する反射多面体65の面に反射させて走
査ビームを投光する投光手段、 65は複数の読取手段5に夫々の投光手段60に設けら
れ、各投光手段60間で回転方向を走査ビームの走査方向
が互いに反対方向になるように回転する反射多面体、 69は複数の読取手段5に夫々設けられ、投光手段60よ
り投光された走査ビームによって、移動する物品1に記
されたバーコード10を走査した反射光を受光して電気信
号に変換する受光手段である。
射される光を回転する反射多面体65の面に反射させて走
査ビームを投光する投光手段、 65は複数の読取手段5に夫々の投光手段60に設けら
れ、各投光手段60間で回転方向を走査ビームの走査方向
が互いに反対方向になるように回転する反射多面体、 69は複数の読取手段5に夫々設けられ、投光手段60よ
り投光された走査ビームによって、移動する物品1に記
されたバーコード10を走査した反射光を受光して電気信
号に変換する受光手段である。
従って複数の反射多面体65の回転方向を走査ビームの
走査方向が互いに反対方向になるように回転させて、バ
ーコード10を読み取るように構成されている。
走査方向が互いに反対方向になるように回転させて、バ
ーコード10を読み取るように構成されている。
2)請求項2に対応する手段 図において、1は物品、5は読取手段、10はバーコー
ド、60は投光手段、61は光源、65は反射多面体、69は受
光手段である。
ド、60は投光手段、61は光源、65は反射多面体、69は受
光手段である。
従って複数の反射多面体65を互いに異なる周期で回転
させて、バーコード10を読み取るように構成されてい
る。
させて、バーコード10を読み取るように構成されてい
る。
1)請求項1に対応する作用 複数の読取手段5の投光手段60の反射多面体65を互い
に反対方向に回転させて、光源61から照射された光を反
射して走査ビームを物品1のバーコード10に投光するこ
とにより、バーコード10の面で走査ビームの重畳の頻度
が著しく減少し、従ってバーコード10の読取ミスや読取
不可能の発生率を著しく減少させることができる。
に反対方向に回転させて、光源61から照射された光を反
射して走査ビームを物品1のバーコード10に投光するこ
とにより、バーコード10の面で走査ビームの重畳の頻度
が著しく減少し、従ってバーコード10の読取ミスや読取
不可能の発生率を著しく減少させることができる。
2)請求項2に対応する作用 複数の読取手段5の投光手段60の反射多面体65を互い
に異なる回転周期で回転させて、光源61から照射された
光を反射して、互いに異なる速度の走査ビームを物品1
のバーコード10に投光することにより、バーコード10の
面で走査ビームの重畳が著しく減少し、従ってバーコー
ド10の読取ミスや読取不可能の発生率が低下し読取性能
を向上させることができる。
に異なる回転周期で回転させて、光源61から照射された
光を反射して、互いに異なる速度の走査ビームを物品1
のバーコード10に投光することにより、バーコード10の
面で走査ビームの重畳が著しく減少し、従ってバーコー
ド10の読取ミスや読取不可能の発生率が低下し読取性能
を向上させることができる。
1)請求項1に対応する実施例 第2図及び第3図により本発明の一実施例を説明す
る。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
る。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
第2図の商品1a,スキャナ5a,5c及びポリゴンミラー65
a,65bは、第1図(a)の物品1,読取手段5及び反射多
面体65に夫々対応し、第2図の光源61a,ポリゴンミラー
65a及び図示省略した(第8図(a)で説明した)出射
部63及び平面ミラー64a,64bは、第1図(a)の投光手
段60に対応している。
a,65bは、第1図(a)の物品1,読取手段5及び反射多
面体65に夫々対応し、第2図の光源61a,ポリゴンミラー
65a及び図示省略した(第8図(a)で説明した)出射
部63及び平面ミラー64a,64bは、第1図(a)の投光手
段60に対応している。
第2図は従来例で説明したトンネル式バーコード読取
装置に本発明を適用した装置のトンネル3a内に、対向し
て設けられたスキャナ5a,5cの側面図を示しており、ス
キャナ5cはモータM2の回転によってポリゴンミラー65b
を回転して光源61aから照射されたレーザー光を反射さ
せて走査ビームを投光する。
装置に本発明を適用した装置のトンネル3a内に、対向し
て設けられたスキャナ5a,5cの側面図を示しており、ス
キャナ5cはモータM2の回転によってポリゴンミラー65b
を回転して光源61aから照射されたレーザー光を反射さ
せて走査ビームを投光する。
スキャナ5aのモータM1とスキャナ5cのモータM2の回転
方向は、モータM1,M2がボリゴンミラー65a,65bを回転さ
せた時に、互いに反対方向に走査ビームを照射するよう
に設定されている。
方向は、モータM1,M2がボリゴンミラー65a,65bを回転さ
せた時に、互いに反対方向に走査ビームを照射するよう
に設定されている。
このような構成を有するので、第3図に示すように、
コンベア20a上を搬送される商品1aのバーコード10aを、
スキャナ5a,5cによって読み取る時に、走査ビームが互
いに反対方向に走査するので、走査ビームの重畳が避け
られ、反射光の乱れを生じる頻度が著しく減少し、読取
ミスや読取不可能が防止でき、読取性能を高ることがで
きる。
コンベア20a上を搬送される商品1aのバーコード10aを、
スキャナ5a,5cによって読み取る時に、走査ビームが互
いに反対方向に走査するので、走査ビームの重畳が避け
られ、反射光の乱れを生じる頻度が著しく減少し、読取
ミスや読取不可能が防止でき、読取性能を高ることがで
きる。
2)請求項2に対応する実施例 第4図及び第5図により本発明の一実施例を説明す
る。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
る。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。
第4図の商品1a,スキャナ5a,5d及びポリゴンミラー65
aは、第1図(b)の物品1,読取手段5及び反射多面体6
5に夫々対応し、第4図の光源61a,平面ミラー64a,64b及
び図示省略した(第8図(a)で説明した)出射部63,
平面ミラー64a,64bは、第1図(b)の投光手段60に対
応している。
aは、第1図(b)の物品1,読取手段5及び反射多面体6
5に夫々対応し、第4図の光源61a,平面ミラー64a,64b及
び図示省略した(第8図(a)で説明した)出射部63,
平面ミラー64a,64bは、第1図(b)の投光手段60に対
応している。
第4図は従来例で説明したトンネル式バーコード読取
装置に本発明を適用した装置のトンネル3a内に、対向し
て設けられたスキャナ5a,5dの側面図を示しており、ス
キャナ5dはモータM3の回転によってポリゴンミラー65b
を回転して光源61bから照射されたレーザー光を反射さ
せて走査ビームを投光する。
装置に本発明を適用した装置のトンネル3a内に、対向し
て設けられたスキャナ5a,5dの側面図を示しており、ス
キャナ5dはモータM3の回転によってポリゴンミラー65b
を回転して光源61bから照射されたレーザー光を反射さ
せて走査ビームを投光する。
スキャナ5aのモータM1とスキャナ5dのモータM3の回転
方向は、モータM1,M3がボリゴンミラー65a,65bを回転さ
せた時に、互いに異なる回転周期で走査ビームを照射す
るように設定されている。例えば、ボリゴンミラー65a
の回転数は、6,000rpmとし、ボリゴンミラー65bの回転
数は、5,900rpmに設定されている。
方向は、モータM1,M3がボリゴンミラー65a,65bを回転さ
せた時に、互いに異なる回転周期で走査ビームを照射す
るように設定されている。例えば、ボリゴンミラー65a
の回転数は、6,000rpmとし、ボリゴンミラー65bの回転
数は、5,900rpmに設定されている。
このような構成を有するので、第5図に示すように、
コンベア20a上を搬送される商品1aのバーコード10aを、
スキャナ5a,5dによって読み取る時に、走査ビームによ
る走査時間が異なるので、同一点で重なる頻度が少なく
なり、読取ミスや読取不可能が防止でき、読取性能を高
ることができる。
コンベア20a上を搬送される商品1aのバーコード10aを、
スキャナ5a,5dによって読み取る時に、走査ビームによ
る走査時間が異なるので、同一点で重なる頻度が少なく
なり、読取ミスや読取不可能が防止でき、読取性能を高
ることができる。
また上記請求項1及び2に対する異なる実施例とし
て、図示していないが複数のボリゴンミラー65a,65bを
1個のモータMで回転させる場合には、モータMとボリ
ゴンミラー65a,65bの間の、例えばギヤ,ベルト等の動
力伝達機構において、ボリゴンミラー65a,65bの回転方
向を反対方向にしたり、異なる回転速度とすることによ
り、対応することができる。
て、図示していないが複数のボリゴンミラー65a,65bを
1個のモータMで回転させる場合には、モータMとボリ
ゴンミラー65a,65bの間の、例えばギヤ,ベルト等の動
力伝達機構において、ボリゴンミラー65a,65bの回転方
向を反対方向にしたり、異なる回転速度とすることによ
り、対応することができる。
また請求項1の発明と請求項2の発明を両方適用する
ことにより、一層走査ビームの重なりを減少させること
ができ、更に高い効果を得ることができる。
ことにより、一層走査ビームの重なりを減少させること
ができ、更に高い効果を得ることができる。
以上説明したように本発明によれば、複数の読取手段
の投光手段の反射多面体の回転方向を走査ビームの走査
方向が互いに反対方向になるように回転させる構成,或
いは反射多面体を異なる周期で回転させる構成とするこ
とにより、物品に記されたバーコード上で複数の走査ビ
ームが重畳する率が著しく減少し、読取ミスや読取不可
能の発生を防止し、読取性能を向上させることができる
という効果がある。
の投光手段の反射多面体の回転方向を走査ビームの走査
方向が互いに反対方向になるように回転させる構成,或
いは反射多面体を異なる周期で回転させる構成とするこ
とにより、物品に記されたバーコード上で複数の走査ビ
ームが重畳する率が著しく減少し、読取ミスや読取不可
能の発生を防止し、読取性能を向上させることができる
という効果がある。
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の請求項1に対応する実施例を示す構成
図、 第3図は第2図の説明図、 第4図は本発明の請求項2に対応する実施例を示す構成
図、 第5図は第4図の説明図、 第6図はトンネル式バーコード読取装置を示す斜視図、 第7図はバーコードの説明図、 第8図はスキャナの構成図、 第9図は従来例の説明図である。 図において、 1は物品、1aは商品、 5は読取手段、5a〜5dはスキャナ、 10,10aはバーコード、60は投光手段、 65は反射多面体、 65a,65bはポリゴンミラー、 69は受光手段、69aは受光センサ、 M1〜M3はモータを示す。
図、 第3図は第2図の説明図、 第4図は本発明の請求項2に対応する実施例を示す構成
図、 第5図は第4図の説明図、 第6図はトンネル式バーコード読取装置を示す斜視図、 第7図はバーコードの説明図、 第8図はスキャナの構成図、 第9図は従来例の説明図である。 図において、 1は物品、1aは商品、 5は読取手段、5a〜5dはスキャナ、 10,10aはバーコード、60は投光手段、 65は反射多面体、 65a,65bはポリゴンミラー、 69は受光手段、69aは受光センサ、 M1〜M3はモータを示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/10
Claims (2)
- 【請求項1】光源(61)から照射される光を回転する反
射多面体(65)の面に反射させて走査ビームを投光する
投光手段(60)と、 投光手段(60)より投光された走査ビームによって、移
動する物品(1)に記されたバーコード(10)を走査し
た反射光を受光して電気信号に変換する受光手段(69)
とから成る複数の読取手段(5)を備え、 該複数の読取手段(5)の夫々の走査ビームにより同時
に走査して該バーコード(10)を読み取る読取装置であ
って、 前記投光手段(60)の前記反射多面体(65)の回転方向
を前記走査ビームの走査方向が互いに反対方向になるよ
うに回転させることを特徴とする読取装置。 - 【請求項2】光源(61)から照射される光を回転する反
射多面体(65)の面に反射させて走査ビームを投光する
投光手段(60)と、 投光手段(60)より投光された走査ビームによって、移
動する物品(1)に記されたバーコード(10)を走査し
た反射光を受光して電気信号に変換する受光手段(69)
とから成る複数の読取手段(5)を備え、 該複数の読取手段(5)の夫々の走査ビームにより同時
に走査して該バーコード(10)を読み取る読取装置であ
って、 前記投光手段(60)の前記反射多面体(65)を互いに異
なる周期で回転させることを特徴とする読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072328A JP2767646B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2072328A JP2767646B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03271988A JPH03271988A (ja) | 1991-12-03 |
JP2767646B2 true JP2767646B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=13486112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2072328A Expired - Fee Related JP2767646B2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767646B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5491328A (en) * | 1991-09-24 | 1996-02-13 | Spectra-Physics Scanning Systems, Inc. | Checkout counter scanner having multiple scanning surfaces |
US5229588A (en) * | 1991-09-30 | 1993-07-20 | Ncr Corporation | Dual aperture optical scanner |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2072328A patent/JP2767646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03271988A (ja) | 1991-12-03 |
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