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JP2760161B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

Info

Publication number
JP2760161B2
JP2760161B2 JP3039738A JP3973891A JP2760161B2 JP 2760161 B2 JP2760161 B2 JP 2760161B2 JP 3039738 A JP3039738 A JP 3039738A JP 3973891 A JP3973891 A JP 3973891A JP 2760161 B2 JP2760161 B2 JP 2760161B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
scanning
reflected
reading
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3039738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04277888A (ja
Inventor
健一 中村
満春 石井
利光 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3039738A priority Critical patent/JP2760161B2/ja
Publication of JPH04277888A publication Critical patent/JPH04277888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2760161B2 publication Critical patent/JP2760161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売時点情報管理(Poi
nt Of Sales:以下POSという)システム等に用いられ
るバーコードスキャナ等の読取装置に係り、特に異なる
回折角度を有する複数の反射型のホログラムを多角柱の
外周面に配置して複数種類の走査ビームパターンを形成
することができる読取装置に関するものである。
【0002】近来、百貨店やスーパーマーケット等にお
いて、POSシステムが普及し、販売管理と販売商品の
登録入力作業の効率化が進行している。このPOSシス
テムの商品価格等のデータ入力にバーコードスキャナが
広く利用されており、利用度の高まりに伴って読取性能
の向上, 小型化,低廉化の要請が強く出ており、これに
対応する方法が望まれている。
【0003】
【従来の技術】第3図(a) 及び(b) はスキャナ1の内部
を示す斜視透視図及び内部側面図で、図に示すように、
スキャナ1は、光学ユニット2とデータ処理部3及び読
取制御部4で構成され、光学ユニット2は、例えばレー
ザーダイオードで構成された光源20a,及びビーム整形用
のレンズ21から成る出射部22からの出射光が平面ミラー
23a,23b で反射して、回転するポリゴンミラー24aによ
って走査ビームを放射して、走査パターン形成ミラー25
a〜25fで反射して異なる角度方向の走査ビームを板ガ
ラスの読取窓26から上方空間の物品5のバーコード50a
を走査するビーム走査機能, 及び商品5のバーコード50
aを走査した反射光を走査パターン形成ミラー25a〜25
f及びポリゴンミラー24aを経て集光レンズ27で集光し
て受光センサ28aで読み取って電気信号に変換する受光
変換機能を有する。
【0004】バーコード50aは、第4図に示すように、
太線と細線及びその間隔の大小の組み合わせで構成さ
れ、これらの所定本数の順列によって文字,数字または
記号等が表示され、商品5の包装に直接印刷されるか、
ラベル等に印刷されて商品5に貼付される。
【0005】ポリゴンミラー24aは、例えば反射面が六
面で1回転で6回の走査が行われ、夫々の面が垂直方向
に対して異なる角度で設けられていて、異なる方向に光
を反射して走査ビームが放射される。ポリゴンミラー24
aはモータM1によって回転し、モータM1及び光源20aは
読取制御部4に接続され、受光センサ28aはデータ処理
部3を経由して読取制御部4に接続されている。読取制
御部4は図示省略した電子レジスタに接続されている。
また光学ユニット2,データ処理部3及び読取制御部4は
筺体10に収容されている。
【0006】データ処理部3は、スキャナ1の夫々の受
光センサ28aによって受光変換された電気信号を、図示
省略したセンサアンプ, アナログ/ディジタル (A/
D) 変換回路及び2値化回路を経てバーコード信号とし
て認識する。
【0007】従ってスキャナ1は、読取制御部4による
各部の制御によって、第3図(b) に示すように、読取窓
26から走査ビームが放射され、読取窓26の方向に向いて
いる商品5のバーコード50aを走査し、その反射光によ
ってバーコード50aが読み取られてデータが認識され
る。
【0008】上記例では読取窓26に板ガラスを使用した
場合を説明したが、小型のスキャナでは透過型ホログラ
ムが使用される場合がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、複数方向に走査する走査パターンを形成させるため
に、ボリゴンミラーの前方に複数枚, 上記例では6枚の
走査パターン形成ミラーが配置されているので、部品点
数が多くてコストが掛かり、また配置スペースが装置の
小型化を阻害しており、更にバーコードからの反射光は
読取窓から走査パターン形成ミラー, ポリゴンミラー,
及び集光レンズ等を経て受光センサに到達するので、ミ
ラー等の透過率が悪いと反射光の減衰を招いて読取性能
が低下するという問題点がある。
【0010】本発明は、読取性能が向上し、且つ小型化
及びコストの改善を図ることができる読取装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1図は本発明の原理構
成図である。図において、20は光源、29は反射型ホログ
ラム、50は被走査体、24は少なくとも二種類の回折角度
を有する複数の反射型ホログラム29を多角柱の外周面に
配置し、多角柱の軸心を中心として所定速度で回転する
回転多面体、28は光源20より照射された光が回転多面体
24の反射型ホログラム29に反射して形成された少なくと
も二種類の走査ビームパターンにより被走査体50を走査
した反射光を受光して電気信号に変換する受光手段であ
る。
【0012】
【作用】光源20から照射された光が、回転する回転多面
体24の少なくとも二種類の回折角度を有する複数の反射
型ホログラム29により回折されて異なる方向に反射し
て、少なくとも二種類の走査ビームパターンが形成さ
れ、走査ビームパターンが被走査体50を走査し、その反
射光を受光手段28に受光して電気信号に変換して被走査
体50が読み取られる。
【0013】このようにして、光源20から照射された光
を回転多面体24の複数の反射型ホログラム29によって走
査ビームパターンに形成することができるので、従来例
のように走査パターン形成ミラーを必要とせず、部品点
数が減少してスペース及びコストが削減される。
【0014】また回転多面体24の形状が多角柱で軸心を
中心として回転するので回転が安定し、更に受光手段28
が受光する光がミラーによって減衰することがないの
で、読取性能を高めることができる。
【0015】
【実施例】図2により本発明の一実施例を説明する。図
2は従来例で説明した光学ユニットに本発明を適用した
斜視図である。図3と同一符号は同一対象物を示す。
【0016】図2のホログラム29a〜29f,受光センサ28
a及びバーコード50aは、図1の反射型ホログラム29,
受光手段28及び被走査体50夫々対応している。図2(a)
及び(b) に示すように、スキャナ1aにおいて、六角柱状
に形成された回転多面体24bの外周面には夫々異なる回
折角度が設定された反射型のホログラム29a〜29fが取
り付けられている。回転多面体24bは軸心を中心として
モータM1によって所定速度で回転する。
【0017】また従来例で説明した走査パターン形成ミ
ラー25a〜25fは省略されている。このような構成を有
するので、光源20aから照射された光が平面ミラー23で
反射し、回転する回転多面体24bの回折角度の異なる各
ホログラム29a〜29fにより回折されて異なる方向に反
射して、6種類の走査ビームパターンが形成され、読取
窓26から外部へ放射されて走査ビームパターンが商品5
のバーコード50aを走査し、その反射光を受光センサ28
aで受光して電気信号に変換してバーコード50aが読み
取られる。 このようにして、光源20aから照射された
光を回転多面体24bのホログラム29a〜29fによって走
査ビームパターンに形成することができるので、従来例
のように走査パターン形成ミラー25a〜25fを必要とせ
ず、部品点数が減少してスペース及びコストが削減され
て、スキャナ1aの小型化及びコストの改善を図ることが
できる。
【0018】また回転多面体24bの形状が多角柱で軸心
を中心として回転するので回転が安定し、更にバーコー
ド50aから反射して受光センサ28aが受光する光が途中
のミラーによって減衰することがないので、読取性能を
高めることができる。
【0019】更に従来は小型スキャナの場合に、読取窓
に透過型ホログラムを使用しているが、ホログラム29a
〜29fにより読取窓26の所望範囲に走査ビームを放射す
ることができるので、透過型ホログラムを使用しないで
も小型化することができる。
【0020】そして透過型ホログラムを使用した場合に
は一層小型化することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも二種類の回折角度を有する複数の反射型ホログ
ラムを外周面に備えた回転多面体によって光源からの照
射光を異なる方向に反射して、複数の走査パターンを形
成することができるので、従来使用されている走査パタ
ーン形成用のミラー群を省略することができ、スペース
が節約され、部品点数が減少して、装置の小型化及びコ
ストの改善を図ることができ、また被走査体を走査して
反射した光が走査パターン形成用のミラー群を経ずに受
光手段に受光されるので、光の減衰がなく読取性能を高
めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の実施例を示す構成図
【図3】 本発明が適用される読取装置の構成図
【図4】 バーコードの説明図
【符号の説明】
20,20aは光源、 24,24bは回転多面体、 24
aはポリゴンミラー、28は受光手段、 28aは
受光センサ、 29は反射型ホログラム、29a〜29f
はホログラム、50は被走査体、 50aはバーコ
ード、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/12 G06K 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源(20)と、少なくとも二種類の回折角
    度を有する複数の反射型ホログラム(29)を多角柱の外周
    面に配置し、軸心を中心として所定速度で回転する回転
    多面体(24)と、該光源(20)より照射された光が該回転多
    面体(24)の反射型ホログラム(29)に反射して形成された
    少なくとも二種類の走査ビームパターンにより被走査体
    (50)を走査した反射光を受光して電気信号に変換する受
    光手段(28)とを備えることを特徴とする読取装置。
JP3039738A 1991-03-06 1991-03-06 読取装置 Expired - Lifetime JP2760161B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3039738A JP2760161B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 読取装置

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JP3039738A JP2760161B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04277888A JPH04277888A (ja) 1992-10-02
JP2760161B2 true JP2760161B2 (ja) 1998-05-28

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