JP2766142B2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JP2766142B2 JP2766142B2 JP26335592A JP26335592A JP2766142B2 JP 2766142 B2 JP2766142 B2 JP 2766142B2 JP 26335592 A JP26335592 A JP 26335592A JP 26335592 A JP26335592 A JP 26335592A JP 2766142 B2 JP2766142 B2 JP 2766142B2
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- Japan
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- socket
- support
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICソケットに関し、
特にDIP(Dual Inline Packag
e)型ICのICソケットに関する。
特にDIP(Dual Inline Packag
e)型ICのICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】ICが回路基板に実装される際は、直
接、半出付するか、或いは、ソケットを半田付してIC
を差し込むかである。特に頻繁にICを交換する可能性
がある場合はソケットを用いることが多く実使用だけで
なく、ICのテスト用やBTスクリーニングの治具とし
ても使用される。また、ICは基板に実装される形態に
より一つのチップに対して、通常、数種類のパッケージ
が用意される。
接、半出付するか、或いは、ソケットを半田付してIC
を差し込むかである。特に頻繁にICを交換する可能性
がある場合はソケットを用いることが多く実使用だけで
なく、ICのテスト用やBTスクリーニングの治具とし
ても使用される。また、ICは基板に実装される形態に
より一つのチップに対して、通常、数種類のパッケージ
が用意される。
【0003】図3(a)及び(b)はDIP型ICの外
観を示す側面図である。数種類のICの中でもDIP型
のICは図3に示すように、チップを樹脂封止して形成
される樹脂製の外郭体41をもっており、この外郭体4
1の両側面よりリード42が突出し、未端部で所定の角
度に曲げられた構造である。このICは生産性が良く、
パッケージコストが安いため、ICの生産当所より現在
に至るまで、幅広く使われている。
観を示す側面図である。数種類のICの中でもDIP型
のICは図3に示すように、チップを樹脂封止して形成
される樹脂製の外郭体41をもっており、この外郭体4
1の両側面よりリード42が突出し、未端部で所定の角
度に曲げられた構造である。このICは生産性が良く、
パッケージコストが安いため、ICの生産当所より現在
に至るまで、幅広く使われている。
【0004】図4(a)〜(c)は従来のICソケット
の一例を示す平面図及び断面図である。このようなDI
P型のICに適用されるICソケットは、例えば、図4
に示すように、ICの外郭体41を載置する面とICの
リード42が挿入される窪み32をもつ支持台31を有
している。またこの支持台31の窪み32にはICのリ
ード42に対応する受金部33がそのリードピン34を
支持台31を貫通させて設けられている。
の一例を示す平面図及び断面図である。このようなDI
P型のICに適用されるICソケットは、例えば、図4
に示すように、ICの外郭体41を載置する面とICの
リード42が挿入される窪み32をもつ支持台31を有
している。またこの支持台31の窪み32にはICのリ
ード42に対応する受金部33がそのリードピン34を
支持台31を貫通させて設けられている。
【0005】受金部33は、導電性のばね性のある二枚
の板部材で製作され、そしてこの二枚の板部材の一端側
をやや拡げて曲げられICのリード42が入り易いよう
に形成され、中間部は二枚の板部材が接触するよう折り
曲げ返えされ挿入されるリード42がこの二枚の板状部
材で挟さまればね圧で接触して電気的接続が得られる。
また、他端側は、支持体31に埋設されるリードピン3
4と接合されている。
の板部材で製作され、そしてこの二枚の板部材の一端側
をやや拡げて曲げられICのリード42が入り易いよう
に形成され、中間部は二枚の板部材が接触するよう折り
曲げ返えされ挿入されるリード42がこの二枚の板状部
材で挟さまればね圧で接触して電気的接続が得られる。
また、他端側は、支持体31に埋設されるリードピン3
4と接合されている。
【0006】このようなICソケットへのICの装填に
は、まず、ICのリード42をそれぞれ対応する受金部
33に合せて乗せ、ICの外郭体41を押し、リード4
2が受金部33の間に納り、外郭体41が支持台31の
載置面に接触させて完了する。また、ICを取り外すに
は、まずICのリードが突出してない外郭体41の側面
を把み受金部33より、全てのリードが抜けるまで上に
引き上げて行う。
は、まず、ICのリード42をそれぞれ対応する受金部
33に合せて乗せ、ICの外郭体41を押し、リード4
2が受金部33の間に納り、外郭体41が支持台31の
載置面に接触させて完了する。また、ICを取り外すに
は、まずICのリードが突出してない外郭体41の側面
を把み受金部33より、全てのリードが抜けるまで上に
引き上げて行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のICソ
ケットは、ICの押し込み、引き抜きの際に、リードに
対して横方向の力が加わり易くしばしば、リード42
が、図3の矢印方向に曲る。この曲りが生じたICを角
度ICソケットに装填することが困難になる。また、こ
の曲りを修正することは難しく、ややもするとリードを
折損させるという問題がある。
ケットは、ICの押し込み、引き抜きの際に、リードに
対して横方向の力が加わり易くしばしば、リード42
が、図3の矢印方向に曲る。この曲りが生じたICを角
度ICソケットに装填することが困難になる。また、こ
の曲りを修正することは難しく、ややもするとリードを
折損させるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、ICの装填あるいは抜き
取りの際にリードに曲りを生じさせないICソケットを
提供することである。
取りの際にリードに曲りを生じさせないICソケットを
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のICソケット
は、前記外郭体と相似の窪みが略々中央に形成されると
ともにこの窪みの両側に沿って前記リードと接触する電
極部を並べて配置する支持台と、この支持台の一端にヒ
ンジ機構を介して取付けられるとともに前記電極部に載
置される前記リードの根元部を押される部材とを備えて
いる。
は、前記外郭体と相似の窪みが略々中央に形成されると
ともにこの窪みの両側に沿って前記リードと接触する電
極部を並べて配置する支持台と、この支持台の一端にヒ
ンジ機構を介して取付けられるとともに前記電極部に載
置される前記リードの根元部を押される部材とを備えて
いる。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0011】図1(a)〜(c)は本発明のICソケッ
トの一実施例を示す側面図、上面図及び断面図である。
このICソケットは、図1に示すように、中央にICの
外郭体41と相似の窪みを有し、その面を載置面9と
し、この載置面9の両側にICのリード42が挿入され
る窪み8をもつ支持台1と、この支持台1の一端にヒン
ジ機構3を介して取付けられるとともにICを押さえ保
持する押さえ板2と、支持台2の他端にヒンジ機構5を
介して取付けられるとともに押さえ板2を係止するフッ
ク4と、載置されるICのリード42の根元平坦部と接
触する電極部6aをもつつともに支持台1を貫通するリ
ードピン6とを備えている。
トの一実施例を示す側面図、上面図及び断面図である。
このICソケットは、図1に示すように、中央にICの
外郭体41と相似の窪みを有し、その面を載置面9と
し、この載置面9の両側にICのリード42が挿入され
る窪み8をもつ支持台1と、この支持台1の一端にヒン
ジ機構3を介して取付けられるとともにICを押さえ保
持する押さえ板2と、支持台2の他端にヒンジ機構5を
介して取付けられるとともに押さえ板2を係止するフッ
ク4と、載置されるICのリード42の根元平坦部と接
触する電極部6aをもつつともに支持台1を貫通するリ
ードピン6とを備えている。
【0012】また、リードピン6の電極部は円柱状であ
って、その先端は丸み味びている。さらに、支持台1の
中央の窪みは、外郭体41より少し大きめ相似形状の窪
みであってこの窪みに外郭体41を入れることによりリ
ード42の根元の平坦部と電極部6aと位置が一致す
る。
って、その先端は丸み味びている。さらに、支持台1の
中央の窪みは、外郭体41より少し大きめ相似形状の窪
みであってこの窪みに外郭体41を入れることによりリ
ード42の根元の平坦部と電極部6aと位置が一致す
る。
【0013】次に、このICソケットにICの装填及び
取外しについて説明する。まず、ICを装填するには、
押さえ板2を開き、ICの外郭体41を載置面9に乗せ
ると同時にリード42の根元の平坦部と電極部6aに乗
せる。このとき、載置面9と外郭体41との間に0.0
5〜0.1mm程度の隙間が生じている。すなわちIC
はリード42が電極部6aに乗せられていることにな
る。次に、ヒンジ機構3により押さえ板2を回転させ、
リード42を電極部6aと押さえ板の柔らかな面で狭み
押さえる。次に、ヒンジ機構5によりフック4を回転さ
せ、押さえ板2を固定する。
取外しについて説明する。まず、ICを装填するには、
押さえ板2を開き、ICの外郭体41を載置面9に乗せ
ると同時にリード42の根元の平坦部と電極部6aに乗
せる。このとき、載置面9と外郭体41との間に0.0
5〜0.1mm程度の隙間が生じている。すなわちIC
はリード42が電極部6aに乗せられていることにな
る。次に、ヒンジ機構3により押さえ板2を回転させ、
リード42を電極部6aと押さえ板の柔らかな面で狭み
押さえる。次に、ヒンジ機構5によりフック4を回転さ
せ、押さえ板2を固定する。
【0014】また、ICを取外す場合は、まず、フック
4を外し、押さえ板を開き、ICを取出す。このように
装填する場合及び取外す場合でも、単にICを乗せ、把
み上げるだけで、この動作によって、リード42に横方
向の力を与えることが無い。
4を外し、押さえ板を開き、ICを取出す。このように
装填する場合及び取外す場合でも、単にICを乗せ、把
み上げるだけで、この動作によって、リード42に横方
向の力を与えることが無い。
【0015】図2(a)及び(b)は本発明のICソケ
ットの他の実施例を示す断面図である。このICソケッ
トは、図2に示すように、支持台11の両側上面を低く
したことである。それ以外は前述の実施例と同じであ
る。
ットの他の実施例を示す断面図である。このICソケッ
トは、図2に示すように、支持台11の両側上面を低く
したことである。それ以外は前述の実施例と同じであ
る。
【0016】この支持台11の両側を低くしたことによ
り、側面より直すぐに伸びるリード32をもつICの場
合でも適用出来る。すなわち図2(a)に示すように、
外郭体31と相似形状をもつ窪みの載置面19に外郭体
41を乗せ、リード22を電極部6aに乗せても、リー
ド32に干渉する物が無い。
り、側面より直すぐに伸びるリード32をもつICの場
合でも適用出来る。すなわち図2(a)に示すように、
外郭体31と相似形状をもつ窪みの載置面19に外郭体
41を乗せ、リード22を電極部6aに乗せても、リー
ド32に干渉する物が無い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ICの外
郭体を挿入して位置決めする窪みを支持台に形成し、こ
の窪みの両側に沿って並び露出するとともに前記ICの
外郭体より突出するリードの根元部に対応するようにリ
ードピンの電極部を配置し、この電極部に対して垂直方
向に押し付ける押圧手段を設けることによって、前記I
Cの外郭体を単に前記窪み入れるだけで、前記リードと
電極部がその位置を一致させ、前記押圧手段で前記リー
ドを前記電極部に垂直に押し付けることが出来るので、
横方向の力によるリードの曲げを生ずるこのなくICの
装填及び取外しが出来るという効果がある。
郭体を挿入して位置決めする窪みを支持台に形成し、こ
の窪みの両側に沿って並び露出するとともに前記ICの
外郭体より突出するリードの根元部に対応するようにリ
ードピンの電極部を配置し、この電極部に対して垂直方
向に押し付ける押圧手段を設けることによって、前記I
Cの外郭体を単に前記窪み入れるだけで、前記リードと
電極部がその位置を一致させ、前記押圧手段で前記リー
ドを前記電極部に垂直に押し付けることが出来るので、
横方向の力によるリードの曲げを生ずるこのなくICの
装填及び取外しが出来るという効果がある。
【図1】本発明のICソケットの一実施例を示す側面
図、上面図及び断面図である。
図、上面図及び断面図である。
【図2】本発明のICソケットの他の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図3】DIP型ICの外観を示す側面図である。
【図4】従来のICソケットの一例を示す上面図及び断
面図である。
面図である。
1,11,31 支持台 2,12 押さえ板 3,5 ヒンジ機構 4 フック 6,34 リードピン 8,32 窪み 9,19 載置面 22,42 リード 33 受金部
Claims (1)
- 【請求項1】 外郭体の側面より垂直に突出し途中所定
の角度で折れ曲るリードをもつICを装填するICソケ
ットにおいて、前記外郭体と相似の窪みが略々中央に形
成されるとともにこの窪みの両側に沿って前記リードと
接触する電極部を並べて配置する支持台と、この支持台
の一端にヒンジ機構を介して取付けられるとともに前記
電極部に載置される前記リードの根元部を押される部材
とを備えることを特徴とするICソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26335592A JP2766142B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26335592A JP2766142B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | Icソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06120377A JPH06120377A (ja) | 1994-04-28 |
JP2766142B2 true JP2766142B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=17388334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26335592A Expired - Fee Related JP2766142B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766142B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP26335592A patent/JP2766142B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06120377A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |