JP2760832B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2760832B2 JP2760832B2 JP1025782A JP2578289A JP2760832B2 JP 2760832 B2 JP2760832 B2 JP 2760832B2 JP 1025782 A JP1025782 A JP 1025782A JP 2578289 A JP2578289 A JP 2578289A JP 2760832 B2 JP2760832 B2 JP 2760832B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- circuit board
- display device
- lower electrode
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、雑音を発生させないようにしたELをバック
ライトとして使用するバックライト方式液晶表示装置に
関する。
ライトとして使用するバックライト方式液晶表示装置に
関する。
[従来の技術] 液晶表示装置が大形な表示ができるように改良されて
きたのに伴って、携帯型の情報処理装置に、薄型の表示
装置として広く用いられるようになってきた。その場
合、明るく見易い表示を得るために、周囲の外光の反射
に頼らず、自身が内蔵する光源で背後から液晶表示素子
を照明するようにしたバックライト方式が好んで用いら
れている。バックライト方式液晶表示装置を極力薄くし
ようとする場合、現在は光源としてELを用いることが最
適である(特開昭60−178482号公報など)。
きたのに伴って、携帯型の情報処理装置に、薄型の表示
装置として広く用いられるようになってきた。その場
合、明るく見易い表示を得るために、周囲の外光の反射
に頼らず、自身が内蔵する光源で背後から液晶表示素子
を照明するようにしたバックライト方式が好んで用いら
れている。バックライト方式液晶表示装置を極力薄くし
ようとする場合、現在は光源としてELを用いることが最
適である(特開昭60−178482号公報など)。
[発明が解決しようとする課題] 現在、ELは交流を用いて点灯されている。上記のよう
な、バックライト方式液晶表示装置を使用する携帯型の
情報処理装置などでは、情報処理自体に使用する電子回
路部品の最終電源としては電池を使用するのが普通であ
る。これに対し、現在のELは、電子回路部品などに比較
して高電圧の交流電源を必要とするが、これは其のため
のインバータ電源を使用することにより解決される。
な、バックライト方式液晶表示装置を使用する携帯型の
情報処理装置などでは、情報処理自体に使用する電子回
路部品の最終電源としては電池を使用するのが普通であ
る。これに対し、現在のELは、電子回路部品などに比較
して高電圧の交流電源を必要とするが、これは其のため
のインバータ電源を使用することにより解決される。
本発明者等はインバータ電源により点灯するELを使用
したバックライト方式の大形液晶表示装置を試作して検
討を行った。ELをバックライトとして使用する液晶表示
装置は現在既に広く使用されているが、ELの上側電極と
下側電極の何れを基準電位とすべきかに対する規定のよ
うなものは存在していない。試作に際しては、ELの上側
電極と下側電極のそれぞれを基準電位とした双方の場合
について検討したが、発明者等はELの上側電極を液晶表
示装置の回路基板の基準電位と共通にした場合に、この
液晶表示装置からインバータ電源の周波数に等しい雑音
が生ずることを発見した。
したバックライト方式の大形液晶表示装置を試作して検
討を行った。ELをバックライトとして使用する液晶表示
装置は現在既に広く使用されているが、ELの上側電極と
下側電極の何れを基準電位とすべきかに対する規定のよ
うなものは存在していない。試作に際しては、ELの上側
電極と下側電極のそれぞれを基準電位とした双方の場合
について検討したが、発明者等はELの上側電極を液晶表
示装置の回路基板の基準電位と共通にした場合に、この
液晶表示装置からインバータ電源の周波数に等しい雑音
が生ずることを発見した。
本発明は上記のような従来のELバックライト方式液晶
表示装置の問題点を解決し、雑音が生じないようにした
ELバックライト方式液晶表示装置を提供することを目的
とする。
表示装置の問題点を解決し、雑音が生じないようにした
ELバックライト方式液晶表示装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては、ELによ
り背後から照明するようにした液晶表示装置において、
ELの下側電極の基準電位を液晶表示装置の回路基板の基
準電位と共通の同電位とすることにした。
り背後から照明するようにした液晶表示装置において、
ELの下側電極の基準電位を液晶表示装置の回路基板の基
準電位と共通の同電位とすることにした。
[作用] ELは通常100V以上の交流電圧で点灯させる。そのた
め、ELの上側電極を液晶表示装置の基準電位と共通にす
ると、ELの下側電極と液晶表示装置の回路基板との間に
100V以上の交流電圧が印加されることになる。ELと回路
基板との間隔は狭く(薄型の表示装置にしようとすれば
当然のことである)、しかも面積は広いため、ELの下側
電極と液晶表示装置の回路基板の間に、両者の間に印加
されている交流電圧の周波数と同じ周波数で変化する電
気的な力が作用し、それにより、回路基板またはELの何
れか一方または双方が振動し、雑音が生ずるものと考え
られる。
め、ELの上側電極を液晶表示装置の基準電位と共通にす
ると、ELの下側電極と液晶表示装置の回路基板との間に
100V以上の交流電圧が印加されることになる。ELと回路
基板との間隔は狭く(薄型の表示装置にしようとすれば
当然のことである)、しかも面積は広いため、ELの下側
電極と液晶表示装置の回路基板の間に、両者の間に印加
されている交流電圧の周波数と同じ周波数で変化する電
気的な力が作用し、それにより、回路基板またはELの何
れか一方または双方が振動し、雑音が生ずるものと考え
られる。
本発明によりバックライト用ELの下側電極の基準電位
を液晶表示装置の回路基板の基準電位と共通の同電位と
すれば、バックライト用ELの下側電極と液晶表示装置の
回路基板との間に上記のような電気的な力は作用しなく
なり、従って、そのための振動や雑音は生じなくなる。
を液晶表示装置の回路基板の基準電位と共通の同電位と
すれば、バックライト用ELの下側電極と液晶表示装置の
回路基板との間に上記のような電気的な力は作用しなく
なり、従って、そのための振動や雑音は生じなくなる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の要部を模式的に示す説明
図である。図中、1はEL,2は液晶表示装置の回路基板、
3は液晶表示素子、4はEL用のインバータ電源、5はEL
の下側電極、6はELの上側電極である。インバータ電源
4は液晶表示装置に内蔵させることも、外付けにするこ
とも出来る。図示のように、ELの下側電極5と液晶表示
装置の回路基板2とに共通に基準電位をとり、ELの上側
電極6に駆動電圧を印加する。このようにすることによ
り、ELと回路基板との間で雑音が発生しなくなる。
図である。図中、1はEL,2は液晶表示装置の回路基板、
3は液晶表示素子、4はEL用のインバータ電源、5はEL
の下側電極、6はELの上側電極である。インバータ電源
4は液晶表示装置に内蔵させることも、外付けにするこ
とも出来る。図示のように、ELの下側電極5と液晶表示
装置の回路基板2とに共通に基準電位をとり、ELの上側
電極6に駆動電圧を印加する。このようにすることによ
り、ELと回路基板との間で雑音が発生しなくなる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ELの下側電極と
液晶表示装置の回路基板との間に変動する電気的な力が
作用しなくなり、従って従来のような雑音は生じなくな
る。
液晶表示装置の回路基板との間に変動する電気的な力が
作用しなくなり、従って従来のような雑音は生じなくな
る。
第1図は本発明の一実施例の要部を模式的に示す説明図
である。 1…EL,2…液晶表示装置の回路基板、3…液晶表示素
子、4…EL用インバータ電源、5…ELの下側電極、6…
ELの上側電極。
である。 1…EL,2…液晶表示装置の回路基板、3…液晶表示素
子、4…EL用インバータ電源、5…ELの下側電極、6…
ELの上側電極。
フロントページの続き (72)発明者 青木 勇 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 石野 寿 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小川 浩 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−139797(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1335 530
Claims (1)
- 【請求項1】液晶表示素子と、該液晶表示素子を背後か
ら照明するELと、インバータ電源と、回路基板とを有
し、上記ELを上記液晶表示素子と上記回路基板との間に
挟むように設け、上記ELに上記液晶表示素子側の上側電
極と、上記回路基板側の下側電極を設け、上記上側電極
と下側電極間に上記インバータ電源により交流電圧を印
加し、上記下側電極を上記回路基板の基準電位と同電位
としたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025782A JP2760832B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025782A JP2760832B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02205823A JPH02205823A (ja) | 1990-08-15 |
JP2760832B2 true JP2760832B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12175406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1025782A Expired - Lifetime JP2760832B2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760832B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4060313B2 (ja) | 2004-01-28 | 2008-03-12 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
JP4910023B2 (ja) | 2009-08-27 | 2012-04-04 | シャープ株式会社 | 光源装置 |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1025782A patent/JP2760832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02205823A (ja) | 1990-08-15 |
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Legal Events
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