JP2760365B2 - 個体識別装置における交信方法 - Google Patents
個体識別装置における交信方法Info
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- JP2760365B2 JP2760365B2 JP3021228A JP2122891A JP2760365B2 JP 2760365 B2 JP2760365 B2 JP 2760365B2 JP 3021228 A JP3021228 A JP 3021228A JP 2122891 A JP2122891 A JP 2122891A JP 2760365 B2 JP2760365 B2 JP 2760365B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個体毎に応答器を取付
け、応答器内のメモリの記憶内容を質問器が非接触で読
出すことにより、上記個体の識別を行ったり、個体に帯
同する情報の認知を行う個体識別装置における交信方法
に関する。
け、応答器内のメモリの記憶内容を質問器が非接触で読
出すことにより、上記個体の識別を行ったり、個体に帯
同する情報の認知を行う個体識別装置における交信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、応答器を商品などの物体に取り付
け、質問器を地上に固定設置し、ベルトコンベアなどに
より搬送されてくる商品の応答器と、質問器の間で非接
触で、交信を行い、応答器のメモリに記憶された情報を
質問器側で読み取る。この読取られた情報は、質問器に
接続する上位計算器に転送され、商品の種類毎の計数処
理等が行われる。また、上位計算機の指示で、ある応答
器の記憶情報を質問器により読出し、この読出した情報
を質問器から他の応答器に送信し、その応答器のメモリ
に情報を書き込むことにより、二つの応答器間の情報の
コピーを行うことも可能となってきた。
け、質問器を地上に固定設置し、ベルトコンベアなどに
より搬送されてくる商品の応答器と、質問器の間で非接
触で、交信を行い、応答器のメモリに記憶された情報を
質問器側で読み取る。この読取られた情報は、質問器に
接続する上位計算器に転送され、商品の種類毎の計数処
理等が行われる。また、上位計算機の指示で、ある応答
器の記憶情報を質問器により読出し、この読出した情報
を質問器から他の応答器に送信し、その応答器のメモリ
に情報を書き込むことにより、二つの応答器間の情報の
コピーを行うことも可能となってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置において、質
問器を介して二つの応答器間で情報のコピーを行うと
き、情報転送のための交信時間は情報量に比例する。上
述のように応答器を帯同させた個体を搬送する場合、質
問器が応答器と交信できる範囲が限られているので、転
送情報が多いと全ての情報を転送できないという不具合
が生じる。
問器を介して二つの応答器間で情報のコピーを行うと
き、情報転送のための交信時間は情報量に比例する。上
述のように応答器を帯同させた個体を搬送する場合、質
問器が応答器と交信できる範囲が限られているので、転
送情報が多いと全ての情報を転送できないという不具合
が生じる。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て特性情報についてそのコピー転送のための質問器およ
び応答器間の交信時間を短縮することの可能な個体識別
装置における交信方法を提供することにある。
て特性情報についてそのコピー転送のための質問器およ
び応答器間の交信時間を短縮することの可能な個体識別
装置における交信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、質問器と応答器との間で非接触で
データの交信を行う個体識別装置のデータ交信方法にお
いて、交信対象のデータを複数のページデータに予め分
割し、データ送信側では送信対象のページデータについ
てデータ圧縮の可否を判定し、圧縮可の判定が得られた
ページデータを圧縮してデータ受信側に送信することを
特徴とする。
るために、本発明は、質問器と応答器との間で非接触で
データの交信を行う個体識別装置のデータ交信方法にお
いて、交信対象のデータを複数のページデータに予め分
割し、データ送信側では送信対象のページデータについ
てデータ圧縮の可否を判定し、圧縮可の判定が得られた
ページデータを圧縮してデータ受信側に送信することを
特徴とする。
【0006】
【作用】本発明では、個体識別装置において用いられる
交信データには圧縮可能なデータ、たとえば未使用のダ
ミーデータが有ることに着目し、この圧縮可能なデータ
から構成されるページデータのみを圧縮する。このた
め、データ全体を圧縮しないので、本来送信すべきデー
タの信号形態を変形することなく確実に相手側機器にデ
ータ送信できる。また、データを圧縮した部分について
は送信の情報量が減少するので、交信時間も短縮され
る。
交信データには圧縮可能なデータ、たとえば未使用のダ
ミーデータが有ることに着目し、この圧縮可能なデータ
から構成されるページデータのみを圧縮する。このた
め、データ全体を圧縮しないので、本来送信すべきデー
タの信号形態を変形することなく確実に相手側機器にデ
ータ送信できる。また、データを圧縮した部分について
は送信の情報量が減少するので、交信時間も短縮され
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明実施例のシステム構成例を示
す。図1において、質問器1は制御の中心となるマイク
ロコンピュータ10, 上位計算機3とのインタフェース
回路11, 応答器2aとの送受信を行う送受信回路12
aと送受信アンテナ13a,応答器2bとの送受信を行
う送受信回路12bと送受信アンテナ13bから構成さ
れる。応答器2aは制御の中心となるマイクロコンピュ
ータ20,電源を供給する電池21, 質問器1との送受
信を行う送受信回路22と送受信アンテナ23から構成
される。応答器2bも応答器2aと同様に構成される。
に説明する。図1は本発明実施例のシステム構成例を示
す。図1において、質問器1は制御の中心となるマイク
ロコンピュータ10, 上位計算機3とのインタフェース
回路11, 応答器2aとの送受信を行う送受信回路12
aと送受信アンテナ13a,応答器2bとの送受信を行
う送受信回路12bと送受信アンテナ13bから構成さ
れる。応答器2aは制御の中心となるマイクロコンピュ
ータ20,電源を供給する電池21, 質問器1との送受
信を行う送受信回路22と送受信アンテナ23から構成
される。応答器2bも応答器2aと同様に構成される。
【0008】図2は応答器2aからリード (読取) され
るデータの構成の一例である。ここではデータの容量は
2Kバイトで、16分割されている。一つの分割を1ペ
ージとし、1ページは128バイトである。先頭の2ペ
ージのみが使用され、残りは未使用とする。
るデータの構成の一例である。ここではデータの容量は
2Kバイトで、16分割されている。一つの分割を1ペ
ージとし、1ページは128バイトである。先頭の2ペ
ージのみが使用され、残りは未使用とする。
【0009】図3, 図4は本実施例の質問器1および応
答器2a, 2b間のデータ転送のために実行される通信
の内容を示す。図3において、データの読取りのための
質問器1の応答器2aへの予び掛けCALはリードコマ
ンド (読取命令)C1と誤り制御に利用するパリティP
1から構成される。応答器2aの質問器1への応答AN
Sは応答コマンドC2, ページ圧縮データPI, リード
データDRと誤り制御に利用するパリティP2から構成
される。ページ圧縮データPIは図2のデータの場合、
個々のページが圧縮可能か不可能かを示す種類情報PI
0,PI1,・・・,PIFから構成される。
答器2a, 2b間のデータ転送のために実行される通信
の内容を示す。図3において、データの読取りのための
質問器1の応答器2aへの予び掛けCALはリードコマ
ンド (読取命令)C1と誤り制御に利用するパリティP
1から構成される。応答器2aの質問器1への応答AN
Sは応答コマンドC2, ページ圧縮データPI, リード
データDRと誤り制御に利用するパリティP2から構成
される。ページ圧縮データPIは図2のデータの場合、
個々のページが圧縮可能か不可能かを示す種類情報PI
0,PI1,・・・,PIFから構成される。
【0010】図4において、データの書込みのための質
問器1から応答器2bへの呼び掛けCALはライトコマ
ンドC1, ページ圧縮データPI,ライトデータDWと
誤り制御に利用するパリティP1から構成される。応答
器2bから質問器1への応答ANSは応答コマンドC2
と誤り制御に利用するパリティP2から構成される。
問器1から応答器2bへの呼び掛けCALはライトコマ
ンドC1, ページ圧縮データPI,ライトデータDWと
誤り制御に利用するパリティP1から構成される。応答
器2bから質問器1への応答ANSは応答コマンドC2
と誤り制御に利用するパリティP2から構成される。
【0011】図5に質問器1の動作手順を示す。ここで
は質問器1と応答器2a間で行う交信手順を主に説明す
る。質問器1のマイクロコンピュータ10はステップS
1で上位計算機3が送信したコマンドやデータ等をイン
タフェース回路11を介して受信し、ライトコマンドの
有無を判定し、ライトコマンド有りの時はステップS2
へ、ライトコマンド無しの時はステップS10へ進む。
ステップS2でライトデータの圧縮可能の有無を判定
し、圧縮可能の時はステップS4へ、圧縮不可能の時は
ステップS3へ進む。ステップS3で上位計算機3から
受信したライトデータを図4に示すCAL中のライトデ
ータDWとして設定し、ステップS5へ進む。ステップ
S4でライトデータの圧縮が可能なページがあることを
図4に示すCAL中のページ圧縮データP1に示す。次
にステップS5へ進む。ステップS5で図4に示すCA
Lを応答器2aに送信し、ステップS40へ進む。
は質問器1と応答器2a間で行う交信手順を主に説明す
る。質問器1のマイクロコンピュータ10はステップS
1で上位計算機3が送信したコマンドやデータ等をイン
タフェース回路11を介して受信し、ライトコマンドの
有無を判定し、ライトコマンド有りの時はステップS2
へ、ライトコマンド無しの時はステップS10へ進む。
ステップS2でライトデータの圧縮可能の有無を判定
し、圧縮可能の時はステップS4へ、圧縮不可能の時は
ステップS3へ進む。ステップS3で上位計算機3から
受信したライトデータを図4に示すCAL中のライトデ
ータDWとして設定し、ステップS5へ進む。ステップ
S4でライトデータの圧縮が可能なページがあることを
図4に示すCAL中のページ圧縮データP1に示す。次
にステップS5へ進む。ステップS5で図4に示すCA
Lを応答器2aに送信し、ステップS40へ進む。
【0012】ステップS10で上位計算機3からのリー
ドコマンド受信の有無を判定し、リードコマンド有りの
時はステップS11へ、リードコマンド無しの時はステ
ップS20へ進む。ステップS11で図3に示すリード
コマンドC1を含むCALを送受信回路12aと送受信
アンテナ13bを介して応答器2aに送信し、ステップ
S12へ進む。ステップS12で送受信回路12aと送
受信アンテナ13bを介して図3に示す応答器2aの応
答ANS有無を判定し、応答ANS有りの時はステップ
S14へ、応答ANS無しの時はステップS13へ進
む。ステップS13でリード失敗を設定し、ステップS
18へ進む。ステップS14で図3に示す応答ANS中
のページ圧縮データを調べ、圧縮可能なページの有無を
判定し、圧縮可能なページ有りの時はステップS16
へ、圧縮可能なページ無しの時はステップS15へ進
む。ステップS15で図3に示す応答ANS中のリード
データDRから上位計算機3へ送信するリードデータを
作成し、ステップS17へ進む。ステップS16で図3
に示す応答ANS中のページ圧縮データPIで指示され
る圧縮可能なページのデータを既知のデータを用いて作
成し、ステップS17へ進む。ステップS17でリード
成功とリードデータを設定し、ステップS18へ進む。
ステップS18でステップS13又はステップS17で
設定された情報をインタフェース回路11を介して上位
計算機3へ送信し、ステップS40へ進む。
ドコマンド受信の有無を判定し、リードコマンド有りの
時はステップS11へ、リードコマンド無しの時はステ
ップS20へ進む。ステップS11で図3に示すリード
コマンドC1を含むCALを送受信回路12aと送受信
アンテナ13bを介して応答器2aに送信し、ステップ
S12へ進む。ステップS12で送受信回路12aと送
受信アンテナ13bを介して図3に示す応答器2aの応
答ANS有無を判定し、応答ANS有りの時はステップ
S14へ、応答ANS無しの時はステップS13へ進
む。ステップS13でリード失敗を設定し、ステップS
18へ進む。ステップS14で図3に示す応答ANS中
のページ圧縮データを調べ、圧縮可能なページの有無を
判定し、圧縮可能なページ有りの時はステップS16
へ、圧縮可能なページ無しの時はステップS15へ進
む。ステップS15で図3に示す応答ANS中のリード
データDRから上位計算機3へ送信するリードデータを
作成し、ステップS17へ進む。ステップS16で図3
に示す応答ANS中のページ圧縮データPIで指示され
る圧縮可能なページのデータを既知のデータを用いて作
成し、ステップS17へ進む。ステップS17でリード
成功とリードデータを設定し、ステップS18へ進む。
ステップS18でステップS13又はステップS17で
設定された情報をインタフェース回路11を介して上位
計算機3へ送信し、ステップS40へ進む。
【0013】ステップS20で上位計算機3からのコピ
ーコマンド (リード) 受信の有無を判定しコピーコマン
ド有りの時はステップS21へ、コピーコマンド無しの
時はステップS30へ進む。ステップS21で応答器2
aからデータをステップS11LWステップS18と同
様に読み出し、ステップS40へ進む。ステップS30
で上位計算機3からのコピーコマンド (ライト) 受信の
有無を判定し、コピーコマンド有りの時はステップS3
1へ、コピーコマンド無しの時はステップS40へ進
む。ステップS31で応答器2aからデータをステップ
S2以下ステップS18と同様に読み出し、ステップS
40へ進む。
ーコマンド (リード) 受信の有無を判定しコピーコマン
ド有りの時はステップS21へ、コピーコマンド無しの
時はステップS30へ進む。ステップS21で応答器2
aからデータをステップS11LWステップS18と同
様に読み出し、ステップS40へ進む。ステップS30
で上位計算機3からのコピーコマンド (ライト) 受信の
有無を判定し、コピーコマンド有りの時はステップS3
1へ、コピーコマンド無しの時はステップS40へ進
む。ステップS31で応答器2aからデータをステップ
S2以下ステップS18と同様に読み出し、ステップS
40へ進む。
【0014】図6に応答器2の動作手順を示す。ここで
は、質問器1と応答器2a間での交信を説明する。応答
器2aのマイクロコンピュータ20はステップS101
で質問器1からのライトコマンド受信の有無を判定し、
ライトコマンド有りの時はステップS102へ、ライト
コマンド無しの時はステップ110へ進む。ステップS
2で図4に示す質問器1の送信したCAL中のページ圧
縮データPIを用い、ライトデータの圧縮可能の有無を
判定し、圧縮可能の時はステップS105へ不可能の時
はステップS110へ進む。ステップS103で各ペー
ジ毎にライトデータが含まれるかどうかを判定し、ライ
トデータが含まれる時はステップS105でライトデー
タの圧縮が指示されているページのデータを既知のデー
タを使用し、作成する。また、ページ圧縮データPIを
受信したデータPIで更新する。次にステップS106
へ進む。ステップS106でライトデータをマイクロコ
ンピュータ20内のメモリに格納しステップS130へ
進む。
は、質問器1と応答器2a間での交信を説明する。応答
器2aのマイクロコンピュータ20はステップS101
で質問器1からのライトコマンド受信の有無を判定し、
ライトコマンド有りの時はステップS102へ、ライト
コマンド無しの時はステップ110へ進む。ステップS
2で図4に示す質問器1の送信したCAL中のページ圧
縮データPIを用い、ライトデータの圧縮可能の有無を
判定し、圧縮可能の時はステップS105へ不可能の時
はステップS110へ進む。ステップS103で各ペー
ジ毎にライトデータが含まれるかどうかを判定し、ライ
トデータが含まれる時はステップS105でライトデー
タの圧縮が指示されているページのデータを既知のデー
タを使用し、作成する。また、ページ圧縮データPIを
受信したデータPIで更新する。次にステップS106
へ進む。ステップS106でライトデータをマイクロコ
ンピュータ20内のメモリに格納しステップS130へ
進む。
【0015】ステップS110で質問器1からのリード
コマンド受信の有無を判定し、受信有りの時はステップ
S111へ、受信無しの時はステップS120へ進む。
ステップS111で質問器1から指示されたリードデー
タ内のページの圧縮可能の有無を図3に示すページ圧縮
データを使用し、判定し、可能の時はステップS113
へ不可能の時はステップS112へ進む。ステップS1
12で質問器1から指示されたリードデータDRをマイ
クロコンピュータ20内のメモリから読み出して作成
し、ステップS114へ進む。ステップS113でリー
ドデータの圧縮が指示されているページのデータを図3
に示すページ圧縮データPIの様に作成してステップS
114へ進む。ステップS114で図3に示す応答AN
Sを質問器1へ送信する。
コマンド受信の有無を判定し、受信有りの時はステップ
S111へ、受信無しの時はステップS120へ進む。
ステップS111で質問器1から指示されたリードデー
タ内のページの圧縮可能の有無を図3に示すページ圧縮
データを使用し、判定し、可能の時はステップS113
へ不可能の時はステップS112へ進む。ステップS1
12で質問器1から指示されたリードデータDRをマイ
クロコンピュータ20内のメモリから読み出して作成
し、ステップS114へ進む。ステップS113でリー
ドデータの圧縮が指示されているページのデータを図3
に示すページ圧縮データPIの様に作成してステップS
114へ進む。ステップS114で図3に示す応答AN
Sを質問器1へ送信する。
【0016】ステップS120で質問器1からのクリア
コマンド受信の有無を判定し、クリアコマンド有りの時
はステップS121へ、クリアコマンド無しの時はステ
ップS130へ進む。ステップS121で質問器1から
クリアを指示されたデータに対応するマイクロコンピュ
ータ20内のメモリをクリアする。ステップS122で
ページ内の全データがクリアされたかどうかを判定し、
クリアされた時はステップ123へ、クリアされない時
はステップS130へ進む。ステップS123でページ
内の全データがクリアされた時は図3に示すページ圧縮
データをそのページが圧縮可能と設定する。例えば、ペ
ージ1, 2, ・・・, Fが圧縮可能ならはPI1,PI
2,・・・,PIFを圧縮可能を示す1を設定し、次に
ステップS130へ進む。
コマンド受信の有無を判定し、クリアコマンド有りの時
はステップS121へ、クリアコマンド無しの時はステ
ップS130へ進む。ステップS121で質問器1から
クリアを指示されたデータに対応するマイクロコンピュ
ータ20内のメモリをクリアする。ステップS122で
ページ内の全データがクリアされたかどうかを判定し、
クリアされた時はステップ123へ、クリアされない時
はステップS130へ進む。ステップS123でページ
内の全データがクリアされた時は図3に示すページ圧縮
データをそのページが圧縮可能と設定する。例えば、ペ
ージ1, 2, ・・・, Fが圧縮可能ならはPI1,PI
2,・・・,PIFを圧縮可能を示す1を設定し、次に
ステップS130へ進む。
【0017】このような動作手順に従って、質問器1お
よび応答器2a,2bの間では次の処理がなされる。 (1) 上位計算機から送出されるページデータを質問器1
において、圧縮し、応答器2aへ書き込む場合、質問器
1のマイクロコンピュータ10では圧縮可のページデー
タを判別後圧縮し、種類情報を圧縮不可に変更して、送
受信回路12aを介し送信アンテナBaからデータを応
答器2aへ送信する。
よび応答器2a,2bの間では次の処理がなされる。 (1) 上位計算機から送出されるページデータを質問器1
において、圧縮し、応答器2aへ書き込む場合、質問器
1のマイクロコンピュータ10では圧縮可のページデー
タを判別後圧縮し、種類情報を圧縮不可に変更して、送
受信回路12aを介し送信アンテナBaからデータを応
答器2aへ送信する。
【0018】(2) 応答器2aにおいてデータを読出して
質問器1に送信する際にページデータの圧縮を行う場
合、応答器2aに予め質問器1から送信する際にはペー
ジデータを圧縮せず、通常のページデータと圧縮可の種
類情報とを送信しておく。応答器2aでは質問器1から
のリードの指示に応じてページデータを送信する際に上
記種類情報に基づき、圧縮可のページデータを判別して
マイクロコンピュータ20において圧縮する。
質問器1に送信する際にページデータの圧縮を行う場
合、応答器2aに予め質問器1から送信する際にはペー
ジデータを圧縮せず、通常のページデータと圧縮可の種
類情報とを送信しておく。応答器2aでは質問器1から
のリードの指示に応じてページデータを送信する際に上
記種類情報に基づき、圧縮可のページデータを判別して
マイクロコンピュータ20において圧縮する。
【0019】以上、説明したように、本実施例では質問
器1又は応答器2a側で送信対象の中の部分的なページ
データを圧縮するので、送信データの情報量が減少し、
以て通信時間が短縮される。
器1又は応答器2a側で送信対象の中の部分的なページ
データを圧縮するので、送信データの情報量が減少し、
以て通信時間が短縮される。
【0020】本実施例の他に次の例が挙げられる。 1)質問器1側および応答器2a, 2b側のいずれでデ
ータ圧縮を行うかについてはデータの内容に応じて適宜
定めればよい。また、応答器2aの内部メモリの全記憶
データを質問器1から送信する場合は図2に示すように
未使用の空白データを送信することになる。このような
データは質問器1および応答器2a側の双方でデータ圧
縮可能となる。このような場合には、圧縮可否を示す種
類情報と、データの圧縮を許可する機器を示す識別情報
とをページデータに付加するとよい。
ータ圧縮を行うかについてはデータの内容に応じて適宜
定めればよい。また、応答器2aの内部メモリの全記憶
データを質問器1から送信する場合は図2に示すように
未使用の空白データを送信することになる。このような
データは質問器1および応答器2a側の双方でデータ圧
縮可能となる。このような場合には、圧縮可否を示す種
類情報と、データの圧縮を許可する機器を示す識別情報
とをページデータに付加するとよい。
【0021】2)圧縮されたデータを受信した機器側で
は圧縮データのまま記憶してもよいが、データ伸張を行
ってもよいことは言うまでもない。この場合、受信デー
タを別の機器に送信するときにデータ圧縮を行うことに
なる。また、種類情報として圧縮可否の他に、圧縮済の
有無を示す識別情報を送信データに付加すると、データ
受信側では通常データと圧縮データとの識別が可能とな
りデータ伸張が可能となる。なお、未使用データのよう
な特定データについては上記種類情報と識別情報を1つ
の情報により兼用することができる。
は圧縮データのまま記憶してもよいが、データ伸張を行
ってもよいことは言うまでもない。この場合、受信デー
タを別の機器に送信するときにデータ圧縮を行うことに
なる。また、種類情報として圧縮可否の他に、圧縮済の
有無を示す識別情報を送信データに付加すると、データ
受信側では通常データと圧縮データとの識別が可能とな
りデータ伸張が可能となる。なお、未使用データのよう
な特定データについては上記種類情報と識別情報を1つ
の情報により兼用することができる。
【0022】3)圧縮済のページデータ又は圧縮を許可
するページデータの位置を示すデータは本実施例のよう
にページデータ毎にその圧縮の可否を示す種類情報を付
加する方法の他、圧縮済又は圧縮を許可するデータのデ
ータ位置を示す位置情報をまとめて送信する方法も可能
である。
するページデータの位置を示すデータは本実施例のよう
にページデータ毎にその圧縮の可否を示す種類情報を付
加する方法の他、圧縮済又は圧縮を許可するデータのデ
ータ位置を示す位置情報をまとめて送信する方法も可能
である。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、質問器と応答器との間の交信時間を短縮できるの
で、応答器の移動時間を高速とすることができ、また大
容量の情報を送信することも可能となる。また、データ
全体を圧縮しないので、データ圧縮により送信データが
損なわれることもない。
ば、質問器と応答器との間の交信時間を短縮できるの
で、応答器の移動時間を高速とすることができ、また大
容量の情報を送信することも可能となる。また、データ
全体を圧縮しないので、データ圧縮により送信データが
損なわれることもない。
【図1】本発明実施例のシステム構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明実施例の応答器からリードされるデータ
の内容を示す構成図である。
の内容を示す構成図である。
【図3】本発明実施例の質問器と応答器の通信 (リード
コマンド)内容の一例を示す説明図である。
コマンド)内容の一例を示す説明図である。
【図4】本発明実施例の質問器と応答器の通信 (ライト
コマンド)内容の一例を示す説明図である。
コマンド)内容の一例を示す説明図である。
【図5】本発明実施例の質問器の動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】本発明実施例の応答器の動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 質問器 2a 応答器 2b 応答器 3 上位計算機 10 マイクロコンピュータ 11 インタフェース(i/F)回路 20 マイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】質問器と応答器との間で非接触でデータの
交信を行う個体識別装置のデータ交信方法において、交
信対象のデータを複数のページデータに予め分割し、デ
ータ送信側では送信対象のページデータについてデータ
圧縮の可否を判定し、圧縮可の判定が得られたページデ
ータを圧縮してデータ受信側に送信することを特徴とす
る個体識別装置のデータ交信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021228A JP2760365B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 個体識別装置における交信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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