JP2759589B2 - 強誘電性液晶表示素子 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電性液晶を用いた
液晶表示素子に関する。
液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】クラーク(Clark)とラガーウォル
(Lagerwall)はApplied Physi
cs Letters 第36巻、第11号(1980
年6月1日発行)P.899〜901、特開昭56−1
07216号公報、米国特許第4367924号明細
書、米国特許第4563059号明細書等で、表面安定
化強誘電性液晶(Surface−stabilize
d ferroelectric liquid cr
ystal)による双安定性強誘電性液晶素子を明らか
にした。この双安定性強誘電性液晶素子は、バルク状態
のカイラルスメクチックC相(SmC *)、H相(Sm
H *)等における液晶分子のらせん配列構造の形成を制
御するのに十分に小さい間隔に設定した一対の基板間に
液晶を配置させ、かつ、複数の液晶分子で組織された垂
直分子層を一方向に配列させることによって実現され
た。
(Lagerwall)はApplied Physi
cs Letters 第36巻、第11号(1980
年6月1日発行)P.899〜901、特開昭56−1
07216号公報、米国特許第4367924号明細
書、米国特許第4563059号明細書等で、表面安定
化強誘電性液晶(Surface−stabilize
d ferroelectric liquid cr
ystal)による双安定性強誘電性液晶素子を明らか
にした。この双安定性強誘電性液晶素子は、バルク状態
のカイラルスメクチックC相(SmC *)、H相(Sm
H *)等における液晶分子のらせん配列構造の形成を制
御するのに十分に小さい間隔に設定した一対の基板間に
液晶を配置させ、かつ、複数の液晶分子で組織された垂
直分子層を一方向に配列させることによって実現され
た。
【0003】また、このような強誘電性液晶(FLC)
を用いた表示素子に関しては、特開昭61−94023
号公報などにも示されているように、1〜3μm位のセ
ルギャップを保って2枚の内面に透明電極を形成し配向
処理を施したガラス基板を向かい合わせて構成した液晶
セルに、強誘電性液晶を注入したものが知られている。
を用いた表示素子に関しては、特開昭61−94023
号公報などにも示されているように、1〜3μm位のセ
ルギャップを保って2枚の内面に透明電極を形成し配向
処理を施したガラス基板を向かい合わせて構成した液晶
セルに、強誘電性液晶を注入したものが知られている。
【0004】強誘電性液晶を用いた上記表示素子の特徴
は、強誘電性液晶が自発分極を持つことにより外部電界
と自発分極の結合力をスイッチングに使えることと、強
誘電性液晶分子の長軸方向が自発分極の分極方向と1対
1に対応しているため外部電界の極性によってスイッチ
ングできることである。すなわち、前記カイラルスメク
チック相の状態において、印加された電界に応答して第
1の光学的安定状態と第2の光学的安定状態とのいずれ
かをとり、かつ電界が印加されないときはその状態を維
持する性質、すなわち双安定性を有し、また電界の変化
に対する応答が速やかで、高速かつ記憶型の表示装置等
の分野における広い利用が期待されている。
は、強誘電性液晶が自発分極を持つことにより外部電界
と自発分極の結合力をスイッチングに使えることと、強
誘電性液晶分子の長軸方向が自発分極の分極方向と1対
1に対応しているため外部電界の極性によってスイッチ
ングできることである。すなわち、前記カイラルスメク
チック相の状態において、印加された電界に応答して第
1の光学的安定状態と第2の光学的安定状態とのいずれ
かをとり、かつ電界が印加されないときはその状態を維
持する性質、すなわち双安定性を有し、また電界の変化
に対する応答が速やかで、高速かつ記憶型の表示装置等
の分野における広い利用が期待されている。
【0005】強誘電性液晶は、上述のように、一般にカ
イラル・スメクチック液晶(SmC*,SmH*)を用
いるので、バルク状態では液晶分子長軸がねじれた配向
を示すが、上述の1〜3μm位のセルギャップのセルに
いれることによって液晶分子長軸のねじれを解消するこ
とができる(P213−P234 N.A.CLARK
et al,MCLC,1983,Vol 94)。
イラル・スメクチック液晶(SmC*,SmH*)を用
いるので、バルク状態では液晶分子長軸がねじれた配向
を示すが、上述の1〜3μm位のセルギャップのセルに
いれることによって液晶分子長軸のねじれを解消するこ
とができる(P213−P234 N.A.CLARK
et al,MCLC,1983,Vol 94)。
【0006】かかる強誘電性液晶素子で形成した表示パ
ネルを備えた液晶表示装置は、例えば神辺らの米国特許
第4655561号明細書などに記載されたマルチプレ
クシング駆動方式を用いることによって大容量画素の表
示画面に画像を形成することができる。上述の液晶表示
装置は、ワード・プロセッサ、パーソナル・コンピュー
タ、マイクロ・プリンタ、テレビジョンなどの表示画面
に利用することができる。
ネルを備えた液晶表示装置は、例えば神辺らの米国特許
第4655561号明細書などに記載されたマルチプレ
クシング駆動方式を用いることによって大容量画素の表
示画面に画像を形成することができる。上述の液晶表示
装置は、ワード・プロセッサ、パーソナル・コンピュー
タ、マイクロ・プリンタ、テレビジョンなどの表示画面
に利用することができる。
【0007】強誘電性液晶素子は2つの安定状態を光透
過および遮断状態とし、主として2値(白・黒)の表示
素子として利用されているが、多値すなわち中間調表示
も可能である。中間調表示法の1つは画素内の双安定状
態の面積比を制御することにより中間的な光透過状態を
作るものである。以下、この方法(面積変調法)につい
て詳しく説明する。
過および遮断状態とし、主として2値(白・黒)の表示
素子として利用されているが、多値すなわち中間調表示
も可能である。中間調表示法の1つは画素内の双安定状
態の面積比を制御することにより中間的な光透過状態を
作るものである。以下、この方法(面積変調法)につい
て詳しく説明する。
【0008】図5は強誘電性液晶素子のスイッチングパ
ルス振幅と透過率の関係を模式的に示した図で、はじめ
完全な光遮断(黒)状態にあったセル(素子)に一方極
性の単発パルスを印加した後の透過光量Iを単発パルス
の振幅Vの関数としてプロットしたグラフである。パル
ス振幅が閾値Vth以下(V<Vth)のときは透過光量は
変化せず、パルス印加後の透過状態は図6(b)に示す
ように印加前の状態を示す同図(a)と変わらない。パ
ルス振幅が閾値を越えると(Vth<V<Vsat)画素内
の一部分が他方の安定状態、すなわち同図(c)に示す
光透過状態に遷移し全体として中間的な透過光量を示
す。さらにパルス振幅が大きくなり、飽和値Vsat 以上
(Vsat <V)になると同図(d)に示すように画素全
部が光透過状態になるので光量は一定値に達する。すな
わち、面積変調法は電圧をパルス振幅VがVth<V<V
sat となるように制御して中間調を表示するものであ
る。
ルス振幅と透過率の関係を模式的に示した図で、はじめ
完全な光遮断(黒)状態にあったセル(素子)に一方極
性の単発パルスを印加した後の透過光量Iを単発パルス
の振幅Vの関数としてプロットしたグラフである。パル
ス振幅が閾値Vth以下(V<Vth)のときは透過光量は
変化せず、パルス印加後の透過状態は図6(b)に示す
ように印加前の状態を示す同図(a)と変わらない。パ
ルス振幅が閾値を越えると(Vth<V<Vsat)画素内
の一部分が他方の安定状態、すなわち同図(c)に示す
光透過状態に遷移し全体として中間的な透過光量を示
す。さらにパルス振幅が大きくなり、飽和値Vsat 以上
(Vsat <V)になると同図(d)に示すように画素全
部が光透過状態になるので光量は一定値に達する。すな
わち、面積変調法は電圧をパルス振幅VがVth<V<V
sat となるように制御して中間調を表示するものであ
る。
【0009】しかし、このような単純な駆動方式によれ
ば、図5の電圧と透過光量の関係がセル厚と温度にも依
存するため、表示パネル内にセル厚分布や温度分布があ
ると、同じ電圧振幅の印加パルスに対して異なった階調
レベルが表示されてしまうという問題がある。
ば、図5の電圧と透過光量の関係がセル厚と温度にも依
存するため、表示パネル内にセル厚分布や温度分布があ
ると、同じ電圧振幅の印加パルスに対して異なった階調
レベルが表示されてしまうという問題がある。
【0010】図7は、このことを説明するための図で、
図5と同じく電圧振幅Vと透過光量Iの関係を示したグ
ラフであるが、異なった温度すなわち高温および低温で
の関係をそれぞれ表わす曲線Hおよび曲線Lの2本の曲
線を示してある。すなわち、表示サイズの大きいディス
プレイ(表示素子)では同一パルス(表示部)内に温度
分布が生じてくることは珍しくなく、したがって、ある
電圧Vapで中間調を表示させようとしても、図7に示す
ようにI1 からI2 までの範囲にわたって中間調レベル
がばらついてしまい、均一な表示が得られないのであ
る。
図5と同じく電圧振幅Vと透過光量Iの関係を示したグ
ラフであるが、異なった温度すなわち高温および低温で
の関係をそれぞれ表わす曲線Hおよび曲線Lの2本の曲
線を示してある。すなわち、表示サイズの大きいディス
プレイ(表示素子)では同一パルス(表示部)内に温度
分布が生じてくることは珍しくなく、したがって、ある
電圧Vapで中間調を表示させようとしても、図7に示す
ようにI1 からI2 までの範囲にわたって中間調レベル
がばらついてしまい、均一な表示が得られないのであ
る。
【0011】そこで考え出されたのが、本発明者が特願
平2−294384号において提案した「4パルス法」
である。この駆動方法は、図8および図9に示すように
パルス内の同一走査線上の低閾値部用と高閾値部用に複
数のパルス(図中、A,B,C,D)を印加することに
より、最終的には等しい反転面積を得るようにしたもの
である(図中(D))。
平2−294384号において提案した「4パルス法」
である。この駆動方法は、図8および図9に示すように
パルス内の同一走査線上の低閾値部用と高閾値部用に複
数のパルス(図中、A,B,C,D)を印加することに
より、最終的には等しい反転面積を得るようにしたもの
である(図中(D))。
【0012】本発明者は、さらに特願平3−35054
2号において、書き込み時間を「4パルス法」より短縮
した「画素シフト法」を提案している。
2号において、書き込み時間を「4パルス法」より短縮
した「画素シフト法」を提案している。
【0013】画素シフト法は複数の走査信号線に、同時
に異なる走査信号を入力して、選択することにより、複
数の走査線にまたがった、電界強度の分布を作り階調表
示をする方式である。
に異なる走査信号を入力して、選択することにより、複
数の走査線にまたがった、電界強度の分布を作り階調表
示をする方式である。
【0014】画素シフト法の概略を次に説明する。
【0015】使用できる液晶セルは、図10にその一例
を示してあるように、1画素内の閾値が分布を有するも
のである。図10に示したセルでは、電極間のFLC層
55の層厚が変化しているのでFLCのスイッチングの
閾値も分布を持つことになる。このような画素への印加
電圧を増加していくとセル厚が薄い部分から順にスイッ
チングしていくことになる。
を示してあるように、1画素内の閾値が分布を有するも
のである。図10に示したセルでは、電極間のFLC層
55の層厚が変化しているのでFLCのスイッチングの
閾値も分布を持つことになる。このような画素への印加
電圧を増加していくとセル厚が薄い部分から順にスイッ
チングしていくことになる。
【0016】この様子を図11(a)に示した。図11
(a)中、T1 、T2 、T3 はパネル内の観察している
部分の温度を示している。FLCのスイッチングの閾値
電圧は、温度が高くなるにつれ低くなるが、上記3つの
温度における印加電圧と光透過率との関係を3本の曲線
で示している。
(a)中、T1 、T2 、T3 はパネル内の観察している
部分の温度を示している。FLCのスイッチングの閾値
電圧は、温度が高くなるにつれ低くなるが、上記3つの
温度における印加電圧と光透過率との関係を3本の曲線
で示している。
【0017】なお、閾値変動の原因は温度変化以外にも
あるが、説明の便宜上主として温度の変化を用いて本発
明の態様を説明する。
あるが、説明の便宜上主として温度の変化を用いて本発
明の態様を説明する。
【0018】図11(a)から分かるように、まず画素
全体を暗状態にリセットして温度T1 でVi の電圧を画
素に印加したときにはX%の透過率を得ることができる
が、温度がT2 もしくはT3 まで上昇すると、同じVi
の電圧を画素に印加したときには透過率が100%にな
ってしまい、階調表示が正しく行われなくなる。図11
(c)は、上記各温度における書き込み後の画素の反転
状態を示している。このような条件では、温度変動によ
って書き込んだ階調情報が失われるので、表示素子とし
ての用途範囲が極めて限られたものとなってしまう。
全体を暗状態にリセットして温度T1 でVi の電圧を画
素に印加したときにはX%の透過率を得ることができる
が、温度がT2 もしくはT3 まで上昇すると、同じVi
の電圧を画素に印加したときには透過率が100%にな
ってしまい、階調表示が正しく行われなくなる。図11
(c)は、上記各温度における書き込み後の画素の反転
状態を示している。このような条件では、温度変動によ
って書き込んだ階調情報が失われるので、表示素子とし
ての用途範囲が極めて限られたものとなってしまう。
【0019】そこで、図11(d)に示したように、1
画素の情報を2つの走査信号線S1、S2にまたがって
表示することにより、温度変動に対して安定した階調表
示が可能となる。
画素の情報を2つの走査信号線S1、S2にまたがって
表示することにより、温度変動に対して安定した階調表
示が可能となる。
【0020】以下、この駆動方式について詳しく説明す
る。
る。
【0021】画素内に連続的な閾値分布を持つ強誘電
性液晶セルを用意する:液晶セルの構成は、図10に示
すような、画素内のセル厚が連続的に分布したものを用
いることができる。また、本出願人が特開昭63−18
6215号公報中で提案しているような画素内に電位の
勾配を有する構成、または容量勾配を持つ構成でも良
い。いずれにせよ、画素内の閾値を連続的に分布させる
ことにより、明状態に対応した領域(ドメイン)と暗状
態に対応した領域(ドメイン)を画素内に混在させるこ
とができ、これらのドメインの面積比によって階調表示
を可能としている。
性液晶セルを用意する:液晶セルの構成は、図10に示
すような、画素内のセル厚が連続的に分布したものを用
いることができる。また、本出願人が特開昭63−18
6215号公報中で提案しているような画素内に電位の
勾配を有する構成、または容量勾配を持つ構成でも良
い。いずれにせよ、画素内の閾値を連続的に分布させる
ことにより、明状態に対応した領域(ドメイン)と暗状
態に対応した領域(ドメイン)を画素内に混在させるこ
とができ、これらのドメインの面積比によって階調表示
を可能としている。
【0022】この方法は光量をステップ的に変調する場
合(例えば16階調など)でも使用できるがアナログ的
な階調表示のためには連続的な光量変化が必要である。
合(例えば16階調など)でも使用できるがアナログ的
な階調表示のためには連続的な光量変化が必要である。
【0023】2つの走査信号線を同時に選択する:こ
の操作について図12を用いて説明する。図12(a)
は、2つの走査信号線上の画素をひとまとめにしたとき
の透過率−印加電圧特性を示す。図12(a)中では、
透過率0%〜100%を走査線2上の画素Bの表示領域
とし、透過率100%〜200%を走査信号線1上の画
素Aの表示領域として示している。すなわち、走査信号
線1本につき1つの画素を構成するので、2本同時に走
査した場合には、画素A、画素Bの両方が全部光透過状
態になった時の透過率を200%としている。ここで
は、1つの階調情報に対して同時に2つの走査信号線を
選択するのだが、1つの階調情報を表示するために1画
素分の面積を持つ領域を割り当てるようにしている。こ
れについて図12(b)を用いて説明する。
の操作について図12を用いて説明する。図12(a)
は、2つの走査信号線上の画素をひとまとめにしたとき
の透過率−印加電圧特性を示す。図12(a)中では、
透過率0%〜100%を走査線2上の画素Bの表示領域
とし、透過率100%〜200%を走査信号線1上の画
素Aの表示領域として示している。すなわち、走査信号
線1本につき1つの画素を構成するので、2本同時に走
査した場合には、画素A、画素Bの両方が全部光透過状
態になった時の透過率を200%としている。ここで
は、1つの階調情報に対して同時に2つの走査信号線を
選択するのだが、1つの階調情報を表示するために1画
素分の面積を持つ領域を割り当てるようにしている。こ
れについて図12(b)を用いて説明する。
【0024】温度T1 では入力した階調情報は印加電圧
V0 のとき0%、V100 のとき100%に対応する範囲
に書き込まれる。図から分かるように温度T1 では、
この範囲(画素領域)はすべて走査信号線2上にある
(図12(b)中、斜線部参照)。ところが、温度がT
1 からT2 に上昇すると液晶の閾値電圧が下がっている
ため、同じ電圧を画素に印加した場合に画素内で、温度
T1 のときよりも大きな領域が反転してしまう。
V0 のとき0%、V100 のとき100%に対応する範囲
に書き込まれる。図から分かるように温度T1 では、
この範囲(画素領域)はすべて走査信号線2上にある
(図12(b)中、斜線部参照)。ところが、温度がT
1 からT2 に上昇すると液晶の閾値電圧が下がっている
ため、同じ電圧を画素に印加した場合に画素内で、温度
T1 のときよりも大きな領域が反転してしまう。
【0025】これを補正するために、温度T2 のときの
画素領域を走査信号線1と走査信号線2にまたがって設
定する(図12(b)の温度T2 の場合を示した斜線
部)。
画素領域を走査信号線1と走査信号線2にまたがって設
定する(図12(b)の温度T2 の場合を示した斜線
部)。
【0026】次に、温度がさらに上昇してT3 になった
ときには、印加電圧をV0 〜V100まで変化させて描画
される画素領域を、走査信号線1上のみに設定する(図
12(b)の温度T3 の場合を示した斜線部)。
ときには、印加電圧をV0 〜V100まで変化させて描画
される画素領域を、走査信号線1上のみに設定する(図
12(b)の温度T3 の場合を示した斜線部)。
【0027】以上のように温度によって階調表示をする
画素領域を、2つの走査信号線上でずらして設定するこ
とにより、T1 からT3 の温度範囲において正しい階調
表示を保つことができるようになる。
画素領域を、2つの走査信号線上でずらして設定するこ
とにより、T1 からT3 の温度範囲において正しい階調
表示を保つことができるようになる。
【0028】同時に選択した2本の走査信号線に印加
する走査信号を互いに異なるものとする:上記で説明
したように、温度変化による液晶反転の閾値変動を、2
つの走査信号線を同時に選択することによって補償する
ためには、2つの選択された走査信号線に印加される走
査信号を互いに異なるものとしなければならない。この
点について図11を用いて説明する。
する走査信号を互いに異なるものとする:上記で説明
したように、温度変化による液晶反転の閾値変動を、2
つの走査信号線を同時に選択することによって補償する
ためには、2つの選択された走査信号線に印加される走
査信号を互いに異なるものとしなければならない。この
点について図11を用いて説明する。
【0029】走査信号線1と走査信号線2に印加される
走査信号は、走査信号線2上の画素Bと走査信号線1上
の画素Aの閾値が連続的に変化するように設定する。図
11(b)において、温度がT1 のときの透過率−電圧
曲線は、透過率100%までは走査信号線2上の領域で
表示されることを示し、その後200%までが走査信号
線1上の領域で表示されることを示す。このように透過
率−電圧曲線が画素Bから画素Aにかけて連続的、かつ
等しい勾配で設定する必要がある。
走査信号は、走査信号線2上の画素Bと走査信号線1上
の画素Aの閾値が連続的に変化するように設定する。図
11(b)において、温度がT1 のときの透過率−電圧
曲線は、透過率100%までは走査信号線2上の領域で
表示されることを示し、その後200%までが走査信号
線1上の領域で表示されることを示す。このように透過
率−電圧曲線が画素Bから画素Aにかけて連続的、かつ
等しい勾配で設定する必要がある。
【0030】したがって図13に示すように走査信号線
1上の画素Aと走査信号線2上の画素Bのセル形状(図
13(b)参照)を等しく設定しても、実質的に画素
A、画素Bに連続的な閾値特性を与えた場合(図11
(b)のセル)と同様の表示が可能となる。
1上の画素Aと走査信号線2上の画素Bのセル形状(図
13(b)参照)を等しく設定しても、実質的に画素
A、画素Bに連続的な閾値特性を与えた場合(図11
(b)のセル)と同様の表示が可能となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】図10に示したような
画素内に閾値分布のあるセルに図4(a)に示したよう
な電圧波形を印加した場合に、書き込みパルスV1 に続
く交流パルス±V2 が入ることによって、V1 パルスに
よる書き込み階調レベルが変動を受ける。
画素内に閾値分布のあるセルに図4(a)に示したよう
な電圧波形を印加した場合に、書き込みパルスV1 に続
く交流パルス±V2 が入ることによって、V1 パルスに
よる書き込み階調レベルが変動を受ける。
【0032】|V2 |の値は、パルス幅40μs(図4
(a))では反転閾値以下なので、±V2 のパルスが、
書き込み直後ではなくV1 の存在なしに印加されたとき
には、V0 によってリセットされた状態がそのまま変化
(クロストーク)を受けずに表示されている。V2 の波
高値によって、V1 ,V0 が同一であっても、書き込み
レベルが変動を受ける量(以下、クロストーク)は異な
り、図4(b)に示したように|V2 |の値が大きくな
る程、クロストーク量が増大することがわかる。|V2
|=5Vだとクロストーク量は20%以上にも及び、こ
のため、書き込みパルスの後に何らかの交流信号が印加
される場合においては、マトリックス電極セルを線順次
書き込み駆動できないことがわかる(図4(c))。
(a))では反転閾値以下なので、±V2 のパルスが、
書き込み直後ではなくV1 の存在なしに印加されたとき
には、V0 によってリセットされた状態がそのまま変化
(クロストーク)を受けずに表示されている。V2 の波
高値によって、V1 ,V0 が同一であっても、書き込み
レベルが変動を受ける量(以下、クロストーク)は異な
り、図4(b)に示したように|V2 |の値が大きくな
る程、クロストーク量が増大することがわかる。|V2
|=5Vだとクロストーク量は20%以上にも及び、こ
のため、書き込みパルスの後に何らかの交流信号が印加
される場合においては、マトリックス電極セルを線順次
書き込み駆動できないことがわかる(図4(c))。
【0033】ここで説明した液晶素子の特性は、セル構
成,材料ともに実施例に使用したものと同一である。こ
のストロークはFLCのスイッチング直後と状態の不安
定性によるものと考えられるFLCのスイッチング直後
の光量変化をみると、図3(a)に示したように一定時
間は光量が変化した後ある光量レベルにおちつく。光学
応答が落ち着くまでに約200μsの時間を必要として
いる(以下、緩和時間)。
成,材料ともに実施例に使用したものと同一である。こ
のストロークはFLCのスイッチング直後と状態の不安
定性によるものと考えられるFLCのスイッチング直後
の光量変化をみると、図3(a)に示したように一定時
間は光量が変化した後ある光量レベルにおちつく。光学
応答が落ち着くまでに約200μsの時間を必要として
いる(以下、緩和時間)。
【0034】 図3(c)に示すような駆動波形を用い
て緩和時間とクロストークの関係を調べると、図3
(b)のようになる。図3(c)の内でVONが書き込み
波形、V 0 はリセットパルスである。VONパルスの立ち
上がり後時間Tをおいて±VC のクロストークパルスを
印加した場合に最終透過率の変化を示している。|VC
|=5Vと固定した場合でも、Tの値によってクロスト
ーク量が異なり、T≧緩和時間(200μs)という条
件下では±VC の影響はほぼ無くなることがわかる。ク
ロストークの発生は、図14(a)に示すような駆動波
形の入力による場合VONパルスに続いて、いくつのパル
スで構成されるクロストークパルスが入力されるかによ
ってもクロストーク量(透過率の減少量)が異なるけれ
ども、パルスの合計時間が緩和時間を越えてしまうと、
もはやクロストーク量に影響しないことがわかる。図1
4(b)において、N≧2でほぼ一定時間にすると20
0μs程度である。
て緩和時間とクロストークの関係を調べると、図3
(b)のようになる。図3(c)の内でVONが書き込み
波形、V 0 はリセットパルスである。VONパルスの立ち
上がり後時間Tをおいて±VC のクロストークパルスを
印加した場合に最終透過率の変化を示している。|VC
|=5Vと固定した場合でも、Tの値によってクロスト
ーク量が異なり、T≧緩和時間(200μs)という条
件下では±VC の影響はほぼ無くなることがわかる。ク
ロストークの発生は、図14(a)に示すような駆動波
形の入力による場合VONパルスに続いて、いくつのパル
スで構成されるクロストークパルスが入力されるかによ
ってもクロストーク量(透過率の減少量)が異なるけれ
ども、パルスの合計時間が緩和時間を越えてしまうと、
もはやクロストーク量に影響しないことがわかる。図1
4(b)において、N≧2でほぼ一定時間にすると20
0μs程度である。
【0035】したがって、階調表示を行う場合におい
て、このようなスイッチングパルス後に印加される非選
択信号の処理が重大な問題点となる。1つの方法として
書き込み後、緩和時間に相当する時間、非選択信号を入
力しないで保持することによっても、クロストークを防
ぐことができるが、1ライン選択時間が長くなり、静止
画表示以外には適さないので、実用的ではないという問
題点があった。
て、このようなスイッチングパルス後に印加される非選
択信号の処理が重大な問題点となる。1つの方法として
書き込み後、緩和時間に相当する時間、非選択信号を入
力しないで保持することによっても、クロストークを防
ぐことができるが、1ライン選択時間が長くなり、静止
画表示以外には適さないので、実用的ではないという問
題点があった。
【0036】
【課題を解決するための手段及び作用】このような問題
点を解決するために、FLCパネルの線順次走査に関し
て、後続の走査線上に書き込む情報内容を検知してクロ
ストークの発生量を見積り、適正な情報信号を印加する
ことによって階調レベルの書き込み時のレベル変化(ク
ロストーク)を除去することができる。
点を解決するために、FLCパネルの線順次走査に関し
て、後続の走査線上に書き込む情報内容を検知してクロ
ストークの発生量を見積り、適正な情報信号を印加する
ことによって階調レベルの書き込み時のレベル変化(ク
ロストーク)を除去することができる。
【0037】 即ち、本発明は、対向して配置した2枚
の電極基板間に強誘電性液晶を挟持して上下電極の交差
部で画素を構成し、該画素内に閾値分布を形成して階調
表示を行う強誘電性液晶表示素子において、線順次走査
による書込み時の情報信号電圧を、当該走査線上の画素
に印加する書き込み電圧と、後続する走査線上の画素に
対する情報信号電圧の比を認識することによって決定す
る、書き込み情報の比較・決定回路を有することを特徴
とするものである。
の電極基板間に強誘電性液晶を挟持して上下電極の交差
部で画素を構成し、該画素内に閾値分布を形成して階調
表示を行う強誘電性液晶表示素子において、線順次走査
による書込み時の情報信号電圧を、当該走査線上の画素
に印加する書き込み電圧と、後続する走査線上の画素に
対する情報信号電圧の比を認識することによって決定す
る、書き込み情報の比較・決定回路を有することを特徴
とするものである。
【0038】FLC素子における階調表示時のクロスト
ークの特性を調べてみると次のようなことがわかる。
ークの特性を調べてみると次のようなことがわかる。
【0039】図4(c)において、同一の階調レベル
(VC =0Vのとき)からの±VC の印加によるクロス
トークの発生を見ると、30℃と35℃ではクロストー
ク量が異なることがわかる(実線と一点鎖線)。しか
し、このときの印加電圧は30℃ではVON=16Vであ
り、35℃ではVON=11.7Vであった。VONとVC
の比(R)をとってグラフ上にプロットしてみると、図
15に示したように殆ど同一曲線上にのってくる。
(VC =0Vのとき)からの±VC の印加によるクロス
トークの発生を見ると、30℃と35℃ではクロストー
ク量が異なることがわかる(実線と一点鎖線)。しか
し、このときの印加電圧は30℃ではVON=16Vであ
り、35℃ではVON=11.7Vであった。VONとVC
の比(R)をとってグラフ上にプロットしてみると、図
15に示したように殆ど同一曲線上にのってくる。
【0040】図15において、白丸が30℃のときで黒
丸が35℃のときの点である。さらに図16に示したよ
うに、Rとクロストーク量の関係は書き込みレベル(V
ONの値)にもよらず、一様な直線関係となる。さらに図
17に示したように、VONパルスの後にくる交流パルス
±VC の順序を変えると、クロストーク量の符号が変化
する。VONが正電圧の場合に最初に+VC 後に−VC の
パルスが印加される場合には書き込み量が増える方向に
光量が変動して、最初に−VCのパルス,次いで+VC
のパルスが印加されているような場合には書き込み量が
減少する方向に変動する。このように、クロストーク
量がRにより決定され、温度や階調レベルに依存しない
ということ、光量の変動方向は、VON以下の後続パル
スのパターンに大きく依存するということは、前述した
画素シフト法が使えることと後続情報がわかっている場
合には、クロストーク量を完全に補正することが可能
で、且つ、クロストーク量をも考慮した形で1フレーム
ないしは数ラインの情報信号形状(パルス幅,電圧)を
設計できることを示し、本発明においては後続情報を認
識し、1フレームの情報信号を編成するシステムをもっ
たFLC素子を提供するものである。また、1フレーム
の情報信号だけではなく、次フレームの情報信号も考慮
することは可能であり、また、後続信号を予め一定値に
設定しておく方式も有効である。
丸が35℃のときの点である。さらに図16に示したよ
うに、Rとクロストーク量の関係は書き込みレベル(V
ONの値)にもよらず、一様な直線関係となる。さらに図
17に示したように、VONパルスの後にくる交流パルス
±VC の順序を変えると、クロストーク量の符号が変化
する。VONが正電圧の場合に最初に+VC 後に−VC の
パルスが印加される場合には書き込み量が増える方向に
光量が変動して、最初に−VCのパルス,次いで+VC
のパルスが印加されているような場合には書き込み量が
減少する方向に変動する。このように、クロストーク
量がRにより決定され、温度や階調レベルに依存しない
ということ、光量の変動方向は、VON以下の後続パル
スのパターンに大きく依存するということは、前述した
画素シフト法が使えることと後続情報がわかっている場
合には、クロストーク量を完全に補正することが可能
で、且つ、クロストーク量をも考慮した形で1フレーム
ないしは数ラインの情報信号形状(パルス幅,電圧)を
設計できることを示し、本発明においては後続情報を認
識し、1フレームの情報信号を編成するシステムをもっ
たFLC素子を提供するものである。また、1フレーム
の情報信号だけではなく、次フレームの情報信号も考慮
することは可能であり、また、後続信号を予め一定値に
設定しておく方式も有効である。
【0041】
(実施例1)第1の実施例として図10に示したような
断面形状の液晶セルを作製した。図中、下基板ののこぎ
り形状は、金型上に原型を作り、それを、アクリル系U
V硬化樹脂52でガラス基板上へ転写して作った。
断面形状の液晶セルを作製した。図中、下基板ののこぎ
り形状は、金型上に原型を作り、それを、アクリル系U
V硬化樹脂52でガラス基板上へ転写して作った。
【0042】UV硬化樹脂52ののこぎり形状の上に、
ストライプ電極51としてITO膜をスパッタ形成し、
さらにその上層に配向膜54として日立化成社製の配向
膜LQ−1802を、約300Åに形成した。
ストライプ電極51としてITO膜をスパッタ形成し、
さらにその上層に配向膜54として日立化成社製の配向
膜LQ−1802を、約300Åに形成した。
【0043】対向側のセル基板は、ストライプ電極51
上に、同じ配向膜を形成したもので、凹凸形状はもたせ
ていない。
上に、同じ配向膜を形成したもので、凹凸形状はもたせ
ていない。
【0044】上下基板のラビング方向は、平行方向に行
い、上基板のラビング方向に対して、下基板のラビング
方向を約6°右ネジ方向にずらしてセルを構成した。セ
ル厚のコントロールは、薄い部分が約1.0μm、厚い
部分が約1.4μmになるようにした。また、のこぎり
形状の1辺を1画素になるように、下基板のストライプ
電極51をストライプ状に、畝にそってパターニングし
た。
い、上基板のラビング方向に対して、下基板のラビング
方向を約6°右ネジ方向にずらしてセルを構成した。セ
ル厚のコントロールは、薄い部分が約1.0μm、厚い
部分が約1.4μmになるようにした。また、のこぎり
形状の1辺を1画素になるように、下基板のストライプ
電極51をストライプ状に、畝にそってパターニングし
た。
【0045】ストライプ電極51の巾を、300μmと
して、画素サイズを300μm×200μmの長方形に
設定した。
して、画素サイズを300μm×200μmの長方形に
設定した。
【0046】図2は本発明の表示装置のブロック構成図
であり、図1は画像情報の通信タイミングチャートであ
る。
であり、図1は画像情報の通信タイミングチャートであ
る。
【0047】以下、図面にしたがって動作を説明する。
グラフィックスコントローラ102は走査電極を指定す
る走査線アドレス情報とそのアドレス情報により指定さ
れる走査線上の画像情報(PD0〜PD3)を液晶表示
装置101の表示駆動回路(走査線駆動回路104と情
報線駆動回路105とによって構成)104/105に
転送する。本実施例では、走査線アドレス情報と表示情
報とを有する画像情報を同一伝送路にて転送するため、
前記2種類の情報を区別しなければならない。この識別
のための信号がAH/DLであり、このAH/DL信号
がHiレベルのときは、走査線アドレス情報であること
を示し、Loレベルのときは、表示情報であることを示
している。
グラフィックスコントローラ102は走査電極を指定す
る走査線アドレス情報とそのアドレス情報により指定さ
れる走査線上の画像情報(PD0〜PD3)を液晶表示
装置101の表示駆動回路(走査線駆動回路104と情
報線駆動回路105とによって構成)104/105に
転送する。本実施例では、走査線アドレス情報と表示情
報とを有する画像情報を同一伝送路にて転送するため、
前記2種類の情報を区別しなければならない。この識別
のための信号がAH/DLであり、このAH/DL信号
がHiレベルのときは、走査線アドレス情報であること
を示し、Loレベルのときは、表示情報であることを示
している。
【0048】走査線アドレス情報は、液晶表示装置10
1内の駆動制御回路111側で、画像情報PD0〜PD
3として転送されてくる画像情報から抽出されたのち、
指定された走査線を駆動するタイミングに合わせて走査
線駆動回路104に出力される。この走査線アドレス情
報は、走査線駆動回路104内のデコーダ106に入力
され、デコーダ106を介して、表示パネル103の指
定された走査電極が走査信号発生回路1074によって
駆動される。一方、表示情報は情報線駆動回路105内
のシフトレジスタ108へ導かれ、転送クロックにて4
画素単位でシフトされる。シフトレジスタ1085にて
水平方向の一走査線分のシフトが完了すると、1280
画素分の表示情報は併設されたラインメモリ109に転
送され、一水平走査期間の間に亘って記憶され、情報信
号発生回路110から各情報電極に表示情報信号として
出力される。
1内の駆動制御回路111側で、画像情報PD0〜PD
3として転送されてくる画像情報から抽出されたのち、
指定された走査線を駆動するタイミングに合わせて走査
線駆動回路104に出力される。この走査線アドレス情
報は、走査線駆動回路104内のデコーダ106に入力
され、デコーダ106を介して、表示パネル103の指
定された走査電極が走査信号発生回路1074によって
駆動される。一方、表示情報は情報線駆動回路105内
のシフトレジスタ108へ導かれ、転送クロックにて4
画素単位でシフトされる。シフトレジスタ1085にて
水平方向の一走査線分のシフトが完了すると、1280
画素分の表示情報は併設されたラインメモリ109に転
送され、一水平走査期間の間に亘って記憶され、情報信
号発生回路110から各情報電極に表示情報信号として
出力される。
【0049】また、本実施例では液晶表示装置101に
おける表示パネル103の駆動とグラフィックスコント
ローラ102における走査線アドレス情報及び表示情報
の発生とが非同期で行われているため、画像情報転送時
に装置間(101/102)の同期をとる必要がある。
この同期を司る信号がSYNCであり、一水平走査期間
ごとに液晶表示装置101内の駆動制御回路111で発
生する。グラフィックスコントローラ102側は常にS
YNC信号を監視しており、SYNC信号がLoレベル
であれば画像情報の転送を行い、逆にHiレベルのとき
には一水平走査線分の画像情報の転送終了後は転送を行
わない。すなわち、図2において、グラフィックスコン
トローラ102側はSYNC信号がLoレベルになった
ことを検知すると、直ちにAH/DL信号をHiレベル
にし一水平走査線分の画像情報の転送を開始する。液晶
表示装置101内の駆動制御回路111は、SYNC信
号を画像情報転送期間中にHiレベルにする。所定の一
水平走査期間を経て表示パネル103への書き込みが終
了したのち駆動制御回路(FLCDコントローラ)11
1は、SYNC信号を再びLoレベルに戻し、次の走査
線の画像情報を受け取ることができる。
おける表示パネル103の駆動とグラフィックスコント
ローラ102における走査線アドレス情報及び表示情報
の発生とが非同期で行われているため、画像情報転送時
に装置間(101/102)の同期をとる必要がある。
この同期を司る信号がSYNCであり、一水平走査期間
ごとに液晶表示装置101内の駆動制御回路111で発
生する。グラフィックスコントローラ102側は常にS
YNC信号を監視しており、SYNC信号がLoレベル
であれば画像情報の転送を行い、逆にHiレベルのとき
には一水平走査線分の画像情報の転送終了後は転送を行
わない。すなわち、図2において、グラフィックスコン
トローラ102側はSYNC信号がLoレベルになった
ことを検知すると、直ちにAH/DL信号をHiレベル
にし一水平走査線分の画像情報の転送を開始する。液晶
表示装置101内の駆動制御回路111は、SYNC信
号を画像情報転送期間中にHiレベルにする。所定の一
水平走査期間を経て表示パネル103への書き込みが終
了したのち駆動制御回路(FLCDコントローラ)11
1は、SYNC信号を再びLoレベルに戻し、次の走査
線の画像情報を受け取ることができる。
【0050】使用した液晶材料を表1に示す。
【0051】
【表1】 本実施例に使用した駆動波形を図1に示す。
【0052】図1において、 |V1 |=20.0V,|V2 |=17.2V,|Vi
|=3.4〜−3.4V,|V3 |=4.0V dt1 =40μs,dt2 =27μs,dt3 =13μ
s S 1,S 2,S 3は走査信号をあらわし、Iは情報信号
をあらわす。情報信号の変調方式は電圧変調法を用い
て、(VS +Vi )が13.8Vで0%を表示し、2
0.6Vで100%を表示して、その中間電圧で中間調
を表示する。情報信号の形状は、図1のI上にAとして
示されているものでdt1 の部分が階調情報を含むパル
スであり、その両側の1/2・dt1 の部分は1つの情
報信号に対して直流成分をのらなくするための補助信号
部分である。情報信号電圧値と書き込み光量T[%]の
関係は次表のようになる。
|=3.4〜−3.4V,|V3 |=4.0V dt1 =40μs,dt2 =27μs,dt3 =13μ
s S 1,S 2,S 3は走査信号をあらわし、Iは情報信号
をあらわす。情報信号の変調方式は電圧変調法を用い
て、(VS +Vi )が13.8Vで0%を表示し、2
0.6Vで100%を表示して、その中間電圧で中間調
を表示する。情報信号の形状は、図1のI上にAとして
示されているものでdt1 の部分が階調情報を含むパル
スであり、その両側の1/2・dt1 の部分は1つの情
報信号に対して直流成分をのらなくするための補助信号
部分である。情報信号電圧値と書き込み光量T[%]の
関係は次表のようになる。
【0053】
【表2】 そして、クロストークの影響は書き込みパルスの立ち下
がり時間から、100μs位の時間が最も大きく(図3
(b))、繰り返しパルスの場合でも3周期(6パル
ス)ぐらいでそれ以後は影響が出なくなる(図14
(b))。
がり時間から、100μs位の時間が最も大きく(図3
(b))、繰り返しパルスの場合でも3周期(6パル
ス)ぐらいでそれ以後は影響が出なくなる(図14
(b))。
【0054】したがって、その液晶の配向状態にもよる
が、図1でAパルス印加後1〜2ラインの情報を検知す
ることでクロストークの影響を極端に少なくできる。
が、図1でAパルス印加後1〜2ラインの情報を検知す
ることでクロストークの影響を極端に少なくできる。
【0055】そして、書き込みパルス直後の電位が図1
中のBのように固定されている場合(もしくは知られて
いる場合)には、1ライン分の情報によって当該ライン
の印加電圧を制御することでクロストークをかなりの量
除去できる。例えば、図1において、Aパルスでの書き
込み直後の電圧を±3volt,20μsの交流パルス
を印加した場合においてnラインの書き込み電圧をn+
1ラインの書き込み情報から決定するためには、図2に
示すようなグラフィック・コントローラー内部におい
て、1画面の画像情報をフレームメモリ上にたくわえ
て、最終行からそのクロストーク下で画像情報を画面に
出すために必要な情報の変換フレームメモリへのスト
アを行う。1フレームの最終行の次には、1走査時間だ
け一定の情報信号を印加するようにして最終行の情報の
変換を行う。以後、先頭行まで次ラインの情報による書
き込み情報の変換を行う。このような方法は走査方式に
関係なく使える。
中のBのように固定されている場合(もしくは知られて
いる場合)には、1ライン分の情報によって当該ライン
の印加電圧を制御することでクロストークをかなりの量
除去できる。例えば、図1において、Aパルスでの書き
込み直後の電圧を±3volt,20μsの交流パルス
を印加した場合においてnラインの書き込み電圧をn+
1ラインの書き込み情報から決定するためには、図2に
示すようなグラフィック・コントローラー内部におい
て、1画面の画像情報をフレームメモリ上にたくわえ
て、最終行からそのクロストーク下で画像情報を画面に
出すために必要な情報の変換フレームメモリへのスト
アを行う。1フレームの最終行の次には、1走査時間だ
け一定の情報信号を印加するようにして最終行の情報の
変換を行う。以後、先頭行まで次ラインの情報による書
き込み情報の変換を行う。このような方法は走査方式に
関係なく使える。
【0056】 次に「画像情報」を「クロストークを考
慮した画像情報」に変換するには、j番目のライン上の
n番目の画素j n の情報の変換を、(j+1)番目のラ
イン上のn番目の画素(j+1) n の情報を用いて図1
8のように決定する。j,(j+1)番目といったライ
ンの番号は、実際の画像表示の際の走査の順に相当する
が、ここでの「クロストークを考慮した画像情報」への
変換についてはこの走査順序とは逆のライン順(j+
1,j,j−1の順)で行われる。
慮した画像情報」に変換するには、j番目のライン上の
n番目の画素j n の情報の変換を、(j+1)番目のラ
イン上のn番目の画素(j+1) n の情報を用いて図1
8のように決定する。j,(j+1)番目といったライ
ンの番号は、実際の画像表示の際の走査の順に相当する
が、ここでの「クロストークを考慮した画像情報」への
変換についてはこの走査順序とは逆のライン順(j+
1,j,j−1の順)で行われる。
【0057】 図18は、 (1)フレームメモリより、j n の画像情報Xを入手。 (2)クロストークを考慮しない時のXを表示するため
の情報信号Vj を決定。 [TABLE I] (3)Vj を入力したときの表示情報Tを決定。(初回
はT=X) [TABLE II] (4)走査上の次ライン(j+1)の情報信号データV
j+1 と、(2)で決定されたVj からクロストーク量δ
Tを決定。 (5)(3)で決定されたTと、(1)で与えられたX
の関係を調べる。判断(T+δT=X)がYESなら
nj の電圧はVj に決定され、フレームメモリへ収納
されて走査上の前ライン(j−1)のVj-1 決定プロセ
スに移る。判断がNOの場合には判断(T+δT>
X)を行い、YESの場合にはVj −δV(定値)をV
j =Vj ’におき直す。又、NOの場合にはVj +δV
(定値)をVj ’とおいてさらにVj =Vj ’とおき直
す。 (6)Vj ’をVj とおいて(3)以降の動作を判断
でYESが出るまで繰り返す。
の情報信号Vj を決定。 [TABLE I] (3)Vj を入力したときの表示情報Tを決定。(初回
はT=X) [TABLE II] (4)走査上の次ライン(j+1)の情報信号データV
j+1 と、(2)で決定されたVj からクロストーク量δ
Tを決定。 (5)(3)で決定されたTと、(1)で与えられたX
の関係を調べる。判断(T+δT=X)がYESなら
nj の電圧はVj に決定され、フレームメモリへ収納
されて走査上の前ライン(j−1)のVj-1 決定プロセ
スに移る。判断がNOの場合には判断(T+δT>
X)を行い、YESの場合にはVj −δV(定値)をV
j =Vj ’におき直す。又、NOの場合にはVj +δV
(定値)をVj ’とおいてさらにVj =Vj ’とおき直
す。 (6)Vj ’をVj とおいて(3)以降の動作を判断
でYESが出るまで繰り返す。
【0058】 このようなプロセスによって、1画面を
入力情報通りの画像内容に書き込むことができる。ここ
でTABLE(I)はクロストークのない状態における
入力情報信号と透過率の関係を表わしたものであり、T
ABLE(II)は、次ラインの情報信号V j+1 と書き
込み信号VON=VS ±Vj からクロストーク量を出すT
ABLEである。
入力情報通りの画像内容に書き込むことができる。ここ
でTABLE(I)はクロストークのない状態における
入力情報信号と透過率の関係を表わしたものであり、T
ABLE(II)は、次ラインの情報信号V j+1 と書き
込み信号VON=VS ±Vj からクロストーク量を出すT
ABLEである。
【0059】本実施例におけるTABLE(II)は次
の式で与えられた。
の式で与えられた。
【0060】
【数1】 VS は走査信号電圧、Vj は情報信号電圧、Vj+1 は1
ライン後(走査上)の情報信号電圧である。
ライン後(走査上)の情報信号電圧である。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明を用い
ることでクロストークのない良質な階調表示が実現でき
た。
ることでクロストークのない良質な階調表示が実現でき
た。
【図1】実施例1に係る駆動波形を示す図である。
【図2】本発明に適用可能な駆動回路ブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の課題に関する説明図である。
【図4】本発明の課題に関する説明図である。
【図5】従来の面積変調法における電圧と透過率の関係
を模式的に示した図である。
を模式的に示した図である。
【図6】従来の面積変調法における電圧と画素の光透過
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図7】図5の関係図に異なった温度での関係を示す図
である。
である。
【図8】従来の4パルス法の駆動方法の説明図である。
【図9】従来の4パルス法の駆動方法の説明図である。
【図10】本発明に適用可能な液晶セルの概略図であ
る。
る。
【図11】従来の画素シフト法の説明図である。
【図12】従来の画素シフト法の説明図である。
【図13】従来の画素シフト法の説明図である。
【図14】本発明の課題に関する説明図である。
【図15】電圧比と透過率の減少との関係を示すグラフ
である。
である。
【図16】クロストーク比率と透過率減少量の関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図17】VC と透過率の関係を示すグラフである。
【図18】本発明の実施例の説明図である。
【図19】図2の駆動回路の説明のためのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−118130(JP,A) 特開 昭63−186215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/133 G09G 3/36
Claims (1)
- 【請求項1】 対向して配置した2枚の電極基板間に強
誘電性液晶を挟持して上下電極の交差部で画素を構成
し、該画素内に閾値分布を形成して階調表示を行う強誘
電性液晶表示素子において、線順次走査による書込み時
の情報信号電圧を、当該走査線上の画素に印加する書き
込み電圧と、後続する走査線上の画素に対する情報信号
電圧の比を認識することによって決定する、書き込み情
報の比較・決定回路を有することを特徴とする強誘電性
液晶表示素子。
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- 1992-12-28 JP JP4358843A patent/JP2759589B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-10-16 US US08/543,527 patent/US5973657A/en not_active Expired - Fee Related
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