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JP2741000B2 - 接続枠取付構造 - Google Patents

接続枠取付構造

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Publication number
JP2741000B2
JP2741000B2 JP8128593A JP8128593A JP2741000B2 JP 2741000 B2 JP2741000 B2 JP 2741000B2 JP 8128593 A JP8128593 A JP 8128593A JP 8128593 A JP8128593 A JP 8128593A JP 2741000 B2 JP2741000 B2 JP 2741000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
connection frame
opening
tile panel
mounting bracket
Prior art date
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Application number
JP8128593A
Other languages
English (en)
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JPH06264669A (ja
Inventor
明良 太田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP8128593A priority Critical patent/JP2741000B2/ja
Publication of JPH06264669A publication Critical patent/JPH06264669A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば外壁に取付ら
れた窓枠と浴室側に開設した開口部との間を接続する接
続枠取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図6ないし図8に示すように、タ
イルパネル2を建て付けて形成するこの種の浴室におい
て、その一側壁に形成された開口部Wと、この開口部W
と対応する外壁側に取付けられたサッシ窓枠(図示せ
ず)とを接続枠6を介して出窓状に接続する構成とし
て、浴室1の内装壁を構成するタイルパネル2は下地板
2aの一面側にタイル2bを貼着して形成され、このタ
イルパネル2には外壁の開口部に整合するように開口部
Wが開口され、また、このタイルパネル2の開口部Wの
背面側の四周には枠組み形成された補強枠3が取付けら
れ、この開口部Wには図8に示すような接続枠6が浴室
1側より挿入され、接続枠6は、装飾縁4aと接続片4
bとが略L字形状に形成された枠部材4が、開口部Wお
よび外壁開口部間に内装可能な左右の縦枠7,7と上下
枠8,8に略額縁枠状に枠組みされたもので、その装飾
縁4aはタイルパネル2に当接されて、同装飾縁4aは
タイルパネル2および補強枠3に予め開けられた複数箇
所の下孔に固定ビス9により取付けて、開口部W側とサ
ッシ窓枠とを出窓状に接続構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の開口部Wを形成したタイルパネル2への接続枠6の
取付け施工においては、接続枠6を取付けるのに多くの
下孔の開設が必要となり、このためタイルパネル2のタ
イル2bを破損する問題点があるとともに、このため注
意を要することから下孔開設作業に多くの時間を要して
作業能率を低下する問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、接続枠を取付けるための下孔開設作業
を排除して省力的に接続枠を取付けることのできる接続
枠取付構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、外壁に取付けられた窓枠とタイルパネ
ルに開設した開口部との間を接続枠を介して出窓状に接
続する構成において、前記タイルパネルに開設した開口
部の背面に周設される補強枠を断面略コ字形状の平取付
金具によりクランプする構成とし、さらに、弾性部材を
介して前記接続枠を平取付金具に係合して開口部に差込
み接続する構成とした接続枠取付構造に存する。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、タイルパネルの開
口部の補強および接続枠の取付けを省力化できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1において、浴室1を形成するタイルパ
ネル2は、従来と同様に外壁の開口部に整合するように
開口部Wが開口され、また、このタイルパネル2の開口
部Wの背面側の四周に取付ける補強枠3は、従来と同様
に略方形状に形成されている。このように形成されたタ
イルパネル2と補強枠3とは平取付金具10により連結
されている。
【0008】この平取付金具10は図2に示すように、
所定の幅を有して短尺に形成されるもので、タイルパネ
ル2と補強枠3とを挾持可能とする長さを有する主ウエ
ブ11と、その一端には所定の間隔でねじ部13を螺設
した取付片12が形成されて取付用ボルト14が螺着さ
れ、また、他方の端部には断面略Z字形状の係合取付片
15が一体に形成されて、同平取付金具10は略コの字
形状に形成されている。
【0009】また、接続枠16(図8参照)は以下のよ
うに形成されている。この接続枠16を構成する左右の
縦枠17と上下枠18は、例えばアルミニウム等の軽合
金材あるいは合成樹脂材を押し出し成形した同一の枠部
材からなるもので、その枠部材の断面形状は、装飾縁2
0と、この装飾縁20の一端より接曲されて屋外側のサ
ッシ窓枠側と接続可能な長さ(幅)を有する接続片21
とにより略L字形状に形成され、また、この装飾縁20
と接続片21との接続部にはその長手方向に沿って断面
略T字形状の当接片22が形成されている。また、装飾
縁20の端部には折返し状に係止片23が形成されてい
る。
【0010】次に、上記のように形成されたタイルパネ
ル2、補強枠3および接続枠16の取り付けについて説
明する。先ず、タイルパネル2の背面側の開口部Wの四
周に沿って補強枠3を当接する。この状態で例えば補強
枠3の左右の縦枠3aのほぼ中央部において図1に示す
ように、開口部W側より平取付金具10を、その取付片
12と係合取付片15間にタイルパネル2と補強枠3と
を挟み込み状にし、取付用ボルト14を螺進することで
タイルパネル2と補強枠3とは締め付け固定される。こ
の状態で、タイル2bと係合取付片15との間には係合
溝24が形成される。
【0011】このようにタイルパネル2と補強枠3を平
取付金具10を介して結合した状態で、タイルパネル2
の開口部Wとサッシ枠との間には接続枠16が取付けら
れる。この接続枠16を取付けるに先立ち、開口部Wの
浴室1側の四周には例えば合成ゴムあるいは合成樹脂等
からなる弾性部材25が図示のように貼着される。しか
る後、接続枠16を開口部Wに挿入し、その装飾縁20
を弾性部材25に当接する。そして図3に示すように、
当接状態とした状態で図示矢印方向へタイルパネル2と
平行状に接続枠16を移動すると、弾性部材25は図示
のように弾性変形するとともに、当接片22は主ウエブ
11に当接され、この状態で装飾縁20に折返し状に形
成された係止片23は係合取付片15と係合可能な位置
に変位される。
【0012】この状態より、さらに、図4に示すように
タイルパネル2側へ押圧すると、弾性部材25は偏平状
にさらに変形されて、装飾縁20に折返し状に形成した
係止片23は平取付金具10とタイルパネル2との間に
形成された係合溝24に対向される。この状態で図5に
示すように図示矢印方向へ移動することで、係止片23
は係合溝24に係合される。この係合状態で係止片23
の先端と係合溝24の底部は間隔hを有している。この
間隔hはその反対側の平取付金具10の係合取付片15
と装飾縁20の係止片23とを係合するに足りる間隔h
であって、上記と同様に反対側の弾性部材25を押圧変
形して反対側の平取付金具10の係合取付片15と装飾
縁20の係止片23とを係合することができ、この状態
で押圧力を解除すると、弾性部材25の復元力により接
続枠16を固定することができる。
【0013】このように断面略コ字形状の平取付金具1
0により、開口部Wの内側より取付用ボルト14を螺進
することでタイルパネル2と補強枠3とは結合連結され
ることから、従来では、タイルパネル2を先に建付けし
て開口部Wを開口した場合において、補強枠3を取付け
ようとしても下孔に対する取付けが盲作業となって取付
けることが困難となるが、本例によれば下孔が不要とな
って、例えばタイルパネル2と外壁との間に補強枠3を
挿入可能な間隔があれば容易に取付けることができると
ともに、下孔の開設も解消される。
【0014】また、接続枠16の取付けは、上記タイル
パネル2と補強枠3を結合した平取付金具10の係合取
付片15とタイルパネル2との間に形成される外向きの
係合溝24に、接続枠16の装飾縁20の端部に折返し
状に形成した係止片23を、開口部Wの浴室1側の四周
に取付けた弾性部材25を押圧変形して左右方向へ移動
させ係合することで、接続枠16を容易に取付けること
ができて、外壁に取付けたサッシ窓枠と出窓状に接続す
ることができ、また、従来の下孔を開設して同装飾縁2
0側を補強枠3へビス着する作業を省略することができ
て、省力的に接続枠16を取付けることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したことによ
り、タイルパネルおよび補強枠への結合用の下孔作業を
省略することができて、浴室開口部と外壁側のサッシ窓
枠とを省力的に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室側開口部の一部断面図である。
【図2】平取付金具の斜視図である。
【図3】接続枠の取付けの説明図である。
【図4】接続枠の取付けの説明図である。
【図5】接続枠の取付けの説明図である。
【図6】従来のタイルパネルと補強枠および接続枠との
取付けを示す断面図である。
【図7】タイルパネルの開口部と補強枠との斜視図であ
る。
【図8】接続枠の斜視図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 タイルパネル 3 補強枠 10 平取付金具 12 取付片 14 取付用ボルト 15 係合取付片 16 接続枠 20 装飾縁 23 係止片 24 係合溝 25 弾性部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁に取付けられた窓枠とタイルパネル
    に開設した開口部との間を接続枠を介して出窓状に接続
    する構成において、前記タイルパネルに開設した開口部
    の背面に周設される補強枠を断面略コ字形状の平取付金
    具によりクランプする構成とした接続枠取付構造。
  2. 【請求項2】 外壁に取付けられた窓枠とタイルパネル
    に開設した開口部との間を接続枠を介して出窓状に接続
    する構成において、前記タイルパネルに開設した開口部
    の背面に周設される補強枠を断面略コ字形状の平取付金
    具によりクランプするとともに、弾性部材を介して前記
    接続枠を平取付金具に係合して開口部に差込み接続する
    構成とした接続枠取付構造。
JP8128593A 1993-03-15 1993-03-15 接続枠取付構造 Expired - Fee Related JP2741000B2 (ja)

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JPH06264669A JPH06264669A (ja) 1994-09-20
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JP6497623B2 (ja) * 2015-06-12 2019-04-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 窓枠及び窓枠の取付構造

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JPH06264669A (ja) 1994-09-20

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